JP7367873B2 - データノード、データノード管理方法、および、データノード管理プログラム - Google Patents

データノード、データノード管理方法、および、データノード管理プログラム Download PDF

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    • H04L45/645Splitting route computation layer and forwarding layer, e.g. routing according to path computational element [PCE] or based on OpenFlow functionality

Description

本発明は、データノード、データノード管理方法、および、データノード管理プログラムに関する。
スイッチなどの通信装置は、通信装置に搭載されるハードウェアと、そのハードウェア上で動作するNOS(Network Operating System)などのソフトウェアが統合された状態で、従来は販売されていた。つまり、通信装置内の実装の内容は使用者には隠蔽(ブラックボックス化)されていた。
一方、通信装置に対して使用者が自由に機能を追加したいというニーズがある。そこで、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)をハードウェアとして搭載する通信装置上で動作するソフトウェアを、使用者が自由に開発できるようにしたホワイトボックス機器が提案されている。
図8は、ホワイトボックス機器701の一例を示すブロック図である。
ホワイトボックス機器701は、図面下側から順に、斜線を付した四角で示す6本の通信ポートである物理層(PHY)と、それらのPHYを束ねて転送処理を高速に行うASICと、そのASICに対して転送制御を行うNOSとが備えられている。
非特許文献1には、通信装置上で動作する1つのVM(Virtual Machine)に対して、通信装置内のハードウェアであるデータプレーンを1つ以上紐付ける「Node Slicing」が記載されている。同じ通信装置上に複数のVMを冗長構成として動作させることで、1つのVMが故障しても他のVMが代替し、ソフトウェア故障時の信頼性を高める。
ジュニパーネットワークス、「ジュニパーネットワークス, "Node Slicingとは」、[online]、[2020年5月27日検索]、インターネット〈URL:https://www.juniper.net/jp/jp/products-services/what-is/node-slicing/〉
非特許文献1では、複数のハードウェア資源を1つのソフトウェア(VM)に使用させるための技術を説明した。一方、1つのハードウェア資源を複数のソフトウェア(NOS)に共用させたいニーズもある。
例えば、単一のASICを複数のNOSで共有してマウント(紐付け)することで、ASICをNOS単位にリソース分割し、ASICのリソース効率を高めるユースケースを検討する。
図9は、図8のホワイトボックス機器をリソース分割したときのブロック図である。
機能ごとの論理単位でリソース分割をする例として、ホワイトボックス機器702は、L3VPN(Layer 3 Virtual Private Network)が動作する論理単位702Aと、L2VPN(Layer 2 Virtual Private Network)が動作する論理単位702Bとで同じASICを共用する構成である。
用途ごとの論理単位でリソース分割をする例として、ホワイトボックス機器703は、会社の第1部署が使用する論理単位703Aと、会社の第2部署が使用する論理単位703Bと、会社の第3部署が使用する論理単位703Cとで同じASICを共用する構成である。または、実験網ごとの論理単位でリソース分割をする場合も挙げられる。
このように、個別の論理単位では処理負荷が軽量である場合には、1台のホワイトボックス機器702,703に統合することで、論理単位ごとに専用の物理装置を用意する方式よりもコストを削減できる。
図10は、図9のリソース分割における問題点を示すブロック図である。
論理単位703AのNOSは、ユーザAの経路「0.0.0.1」の通知を受け、その経路の転送先として自身のポート情報(図10の左から2番目のPHY)を対応づけるように経路制御表(FIB:Forwarding Information Base)に書き込み命令を呼び出す。
論理単位703CのNOSは、ユーザCの経路「0.0.0.1」の通知を受け、その経路の転送先として自身のポート情報(図10の左から5番目のPHY)を対応づけるようにFIBに書き込み命令を呼び出す。なお、ユーザAとユーザCとは別のユーザであり、偶然に同じ経路「0.0.0.1」を用いている。
ここで、ASICは、両NOSからの命令を受け、そのままFIBに経路「0.0.0.1」を書き出してしまうと、最初に書き出した経路「0.0.0.1」→「左から2番目のPHY」が、次に書き出した経路「0.0.0.1」→「左から5番目のPHY」により上書きされ、消失してしまう。
この消失が発生するのは、既存のNOSが、ハードウェアのリソースを分割して他のNOSとリソースを共用するように設計されていないためである。なお、NOS自体にリソースを共用する拡張を行うことは運用上大きな負担となるので、拡張はNOS以外に施す必要がある。
そこで、本発明は、データノードのハードウェア資源をリソース分割し、複数のNOSによって制御可能とすることを主な課題とする。
前記課題を解決するために、本発明のデータノードは、以下の特徴を有する。
本発明は、転送先を示すFIBを参照してデータを転送するハードウェア層と、前記ハードウェア層に対して前記FIBの内容を設定する複数のNOSとの間でメッセージを仲介するブリッジ層を備えており、
前記ブリッジ層が、
前記各NOSが使用可能な前記ハードウェア層のリソースを対応づける設定情報が格納される設定格納部と、
前記各NOSから前記FIBの内容を設定するメッセージを受け、前記設定格納部の設定情報に従い、前記各NOSが使用可能な前記ハードウェア層のリソースを含むようにメッセージを変換してから、変換後のメッセージをもとに前記FIBの内容を更新させるメッセージ処理部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、データノードのハードウェア資源をリソース分割し、複数のNOSによって制御可能とすることができる。
本実施形態に係わるデータノードの概要を示す構成図である。 本実施形態に係わるデータノードのハードウェア構成図である。 本実施形態に係わる図1に示したデータノードの詳細を示す構成図である。 本実施形態に係わるデータノードの処理を示すシーケンス図である。 本実施形態に係わるデータノードの処理を示すシーケンス図である。 本実施形態に係わる設定格納部の第1例を示す構成図である。 本実施形態に係わる設定格納部の第2例を示す構成図である。 ホワイトボックス機器の一例を示すブロック図である。 図8のホワイトボックス機器をリソース分割したときのブロック図である。 図9のリソース分割における問題点を示すブロック図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、データノード100の概要を示す構成図である。
図1のデータノード100は、図10と同様に、論理単位100A,100B,100Cにリソース分割が可能である。なお、リソースの分割数は、図1の3つに限定されない。そのため、データノード100は、複数のNOS10(論理単位ごとのNOS10A,10B,10C)と、ASIC処理部41と、斜線を付した四角で示す6本の通信ポートである物理層(PHY)と、FIB43とを有する。
一方、図1のデータノード100は、新たに、ブリッジ層20がNOS10とASIC処理部41との間にコンポーネントとして配備されている。ブリッジ層20は、複数のNOS10間でFIB43に書き出すリソース情報(「2番ポート」などのポート情報、「0.0.0.1」などのルーティング情報など)が、互いに衝突しないように、FIB43に書き出すリソース情報を適宜メッセージ変換する。
これにより、各NOS10が他のNOS10の挙動を知らなくても、データノード100のハードウェア資源をあたかも自身が専有しているかのように動作することができる。
なお、ブリッジ層20は、1バックグランドプログラムやコンテナ等で実装される。またNOS10、ブリッジ層20は、データノード100(ホワイトボックススイッチ)内に構築してもよいし、データノード100とは別装置である外部サーバに構築してもよい。
そして、ASIC処理部41の制御用ドライバは、例えば、OFDPA Pipeline modelなどの公開されている仕様を元に実装される。例えば、OFDPA Pipeline modelの「vrf table」は、ルーティング情報を分割するために活用できる。
図2は、データノード100のハードウェア構成図である。
データノード100は、CPU901と、RAM902と、ROM903と、HDD904と、通信I/F905と、入出力I/F906と、メディアI/F907とを有するコンピュータ900として構成される。
通信I/F905は、外部の通信装置915と接続される。入出力I/F906は、入出力装置916と接続される。メディアI/F907は、記録媒体917からデータを読み書きする。さらに、CPU901は、RAM902に読み込んだプログラム(アプリケーションや、その略のアプリとも呼ばれる)を実行することにより、各処理部を制御する。そして、このプログラムは、通信回線を介して配布したり、CD-ROM等の記録媒体917に記録して配布したりすることも可能である。
図3は、図1に示したデータノード100の詳細を示す構成図である。
データノード100は、経路管理などを行うソフトウェアの処理部として、複数のNOS10と、ブリッジ層20と、ASIC側インタフェース31と、ASIC制御部32と、ハードウェア層40とを有する。
各NOS10は、RIB(Routing Information Base)11と、APIコール部12とを有する。さらに、各NOS10には、図示省略したルーティングエンジン(経路演算部)と、CLI(Command Line Interface)やNetconfなどの設定投入用UI(User Interface)も有する。
ブリッジ層20は、OS側インタフェース21と、メッセージ変換部(メッセージ処理部)22と、API呼出部23と、設定格納部24とを有する。
データノード100は、データ転送を行うハードウェア層40として、ASIC処理部41と、PHY42と、FIB43とを有する。
NOS10のインストール方法は、基本的には、各NOS10が推奨する方法に準拠すればよい。一方、従来のインストール時にはASIC側インタフェース31を参照するように設定するが、本実施形態のデータノード100のインストール時にはOS側インタフェース21を参照するように、NOS10の参照先アドレス、ポート情報などを設定する。
図4のシーケンス図を適宜参照しながら、図3の構成要素を明らかにする。
NOS10のRIB11には、NOS10上で動作するBGP(Border Gateway Protocol)などのルーティングプロトコルにより計算されたルーティングの情報が格納される。RIB11内のルーティングの情報は、ネットワークトポロジの変化に伴い、適宜更新される(S11)。
APIコール部12は、RIB11に格納されている最新のルーティングの情報を自身のASIC処理部41の転送処理に反映させるため、FIB43への書き込み処理を依頼するためのAPIコールをOS側インタフェース21に通知する(S12)。
OS側インタフェース21は、各NOS10のAPIコール部12からのAPIコールを受け、メッセージ変換部22にAPIコールをメッセージ伝搬する(S13)。メッセージ変換部22は、S16で後記するメッセージ変換において参照されるリソース情報(詳細は、図6のポート情報、I/F情報など)を設定格納部24に要求し(S14)、その回答を得る(S15)。設定格納部24には、リソース情報が、設定ファイルまたはデータベースとして格納される。
そして、メッセージ変換部22は、S13で伝搬されたAPIコールが示すFIB43に書き出すリソース情報が、NOS10どうしで衝突しないように、FIB43に書き出すリソース情報を適宜メッセージ変換する(S16)。
図5のシーケンス図を適宜参照しながら、図3の構成要素を明らかにする。
メッセージ変換部22は、S16で変換したメッセージ(APIコール)をAPI呼出部23に伝搬する(S21)。
API呼出部23は、S21のメッセージ(あるNOS10からのAPIコール)を、他のNOS10からのAPIコールとコンフリクトしないように、待ち合わせ処理を行ってから(S22)、ASIC側インタフェース31にAPIコールを通知する(S23)。
つまり、API呼出部23は、ASIC側インタフェース31に対して、同時に1つのメッセージだけを処理させるように、複数のメッセージを順番に待ち合わせる。
例えば、API呼出部23は、NOS10AからのメッセージをASIC側インタフェース31に通知した後、そのメッセージへの応答がASIC側インタフェース31から戻ってきた後に、NOS10BからのメッセージをASIC側インタフェース31に通知する。
図3に戻り、ASIC側インタフェース31は、ASIC制御部32を利用するためのミドルウェアであり、通信機器ベンダ独自のSDK(Software Development Kit)や、オープンに使用可能なAPI(Application Programming Interface)として提供される。例えば、以下のAPIが公開されている。
・OF-DPA(OpenFlow Data Plane Abstraction)
・Open NSL(Network Switch Layer)
・SAI(Switch Abstraction Interface)
ASIC制御部32は、ハードウェア層40に依存した制御用ドライバであり、通信機器ベンダにより提供される。
ASIC処理部41は、FIB43に記載された内容に従って、PHY42を介して外部の装置との間で、ハードウェアによるパケットの高速伝送(フォワーディング)を行う。なお、各PHY42には、ポート番号(0/0/0~0/0/5)が割り当てられている。
S23でASIC側インタフェース31に通知されたAPIコールは、ASIC制御部32→ASIC処理部41→FIB43に通知されることで、FIB43の内容が書き換わる。
これにより、ASIC処理部41は、最新のFIB43を参照して得た適切なポートを介して、他装置との間でデータパケットを送受信できる。また、ASIC処理部41は、他装置からRIB11を更新するための制御系パケット(ルーティングプロトコルのリンクステートなど)を受け、最新のFIB43を参照して自装置の各NOS10のうちの適切なNOS10に向けて転送できる。
図6は、設定格納部24の第1例を示す構成図である。
設定格納部24には、NOS10の識別子(ID,Name)ごとに、利用するPHY42のポート情報のリスト(Port)と、FIB43にデータを書き込むときに利用するASIC側インタフェース31(I/F)とが対応づけられている。なお、図示しないがNOS10が利用するリソース情報として、ポート情報の他にルーティング情報(図1の経路0.0.0.1など)なども対応づけられていてもよい。
このように、あらかじめ利用するASIC側インタフェース31や利用するPHY42をNOS10ごとに分離して設定格納部24に登録しておくことで、複数のNOS10が同じASIC処理部41を並列的に利用しつつ、個別のPHY42を利用できる。
以下、メッセージ変換部22が、NOS10CからのAPIコールを受信したときの、リソース情報の重複を避けるためのメッセージ変換処理(S16)の一例を説明する。
まず、NOS10Cが設定格納部24に登録されているNOS10Cのポート情報(Port=0/0/4、0/0/5)を知っている場合を考える。このとき、NOS10Cから受信するAPIコールに、「Port=0/0/4、0/0/5」以外のポートが指定されることはNOS10C側の誤りである。よって、メッセージ変換部22は、誤ったAPIコールを拒否すればよい。
一方、NOS10Cが設定格納部24のポート情報(Port=0/0/4、0/0/5)を知らない場合には、メッセージ変換部22は、NOS10Cから受信したAPIコールの「Port=0/0/4、0/0/5」以外のポートを、以下のように変換すればよい。
・変換前「Port=0/0/0」→変換後「Port=0/0/4」
・変換前「Port=0/0/1」→変換後「Port=0/0/5」
以下に、変換前のFIB43(VLANテーブル)のエントリの一例を示す。
Table ID 10 (VLAN):
-- inPort = 0(Physical) vlanId:mask = 0x0000:0x1fff (VLAN 0) | GoTo =20 …
-- inPort = 1(Physical) vlanId:mask = 0x0000:0x1fff (VLAN 0) | GoTo =20 …
以下に、変換後のFIB43(VLANテーブル)のエントリの一例を示す。
Table ID 10 (VLAN):
-- inPort = 4(Physical) vlanId:mask = 0x0000:0x1fff (VLAN 0) | GoTo =20 …
-- inPort = 5(Physical) vlanId:mask = 0x0000:0x1fff (VLAN 0) | GoTo =20 …
「(Physical)」の前の数字がポート番号(Port=0/0/NのNに該当)である。
また、メッセージ変換部22は、ルーティング情報の変換も行ってもよい。以下では、設定格納部24のID列に記載の番号をそのままFIB43のvrfフィールドに書き込む一例を示す。
以下に、変換前のvrfフィールドの一例を示す。
Table ID 30 (Unicast Routing):
-- etherType = 0x0800 vrf = 0x0000 dstIp4 = 100.100.0.0/255.255.255.252 | GoTo = 60
以下に、変換後のvrfフィールドの一例を示す。
Table ID 30 (Unicast Routing):
-- etherType = 0x0800 vrf = 0x0003 dstIp4 = 100.100.0.0/255.255.255.252 | GoTo = 60
「vrf = 0x0003」の1桁目「3」が、NOS10Cに対応する設定格納部24のID列「3」と同じになるように、ルーティング情報が変換されている。
図7は、設定格納部24の第2例を示す構成図である。
ここでは、2つのNOS10(NOS10A、NOS10B)がインストールされ、4つのポート情報(Port=0/0/0~0/0/3)を使用する設定格納部24Bの例を説明する。
新たに5つめのポート情報(Port=0/0/4)が増設されると、メッセージ変換部22は、S14で設定格納部24に要求する処理として、負荷が高いNOS10Aに対して、新たにPort=0/0/4を追加する。これにより、設定格納部24Bから設定格納部24Cに更新される。
また、メッセージ変換部22は、ポートの減設時も同様に、設定格納部24内のPort列の更新により対応すればよい。
[効果]
本発明のデータノード100は、転送先を示すFIB43を参照してデータを転送するハードウェア層40と、ハードウェア層40に対してFIB43の内容を設定する複数のNOS10との間でメッセージを仲介するブリッジ層20を備えており、
ブリッジ層20が、
各NOS10が使用可能なハードウェア層40のリソースを対応づける設定情報が格納される設定格納部24と、
各NOS10からFIB43の内容を設定するメッセージを受け、設定格納部24の設定情報に従い、各NOS10が使用可能なハードウェア層40のリソースを含むようにメッセージを変換してから、変換後のメッセージをもとにFIB43の内容を更新させるメッセージ変換部22とを有することを特徴とする。
これにより、ブリッジ層20において、ハードウェア層40に対するメッセージのやり取りを仲介することにより、複数のNOS10におけるRIB11変更時のFIB43への書込処理について、複数のNOS10間でのリソース競合を回避する。
よって、NOS10、ハードウェア層40への機能追加なしに、1台のホワイトボックス機器(データノード100)に対して同時並列的に複数NOS10を利用できるので、単一のハードウェア層40のリソースの利用効率を向上できる。
本発明は、転送先を示すFIB43を参照してデータを転送するハードウェア層40と、ハードウェア層40に対してFIB43の内容を設定する複数のNOS10との間でメッセージを仲介するブリッジ層20を備えており、
ブリッジ層20が、
各NOS10が使用可能なハードウェア層40のリソースを対応づける設定情報が格納される設定格納部24と、
各NOS10からFIB43の内容を設定するメッセージを受け、設定格納部24の設定情報において、NOS10が使用可能ではないハードウェア層40のリソースを含むメッセージを拒否する一方で、NOS10が使用可能なハードウェア層40のリソースを含むメッセージをもとにFIB43の内容を更新させるメッセージ変換部22とを有することを特徴とする。
これにより、複数のNOS10がそれぞれ使用可能なハードウェア層40のリソースを制限することで、FIB43への書込処理について、複数のNOS10間でのリソース競合を回避できる。
本発明は、データノード100が、さらに、API呼出部23を備えており、
API呼出部23が、NOS10が使用可能なハードウェア層40のリソースを含むメッセージをハードウェア層40に送信してFIB43の内容を更新させる処理について、一方のNOS10からのメッセージが完了するまで、他方のNOS10からのメッセージの送信を待ちあわせることを特徴とする。
これにより、FIB43に書き込む処理中のコンフリクト(書込み処理衝突)を回避できる。
10 NOS
11 RIB
12 APIコール部
20 ブリッジ層
21 OS側インタフェース
22 メッセージ変換部(メッセージ処理部)
23 API呼出部
24 設定格納部
31 ASIC側インタフェース
32 ASIC制御部
40 ハードウェア層
41 ASIC処理部
42 PHY
43 FIB
100 データノード

Claims (6)

  1. 転送先を示すFIB(Forwarding Information Base)を参照してデータを転送するハードウェア層と、前記ハードウェア層に対して前記FIBの内容を設定する複数のNOS(Network Operating System)との間でメッセージを仲介するブリッジ層を備えており、
    前記ブリッジ層は、
    前記各NOSが使用可能な前記ハードウェア層のリソースを対応づける設定情報が格納される設定格納部と、
    前記各NOSから前記FIBの内容を設定するメッセージを受け、前記設定格納部の設定情報に従い、前記各NOSが使用可能な前記ハードウェア層のリソースを含むようにメッセージを変換してから、変換後のメッセージをもとに前記FIBの内容を更新させるメッセージ処理部とを有することを特徴とする
    データノード。
  2. 転送先を示すFIBを参照してデータを転送するハードウェア層と、前記ハードウェア層に対して前記FIBの内容を設定する複数のNOSとの間でメッセージを仲介するブリッジ層を備えており、
    前記ブリッジ層は、
    前記各NOSが使用可能な前記ハードウェア層のリソースを対応づける設定情報が格納される設定格納部と、
    前記各NOSから前記FIBの内容を設定するメッセージを受け、前記設定格納部の設定情報において、前記NOSが使用不可能な前記ハードウェア層のリソースを含むメッセージを拒否する一方で、前記NOSが使用可能な前記ハードウェア層のリソースを含むメッセージをもとに前記FIBの内容を更新させるメッセージ処理部とを有することを特徴とする
    データノード。
  3. 前記データノードは、さらに、API呼出部を備えており、
    前記API呼出部は、前記NOSが使用可能な前記ハードウェア層のリソースを含むメッセージを前記ハードウェア層に送信して前記FIBの内容を更新させる処理について、一方の前記NOSからのメッセージが完了するまで、他方の前記NOSからのメッセージの送信を待ちあわせることを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載のデータノード。
  4. データノードは、転送先を示すFIBを参照してデータを転送するハードウェア層と、前記ハードウェア層に対して前記FIBの内容を設定する複数のNOSとの間でメッセージを仲介するブリッジ層を備えており、
    前記ブリッジ層は、設定格納部と、メッセージ処理部とを有しており、
    前記設定格納部には、前記各NOSが使用可能な前記ハードウェア層のリソースを対応づける設定情報が格納され、
    前記メッセージ処理部は、前記各NOSから前記FIBの内容を設定するメッセージを受け、前記設定格納部の設定情報に従い、前記各NOSが使用可能な前記ハードウェア層のリソースを含むようにメッセージを変換してから、変換後のメッセージをもとに前記FIBの内容を更新させることを特徴とする
    データノード管理方法。
  5. データノードは、転送先を示すFIBを参照してデータを転送するハードウェア層と、前記ハードウェア層に対して前記FIBの内容を設定する複数のNOSとの間でメッセージを仲介するブリッジ層を備えており、
    前記ブリッジ層は、設定格納部と、メッセージ処理部とを有しており、
    前記設定格納部には、前記各NOSが使用可能な前記ハードウェア層のリソースを対応づける設定情報が格納され、
    前記メッセージ処理部は、前記各NOSから前記FIBの内容を設定するメッセージを受け、前記設定格納部の設定情報において、前記NOSが使用不可能な前記ハードウェア層のリソースを含むメッセージを拒否する一方で、前記NOSが使用可能な前記ハードウェア層のリソースを含むメッセージをもとに前記FIBの内容を更新させることを特徴とする
    データノード管理方法。
  6. コンピュータを、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のデータノードとして機能させるためのデータノード管理プログラム。
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