JP5452016B2 - 集合住宅幹線電流制御システム - Google Patents

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本発明は、主として集合住宅に用いられ、幹線ブレーカを設けた幹線から複数の住戸用に分岐した電路にそれぞれメインブレーカが設置されている電力配線系において、各住戸への供給電流の増大による幹線ブレーカの遮断を抑制する集合住宅幹線電流制御システムに関するものである。
一般に、集合住宅においては、複数の住戸で一つの幹線および幹線ブレーカを共用している。近年、各住戸における電気機器の増加により、各住戸に配置されるメインブレーカの容量が不足している。このことに対処するために、共用部である幹線や幹線ブレーカの容量を増やすことが必要となっている。
しかしながら、幹線ブレーカや幹線の定格電流を変更するには大規模な工事を伴うから、幹線ブレーカや幹線の定格電流を変更することなくメインブレーカの定格電流を大きくし、かつ幹線ブレーカの遮断を抑制することが要求されている。
この要求を満たす技術としては、たとえば、幹線ブレーカを通過する電流を検出する幹線電流検出手段(負荷監視制御装置)と、各住戸に設けたメインブレーカの定格電流を制御する電流監視回路とを設けたもの提案されている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1では、メインブレーカを遮断する電流として上位定格電流と下位定格電流との2段階を設定してあり、幹線電流検出手段により検出した電流値が、幹線ブレーカの定格電流に対して90%以上になると電流監視回路に下位定格電流を指示し、幹線ブレーカの定格電流に対して70%以下になると電流監視回路に上位定格電流を指示する構成を採用している。
特許文献1に記載された技術を採用すれば、幹線ブレーカを通過する電流が幹線ブレーカの定格電流の90%以上になれば、各住戸に設けたメインブレーカを通過可能な電流が常時よりも小さい下位定格電流になって各住戸で使用可能な電流が制限される。したがって、幹線ブレーカや幹線の定格電流を変更することなく、各住宅分電盤に設けたメインブレーカの定格電流を増加させることが可能になり、各住戸でメインブレーカの定格電流を大きくしても幹線ブレーカの遮断を抑制することができるといえる。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、幹線ブレーカの定格電流に対して90%以上になると各住戸におけるメインブレーカの定格電流を下位定格電流に引き下げるものであるから、下位定格電流より大きい電流を利用していた住戸ではメインブレーカが遮断される。すなわち、幹線ブレーカの遮断を抑制可能ではあるものの、各住戸におけるメインブレーカの遮断頻度が増加する可能性がある。
一日のうちで使用時間は短いものの最大消費電力が比較的大きいIHクッキングヒータや給湯機器のような電気機器を導入した場合に、生活時間帯の近似した住戸においてこの種の電気機器を一斉に使用すると、各住戸において下位定格電流が採用され、メインブレーカが遮断され易くなる。その結果、需要家においてこの種の電気機器の利用が制約されるという問題が生じる。
このような問題を解決するものとして、本出願人は、特許文献2に開示された集合住宅幹線電流制御システムを既に提案している。
以下、特許文献2に記載されている従来例について説明する。
この従来例では、図4に示すように、集合住宅の建物Mにおいて各住戸ごとに住宅分電盤2を設けている場合を想定している。建物Mには1系統の幹線Laが配線され、幹線Laに幹線ブレーカBaが設置され、幹線ブレーカBaの下流において、複数系統(図示例では3系統)の分岐幹線Lbに分岐しているものとする。住宅分電盤2には、メインブレーカBcが内器として収納され、各分岐幹線Lbから各住戸用に分岐した電路(以下、「住戸線」と呼ぶ)LcにメインブレーカBcが設置される。幹線ブレーカBaは幹線分岐盤1に収納される。幹線Laにおいて幹線ブレーカBaの上流側にはトランスTが設置され、幹線Laには単相3線で交流100Vおよび200Vが供給される。
幹線分岐盤1には、幹線ブレーカBaのほか、幹線ブレーカBaを通過する幹線電流を幹線ブレーカBaの下流において検出する変流器CTaと、変流器CTaの2次出力をサンプリングし幹線Laを通過する幹線電流をサンプリング時間毎に求める幹線電流監視装置11とが収納され、さらに、幹線電流監視装置11で求めた幹線電流が幹線ブレーカBaの過電流領域である状態が規定の制限時間に達したか否かを判定する電流レベル判定装置12と、電流レベル判定装置12において制限時間に達したと判定されたときに、幹線ブレーカBaの下流のメインブレーカBcを収納している各住戸の住宅分電盤2に伝送信号を送信する送信装置13とが収納される。
変流器CTaは、幹線Laのうち中性線を除いた2本の電圧線を通過する電流をそれぞれ検出し、幹線電流監視装置11は、2本の電圧線を通過する電流のうちの大きいほうを幹線電流として採用する。つまり、変流器CTaと幹線電流監視装置11とは、幹線電流の電流値を検出するから幹線電流検出手段を構成している。幹線電流監視装置11では、幹線電流の電流値を電流レベル判定装置12に引き渡すのではなく、幹線電流の幹線ブレーカBaの定格電流に対する割合(百分率)として引き渡す。
電流レベル判定装置12では、後述するように、幹線ブレーカBaの過電流領域において、幹線ブレーカBaの定格電流に対する幹線電流の電流値の割合を複数区間に分けた電流レベルを設定してある。制限時間は、各電流レベルに対応付けて規定してあり、電流レベル判定装置12では、各電流レベル以上である状態の継続時間が制限時間に達したか否かを判定する。
送信装置13は、電流レベル判定装置12において制限時間に達したと判定されたことをトリガとして伝送信号を送信する。伝送信号は、電流レベル判定装置12が制限時間に達したと判定したことを通知する信号であり、ノイズと区別するために適宜の伝送フォーマットを用いて伝送される。
一方、住宅分電盤2には、メインブレーカBcのほか、メインブレーカBcの下流において複数に分岐した電路にそれぞれ設置される分岐ブレーカBbと、メインブレーカBcを通過する電流(つまり、各住戸で使用している電流)をメインブレーカBcの上流において検出する変流器CTcと、変流器CTcの2次出力をサンプリングしメインブレーカBcを通過する電流をサンプリング時間毎に求める住戸電流監視装置21とが収納され、さらに、分岐ブレーカBbの下流に接続されている特定の負荷Ldに供給する電流を制限する負荷制御装置(負荷制御手段)22と、幹線分岐盤1に設けた送信装置13からの伝送信号を受信する受信装置(受信手段)23とが収納される。
送信装置13と受信装置23との間における伝送信号の伝送路には幹線La、分岐幹線Lb、住戸線Lcを用いる。つまり、電力線を用いて信号を伝送する。この種の技術は、電力線通信(PLC)として知られており、本従来例では制限時間に達したことを通知するだけであるから、低速電力線通信の技術を用いて伝送信号を伝送する。電力線通信の技術を用いて伝送信号を伝送することにより、別途に通信線を配線する必要がない。また、既存の建物Mであっても幹線La、分岐幹線Lb、住戸線Lcを用いることで伝送信号の伝送が可能になる。図4における破線は、送信装置13と受信装置23との間の伝送信号の経路を示している。
メインブレーカBcには単相3線の住戸線Lcが接続されるから、変流器CTcは、変流器CTaと同様に、中性線を除く2本の電圧線を通過する電流をそれぞれ検出する。また、住戸電流監視装置21は、2本の電圧線を通過する電流のうち大きいほうを住戸電流として採用する。変流器CTcと住戸電流監視装置21とは、住戸電流の電流値を検出するから住戸電流検出手段を構成している。
ただし、住戸電流監視装置21は、住戸電流をつねに検出しているのではなく、受信装置23が送信装置13から伝送信号を受信したときに住戸電流を検出する。言い換えると、受信装置23は、電流レベル判定装置12において制限時間に達したと判定されることにより、送信装置13からの伝送信号を受信すると、住戸電流監視装置21に変流器CTcの2次出力を用いて住戸電流を検出するように指示する。
住戸電流の電流値がメインブレーカBcの定格電流に対して規定した閾値以上であるときに、住戸電流計測装置21は、負荷制御装置22に対して負荷Ldに供給する電流を制限するように指示する。閾値は、たとえば定格電流の50%に設定する(もちろん、50%は一例であり、他の割合でもよい)。住戸電流の電流値が閾値未満の場合には、住戸電流監視装置21から負荷制御装置22に負荷Ldに供給する電流の制限を指示せず、負荷Ldに供給する電流は現状維持される。
変流器CTcと住戸電流監視装置21と負荷制御装置22と受信装置23との構成例を図5に示す。住戸電流監視装置21と負荷制御装置22と受信装置23とは、それぞれ電源回路部21a,22a,23aを備え、それぞれ独立して動作している。また、住戸電流監視装置21と負荷制御装置22と受信装置23とは、それぞれ通信部21b,22b,23bを備え、通信部21b,22b,23bを用いることにより、受信装置23から住戸電流監視装置21に伝送信号の受信を通知し、住戸電流監視装置21から負荷制御装置23に負荷Ldに供給する電流の制限を指示する。さらに、住戸電流監視装置21と負荷制御装置22と受信装置23とは、それぞれ上述した各動作を行うようにプログラムが搭載されたマイクロコンピュータからなるCPU部21c,22c,23cを備える。
受信装置23は、住宅線Lcに接続されたPLC通信部23dと、送信装置13が受信装置23を識別するためのID(識別符号)を設定する幹線ID設定部23eとを備える。幹線ID設定部23eに設定されるIDは、受信装置23を個別に識別するように付与する必要はなく、幹線ブレーカBaの下流に存在する住宅分電盤2の受信装置23に一括して同じIDを付与する。
送信装置13ではIDを付加して伝送信号を送信しており、受信装置23ではPLC通信部23dで送信装置13から受け取った伝送信号に付加されたIDを、CPU部23cにおいて幹線ID設定部23eに設定したIDと比較し、両IDが一致すると、通信部23bを介して住戸電流監視装置21の通信部21bに送信装置13からの伝送信号を受信したことを通知する。
住戸電流監視装置21は、変流器CTcの2次出力をサンプリングしA/D変換を行ってCPU部21cに与える電流検知部21dと、メインブレーカの定格電流を設定する定格電流設定部21eとを備える。CPU部21cは、受信装置23から伝送信号の受信が通知されると、電流検知部21dから住戸電流を取得し、住宅分電盤2に設けたメインブレーカBcの定格電流(後述するように、電流制限器が存在する場合は電流制限器の契約電流容量)に対する住戸電流の割合を求め、さらに負荷Ldに供給する電流を制限するか否かを決定する。負荷Ldに供給する電流を制限する場合には、通信部21bを通して負荷制御装置22の通信部23bに負荷制御を指示する。メインブレーカBcの定格電流(あるいは、電流制限器の契約電流容量)は、定格電流設定部21eにより設定する。
負荷制御装置22は、負荷Ldに電源を供給する経路に接点を挿入したリレー22eと、CPU部22cがリレー22eを制御するためのインターフェースとなるリレー制御回路部22dとを備える。リレー22eは住宅分電盤2に収納されている。負荷制御装置22のCPU部22cでは、住戸電流監視装置21から負荷制御が指示されると、リレー制御回路22dを通してリレー22eの接点をオフにし、負荷Ldへの給電を遮断する。
上述の構成により、幹線分岐盤1の送信装置13から、複数の住戸の住宅分電盤2の受信装置23に対して伝送信号を一斉に送信すると(通常は、幹線ブレーカBaの下流に存在する住宅分電盤2のすべての受信装置23に伝送信号を一斉に送信する)、各住戸のメインブレーカBcのうち通過電流(住戸電流)が上述の閾値以上である場合にのみ負荷Ldに供給する電流が制限される。一方、住戸電流が上述の閾値未満であるメインブレーカBcの下流に設けた負荷Ldに供給する電流が制限されることはない。
すなわち、伝送信号が送信された時点で消費している電力の大きい住戸において負荷Ldに供給される電流が制限され、消費している電力の小さい住戸では負荷Ldに供給される電流の制限を受けないのである。言ってみれば、供給する電流が制限される負荷Ldについて、伝送信号を受信した時点における住戸電流の大きさにより、優先度が規定されていることになる。また、住戸電流が大きいことは、当該住戸において最大消費電力の大きい負荷を使用している可能性が高いから、住戸電流が閾値以上である住戸から負荷Ldに供給する電流を制限することにより幹線電流が低減される割合が大きくなる。つまり、住戸電流が閾値以下の住戸において負荷Ldに供給する電流を制限する場合よりも、幹線電流を迅速に低減させることができる。
なお、上述の例では、メインブレーカBcの定格電流を基準として閾値を設定しているが、住宅分電盤2においてメインブレーカBcの上流に契約電流容量を定めた電流制限器(リミッタ)のような装置を設けている場合には、電流制限器の契約電流容量を基準に用いて閾値を設定すればよい。この構成の場合も、閾値の設定という点では、メインブレーカBcの定格電流に対して閾値を規定していることと等価である。
負荷制御装置22において、負荷Ldに供給する電流を制限する構成としては、負荷Ldに電源を供給する経路の開閉を行う構成と、負荷Ldの出力を調整する構成とのいずれかを採用する。負荷Ldの出力を調節する構成は、負荷Ldにおいて制御端子を備えている必要がある。また、負荷Ldが制御端子を備えている場合であってもJEM−A規格のHA端子のように負荷Ldの入切しか制御できない場合もある。
負荷制御装置22により制御される負荷Ldは、供給される電流が制限されても利用者に不便を生じさせないものが選択される。たとえば、貯湯式の給湯装置や床暖房装置や空調装置などは一時的に電源を遮断しても利便性がやや低下するだけで、照明を消灯させる場合のような安全に対する影響もないから、この種の負荷Ldを選択するのが望ましい。また、これらの負荷は最大消費電力が大きいから、供給する電流を制限した場合に、幹線ブレーカBaを通過する幹線電流を低下させる効果が大きいと言える。
ところで、電流レベル判定装置12によって判定する制限時間は、幹線ブレーカBaの過電流領域の特性に基づいて設定される。幹線ブレーカBaの過電流領域における動作時間は、図6の斜線部ような特性を有している。図6の横軸は幹線ブレーカBaの定格電流に対する幹線電流の割合(百分率)であり、縦軸は動作時間を表している。幹線電流に対する幹線ブレーカBaの動作時間は、製品のばらつきや周囲温度などの環境によるばらつきで時間に幅を有している。
図6に示す例では、定格電流に対して125%の幹線電流が流れた場合の動作時間は、約8分から約3時間という広い幅を有しているが、動作時間の下限値は約8分になる。つまり、定格電流に対して125%の幹線電流が継続して流れると、幹線ブレーカBaは引き外し動作を行って約8分で遮断される。一方、動作時間の下限値よりも短時間であれば幹線ブレーカBaは動作せず、幹線Laに電流を流し続けることができる。つまり、過電流領域では時延動作になるから、動作時間の下限値内であれば、幹線ブレーカBaが遮断されずに電流を流し続けることができる。
図6から明らかなように、動作時間(の下限値)は、定格電流に対する割合で変化し、定格電流に対する割合が小さいほど長くなる。上述した制限時間は、動作時間(の下限値)より短い範囲で設定され、制限時間に達したときに負荷Ldに供給する電流を制限するから、少なくとも制限時間までは幹線電流を流すことができる。たとえば、制限時間を、図6において一点鎖線で囲んだ領域内で設定すれば、過電流領域であっても幹線ブレーカBaは遮断されず、負荷に給電しつづけることができる。
ところで、上述したように、電流レベル判定装置12において制限時間に達したと判定されてから負荷制御装置22で負荷に供給する電流を制限するまでに要する時間は、送信装置13と受信装置23との間の通信に要する時間(たとえば、3分間)を含んでいることから、各電流値に対する制限時間は、動作時間(の下限値)から通信に要する時間を差し引いた時間とするのが望ましい。制限時間をこのように設定しておけば、制限時間に達してから通信に要する時間が経過した後に負荷に供給される電流が制限され、幹線ブレーカBaを通過する幹線電流が減少するから、幹線電流が過電流領域に達してから動作時間(の下限値)内の時間で幹線電流を減少させることができる。つまり、幹線ブレーカBaを遮断させることなく、できるだけ大きい電流を幹線電流として流すことができる。
特開2004−153963号公報 特開2008−178275号公報
上述したように特許文献2に記載されている従来例によれば、幹線Laに流れる電流が過電流領域である状態が制限時間に達したとき、各住戸における住戸電流がメインブレーカBcの定格電流に対して規定された閾値以上である当該住戸の特定の負荷に供給される電流が制限されるので、各住戸のメインブレーカの定格電流を大きくした場合でも幹線ブレーカBaの遮断を抑制し、しかも最大消費電力の比較的大きい電気機器を利用する場合でも各住戸のメインブレーカBcが遮断されないという利点を有している。
しかしながら、住戸電流には制御対象の負荷Ldに流れる電流だけでなく制御対象でない負荷に流れる電流も含まれているから、制御対象の負荷Ldが動作していなくても、制御対象でない負荷に流れる電流が一時的に増大したために住戸電流が閾値以上となってしまう可能性が有る。この場合、特定負荷への電流供給の制限を解除した後に当該特定の負荷が動作して住戸電流が大幅に増大し、その結果、幹線電流が過電流領域に達してしまうことで特定負荷への電流供給が再度制限され、特定負荷への電流供給の制限と解除が頻繁に繰り返されるような状況が生じてしまう虞がある。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、特定の負荷に供給する電流の制限と解除が頻繁に繰り返される状況を回避することができる集合住宅幹線電流制御システムを提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、複数の住戸に配電する幹線に設置された幹線ブレーカと、幹線ブレーカの下流において幹線から各住戸用に分岐した電路にそれぞれ設置され各住戸に配置した住宅分電盤に収納された複数個のメインブレーカと、幹線ブレーカを通過する幹線電流を検出する幹線電流検出手段と、幹線電流検出手段により検出された幹線電流が幹線ブレーカにおける過電流領域である状態が、電流値に応じて規定されている制限時間に達したか否かを判定する電流レベル判定手段と、メインブレーカを通過する電流を検出する住戸電流検出手段と、電流レベル判定手段により制限時間に達したと判定され且つ住戸電流検出手段で検出された電流値がメインブレーカの定格電流に対して規定した閾値以上であるときに、住戸電流検出手段で検出された電流値が閾値以上である当該住戸に設けた特定の負荷に供給される電流を制限する負荷制御手段とを備え、前記電流レベル判定手段は、前記過電流領域よりも幹線電流が小さい正常電流領域を、幹線電流の電流値が過電流領域に近い警戒電流領域と当該警戒電流領域よりも電流値が小さい余裕電流領域の2つの領域に区分するとともに幹線電流が警戒電流領域と余裕電流領域の何れであるかを判定し、さらに、幹線電流が前記過電流領域から前記警戒電流領域まで減少した場合、当該幹線電流が前記警戒電流領域にある状態の継続時間が当該幹線電流の電流値に応じた所定の一部解除時間に達したか否かを判定し、前記負荷制御手段は、前記特定の負荷に供給する電流を制限した後に、前記電流レベル判定手段により幹線電流が前記過電流領域から前記警戒電流領域まで減少したと判定されても前記特定の負荷に供給する電流の制限を継続し、前記電流レベル判定手段により幹線電流が前記余裕電流領域まで減少したと判定されたら前記特定の負荷に供給する電流の制限を解除し、さらに、前記電流レベル判定手段により前記継続時間が前記一部解除時間に達したと判定されたら前記閾値を高くすることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、負荷制御手段により各住戸の特定の負荷に供給される電流が制限されたことで幹線電流が減少して正常電流領域に移行した場合、直ちに特定負荷に供給される電流の制限を解除するのでなく、幹線電流が警戒電流領域にある間は引き続き負荷制御手段が特定の負荷に供給する電流を制限するとともに、幹線電流が警戒電流領域よりも電流値の小さい余裕電流領域まで減少して初めて負荷制御手段が電流の制限を解除するので、特定の負荷に供給する電流の制限と解除が頻繁に繰り返される状況を回避することができる。また、幹線電流が警戒電流領域から余裕電流領域まで減少しない場合であっても、警戒電流領域にある状態の継続時間が一部解除時間に達して閾値が高くなることにより、住戸電流検出手段で検出された電流値が閾値未満となる一部の住戸では特定負荷への電流供給の制限が解除されるから、幹線電流が再度過電流領域まで増大することを抑制しつつ特定負荷への電流供給が必要以上に長い時間制限されることを回避することができる。
請求項の発明は、請求項の発明において、前記負荷制御手段によって特定の負荷に供給される電流の制限が解除される前に、電流の制限が解除されることを報知する報知手段が各住戸に設けられたことを特徴とする。
請求項の発明によれば、特定負荷に供給される電流の制限が解除されることを利用者(各住戸の住人)に事前に報知するので、利用者が知らないうちに電流の制限が解除されてしまう場合に比べて利用者の利便性が向上し、しかも、利用者が自主的に電力消費を控えるように促すことができて電流の制限と解除が頻繁に繰り返される状況をさらに回避することができる。
本発明によれば、特定の負荷に供給する電流の制限と解除が頻繁に繰り返される状況を回避することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。但し、本実施形態のシステム構成は特許文献2に記載されている従来例と共通であるから、共通の構成要素には同一の符号を付して説明及び図示を省略し、必要に応じて従来例の図面(図4〜図6)を参照する。
(実施形態1)
本実施形態では、従来例で説明した過電流領域よりも幹線電流が小さい領域、すなわち、図1に示すように幹線ブレーカBaの定格電流に対する割合が100%以下の領域を定常電流領域と定義し、さらに当該定常電流領域を幹線電流の大きさ(定格電流に対する割合)に応じた2つの領域X1,X2に区分している。一方の領域X1は、幹線電流の割合が定格電流に対して100%〜50%の領域とし、他方の領域X2は、幹線電流の割合が定格電流に対して50%〜0%の領域としている。但し、必ずしも50%で区分する必要はない。以下では、過電流領域に近い方の領域X1を警戒電流領域、過電流領域から遠い方の領域X2を余裕電流領域と呼ぶことにする。
電流レベル判定装置12では、幹線電流監視装置11で求めた幹線電流が過電流領域である状態が規定の制限時間に達したと判定した後、幹線電流監視装置11で求めた幹線電流を引き続き受け取り、幹線電流が過電流領域から正常電流領域まで減少したら2つの領域(警戒電流領域X1,余裕電流領域X2)のうちの何れの領域にあるかを判定する。
送信装置13は、電流レベル判定装置12において幹線電流のある領域(警戒電流領域X1又は余裕電流領域X2)が判定される毎に伝送信号を送信する。この伝送信号は、電流レベル判定装置12によって判定された領域(警戒電流領域X1又は余裕電流領域X2)を通知するための信号である。
一方、各住戸に設置されている受信装置23のPLC通信部23dで上記伝送信号が受信されると、受信装置23のCPU部23cが通信部23bを介して住戸電流監視装置21の通信部21bに送信装置13から通知された内容(幹線電流が警戒電流領域X1又は余裕電流領域X2の何れにあるかということ)を通知する。住戸電流監視装置21においては、CPU部21cが、受信装置23から通知された上記内容に基づいて負荷Ldへの電流供給の制限を解除するか否かを判定する。具体的には、幹線電流が警戒電流領域X1にあれば、負荷Ldへの電流供給の制限を継続し、幹線電流が余裕電流領域X2にあれば、負荷Ldへの電流供給の制限を解除する。そして、負荷Ldへの電流供給を解除する場合、CPU部21cは、通信部21bを通して負荷制御装置22の通信部23bに負荷制御の停止を指示する。尚、負荷Ldへの電流供給を継続する場合、CPU部21cは何もしない。
負荷制御装置22のCPU部22cでは、住戸電流監視装置21から負荷制御の停止が指示されると、リレー制御回路22dを通してリレー22eの接点をオンにし、負荷Ldへの給電を可能とする。
而して、従来技術で説明したように、住戸電流には制御対象の負荷Ldに流れる電流だけでなく制御対象でない負荷に流れる電流も含まれているから、制御対象の負荷Ldが動作していなくても、制御対象でない負荷に流れる電流が一時的に増大したために住戸電流が閾値以上となってしまう可能性があり、その場合、特定負荷への電流供給の制限を解除した後に当該特定の負荷が動作して住戸電流が大幅に増大し、その結果、幹線電流が過電流領域に達してしまうことで特定負荷への電流供給が再度制限され、特定負荷への電流供給の制限と解除が頻繁に繰り返されるような状況が生じてしまう虞がある。
これに対して本実施形態では、上述のように負荷制御装置22により各住戸の特定の負荷Ldに供給される電流が制限されたことで幹線電流が減少して正常電流領域に移行した場合、直ちに特定負荷Ldに供給される電流の制限を解除するのでなく、幹線電流が警戒電流領域X1にある間は引き続き負荷制御装置22が特定の負荷Ldに供給する電流を制限するとともに、幹線電流が警戒電流領域X1よりも電流値の小さい余裕電流領域X2まで減少して初めて負荷制御装置22が電流の制限を解除するので、特定の負荷Ldに供給する電流の制限と解除が頻繁に繰り返される状況を回避することができる。
ところで、負荷制御装置22による特定負荷Ldへの電流供給が制限されている状況において、幹線電流が余裕電流領域X2まで減少しない場合であっても、幹線電流が警戒電流領域X1にある状態が長い時間(例えば、数分〜数十分)に亘って継続するようであれば、特定負荷Ldへの電流供給の制限を解除しても幹線電流が再び過電流領域まで増大する可能性は低いと考えられる。
そこで本実施形態では、図1に示すように幹線電流が警戒電流領域X1における50%から75%の領域(以下、一部解除領域と呼ぶ。)X11にあるとき、電流レベル判定装置12において、幹線電流が過電流領域から警戒電流領域X1に移行した時点を始期として幹線電流が警戒電流領域X1(一部解除領域X11)である状態の継続時間を計時し、当該継続時間が所定の一部解除時間(図示例では5分)に達したときに閾値を高くすることを指示するための伝送信号を送信装置13から送信させる。各住戸に設置されている受信装置23のPLC通信部23dで上記伝送信号が受信されると、受信装置23のCPU部23cが通信部23bを介して住戸電流監視装置21の通信部21bに閾値を高くする指示を通知する。そして、住戸電流監視装置21においては、CPU部21cが、受信装置23から閾値を高くする指示が通知されると、例えば、閾値をメインブレーカBcの定格電流の50%から75%に上昇させる。
故に、幹線電流が警戒電流領域X1から余裕電流領域X2まで減少しない場合であっても、警戒電流領域X1(一部解除領域X11)にある状態の継続時間が一部解除時間に達して閾値が高くなることにより、住戸電流監視装置21で検出された住戸電流の電流値が閾値未満となる一部の住戸では特定負荷Ldへの電流供給の制限が解除されるから、幹線電流が再度過電流領域まで増大することを抑制しつつ特定負荷Ldへの電流供給が必要以上に長い時間制限されることを回避することができる。尚、幹線電流の電流値が一部解除領域X11よりも大きい領域(幹線電流の定格電流に対する割合が75%〜100%の領域)である状態の継続時間が所定の解除時間(例えば、1時間)に達したときに負荷Ldへの電流供給の制限を解除するようにしても構わない。
また、電流レベル判定装置12における一部解除時間を、図2の実線イで示すように幹線電流に比例して連続的に短縮したり、あるいは図2の破線ロで示すように幹線電流が減少するにつれて段階的(図示例では3段階)に短縮してもよい。このように幹線電流の電流値に応じて一部解除時間を変化させることにより、特定負荷Ldへの電流供給の制限が継続される住戸と解除される住戸とをきめ細かく選別して利用者の利便性を向上することができる。
(実施形態2)
本実施形態は、図3に示すように、住戸電流監視装置21から負荷制御装置22に対して負荷Ldへの電流供給の制限を解除する指示が出される前に、利用者(住戸の住人)に対して負荷Ldへの電流供給の制限が解除されることを報知する通報装置(報知手段)24が各住戸に設けられている点に特徴がある。但し、本実施形態では、幹線ブレーカLaの下流において幹線Laが2系統の幹線La1,La2に分岐され、幹線Laに幹線ブレーカBaが設置されるだけではなく、各幹線La1,La2ごとにそれぞれ幹線ブレーカBa1,Ba2が設置されている場合を例示する。ここで、幹線Laを2系統に分岐しているのは一例であり、3系統以上に分岐してもよいのはもちろんのことである。
住戸電流監視装置21のCPU部21cは、負荷Ldへの電流供給の制限を解除すると判定した場合、通信部21bを通して負荷制御装置22の通信部23bに負荷制御の停止を指示する前に、通信部21bを通して通報装置24に報知音の鳴動を指示する。
一方、通報装置24は、図示しない通信部を通して住戸電流監視装置21から報知音の鳴動が指示されると、例えば、ブザー音や音声メッセージ(「これから○×への電流供給の制限が解除されます。」など)をスピーカから鳴動させる。
そして、住戸電流監視装置21のCPU部21cでは、通信部21bを通して通報装置24に報知音の鳴動を指示してから所定時間(例えば、数十秒〜数分)が経過した後、通信部21bを通して負荷制御装置22の通信部23bに負荷制御の停止を指示する。
而して本実施形態によれば、特定負荷Ldへの電流供給の制限が解除されることを利用者(各住戸の住人)に事前に報知するので、利用者が知らないうちに電流の制限が解除されてしまう場合に比べて利用者の利便性が向上し、しかも、利用者が自主的に電力消費を控えるように促すことができて電流の制限と解除が頻繁に繰り返される状況をさらに回避することができる。
本発明の実施形態1の動作説明図である。 同上の動作説明図である。 本発明の実施形態2を示すブロック図である。 従来例を示すブロック図である。 同上に用いる住宅分電盤の要部ブロック図である。 同上の原理説明図である。
符号の説明
1 分岐分電盤
2 住宅分電盤
11 幹線電流監視装置(幹線電流検出手段)
12 電流レベル判定装置(電流レベル判定手段)
13 送信装置(送信手段)
21 住戸電流監視装置(住戸電流検出手段)
22 負荷制御装置(負荷制御手段)
23 受信装置(受信手段)
Ba 幹線ブレーカ
Ba1,Ba2 幹線ブレーカ
Bc メインブレーカ
CTa 変流器(幹線電流検出手段)
CTa1,CTa2 変流器(幹線電流検出手段)
CTc 変流器(住戸電流検出手段)
La 幹線
La1,La2 幹線

Claims (2)

  1. 複数の住戸に配電する幹線に設置された幹線ブレーカと、幹線ブレーカの下流において幹線から各住戸用に分岐した電路にそれぞれ設置され各住戸に配置した住宅分電盤に収納された複数個のメインブレーカと、幹線ブレーカを通過する幹線電流を検出する幹線電流検出手段と、幹線電流検出手段により検出された幹線電流が幹線ブレーカにおける過電流領域である状態が、電流値に応じて規定されている制限時間に達したか否かを判定する電流レベル判定手段と、メインブレーカを通過する電流を検出する住戸電流検出手段と、電流レベル判定手段により制限時間に達したと判定され且つ住戸電流検出手段で検出された電流値がメインブレーカの定格電流に対して規定した閾値以上であるときに、住戸電流検出手段で検出された電流値が閾値以上である当該住戸に設けた特定の負荷に供給される電流を制限する負荷制御手段とを備え、
    前記電流レベル判定手段は、前記過電流領域よりも幹線電流が小さい正常電流領域を、幹線電流の電流値が過電流領域に近い警戒電流領域と当該警戒電流領域よりも電流値が小さい余裕電流領域の2つの領域に区分するとともに幹線電流が警戒電流領域と余裕電流領域の何れであるかを判定し、さらに、幹線電流が前記過電流領域から前記警戒電流領域まで減少した場合、当該幹線電流が前記警戒電流領域にある状態の継続時間が当該幹線電流の電流値に応じた所定の一部解除時間に達したか否かを判定し、
    前記負荷制御手段は、前記特定の負荷に供給する電流を制限した後に、前記電流レベル判定手段により幹線電流が前記過電流領域から前記警戒電流領域まで減少したと判定されても前記特定の負荷に供給する電流の制限を継続し、前記電流レベル判定手段により幹線電流が前記余裕電流領域まで減少したと判定されたら前記特定の負荷に供給する電流の制限を解除し、さらに、前記電流レベル判定手段により前記継続時間が前記一部解除時間に達したと判定されたら前記閾値を高くすることを特徴とする集合住宅幹線電流制御システム。
  2. 前記負荷制御手段によって特定の負荷に供給される電流の制限が解除される前に、電流の制限が解除されることを報知する報知手段が各住戸に設けられたことを特徴とする請求項1記載の集合住宅幹線電流制御システム
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