JP5450361B2 - アキシャルギャップ型回転機及びアキシャルギャップ型発電機 - Google Patents

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Description

本発明は回転軸(又は固定軸)の円周方向に複数のマグネットとセグメントコイルを放射状に対向配列して軸方向にギャップを形成して対向させた電動機或いは発電機などのアキシャルギャップ型回転機に関する。
一般にモータ、発電機などの回転機は、ステータとロータの一方に永久磁極を、他方にコイルを対向配置させ、ロータの回転で回転力を出力するか、起電力を出力している。特に最近ではこの種の回転機をハイブリッド駆動として発電と同時に駆動出力を得る装置として使用されている。
従来、このような回転機としてアキシャルギャップ型回転機が知られている。この回転機は回転軸の軸方向にセグメント磁極とセグメントコイルを、ギャップを形成して対向させ、このセグメント磁石をロータとして回転させる回転機構として知られている。例えば特許文献1には回転軸に軟磁性材の回転ディスクを一体形成し、この回転ディスクにセグメント磁石を周方向に配列し、この回転ディスクと距離を隔てて対向する位置に固定ディスクを配置(同公報のものは2枚のディスク)し、これにセグメントコイルを周方向に配列する構造が開示されている。
このような磁石とコイルを対向配置させて回転軸を駆動回転或いは発電する回転機は、コイルを過ぎる方向に磁石の磁界を形成する必要がある。このためコイルを挟んで一対の磁石を対向させる構造と、コイルを挟んで一方に磁石を、他方に軟磁性材のヨークを配置する構造が知られている。
特開2009−33946号公報
一般に回転機として高出力を得るためにはコイルの線径を大きくするか、巻数(ターン数)を増大させるか、いずれもモータ長・径を大きくすることが知られ、いずれもコイル容積を増大させることとなる。このようにコイルの占有スペースを大きくすると、コイルを過ぎるように磁界形成するマグネット間ギャップが広がることとなる。このマグネットギャップの増大は磁気抵抗の増大をもたらし磁束低下となり高出力化の弊害となっている。
一方、この種の回転機は滑らかな起動が求められ、セグメントコイルを空芯コイルで構成することも知られている。ところが従来は特許文献1に開示されているように回転ディスクに、その周方向に複数のセグメント磁石を配列し、この回転ディスクとギャップを設けて対向する固定ディスクにセグメントコイルを配置している。このため高出力化を得るためにコイル容積を増大させるとコイルを挟んで磁界を形成する磁極間距離が長くなる。このため磁気抵抗が増大し、コイル容積の増大によって装置を大型化させたにも拘わらず所望の出力が得られない問題があった。
そこで本発明者は上述の問題を、コイルを過ぎる磁力線を増大させることによって高出力化を得ることが出来るとの知見に基づいて空芯コイルのコイル中心(非巻線部)を通過する磁界を巻線部に磁気集中させるとの着想に至った。
本発明は、ロータ軸の軸方向に磁石とコイルを対向配置する際に、磁界がコイルを有効的に過ぎるようにして小型化と高出力化が可能であるアキシャルギャップ型回転機の提供をその課題としている。
上記課題を達成するため本発明は、互いにロータ軸の周方向に複数のセグメント磁石とセグメントコイルを放射状に対向配置する際に、各セグメントコイルを中心に非巻線部を有する空芯コイルで構成し、その非巻線部に巻線と非接触状態で軟磁性材のセグメントヨーク片を設け、このセグメントヨーク片を複数のセグメントコイルの非巻線部毎に分離した状態で不連続に配列することを特徴としている。
更にその構成を詳述すると、ステータ(30)と、ロータ(20)をロータ軸の軸方向にギャップを形成して対向配置したアキシャルギャップ型回転機であって、ステータとロータの一方に、ロータ軸の周方向に放射状に配列された複数のセグメントコイルと、ステータとロータの他方に、ロータ軸の周方向に放射状に配列された複数のセグメント磁石(23)と、を備える。
上記各セグメントコイルを、中心に非巻線部(32Co)を有する空芯コイルで構成すると共に、この非巻線部には巻線と非接触状態で軟磁性材のセグメントヨーク片(33)を配置し、このセグメントヨーク片は、各セグメントコイルの非巻線部毎に分離した不連続状態で放射状に配列する。
本発明は、ロータ軸の円周方向に放射状に複数のセグメントコイルとセグメント磁石を配置し、各セグメントコイルを空芯コイルで構成し、その非巻線部に巻線と非接触状態で軟磁性材のセグメントヨーク片を、非巻線部毎に分離した不連続状態で配列したものであるから以下の効果を奏する。
セグメントコイルとセグメント磁石をロータ回転軸の軸方向にキャップを形成して対向配置し、ロータを回転して回転出力若しくは発電力を得る際に、コイルを過ぎるセグメント磁石の磁極間にコイルと共にコイル中心の非巻線部に軟磁性材のヨーク片が配置されることとなる。従ってコイルの非巻線部を通過する磁束をヨーク片によってコイルを過ぎる磁束に集中させることが可能となる。
このように本発明はコイルを挟んで対向する磁極間に軟磁性材のヨーク片を設けたものであるから磁極間ギャップを大きくしてもヨーク片の磁気集中作用によってコイルを過ぎる磁束を増大させることが可能である。
更に本発明は、ロータ軸の軸方向にセグメントコイルを積層状に複数配置し、この積層状のコイル群をロータ軸の周方向に所定角度変位させることによって各セグメントコイルの非巻線部に配置したヨーク片は、隣接する層のコイルを過ぎる方向に磁気集中する。これによってコイルを軸方向に平行に過ぎる磁束を増大させることが可能となり、更なる高出力化が可能である。
本発明に係わるアキシャルギャップ型回転機の組立て分解図。 図1の装置の組立て状態の断面図。 図1の装置における平面構成を示し、(a)はセグメント磁石の配列状態(b)はセグメントコイルの配列状態(c)、(d)はセグメントコイルの単一構成を示す。 図1の装置におけるロータとステータの構成を示す概念説明図。 図1の装置における一実施形態(第1実施形態)を示し、(a)はその断面構成を(b)は要部の拡大説明図である。 図1の装置における異なる実施形態(第2実施形態)を示し、(a)は要部の拡大説明図であり、(b)はセグメントコイルの層状配列の説明図。 図1の装置における異なる実施形態(第3実施形態)を示し、(a)は要部の拡大説明図であり、(b)は(a)と異なる形態の説明図。 各実施形態の有効磁束密度の特性実験データ。 発電システムの概念構成図。
以下、図示の好適な実施の形態に基づいて本発明を説明する。図1は本発明に係わるアキシャルギャップ型回転機の組み立て分解図である。図示の回転機は、ハウジング10と、ロータ20とステータ30で構成されている。ハウジング10はカップ形状の上部フレーム11と下部フレーム12で封止パッキング13を介して両者がボルトなどで結合される。
上記ハウジング10には内部にロータ20とステータ30が内蔵される。その構造はアウタロータ構成若しくはインナロータ構成で内蔵される。図示のものはアウタロータ構造を示すがインナロータ構成であっても良い。ハウジング10には固定軸14(ロータ軸;以下同様)が固定され、この固定軸14にロータ20は回転可能に軸受け支持され、ステータ30は固定されている。固定軸14の端部は上部フレーム11と下部フレーム12に固定され、パッキングなどで封止されている。図示の固定軸14は後述するステータ30と一体に構成されハウジング10に固定されているが、ロータ20に回転軸を一体形成してハウジング10に回転可能に軸支持しても良い。この固定軸14若しくは回転軸をロータ軸と称する。
ロータ20は、一対のコアヨーク21、22とセグメント磁石23(23a、23b・・・23n)で構成される。ロータ軸(回転軸又は固定軸)14の軸方向(図2x−x方向)に距離d1を隔てて一対のコアヨーク21、22が回転可能に軸支持され、この一対のコアヨークそれぞれにセグメント磁石23(23a、23b・・・23n)が固定されている。図示のコアヨーク21、22は円板形状の軟磁性材で構成され、対向する内表面21a、22aに複数のセグメント磁石23が接着剤などで固着されている。この一対のコアヨーク21、22は一体的にジョイント部材で結合され、後述する入力軸(又は出力軸)に連結される。
図示のコアヨーク21、22は上部フレーム11と下部フレーム12に固定され、この上下フレームがボルトで一体化されている。この上部フレーム11とコアヨーク21との間及び下部フレーム22とコアヨーク22との間には非磁性材のシールド板を設けて磁気的にシールドするか、或いはコアヨークと上下フレームを磁気的に一体化する。そして上部フレーム11と下部フレーム12は軸受16、17で固定軸14に回転可能に支持されている。この他、一対のコアヨーク21、22はハウジング10に固定することなくジョイント部材で両者を一体的に連結しても良い。上記セグメント磁石23の配列構造については後述する。
ステータ30は、コイルホルダ31とセグメントコイル32(32a、32b・・・32m)で構成され、ハウジング10に固定したロータ軸14に固定されている。図示のコイルホルダ31は円板形状で非磁性体の樹脂で構成されている。ロータ軸14にはスリーブ形状のカラー14aが一体に取付けられ、このカラー14aのフランジに円板形状のコイルホルダ31が固定されている。そしてコイルホルダ31には、セグメントコイル32が樹脂成形で内蔵されている。このセグメントコイル32の配列については後述する。
このように構成されたロータ20とステータ30は図2に示すように固定軸14にコイルホルダ31は固定され、コアヨーク21、22は回転可能に支持されている。そして一対のコアヨーク21、22間は距離d1でエアーギャップが構成され、コイルホルダ31は各コアヨークから距離d2を隔てて配置されている。また、それぞれ円板形状に構成されているコアヨーク21、22及びコイルホルダ31はギャップd1、d2を形成して平行な平面に配置されている。
次に上記セグメント磁石23とセグメントコイル32の配列関係について図3、図4に従って説明する。図3(a)はセグメント磁石23の配列構造を、同図(b)はセグメントコイル32の配列構造を、(c)(d)はコイル素子の形状を示す。図4はセグメント磁石23とセグメントコイル32の対向配列を示す。
セグメント磁石23は図3(a)に示すように円板形状のコアヨーク21(22)にロータ軸14の軸心14xを中心に等ピッチで放射状に複数のセグメント磁石23(23a、23b・・・23n)が配列されている。各磁石は永久磁極片で構成され、同図表裏面に磁極が形成されている。各磁石片は隣接する磁極がN極とS極が交互に配列されている。図示のものは発電機用の回転機を構成する関係で、セグメント磁石23を32個の倍数に設定し、後述するセグメントコイル32(24個の倍数)と4対3の関係にしている。
セグメントコイル32は図3(b)に示すように円板形状のコイルホルダ31にロータ軸14の軸心14xを中心に等ピッチで放射状に複数のコイル素子32(32a、32b・・・32m)が配列されている。図示のコイル素子数は24個(又はその倍数)でコイル素子数mと前述の永久磁極片数nは、コイル素子数m対磁石片数n=3対4に設定されている。
図3(c)(d)にコイル素子の形状を示すが、コイル素子32はリボン線又はワイヤ線をループ状に巻回して構成され、その中央部には非巻線部32Coを有している。そしてこのコア中心の非巻線部32Coには巻線と非接触状態でセグメントヨーク片33(33a、33b・・・33m)が配置されている。このセグメントヨーク片33は軟磁性材の板状材で構成されている。コイルホルダ31とコイル素子32とヨーク片33は、例えば合成樹脂で円板形状に一体成型されている。
次に図4に従ってセグメント磁石23とセグメントコイル32とヨーク片33の関係を説明する。同図は、この三者の関係を示す概念図である。先に説明したようにセグメント磁石23は一対のコアヨーク21、22に距離d1を隔てて対向配置されている。そして各コアヨーク21(22)にはセグメント磁石23が複数配列されている。この第1のコアヨーク21のセグメント磁石23は、第2のコアヨーク22のセグメント磁石23と対極関係に、一方がN極であるときには他方がS極に設定されている。従って一対のコアヨーク21、22との間に磁極が形成されることとなる。
一方セグメントコイル32は、一対のコアヨーク21、22間に配置される。この場合セグメントコイル32は各コアヨーク21(22)から等距離に配置されることが好ましい。また、セグメントコイル32は後述する第1実施形態では、一層構造に、第2実施形態では2層構造に形成してあるように同一構造で軸方向に上下複数層で構成される。そして放射状に配列されているセグメントコイル32(32a、32b・・・32m)は図示の場合3相の出力線(又は入力線)を備えている。
上記第1第2のコアヨーク21、22は固定軸14に軸受16(17)で回動可能に支持され、セグメントコイル32は固定軸14に固定されている。そこで発電機として使用する場合には一対のコアヨーク21、22に入力軸(不図示)を連結し、電動機として使用する場合にはセグメントコイル32に電流(図示のものは三相電流)を印加する。
上述した本発明の基本構成に従ってその具体的実施形態を説明する。図5は第1の実施形態を、図6は第2の実施形態を、図7は第3の実施形態を示す。
[第1実施形態]
図5に示す実施形態は、セグメントコイル32を一層構造で構成する場合を示す。固定軸14に距離d1を隔てて一対のコアヨーク21、22が位置されている。各コアヨーク21,22には互いに対向する磁極を形成するように磁石片23x、23yが配置されている。この第1第2のコアヨーク21、22の間にはコイル素子32が固定軸14に固定された状態で配置されている。
磁石片23x、23yはエアーギャップd1を隔てて対向磁極が形成され、その中央(d1/2)にコイル素子32が配置されている。各コイル素子32にはコア中心の非巻線部32Coにヨーク片33が巻線と非接触状態で配置されている。このヨーク片33は一対のコアヨーク21(22)から等距離に配置されている。
この磁石片23x、23yとコイル素子32とヨーク片33は、前述したように固定軸14の円周方向に放射状に配列され、特にヨーク片33は各コイル素子の非巻線部32Co毎に分離して不連続状態で放射状に配列されている。
このような構成において図5(b)に示すように、磁石片23xと23yの間に発生する磁界はヨーク片33がないときには同図破線の状態となる。しかし磁石片23xと23yの間にヨーク片33が存在する図示の形態では、磁界は同図実線のようにヨーク片33に磁気集中する。これによってコイルを過ぎる有効磁束密度が増大し、高出力が得られることとなる。
[第2実施形態]
図6に示す実施形態は、セグメントコイル32を二層構造で構成する場合を示す。前述の第1実施形態と同ように構成された一対のコアヨーク21、22間にロータ軸14の軸方向に第1コイル層32xと第2コイル層32yが配置されている。各コイル素子の非巻線部32Coにはヨーク片33x、33yが配置されている。そして第1コイル層32xと第2コイル層32yはロータの回転方向にオフセット量δで位相差が形成してある。つまり第1コイル層32xと第2コイル層32yはロータ軸の軸方向に上下積層配置され、第1コイル層32xのコイル素子と第2コイル層32yのコイル素子距離δだけオフセットしている。
このオフセット状態を同図(b)に示すが第1コイル層32xのコイル素子(同図実線)と第2コイル層32yのコイル素子(同図破線)とは距離δだけ位置ズレさせて、ロータの回転角度方向に位相差が形成してある。このように構成することによって第1コイル層32xの非巻線部32Coに配置したヨーク片33xは、第2コイル層32yのコイルに磁力線を偏向することとなる。
[第3実施形態]
図7に示す実施形態は、図5で示す実施例1の変形例であり、図6の実施形態と同様にセグメントコイル32を二層構造で構成する場合を示す。図7(a)に示す実施形態では第1コイル層32xと第2コイル層32yそれぞれの非巻線部にヨーク片33を位相差を形成せずに配置してある。また同図(b)では第1コイル層32xと第2コイル層32yとの間に位相差を形成せずに1つのヨーク片を配置した。その他の構成は第2実施形態と同一であり、同一符合を付して説明を省略する。
[各実施形態における出力特性]
図8は、各実施形態の有効磁束密度の特性である。同図において横軸はマグネットの位置で、中央の点線はその中心を示し、縦軸はマグネット間中央での磁束密度を示している。図中data1はセグメントヨークを備えない従来構造の磁束密度分布を示し、data2は第2実施形態の構造を採用した磁束密度分布を示す。またdata3は第3実施形態の構造を採用した磁束密度分布を示す。
セグメントヨークを備えないdata1に対して、セグメントヨークを有するdata2ではピーク値が2倍近く増加し、更にdata3ではピーク値の増加と全体利用域での増加となる。そして第3実施形態におけるコイルの磁束は第2実施形態までのコイル領域1からコイル領域2も加わった磁束の平均化となり、2倍近くの有効磁束の増加となる。
[発電システム]
図1乃至図8の回転機を用いた発電システムについて説明する。図9は発電システムの概念構成図である。図9に示す発電システムは[駆動源A]と[発電部B]と[出力部C]とから構成されている。駆動源Aは風力、水力、蒸気などの発電源からのエネルギーを回転運動に変換する。図示のシステムは風力発電を示し、駆動源Aは、タワーフレーム40と、これに搭載されたナセル41と、このナセル41に回転自在に取付けられたブレード(風力羽根)42とから構成されている。
システムの設置条件によって異なるが、タワーフレーム40は地上の所定高さ位置にブレード42を位置決めするように堅牢に構成される。このタワーフレーム40にはナセル41が風力方向に回転可能に取付けられている。このナセル41には駆動回転軸43とハブ41と増速機44と発電機45(発電部B)が内蔵されている。
上記駆動回転軸43にはハブ46が設けられ、このハブ46にブレード42が固定されている。ブレード42は風力を回転力に変換する効率の優れた羽根形状に構成されている。そしてこのブレード42で回転する駆動回転軸43には増速機44とブレーキ47を介して発電機45に連結される。図示48は風力計であり、その時点の風力を測定し制御部に伝達する。図示49は制御盤であり、図示50は出力部Cの高圧配電線である。
10 ハウジング
11 上部フレーム
12 下部フレーム
13 封止パッキング
14 固定軸(ロータ軸)
14a カラー
14x 軸心
16 軸受
17 軸受
20 ロータ
21 第1のコアヨーク
21a 内表面
22 第2のコアヨーク
22a 内表面
23 セグメント磁石(23a、23b・・・23n)
23x 磁石片
23y 磁石片
30 ステータ
31 コイルホルダ
32 セグメントコイル(32a、32b・・・32m)
32Co 非巻線部
32x 第1コイル層
32y 第2コイル層
33 セグメントヨーク片(33a、33b・・・33m)
33x ヨーク片
33y ヨーク片
d1 エアーギャップ
d2 ギャップ

Claims (4)

  1. ロータ軸の軸方向にギャップを形成して対向配置されたステータおよびロータと
    前記ステータとロータの一方に、前記ロータ軸の周方向に放射状に配列され、中心に非巻線部を有する空芯コイルから構成された複数のセグメントコイルと、
    前記ステータとロータの他方に、前記ロータ軸の周方向に放射状に配列された複数のセグメント磁石と
    前記各セグメントコイルの非巻線部に巻線と非接触状態で、非巻線部毎に分離した不連続状態で、放射状に配列されたセグメントヨーク片
    を備え、
    前記ロータは、前記ロータ軸の軸方向に距離を隔てて互いに対向するように配置された一対のコアヨークを有し、
    前記複数のセグメント磁石は、前記一対のコアヨークのそれぞれに取り付けられ、
    前記ステータは、前記一対のコアヨークの間に配置され、
    前記複数のセグメントコイルの非巻線部に配置された前記セグメントヨーク片は、前記一対のコアヨーク間に配置されていると共に、
    前記一対のコアヨークと、前記セグメントヨーク片は互いに距離を隔てて平行する平面内に配置され、
    前記一対のコアヨークのそれぞれと前記セグメントヨーク片との距離は前記一対のコアヨークのそれぞれと前記セグメントコイルとの距離よりも大きいことを特徴とするアキシャルギャップ型回転機。
  2. 前記各セグメントコイルを前記ロータ軸の軸方向に積層状に複数配置するとともに各層を構成する各セグメントコイルのそれぞれの非巻線部に前記セグメントヨーク片を配置したことを特徴とする請求項1に記載のアキシャルギャップ型回転機。
  3. 前記各セグメントコイルを前記ロータ軸の軸方向に積層状に複数配置するとともに複数層における第1層の前記各セグメントコイルと第2層の前記各セグメントコイルとの間の前記非巻線部に前記セグメントヨーク片を配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載のアキシャルギャップ型回転機。
  4. 前記各セグメントコイル及び前記各セグメントヨーク片を前記ロータ軸の軸方向に積層状に複数配置するとともに複数層における第1層の前記各セグメントコイル及び前記各セグメントヨーク片を第2層の前記各セグメントコイル及び前記各セグメントヨーク片に対して前記ロータ軸の周方向に所定角度の位相差を形成するようにオフセットして配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載のアキシャルギャップ型回転機。
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