JP5453256B2 - 偏心軸用のシール装置 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の上位概念部に記載された形式のシール装置、すなわち、シール装置であって、該シール装置が、偏心軸を支承するハウジングと、偏心軸の、ハウジングから進出している少なくとも1つの端部側の偏心ピンとの間に配置されており、該偏心ピンが、偏心軸の回転によってハウジングに対して偏心的に運動し、これによって少なくとも1つの部材を移動させるようになっており、該部材に偏心ピンが回転可能に支承されており、少なくとも1つのシール部材が設けられている形式のものに関する。
このようなシール装置は、例えばDE4431353C1に基づいて公知である。この公知のシール装置は、レール車両ブレーキのブレーキキャリパ装置に設けられており、このブレーキキャリパ装置は、ハウジングの互いに反対側を向いている外側面に配置されていて偏心軸の端部における各1つの偏心ピンによって偏心的に駆動される少なくとも2つのブレーキキャリパレバーを有している。この場合ブレーキキャリパユニットのキャリパレバーは、偏心ピンに回転可能に支承されている。偏心軸はその軸線を中心にして回転可能に支承されており、この場合偏心ピンのうちの1つにおける1つのポイントの、ハウジングに対する運動は、互いに対して垂直に方向付けられた2つの並進運動によって又は回転によって描くことができる。
このようなブレーキキャリパユニットは、走行運転における飛沫水、洗浄時における高温の噴流水、ブレーキダストのような汚れ及び砂並びに雪及び氷のような環境条件にさらされている。従ってこのような条件下においても、キャリパレバーと偏心軸とハウジングとの間におけるシール装置は、確実に機能しなくてはならない。
公知のシール装置では、キャリパレバーと偏心軸とハウジングとの間におけるシールは、ラジアルシールリングによって行われている。そのために偏心軸の領域では、耐食性の円板が偏心軸とねじ結合されており、この耐食性の円板には、キャリパレバーに対してシール作用を有するラジアルシールリングを受容するための受容部が形成されている。他方において円板には、ハウジング凹部に支承された別のラジアルシールリングのためのシール面が設けられている。ブレーキキャリパユニットのシール装置においてラジアルシールリングをする場合における欠点としては、次のことが挙げられる。すなわちこの場合ラジアルシールリングは、偏心軸が大きな直径有している場合でも、比較的小さな横断面しか有しておらず、ゆえにシールリップは小さな予負荷もしくはプレロードしか有していない。さらにシールリップは摩耗しやすく、これによってシール作用は劣化してしまう。
DE102005049058A1に基づいて公知の、レール車両のブレーキキャリパユニットのシール装置は、2つの半割リングとして形成された分割されたシールリングを有している。この分割されたシールリングは、この場合ハウジング固定の環状の溝内に保持されていて、キャリパレバーに対応配置された円筒形の面によって案内される。重力作用方向で見て上側のキャリパレバーの支承時に、溝はハウジング固定に形成されていて、円筒形の案内面はキャリパレバーに位置しており、下側のキャリパレバーの支承時にはこれに対して、溝がキャリパレバーに、かつ案内面がハウジングに形成されている。このような上側の軸受シール部材と下側の軸受シール部材との異なった形成は、汚れ水に対する重力の影響によるものであり、それというのは、円筒形の案内面の端面はそれぞれ向かい合って位置する面によってラビリンスパッキンとして作用するからである。従って上側のシール装置と下側のシール装置とはその構造が異なっている。さらに、所望の間隙シール作用を生ぜしめ、しかも溝内における半割リングの滑動を可能にするためには、半割リングの溝軸受装置においては狭い許容誤差範囲が維持されねばならない。
ゆえに本発明の課題は、冒頭に述べた形式のシール装置を改良して、有利に製造することができ、かつ良好なシール作用を有しているシール装置を提供することである。
この課題を解決するために本発明の構成では、シール装置であって、該シール装置が、偏心軸を支承するハウジングと、偏心軸の、ハウジングから進出している少なくとも1つの端部側の偏心ピンとの間に配置されており、該偏心ピンが、偏心軸の回転によってハウジングに対して偏心的に運動し、これによって少なくとも1つの部材を移動させるようになっており、該部材に偏心ピンが回転可能に支承されており、少なくとも1つのシール部材が設けられている形式のものにおいて、シール部材が気密のシール部材であり、一側においてハウジングにかつ他側において前記部材に保持されていて少なくとも部分的に弾性的な少なくとも1つのベローズを有しているようにした。
発明の利点
本発明は、シール部材が気密のシール部材であり、一側においてハウジングにかつ他側において前記部材に保持されていて少なくとも部分的に弾性的な少なくとも1つのベローズを有している、という思想に基づいている。間隙シール部材(Spaltdichtung)を使用する従来技術に対して、気密のシール部材は良好なシール作用を有している。なぜならば気密のシール部材は、通常の運転条件下において、シールされた領域内への汚れ又は水分の侵入を許さず、かつシールされた領域内への無視できる程度の量のガスの侵入しか許さないからである。従って「気密のシール部材」という概念は、「間隙シール部材」という概念とは異なっていると理解されるべきである。
さらに、重力の方向に注意を払う必要なしに、すべての軸受箇所のために同一のベローズを使用することができる。
本発明の別の有利な構成は、従属請求項に記載されている。
シール装置は従来技術におけるように、有利にはレール車両ブレーキのブレーキキャリパ装置に設けられていて、該ブレーキキャリパ装置は、ハウジングの互いに反対側を向いた外面に配置された少なくとも2つのブレーキキャリパレバーを有していて、該ブレーキキャリパレバーは、偏心軸の端部に設けられた各1つの偏心ピンによって偏心駆動される。
ベローズはこの場合次のように、すなわちベローズが、偏心軸の軸線に対して垂直な平面におけるハウジングに対する偏心ピンの運動に追従できるように、構成されている。
ベローズは少なくとも部分的にゴムから、有利には完全に、NBRゴム(アクリロニトリル・ブタジエンゴム)から成っており、この場合ベローズの両端部は、形状結合及び/又は摩擦力結合によって、ハウジング及びブレーキキャリパレバーと結合されている。
また、ベローズの折り目のうちの少なくとも幾つかの折り目が、有利にはハウジングと結合されたスリーブの半径方向の凹部内に進入していると、これらの折り目は、規定された空間を形成することになり、これによって折り目がハウジングに対するキャリパレバーの偏心運動中に引っ掛かったり、クランプしたりすることを阻止することができる。
本発明の特に有利な構成では、ベローズの少なくとも1つの端部が、該端部に対して剛性のリングと素材結合によって結合されていて、該リングがハウジング又はスリーブに形状結合によって保持されている。この素材結合は例えば、リングが少なくとも部分的にベローズに加硫接着されることによって、行われる。
この場合有利には、リングは円板によってブレーキキャリパレバー又はハウジングに対して止められていて、該円板は同時に、ブレーキキャリパレバーとハウジングとの間におけるスラスト軸受を形成しており、ひいては有利なダブル機能を満たしている。
円板が、振動減衰作用を有する滑り軸受材料、例えばポリアミド又は軸受青銅から製造されていると、ブレーキキャリパレバーが不制動状態つまり緊締されていない状態においてさらされる振動は有利に減衰され、ブレーキキャリパレバーからハウジングへの固体伝搬音の伝達が十分に阻止される。
次に図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。
本発明の有利な実施形態によるシール装置を備えたブレーキキャリパ装置を示す斜視図である。 図1に示されたシール装置を拡大して示す断面図である。 別の実施形態によるシール装置を示す断面図である。
実施例の記載
図1には、レール車両ブレーキのブレーキキャリパ装置2が示されており、このブレーキキャリパ装置2は図示されていないブレーキディスクと共働する。ブレーキキャリパ装置2は図1では使用位置で示されており、つまり上に示された構成部材は上に組み込まれている。
ブレーキキャリパ装置2は、略示されたアクチュエータ3によって操作され、端部側の偏心ピン、つまり上側の偏心ピン6及び下側の偏心ピン8を備えた偏心軸4に作用し、これらの偏心ピン6,8は、ブレーキキャリパ装置2のハウジング14に設けられたハウジング孔10,12から突出して、各1つのブレーキキャリパレバー、つまり上側のブレーキキャリパレバー16と下側のブレーキキャリパレバー18とに回転可能に支承されている。図1に示された使用位置においてブレーキキャリパ装置2はほぼ水平に配置されているので、重力方向で見て上側のブレーキキャリパレバー16は、下側のブレーキキャリパレバー18に比べて高いレベルに配置されている。
偏心軸4の回転によって、ブレーキキャリパレバー16,18はブレーキディスクに向かって運動させられ、これによって、ブレーキキャリパレバー16,18に配置されたブレーキライニングホルダ22,24のブレーキライニングは、ブレーキディスクと摩擦接触する。ブレーキキャリパレバー16,18の、ブレーキライニングホルダ22,24とは反対側の端部は、押圧ロッド調節器21の端部に、z軸に対して平行な旋回軸線20を中心に回転支承されており、押圧ロッド調節器21は摩耗後調節のためにその長さを調節可能である。押圧ロッド調節器21をy軸方向に長くすると、ブレーキキャリパレバー16,18の端部は互いに離され、これによってブレーキキャリパレバー16,18は偏心軸4の偏心ピン6,8を中心にして回転させられ、これによりライニングホルダ22,24の間隔を短縮することができる。
図2から最も良く分かるように、上側のブレーキキャリパレバー16も同様な構成を有しているので、ここでは下側のブレーキキャリパレバー18についてだけ述べると、この下側のブレーキキャリパレバー18は、端部に盲孔26を有しており、この盲孔26にはスリーブ28が挿入されていて、このスリーブ28の半径方向内側の周面は、外側のラジアルニードル軸受30の軸受シェルを形成しており、このラジアルニードル軸受30によって偏心ピン8はブレーキキャリパレバー18に対して回転可能に支承されている。さらに偏心ピン8はスリーブ32によって取り囲まれていて、このスリーブ32は、外側のラジアルニードル軸受30の別の軸受シェルを形成している。他方において偏心軸4の中央区分34は2つの内側のラジアルニードル軸受36を用いてハウジング14に対して回転支承されている。これらの軸受装置は必要に応じて当業者が相応に構成することができ、軸受装置は例えば滑り軸受によっても形成することができる。
偏心軸4の回転駆動時に、偏心ピン8の中心軸線38はX軸及びY軸の方向における並進運動と、z軸又は鉛直方向に対して平行な、偏心軸の中心軸線40を中心にした回転運動とを行う。この偏心的な運動軌道に、外側のラジアルニードル軸受30を介して支承されたブレーキキャリパレバー18が追従し、これによってブレーキディスクに対するブレーキライニングホルダ22,24の緊締作動運動又は解離運動を惹起することができる。
このような偏心駆動装置の正確な記載は、冒頭に述べたDE102005049058A1に含まれており、ゆえにここではこれについての説明は省く。
ハウジング孔12の端面42には、フランジ44が、フランジ肩部46に形成された座面48で載着されており、このフランジ44は、センタリングカラー50でハウジング孔12内に進入していて、そこで有利にはプレス嵌めによって保持される。これによってフランジ44はハウジング固定の構成部材を形成する。フランジ44の半径方向外側の周面は、半径方向内側に向かって延びる凹部52を備えている。さらにフランジ44の、ハウジング14とは反対側の端面54は、スラスト軸受円板56のための滑り軸受面を形成している。
スラスト軸受円板56は有利には、振動減衰作用のある滑り軸受材料、例えばポリアミド又は軸受青銅から成っている。これによって、ブレーキキャリパレバーが不制動状態つまり緊締されていない状態においてさらされる振動は有利に減衰される。
スラスト軸受円板56は有利には、ブレーキキャリパレバー18の、ハウジング14に向いた端面58に、有利には図2の横断面図では図示されていないねじ結合によって、固定されている。ブレーキキャリパレバー固定のスラスト軸受円板56は、ハウジング固定のフランジ44の、ハウジング14とは反対側の端面54によって形成される、対応配置された滑り軸受面と一緒に、ハウジング14に対するブレーキキャリパレバー18のためのスラスト滑り軸受装置を形成している。図1から分かるように、ブレーキの緊締作動時にブレーキライニングがブレーキディスクに当て付けられ、これによって摩擦力が発生し、この摩擦力によって、押圧ロッド調節器21の端部に支承されたブレーキキャリパレバー16,18が、その長手方向に対して垂直な方向で曲げの形で負荷されると、軸方向力又は横方向力、つまり偏心軸4の中心軸線40に対する力又はz軸方向に向けられた力が生じる。このような曲げ負荷は、横方向力又は軸方向力を惹起し、これらの力は図示の実施例では、スラスト軸受円板56を介してハウジング14に支持される。
重要なことは次のことである。すなわち、横方向力又は軸方向力の力伝達経路は、z軸方向においてブレーキキャリパレバー16,18から直に、所属のスラスト軸受円板56に延び、そこからハウジング固定のフランジ44に、そして最終的にハウジング14に延びており、この場合偏心軸4又は偏心ピン6,8はこの力伝達経路に含まれない。これに対して、ブレーキキャリパレバー16,18に対して作用し、その緊締運動に起因してx−y平面において作用する横方向力は、外側のラジアルニードル軸受30を介して偏心軸4に支持され、偏心軸4は内側のラジアルニードル軸受36を介してハウジング14に支持されている。
ブレーキキャリパ装置2はレール車両において汚水及び飛沫水にさらされる領域に位置しているので、偏心軸4もしくはその端部における偏心ピン6,8は、ハウジング14に対してシールされねばならない。
図2には、ブレーキキャリパ装置2の上側のシール装置60と下側のシール装置62とが示されている。上側のシール装置60は下側のシール装置62と同じ構造を有しているので、以下においては代表して下側のシール装置62についてだけ述べる。
下側のシール装置62は少なくとも1つの気密なシール部材を有しており、このシール部材は、片側でハウジング14にかつ他側で下側のブレーキキャリパレバー18に保持されている少なくとも部分的に弾性的な少なくとも1つのベローズ64によって形成される。この場合ベローズ64は次のように、すなわちベローズ64が、偏心駆動装置によって生じる、ハウジング14に対する偏心ピン8の半径方向運動に、偏心軸4の中心軸線40に対して垂直なx−y平面において追従できるように、構成されており、この場合ベローズ64の折り目がこれらの運動を補償する。
ベローズ64は有利には少なくとも部分的にゴムから、有利には完全に、NBRゴム(アクリロニトリル・ブタジエンゴム)から成っており、この場合ベローズ64の端部66,68は、形状結合及び/又は摩擦力結合によって、ハウジング14及びブレーキキャリパレバー18と結合されている。
ベローズ64はフランジ44を半径方向において取り囲んでいて、偏心軸4の中心軸線40の方向(z軸方向)で見てほぼその長手方向を有している。ベローズ64の折り目の少なくとも幾つかは、ハウジング14と結合されているフランジ44の半径方向の凹部52に進入している。
特に有利には、ベローズ64の、ブレーキキャリパレバー18に配属もしくは対応配置された端部66は、ベローズ64に比べて剛性のリング70と有利には素材結合によって結合されており、このリング70はブレーキキャリパレバー18に有利には形状結合式に保持されている。素材結合はこの場合例えば、リング70が少なくとも部分的にベローズ64内に加硫接着されることによって生ぜしめられる。リング70はスラスト軸受円板56のように、有利には、ブレーキキャリパレバー18の、ハウジング14側の端面58において、少なくとも1つのねじ72によって固定されている。さらにリング70はスラスト軸受円板56を取り囲んでいる。
他方においてベローズ64の、ハウジング14に対応配置された端部68は、フランジ44の座面48とハウジング14の、ブレーキキャリパレバー18側の端面42との間において、摩擦力結合及び/又は形状結合によってクランプされ、そのために端部68は横断面拡大部74を有していることができ、この横断面拡大部74は、フランジ44の座面48における相応なリング凹部に受容されている。
図3に示された別の実施例では、図1及び図2に示された実施例におけると同じ部材及び同じ機能を有する部材は、同一符号で示されている。図3の実施例では、既に述べた実施例とは異なり、ベローズ64の、フランジ44又はハウジング14に対応配置された端部68は、フランジ44の、座面48とは反対側の端面75と、別体のクランプリング76との間において、有利には形状結合式にクランプされており、この場合クランプリング76は例えばフランジ44とねじ結合されている。ベローズ64の他方の端部66と加硫されていてL字形の横断面を備えたリング70は、脚78を有しており、この脚78は、ブレーキキャリパレバー18の端面58にねじ80によって結合されたスラスト軸受円板56によって上から係合されていて、これによって緊締されている。その他の点においてシール装置60,62及び偏心軸4の軸受装置並びにブレーキキャリパレバー16,18は、図2に示された実施例におけると同じに構成されている。
シール装置60,62の使用はブレーキキャリパ装置2に制限されない。このようなシール装置60,62は一般的に、偏心軸4を支承するハウジング14と、偏心軸4の、ハウジング14から進出している端部側の偏心ピン6,8との間において、使用されることができる。
2 ブレーキキャリパ装置、 3 アクチュエータ、 4 偏心軸、 6 偏心ピン、 8 偏心ピン、 10 ハウジング孔、 12 ハウジング孔、 14 ハウジング、 16 ブレーキキャリパレバー、 18 ブレーキキャリパレバー、 20 旋回軸線、 21 押圧ロッド調節器、 22,24 ブレーキライニングホルダ、 26 盲孔、 28 スリーブ、 30 ラジアルニードル軸受、 32 スリーブ、 34 中央区分、 36 ラジアルニードル軸受、 38 中心軸線、 40 中心軸線、 42 端面、 44 フランジ、 46 フランジ肩部、 48 座面、 50 センタリングカラー、 52 凹部、 54 端面、 56 スラスト軸受円板、 58 端面、 60 上側のシール装置、 62 下側のシール装置、 64 ベローズ、 66 端部、 68 端部、 70 リング、 72 ねじ、 74 横断面拡大部、 75 端面、 76 クランプリング、 78 脚、 80 ねじ

Claims (8)

  1. レール車両ブレーキのブレーキキャリパ装置(2)であって、偏心軸(4)を支承するハウジング(14)と、偏心軸(4)の、ハウジング(14)から進出している少なくとも1つの端部側の偏心ピン(6,8)との間に配置されたシール装置(60,62)を備えており、該偏心ピン(6,8)が、偏心軸(4)の回転によってハウジング(14)に対して偏心的に運動し、これによって少なくとも1つのブレーキキャリパレバー(16,18)を移動させるようになっており、該ブレーキキャリパレバー(16,18)に偏心ピン(6,8)が回転可能に支承されており、少なくとも1つのシール部材(64)が設けられているブレーキキャリパ装置(2)において、
    シール部材(64)が気密のシール部材であり、一側においてハウジング(14)にかつ他側において前記ブレーキキャリパレバー(16,18)に保持されていて少なくとも部分的に弾性的な少なくとも1つのベローズ(64)を有しており、
    ベローズ(64)の折り目のうちの少なくとも幾つかの折り目が、ハウジング(14)と結合されたスリーブ(44)の半径方向の凹部(52)内に進入していることを特徴とする、レール車両ブレーキのブレーキキャリパ装置(2)。
  2. ベローズ(64)が少なくとも部分的にゴムから製造されている、請求項1記載のブレーキキャリパ装置。
  3. ベローズ(64)の端部(66,68)が形状結合及び/又は摩擦力結合によってハウジング(14)及び前記ブレーキキャリパレバー(16,18)と結合されている、請求項2記載のブレーキキャリパ装置。
  4. ベローズ(64)の少なくとも1つの端部(66)が、該端部(66)に対して剛性のリング(70)と素材結合によって結合されていて、該リング(70)がハウジング(14)又はスリーブ(44)に形状結合によって保持されている、請求項1から3までのいずれか1項記載のブレーキキャリパ装置。
  5. リング(70)が円板(56)によって前記ブレーキキャリパレバー(16,18)又はハウジング(14)に対して止められていて、該円板(56)が、前記ブレーキキャリパレバー(16,18)とハウジング(14)との間におけるスラスト軸受を形成している、請求項記載のブレーキキャリパ装置。
  6. 円板(56)が、振動減衰作用を有する滑り軸受材料から製造されている、請求項記載のブレーキキャリパ装置。
  7. 円板(56)が、少なくとも1つのプラスチックから製造されていて、前記ブレーキキャリパレバー(16,18)と結合されている、請求項記載のブレーキキャリパ装置。
  8. ベローズ(64)は、該ベローズ(64)が偏心軸(4)の軸線(40)に対して垂直な平面における、ハウジング(14)に対する偏心ピン(6,8)の運動に追従できるように、構成されている、請求項1からまでのいずれか1項記載のブレーキキャリパ装置。
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