JP5452685B2 - デジタル放送受信装置及びデジタル放送受信方法 - Google Patents
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Description
このような技術としては例えば特開平11−205310号公報に記載されているものがある。
本発明の目的は、複数の装置が接続された環境において、コピー制限がかかるコンテンツを送信する装置(ソース装置)が、該コンテンツを受信するシンク装置の数を正しく把握できるようにすることにある。
図1は本発明の一実施例によるストリームデータ入出力装置の一実施例であるハードディスクレコーダを用いて構成されるAVシステムの構成を示したものであり、デジタル衛星放送受信機3、デジタルTV4、ハードディスクレコーダ1、デジタルビデオテープレコーダ2とにより構成され、これらが互いに1394バスにより結合されているものとする。
デジタルVTR2でストリームの記録あるいは再生を行う場合にも図6に示す様にディスクレコーダの場合と同様にデジタルVTR2の入力プラグ201または出力プラグ202とデジタル衛星放送受信機3の出力プラグ301またはデジタルTV4の入力プラグ401との間にそれぞれコネクションを設立してストリームの伝送を行えば良い。
DTCP方式によれば著作権が留保されコピーに制限が設けられたコンテンツを1394バス上にストリームとして伝送しようとする際には、予め機器に組み込まれた認証用の情報を用いて互いに相手の機器の認証を行い、認証に成功した場合に限りコンテンツをスクランブルして伝送するための鍵データを互いに共有して、ソース機器側から暗号化されたコンテンツのストリームを1394バス上に送信して、シンク側で受信したストリームを共有された鍵を用いて復元することにより、認証用の情報を持つ機器同士においてのみコンテンツの送受信が可能となる。
コンテンツのコピー制限は”copy free”、”copy never”、”copy one generation”および” no more copies”の4つのレベルが設けられたコピー制御情報を用いて識別する。図8は1394バス上にストリームデータを伝送するために使われるアイソクロナス転送モードのデータパケットの形式を示している。パケットは32ビットのヘッダ情報とヘッダのCRC、データフィールドとデータCRCから構成される。ヘッダ情報はパケットの長さを示す16ビットのData Lengthフィールド、パケットのデータフォーマットの識別に用いられるTagフィールド、パケットが伝送されるのに用いるアイソクロナスチャンネル番号を示すChannelフィールド、パケットのトランザクションの種類を示すTcode、データの同期に用いられるSyのフィールドを有する。このうちのSyフィールドの上位2ビットを用いて前述した4つのレベルを表す値をそれぞれ付与することにより、ストリームにより伝送されるコンテンツのコピー制御情報を識別する。
次に本発明の一実施例である、デジタルTV4が、1394バス上を送られてきたストリームを端子44aを介してインタフェース部42で受信し、一方では、上述の通り、デコーダ43、信号処理回路45を経てCRT46上に表示し、また一方では、受信したストリームを端子44bから再び1394バス上へ出力する、場合の動作について説明する。本例ではデジタルTV4は、1394バスを介して、デジタル衛星放送受信機3からコピー制限がかかるストリームを受信し、それをハードディスクレコーダ1へ出力するものとする。図9にその手順を示す。
さて、図9においては、シンク機器数をインクリメントしていく場合について説明してきたが、今度は逆にデクリメントしていく場合について図10を用いて説明する。この例では、(第2の)シンク機器であるハードディスクレコーダ1がストリームの受信を停止した場合について説明する。
また、手順1304の説明を補足するならば、もし、図9手順1210の後の状態において、デジタルTV4がデジタル衛星放送受信機3とのコネクションを破棄した場合は、デジタル衛星放送受信機3は、自身が管理していたシンク機器の数を、そのコネクションでのシンク数分すなわち2デクリメントすることになる。結果としてシンク機器の数は0となる。
以上では、コンテンツの入出力を同時に行う例として、入力、出力、何れも1394バスを使用するデジタルTV4を例に説明した。しかしながら、本発明は、入力と出力は必ずしも同一の伝送方式を使用している必要は無く、図11に示すハードディスクレコーダ1rのような、入力は1394バスで、出力は無線伝送にて行うような装置でも適用可能である。
さらに、以上では、コンテンツの入出力を同時に行う装置として、デジタルTV4やハードディスクレコーダ1のように、それ自身が、再生あるいは記録などにより、入力したストリームを直接的に使用している場合を例に説明した。しかしながら、上記したような入力は1394バスで、出力は無線伝送でというように、単にストリームを中継するような装置であっても、本発明は適用可能である。
2、2r…デジタルVTR
3…衛星放送受信機
4…デジタルTV
11…ハードディスク
12、21、34、41…CPU
13、23、45…信号処理回路
14、22、35、42、14r、22r…インタフェース手段
15a、15b、26、36、44a、44b、15r、26r…端子
24…ヘッド
25…テープ
31…アンテナ
32…フロントエンド
33…デマルチプレクサ
43…デコーダ
46…CRT
51…暗号化/復号化手段
Claims (2)
- デジタル放送信号を受信して出力するデジタル放送受信装置において、
前記デジタル放送信号は、番組の映像音声ストリームと、少なくとも無制限にコピー可、コピー禁止、1世代のみコピー可の状態を示すコピー制御情報と、番組情報とを含むトランスポートストリームであり、
前記デジタル放送信号を受信する受信手段と、
前記受信手段で受信したデジタル放送信号から所望の番組を選択する選択手段と、
前記デジタル放送受信装置とバス接続された外部の装置との間でポイント−トゥ−ポイントのコネクションを設立し、該コネクションを設立した前記外部の装置へ受信した前記デジタル放送信号の映像音声ストリームを出力可能なインタフェース手段と、
前記受信手段、前記選択手段および前記インタフェース手段を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記受信手段で受信したデジタル放送信号から前記番組情報を読み取ってユーザに提示するためのデータを生成して前記インタフェース手段より出力するように制御し、
前記コピー制御情報に応じて前記インタフェース手段における前記外部の装置への映像音声ストリームの出力状態を制御し、
前記インタフェース手段における前記外部の装置への映像音声ストリームの出力状態は、
前記コピー制御情報が無制限にコピー可であることを示している場合に、前記デジタル放送受信装置とバス接続された複数の前記外部の装置との間でポイント−トゥ−ポイントのコネクションを設立し、該コネクションを設立した前記外部の装置へ映像音声ストリームをスクランブルしないで、無制限にコピー可であることを示す第2の情報とともに出力するように制御する第1の状態と、
前記コピー制御情報が1世代のみコピー可であることを示している場合に、前記デジタル放送受信装置とバス接続された前記外部の装置との間でポイント−トゥ−ポイントのコネクションを設立し、該コネクションを設立した前記外部の装置を認証し、認証が成功した前記外部の装置へ映像音声ストリームをスクランブルして、1世代のみコピー可であることを示す第2の情報とともに出力し、かつ、前記デジタル放送受信装置とバス接続された複数の前記外部の装置との間でポイント−トゥ−ポイントのコネクションを設立して映像音声ストリームを出力可能なときに、該コネクションを設立し、認証が成功して映像音声ストリームを出力する前記外部の装置の数を管理し、該外部の装置の数を制限するように制御する第2の状態と、
前記コピー制御情報がコピー禁止であることを示している場合に、前記デジタル放送受信装置とバス接続された前記外部の装置との間でポイント−トゥ−ポイントのコネクションを設立し、該コネクションを設立した前記外部の装置を認証し、認証が成功した前記外部の装置へ映像音声ストリームをスクランブルして、コピー禁止であることを示す第2の情報とともに出力し、かつ、前記デジタル放送受信装置とバス接続された複数の前記外部の装置との間でポイント−トゥ−ポイントのコネクションを設立して映像音声ストリームを出力可能なときに、該コネクションを設立し、認証が成功して映像音声ストリームを出力する前記外部の装置の数を管理し、該外部の装置の数を制限するように制御する第3の状態と、
を有することを特徴とするデジタル放送受信装置。 - デジタル放送信号を受信して出力する受信装置におけるデジタル放送受信方法において、
前記デジタル放送信号は、番組の映像音声ストリームと、少なくとも無制限にコピー可、コピー禁止、1世代のみコピー可の状態を示すコピー制御情報と、番組情報とを含むトランスポートストリームであり、
前記デジタル放送信号を受信するステップと、
受信したデジタル放送信号から所望の番組を選択するステップと、
前記受信装置とバス接続された外部の装置との間でポイント−トゥ−ポイントのコネクションを設立し、該コネクションを設立した前記外部の装置へ受信した前記デジタル放送信号の映像音声ストリームを出力するステップと、
受信したデジタル放送信号から前記番組情報を読み取ってユーザに提示するためのデータを生成して出力するステップと、を備え、
前記外部の装置への映像音声ストリームの出力状態は、
前記コピー制御情報が無制限にコピー可であることを示している場合に、前記受信装置とバス接続された複数の前記外部の装置との間でポイント−トゥ−ポイントのコネクションを設立し、該コネクションを設立した前記外部の装置へ映像音声ストリームをスクランブルしないで、無制限にコピー可であることを示す第2の情報とともに出力する第1の出力状態と、
前記コピー制御情報が1世代のみコピー可であることを示している場合に、前記受信装置とバス接続された前記外部の装置との間でポイント−トゥ−ポイントのコネクションを設立し、該コネクションを設立した前記外部の装置を認証し、認証が成功した前記外部の装置へ映像音声ストリームをスクランブルして、1世代のみコピー可であることを示す第2の情報とともに出力し、かつ、前記受信装置とバス接続された複数の前記外部の装置との間でポイント−トゥ−ポイントのコネクションを設立して映像音声ストリームを出力可能なときに、該コネクションを設立し、認証が成功して映像音声ストリームを出力する前記外部の装置の数を管理し、該外部の装置の数を制限する第2の出力状態と、
前記コピー制御情報がコピー禁止であることを示している場合に、前記受信装置とバス接続された前記外部の装置との間でポイント−トゥ−ポイントのコネクションを設立し、該コネクションを設立した前記外部の装置を認証し、認証が成功した前記外部の装置へ映像音声ストリームをスクランブルして、コピー禁止であることを示す第2の情報とともに出力し、かつ、前記受信装置とバス接続された複数の前記外部の装置との間でポイント−トゥ−ポイントのコネクションを設立して映像音声ストリームを出力可能なときに、該コネクションを設立し、認証が成功して映像音声ストリームを出力する前記外部の装置の数を管理し、該外部の装置の数を制限する第3の出力状態と、
を有することを特徴とするデジタル放送受信方法。
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- 2012-09-20 JP JP2012206462A patent/JP5452685B2/ja not_active Expired - Lifetime
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