JP5451953B1 - 波長制御ヒーター - Google Patents

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Abstract

波長制御ヒーター10は、フィラメント12を有するヒーター本体16と、フィルタ管18と、第1外管22と、第2外管24とを備えている。フィルタ管18は、温度が所定の閾値より低いと赤外線透過率が高くなり、温度が閾値より高いと赤外線透過率が低くなる性質を有する。コントローラー60は、赤外線の種類として近赤外線が設定されている場合には、フィルタ管18の温度が閾値より低くなるように第1〜第3流路31〜33に供給する冷媒の流量を調節し、赤外線の種類として遠赤外線が設定されている場合には、フィルタ管18の温度が閾値より高く且つフィルタ管18が遠赤外線の放射源となるように第1〜第3流路31〜33に供給する冷媒の流量を調節する。

Description

本発明は、波長制御ヒーターに関する。
従来、赤外線ヒーターとしては、特許文献1に開示されているように、加熱すると赤外線を放出するカーボン又は炭化珪素からなるロッド状の発熱体と、この発熱体が気密的に収容された透光性アルミナセラミックス製筒形状の保護管とを備えたものが知られている。この保護管は、0.4〜6μmの波長の電磁波の全透過率が80%以上である。
特開2006−294337号公報
リチウムイオン電池の電極製造等で重要なスラリー乾燥工程において、近年その効率化が急務となっている。現在、従来の熱風乾燥方式に加え赤外線ヒーターの導入が盛んに検討されてきているが、その場合に、乾燥過程でのスラリー中の溶剤質量分率減少に伴う、スラリー赤外線吸収率の時間変動に留意する必要がある。要するに、乾燥の前半と後半で熱源であるヒーターの放射波長を変動させることがプロセスの効率化上有効であろうと予測される。例として、連続炉での乾燥工程を考えると、処理すべき材質が1種類に限定されている場合は炉前後半でヒーターの種類を変えるという対応策が可能であろうが、ひとつの炉で多種類の異なる材料を処理する場合は、前記吸収率の変動位置が不確定になるため、放射波長域を任意に変動することができるヒーターの必要性が生ずる。近年における精密な乾燥技術の開発促進の中で、そのようなヒーター需要も増大化してきている。しかしながら、前述の赤外線ヒーター等を含め従来の技術では、総放射エネルギーを同等にしたまま、放射する赤外線の波長域のみを数μmの単位で大きく変動させて制御することはできなかった。すなわち、一つの赤外線ヒーターでもって近赤外線を利用したいときと遠赤外線を利用したいときがあったとしても、その要望に応えることはできなかった。それは主として、ヒーターの総放射エネルギー、表面温度および放射波長の3指標が各種物理法則上不可分の関係にあることにより、それぞれ独立に制御できないことに起因していた。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、一つの赤外線ヒーターでもってスペクトルの大きく異なる複数の赤外線加熱環境を提供できるようにすることを主目的とする。
本発明の波長制御ヒーターは、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の波長制御ヒーターは、
加熱されると赤外線を放出する発熱体と、
温度が所定の閾値より低いと赤外線透過率が高くなり、温度が前記閾値より高いと赤外線透過率が低くなる性質を有するフィルタ面と、
前記フィルタ面の温度を調節する温度調節手段と、
前記波長制御ヒーターから外部へ放出される赤外線の種類を、第1の赤外線及び第2の赤外線を含む選択肢の中から選択して設定する設定手段と、
前記第1の赤外線が設定されている場合には、前記フィルタ面の温度が前記閾値より低くなるように前記温度調節手段を制御し、前記第2の赤外線が設定されている場合には、前記フィルタ面の温度が前記閾値より高く且つ該フィルタ面が前記第2の赤外線の放射源となるように前記温度調節手段を制御する制御手段と、
を備えたものである。
この波長制御ヒーターの運用において、発熱体自身は、単位面積当たりの放射エネルギーが大きく、かつ短波長域の赤外線を放射可能とするよう、比較的高温に保たれる。まず、第1の赤外線が設定されている場合には、フィルタ面の温度が閾値より低くなるように温度調節手段を制御する。すると、フィルタ面は赤外線透過率が高くなる。その結果、発熱体から放出された赤外線の多くは、フィルタ面を透過して外部へ放出され、それが第1の赤外線が設定されている場合の主放射源となる。一方、第2の赤外線が設定されている場合には、フィルタ面の温度が閾値より高くなるように温度調節手段を制御する。すると、フィルタ面は赤外線透過率が低くなり、発熱体から放出された赤外線はフィルタ面を透過しにくくなり、該発熱体とフィルタ面との間で多重的にふく射の反射・吸収が繰り返される過程を経て、フィルタ面の温度が上昇することになる。この結果、主となる放射面が発熱体からフィルタ面へと変換され、該フィルタ面から外側へ放射された赤外線が、第2の赤外線が設定されている場合の外部への主放射源となる。この場合、フィルタ面の温度は、最終的に、第2の赤外線において想定した波長域に放射スペクトル上のピークを持つような温度になるように調整が必要である。以上の手法により、本発明の波長制御ヒーターによれば、一つの赤外線ヒーターでもってスペクトルの異なる複数の赤外線を利用することができる。
例えば、第1の赤外線はスペクトル上のピークが近赤外域にあるもの(例えば0.7〜3μm)、第2の赤外線はスペクトル上のピークが遠赤外域にあるもの(例えば4〜8μm)としてもよい。この場合第1の赤外線の源となる発熱体温度は700〜1500℃、また第2の赤外線の源となるフィルタ面温度は250〜450℃程度となる。
本発明の波長制御ヒーターは、更に、前記フィルタ面の内側及び外側の少なくとも一方に配置された赤外線透過面と、前記フィルタ面と前記赤外線透過面との間に形成された冷媒流路と、を備え、前記温度調節手段は、前記冷媒流路に流す冷媒の流量及び温度の少なくとも一方を調節するものであってもよい。フィルタ面と赤外線透過面との間に形成された冷媒流路は、フィルタ面に接しているため、この冷媒流路に流れる冷媒の流量及び温度の少なくとも一方を調節することにより、フィルタ面の温度を比較的簡単に制御することができる。
この場合、前記赤外線透過面は、前記フィルタ面の外側に二層配置され、前記冷媒流路は、前記フィルタ面の外側に二層配置された前記赤外線透過面同士の間にも形成されていてもよい。フィルタ面の外側に二層配置された赤外線透過面同士の間の冷媒流路は、外気に接しているため、この冷媒流路に流れる冷媒の流量を調節することにより、波長制御ヒーターの表面温度を低くすることができる。例えば、有機溶剤を含有した物体を乾燥する場合には、波長制御ヒーターのまわりに有機溶剤の蒸気が存在することになるが、波長制御ヒーターの表面温度を低くすることができるため、安全性が高い。
また、前記赤外線透過面は、前記フィルタ面の内側に一層、前記フィルタ面の外側に二層配置され、前記冷媒流路は、前記フィルタ面と前記フィルタ面の内側に配置された赤外線透過面との間、前記フィルタ面と前記フィルタ面の外側の一層目に配置された赤外線透過面との間及び前記フィルタ面の外側に二層配置された前記赤外線透過面同士の間に形成され、前記制御手段は、前記赤外線の種類として前記第1の赤外線が設定されている場合には、前記フィルタ面と前記フィルタ面の内側に配置された赤外線透過面との間の冷媒通路と、前記フィルタ面と前記フィルタ面の外側の一層目に配置された赤外線透過面との間の冷媒通路とに冷媒が流通するように前記温度調節手段を制御し、前記赤外線の種類として前記第2の赤外線が設定されている場合には、前記フィルタ面の外側に二層配置された前記赤外線透過面同士の間に形成された冷媒通路に冷媒が流通するように前記温度調節手段を制御してもよい。こうすれば、比較的簡単に、フィルタ面の温度を閾値以下にしたり、フィルタ面の温度を閾値より高く且つフィルタ面が赤外線の放射源となるような温度にしたりすることができる。
波長制御ヒーター10の説明図である。 図1のA−A断面図である。 波長制御ルーチンのフローチャートである。 波長制御ヒーター10の第1〜第3流路31〜33に冷媒が流通する様子を表す説明図であり、(a)は近赤外線、(b)は遠赤外線を出力する場合を示す。 近赤外線と遠赤外線の波長特性を示すグラフである。 他の実施形態の断面図である。 他の実施形態の断面図である。 他の実施形態の断面図である。 他の実施形態の断面図である。 他の実施形態の断面図である。
次に、本発明の好適な実施形態について、図面を用いて説明する。図1は波長制御ヒーター10の説明図、図2は図1のA−A断面図である。なお、図1に示した断面はヒーター本体12の中心線を通るように切断した面である。
波長制御ヒーター10は、赤外線ヒーターであり、近赤外線を出力する場合と遠赤外線を出力する場合とを切り替え可能なものである。ここでは、近赤外線とは、波長域が0.7〜3μm程度の赤外線をいい、遠赤外線とは、波長域が4〜8μm程度の赤外線をいうものとする。波長制御ヒーター10は、タングステン製のフィラメント12を内管14が囲むように形成されたヒーター本体16と、このヒーター本体16を囲むように形成されたフィルタ管18と、このフィルタ管18の外側に二層設けられた第1及び第2外管22,24とを備えており、これらの両端にはキャップ40が取り付けられている。内管14とフィルタ管18との間の空間、フィルタ管18と第1外管22との間の空間及び第1外管22と第2外管24との間の空間は、それぞれ冷媒(ここではエア)を流通可能な第1流路31、第2流路32及び第3流路33となっている。また、波長制御ヒーター10は、フィルタ管18の温度を検出する温度センサ26と、各種の設定入力を行うための操作パネル28と、設定入力された赤外線の種類に応じてフィルタ管18の温度を制御するコントローラー60とを備えている。
ヒーター本体16は、両端がキャップ40の内部に配置されたホルダー46に支持されている。このヒーター本体16は、電力供給源50からフィラメント12へ電力が供給されて、フィラメント12が700℃以上に加熱されると、ピーク波長が3μmより短い赤外線を放射する。また、内管14の内部は、真空雰囲気又はハロゲン雰囲気となっている。このフィラメント12に接続された電気配線12aは、キャップ40に設けられた配線引出部48を介して気密に外部へ引き出され、電力供給源50に接続されている。内管14は、赤外線透過材料で形成されている。赤外線透過材料としては、例えば、ゲルマニウム、シリコン、サファイア、フッ化カルシウム、フッ化バリウム、セレン化亜鉛、硫化亜鉛、カルコゲナイドガラス、透過性アルミナセラミックスなどのほか、6μm程度までの赤外線を透過可能な石英ガラスなどが挙げられる。
フィルタ管18は、上述した赤外線透過材料で形成された管18aの外面に、サーモクロミック材料の膜18bをスパッタリングやCVDといった成膜方法を用いて成膜したものである。なお、サーモクロミック材料の膜18bは、管18aの外面ではなく内面に形成されていてもよいし、管18aの外面と内面の両方に形成されていてもよい。但し、成膜のしやすさを考慮すれば、管18aの外面に形成するのが好ましい。サーモクロミック材料は、ある温度を境に赤外線透過率が大きく変化する材料であり、ここでは、温度が所定の閾値より低いと赤外線透過率が高くなり、温度が閾値より高いと赤外線透過率が低くなる性質を有する材料を用いている。こうしたサーモクロミック材料としては、例えば、酸化バナジウムや酸化チタンなどの遷移金属酸化物が挙げられるが、このうち温度に対する赤外線の透過率の変化が大きい酸化バナジウムが好ましい。バナジウムの温度の閾値は約68℃である。また、これらの遷移金属酸化物にMo,W,Nbなどの元素を添加することにより、閾値を変化させることができる。その他のサーモクロミック材料としては、イットリウムやランタンなどの希土類金属の水素化物、ガドリニウムなどの希土類金属とマグネシウムの合金の水素化物、マグネシウム・ニッケル合金の水素化物などが挙げられる。
第1及び第2外管22,24は、上述した赤外線透過材料で形成された管である。
キャップ40は、円盤状の蓋44と、その蓋44に立設された同心円で半径の異なる3つの円筒部41,42,43とを一体成形したものである。フィルタ管18の左右両端は、最も内側の円筒部41に固定され、第1外管22の左右両端は、真ん中の円筒部42に固定され、第2外管24の左右両端は、最も外側の円筒部43に固定されている。
第1流路31は、内管14とフィルタ管18との間の空間であり、キャップ40の最も内側の円筒部41に設けられた第1通気口51を通じて冷媒が流通可能となっている。第2流路32は、フィルタ管18と第1外管22との間の空間であり、キャップ40に設けられた第2通気口52を通じて冷媒が流通可能となっている。第1及び第2流路31,32を流通する冷媒は、フィルタ管18と直接接触して熱を奪うことによりフィルタ管18を冷却する。第3流路33は、第1外管22と第2外管24との間の空間であり、キャップ40に設けられた第3通気口53を通じて冷媒が流通可能となっている。第3流路33を流通する冷媒は、波長制御ヒーター10の外面の温度を下げる役割を果たす。
コントローラー60は、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されている。このコントローラー60は、熱電対である温度センサ26が検出したフィルタ管18の温度を入力したり、操作パネル28でオペレーターが設定した情報を入力したりする。また、コントローラー60は、冷媒供給源70と第1通気口51とを接続する配管の途中に設けられた第1開閉弁71及び第1流量調整弁81に制御信号を出力したり、冷媒供給源70と第2通気口52とを接続する配管の途中に設けられた第2開閉弁72及び第2流量調整弁82に制御信号を出力したり、冷媒供給源70と第3通気口53とを接続する配管の途中に設けられた第3開閉弁73及び第3流量調整弁83に制御信号を出力したりする。更に、コントローラー60は、電力供給源50からフィラメント12へ供給される電力の大きさを調整するための制御信号を電力供給源50へ出力する。
次に、こうして構成された本実施形態の波長制御ヒーター10の動作について説明する。ここでは、コントローラー60が、図3に示す波長制御ルーチンを実行する場合について説明する。波長制御ルーチンのプログラムは、コントローラー60の図示しないROMに格納されている。なお、以下には、サーモクロミック材料として、酸化バナジウム(温度閾値約68℃)を使用したものとして説明する。また、フィラメント12の温度は1000℃になっているものとする。
波長制御ルーチンが開始されると、コントローラー60は、まず、操作パネル28の設定情報を入力し、赤外線の種類が近赤外線に設定されているか遠赤外線に設定されているかを判定する(ステップS110)。そして、近赤外線が設定されていたならば、第1及び第2開閉弁71,72を開放し、第3開閉弁73を閉鎖する(ステップS120)。これにより、第1及び第2流路31,32には冷媒が流通可能、第3流路33には冷媒が流通不能な状態となる。このときの様子を図4(a)に示す。図中、網掛けは冷媒を示す。
続いて、コントローラー60は、温度センサ26から入力されるフィルタ管18の温度が酸化バナジウムの温度閾値である68℃以下となるように、第1及び第2流量調整弁81,82と電力供給源50を制御する(ステップS130)。例えば、フィルタ管18の温度が68℃を超えている場合には、第1及び第2流路31,32へ供給する冷媒流量が増加するよう第1及び第2流量調整弁81,82を調整する。これにより、フィルタ管18の温度は閾値以下に下がる。冷媒流量を増加しただけではフィルタ管18の温度が閾値以下まで下がらなかった場合には、フィラメント12に供給する電力が減少するよう電力供給源50を調整する。これにより、フィラメント12の温度が低下するため、ひいてはフィルタ管18の温度も下がる。但し、フィラメント12の温度は700℃を下限とする。なお、第1及び第2流路31,32は、フィルタ管18に接しているため冷媒による冷却効率が良好であることから、通常はフィラメント12に供給する電力を減らさなくても十分フィルタ管18の温度は下がる。
このようにして、フィルタ管18の温度が68℃以下となるようにする。すると、サーモクロミック材料である酸化バナジウムは、赤外線透過率が高くなる(約50〜60%)。つまり、フィルタ管18の赤外線透過率が高くなる。なおフィルタ管18に一旦吸収された一部の赤外線は、前記冷媒との熱交換により冷媒とともに外部へ除去される。また、内管14や第1及び第2外管22,24は、赤外線透過材料で形成されているため、赤外線透過率が高い。その結果、フィラメント12から放出された赤外線の多くは、内管14,フィルタ管18,第1及び第2外管22,24を透過して波長制御ヒーター10から外部へ放出される。フィラメント12は、700℃以上であるため、図5の点線で示したもの、もしくはより短波長側にシフトしたスペクトルを有する赤外線を放出する。図5から明らかなように放射された赤外線のうち大部分は近赤外域となる。波長制御ヒーター10から外部へ放出されるスペクトルもこれとほぼ同じになる。
一方、ステップS110で遠赤外線が設定されていたならば、第1及び第2開閉弁71,72を閉鎖し、第3開閉弁73を開放する(ステップS140)。これにより、第1及び第2流路31,32には冷媒が流通不能、第3流路33には冷媒が流通可能な状態となる。このときの様子を図4(b)に示す。
続いて、コントローラー60は、温度センサ26から入力されるフィルタ管18の温度が遠赤外線の放射源となる300℃±α℃(αは許容温度範囲を示す数値であり、例えば1〜10の範囲で設定される)となるように、第3流量調整弁83と電力供給源50を制御する(ステップS150)。フィラメント12の熱によってフィルタ管18の温度が68℃以上になると、酸化バナジウムの赤外線透過率が低くなるため(約10〜20%)、フィラメント12から放出された赤外線はフィルタ管18を透過しにくくなり、フィルタ管18の温度が上昇しやすくなる。フィルタ管18の温度が300℃±α℃を上回っている場合には、第3流路33へ供給する冷媒流量が増加するよう第3流量調整弁83を調整し、フィルタ管18の温度が300℃±α℃を下回っている場合には、第3流路33へ供給する冷媒流量が減少するよう第3流量調整弁83を調整し、フィルタ管18の温度が300℃±α℃に収まる場合には、第3流量調整弁83はその状態を維持する。冷媒流量の増減だけでは、フィルタ管18の温度を300℃±α℃に収めることができない場合には、フィラメント12に供給する電力が増減するよう電力供給源50を調整する。これにより、フィラメント12の温度が上がったり下がったりするため、ひいてはフィルタ管18の温度もその影響を受けて上がったり下がったりする。
このようにして、フィルタ管18の温度が300℃±α℃となるようにする。すると、波長制御ヒーター10は、フィルタ管18が遠赤外線の放射源となるため、図5に実線で示したスペクトルを有する遠赤外線を放出する。温度が300℃±α℃と低いため、点線で示した波長特性に比べてピーク波長が長波長側にシフトする。図5から明らかなように放射された赤外線のうち大部分は遠赤外域となる。また、実線で示した遠赤外線の場合、ピーク強度は点線で示した近赤外線に比べて低くなるが、放射面積はフィラメント12に比べてフィルタ管18の方がはるかに大きいため、エネルギー的には両者に大きな差はない。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態のフィラメント12が本発明の発熱体に相当し、フィルタ管18がフィルタ面に相当し、操作パネル28が設定手段に相当し(近赤外線が第1の赤外線、遠赤外線が第2の赤外線に相当)、コントローラー60が温度調節手段及び制御手段に相当する。また、内管14と第1及び第2外管22,24が赤外線透過面に相当し、第1〜第3流路31〜33が冷媒流路に相当する。
以上説明した波長制御ヒーター10によれば、一つの赤外線ヒーターでもってスペクトルの大きく異なる複数の赤外線加熱環境を提供できる。また、第1流路31や第2流路32はフィルタ管18に接しているため、第1及び第2流路31,32に流れる冷媒の流量を調節することにより、フィルタ管18の温度を比較的簡単に制御することができる。
更に、フィルタ管18の外側に二層配置された第1及び第2外管22,24同士の間の第3流路33は、外気に接しているため、この第3流路33に流れる冷媒の流量を調節することにより、波長制御ヒーター10の表面温度を低くする(例えば150℃とか200℃にする)ことができる。例えば、有機溶剤を含有した物体を乾燥する場合には、波長制御ヒーター10のまわりに発火性の有機溶剤の蒸気が接近する可能性が生ずるが、波長制御ヒーター10の表面温度を発火点以下に維持するのが容易であるため、安全性が高い。
更にまた、コントローラー60は、フィルタ管18を68℃以下にする場合には第1及び第2流路31,32に流量を調整した冷媒を供給し、フィルタ管18を300℃±α℃にする場合には第3流路33に流量を調整した溶媒を供給する。このため、比較的簡単に、フィルタ管18の温度を閾値以下にしたり、閾値より高く且つフィルタ管18が遠赤外線の放射源となるような温度にしたりすることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、フィルタ管18の温度を68℃以下にする場合、第1及び第2流路31,32の両方に冷媒を流したが、いずれか一方に冷媒を流してもよいし、第3流路33にも冷媒を流してもよい。また、フィルタ管18の温度を300℃±α℃にする場合、第3流路33に冷媒を流したが、それに代えて又は加えて、第1流路31と第2流路32の少なくとも一方に冷媒を流してもよい。つまり、フィルタ管18の温度を調整するにあたり、第1〜第3流路31〜33のいずれに冷媒を流すかを適宜決定してもよい。また、冷媒の流量を調節したが、それに代えて又は加えて冷媒の温度を調節してもよい。また、すべての流路31〜33に冷媒が流通するようにしておき、各流路31〜33に供給する冷媒流量をフィルタ管18の目標温度に応じて適宜変更するようにしてもよい。
上述した実施形態では、発熱体の材料としてW(タングステン)を例示したが、加熱すると赤外線を放出するものであれば特に限定されない。例えば、Mo,Ta,Fe−Cr−Al合金及びNi−Cr合金でもよい。また、発熱体として、表面に所定の波長領域(例えば5〜6μm)を増幅するようなマイクロキャビティを多数形成してもよい。5〜6μmの波長領域を増幅するには、例えば、マイクロキャビティの横幅及び縦幅を3〜3.5μm、深さを2.5〜4μmとすればよい。マイクロキャビティを作製する方法としては、例えば、まず、発熱体材料からなる帯状の金属板の表面にポリメチルメタクリレート(PMMA)などの高解像度レジストをスピンコートし、そのレジストを電子ビーム直接描画でパターニングし、それをマスクとしてドライエッチングしてマイクロキャビティを形成する方法などがある。
上述した実施形態では、フィルタ管18の外側に第1及び第2外管22,24を2層となるように配置したが、図6に示すように、フィルタ管18の外側に第1外管22を1つだけ配置してもよい。この場合、ヒーター本体16の内管14とフィルタ管18との間が第1流路31、フィルタ管18と第1外管22との間が第2流路32となる。あるいは、図7に示すように、ヒーター本体16の内管14にサーモクロミック材料の膜を形成することで内管14をフィルタ管とし、その外側に第1外管22と第2外管24を2層となるように配置してもよい。この場合、ヒーター本体16の内管14と第1外管22との間が第2流路32、第1外管22と第2外管24との間が第3流路33となる。あるいは、図8に示すように、ヒーター本体16の内管14にサーモクロミック材料の膜を形成することで内管14をフィルタ管とし、その外側に第1外管22を1つだけ配置してもよい。この場合、ヒーター本体16の内管14と第1外管22との間が第2流路32となる。図6〜図8においても、フィルタ管の目標温度に応じて適宜流路を選択したり冷媒の流量を変更したりすることにより、フィルタ管の温度が目標温度になるように制御する。例えば、図6において、フィルタ管18を68℃以下にする場合には、第1及び第2流路31,32の両方に流量を調整した冷媒を供給するようにし、フィルタ管18を300℃±α℃にする場合には、第1流路31を閉鎖し第2流路32に流量を調整した冷媒を供給するようにしてもよい。また、図7において、フィルタ管である内管14を68℃以下にする場合には、第3流路33を閉鎖し第2流路32に流量を調整した冷媒を供給するようにし、内管14を300℃±α℃にする場合には、第2流路32を閉鎖し第3流路33に流量を調整した冷媒を供給するようにしてもよい。更に、図8において、フィルタ管である内管14を68℃以下にする場合には、第2流路32に流量を調整した冷媒を供給するようにし、内管14を300℃±α℃にする場合には、第2流路32を閉鎖してもよい。なお、上述した実施形態や図6及び図7では、フィルタ管を300℃±α℃にすると共に波長制御ヒーターの最外面を150℃以下や200℃以下に調整することが比較的容易なため、波長制御ヒーターの周囲に有機溶剤の蒸気が存在していたとしても、有機溶剤に発火するおそれがない。これに対して、図8では、波長制御ヒーターの周囲に発火性の成分が存在していない場合に用いることが好ましい。
上述した実施形態では、同心円状に複数の管を配置した構成としたが、その他の構成であってもよい。例えば、図9に示す波長制御ヒーター110のように、断面六角形の筒体で底面が開放された形状の保護管120と、この保護管120内に配置された発熱体112と、この発熱体112から保護管120の底面に向かって配置された複数の面114,118,122,124とを備えたものとしてもよい。複数の面114,118,122,124は、発熱体側から底面に向かって、内側透過面114、フィルタ面118、第1外側透過面122、第2外側透過面124であり、それぞれ、上述した実施形態の内管14、フィルタ管18、第1外管22、第2外管24と同じ材質で形成されている。フィルタ面118は、赤外線透過材料で形成された板材118aの片面にサーモクロミック材料の膜118bが形成されたものである。膜118bはスパッタリングやCVDなどで行われるため、管よりも板材の方が成膜しやすい。保護管120のうち内側透過面114で仕切られた空間(発熱体112が配置されている空間)は真空雰囲気又はハロゲン雰囲気である。そして、内側透過面114とフィルタ面118との間が第1流路131、フィルタ面118と第1外側透過面122との間が第2流路132、第1外側透過面122と第2外側透過面124との間が第3流路133である。この場合も、コントローラーが図4に示した波長制御ルーチンを実行することにより、異なる波長領域の赤外線を波長制御ヒーター110の外部へ放出する。図6〜図8に示した同心円状に複数の管を配置した構成を、図9のように複数の面を利用した構成に変更してもよい。
上述した実施形態では、冷媒としてエアを用いたが、エアの代わりに窒素ガスやアルゴンガス等の不活性ガスを用いてもよいし、オイルやイオン液体などの液体を用いてもよい。
上述した実施形態のフィルタ管18の代わりに、図10に示す断面を有するフィルタ管118を用いてもよい。このフィルタ管118は、管118aの外表面にフィン形状のような加工が施されている。また、管118aの外表面にサーモクロミック材料の膜118bが形成されている。このフィルタ管118を用いれば、外面への放射面積が増大するため、冷却効率が向上する。
本出願は、2012年7月6日に出願された日本国特許出願第2012−152312号を優先権主張の基礎としており、引用によりその内容の全てが本明細書に含まれる。
本発明は、加熱や乾燥が必要な産業、例えばリチウムイオン二次電池の電極塗膜を製造する電池産業や2層のセラミック焼結体からなるセラミック積層体を製造するセラミック産業、光学フィルム製品を製造するフィルム産業などに利用可能である。
10 波長制御ヒーター、12 フィラメント、12a 電気配線、14 内管、16 ヒーター本体、18 フィルタ管、18a 管、18b 膜、22 第1外管、24 第2外管、26 温度センサ、28 操作パネル、31 第1流路、32 第2流路、33 第3流路、40 キャップ、41 第1円筒部、42 第2円筒部、43 第3円筒部、44 蓋、46 ホルダー、48 配線引出部、50 電力供給源、51 第1通気口、52 第2通気口、53 第3通気口、60 コントローラー、70 冷媒供給源、71 第1開閉弁、72 第2開閉弁、73 第3開閉弁、81 第1流量調整弁、82 第2流量調整弁、83 第3流量調整弁、118 フィルタ管、118a 管、118b 膜

Claims (5)

  1. 加熱されると赤外線を放出する発熱体と、
    温度が所定の閾値より低いと赤外線透過率が高くなり、温度が前記閾値より高いと赤外線透過率が低くなる性質を有するフィルタ面と、
    前記フィルタ面の温度を調節する温度調節手段と、
    前記波長制御ヒーターから外部へ放出される赤外線の種類を、第1の赤外線及び第2の赤外線を含む選択肢の中から選択して設定する設定手段と、
    前記赤外線の種類として前記第1の赤外線が設定されている場合には、前記フィルタ面の温度が前記閾値より低くなるように前記温度調節手段を制御し、前記赤外線の種類として前記第2の赤外線が設定されている場合には、前記フィルタ面の温度が前記閾値より高く且つ該フィルタ面が前記第2の赤外線の放射源となるように前記温度調節手段を制御する制御手段と、
    を備えた波長制御ヒーター。
  2. 請求項1に記載の波長制御ヒーターであって、
    前記フィルタ面の内側及び外側の少なくとも一方に配置された赤外線透過面と、
    前記フィルタ面と前記赤外線透過面との間に形成された冷媒流路と、
    を備え、
    前記温度調節手段は、前記冷媒流路に流す冷媒の流量を調節するものである、
    波長制御ヒーター。
  3. 前記赤外線透過面は、前記フィルタ面の外側に二層配置され、
    前記冷媒流路は、前記フィルタ面の外側に二層配置された前記赤外線透過面同士の間にも形成されている、
    請求項2に記載の波長制御ヒーター。
  4. 前記赤外線透過面は、前記フィルタ面の内側に一層、前記フィルタ面の外側に二層配置され、
    前記冷媒流路は、前記フィルタ面と前記フィルタ面の内側に配置された赤外線透過面との間、前記フィルタ面と前記フィルタ面の外側の一層目に配置された赤外線透過面との間及び前記フィルタ面の外側に二層配置された前記赤外線透過面同士の間に形成され、
    前記制御手段は、前記赤外線の種類として前記第1の赤外線が設定されている場合には、前記フィルタ面と前記フィルタ面の内側に配置された赤外線透過面との間の冷媒通路と、前記フィルタ面と前記フィルタ面の外側の一層目に配置された赤外線透過面との間の冷媒通路とに冷媒が流通するように前記温度調節手段を制御し、前記赤外線の種類として前記第2の赤外線が設定されている場合には、前記フィルタ面の外側に二層配置された前記赤外線透過面同士の間に形成された冷媒通路に冷媒が流通するように前記温度調節手段を制御する、
    請求項3に記載の波長制御ヒーター。
  5. 前記第1の赤外線はスペクトル上のピークが近赤外域にあるものであり、前記第2の赤外線はスペクトル上のピークが遠赤外域にあるものである、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の波長制御ヒーター。
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