JP2012176058A - 卓上用リハビリテーション器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 脳疾患等による機能障害で麻痺した腕・肩の筋力を卓上で回復させるリハビリテーション器具において、器具の向きを変えることなく前後左右いずれの方向にも運動でき、電源が不要で故障の心配も無く、低コストで製作できるようにする。
【解決手段】 少なくとも前後方向及び左右方向へ移動可能にする車輪2を備えた腕を載せるための腕台1と、その腕台1の左右いずれかの位置に脱着可能に取り付けて腕の滑り落ちを防止する腕受け板3と、腕台1の先端位置に脱着可能に取り付けて手の握り場所とする横向きの握り棒4及び縦向きの握り棒5とで構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、脳疾患等による機能障害で麻痺した腕・肩の筋力を卓上で回復させるリハビリテーション器具に関する。
従来の卓上用リハビリテーション器具が特許文献1に開示されている。この技術は、プーリーに張り渡したベルトの回動によって往復する移動体と、その移動体の先端位置に設けた取っ手と、その取っ手の握りを検知するセンサーと、そのセンサーが握りを検知するとプーリーを回転させて移動体を往復させるモーターで構成したことを特徴としている。この技術によれば、器具をテーブルに置いて取っ手を握ると、移動体が自動的に往復して腕・肩が屈伸され、入院や通院することなく自宅でリハビリできるようになる、というものである。
ところで、前記技術の器具は往復運動のみ可能な構造であるから、前後方向の運動と左右方向の運動を両方行う場合は、重い器具を置き直して向きを変える必要があり、使い勝手が悪いものであった。また、モーターやセンサーを作動させるためには電源が必要であるから、コンセントから離れている場所では使用しにくいものであった。さらに、そのモーターやセンサー等で器具が高価格となりやすく、それらの部品が故障すると使用することができなかった。
実用新案登録第3140558号公報
本発明が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、器具の向きを変えることなく前後左右いずれの方向にも運動でき、電源が不要で故障の心配も無く、低コストで製作できるようにすることにある。
かかる課題を解決した本発明の構成は、
1) 脳の機能障害で麻痺した腕・肩の筋力を卓上で回復させるリハビリテーション器具であって、少なくとも前後方向及び左右方向へ移動可能にする車輪を備えた腕を載せるための腕台と、その腕台の左右いずれかの位置に脱着可能に取り付けて腕の滑り落ちを防止する腕受け板と、腕台の先端位置に設けて手の握り場所とする握り棒とで構成したことを特徴とする、卓上用リハビリテーション器具
2) 握り棒が脱着可能で、その取り付けの向きを横向き又は縦向きに変更できるものである、前記1)記載の卓上用リハビリテーション器具
3) 腕受け板が、腕台の左右位置いずれにも脱着可能に取り付けられるものである、前記1)又は2)記載の卓上用リハビリテーション器具
4) 腕台の上面に腕を定位置に保持できる凹所を形成した、前記1)〜3)いずれか記載の卓上用リハビリテーション器具
にある。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
1)腕台は車輪で前後左右に移動可能であるから、前後方向の運動だけでなく、左右方向の運動も器具の向きを変えることなくできる。
2)モーターやセンサー等がないから、電源が不要で使用場所を選ばず、故障の心配も無い。
3)使用する部材は板材や車輪等の安価な部材で済むから、モーターやセンサー等の部品は不要で、低コストで製作できる。
実施例の卓上用リハビリテーション器具の側面図である。 実施例の卓上用リハビリテーション器具の平面図である。 図2のA−A線断面図である。 実施例の卓上用リハビリテーション器具の底面図である。 実施例の握り棒を付け替えた卓上用リハビリテーション器具の前面図である。 実施例の卓上用リハビリテーション器具の使用状態を示す平面図である。 実施例の卓上用リハビリテーション器具の使用状態を示す平面図である。
以下、本発明を実施するための形態を実施例と図面に基づいて具体的に説明する。
図1は実施例の卓上用リハビリテーション器具の側面図、図2は実施例の卓上用リハビリテーション器具の平面図、図3は図2のA−A線断面図、図4は実施例の卓上用リハビリテーション器具の底面図、図5は実施例の握り棒を付け替えた卓上用リハビリテーション器具の前面図、図6,7は実施例の卓上用リハビリテーション器具の使用状態を示す平面図である。
図中、1は腕台、1aは凹所、1b,1cはネジ穴、1dは支持台、1eは開口、2は車輪、3は腕受け板、3aはネジ、4は横向きの握り棒、5は縦向きの握り棒、5aはネジ、6はナットである。
図1〜5に示すように、腕台1は長さ410mm、幅170mm、厚さ12mmの板材に開口を形成し、その板材の下面に別の板材を積層して深さ12mmの凹所1aを形成している。腕台1は一枚の厚い板材に凹所1aを直接切削してもよい。また、その凹所1aに代えて、腕台1の上面にゴム等の摩擦抵抗を有する滑り止めマットを敷設したり、摩擦が発現できる滑り止め塗料を塗装してもよく、これらの方法と凹所1aの形成を併用してもよい。
腕台1の左右位置には腕受け板3を固定するためのネジ穴1bを形成し、腕台1の前端部の中間位置には縦向きの握り棒5を固定するためのネジ穴1cを形成している。そのネジ穴1cの左右位置には横向きの握り棒4を嵌入するための内径30mmの開口1eが形成された支持台1dを一体的に設けている。腕台1の下面の四隅には車輪2を取り付けている。車輪2は任意の方向に転換できる自在キャスターを用いている。
腕受け板3は長さ200mm、幅40mmの板材からなり、その下端に腕台1のネジ穴1bに挿入するためのネジ3aを突設している。横向きの握り棒4は長さ170mm、外径30mmの棒材からなり、支持台1dの開口1eに嵌入した際、摩擦で固定され、多少の力で引き抜くことができるようになっている。縦向きの握り棒5は長さ120mm、外径30mmの棒材からなり、片側の端面に腕台1のネジ穴1cに挿入するためのネジ5aを突設している。
前後方向に運動する場合は、横向きの握り棒4を左右の支持台1dの開口1eに嵌入して取り付け、腕受け板3のネジ3aをリハビリしようとする側の腕の外側となる位置のネジ穴1bに差し込み、ナット6で締めて取り付ける。そして、卓上用リハビリテーション器具をテーブルに置き、図6に示すように、腕を腕台1の凹所1aに載せて横向きの握り棒4を握る。この状態で卓上用リハビリテーション器具を前後に往復させる(その際は他方の手で腕台1を押して加勢する)と、腕台1が車輪2によりテーブル上を移動して肘・肩・肩甲骨が屈伸される。
左右方向に運動する場合は、横向きの握り棒4を支持台1dから取り外し、図5に示すように、縦向きの握り棒5のネジ5aを腕台1のネジ1cに差し込み、ナット6で締めて取り付ける。そして、図7に示すように、腕を腕台1の凹所1aに載せて縦向きの握り棒5を握る。この状態で卓上用リハビリテーション器具を左右に往復させると、腕台1が車輪2によりテーブル上を移動して肘・肩・肩甲骨が屈伸される。
なお、縦向きの握り棒5でも前後方向の運動が可能である。また、腕は凹所1aに載って定位置に保持されているからずれにくいが、例えずれても腕受け板3と接して腕台1から滑り落ちることはない。さらに、腕受け板3は片側だけでなく左右両方に取り付けてもよい。
本発明の技術は、脳疾患等による機能障害で麻痺した腕・肩の筋力を卓上で回復させる用途に利用される。
1 腕台
1a 凹所
1b,1c ネジ穴
1d 支持台
1e 開口
2 車輪
3 腕受け板
3a ネジ
4 横向きの握り棒
5 縦向きの握り棒
5a ネジ
6 ナット

Claims (4)

  1. 脳の機能障害で麻痺した腕・肩の筋力を卓上で回復させるリハビリテーション器具であって、少なくとも前後方向及び左右方向へ移動可能にする車輪を備えた腕を載せるための腕台と、その腕台の左右いずれかの位置に脱着可能に取り付けて腕の滑り落ちを防止する腕受け板と、腕台の先端位置に設けて手の握り場所とする握り棒とで構成したことを特徴とする、卓上用リハビリテーション器具。
  2. 握り棒が脱着可能で、その取り付けの向きを横向き又は縦向きに変更できるものである、請求項1記載の卓上用リハビリテーション器具。
  3. 腕受け板が、腕台の左右位置いずれにも脱着可能に取り付けられるものである、請求項1又は2記載の卓上用リハビリテーション器具。
  4. 腕台の上面に腕を定位置に保持できる凹所を形成した、請求項1〜3いずれか記載の卓上用リハビリテーション器具。
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