JP5451936B1 - 上肢のリハビリテーション装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】訓練者に無理な姿勢を要請することの無い、訓練者にとって親しみ易い上肢のリハビリテーション装置を提供する。
【解決手段】上肢のリハビリテーション装置1Aにおいて、訓練者の伏せた状態の掌の表面に沿った表面形状を有している移動部材2と、移動部材2の底部に設けられた走行用のローラ4と、移動部材2の表面に設けられた複数の突起部材3とを有しており、複数の突起部材3は、訓練者の手17の指の間に入ることができる間隔で設けられた複数の突起部材3を含んでいる。
【選択図】図4

Description

本発明は、手、腕を含む部分である上肢の障害を回復させるための上肢のリハビリテーション装置に関する。
脳梗塞等といった疾病の発症後に上肢に障害が残ることは良く知られている。また、リハビリテーション(すなわち、治療的訓練、機能回復訓練、等)を行うことにより、障害が回復することも良く知られている。
そのようなリハビリテーション装置として、従来、特許文献1に開示された装置が知られている。特許文献1では、掌で把持する把手部に工夫が加えられた上肢の機能回復訓練用具が開示されている。また、従来、特許文献2にもリハビリテーション装置が開示されている。特許文献2では、机上で操作されるトレーニンググリップに自律移動機構を設けた上肢リハビリテーション訓練システムが開示されている。
特開2004−057565号公報 特開2007−185325号公報
特許文献1に開示されている上肢の機能回復訓練用具においては、訓練者にとって手を特定の姿勢にした上で訓練用具を移動させることにより訓練を行っている。しかしながら、この装置においては、訓練の開始に当たって訓練者が手を特定の姿勢に維持することを嫌い、訓練が円滑に開始できないおそれがあった。また、訓練者が手を特定の姿勢に維持することが肉体的に難しいおそれがあった。
特許文献2に開示されている上肢リハビリテーション訓練システムにおいては、訓練者がトレーニンググリップを握らなければならない。しかしながら、手に障害を持っている訓練者はトレーニンググリップを握ることが容易では無く、それ故、訓練を円滑に行うことができないおそれがあった。
本発明は、従来装置における上記の問題点に鑑みて成されたものであって、訓練者に無理な姿勢を要請することの無い、訓練者にとって親しみ易い上肢のリハビリテーション装置を提供することを目的とする。
本発明に係る上肢のリハビリテーション装置は、訓練者の伏せた状態の掌の表面に沿った表面形状を有している移動部材と、当該移動部材の底部に設けられた移動可能化手段と、前記移動部材の表面に設けられた複数の突起部材とを有しており、当該複数の突起部材は、訓練者の手の指の間に入ることができる間隔で設けられた複数の突起部材を含んでいることを特徴とする。
上記構成において、「移動部材」は、例えば、お碗形状のような立体形状を持った部材である。また、「移動可能化手段」は、例えばローラや球体である。
本発明に係る上肢のリハビリテーション装置において、前記移動部材は表面が球状に湾曲している立体形状に形成できる。移動部材をこのような形状に形成することにより、訓練者は移動部材を把持し易くなる。
本発明に係る上肢のリハビリテーション装置において、前記移動可能化手段は、車輪状のローラ又は転動可能に取付けられた球体とすることができる。移動可能化手段をこのように構成することにより、訓練者は移動部材を容易に且つ自由に手によって走行させることが可能になる。
本発明に係る上肢のリハビリテーション装置において、前記複数の突起部材の前記移動部材への取付け位置は変更可能であることが望ましい。これにより、病状が異なっている多くの患者に対応できる。
本発明に係る上肢のリハビリテーション装置において、前記複数の突起部材にネジが設けられており、前記移動部材の表面に前記複数の突起部材の数よりも多い数のネジ孔が設けられており、前記複数の突起部材を前記複数のネジ孔に選択的に取付けることにより、前記複数の突起部材の前記移動部材への取付け位置が変更可能であるという構成を採用できる。
本発明に係る上肢のリハビリテーション装置において、前記複数の突起部材に磁石が設けられており、前記移動部材の表面に磁性材料が設けられており、前記磁石の前記磁性材料への吸着位置を変えることにより、前記複数の突起部材の前記移動部材への取付け位置が変更可能であるという構成を採用できる。
脳梗塞等といった疾病を発症したときに何等の措置も講じないと、患者の手が内側へ曲がって直らなくなることがある。しかしながら、移動部材の操作を患者が早期に行えば、手が内側へ曲がる等という障害を回復させることができる。
また、脳梗塞等を発症した患者は手の動きが不自由になることが多く、移動部材を把持することを確実に行うことができないことが多い。このため、患者がリハビリテーションのための操作に興味を持てなくなることが多い。しかしながら本発明では、患者は複数の突起部材の間に自分の指を挟み込むことにより移動部材をしっかりと把持することができ、そのため、移動部材を長期間にわたって動かし続けることが可能である。
さらに、訓練者は特許文献1(特開2004−057565)に示されているように手を特別な姿勢に維持する必要はなく、単に掌を移動部材の表面に伏せて載せるだけという簡単な動作をするだけで良いので、本リハビリテーション装置は訓練者にとって非常に親しみ易い構成になっている。
本発明に係る上肢のリハビリテーション装置の第1の実施形態を示す斜視図である。 図1のリハビリテーション装置の裏面の構成を示す斜視図である。 図1のリハビリテーション装置の分解斜視図である。 図1のリハビリテーション装置の使用例を示す斜視図である。 本発明に係る上肢のリハビリテーション装置の第2の実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る上肢のリハビリテーション装置の第3の実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る上肢のリハビリテーション装置の第4の実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る上肢のリハビリテーション装置の第5の実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る上肢のリハビリテーション装置の第6の実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る上肢のリハビリテーション装置の第7の実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る上肢のリハビリテーション装置の第8の実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る上肢のリハビリテーション装置の第9の実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る上肢のリハビリテーション装置の第10の実施形態を示す斜視図である。
以下、本発明に係る上肢のリハビリテーション装置を実施形態に基づいて説明する。なお、本発明がこの実施形態に限定されないことはもちろんである。また、本明細書に添付した図面では特徴的な部分を分かり易く示すために実際のものとは異なった比率で構成要素を示す場合がある。
(上肢のリハビリテーション装置の第1の実施形態)
図1は本発明に係るリハビリテーション装置の第1の実施形態を示している。このリハビリテーション装置1Aは、移動部材2と、移動部材2の表面に設けられた複数(本実施形態では5個)の突起部材3と、移動可能化手段としての複数(本実施形態では4個)のローラ4とを有している。
移動部材2は、訓練者の伏せた状態の掌の表面に沿った表面形状を有している。この形状は、例えば、半球形状、お碗を伏せた形状、頂部が平たくなった半球形状、その他、掌の表面に沿った湾曲形状である。移動部材2は、例えば、ABS樹脂、PP(ポリプロピレン)、等といった合成樹脂の成形品として形成されている。
突起部材3は、頂部が膨らんだ状態の円柱形状である。突起部材3は、適宜の合成樹脂によって形成されている。突起部材3は後述のように訓練者の指を挟むためのものであるので、人の肌に馴染み易い材質の合成樹脂によって形成されることが望ましい。また、隣接する突起部材3同士の間隔は人の手の5つの指の幅よりも少し広い間隔となっている。
図2はリハビリテーション装置1Aを裏側から見た状態を示している。図示の通り、湾曲形状を成す移動部材2の底部には、概ね四角形状で平面形状であるベースプレート5が固定されている。そして、このベースプレート5の4つの隅部にローラ4が取付けられている。これらのローラ4は、自在に向きが変わる車輪であるキャスタを構成している。
より具体的には、図3に示すように、先端部の内側に雌ネジが切られた突起部材3が段付ボルト8によって移動部材2の表面に固定される。そして、ベースプレート5が受け部材9を介してセンターボルト10とナット11とによって移動部材2の底部に取付けられる。さらに、ローラ4を互いに直交する2方向へ回転可能に支持しているが支持具12がベースプレート5の4隅にネジ13によって固定されている。
本実施形態のリハビリテーション装置1Aは以上のように構成されているので、訓練者が訓練を行おうとするときには、まず、図4に示すように、適宜の広さのボード(すなわち、板)16Aの上に本リハビリテーション装置1Aを置く。そして、訓練者が手17の掌を伏せた状態で移動部材2の上に載せ、さらに突起部材3の間に手17の指を入れる。ボード16Aは人が容易に持ち運びできる軽量のボードである。このように軽量のボードを用いれば、どこでも手軽にリハビリテーションを行うことができる。
この状態で、訓練者は、矢印a1及びa2で示すように移動部材2をボード16A上で左右方向へ平行移動させたり、矢印b1及びb2で示すように前後方向へ平行移動させたり、矢印c1及びc2で示すように肩や肘を中心として回転させたり、矢印d1及びd2で示すように手首の周りで回転移動させたりする。
例えば脳梗塞を発症して何等の措置も講じないと、患者の手が内側へ曲がって直らなくなることがある。しかしながら、図4に示したような移動部材2の操作を患者が早期に行えば、手が内側へ曲がる等という障害を回復させることができる。
また、脳梗塞を発症した患者は手の動きが不自由になることが多く、移動部材2を把持することを確実に行うことができないことが多い。このため、患者がリハビリテーションのための操作に興味を持てなくなることが多い。しかしながら本実施形態では、患者は複数の突起部材3の間に自分の指を挟み込むことにより移動部材2をしっかりと把持することができ、そのため、移動部材2を長期間にわたって動かし続けることが可能である。
さらに、訓練者は特許文献1(特開2004−057565)に示されているように手を特別な姿勢に維持する必要はなく、単に掌を移動部材2の表面に伏せて載せるだけという簡単な動作をするだけで良いので、本リハビリテーション装置は訓練者にとって非常に親しみ易い構成になっている。
(上肢のリハビリテーション装置の第2の実施形態)
図5は本発明に係る上肢のリハビリテーション装置の第2の実施形態を示している。このリハビリテーション装置1Bが図1に示したリハビリテーション装置1Aと異なる点は、複数の突起部材3の先端に雄ネジ18を設け、移動部材2の表面に突起部材3の数よりも多い数のネジ孔19を設けたことである。突起部材3の雄ネジ18は、いずれのネジ孔19にも嵌合できるようになっている。
本実施形態によれば、突起部材3を嵌合するネジ孔19を適宜に選択することにより、突起部材3の移動部材2への取付け位置を変更することができる。これにより、訓練者の要望に応じて突起部材3を所望の位置へ移動させることが可能となる。
(上肢のリハビリテーション装置の第3の実施形態)
図6は本発明に係る上肢のリハビリテーション装置の第3の実施形態を示している。このリハビリテーション装置1Cが図5に示したリハビリテーション装置1Bと異なる点は、複数の突起部材3の先端に雄ネジに代えて磁石2を設け、移動部材2の表面に適宜の範囲で磁性材料21の領域を設けたことである。磁性材料21とは磁石に吸着する性質を有した材料のことである。
本実施形態によれば、突起部材3を磁性材料21の領域に吸着して固定する位置を適宜に選択することにより、突起部材3の移動部材2への取付け位置を変更することができる。これにより、訓練者の要望に応じて突起部材3を所望の位置へ移動させることが可能となる。なお、突起部材3と磁性材料21との磁力結合の強さを高めるために、磁性材料21の領域に突起部材3の先端を嵌め込むための複数の有底穴を設けても良い。
(上肢のリハビリテーション装置の第4の実施形態)
図7は本発明に係る上肢のリハビリテーション装置の第4の実施形態を示している。ここに示すリハビリテーション装置1Dは、移動部ユニット24Aと、コンピュータシステム25とを有している。
移動部ユニット24Aは、移動部材2と、突起部材3と、ベースプレート5と、ローラ4とを有している。この構成は図1に示したリハビリテーション装置1Aと同じである。移動部ユニット24Aが図1のリハビリテーション装置1Aと異なる点は、移動部ユニット24Aが無線マウス26を有している点である。無線マウス26は移動部材2の位置を特定してその位置の情報を適宜の形式のデータとしてコンピュータ25へ伝送する。
コンピュータ25は、本体27と、入力装置であるキーボード28と、ディスプレイ29とを有している。コンピュータ本体27の内部にはCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)及び記憶媒体としてのメモリが内蔵されており、そのメモリ内には訓練用プログラムがインストールされている。訓連用プログラムは必要に応じてCPUによって読み出されて所定の機能を実現する。この機能の一部にはディスプレイ29の画面上に目標経路を画像として表示する機能が含まれている。訓練者はその画像に沿うように移動部ユニット24Aを操作する。この操作によりリハビリテーションが実現される。こうして訓練者はゲーム感覚でリハビリテーションを実行できる。
(上肢のリハビリテーション装置の第5の実施形態)
図8は本発明に係る上肢のリハビリテーション装置の第5の実施形態を示している。このリハビリテーション装置1Eは、上述した各実施形態と同様に、移動部材2と、突起部材3と、ローラ4と、ベースプレート5とを有している。このリハビリテーション装置1Eがこれまでの実施形態と異なる点は、移動部材2とベースプレート5との間に、コンピュータ32を搭載した基板33と、ベースプレート5の上に設けられたバッテリー34a,34bと、ベースプレート5の下部に設けられていてローラ4を回転駆動する回転駆動手段としてのモータ35a,35bとを有することである。
バッテリー34a,34bは、コンピュータ32、モータ35a,35b、その他の電子機器に電力を供給する。コンピュータ32はCPU及びメモリを有している。メモリには作動パターンがプログラムとして予めインストールされている。モータ35a,35bはその作動パターンに従って駆動され、個々のローラ4を個別に回転させる。このローラ4の回転により、移動体2は適宜の動作パターンで平面上を移動する。このときに訓練者が移動体2の上に手を載せていれば、訓練者は強制的に手を動かすことになり、その結果、リハビリテーション効果を享受できる。
このリハビリテーション装置1Eは移動体2それ自体がプログラムに従って自動的に動くので、重症の訓練者にとって非常に好ましい装置となっている。また、突起部材3があるので、訓練者が重症であっても、訓練者の手が走行する移動体2からズレ落ちる心配が無い。
(上肢のリハビリテーション装置の第6の実施形態)
図9は、本発明に係る上肢のリハビリテーション装置の第6の実施形態を示している。このリハビリテーション装置1Fは、移動体ユニット24Bと、湾曲基板38とを有している。リハビリテーション装置1Fは、例えば、図1、2,3に示したリハビリテーション装置1Aと同じ構成から成っている。湾曲基板38は、いわゆる中華鍋のような一定の曲率で湾曲する立体形状の内周面38aを有している。
訓練者は、湾曲する内周面38a上で移動体ユニット24Bを動かしてリハビリテーションを行う。こうして訓練者は3次元の面でリハビリテーションを行うので、高いリハビリテーション効果を得ることができる。
(上肢のリハビリテーション装置の第7の実施形態)
図10は、本発明に係る上肢のリハビリテーション装置の第7の実施形態を示している。このリハビリテーション装置1Gにおいては、移動部材2、突起部材3、及びベースプレート5が成形処理、例えばブロー成形処理、によって一体に成形されている。材料としては、例えば、PP(ポリプロピレン)が用いられる。キャスタとして機能するローラ4はベースプレート5の周辺部分に取り付けられている。
この実施形態によれば、リハビリテーション装置を多量生産することができ、コストを低減できる。
(上肢のリハビリテーション装置の第8の実施形態)
図11は、本発明に係る上肢のリハビリテーション装置の第8の実施形態を示している。このリハビリテーション装置1Hは、これまでに説明した実施形態と同様に、移動部材2と、突起部材3と、ベースプレート5とを有している。本実施形態の特徴は、移動可能化手段としての球体39をベースプレート5の略中央において下方へ突出するように設けたことである。球体39はベースプレート5に対して転動自在であっても良いし、ベースプレート5に転動不能に固定されていても良い。
これまでの実施形態のように、移動可能化手段として複数のローラ4を用いた場合には移動部材2は安定して走行する構成となっていた。これに対し、本実施形態のように1個の球体39を用いた場合は移動部材2の走行状態は不安定になる。それ故、訓練者は移動部材2を走行させることに関してバランスをとらなければならず、それ故、リハビリテーション効果をさらに一層、高めることが可能となる。
(上肢のリハビリテーション装置の第9の実施形態)
図12は、本発明に係る上肢のリハビリテーション装置の第9の実施形態を示している。このリハビリテーション装置1Iは、移動体ユニット24Cと、ボード16Bを有している。移動体ユニット24Cは図1のリハビリテーション装置1Aと同様に、移動部材2、突起部材3、ベースプレート5、及びローラ4を有している。
移動体ユニット24Cの内部には、光センサ40、発音手段としてのスピーカ41、これらの動作を制御する制御装置42が設けられている。一方、ボード16Bの適所(本実施形態では4個所)には発光素子(例えば発光LED)43が設けられている。
訓練者は移動体ユニット24Cをボード16Bの上で自分の手で自分の意思に基づいて自由に移動させてリハビリテーションを実現する。その際、移動体ユニット24Cが発光素子43の上を通過すると、移動体ユニット24C内の光センサ40がその発光を検知して制御装置42は信号を伝送する。その信号を受け取った制御装置42はスピーカ41を作動させて音を発生する。こうして、訓練者はリハビリテーション操作に興味を持ち続けることができる。
(上肢のリハビリテーション装置の第10の実施形態)
図13は、本発明に係る上肢のリハビリテーション装置の第10実施形態を示している。このリハビリテーション装置1Jが移動部材2、突起部材3、ベースプレート5、及びローラ4を有することは、これまでのリハビリテーション装置と同じである。本実施形態がこれまでの実施形態と異なる点は、移動部材2及び突起部材3をカバー44で覆ったことである。カバー44は、例えばゴムによって形成されている。カバー44を交換して移動部材2等へ装着することにより、複数の訓練者に対して衛生が確保される。
(その他の実施形態)
以上、好ましい実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はそれらの実施形態に限定されるものでなく、請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々に改変できる。
例えば、移動部材2の形状は一様な湾曲形状に限られず、訓練者の興味をひきつけることを可能とする不均一な立体形状にすることも可能である。また、突起部材3の数は5個に限られない。また、移動可能化手段はローラや球体に限られず、移動部材2の走行を容易にできる任意の部材を採用できる。
1A,1B,1C,1D,1E,1F,1G,1H,1I、1J.リハビリテーション装置、 2.移動部材、 3.突起部材、 4.ローラ(移動可能化手段)、 5.ベースプレート、 8.段付ボルト、 9.受け部材、 10.センターボルト、 11.ナット、 12.支持具、 13.ネジ、 16A,16B.ボード、 17.手、 18.雄ネジ、 19.ネジ孔、 20.磁石、 21.磁性材料、 24A,24B,24C.移動部ユニット、 25,32.コンピュータ、 26.無線マウス、 27.コンピュータ本体、 28.キーボード、 29.ディスプレイ、 33.基板、 34a,34b.バッテリー、 35a,35b.モータ、 38.湾曲基板、 39.球体、 40.光センサ、 41.スピーカ、 42.制御装置、 43.発光LED、 44.カバー

Claims (6)

  1. 上肢のリハビリテーション装置において、
    訓練者の伏せた状態の掌の表面に沿った表面形状を有している移動部材と、
    当該移動部材の底部に設けられた移動可能化手段と、
    前記移動部材の表面に設けられた複数の突起部材と、を有しており、
    当該複数の突起部材は、訓練者の手の指の間に入ることができる間隔で設けられた複数の突起部材を含んでいる
    ことを特徴とする上肢のリハビリテーション装置。
  2. 前記移動部材は表面が球状に湾曲している立体形状を有していることを特徴とする請求項1記載の上肢のリハビリテーション装置。
  3. 前記移動可能化手段は、車輪状のローラ又は転動可能に取付けられた球体であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の上肢のリハビリテーション装置。
  4. 前記複数の突起部材の前記移動部材への取付け位置は変更可能であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の上肢のリハビリテーション装置。
  5. 前記複数の突起部材にネジが設けられており、
    前記移動部材の表面に前記複数の突起部材の数よりも多い数のネジ孔が設けられており、
    前記複数の突起部材を前記複数のネジ孔に選択的に取付けることにより、前記複数の突起部材の前記移動部材への取付け位置が変更可能である
    ことを特徴とする請求項4記載の上肢のリハビリテーション装置。
  6. 前記複数の突起部材に磁石が設けられており、
    前記移動部材の表面に磁性材料が設けられており、
    前記磁石の前記磁性材料への吸着位置を変えることにより、前記複数の突起部材の前記移動部材への取付け位置が変更可能である
    ことを特徴とする請求項4記載の上肢のリハビリテーション装置。
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