JP5453199B2 - ネットワーク中継装置およびネットワークシステム - Google Patents

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Description

この発明は、ネットワーク中継装置に係り、特に論理情報と物理情報とを自律的に結びつけるネットワーク中継装置に関する。
ネットワークシステムを構成するネットワーク中継装置は、複数の他のネットワーク中継装置と接続するために複数のポートを具備している。各ネットワーク中継装置は、具備する各ポートそれぞれに対応するIPアドレスまたはVLAN−IDまたはその両方を設定する。各ネットワーク中継装置は、それらを基に各ポートに接続された相手装置と通信を行なう。各ポートには、ネットワーク中継装置でユニークな番号(ポート番号)が振られている。ポート番号に対応するIPアドレス、VLAN−IDは、運用者がネットワーク中継装置に設けられたユーザインタフェースからコマンド等にて運用開始前に情報設定を行ないネットワーク中継装置上に記憶させておく。
特許文献1は、バーチャルLAN構成情報の自動設定システムおよびバーチャルLAN構成情報の自動設定方法を開示する。
特開平11−234283号公報
ネットワークシステムの運用では、ネットワーク中継装置の構成情報にてポート番号に対応する物理情報とIPアドレスおよびVLAN−IDなどの論理情報との対応付けを設定する。しかし、相手装置からのケーブルを自装置のポートへ接続する際のケーブルとポートとの対応(つなぎ込み)は、手動にて行なわれている。ここで、接続ミス(設定とは異なるポートへのケーブル接続)があれば、相手装置と正常に接続できず、サービスの開始遅延など大きな影響がでる。そのため、ケーブルを接続する際は、あらかじめ対応関係を明示した指示書などを元に、慎重に作業する必要がある。この結果、接続作業に工数がかかっていた。また、事前に構成情報にて物理的情報を設定する必要があるため、設計工数が必要である。さらに、つなぎ込み時の作業改善(違うポートにつないだ方がケーブル取り回しがよい等)には柔軟に対応できなかった。
本発明では、ネットワーク中継装置のポート番号に対応する物理情報とIPアドレスおよびVLAN−IDなどの論理情報との対応付けを構成情報にて設定せずに、代わりに論理情報と結びつけた識別子を設定する。そしてケーブル接続後に、これら識別子とポート番号を含んだL2パケットをネットワーク中継装置間で相互に送り合う。これをネットワーク中継装置が相互に受信することで、自装置の各ポートに接続された相手装置の識別子を識別し、論理情報と物理情報の結び付けを決定する。
上述した課題は、全体を制御する制御部と、パケットの送受信・転送を行なう転送部と、送受信インタフェースである複数の通信ポートとを備えたネットワーク中継装置において、制御部は、経路計算を行なう設定部と、通信ポートの運用を行なう運用部と、記憶部とから構成され、記憶部は、通信ポートの物理構成情報と、識別子をIPアドレスまたはVLAN−IDまたはその両方に付与した論理構成情報とを記憶し、運用部は、第1の通信ポートがリンクダウンからリンクアップに変化したとき、この第1の通信ポートから、保持する識別子と第1の通信ポートの識別番号とを送信し、受信した識別子と通信ポートの識別番号と、第1の通信ポートの識別番号とから、第1の通信ポートに対応するIPアドレスまたはVLAN−IDまたはその両方を決定するネットワーク中継装置により、解決できる。
ポート番号に対応する物理情報とIPアドレスやVLAN−IDなどの論理情報との対応付けをケーブル接続後に行なうことにより、事前の接続設計が不要となる。また、運用開始までの作業性が向上する。さらに、動的に設定する動作により、作業者はどのポートに接続してもよくなるため、接続柔軟性の向上につながり、接続作業時の誤接続がない。
ネットワーク中継装置のブロック図である。 物理構成情報と論理構成情報の自動設定を説明するネットワークシステムのブロック図(その1)である。 物理構成情報と論理構成情報の自動設定を説明するネットワークシステムのブロック図(その2)である。 物理構成情報と論理構成情報の自動設定を説明するネットワークシステムのブロック図(その3)である。 物理構成情報と論理構成情報の自動設定を説明するネットワークシステムのブロック図(その4)である。 物理構成情報と論理構成情報の自動設定を説明するネットワークシステムのブロック図(その5)である。
以下、本発明の実施の形態について、実施例を用い図面を参照しながら詳細に説明する。なお、実質同一部位には同じ参照番号を振り説明は繰り返さない。
まず、図1を参照して、ネットワーク中継装置100の構成を説明する。図1において、ネットワーク中継装置100は、制御部110と、転送部120と、複数の通信ポート130とから構成される。制御部110は、オペレーティングシステム(OS)111と、設定部112と、運用部113と、記憶部114とから構成される。
制御部110は、ネットワーク中継装置100の設定・運用・管理を実行する。転送部120は、パケットの送受信・転送を行なう。OS111は、制御部110の動作のためのベース部分である。設定部112は、経路計算を実行する。設定部112は、転送部120の設定を行なう。運用部113は、ネットワーク中継装置100の運用のためのユーザとのI/Fである。
以下、ネットワーク中継装置100における物理構成情報と論理構成情報の自動設定を図2ないし図6を参照して説明する。
図2を参照して、2台のネットワーク中継装置100から構成されるネットワークシステム200を説明する。なお、図2以降、図1を用いて説明したネットワーク中継装置100の説明に必要な部分のみ図示する。また、通信ポート130は、その識別子i(i=1〜20)を通信ポート識別子とし、参照番号とすることがある。
図2において、ネットワーク中継装置(自装置)100−1は、構成情報を保持する記憶部114と通信ポート130を持つ。記憶部114は、物理構成情報30と論理構成情報40を保持する。物理構成情報30は、通信ポート130と一意に対応したポート番号を保持する。論理構成情報40は、識別子と、識別子に対応する1つもしくは複数のIPアドレスを保持する。なお、ネットワーク中継装置(相手装置)100−2でもそれぞれ同様な情報を保持する。通信ポート識別子は、ネットワーク中継装置100−1について1〜3、ネットワーク中継装置100−2について、10〜20とする。
ネットワーク中継装置100の運用者は、論理構成情報40に、各通信ポート130に割り当てるべきIPアドレスを設定する。だだし、ここでは、通信ポート130との結び付けは指定せず、各IPアドレスを適用する識別子を割り当てるのみとする。なお、物理構成情報30の各ポート番号には、通信ポート番号130を指し示す情報と物理的な設定情報を設定する。
最初に、ケーブル90−1を1本だけ接続したときの動作について説明する。ケーブル90−1を接続して、通信ポート1がリンクアップした契機で、ネットワーク中継装置100−1は、通信ポート1から自装置が保持する識別子とポート番号の対を含んだL2パケットをネットワーク中継装置100−2へ送付する。同様に、ネットワーク中継装置100−2は、通信ポート20から自装置が保持する識別子とポート番号の対を含んだL2パケットをネットワーク中継装置100−1へ送付する。ネットワーク中継装置100は、各々相手からのパケットを受信する。
その後特定の契機で、自装置から送付した識別子について、両装置で統一した優先順位(アルファベット順など)を設け優先度の高いものから、相手装置から受信した識別子で同一のものについて結び付けを決定していく。ここでは、アルファベット順で識別子の優先度を決定するとしよう。ネットワーク中継装置100は、双方が受信した識別子AとBについて、優先度の高いAについてまず結び付けを決定する。ネットワーク中継装置100−1は、ケーブルは1本しか接続されておらず、他に候補が無い。このため、ネットワーク中継装置100−1は、識別子Aについて、通信ポート1と結びつけを行なう。ネットワーク中継装置100−2も、同様に、識別子Aについてポート番号20の通信ポート20と結び付けを行なう。結びつけが行なわれたら、論理的にインタフェースがアップし、L3レイヤ以上での通信を開始させる。
さらに2本目のケーブル90−2をつないだ場合、既に識別子Aは結びつきが完了しているので、識別子Aを除いたものを相互に送付する。結果、識別子Bの通信ポートが確定する。結びつけが行なわれたら、論理的にインタフェースがアップし、L3レイヤ以上での通信を開始させる。図2において、ネットワーク中継装置100の物理構成情報30のレコードと、論理構成情報40のレコードとを結んだ実線が、結びつけである。
図3を参照して、ケーブル90−1と90−2を、予め定めた時間以内で接続した場合について説明する。図3において、ケーブル90−1、90−2を接続して、通信ポート1、2がリンクアップしたことを契機として、ネットワーク中継装置100−1は、通信ポート1、2からは自装置が保持する識別子とポート番号の対を含んだL2パケットをネットワーク中継装置100−2へ送付する。同様に、ネットワーク中継装置100−2は、通信ポート10、20から、L2パケットをネットワーク中継装置100−1へ送付する。ネットワーク中継装置100は、各々相手からのパケットを受信する。
その後特定の契機で、自装置から送付した識別子について、両装置で統一した優先順位(アルファベット順など)を設け優先度の高いものから、相手装置から受信した識別子で同一のものについて結び付けを決定していく。ここでは、アルファベット順で識別子の優先度を決定するとする。ネットワーク中継装置100は、双方が受信した識別子AとBについて、優先度の高いAについてまず結び付けを決定する。ネットワーク中継装置100−1では、ケーブルは2本接続されており、候補として、ポート番号1+ポート番号20とポート番号2+ポート番号10の2つが存在する。
これらの候補を選択するために、最小のものが選択できるまで順に次の計算を行なう。
1.それぞれのポート番号を足し合わせる
2.それぞれのポート番号を掛け合わせる
3.それぞれのポートのMACアドレスのハッシュを足し合わせる
4.それぞれのポートのMACアドレスのハッシュを掛け合わせる
ここでは、ポート番号の和の演算により、ネットワーク中継装置100−1では識別子Aについて、ポート番号2の通信ポートと結びつけを行なう。ネットワーク中継装置100−2でも同様、識別子Aについて、ポート番号10の通信ポートと結び付けを行なう。結びつけが行なわれたら、論理的にインタフェースがアップし、L3レイヤ以上での通信を開始させる。
次に、識別子Bについても候補として、ポート番号1と2の2つが存在する。しかし、ポート番号2については既に識別子Aに割り当てられているので、結果、インタフェースBの通信ポートはポート番号1に確定する。結びつけが行なわれたら、論理的にインタフェースがアップし、L3レイヤ以上での通信を開始させる。
次に、この状態から1本のケーブル90−2をネットワーク中継装置100−1から抜いた場合の動作を説明する。ケーブル90−2を抜いた場合、ネットワーク中継装置100−1の通信ポート2と、ネットワーク中継装置100−2の通信ポート10がリンクダウンする。このとき、既に結びつけを行なっていた識別子Aの結びつけは解除される。ただし、識別子Bの結び付けは維持する。
図4を参照して、上述の状態でケーブル90−2をネットワーク中継装置100−1の通信ポート3にさした場合の動作を説明する。ケーブル90−2を接続して、通信ポート3がリンクアップした契機で、ネットワーク中継装置100−1は、通信ポート3からは自装置が保持する識別子とポート番号の対を含んだL2パケットをネットワーク中継装置100−2へ送付する。同様に、ネットワーク中継装置100−2は、L2パケットをネットワーク中継装置100−1へ送付する。ネットワーク中継装置100は、各々相手からのパケットを受信する。
その後特定の契機で、自装置から送付した識別子について、両装置で統一した優先順位(アルファベット順など)を設け、優先度の高いものから相手装置から受信した識別子で同一のものについて結び付けを決定していく。ここでは、アルファベット順で識別子の優先度を決定するとしよう。したがって、双方が受信した識別子Aについて、まず結び付けを決定する。ネットワーク中継装置100−1内で今回ケーブルは1本しか新た接続されていない。したがって、他に候補が無いため、ネットワーク中継装置100−1は、識別子Aについて、ポート番号3の通信ポートと結びつけを行なう。ネットワーク中継装置100−2でも同様に、識別子Aについて、ポート番号10の通信ポートと結び付けを行なう。結びつけが行なわれたら、論理的にインタフェースがアップし、L3レイヤ以上での通信を開始させる。
以上より明確なように、各装置の通信ポートを間違ってケーブル接続した場合も、特に問題なく結び付けを行ない通信開始できる。
なお、識別子については、インタフェース名、VLAN番号・名称、ケーブル名など様々なものとさせることができる。
図5を参照して、リンクアグリゲーションとして構成される場合を説明する。特定の識別子をリンクアグリゲーションとして構成したい場合、ネットワーク中継装置100−1とネットワーク中継装置100−2で構成したいポート数をあらかじめ設定しておく。ここでは、論理構成情報40に図示したとおり、識別子Aに2ポートのリンクアグリゲーション(LA:Link Aggregation)を設定するとしよう。
ケーブル90−1、90−2を接続して、通信ポート1、2がリンクアップした契機で、ネットワーク中継装置100−1は、通信ポート1、2から自装置が保持する識別子とポート番号の対を含んだL2パケットをネットワーク中継装置100−2へ送付する。同様に、ネットワーク中継装置100−2は、通信ポート10、20から、保持する識別子とポート番号の対を含んだL2パケットをネットワーク中継装置100−1へ送付する。ネットワーク中継装置100は、各々相手からのパケットを受信する。
その後特定の契機で、自装置から送付した識別子について、両装置で統一した優先順位(アルファベット順など)を設け、優先度の高いものから相手装置から受信した識別子で同一のものについて結び付けを決定していく。ここでは、アルファベット順で識別子の優先度を決定するとする。したがって、双方が受信した識別子AとBについて、優先度の高いAについてまず結び付けを決定する。ここで、識別子Aにはリンクアグリゲーションとして2ポートの設定がされているので、選択するポート数を2ポートとする。結果、ネットワーク中継装置100−1は、識別子Aについて、ポート番号2の通信ポート2とポート番号1の通信ポート1に結びつけを行なう。ネットワーク中継装置100−2でも同様に、識別子Aについて、ポート番号10の通信ポート10とポート番号20の通信ポート20に結び付けを行なう。結びつけが行なわれたら、論理的にインタフェースがアップし、L3レイヤ以上での通信を開始させる。
なお、ネットワーク中継装置100−1とネットワーク中継装置100−2は、2本のケーブル90−1、90−2で接続されているので、優先度の低い識別子Bについて、結び付けを行なわない。
図6を参照して、各装置で自装置を識別するホスト名などの識別子を保持し、相手装置では接続したい相手の識別子を指定して自動接続する方式について、説明する。図6において、ネットワーク中継装置100−1は、構成情報を保持する記憶部114と通信ポート130を持つ。記憶部114は、物理構成情報30と論理構成情報40を保持する。物理構成情報30は、通信ポート130に対応したポート番号を保持する。論理構成情報40は、接続先の相手装置を示す識別子と1つもしくは複数のIPアドレスを保持する。なお、ネットワーク中継装置100−2、100−3でもそれぞれ同様な情報を保持する。
ネットワーク中継装置100の運用者は、論理構成情報40のIPアドレスに各通信ポート130に割り当てるべきIPアドレスを設定する。ここでは、通信ポート130との結び付けは指定せず、各IPアドレスを適用する相手装置の識別子として識別子を割り当てるのみとする。なお、物理構成情報30の各ポート番号には、通信ポート番号130を指し示す情報と物理的な設定情報を設定する。
ケーブル90−1、90−2を接続して、通信ポート1、2がリンクアップした契機で、ネットワーク中継装置100−1は、通信ポート1、2から自装置を示す識別子Aとポート番号の対を含んだL2パケットをネットワーク中継装置100−2、100−3へ送付する。同様に、ネットワーク中継装置100−2は、通信ポート10から自装置を示す識別子Bとポート番号の対を含んだL2パケットを、ネットワーク中継装置100−1へ送付する。ネットワーク中継装置100−3は、通信ポート10から自装置を示す識別子Cとポート番号の対を含んだL2パケットを、ネットワーク中継装置100−1へ送付する。ネットワーク中継装置100は、各々相手からのパケットを受信する。
その後特定の契機で、ネットワーク中継装置100−1は、設定している相手装置の識別子について、全装置で統一した優先順位(アルファベット順など)を設け、優先度の高いものから相手装置から受信した識別子で同一のものについて結び付けを決定していく。ここでは、アルファベット順で識別子の優先度を決定するとする。ネットワーク中継装置100−1は、相手装置として設定している識別子BとCとZについて、優先度の高い識別子Bについてまず結び付けを決定する。ネットワーク中継装置100−1内でケーブルは2本接続されている。しかし、相手から受信した識別子がBのものはポート番号2の通信ポートだけであるので、それと結びつけを行なう。次に、識別子Cにおいても、ポート番号1の通信ポートだけであるので、それと結びつけを行なう。なお、ネットワーク中継装置100−2も同様、相手装置の識別子Aについて、ポート番号10の通信ポートと結び付けを行なう。さらに、ネットワーク中継装置100−3も同様、相手装置の識別子Aについて、ポート番号10の通信ポートと結び付けを行なう。結びつけが行なわれたら、論理的にインタフェースがアップし、L3レイヤ以上での通信を開始させる。
実施例1〜3での結びつけを開始する特定の契機には、リンクアップ後に一定時間待ってから、パケット受信後一定時間待ってから、コマンド投入による一斉開始、など様々な契機が考えられる。
実施例1〜実施例3でリンクダウンした場合、そのポートと結びついている識別子は開放され新たな結びつけ候補が決定するまで無割り当てとした。しかし、変形例としてリンクダウンしても結び付けを固定にすることを装置に設定することもできる。
また、結び付け後にコマンド投入など特定の契機で特定または全ての識別子またはポート結び付けを開放し、再度結びつけを行なうこともできる。
トランクVLANとして、複数のVLANを束ねた論理構成の場合、実施例1の識別子として、トランクVLAN名を使用することで実現できる。
VLAN名を識別子として使用した場合に、複数装置で同一VLAN名を持つ場合など特定できない場合は、実施例1でのVLAN名などの識別子だけでなく、実施例3で示した相手装置識別も合わせて実施することで、実現できる。
また、実施例1〜実施例3は、いずれも独立して実施してもかまわないし、また、単一の装置/システム内で同時に併用して実施してもかまわない。
100…ネットワーク中継装置、110…制御部、111…オペレーティングシステム(OS)、112…設定部、113…運用部、114…記憶部、120…転送部、130…通信ポート、200…ネットワークシステム。

Claims (14)

  1. 全体を制御する制御部と、パケットの送受信・転送を行なう転送部と、送受信インタフェースである複数の通信ポートとを備えたネットワーク中継装置において、
    前記制御部は、経路計算を行なう設定部と、前記通信ポートの運用を行なう運用部と、記憶部とから構成され、
    前記記憶部は、前記通信ポートの物理構成情報と、複数の識別子のそれぞれ少なくとも1以上のIPアドレスまたは少なくとも1以上のVLAN−IDまたはその両方のそれぞれに付与した論理構成情報とを記憶し、
    前記運用部は、第1の通信ポートから、保持する前記複数の識別子のそれぞれと前記第1の通信ポートの識別番号との対を送信し、受信した複数の識別子のそれぞれと通信ポートの識別番号との対と、保持する前記複数の識別子のそれぞれと前記第1の通信ポートの識別番号との対から、保持する前記複数の識別子のうちの1つの識別子と前記第1の通信ポートの識別番号とを結び付けて、前記第1の通信ポートに対応するIPアドレスまたはVLAN−IDまたはその両方を決定することを特徴とするネットワーク中継装置。
  2. 請求項1に記載のネットワーク中継装置であって、
    すでに決定されている前記第1の通信ポートに対応するIPアドレスまたはVLAN−IDまたはその両方をクリアすることを特徴とするネットワーク中継装置。
  3. 請求項1に記載のネットワーク中継装置であって、
    前記第1の通信ポートは、第2の通信ポートとリンクアグリゲーションを構成することを特徴とするネットワーク中継装置。
  4. 請求項1に記載のネットワーク中継装置であって、
    前記識別子は、相手装置の識別子、トランクVLAN名、装置間共通の任意文字列、相手装置を指し示す任意文字列、装置間共通の識別子と前記相手装置の識別子、から選択されることを特徴とするネットワーク中継装置。
  5. 請求項1に記載のネットワーク中継装置であって、
    前記複数の識別子のうちの1の識別子と前記第1の通信ポートの識別番号との結び付け開始まで前記第1の通信ポートのリンクアップ後に特定の時間待つことを特徴とするネットワーク中継装置。
  6. 請求項1に記載のネットワーク中継装置であって、
    前記複数の識別子のうちの1の識別子と前記第1の通信ポートの識別番号との結び付け開始までL2パケット到着後に特定の時間待つことを特徴とするネットワーク中継装置。
  7. 請求項1に記載のネットワーク中継装置であって、
    コマンドやSNMP等のユーザの指示により前記複数の識別子のうちの1の識別子と前記第1の通信ポートの識別番号との結び付けを開始することを特徴とするネットワーク中継装置。
  8. 請求項1に記載のネットワーク中継装置であって、
    コマンドやSNMP等のユーザの指示により前記複数の識別子のうちの1の識別子と前記第1の通信ポートの識別番号との結び付けを装置内の全通信ポート一斉に開始することを特徴とするネットワーク中継装置。
  9. 請求項1に記載のネットワーク中継装置であって、
    前記複数の識別子のうちの1の識別子と前記第1の通信ポートの識別番号との結び付け開放まで前記第1の通信ポートのリンクダウン後に特定の時間待つことを特徴とするネットワーク中継装置。
  10. 請求項1に記載のネットワーク中継装置であって、
    コマンドやSNMP等のユーザの指示により前記複数の識別子のうちの1の識別子と前記第1の通信ポートの識別番号との結び付けを開放し、再度開始することを特徴とするネットワーク中継装置。
  11. 請求項1に記載のネットワーク中継装置であって、
    前記複数の識別子のうちの1の識別子と前記第1の通信ポートの識別番号との結び付けを行った後に結び付けの開放を行わない設定とすることを特徴とするネットワーク中継装置。
  12. 第1のネットワーク中継装置と、この第1のネットワーク中継装置と接続された第2のネットワーク中継装置と、を含んで構成されたネットワークシステムにおいて、
    前記第1のネットワーク中継装置および前記第2のネットワーク中継装置は、それぞれ、全体を制御する制御部と、パケットの送受信・転送を行なう転送部と、送受信インタフェースである複数の通信ポートとを備え、
    前記制御部は、経路計算を行なう設定部と、前記通信ポートの運用を行なう運用部と、記憶部とから構成され、
    前記記憶部は、前記通信ポートの物理構成情報と、複数の識別子のそれぞれを少なくとも1以上のIPアドレスまたは少なくとも1以上のVLAN−IDまたはその両方のそれぞれに付与した論理構成情報とを記憶し、
    前記運用部は、第1の通信ポートから、保持する前記複数の識別子のそれぞれと前記第1の通信ポートの識別番号との対を送信し、受信した複数の識別子のそれぞれと通信ポートの識別番号との対と、保持する前記複数の識別子のそれぞれと前記第1の通信ポートの識別番号との対から、保持する前記複数の識別子のうちの1つの識別子と前記第1の通信ポートの識別番号とを結び付けて、前記第1の通信ポートに対応するIPアドレスまたはVLAN−IDまたはその両方を決定することを特徴とするネットワークシステム。
  13. 第1のネットワーク中継装置と、この第1のネットワーク中継装置と接続された第2のネットワーク中継装置と、を含んで構成されたネットワークシステムにおいて、
    前記第1のネットワーク中継装置および前記第2のネットワーク中継装置は、それぞれ、全体を制御する制御部と、パケットの送受信・転送を行なう転送部と、送受信インタフェースである複数の通信ポートとを備え、
    前記制御部は、経路計算を行なう設定部と、前記通信ポートの運用を行なう運用部と、記憶部とから構成され、
    前記記憶部は、前記通信ポートの物理構成情報と、複数の識別子のそれぞれを少なくとも1以上のIPアドレスまたは少なくとも1以上のVLAN−IDまたはその両方のそれぞれに付与した論理構成情報とを記憶し、
    前記運用部は、第1の通信ポートから、保持する前記複数の識別子のそれぞれと前記第1の通信ポートの識別番号との対を送信し、第2の通信ポートから、保持する前記複数の識別子のそれぞれと前記第2の通信ポートの識別番号との対を送信し、受信した複数の識別子のそれぞれと通信ポートの識別番号との複数の対と、保持する前記複数の識別子のそれぞれと前記第1の通信ポートの識別番号との対から、受信した識別番号と送信した識別番号とに基づいて、保持する前記複数の識別子のうちの1つの識別子と前記第1の通信ポートまたは前記第2の通信ポートの識別番号とを結び付けて、前記第1の通信ポートままたは前記第2の通信ポートに対応するIPアドレスまたはVLAN−IDまたはその両方を決定することを特徴とするネットワークシステム。
  14. 請求項13に記載のネットワークシステムであって、
    前記運用部は、保持する前記複数の識別子のうちの優先度が最も高い識別子と前記第1の通信ポートまたは前記第2の通信ポートの識別番号とを結び付け、次の優先度の識別子と前記優先度が最も高い識別子と結び付けた通信ポートの識別番号を除いた通信ポートの識別番号とを結び付けることを特徴とするネットワークシステム。
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