JP5451735B2 - 無線基地局システム制御装置、無線基地局システム制御方法及び無線基地局システム制御プログラム - Google Patents

無線基地局システム制御装置、無線基地局システム制御方法及び無線基地局システム制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システムの、無線基地局システム制御装置、無線基地局システム制御方法及び無線基地局システム制御プログラムに関する。
会社内や、店舗内及び住宅内において、端末を無線接続して無線LAN(Local Area Network)システムを構築することが広く行われている。
このような無線LANシステムにおいて、無線LAN端末が、任意の場所で無線LANネットワークへと接続を試みる場合は、無線LAN端末がアクセスポイントにアクセスすることにより接続を行う。
具体的には、無線LAN端末がネットワークへの接続を試みる場合、まず周囲のアクセスポイントから送信されたビーコンと呼ばれる信号を受信する。そして、受信したビーコンに基づいて、利用できるチャネルの情報、ESSID(Extended Service Set Identifier)、電波強度といった各種情報を得る。
また、一定時間ビーコンが得られない場合には、無線LAN端末からアクセスポイントに対してプローブ要求を行う。そして、プローブ要求に応じたアクセスポイントからのプローブ応答を解析することにより上記の各種情報を得る。
そうして、無線LAN端末は、ビーコン又はプローブ応答を受信した全てのアクセスポイントの中から最も電波強度が高いアクセスポイントに接続を試みる。
もっとも、このような無線LAN端末の接続方法を行う場合、アクセスポイントには次のような課題が存在する。
その課題とは、アクセスポイントには無線LAN端末が接続できる数に上限があることから、上限以上の無線LAN端末を接続させるためにはアクセスポイントを複数設置しなければならないということである。そして、アクセスポイントを複数設置した場合には、その設置台数に伴って、多くの電力を余計に消費してしまう。
更に、アクセスポイントを設置する際には、無線LAN端末が移動または移設される事まで考慮し、無線LAN端末が移動する可能性のある場所全てをサポートするようにアクセスポイントを設置する必要がある。そのため、広いスペースに少数の無線LAN端末が存在する場合であっても、少数の無線LAN端末に対して多数のアクセスポイントが動作しているという状態になり、電力を更に余計に消費してしまう。
このようなアクセスポイントにおける消費電力の増加という課題を解決するための技術の一例が、特許文献1及び特許文献2に記載されている。
特許文献1に記載の技術では、第1のアクセスポイントが自らに接続する端末数が一定値以上になると、省電力状態にある第2のアクセスポイントが起動状態に切り替わる。そして、再び接続端末が少なくなると、再度第2のアクセスポイントを省電力状態に移行するような方式を実現している。つまり、特許文献1では、アクセスポイントに接続可能な台数のみを基準として、省電力状態と起動状態を切り替える。
一方、特許文献2に記載の技術では、予め登録しておいたアクセスポイント間でクライアント切断通知・クライアント接続通知をやり取りする。そして、無線LAN端末の周囲のアクセスポイント以外をパワーセーブモードにする事によって消費電力を抑えることを実現している。つまり、特許文献2では、無線LAN端末との位置関係のみを基準として、省電力状態と起動状態を切り替える。
特開2003−174456号公報 特開2006−332844号公報
上述したような特許文献1及び特許文献2に記載の技術等により、アクセスポイントを省電力状態とすることが可能となり、システム全体での電力消費を抑えることが可能となる。
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載の技術を用いたアクセスポイントの省電力化設計では、それぞれに、新たな課題が存在していた。
まず、特許文献1に関して説明する。特許文献1ではオフィスなどの普段接続人数が多い場所で接続人数が少なくなった場合の省電力化を目的としている。そのため、このような環境であれば省電力効果が機能するが、接続人数がもともと少ない環境では省電力効果が機能しない。つまり、アクセスポイントの接続人数が上限を超えるような大規模な無線LANシステムでなければ省電力効果が機能しないという課題が生じていた。
次に特許文献2では、或る部屋に無線LAN端末が満遍なく設置されているという環境の場合、それぞれの無線LAN端末に接続したアクセスポイントと、そのアクセスポイントに登録された隣接アクセスポイントが全て通常モード状態になる。そのため、全域のアクセスポイントがほとんど通常モード状態となり省電力効果が期待できなくなってしまうという課題が生じていた。
そこで本願発明は、無線端末との伝送速度に関しての要求を満たしながら、アクセスポイントの状態を適切に省電力状態とすることが可能な、無線基地局システム制御装置、無線基地局システム制御方法及び無線基地局システム制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点によれば、端末と無線通信を行なうための複数の無線基地局を含む無線基地局システムを制御するための無線基地局システム制御装置であって、前記複数の無線基地局のうちの一部の無線基地局は起動状態にされており、前記複数の無線基地局のうちの他の無線基地局それぞれは起動状態にある何れかの無線基地局に関連づけられていると共にスタンバイ状態にされており、或る端末と無線基地局との間で無線通信が開始されようとしている際に、前記或る端末とネゴシエーションを開始した何れかの無線基地局と前記或る端末との間の電波状態が第1の所定の条件を満たしている場合には、前記或る端末とネゴシエーションを開始した前記何れかの無線基地局に前記或る端末との間の無線通信を開始させる手段と、前記或る端末と無線基地局との間で無線通信が開始されようとしている際に、前記或る端末とネゴシエーションを開始した前記何れかの無線基地局と前記或る端末との間の電波状態が前記第1の所定の条件を満たしていない場合には、前記何れかの無線基地局と関連づけられていると共にスタンバイ状態にある前記無線基地局であって電波状態に関する第2の所定の条件を満たしている何れかの無線基地局に前記或る端末との間の無線通信を開始させる手段と、を備えることを特徴とする無線基地局システム制御装置が提供される。
本発明の第2の観点によれば、端末と無線通信を行なうための複数の無線基地局を含む無線基地局システムを制御するための無線基地局システム制御方法であって、前記複数の無線基地局のうちの一部の無線基地局を起動状態にしておき、前記複数の無線基地局のうちの他の無線基地局それぞれを起動状態にある何れかの無線基地局に関連づけておくと共にスタンバイ状態にしておき、或る端末と無線基地局との間で無線通信が開始されようとしている際に、前記或る端末とネゴシエーションを開始した何れかの無線基地局と前記或る端末との間の電波状態が第1の所定の条件を満たしている場合には、前記或る端末とネゴシエーションを開始した前記何れかの無線基地局に前記或る端末との間の無線通信を開始させ、前記或る端末と無線基地局との間で無線通信が開始されようとしている際に、前記或る端末とネゴシエーションを開始した前記何れかの無線基地局と前記或る端末との間の電波状態が前記第1の所定の条件を満たしていない場合には、前記何れかの無線基地局と関連づけられていると共にスタンバイ状態にある前記無線基地局であって電波状態に関する第2の所定の条件を満たしている何れかの無線基地局に前記或る端末との間の無線通信を開始させることを特徴とする無線基地局システム制御方法が提供される。
本発明の第3の観点によれば、端末と無線通信を行なうための複数の無線基地局を含む無線基地局システムを制御するための無線基地局システム制御装置としてコンピュータを機能させるための無線基地局システム制御プログラムであって、コンピュータを、前記複数の無線基地局のうちの一部の無線基地局は起動状態にされており、前記複数の無線基地局のうちの他の無線基地局それぞれは起動状態にある何れかの無線基地局に関連づけられていると共にスタンバイ状態にされており、或る端末と無線基地局との間で無線通信が開始されようとしている際に、前記或る端末とネゴシエーションを開始した何れかの無線基地局と前記或る端末との間の電波状態が第1の所定の条件を満たしている場合には、前記或る端末とネゴシエーションを開始した前記何れかの無線基地局に前記或る端末との間の無線通信を開始させる手段と、前記或る端末と無線基地局との間で無線通信が開始されようとしている際に、前記或る端末とネゴシエーションを開始した前記何れかの無線基地局と前記或る端末との間の電波状態が前記第1の所定の条件を満たしていない場合には、前記何れかの無線基地局と関連づけられていると共にスタンバイ状態にある前記無線基地局であって電波状態に関する第2の所定の条件を満たしている何れかの無線基地局に前記或る端末との間の無線通信を開始させる手段と、を備える無線基地局システム制御装置として機能させることを特徴とする無線基地局システム制御プログラムが提供される。
本発明によれば、無線端末との伝送速度に関しての要求を満たしながら、アクセスポイントの状態を適切に省電力状態とすることが可能となる。
本発明の実施形態全体の基本的構成を表す図である。 本発明の実施形態におけるアクセスポイントの基本的構成を表す図である。 本実施形態に関わる伝送速度による無線LANアクセスポイントの通信範囲を表す図である。 本実施形態に関わる無線LANアクセスポイントにスタンバイ状態と起動状態を設定した場合の構成例を表す図である。 本実施形態に関わる無線LANアクセスポイントと無線LAN端末による通信開始直前の状況を表す図(1/2)である。 本実施形態に関わる無線LANアクセスポイントと無線LAN端末による通信開始直前の状況を表す図(2/2)である。 本発明の実施形態全体の基本的動作を表すフローチャート(1/2)である。 本発明の実施形態全体の基本的動作を表すフローチャート(2/2)である。 本発明の実施形態における変形例の基本的構成を表す図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、図1を参照すると本実施形態の無線LANシステム1000は、無線LANアクセスポイント100−1〜無線LANアクセスポイント100−N並びに無線LAN端末200−1〜無線LAN端末200−Mを含む。ここで、N及びMは任意の自然数である。
本実施形態では、無線LANアクセスポイント100及び無線LAN端末200の数に制限はない。すなわち、任意の台数の無線LANアクセスポイント100及び無線LAN端末200が含まれていてよい。また、本実施形態では、任意の無線LAN規格に準拠して通信を行うことが可能である。
なお、本実施形態では、便宜上、無線LANアクセスポイント100−1、無線LANアクセスポイント100−2及び無線LANアクセスポイント100−N並びに無線LAN端末200−1、無線LAN端末200−2及び無線LAN端末200−Mのみを図示するがこれ以外の構成要素が無線LANシステム1000に含まれていてもよい。具体的には、公衆網と接続された有線のルータや、ハブといった中継装置が更に含まれていてもよく、図示していない無線LANアクセスポイント100及び無線LAN端末200が更に含まれていてもよい。なお、無線LANシステム1000は、インターネット等の公衆網に接続されていてもよいが、公衆網には接続されず、独立した状態で構築されていてもよい。
本実施形態では、無線LANシステム1000に含まれる各無線LANアクセスポイント100が、通信機能を一部無効することによって消費電力を抑える機能を有している。具体的には、有線LANによる通信を行う部分及び無線通信用の受信部分以外の通信機能を無効とすることにより消費電力を抑えるという機能を有している。そして、ビーコンの発信や、プローブ応答といった無線LANアクセスポイント100からの無線LAN通信による発信を行わないことにより消費電力を抑えることができる。更に、このように発信を行わない無線LANアクセスポイント100が存在することにより、各無線LANアクセスポイント100間での電波の干渉を抑制できる。この通信機能を一部無効にすることによって消費電力を抑える機能を以下の説明では、「スタンバイ機能」と呼ぶ。更に、スタンバイ機能により消費電力が抑えられている状態のことを以下の説明では、「スタンバイ状態」と呼ぶ。
次に、各無線LANアクセスポイント100の構成を表すブロック図である図2を参照して無線LANアクセスポイント100について説明する。
無線LANアクセスポイント100は、無線送受信部110、電波状態管理部120、制御部130及び有線送受信部140を含む。
無線送受信部110は、無線受信部111及び無線送信部112を含む。そして、無線送受信部110は無線受信部111及び無線送信部112により、無線LAN通信によりデータを送受信する。ここで、無線LANアクセスポイント100が起動状態の際は、無線受信部111及び無線送信部112の双方が動作する。一方、無線LANアクセスポイント100がスタンバイ状態の際は、無線送信部112は動作を停止する。また、停止に伴い、ビーコン信号の生成やプローブ応答の生成も停止する。これにより、無線LANアクセスポイント100全体での消費電力を低減することが可能となる。
電波状態管理部120は、データベース121、電波状態測定部122及び電波状態比較部123を含む。
電波状態測定部122は、無線受信部111が無線LAN通信により受信した電波に基づいて、電波情報を測定する。電波情報は、無線LAN端末200から送信された信号の当該無線LANアクセスポイント100における電波強度である受信電波強度が含まれる。
また、データベース121は、電波状態測定部122により測定された情報や登録したアクセスポイント情報などを記憶する記憶装置である。ここで、登録したアクセスポイント情報について説明する。
本実施形態では、起動状態の無線LANアクセスポイント100と、この起動状態の無線LANアクセスポイント100と同一のグループとなるスタンバイ状態の無線LANアクセスポイント100が存在する。そして、自身が起動状態の無線LANアクセスポイント100となった場合は、同一グループのスタンバイ状態の無線LANアクセスポイント100が登録される。一方、自身がスタンバイ状態の無線LANアクセスポイント100となった場合は、同一グループの起動状態の無線LANアクセスポイント100が登録される。
また、電波状態比較部123は、着目している端末から自身(すなわち、起動状態の無線LANアクセスポイント100)が受信した電波の受信電波強度と、その着目している端末から自装置に登録されたスタンバイ状態にある他の無線LANアクセスポイント100が受信した電波の受信電波強度とを比較する。なお、その着目している端末から自装置に登録されたスタンバイ状態にある他の無線LANアクセスポイント100が受信した電波の受信電波強度の取得方法については後述する。また、無線LANアクセスポイント100は、起動状態にある場合は比較結果に基づいて他の無線LANアクセスポイント100の動作状態を切り替えるという処理を行うが、スタンバイ状態にある場合はこのような処理は行わない。よってスタンバイ状態にある場合は電波強度の比較をしなくてよい。
制御部130は、自/他接続判定部131、起動パケット送受信部132及び起動状態切替部133を含む。
自/他接続判定部131は、電波状態管理部120からの情報に基づいて無線LAN端末200との接続を制御する。
起動パケット送受信部132は、起動パケットの送受信を管理する。ここで、起動パケットは、有線送受信部140を介して、他の無線LANアクセスポイントとの間で送受信される。また、起動パケットとは起動状態の無線LANアクセスポイント100から送信され、スタンバイ状態の無線LANアクセスポイント100にて受信されるパケットである。そして、起動パケットを受信したスタンバイ状態の無線LANアクセスポイント100は、起動パケットの受信を契機としてスタンバイ状態から起動状態へと状態を切り替える。
起動状態切替部133は、起動パケットを受信した際に無線LANアクセスポイント100の状態を起動状態へと切り替える。
有線送受信部140は、有線LAN通信を制御する。特に、上述したように、他の無線LANアクセスポイントとの間の通信も行なう。
なお、図2に図示されているのは、本実施形態に特に関係する部分のみであり、無線LANアクセスポイント100は図示を省略した電源等を更に含んでいるものとする。
以上詳細に、無線LANアクセスポイント100の構成を述べたが、具体的な無線LAN通信の方式等や無線LANにおけるアクセスポイントの実装方式については、当業者にとってよく知られており、また本発明とは直接関係しないので、その詳細な構成は省略する。
なお、無線LAN端末200は、無線LANアダプタを含んだパーソナルコンピュータや、携帯電話機等により実現可能であり、本実施形態特有の端末でなくともよい。また、各種無線LAN端末の構成についても当業者にとってよく知られており、また本発明とは直接関係しないので、その詳細な構成は省略する。
続いて、本実施形態の動作について説明する前に、本実施形態の動作を説明する上で重要となるビーコン及びプローブの到達範囲について説明する。
図3を参照して、伝送速度に応じてアクセスポイントの通信範囲が異なることについて説明する。
アクセスポイントがカバーできる無線LANの通信可能範囲(以下の説明で、「カバレッジエリア」と呼ぶ。)は、送信すべきデータが要求する伝送速度の速さに従って定まる。すなわち、送信すべきデータの要求する伝送速度を満たす範囲をカバレッジエリアと考える。
また、遮蔽物等が存在するといった例外を考慮しない場合、無線LANアクセスポイントと無線LAN端末の距離が離れるほど、無線LAN回線が提供できる伝送速度は遅くなる。
即ち、送信すべきデータに要求される伝送速度が高速な場合のカバレッジエリアは狭く、送信すべきデータに要求される伝送速度が低速な場合のカバレッジエリアは広くなる。
ここで、図3では一例として、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)が策定した規格である「IEEE 802.11b」に準拠した場合を図示している。
図3に表されるように、アクセスポイントと無線LAN端末間でデータ通信をしようとした場合、ビーコン及びプローブに要求される伝送速度が低速なため、アクセスポイントとある程度離れていてもアクセスポイントと無線LAN端末とのやり取りが可能である。一方、データ通信はビーコンやプローブに比べ要求される伝送速度が高速である。そのため、アクセスポイントとある程度離れてしまうとデータの送受信は困難となる。
すなわち、ビーコン及びプローブを送受信する場合のカバレッジエリアは広く、データ通信を行う場合のカバレッジエリアはビーコン及びプローブを送受信する場合に比べて狭くなるということが、以下の説明の前提である。
次に、本実施形態の動作について詳細に説明する。
図4に無線LANアクセスポイント100の設置例を示す。本実施形態では、複数台の無線LANアクセスポイント100を1つのグループとする。そして、このグループ内で1つの無線LANアクセスポイント100を起動状態とする。また、この起動状態の無線LANアクセスポイント100に登録されたスタンバイ状態の無線LANアクセスポイント100が複数台設置される。
登録されたスタンバイ状態の無線LANアクセスポイント100と起動状態の無線LANアクセスポイント100とは、有線LANで相互に接続されている。なお、図4では、起動状態の1つの無線LANアクセスポイント100に対して、スタンバイ状態の無線LANアクセスポイント100が4つあるという構成を例示しているが、1つの無線LANアクセスポイント100に対応するスタンバイ状態の無線LANアクセスポイント100の数は1つか2つ又は、3つでも良く、5つ以上であってもよい。
また、本実施形態ではグループ内で起動している無線LANアクセスポイント100は1つであると想定しているが、複数が起動しており、それ以外にスタンバイ状態の無線LANアクセスポイント100が存在する、というようにしてもよい。もっとも、省電力化という観点に鑑みれば、起動している無線LANアクセスポイント100の数はグループ内で1つだけとすることが好ましい。
図4においては、起動状態の無線LANアクセスポイント100の通信範囲を、無線LANアクセスポイント100を中心に斜線や直線で塗りつぶされた円形で表す。また、ビーコンの届く範囲を、無線LANアクセスポイント100を中心に点線で囲われた円形で表す。
一方、スタンバイ状態の無線LANアクセスポイント100は無線送受信部110が無効にされているため、スタンバイ状態の無線LANアクセスポイント100に関しての通信範囲は記載しない。
続いて、図5に無線LAN端末200からの接続例を示す。各無線LANアクセスポイント100の構成は図2の様になっている。
まず、起動状態の無線LANアクセスポイント100−D1が、無線LAN端末200からの受信電波強度を含んだ情報である電波情報を電波状態測定部122で測定し、データベース121に保存する。
本実施形態では測定のタイミングは2つある。1つは、無線LAN端末200から発信された接続要求を受信部111にて受信したときである。また、もう1つは、無線LANアクセスポイント100−D1の送信部112から接続要求を送信し、この接続要求に応じた無線LAN端末200からの接続要求応答を受信部111にて受信したときである。
電波状態管理部120では、データベース121に電波情報が保存されると、その電波情報と、無線LANアクセスポイント100−D1に登録された、グループ内の他の無線LANアクセスポイント100の電波情報を電波状態比較部123へと送る。
電波情報比較部123は、それらの情報を受け取ると、無線LANアクセスポイント100−D1自身が受信した信号についての受信電波強度である自装置受信電波強度と、予め設定された閾値と、を比較する。
比較の結果、自装置受信電波強度が閾値を超えている場合は、無線LANアクセスポイント100−D1と無線LAN端末200とでそのまま通信を開始する。
一方、比較の結果、自装置受信電波強度が閾値以下だった場合は、電波状態比較部123は、自/他接続判定部131へ、自装置に登録されているスタンバイ状態の他の無線LANアクセスポイント100の電波情報を取得することを命令する。
電波情報比較部123からの命令を受けた自/他接続判定部131は、有線送受信部140を介して、登録されている他の無線LANアクセスポイント100の電波情報の取得を試みる。この電波情報の取得について図6を参照して説明する。
次に、図6を参照して、無線LAN端末200との通信を行おうとする無線LANアクセスポイント100−D1と、無線LANアクセスポイント100−D1に登録されているスタンバイ状態の無線LANアクセスポイント100−S1〜S4の動作詳細を説明する。
スタンバイ状態の無線LANアクセスポイント100−S1〜S4は、自身が登録されている起動状態の無線LANアクセスポイント100−D1の通信を観測している。この観測について具体的に説明する。上述したように、スタンバイ状態では、無線送信部112は起動していないが、有線送受信部140と無線受信部111は起動している。そこで、無線受信部111により、無線LANにより送受信される通信パケットを監視させる。この時、無線受信部111は無線のパケットをキャプチャする為に用いられ、パケットの中のMACアドレスなどに基づいて、起動状態の無線LANアクセスポイント100のMACアドレスを含んだ通信パケットのみを取得し、他の通信パケットはスルーする。
このような動作で、起動状態の無線LANアクセスポイント100の通信パケットのみをキャプチャし、起動状態の無線LANアクセスポイント100の行っている通信のみを観測する。なお、MACアドレスとは、ネットワーク機器のハードウェアを識別するために、原則として一意に割り当てられている物理アドレスである。
そして、無線LANアクセスポイントが端末から受信する通信パケットには送信元MACアドレス(すなわち端末200のMACアドレス)に加え、送信先MACアドレス(すなわち、無線LANアクセスポイント100のMACアドレス)等の情報が含まれている。よって、通信パケットを解析することにより起動状態の無線LANアクセスポイント100と通信を行っている無線LAN端末200も特定することができる。更に、通信パケットを解析することにより、この特定した無線LAN端末200が送信して、自身(スタンバイ状態の無線LANアクセスポイント100)が受信した通信パケットの受信電波強度等も取得できる。
そして、無線LANアクセスポイント100−S1〜S4は、起動状態の無線LANアクセスポイント100とやり取りしている無線LAN端末200から自身が受信した電波の受信電波強度等を電波状態測定部122で測定し、データベース121に保存している。
また、無線LANアクセスポイント100−S1〜S4は、無線LANアクセスポイント100−D1から受信電波情報取得の要求があった場合、データベース121に保存してある自身の電波情報を無線LANアクセスポイント100−D1へと送信する。
無線LANアクセスポイント100−D1の自/他接続判定部131は、無線LANアクセスポイント100−S1〜S4からの電波情報を全て取得すると、取得した電波情報を電波状態比較部123へと送信する。
そして、電波状態比較部123は、無線LANアクセスポイント100−D1自身の受信電波強度である自装置受信電波強度と無線LANアクセスポイント100−S1〜S4の受信電波強度である他装置受信電波強度を比較する。
比較の結果、図6に表す例では無線LANアクセスポイント100−S4が最も受信電波強度が高いことが分かる。そのため、無線LANアクセスポイント100−D1の起動パケット送受信部132から有線LANを介して無線LANアクセスポイント100−S4に起動パケットを送信する。
なお、上述のように、無線LANアクセスポイント100−S1〜S4のなかから、最も受信電波強度が高い無線LANアクセスポイント100を選択することが好ましいが、最も受信電波強度が高い無線LANアクセスポイント100を選択するのではなく、受信電波強度が閾値以上である他の無線LANアクセスポイント100のうちの何れかの無線LANアクセスポイント100を選択するようにしてもよい。
無線LANアクセスポイント100−S4が起動パケットを起動パケット送受信部132で受け取る。そして、無線LANアクセスポイント100−S4において、起動パケット送受信部132は、起動状態切替部133に無線LANアクセスポイント100−S4を起動状態に切り替えるように命令を行う。
起動状態切替部133が切り替え命令を受けると、スタンバイ状態によって制限されていた無線送受信部110の制限を解除して通信を行えるようにし、無線LAN端末200との通信を開始する。
その後、無線LAN端末200との通信が終了し一定時間が過ぎると、起動状態切替部133が自動的に無線LANアクセスポイント100−S4を再びスタンバイ状態へと切り替える。
続いて、図7及び図8のフローチャートを参照して、無線LANアクセスポイント100の動作を更に説明する。
図7は無線LANアクセスポイント100が電源ONした際に、スタンバイ状態として設定されており、スタンバイ状態の無線LANアクセスポイント100として振る舞う際の動作が記載されたフローチャートである。一方、図8は無線LANアクセスポイント100が電源ONした際に、起動状態として設定されており、起動状態の無線LANアクセスポイント100として振る舞う際の動作が記載されたフローチャートである。今回は、図6に表した例に則って、図7に記載のスタンバイ状態の無線LANアクセスポイント100として振る舞う際の動作の主体は無線LANアクセスポイント100−S4であるとする。また、図8に記載の起動状態の無線LANアクセスポイント100として振る舞う際の動作の主体は無線LANアクセスポイント100−D1であるとする。
まず、図7を参照すると電源がONされた無線LANアクセスポイント100は、スタンバイ状態となるように設定されているか否かを確認する。ここで、スタンバイ状態となるように設定されていない場合、すなわち起動状態に設定されていた場合は(ステップS11においてNO)図8のステップS31に移行する。一方、スタンバイ状態となるように設定されている場合は(ステップS11においてYES)ステップS12に進む。つまり、無線LANアクセスポイント100−S4はステップS12に進み、無線LANアクセスポイント100−D1は図8のステップS31に移行する。
ステップS12では、無線LANアクセスポイント100−S4自身が登録されている起動状態の無線LANアクセスポイント100を検索する。検索は、起動状態の無線LANアクセスポイント100が発見されるまで継続される(ステップS13においてNO)。
そして、起動状態の無線LANアクセスポイント100が発見された場合(ステップS13においてYES)は、ステップS14に進む。
ステップS14において、無線LAN端末200から起動状態のアクセスポイントである無線LANアクセスポイント100−D1に対して、接続要求又は接続応答があった場合(ステップS14においてYES)は、ステップS15に進む。
ステップS15では、無線LAN端末200からの接続要求又は接続応答を観測することにより、無線LANアクセスポイント100−D1と無線LAN端末200とでやり取りされるパケットの受信電波強度を測定する。そして、測定した受信電波強度を含んだ電波情報を記憶する。
次に、起動状態のアクセスポイントである無線LANアクセスポイント100−D1から、電波情報が要求された場合(ステップS16においてYES)、この要求に応じて、ステップS15にて記憶した電波情報を無線LANアクセスポイント100−D1に送信する(ステップS17)。
その後、無線LANアクセスポイント100−D1から起動パケットを受信した場合は(ステップS18においてYES)、スタンバイ状態から起動状態へと移行する(ステップS19)。
起動状態へと移行した後は、無線LAN端末200と接続をし、通信を行う(ステップS20)。無線LAN端末200との通信が完了した後は、一定時間待機する(ステップS21)。
そして、一定時間内に再度無線LAN端末200との通信が再開した場合は(ステップS22においてNO)ステップS20に戻る。
一方、一定時間内に無線LAN端末200との通信は発生せず、一定時間を経過した場合(ステップS22においてYES)は、起動状態からスタンバイ状態へと移行し(ステップS23)、ステップS14に戻る。
また、ステップS14,ステップS16及びステップS18のそれぞれにおいてNOであった場合もステップS14に戻る。
以上が、無線LANアクセスポイント100が電源ONした際に、スタンバイ状態として設定されており、スタンバイ状態の無線LANアクセスポイント100として振る舞う際の動作である。
次に、図8を参照して、無線LANアクセスポイント100−D1が起動状態の無線LANアクセスポイント100として振る舞う際の動作について説明する。
まず、無線LANアクセスポイント100−D1は、周囲の電波情報を測定しつつ、無線LAN端末200からの接続要求、又は、接続要求応答を待つ(ステップS31、ステップS32においてNO)。
無線LAN端末200からの接続要求、又は、接続要求応答があった場合(ステップS32においてYES)、無線LAN端末200からの受信電波強度を含んだ電波情報をデータベース121に保存する(ステップS33)。
そして、電波情報に含まれている無線LAN端末200からの受信電波強度と、予め設定された閾値と、を比較する。比較の結果、電波強度が強かった場合、すなわち電波強度が閾値を超えた場合(ステップS34においてNO)は、ステップS38に進む。そして、ステップS38において、無線LAN端末200と通信を開始し、ステップS31に戻る。
一方、比較の結果、電波強度が弱かった場合、すなわち電波強度が閾値以下の場合(ステップS34においてYES)は、ステップS35に進む。
ステップS35では、無線LANアクセスポイント100−D1に登録されたスタンバイ状態の無線LANアクセスポイント100のそれぞれから、電波情報を取得する。
そして、取得した全てのスタンバイ状態の無線LANアクセスポイント100の受信電波強度を比較する(ステップS36)。
比較の結果、最も受信電波強度が高い無線LANアクセスポイントに対して起動パケットを送信する(ステップ37)。その後、ステップS31に戻る。
以上が、無線LANアクセスポイント100が電源ONした際に、起動状態として設定されており、起動状態の無線LANアクセスポイント100として振る舞う際の動作である。
また、上述した実施形態は、本発明の好適な実施形態ではあるが、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
例えば、上記の動作では、電源投入前に「常に起動状態のアクセスポイント」となるか「スタンバイ状態と起動状態を切り替えるアクセスポイント」となるかを予め設定している(ステップS11参照)。今回の説明で言えば前者は、無線LANアクセスポイント100−D1であり、後者は無線LANアクセスポイント100−S1〜S4である。そして、S1〜S4は端末との通信時のみ起動し、通信が終了すればスタンバイ状態に戻る(ステップS23参照)。一方、D1は常にスタンバイ状態のままである(ステップS32においてNO、ステップS37及びステップS38参照)。
もっとも、スタンバイ状態の無線LANアクセスポイント100(例えば無線LANアクセスポイント100−S1)を起動状態に切り替えると共に、起動状態のアクセスポイント(例えば無線LANアクセスポイント100−D1)をスタンバイ状態に切り替えるようにしてもよい。この場合には、ステップS22においてYESであればステップS31に移行するようにする。また、ステップS37の後には、自身を起動状態からスタンバイ状態へと切り替えてステップS12に移行する。このようにすることで、起動状態の無線LANアクセスポイント100の数を常に1つとすることもできる。
また他の例の1つとして、図9を参照して本実施形態の変形例を説明する。
図9に表されるように今回の変形例では、具体例の1つとしてフロア400とサーバルーム500に設置場所が分かれている。
そして、フロア100には図6に表されるように、起動状態の無線LANアクセスポイント100として無線LANアクセスポイント100−D1が設置されている。また、スタンバイ状態の無線LANアクセスポイント100として無線LANアクセスポイント100−S1〜S4が設置されている。そして、無線LANアクセスポイント100−D1と、無線LANアクセスポイント100−S1〜S4のそれぞれは、サーバ301と有線LANで接続されている。なお、無線LANアクセスポイント100−D1と、無線LANアクセスポイント100−S1〜S4のそれぞれは、図示を省略したハブ等を介して接続される。
サーバルーム500に設置されたサーバ301は、各無線LANアクセスポイント100と無線LAN端末200の間の電波情報を受け取る機能を有する。すなわち、起動状態の無線LANアクセスポイント100−D1に加え、無線LANアクセスポイント100−S1〜S4のそれぞれからも電波情報を受け取る機能を有する。なお、このように本変形例では、サーバ301が全てのアクセスポイント100と通信を行うため、無線LANアクセスポイント100−D1が、無線LANアクセスポイント100−S1〜S4のそれぞれと接続されていなくてもよい。
その後、無線LANアクセスポイント100−D1に通信要求が来た場合、又は無線LANアクセスポイント100−D1が通信要求を無線LAN端末200に出す場合、の何れかの場合に、サーバ301は各無線LANアクセスポイント100と無線LAN端末200の間の電波情報をそれぞれ取得する。そして、どの無線LANアクセスポイント100が最も電波強度が高いかを比較する。
最も電波状態の良い無線LANアクセスポイント100が、無線LANアクセスポイント100−D1であった場合には、サーバ301は、そのまま無線LANアクセスポイント100−D1と無線LAN端末200との間で通信を開始させる。
一方、最も電波強度が高い無線LANアクセスポイント100が無線LANアクセスポイント100−S1〜S4の何れかであった場合には、その最も電波強度が高い無線LANアクセスポイント100に対してサーバ301から起動パケットを送信する。そして、最も電波強度が高い無線LANアクセスポイント100を起動状態に切り替えた後、無線LAN端末200との間で通信を開始させる。
なお、このように最も電波強度が高い無線LANアクセスポイント100を選択することにより、無線LAN端末200に対して、最も早い伝送速度を提供できる。しかし、無線LANアクセスポイント100−D1の電波強度が所定の閾値を超えているようであれば、他の無線LANアクセスポイント100−S1〜S4の何れかを起動状態に切り替えないようにしてもよい。すなわち、閾値を超えている無線LANアクセスポイント100−D1と無線LAN端末200との間で通信を開始させ、他の無線LANアクセスポイント100−S1〜S4はスタンバイ状態のままとするようにしてもよい。こうすることにより、所定の伝送速度を保証しつつ、可能な限りスタンバイ状態の無線LANアクセスポイント100を増やすことができるため、より省電力化を図ることができる。
無線LAN端末200と無線LANアクセスポイント100の通信完了後、この通信を行っていた無線LANアクセスポイント100が元々スタンバイ状態であった場合、この無線LANアクセスポイント100は一定時間が過ぎると自動的スタンバイ状態へと切り替わる。
このように起動状態の無線LANアクセスポイント100−D1での処理を減らし、サーバ301で各無線LANアクセスポイント100−D1の処理を一元管理する事により、起動状態の無線LANアクセスポイント100−D1を複数設置する必要の有る場合では、消費電力をさらに抑える事が期待できる。
また、本変形例ならば無線LANシステム上の各無線LANアクセスポイント100のハードウェアを変更せずに、サーバにソフトウェアなどを追加するだけで実現する事ができる。
また、汎用のサーバにソフトウェアを追加するのではなく、本変形例を実現する機能を搭載した無線LANコントローラをハードウェア及びソフトウェアの組合せにより実現し、この無線LANコントローラと各無線LANアクセスポイント100とを有線LAN接続するようにしてもよい。なお、サーバ301及び無線LANコントローラ302は、本発明の「管理装置」に相当する。
なお、端末から無線LANアクセスポイントが受信した電波の受信電波強度を測定する代わりに、無線LANアクセスポイントから端末が受信した電波の受信電波強度を測定し、それを用いるようにしてもよい。無線LANアクセスポイントから端末が受信した電波の受信電波強度は、端末が測定し、無線LANアクセスポイントに上り信号で伝えることができる。
更に、評価値として受信電波強度を用いるのではなく、C/N比(Carrier to Noise ratio)を評価値として用いるようにしても良い。この場合、上述した説明における受信電波強度なる文言は全てC/N比に置き換わる。
また、無線LANアクセスポイントのみならず、一般の無線基地局に(例えば、携帯電話網の無線基地局にも)本発明を適用することができる。
以上説明した本発明の実施形態は、以下に示すような多くの効果を奏する。
第1の効果は、通常のパワーセーブ(送信電力を減らす、ビーコン間隔を長くする等)より消費電力を削減する事ができ、更に、スタンバイ状態では無線を送信しないので電波干渉も抑制する事ができることである。
その理由は、無線通信における電力消費の大部分を占めている無線LANによる送信部分を無効にするスタンバイ状態を持つためである。
第2の効果は、スタンバイ状態のアクセスポイントは消費電力を抑え続けたままにする事ができることである。
その理由は、起動状態のアクセスポイントに通信要求が来た時に、全てのスタンバイ状態のアクセスポイントを起動するのではなく、自身とスタンバイ状態のアクセスポイントを含めた中で最も通信に適したアクセスポイントのみを起動させ通信させるからである。
第3の効果は電波強度が強いアクセスポイントと確実に接続できることである。
その理由は、端末との距離のみに基づいてアクセスポイントを選択するのではなく、実測した電波強度に基づいてアクセスポイントを選択するためである。
なお、上記の無線LANアクセスポイント、無線LAN端末、サーバ及び無線LANコントローラは、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組合わせにより実現することができる。また、上記の無線LANアクセスポイント、無線LAN端末、サーバ及び無線LANコントローラにより行なわれる省電力化方法も、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組合わせにより実現することができる。ここで、ソフトウェアによって実現されるとは、コンピュータがプログラムを読み込んで実行することにより実現されることを意味する。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
本実施形態の概略をまとめると、以下のようなものである。
アクセスポイントは起動状態とスタンバイ状態を持ち、スタンバイ状態のアクセスポイントは起動状態のアクセスポイントによって制御される。起動状態のアクセスポイントにはスタンバイ状態のアクセスポイントをあらかじめ登録しておき、無線LAN端末からの通信を待つ。この時、スタンバイ状態のアクセスポイントは起動状態のアクセスポイントとの通信を行う端末のみを観測し、その電波状態を保持する。
起動状態のアクセスポイントに無線LAN端末から通信要求が来たとき、その電波を測定する。そして、無線LAN端末からの電波強度が強かった場合にはそのまま通信を行い、通信を行うには弱かった場合には登録してあるスタンバイ状態のアクセスポイントから通信要求元の無線LAN端末との間の電波状態を有線LAN経由で取得し比較を行う。結果、それぞれのスタンバイ状態のアクセスポイントの中で最も無線LAN端末と電波状態の良いアクセスポイントのみに起動パケットを送信して起動させ、通信を行う。通信が終了した後は一定時間後再びスタンバイ状態へと戻る。
このように、無線LANのビーコン、又はプローブ応答の到達範囲の広さを利用することで、ビーコンは到達するが通信を行うには電波が弱い部分に設置されたアクセスポイントが通信するとき、通信開始とともに最適なアクセスポイントのみを起動状態にして通信を行う事で、ビーコンの到達範囲を利用して通信範囲を確保しつつ、他のアクセスポイントを省電力状態のまま保ち、消費電力の削減、電波干渉の抑止ができる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1) 端末と無線通信を行なうための複数の無線基地局を含む無線基地局システムを制御するための無線基地局システム制御装置であって、
前記複数の無線基地局のうちの一部の無線基地局は起動状態にされており、前記複数の無線基地局のうちの他の無線基地局それぞれは起動状態にある何れかの無線基地局に関連づけられていると共にスタンバイ状態にされており、
或る端末と無線基地局との間で無線通信が開始されようとしている際に、前記或る端末とネゴシエーションを開始した何れかの無線基地局と前記或る端末との間の電波状態が第1の所定の条件を満たしている場合には、前記或る端末とネゴシエーションを開始した前記何れかの無線基地局に前記或る端末との間の無線通信を開始させる手段と、
前記或る端末と無線基地局との間で無線通信が開始されようとしている際に、前記或る端末とネゴシエーションを開始した前記何れかの無線基地局と前記或る端末との間の電波状態が前記第1の所定の条件を満たしていない場合には、前記何れかの無線基地局と関連づけられていると共にスタンバイ状態にある前記無線基地局であって電波状態に関する第2の所定の条件を満たしている何れかの無線基地局に前記或る端末との間の無線通信を開始させる手段と、
を備えることを特徴とする無線基地局システム制御装置。
(付記2) 付記1において、当該無線基地局システム制御装置は、無線基地局の内部又は外部に設けられていることを特徴とする無線基地局システム制御装置。
(付記3) 付記1又は2に記載の無線基地局システム制御装置であって、
前記第2の所定の条件を満たしたことにより前記或る端末との間の無線通信を開始した前記無線基地局を、該通信が終了するとともに再度スタンバイ状態へと切り替えることを特徴とする無線基地局システム制御装置。
(付記4) 付記1又は2に記載の無線基地局システム制御装置であって、
前記第2の所定の条件を満たしている何れかの無線基地局に前記或る端末との間の無線通信を開始させるとともに、前記或る端末とネゴシエーションを開始した何れかの無線基地局をスタンバイ状態へと切り替えることを特徴とする無線基地局システム制御装置。
(付記5) 付記1乃至4の何れか1に記載の無線基地局システム制御装置であって、
前記或る端末とネゴシエーションを開始した第1の無線基地局と、該端末と、の間で該ネゴシエーションのために送信又は受信される信号を第1の無線基地局以外の第2の無線基地局に受信させ、該第2の無線基地局に該受信した信号に基づいて該端末と該第2の無線基地局間の電波状態を測定させることを特徴とする無線基地局システム制御装置。
(付記6) 端末と無線通信を行なうための複数の無線基地局を含む無線基地局システムを制御するための無線基地局システム制御方法であって、
前記複数の無線基地局のうちの一部の無線基地局を起動状態にしておき、前記複数の無線基地局のうちの他の無線基地局それぞれを起動状態にある何れかの無線基地局に関連づけておくと共にスタンバイ状態にしておき、
或る端末と無線基地局との間で無線通信が開始されようとしている際に、前記或る端末とネゴシエーションを開始した何れかの無線基地局と前記或る端末との間の電波状態が第1の所定の条件を満たしている場合には、前記或る端末とネゴシエーションを開始した前記何れかの無線基地局に前記或る端末との間の無線通信を開始させ、
前記或る端末と無線基地局との間で無線通信が開始されようとしている際に、前記或る端末とネゴシエーションを開始した前記何れかの無線基地局と前記或る端末との間の電波状態が前記第1の所定の条件を満たしていない場合には、前記何れかの無線基地局と関連づけられていると共にスタンバイ状態にある前記無線基地局であって電波状態に関する第2の所定の条件を満たしている何れかの無線基地局に前記或る端末との間の無線通信を開始させることを特徴とする無線基地局システム制御方法。
(付記7) 端末と無線通信を行なうための複数の無線基地局を含む無線基地局システムを制御するための無線基地局システム制御装置としてコンピュータを機能させるための無線基地局システム制御プログラムであって、
コンピュータを、
前記複数の無線基地局のうちの一部の無線基地局は起動状態にされており、前記複数の無線基地局のうちの他の無線基地局それぞれは起動状態にある何れかの無線基地局に関連づけられていると共にスタンバイ状態にされており、
或る端末と無線基地局との間で無線通信が開始されようとしている際に、前記或る端末とネゴシエーションを開始した何れかの無線基地局と前記或る端末との間の電波状態が第1の所定の条件を満たしている場合には、前記或る端末とネゴシエーションを開始した前記何れかの無線基地局に前記或る端末との間の無線通信を開始させる手段と、
前記或る端末と無線基地局との間で無線通信が開始されようとしている際に、前記或る端末とネゴシエーションを開始した前記何れかの無線基地局と前記或る端末との間の電波状態が前記第1の所定の条件を満たしていない場合には、前記何れかの無線基地局と関連づけられていると共にスタンバイ状態にある前記無線基地局であって電波状態に関する第2の所定の条件を満たしている何れかの無線基地局に前記或る端末との間の無線通信を開始させる手段と、
を備える無線基地局システム制御装置として機能させることを特徴とする無線基地局システム制御プログラム。
本発明は、例えば、店舗やオフィスなど、大規模かつレイアウトフリーを特徴とする無線LANシステムのアクセスポイントの配置設計に好適である。
100−1〜100−N 無線LANアクセスポイント
100−D1 起動状態の無線LANアクセスポイント
100−S1〜100−S4 スタンバイ状態の無線LANアクセスポイント
110 無線送受信部
111 無線受信部
112 無線送信部
120 電波状態管理部
121 データベース
122 電波状態測定部
123 電波状態比較部
130 制御部
131 自/他接続判定部
132 起動パケット送受信部
133 起動状態切替部
140 有線送受信部
200−1〜200−M 無線LAN端末
301 サーバ
302 無線LANコントローラ
400 フロア
500 サーバルーム
1000 無線LANシステム

Claims (7)

  1. 端末と無線通信を行なうための複数の無線基地局を含む無線基地局システムを制御するための無線基地局システム制御装置であって、
    前記複数の無線基地局のうちの一部の無線基地局は起動状態にされており、前記複数の無線基地局のうちの他の無線基地局それぞれは起動状態にある何れかの無線基地局に関連づけられていると共にスタンバイ状態にされており、
    或る端末と無線基地局との間で無線通信が開始されようとしている際に、前記或る端末とネゴシエーションを開始した何れかの無線基地局と前記或る端末との間の電波状態が第1の所定の条件を満たしている場合には、前記或る端末とネゴシエーションを開始した前記何れかの無線基地局に前記或る端末との間の無線通信を開始させる手段と、
    前記或る端末と無線基地局との間で無線通信が開始されようとしている際に、前記或る端末とネゴシエーションを開始した前記何れかの無線基地局と前記或る端末との間の電波状態が前記第1の所定の条件を満たしていない場合には、前記何れかの無線基地局と関連づけられていると共にスタンバイ状態にある前記無線基地局であって電波状態に関する第2の所定の条件を満たしている何れかの無線基地局に前記或る端末との間の無線通信を開始させる手段と、
    を備えることを特徴とする無線基地局システム制御装置。
  2. 請求項1において、当該無線基地局システム制御装置は、無線基地局の内部又は外部に設けられていることを特徴とする無線基地局システム制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の無線基地局システム制御装置であって、
    前記第2の所定の条件を満たしたことにより前記或る端末との間の無線通信を開始した前記無線基地局を、該通信が終了するとともに再度スタンバイ状態へと切り替えることを特徴とする無線基地局システム制御装置。
  4. 請求項1又は2に記載の無線基地局システム制御装置であって、
    前記第2の所定の条件を満たしている何れかの無線基地局に前記或る端末との間の無線通信を開始させるとともに、前記或る端末とネゴシエーションを開始した何れかの無線基地局をスタンバイ状態へと切り替えることを特徴とする無線基地局システム制御装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の無線基地局システム制御装置であって、
    前記或る端末とネゴシエーションを開始した第1の無線基地局と、該端末と、の間で該ネゴシエーションのために送信又は受信される信号を第1の無線基地局以外の第2の無線基地局に受信させ、該第2の無線基地局に該受信した信号に基づいて該端末と該第2の無線基地局間の電波状態を測定させることを特徴とする無線基地局システム制御装置。
  6. 端末と無線通信を行なうための複数の無線基地局を含む無線基地局システムを制御するための無線基地局システム制御方法であって、
    前記複数の無線基地局のうちの一部の無線基地局を起動状態にしておき、前記複数の無線基地局のうちの他の無線基地局それぞれを起動状態にある何れかの無線基地局に関連づけておくと共にスタンバイ状態にしておき、
    或る端末と無線基地局との間で無線通信が開始されようとしている際に、前記或る端末とネゴシエーションを開始した何れかの無線基地局と前記或る端末との間の電波状態が第1の所定の条件を満たしている場合には、前記或る端末とネゴシエーションを開始した前記何れかの無線基地局に前記或る端末との間の無線通信を開始させ、
    前記或る端末と無線基地局との間で無線通信が開始されようとしている際に、前記或る端末とネゴシエーションを開始した前記何れかの無線基地局と前記或る端末との間の電波状態が前記第1の所定の条件を満たしていない場合には、前記何れかの無線基地局と関連づけられていると共にスタンバイ状態にある前記無線基地局であって電波状態に関する第2の所定の条件を満たしている何れかの無線基地局に前記或る端末との間の無線通信を開始させることを特徴とする無線基地局システム制御方法。
  7. 端末と無線通信を行なうための複数の無線基地局を含む無線基地局システムを制御するための無線基地局システム制御装置としてコンピュータを機能させるための無線基地局システム制御プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記複数の無線基地局のうちの一部の無線基地局は起動状態にされており、前記複数の無線基地局のうちの他の無線基地局それぞれは起動状態にある何れかの無線基地局に関連づけられていると共にスタンバイ状態にされており、
    或る端末と無線基地局との間で無線通信が開始されようとしている際に、前記或る端末とネゴシエーションを開始した何れかの無線基地局と前記或る端末との間の電波状態が第1の所定の条件を満たしている場合には、前記或る端末とネゴシエーションを開始した前記何れかの無線基地局に前記或る端末との間の無線通信を開始させる手段と、
    前記或る端末と無線基地局との間で無線通信が開始されようとしている際に、前記或る端末とネゴシエーションを開始した前記何れかの無線基地局と前記或る端末との間の電波状態が前記第1の所定の条件を満たしていない場合には、前記何れかの無線基地局と関連づけられていると共にスタンバイ状態にある前記無線基地局であって電波状態に関する第2の所定の条件を満たしている何れかの無線基地局に前記或る端末との間の無線通信を開始させる手段と、
    を備える無線基地局システム制御装置として機能させることを特徴とする無線基地局システム制御プログラム。
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