JP5451941B2 - ワイド・ナロー条間植付け田植機の移植機構 - Google Patents

ワイド・ナロー条間植付け田植機の移植機構 Download PDF

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Description

本発明は、農業機械に関するものである。さらに詳しくは、ワイド条間とナロー条間の植え付けが可能な田植機に関する。
ワイド・ナロー条間植付けとは、水稲苗の植付け条間をワイドとナローの交互にする植付け方式という。この植付け方式は作物限界優位の増産原則を利用して、植え付け条間を調節することにより、株間の換気と光透過率を改善し、病気を減らし、葉面積指数を向上させ、植物の葉の寿命を延長させ、幹物資の蓄積を加速させることができるため、高収穫量と高品質およびセクションの効率化の目的が達成できる。
移植機構は苗を取って、田面に条間のように植付ける田植機の部品である。現在、公開した田植機の移植機構に関する文献の中には、従来の移植機構の太陽歯車の中心軸とトランスミッションの中にあるスプロケット軸、つまり輸入軸とは同軸であって、遊星キャリアとスプロケット軸に垂直であり、植付け爪の軌跡はスプロケット軸と地面を垂直であり、苗取り位置が均一に分布する。従って、植え付け条間隔として必要なワイド条間とナロー条間に実現されることができない。
そこで、本発明は、トランスミッションにある出力軸と移植機構の遊星歯車システムにある太陽歯車の中心軸とが、所定の傾斜角度で配置されることにより、植え付け条間をワイドとナロー条間隔に調整できる田植機の移植機構を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するべく本発明は、以下の構成を提供する。
本発明は、以下の第1技術解決策を採用することができる。
ユニバーサルジョイントにより駆動される傾斜式ワイド・ナロー条間植付け田植機の移植機構であって、第1スプロケットでチェーンにより第2スプロケットを駆動し、スプロケット軸には第2スプロケットが固接され、スプロケット軸の両側にはそれぞれ同じ構造の左と右トランスミッションが装着され、前記左と右トランスミッションの下側に植付けアームを装着される。その特徴は、右トランスミッションでは、スプロケット軸の右側において、右ユニバーサルジョイントにより、右ユニバーサルジョイント出力軸とスプロケット軸とは所定の傾斜角度で交差は位置されている。右ユニバーサルジョイント出力軸の右端は右遊星歯車キャリアに固接されている。右遊星歯車キャリアの中において、右太陽歯車は軸受を介して前記右ユニバーサルジョイント出力軸に装着され、かつ右太陽歯車は右フランジと右調整ガスケットにより右ユニバーサルジョイントの右端のトランスミッションのフランジに固定的に取り付けられている。右太陽歯車は上部と下部の右中間歯車によりそれぞれの上部と下部の右遊星歯車に取り付けられ、前記上部と下部の右遊星歯車とに固定的に連結された上部と下部の右遊星歯車軸はそれぞれの上部と下部の右植付けアームとに連結する。
さらに、上記の右遊星歯車キャリアはスプロケット軸に傾斜配置され、植付け爪の作業平面とスプロケット軸との間に傾斜角度があり、この傾斜角度は植付け爪の植付け位置に対して、苗取り位置の右側に距離δを取らせて、ワイドとナローの植え付け条間隔を実現できる。
引き続き、上記の右調整ガスケットの厚さは円周方向に沿って変更で、くさび形、または一方の端面は平面であり、他方の端面は傾斜面であることにより、右ユニバーサルジョイントの出力軸とスプロケット軸の間に初期傾斜角度の微調整を実現される。
本発明は、以下の第2技術解決策を採用することができる。
歯車により駆動される傾斜式ワイド・ナロー条間植付け田植機の移植機構であって、第1スプロケットでチェーンにより第2スプロケットを駆動し、前記スプロケット軸には第2スプロケットが固接され、前記スプロケット軸の両側にそれぞれ同じ構造の左と右トランスミッションを装着され、前記左と右トランスミッションの下側に植付けアームを装着される。その特徴は、右トランスミッションの構造は、前記スプロケット軸の右側に右主動歯車を固定して、右出力軸に固定する右従動歯車と噛み合い、右出力軸とスプロケット軸が傾斜に配置し、前記右出力軸の右端と右遊星歯車キャリアに固接され、右遊星歯車キャリアの中に右太陽歯車が軸受を介して前記右出力軸に装着され、かつ右フランジと右調整ガスケットによりトランスミッションの右端と固定的に連結し、右太陽歯車は上部と下部の右中間歯車によりそれぞれの上部と下部の右遊星歯車と連結し、前記上部と下部の右遊星歯車とに固定的に連結する上部と下部の右遊星歯車軸はそれぞれの上部と下部の右植付けアームと連結する。
さらに、上記の右主動歯車と右従動歯車はヘリカル歯車あるいは傘歯車である。
さらに、上記の右遊星歯車キャリアはスプロケット軸に傾斜配置され、植付け爪の作業平面とスプロケット軸との間に傾斜角度があって、この傾斜角度は植付け爪の植付け位置に、苗取り位置の右側に距離δ2を取らせて、植付け条間はワイドとナローに実現される
引き続き、上記の右フランジの上に、円周方向が楕円状の長穴、位置決め穴を設置し、右フランジを回して異なる位置決め穴を合わせて、右太陽歯車の長軸方位をわずかに変化される
本発明は、以下の第3技術解決策を採用することができる。
二軸傘歯車により駆動される傾斜式ワイド・ナロー条間植付け田植機の移植機構であって、左移植機構と右移植機構とを含み、その特徴は、横送り装置のケーシングとトランスミッションシェルとに固定的に連結して、横送り装置のケーシングの内には第1傘歯車の動力入力軸を装備し、横送り装置のケーシングとトランスミッションシェルの内には第2傘歯車と主動円筒歯車と第3傘歯車との主トランスミッション軸と動力入力軸を垂直に取り付け、なお第2傘歯車は横送り装置のケーシングの内に配置され、かつ第1傘歯車とのかみ合い、主動円筒歯車と第3傘歯車はトランスミッションシェルの内に配置され、受動円筒歯車と第4傘歯車を固定的に連結する副トランスミッション軸と主トランスミッション軸は平行のようにトランスミッションシェルの内に装備され、受動円筒歯車と主動円筒歯車と噛み合い、右動力出力軸と左動力出力軸と主トランスミッション軸は垂直のようにトランスミッションシェルに取り付けられ、第6傘歯車は右動力出力軸に固定装着されて第4傘歯車と噛み合い、第5傘歯車は左動力出力軸に固定装着されて第3傘歯車と噛み合い、右動力出力軸と左動力出力軸の軸端外側は水平面に対して上向きに傾斜α角のように対称配置し、トランスミッションシェルの左外側に配置される左動力出力軸とを垂直に連結した左移植機構と、トランスミッションシェルの右外側に配置される右動力出力軸とを垂直に連結した右移植機構を備える。
さらに、上記の右動力出力軸と左動力出力軸は同じ回転速度を持っている。
本発明は、以下の第4技術解決策を採用することができる。
単軸傘歯車により駆動される傾斜式ワイド・ナロー条間植付け田植機の移植機構であって、右移植機構と左移植機構とを含み、その特徴は、横送り装置のケーシングとトランスミッションシェルとに固定的に連結して、横送り装置のケーシングの内には第1傘歯車の動力入力軸を装備し、横送り装置のケーシングとトランスミッションシェルの内には第2傘歯車と第3傘歯車と第4傘歯車との主トランスミッション軸と動力入力軸を垂直に取り付け、なお第2傘歯車は横送り装置のケーシングの内に配置され、かつ第1傘歯車と噛み合い、第3傘歯車と第4傘歯車はトランスミッションシェルの内に配置され、主トランスミッション軸にある第3傘歯車と第4傘歯車は相対的な歯面を逆にして装備し、右動力出力軸と左動力出力軸は相対的にトランスミッションシェルの内に装備され、かつ主トランスミッション軸に対して垂直するように取り付け、第6傘歯車は右動力出力軸に固定装着されて第4傘歯車と噛み合い、第5傘歯車は左動力出力軸に固定装着されて第3傘歯車と噛み合い、右動力出力軸と左動力出力軸の軸は水平面に対して上向きに傾斜α角のように対称配置し、トランスミッションシェルの左外側に配置される左動力出力軸とを垂直に連結した左移植機構と、トランスミッションシェルの右外側に配置される右動力出力軸とを垂直に連結した右移植機構を備える。
さらに、上記の右動力出力軸と左動力出力軸は同じ回転速度を持っている。
本発明は、以下の第5技術解決策を採用することができる。
交差軸内歯車式ワイド・ナロー条間植付け田植機の移植機構、トランスミッション部と四つの同じな構造の植付けアームを含む。トランスミッションにある中心軸の両側にはそれぞれ同じな内部構造を持つ左右の歯車ボックスを設置し、左右の歯車ボックスの外側に突出する4つの遊星軸にそれぞれ植付けアームが取り付けられ、その特徴は、スプロケットボックスと左の歯車ボックスの構造は下記のように、スプロケットボックス内の中心軸は左スリーブと左ブッシングによりスプロケットボックス内に支持され、中心軸の左側には左スリーブを取り付けて、左スリーブにおける左内歯車はピンにより左スリーブに連結され、左の歯車ボックスにおける左出力軸の伸び出し端には左外歯車を取り付けられ、左内歯車と左外歯車がお互いに噛み合って交差軸歯車のトランスミッションになり、左外歯車に固定取り付けられた左出力軸がスプロケットボックス内の中心軸に対して傾斜するように取り付ける。左の歯車ボックスの外側の左上、左下遊星軸にはそれぞれ左上、左下植付けアームが取り付けられる。
さらに、上記の左の歯車ボックスにある左出力軸には左中心歯車が取り付けられ、左上、左下中間歯車nはそれぞれ左上、左下中間軸が取り付けられ、左上、左下中間歯車はそれぞれ左中心歯車と噛み合い、左上、左下遊星軸にはそれぞれ左上、左下遊星歯車が取り付けられ,左上、左下遊星歯車はそれぞれ左上、左下中間歯車と噛み合う。
さらに、上記の左中心歯車と左上、左下中間歯車と左上、左下遊星歯車とは楕円歯車、偏心歯車あるいは非円形歯車であり;または左中心歯車と左上、左下遊星歯車とは偏心歯車であり、左上、左下中間歯車は非円形歯車である。
さらに、上記の左内歯車と左外歯車とは螺旋方向が逆になるようなヘリカル歯車である;または左内歯車は直歯車であり、左外歯車はヘリカル歯車である;あるいは、左内歯車はヘリカル歯車であり、左外歯車は直歯車である。
さらに、上記のスプロケットボックス内の中心軸と左出力軸の交差角度は、中心軸と左出力軸に固接されたヘリカル歯車と直歯車あるいは直歯車とヘリカル歯車の交差的に噛み合って得られ、ヘリカル歯車の螺旋角度は必要な調節して設計する。
さらに、上記のスプロケットボックス内の中心軸と左出力軸の交差角度は、中心軸と左出力軸に固接されたヘリカル歯車と直歯車あるいは直歯車とヘリカル歯車の交差的に噛み合って得られ、左の歯車ボックスの運動平面はスプロケットボックスに対して傾斜になり、この傾斜角度は植付け爪の植付け位置を苗取り位置の右側或いは左側に取らせて、必要なワイドとナローの植え付け条間隔を実現できる。
本発明によるワイド・ナロー条間植付け田植機の移植機構は、上記のように構成されているので以下の効果を奏する。
本発明は移植機構の太陽歯車の軸、つまり出力軸と、トランスミッションの中にあるスプロケット軸との間にユニバーサルジョイントトランスミッション、或いは一対のヘリカル歯車トランスミッション、或いはヘリカル歯車と円筒歯車の組み合わせるトランスミッション、或いはヘリカル歯内歯車トランスミッションを設置するので、トランスミッションの出力軸と移植機構の輸入軸との傾斜に配置されることにより、輸入軸に取り付けられる遊星歯車キャリアの回転の作業平面と出力軸との間に傾斜角度がある。この傾斜角度は遊星歯車で駆動する植付けアームと植付け爪を出力軸に対して傾斜の平面に運動させるので、植付け爪は苗を取ったら、遊星歯車キャリアの傾斜で田植機の前進方向に相対的な側方運動を行って、植付け位置を苗取り位置の右側或いは左側に取らせて、苗取り位置が等距離のように配置され、必要なワイドとナローの植え付け条間隔を実現できる。
本発明による実施形態1の概略図である。 図1のA-A視図である。 本発明による実施形態1の調整ガスケットの三次元概略図。 発明による実施形態1の植付け爪の静的な軌跡を田植機の前進方向に示した視図は曲線とした時、ワイドとナロー条植え原則の概略図である。 本発明による実施形態1の植付け爪の静的な軌跡を田植機の前進方向に示した視図は直線とした時、ワイドとナロー条植え原則の概略図である。 従来の植付け条間が等距離になった移植機構による植付け爪の静的な軌跡を田植機の前進方向に示した植付け原則の概略図である。 本発明による実施形態2の概略図である。 図7のA-A視図である。 本発明による実施形態2のフランジにある微調整の長穴と位置決め穴との拡大する概略図である。 本発明による実施形態2の植付け爪の静的な軌跡を田植機の前進方向に示した視図は曲線とした時、ワイドとナロー条植え原則の概略図である。 本発明による実施形態2の植付け爪の静的な軌跡を田植機の前進方向に示した視図は直線とした時、ワイドとナロー条植え原則の概略図である。 本発明による実施形態3の二軸傘歯車により駆動される傾斜式ワイド・ナロー条間植付け田植機の移植機構の全体の構造図である。 図12の中に左右移植機構を除いたトランスミッションの平面図で、つまりトランスミッションと横送り装置との組立構造図である。 本発明による実施形態3のワイドとナロー条植え概略図である。 本発明による実施形態4の単軸傘歯車により駆動される傾斜式ワイド・ナロー条間植付け田植機の移植機構の全体の構造図である。 図15の中に左右移植機構を除いたトランスミッションの平面図で、つまりトランスミッションと横送り装置との組立構造図である。 本発明による実施形態4のワイドとナロー条植え概略図である。 本発明による実施形態5の構造原理の概略図である。 図18のA-A視図である。 本発明による実施形態5の内歯車と外歯車との交差軸配置関係の概略図である。 本発明による実施形態5の同じスプロケットボックスに配置する左右一対の移植機構による植付け軌跡は田植機の前進方向に示した軌跡視図である。 本発明による実施形態5の隣のスプロケットボックスに配置する隣の移植機構による植付け軌跡は田植機の前進方向に示した軌跡視図である。
実施例1を示した図面1から6を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明によるユニバーサルジョイントにより駆動される傾斜式ワイド・ナロー条間植付け田植機の移植機構の概略図である。遊星歯車系の移植機構の動力は第1スプロケット1a’でチェーンにより第2スプロケット1aを駆動し、スプロケット軸3aには第2スプロケット1aが固接され、スプロケット軸3aの両側にそれぞれ同じ構造の左と右トランスミッションを装着され、前記左と右トランスミッションの下側には植付けアームが装着され、右トランスミッションの構造は、前記スプロケット軸3aの右側は右ユニバーサルジョイント4aにより、右ユニバーサルジョイント出力軸8aと前記スプロケット軸3aとを傾斜させ、右ユニバーサルジョイント出力軸8aの右端と右遊星歯車キャリア6aに固接され、右遊星歯車キャリア6aの中に右太陽歯車7aが軸受を介して右ユニバーサルジョイント出力軸8aに装着され、かつ右フランジ5aと右調整ガスケット9aにより右ユニバーサルジョイントの右端トランスミッションのフランジと固定的に連結し、右太陽歯車7aは上部と下部の右中間歯車10a、17aによりそれぞれの上部と下部の右遊星歯車12a、18aと連結し、上部と下部の右遊星歯車12a、18aと固定的に連結する上部と下部の右遊星歯車軸13a、19aはそれぞれの上部と下部の右植付けアーム14a、20aと連結する。左トランスミッションの構造は、前記スプロケット軸3aの左側には右ユニバーサルジョイント4a’により、左ユニバーサルジョイント出力軸8a’と前記スプロケット軸3aとを傾斜させ、左ユニバーサルジョイント出力軸8a’の左端と左遊星歯車キャリア6a’に固接され、左遊星歯車キャリア6a’の中に左太陽歯車7a’が軸受を介して左ユニバーサルジョイント出力軸8a’に装着され、かつ左フランジ5a’と左調整ガスケット9a’により左ユニバーサルジョイントの左端トランスミッションのフランジと固定的に連結し、左太陽歯車7a’は上部と下部の左中間歯車10a’、17a’によりそれぞれの上部と下部の左遊星歯車12a’、18a’と連結し、上部と下部の左遊星歯車12a’、18a’と固定的に連結する上部と下部の左遊星歯車軸13a’、19a’はそれぞれの上部と下部の左植付けアーム14a’、20a’と連結する。
図2に示すように、植付けアーム14aには植付け爪15aが取り付けられ、植付けアーム14a’、20a’、20aにも植付け爪が取り付けられる。
図3に示すように、左、右調整ガスケット9a’、9aの厚さは円周方向に沿って変化し、一方の端面がフラットで、もう一方の端面は、傾斜面となっているか、または両方の端面が共に傾斜面或いは楔状である。調整ガスケットの円周方向に沿って4つの穴を均一に設ける。調整ガスケットが90°ごとに回転すると、調整ガスケットにある4つの穴と、フランジ5a’、5aにある穴とを位置合わせる。左、右調整ガスケット9a’、9aの厚さの変化することにより、左と右のユニバーサルジョイント出力軸8a’と8aにはスプロケット軸3aとの間に傾斜角度の小さな変化が作り出すことができる。従って、左と右のユニバーサルジョイント出力軸8a’と8aにはスプロケット軸3aとの間に初期傾斜角度をわずかな調節することが実現できる。
図4に示すように、4条植えを例として、4つの苗取り口16aが均一に配置られて、苗取り口間の距離がc1で示し、植付け爪15aの静的な軌跡の平面図は曲線とし、植付け爪の植付け点k1は苗取り点h1の右側にあるので、植付け爪の植付け点k1は苗取り点h1に対して相対的な右側に距離δを取らせて、植付け条間がワイドdとナローeに実現される。d=c1+2δ,e=c1-2δ。
図5に示すとおり、植付け爪15aの静的な軌跡の平面図は直線とする時、植付け爪の植付け点k1は苗取り点h1の右側にあるので、植付け爪の植付け点k1は苗取り点h1に対して相対的な右側に距離δ1を取らせて、植付け条間がワイドdとナローeに実現される。d=c1+2δ1,e=c1-2δ1。
図6に示すとおり、従来の植付け条間が同じな植付け爪の静的な軌跡の平面図は植付け条に平行する直線として、植付け爪の植付け点kは苗取り点hに対して相対的な横の偏差がなく、植付け条間sと苗取り口距離cとは相同になるので、植付け条間がワイドとナローに実現されない。
<本発明の作業原理>
移植機構の動力は田植機のスプロケットボックスにある駆動スプロケットでチェーンにより中心スプロケットを駆動し、中心スプロケット軸を回転させて、中心スプロケット軸は左と右のユニバーサルジョイントにより、左と右のユニバーサルジョイントの出力軸を駆動して、左と右のユニバーサルジョイントの出力軸に固接された左と右の遊星歯車キャリアを回転させて、スプロケット軸に傾斜角度を持っている出力軸により、移植機構の遊星歯車キャリアもスプロケット軸に傾斜角度を持っている。遊星歯車キャリアはユニバーサルジョイントで駆動して、太陽歯車の回転中心に時計回りの方向に回転させられる。太陽歯車はフランジによりトランスミッションに固接されて、太陽歯車は中間歯車により遊星歯車を駆動する。遊星歯車を遊星歯車軸の周りに回転させる時、植付けアームを駆動して、植付けアームは遊星歯車で回転するとともに、遊星歯車キャリアに従って太陽歯車の回転中心に平面回転することを行って、植付けアームの運動平面と遊星歯車キャリアの運動平面とは平行になる。従って、植付けアームに固定される植付け爪の作業平面と遊星歯車キャリアの運動平面とも平行になり、かつ中心スプロケット軸に傾斜角度を持っている。この傾斜角度のより、植付け爪の植付け点は苗取り点に対して相対的な左、右側に偏差δを取らせて、苗取り口が均一に配置された時、植付け条間がワイドとナローに実現される。
フランジとトランスミッションの間にある調整ガスケットの厚さは円周方向に沿って変化し、一方の端面がフラットで、もう一方の端面は、傾斜面となっているか、または両方の端面が共に傾斜面或いは楔状である。調整ガスケットの円周方向に沿って4つの穴を均一に設ける。調整ガスケットが90°ごとに回転すると、ユニバーサルジョイント出力軸にはスプロケット軸との間に初期傾斜角度をわずかな調節することが実現できる。
実施例2を示した図面6、7から11を参照して本発明の実施形態を説明する。
図7に示す通り、本発明による歯車により駆動される傾斜式ワイド・ナロー条間植付け遊星歯車系の移植機構の動力は、第1スプロケット1b’でチェーンにより第2スプロケット1bを駆動し、スプロケット軸3bには第2スプロケット1bが固接され、スプロケット軸3bの両側にそれぞれ同じ構造の左と右トランスミッションを装着され、左と右トランスミッションの下側に装着される植付けアームを備える。右トランスミッションの構造は、上記のスプロケット軸3bの右側に右主動歯車4bを固定して、右出力軸8bに固定する右従動歯車18bと噛み合い、右出力軸8bとスプロケット軸3bが傾斜に配置し、右出力軸8aの右端と右遊星歯車キャリア6bに固接され、右遊星歯車キャリア6bの中に右太陽歯車7bが軸受を介して右出力軸8bに装着され、かつ右フランジ5bと右調整ガスケット9bによりトランスミッションの右端と固定的に連結し、右太陽歯車7bは上部と下部の右中間歯車9b、13bによりそれぞれの上部と下部の右遊星歯車10b、14bと連結し、上部と下部の右遊星歯車10b、14bと固定的に連結する上部と下部の右遊星歯車軸11b、15bはそれぞれの上部と下部の右植付けアーム12b、16bと連結する。上記のスプロケット軸3bの左側には左主動歯車4b’を固定して、左出力軸8b’に固定する左従動歯車18b’と噛み合い、左出力軸8b’とスプロケット軸3bが傾斜に配置し、左出力軸8a’の左端と左遊星歯車キャリア6b’に固接され、左遊星歯車キャリア6b’の中には左太陽歯車7b’が軸受を介して左出力軸8b’に装着され、かつ左フランジ5b’と左調整ガスケット9b’によりトランスミッションの左端と固定的に連結し、左太陽歯車7b’は上部と下部の左中間歯車9b’、13b’によりそれぞれの上部と下部の左遊星歯車10b’、14b’と連結し、上部と下部の左遊星歯車10b’、14b’と固定的に連結する上部と下部の左遊星歯車軸11b’、15b’はそれぞれの上部と下部の左植付けアーム12b’、16b’と連結する。
図8に示すように、植付けアーム12bには植付け爪17bが取り付けられ、植付けアーム12b’、16b’、16bにも植付け爪が取り付けられる。
図9に示すように、右フランジ5bの上に、円周方向が楕円状の長穴a2、位置決め穴b2を設置し、右フランジ5bを回して異なる位置決め穴を合わせて、右太陽歯車7bの長軸方位をわずかに変化される。これにより、太陽歯車と中間歯車と遊星歯車との間の初期傾斜角度をわずかな調節することにより、植付け爪17bの作業軌跡をわずかに変化される。従って、植付け爪17bが苗取り口19bに入る時の左右の相対な位置をわずかに調節されることにより、植付け爪17bが苗取り口19bのセンタになり、苗取り口19bとの衝突を避けることができる。
図10に示すように、4条植えを例として、4つの苗取り口19bが均一に配置られて、苗取り口間の距離がc2で示し、植付け爪17bの静的な軌跡の平面図は曲線とし、植付け爪の植付け点k2は苗取り点h2の右側にあるので、植付け爪の植付け点k2は苗取り点h2に対して相対的な右側に距離δを取らせて、植付け条間がワイドdとナローeに実現される。d=c2+2δ,e= c2-2δ。
図11に示すとおり、植付け爪17bの静的な軌跡の平面図は直線とする時、植付け爪の植付け点k2は苗取り点hの右側にあるので、植付け爪の植付け点k2は苗取り点hに対して相対的な右側に距離δを取らせて、植付け条間がワイドdとナローeに実現される。d=c+2δ,e= c-2δ。
図6に示すとおり、従来の植付け条間が同じな植付け爪の静的な軌跡の平面図は植付け条に平行する直線として、植付け爪の植付け点k2は苗取り点h2に対して相対的な横の偏差がなく、植付け条間sと苗取り口距離cとは相同になるので、植付け条間がワイドとナローに実現されない。
<本発明の作業原理>
移植機構の動力は田植機のスプロケットボックスにある駆動スプロケットでチェーンにより中心スプロケットを駆動し、スプロケット軸の両側に固定するそれぞれ左と右の主動歯車は、左と右の出力軸の両側に固定するそれぞれ左と右の従動歯車とに噛み合う。左と右の出力軸はスプロケット軸とに傾斜に交差で配置され、左と右の出力軸の両側にそれぞれ左と右の遊星歯車キャリアを固定的に取り付け、左と右の出力軸は左と右の遊星歯車キャリアを駆動し、スプロケット軸とに傾斜角度を持っている出力軸により移植機構の遊星歯車キャリアとスプロケット軸とにも傾斜角度を持っておく。遊星歯車キャリアはユニバーサルジョイントで駆動して、太陽歯車の回転中心に時計回りの方向に回転させられる。太陽歯車はフランジによりトランスミッションに固接されて、太陽歯車は中間歯車により遊星歯車を駆動する。遊星歯車を遊星歯車軸の周りに回転させる時、植付けアームを駆動して、植付けアームは遊星歯車で回転するとともに、遊星歯車キャリアに従って太陽歯車の回転中心に平面回転することを行って、植付けアームの運動平面と遊星歯車キャリアの運動平面とは平行になる。従って、植付けアームに固定される植付け爪の作業平面と遊星歯車キャリアの運動平面とも平行になり、かつ中心スプロケット軸に傾斜角度を持っている。この傾斜角度のより、植付け爪の植付け点は苗取り点に対して相対的な左、右側に偏差δを取らせて、苗取り口が均一に配置された時、植付け条間がワイドとナローに実現される。
実施例3を示した図面12から14を参照して本発明の実施形態を説明する。
図12と図13に示す通り、二軸傘歯車により駆動される傾斜式ワイド・ナロー条間植付け田植機の移植機構であって、左移植機構16cと右移植機構17cを含み、横送り装置のケーシング1cとトランスミッションシェル5cとに固定的に連結して、横送り装置のケーシング1cの内には第1傘歯車2cの動力入力軸15cを装備し、横送り装置のケーシング1cとトランスミッションシェル5cの内には第2傘歯車3cと主動円筒歯車14cと第3傘歯車13cとの主トランスミッション軸4cと動力入力軸15cを垂直に取り付け、なお第2傘歯車3cは横送り装置のケーシング1cの内に配置され、かつ第1傘歯車2cと噛み合い、主動円筒歯車14cと第3傘歯車13cはトランスミッションシェル5cの内に配置され、受動円筒歯車7cと第4傘歯車8cを固定的に連結する副トランスミッション軸6cと主トランスミッション軸4cは平行のようにトランスミッションシェル5cの内に装備され、受動円筒歯車7cと主動円筒歯車(14c)と噛み合い、右動力出力軸(10c)と左動力出力軸(11c)と主トランスミッション軸4cは垂直のようにトランスミッションシェル5cに取り付けられ、第6傘歯車9cは右動力出力軸10cに固定装着されて第4傘歯車8cと噛み合い、第5傘歯車12cは左動力出力軸11cに固定装着されて第3傘歯車13cと噛み合い、右動力出力軸10cと左動力出力軸11cの軸端外側は水平面に対して上向きに傾斜α角のように対称配置し、トランスミッションシェル5cの左外側に配置される左動力出力軸11cとを垂直に連結した左移植機構16cと、トランスミッションシェル5cの右外側に配置される右動力出力軸10cとを垂直に連結した右移植機構17cを備える。右動力出力軸10cと左動力出力軸11は同じ回転速度を持っている
図15に示すように、dは苗取り口位置であり、eは田植え位置であり、隣の苗取り口の距離はS=300mmである。ワイド・ナロー条間植付け田植機の田植え位置は苗取り口位置に対して横にΔSの偏差があるので、田植えのワイド条間f=S+2*ΔSになり、ナロー条間g=S-2*ΔSとになる。例えば、ΔS=30mm時には、ワイド条間f=360mm、ナロー条間g=240mmになり、ワイド・ナロー条間植付けを形成させる。
<本発明の作業原理>
動力は横送り装置のケーシングから輸入し、一対の傘歯車の噛み合いにより、トランスミッションシェルにある主駆動軸を回転させて、主駆動軸にある傘歯車が左動力出力軸に固定した傘歯車と噛み合って動力を伝達する。受動軸に固定した円筒歯車は主駆動軸に固定した円筒歯車と噛み合って動力を伝達する。受動軸に固定した傘歯車は右動力出力軸に固定した傘歯車と噛み合って、動力は左と右の動力出力軸から出力する。左と右の動力出力軸は水平面対して上向きに、ある傾斜角のように配置するので、それぞれ左と右の動力出力軸に固定した左と右傘歯車を垂直面に対して傾斜させ、それぞれ左と右の動力出力軸に固定した左と右の移植機構を同じ方向に、等速で傾斜面で動かせる。左の移植機構の植付け位置は苗取り位置の左側にあり、右の移植機構の植付け位置は苗取り位置の右側にあり、苗取り口が均一に配置された時、植付け条間がワイドとナローに実現される。
実施例4を示した図面15から17を参照して本発明の実施形態を説明する。
図15と図16に示す通り、単軸傘歯車により駆動される傾斜式ワイド・ナロー条間植付け田植機の移植機構であって、右移植機構13dと左移植機構14dを含み、横送り装置のケーシング1dとトランスミッションシェル5dとに固定的に連結して、横送り装置のケーシング1dの内には第1傘歯車2dの動力入力軸12dを装備し、横送り装置のケーシング1dとトランスミッションシェル5dの内には第2傘歯車3dと第3傘歯車13dと第4傘歯車9dとの主トランスミッション軸4dと動力入力軸12dを垂直に取り付け、なお第2傘歯車3dは横送り装置のケーシング1dの内に配置され、かつ第1傘歯車2dと噛み合い、第3傘歯車6dと第4傘歯車9dはトランスミッションシェル5dの内に配置され、主トランスミッション軸4dにある第3傘歯車6dと第4傘歯車9dは相対的な歯面を逆にして装備し、右動力出力軸8dと左動力出力軸10dは相対的にトランスミッションシェル5dの内に装備され、かつ主トランスミッション軸4dに対して垂直したように取り付け、第6傘歯車7dは右動力出力軸8dに固定装着されて第4傘歯車9dと噛み合い、第5傘歯車11dは左動力出力軸10dに固定装着されて第3傘歯車6dと噛み合い、右動力出力軸8dと左動力出力軸10dの軸は水平面に対して上向きに傾斜α角のように対称配置し、トランスミッションシェル5dの左外側に配置される左動力出力軸10dとを垂直に連結した左移植機構14dと、トランスミッションシェル5dの右外側に配置される右動力出力軸8dとを垂直に連結した右移植機構13dを備える。右動力出力軸8dと左動力出力軸10d は同じ回転速度を持っている。
図17に示すように、dは苗取り口位置であり、eは田植え位置であり、隣の苗取り口の距離はS=300mmである。ワイド・ナロー条間植付け田植機の田植え位置は苗取り口位置に対して横にΔSの偏差があるので、田植えのワイド条間f=S+2*ΔSになり、ナロー条間g=S-2*ΔSとになる。例えば、ΔS=30mm時には、ワイド条間f=360mm、ナロー条間g=240mmになり、ワイド・ナロー条間植付けを形成させる。
<本発明の作業原理>
動力は横送り装置のケーシングから輸入し、一対の傘歯車の噛み合いにより、トランスミッションシェルにある主駆動軸を回転させて、主駆動軸に固定した二つの逆に取り付けた傘歯車が左と右の動力出力軸に固定した左と右の傘歯車と噛み合って動力を伝達する。受動軸に固定した円筒歯車は主駆動軸に固定した円筒歯車と噛み合って、動力は動力出力軸から出力する。左と右の動力出力軸は水平面対して上向きに、ある傾斜角のように配置するので、それぞれ左と右の動力出力軸に固定した左と右傘歯車を垂直面に対して傾斜させ、それぞれ左と右の動力出力軸に固定した左と右の移植機構を同じ方向に、等速で傾斜面で動かせる。左の移植機構の植付け位置は苗取り位置の左側にあり、右の移植機構の植付け位置は苗取り位置の右側にあり、苗取り口が均一に配置された時、植付け条間がワイドとナローに実現される。
実施例5を示した図面18から22を参照して本発明の実施形態を説明する。
図18に示す通り、本発明はトランスミッション部と四つの同じな構造の植付けアームを含む。トランスミッションにある中心軸の両側にはそれぞれ同じな内部構造を持つ左右の歯車ボックスを設置し、左右歯車ボックスの外側に突出する4つの遊星軸にそれぞれ植付けアームが取り付けられ、を備える。スプロケットボックスと左歯車ボックス20eの構造は下記のように、スプロケットボックス内の中心軸2eは左スリーブ3eと左ブッシング32eによりスプロケットボックス内に支持され、中心軸2eの左側には左スリーブ3eを取り付けて、左スリーブ3eにおける左内歯車4eはピンにより左スリーブ3eに連結され、左歯車ボックス20eにおける左出力軸21eの伸び出し端には左外歯車5eが取り付けられ、左内歯車4eと左外歯車5eがお互いに噛み合って交差軸歯車のトランスミッションになり、左外歯車5eに固接された左出力軸21eがスプロケットボックス内の中心軸2eに対して傾斜するように取り付ける。左歯車ボックス20eの外側の左上、左下遊星軸25e、12eにはそれぞれ左上、左下植付けアーム26e、17eが取り付けられる。
左上、左下遊星軸25e、12eに左上、左下植付けアーム26e、17eの相対的な位置は左上、左下位置決め板29e、14eにより位置を設定し、位置決め板と植付けアームケースとの間に左ボルト11eにより固定される。
上記の左上、左下植付けアーム26e、17eには、左上、左下押し出しアーム28e、15eと左上、左下苗押し出しロッド27e、16eを装備し、歯車ボックスに固定する左上、左下カム31e、10eは左上、左下カムブシュ30e、13eの回転により遊星軸で支える。
上記の左歯車ボックス20eには左O型ゴムパッキン8eでシールを実現する。左歯車ボックス20eにある左出力軸21eには左中心歯車22eが取り付けられ、左上、左下中間歯車24e、19eはそれぞれ左上、左下中間軸23e、18eに取り付けられ、左上、左下中間歯車24e、19eはそれぞれ左中心歯車22eと噛み合い、左上、左下遊星軸25e、12eにはそれぞれ左上、左下遊星歯車33e、9eが取り付け, 左上、左下遊星歯車33e、9eはそれぞれ左上、左下中間歯車24e、19eと噛み合う。
上記の左中心歯車22eと左上、左下中間歯車24e、19eと左上、左下遊星歯車33e、9eとは楕円歯車、偏心歯車あるいは非円形歯車であり;または左中心歯車22eと左上、左下遊星歯車33e、9eとは偏心歯車であり、左上、左下中間歯車24e、19eは非円形歯車である。
上記の左内歯車4eと左外歯車5eとは螺旋方向が逆になるようなヘリカル歯車である;または左内歯車4eは直歯車であり、左外歯車5eはヘリカル歯車である;あるいは、左内歯車4eはヘリカル歯車であり、左外歯車5eは直歯車である。
上記のスプロケットボックス内の中心軸2eと左出力軸21eとの交差角度は、中心軸2eと左出力軸21eに固接されたヘリカル歯車と直歯車あるいは直歯車とヘリカル歯車の交差的に噛み合って得られ、ヘリカル歯車の螺旋角度は必要な調節して設計する。
上記のスプロケットボックス内の中心軸2eと左出力軸21eとの交差角度は、中心軸2eと左出力軸21eに固接されたヘリカル歯車と直歯車あるいは直歯車とヘリカル歯車の交差的に噛み合って得られ、左の歯車ボックス20eの運動平面はスプロケットボックスに対して傾斜になり、この傾斜角度は植付け爪の植付け位置を苗の取る位置の右側或いは左側に取らせて、必要なワイドとナローの植え付け条間隔を実現できる。
スプロケットボックスと右の歯車ボックス20e’の構造は下記のように、
スプロケットボックス内の中心軸2eは右スリーブ3e’と右ブッシング32e’によりスプロケットボックス内に支持され、中心軸2eの右側には右スリーブ3e’を取り付けて、右スリーブ3e’における右内歯車4e’はピンにより右スリーブ3e’に連結され、右歯車ボックス20e’における右出力軸21e’の伸び出し端には右外歯車5e’が取り付けられ、右内歯車4e’と右外歯車5e’がお互いに噛み合って交差軸歯車のトランスミッションになり、右外歯車5e’に固接された右出力軸21e’がスプロケットボックス内の中心軸2eに対して傾斜するように取り付ける。右歯車ボックス20e’の外側の右上、右下遊星軸25e’、12e’にはそれぞれ右上、右下植付けアーム26e’、17e’が取り付けられる。
上記の右の歯車ボックス20e’にある右出力軸21e’には右中心歯車22e’が取り付けられ、右上、右下中間歯車24e’、19e’はそれぞれ右上、右下中間軸23e’、18e’に取り付けられ、右上、右下中間歯車24e’、19e’はそれぞれ右中心歯車22e’と噛み合い、右上、右下遊星軸25e’、12e’にはそれぞれ右上、右下遊星歯車33e’、9e’が取り付け, 右上、右下遊星歯車33e’、9e’はそれぞれ右上、右下中間歯車24e’、19e’と噛み合う。
上記の右中心歯車22e’と右上、右下中間歯車24e’、19e’と右上、右下遊星歯車33e’、9e’とは楕円歯車、偏心歯車あるいは非円形歯車であり;または右中心歯車22e’と右上、右下遊星歯車33e’、9e’とは偏心歯車であり、右上、右下中間歯車24e’、19e’は非円形歯車である。
上記の右内歯車4e’と右外歯車5e’とは螺旋方向が逆になるようなヘリカル歯車である;または右内歯車4e’は直歯車であり、右外歯車5e’はヘリカル歯車である;あるいは、右内歯車4e’はヘリカル歯車であり、右外歯車5e’は直歯車である。
上記のスプロケットボックス内の中心軸2eと右出力軸21e’との交差角度は、中心軸2eと右出力軸21e’に固接されたヘリカル歯車と直歯車あるいは直歯車とヘリカル歯車の交差的に噛み合って得られ、ヘリカル歯車の螺旋角度は必要な調節して設計する。
上記のスプロケットボックス内の中心軸2eと右出力軸21e’との交差角度は、中心軸2eと右出力軸21e’に固接されたヘリカル歯車と直歯車あるいは直歯車とヘリカル歯車の交差的に噛み合って得られ、右の歯車ボックス20e’の運動平面はスプロケットボックスに対して傾斜になり、この傾斜角度は植付け爪の植付け位置を苗の取る位置の左側或いは右側に取らせて、必要なワイドとナローの植え付け条間隔を実現できる。
上記の左、右歯車ボックス20e、20e’と左、右フランジ6e、6e’の間にはスケルトンパッキン7e、7e’でシールを実現する。
図20に示すように、左半部のスプロケットボックスにある内、外歯歯車4e、5eを例としては、二つ歯車間の実装の関係を説明する。図20にα角度が交差角度であるのは、二つ歯車4e、5eの螺旋方向が逆になるもの、或いは直歯車とヘリカル歯車と噛み合って取り付ける時に交差角度を形成することである。本発明はこの特徴を利用して移植機構の空間植付け軌跡を設計した。ヘリカル歯車の螺旋角度を調節することによって、異なるワイド・ナロー条間植付け軌跡が形成される。図21に示すように、同じスプロケットボックスには左右一対の移植機構が取り付けされた植付け爪の軌跡36eには、田面の植付け位置が苗取り口35eの距離よりワイドになる。本実施例の移植機構も図5に示すような植付け軌跡を形成する。図22に示すように、隣のスプロケットボックスには隣の二つ移植機構が取り付けされた植付け爪の軌跡36eには、田面の植付け位置が苗取り口35eの距離よりナローになる。
図18と図19に示すように、本発明の作業原理(上半部を例として)は、移植機構の動力が田植機のスプロケットボックスにある主駆動スプロケットより中心スプロケット1eに伝達して、中心軸2eを回転させる。中心軸2eは、中心軸2eに固定した左と右スリーブ3e、3e’を駆動する。左と右スリーブ3e、3e’はピンにより左と右内歯車4e、4e’とに固定して、左と右内歯車4e、4e’を回転させ、左と右内歯車4e、4e’は左、右外歯車5e、5e’とに噛み合うことによって、中心軸2eの動力を左、右出力軸21e、21e’に伝達する。かつ左、右出力軸21e、21e’は中心軸2eとに傾斜になり、左、右出力軸21e、21e’は左、右歯車ボックス20e、20e’とに固定的に取り付け、左、右歯車ボックス20e、20e’を駆動させる。左、右歯車ボックス20e、20e’には左、右中心歯車22e、22e’が左、右ジョーフランジ6e、6e’によりスプロケットボックスとに固接され、左、右中心歯車22e、22e’が左上、右上中峰軸23e,23e’に固定される左上、右上中峰歯車24e、24e’と噛み合い、かつ左上、右上中峰歯車24e、24e’は左上、右上遊星軸25e、25e’に固定される左上、右上遊星歯車33e,33e’と噛み合い、左、右歯車ボックス20e、20e’に突出した左上、右上遊星軸25e、25e’の軸端には左上、右上植付けアーム26e、26e’が固接され、左上、右上植付けアーム26e、26e’が左上、右上遊星軸25e、25e’に対する相対な位置は左上、右上、位置決め板29e、29e’により位置を決める。
左上、右上遊星歯車33e,33e’は左、右歯車ボックス20e、20e’に対して左上、右上遊星軸25e、25e’の周りに回転する時、左上、右上植付けアーム26e、26e’を駆動して、左、右歯車ボックス20e、20e’に固定されかつ左上、左下カムブシュ30e、30e’の回転により左上、右上遊星軸25e、25e’で支える左上、右上カム31e、31e’の周りに、左上、左下押し出しアーム28e、28e’を揺れさせる。苗取り前に左上、右上押し出しアーム28e、28e’は左上、右上カム31e、31e’の上昇端により持ち上げて、左上、右上苗押し出しロッド27e、27e’が最高点に引き上げられるとともにプッシュ苗のバネを圧縮する。植付け前に左上、右上押し出しアーム28e、28e’は左上、右上カム31e、31e’の最高位置に保持している。植付け爪は田面の植付け位置に到着する時、左上、右上押し出しアーム28e、28e’は左上、右上カム31e、31e’のギャップに回転され、プッシュ苗のバネを回復させて左上、右上苗押し出しロッド27e、27e’を下向きに速く動かせて、苗を田面に押し込む。このように、順序に稲の苗取り、植付け動作を完了して、稲の苗の移植機械化が実現された。
左、右外歯車5e、5e’と左、右内歯車4e、4e’との交差角度により、左、右歯車ボックス20e、20e’とスプロケットボックスとの間に傾斜角度を持っている。左上、右上植付けアーム26e、26e’と左、右歯車ボックス20e、20e’とに平行される。従って、左上、右上植付けアーム26e、26e’は、スプロケットボックスに対したある交差角度を傾ける平面に運動することを行う。左上、右上植付けアーム26e、26e’に取付けられた植付け爪34eは、スプロケットボックスに対したある交差角度を傾ける平面に複合運動することを行って、植付け爪34eは、ワイド・ナロー条間植付けの移植要件を満たす図5或いは図21に示した運動軌跡を形成して、植付け爪34eの植付け位置を苗取り位置の右側或いは左側に適当な距離に取らせて、植え付け条間はワイドとナローの要求に実現される。

Claims (3)

  1. 歯車により駆動される傾斜式ワイド・ナロー条間植付け田植機の移植機構であって、第1スプロケット(1b’)のチェーンにより第2スプロケット(1b)を駆動し、スプロケット軸(3b)には第2スプロケット(1b)が固接され、スプロケット軸(3b)の両側にはそれぞれ同じ構造の左と右トランスミッションが装着され、前記左と右トランスミッションの下側には植付けアームが装着され、その特徴は、
    右トランスミッションにおいて、前記スプロケット軸(3b)の右側には右主動歯車(4b)固定され前記右主動歯車(4b)と右出力軸(8b)に固定された右従動歯車(18b)と噛み合い、右出力軸(8b)スプロケット軸(3b)に対し傾斜して交差配置され、前記右出力軸(8a)の右端と右遊星歯車キャリア(6b)とは固定的に取り付けられ、右遊星歯車キャリア(6b)内の右太陽歯車(7b)は軸受を介して前記右出力軸(8b)に装着され、かつ右太陽歯車(7b)は右フランジ(5b)を介して右スプロケットボックスの右端に固定的に連結し、右太陽歯車(7b)は上部と下部の右中間歯車(9b、13b)によりそれぞれの上部と下部の右遊星歯車(10b、14b)と連結し、前記上部と下部の右遊星歯車(10b、14b)とに固定的に連結する上部と下部の右遊星歯車軸(11b、15b)はそれぞれの上部と下部の右植付けアーム(12b、16b)と連結し、
    前記右フランジ(5b)の上には、円周方向が楕円状の長穴(a2)と位置決め穴(b2)を設置し、右フランジ(5b)を回して異なる位置決め穴を合わせて、右太陽歯車(7b)の長軸方位を変化されることを特徴とする、
    傾斜式ワイド・ナロー条間植付け田植機の移植機構。
  2. 前記右主動歯車(4b)と右従動歯車(18b)はヘリカル歯車あるいは傘歯車であることを特徴とする請求項1に記載の歯車により駆動される傾斜式ワイド・ナロー条間植付け田植機の移植機構。
  3. 前記右遊星歯車キャリア(6b)はスプロケット軸(3b)に傾斜配置され、植付け爪(17b)の作業平面とスプロケット軸(3b)との間に傾斜角度があって、この傾斜角度は植付け爪(17b)の植付け位置に対して、苗取り位置の右側に距離δ2を取らせて、植付け条間はワイドとナローが実現されることを特徴とする請求項1に記載の歯車により駆動される傾斜式ワイド・ナロー条間植付け田植機の移植機構。
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