JP5449694B2 - 非接触式給電システムを用いたトロリーシステム - Google Patents

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本発明は、非接触式給電システムにより受け渡される電流を駆動源として移動体を走行させるトロリーシステムに関する。
従来では天井クレーンやモノレールなどのトロリーシステムにあって、自走式ホイストや搬送台車などの移動体に駆動源となる電気を供給するにあたって給電システムが用いられる。給電システムは、ホイストを走行させるレールに沿って配線した給電ダクト(給電線)とホイスト側に設けた集電子(ブラシ)との間で電流を受け渡しするようになっており、ブラシで受け取った電流で移動体を走行駆動する。このとき、一般的には、給電システムとしてブラシが給電線に常時接触する接触式給電システムが用いられる(例えば、特許文献1参照)。
ところが、接触式給電システムでは、ブラシが給電線に常時接触しつつ移動するため、ブラシや給電線に摩耗が発生して定期的に交換する必要があり、ランニングコストが高いものとなる。
このため、近年では、給電線に高周波電流を流して、その給電線の周りに発生する磁界による電磁誘導によって、その給電線に非接触状態で近接させた受電子に誘導電流を発生させるようにした非接触式給電システムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−255279号公報 特開平11−4502号公報
しかしながら、従来の非接触式給電システムを用いたトロリーシステムでは、給電線と受電子とが非接触であり、かつ、電磁誘導現象を効率良く利用する必要がある。このため、非接触式給電システムを用いたトロリーシステムは、接触式給電システムを用いたトロリーシステムとは自ずと細部の構成が異なることになり、その接触式給電システムを用いたトロリーシステムの構成を踏襲するわけにはいかない。
そこで、本発明は、非接触式の給電システムを用いた場合に、トロリーシステムの簡素化や組立性を向上できる非接触式給電システムを用いたトロリーシステムを提供するものである。
請求項1の発明は、躯体側に固定的に設置されたレールと、前記レールに走行可能に案内支持される移動体と、前記レールに沿って配線され高周波電流が流される給電線と、前記移動体に伴って移動し前記給電線から受け渡される電流で前記移動体を駆動する受電ブロックとを備え、前記受電ブロックは、前記給電線に非接触状態で配置される受電子を有し、前記給電線と前記受電ブロックとの間の電流受け渡しは、給電線に発生する磁界による電磁誘導によって前記受電子に誘導電流を発生させるようにした非接触式給電システムを用いたトロリーシステムであって、前記給電線を前記レールに支持する給電線ハンガーを更に備え、前記レールに設けた取付台には、長手方向に沿って開口部の幅(11x)が内部の幅(11y)よりも幅狭とされた溝が形成され、前記給電線ハンガーは、長手方向の軸となる保持アームを有し、該保持アームの根本部は、横幅(b)と縦幅(c)からなる側面視T字形状を成す嵌合端部とされ、前記横幅(b)は前記取付台に形成された溝の開口部の幅(11x)よりも狭幅とされ、且つ、前記縦幅(c)は前記取付台に形成された溝の開口部の幅(11x)よりも広幅とされ、前記レール長手方向の任意の位置にて、前記嵌合端部を前記溝内に挿入し、その後、前記保持アームを略90°回動させることにより、前記給電線ハンガーを、前記レールの所望部位に固定可能としたことを特徴とする。
請求項2の発明は、前記保持アームの先端部は弾性部材で構成され、前記給電線を支持する給電線取り付け溝が複数形成されていることを特徴とする。請求項3の発明は、前記保持アームの先端部には、互いに対となって複数の給電線取り付け溝を形成する第1先端パーツ、及び前記第2先端パーツを有し、前記第2先端パーツは、ヒンジにより回動して、前記各給電線取り付け溝内への給電線の保持、開放を切替可能とされていることを特徴とする。
本発明によれば、給電線をレールに支持する給電線ハンガーが、レールに対して着脱自在であることから給電線のレイアウトを自在に調節できるため容易な施工を実現することができる。例えば、複数の給電線を平行配線する際の配線間隔も任意に調節可能となることから、設置環境に制限のある空間においてもユーザが所望する施工形態を容易に実現することができる。
また、本発明によれば、1つの給電線ハンガーにより複数の給電線を保持することができるため、部品点数の削減による大幅なコストダウンを実現するとともに、限られた設置空間を有効に利用することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1〜図6は本発明にかかる非接触式給電システムを用いたトロリーシステムの実施形態を示し、図1はトロリーシステムの全体を示す概略構成図であり、図2は図1中II−II線に沿った拡大断面図であり、図3は給電線の接続端部を示す拡大斜視図である、図4は給電線を接続する接続具の拡大斜視図であり、図5はレールと給電線ハンガーとに設けられた着脱機構の一例を示した図であり、図6はレールに設けられた着脱機構の一例を示した図である。
図1に示すように、本実施形態のトロリーシステム1は、図示省略した移動体用レールに沿って移動可能な移動体3と、この移動体3に電力を供給する非接触式給電システム4とを備えている。
移動体3を案内する移動体用レールは、図示省略した工場や倉庫などの躯体に固定して設置される。そして、移動体3は、非接触式給電システム4から供給された電気によってモータ31を駆動し、所定の仕事、例えば移動体用レールに沿った走行や図示省略したチェーンブロックの作動、搬送ベルトの駆動などを行なう。
非接触式給電システム4は、レール2と、このレール2に沿って配線され高周波電源5から高周波の電流が流される複数の給電線6と、移動体3に従動し給電線6から受け渡される電流を移動体3に供給する受電ブロック7とを備える。この非接触式給電システム4は、電磁誘導によって給電線6に接触することなく給電線6から電気を受け取ることができるようになっている。
受電ブロック7は、移動体3に固定されて移動体3に牽引されるようになっており、移動体3に牽引されることでレール2に沿って移動する。
受電ブロック7は、給電線6に非接触状態で配置される受電子としてのコア71を有している。コア71は、図2に示すように、給電線6を側方から跨るように断面ほぼU字状の外郭71sを有し、その外郭71sの内部には給電線6の両側方に位置するように一対のコイル71p、71mが対向配置されて電磁ピックアップが構成される。このとき、コイル71p、71mは給電線6に可能な限り近接させることが好ましい。そして、高周波電源5から給電線6に高周波電流が供給されることにより、給電線6の周囲には供給された高周波電流の周波数に応じた磁界MFの発生・減衰現象が発生し、それが磁束密度の変化となってコイル71p、71mに誘導電流が発生する。
そして、コイル71p、71mに発生した電流は、図1に示すように、受電ブロック7に内蔵した共振回路72で安定化した後、定電圧回路73から移動体3に設けたインバータ32に送って直流に変換した電流をモータ31に供給するようになっている。
給電線6は、図3に示すように、導体部61と、この導体部61を中心部に埋設した絶縁部62とによって所定長さの長尺体として形成される。給電線6は配線される長さに応じて複数本を繋いで使用される。
導体部61は、チャンネル状の小径管61aと大径管61bとをほぼ同心円状に配置した二重管構造となっており、小径管61aの開放部61cと大径管61bの開放部61dとが同方向に配置される。そして、小径管61aと大径管61bとは、開放部61c、61dとは反対側で連結リブ61eを介して互いに連結される。また、大径管61bの連結リブ61eの配置側には、その連結リブ61eを中心として所定幅W0に亘って平坦部61fを形成してある。
絶縁部62は、柔軟な合成樹脂などで形成される。この絶縁部62に導体部61をインサートして押出し成型することにより、所定長さの給電線6を連続的に成形することができる。
絶縁部62は、全体的にほぼ断面矩形所に形成され、導体部61の開放部61c、61dが配置された側(図中上方)が小さな幅W1となる幅狭部62aとなるとともに、その反対側(図中下方)が大きな幅W2となる幅広部62bとなり、それら両者間に段差部62cが形成される。このとき、幅狭部62aの外方(図中上方)角部は面取りされるとともに、幅広部62bの外方(図中下方)角部にはその幅広部62bの面方向に若干突出する凸部62dが幅方向に一対突設される。
そして、図1に示すように、給電線6同士は、レール2に沿って配線される際、ジョイナー8、L型ジョイナー8A、エンドジョイナー8Bなどの接続具を介して繋げられる。
ここで、レール2には、移動体3の予め設定した走行経路に沿って直線部分、折曲部分および湾曲部分などが形成され、これに伴って給電線6もレール2の直線部分は直線状配線部分6Aとなり、折曲部分は折曲状配線部分6Bとなり、かつ、湾曲部分は湾曲状配線部分6Cとなる。従って、給電線6の直線状配線部分6Aはジョイナー8によって接続され、折曲状配線部分6BはL型ジョイナー8Aによって接続される。また、給電線6は往路側の線6mと復路側の線6nとがほぼ平行して配線されることになるが、それら両線6m、6nの終端部同士はエンドジョイナー8Bで接続される。
図4に示すように、給電線6同士を直線状に接続するジョイナー8は、全体が例えば合成樹脂などの絶縁部材によって給電線6よりも大きな幅W3となる直方体状に形成される。ジョイナー8の高さh方向(図中上下方向)の一端部には、給電線6を差し込む接続凹部81が長さL方向(図中左右方向)に貫通して形成され、接続しようとする一対の給電線6の接続端部6Eを接続凹部81の長さL方向両端部から対向させて差し込むようになっている。このとき、給電線6の接続端部6Eは、所定長さL1に亘って絶縁部62を切除して導体部61を露出させてある。
接続凹部81は、図3に示した給電線6の絶縁部62の外側形状、つまり、幅狭部62a、幅広部62b、段差部62c、凸部62dおよび底面62eの形状にほぼ沿った断面形状となっており、接続凹部81に給電線6を差し込んだ状態では、給電線6はガタ無くジョイナー8に保持されて容易に離脱されないようになっている。
接続凹部81の底面81aの長さL方向中央部には、給電線6の接続端部6Eから露出した導体部61の平坦部61fに接触する導通板82を取り付けてあり、その導通板82を介して接続しようとする給電線6の導体部61同士が電気的に接続される。また、ジョイナー8の幅W3はコア71が通過できる寸法となっている。
給電線6は、適宜部分を給電線ハンガー9によってレール2に固定される。この給電線ハンガー9によって、給電線6をレール2に沿わせて配線しつつ、給電線6の垂れ下がりを防止するようになっている。
給電線ハンガー9は、図2に示すように、給電線6を保持する保持アーム91と、この保持アーム91をレール2に設けた取付台11と嵌合させるための嵌合端部92とからなる。図2に示すように、嵌合端部92は、保持アーム91よりも大きく形成されている。
取付台11は、給電線ハンガー9の嵌合端部92と嵌合させるための溝11aが形成されており、この溝11aの端から、給電線ハンガー9の嵌合端部92を挿入することで給電線ハンガー9をレール2に対して取り付けることができる。このとき、給電線ハンガー9の保持アームよりも大きく形成された嵌合端部92が、溝11aの図2の紙面に向かって上下方向にそれぞれ飛び出るように形成された係止部11bによって係止されるため、給電線ハンガー9は、取付台11に良好に取り付けられることになる。
この給電線ハンガー9の嵌合端部92と取付台11に形成された溝11aとにより、給電線ハンガー9の着脱機構が形成される。
また、図2に示すように、取付台11の溝11aの開口部11cの紙面に向かって上下方向を11xとし、溝11aの内部の紙面に向かって上下方向を11yとし、溝11aの内部の紙面に向かって左右方向を11zとし、11y>11xという大小関係を与えるようにする。このようにした場合、図5(a)に示すように給電線ハンガー9の嵌合端部92の形状をa、b、c(a<11z、b<11x、c<11y)で表すと、図2に示す取付台11の開口部11cに対して図5(a)に示す矢印A方向に嵌合端部92を挿入してから、図5(b)に示すように90度回転させることで、給電線ハンガー9の嵌合端部92を取付台11の溝11aに嵌合させることができる。
図6に示すように、取付台の溝11aは、1本以上複数、例えば1〜3本形成することで複数の給電線ハンガー9を設置することができることから、複数の給電線6を平行配線することができる。また、取付台の溝11aを複数形成しておくことで、溝11aに対して自在に給電線ハンガー9を取り付けることができるため、給電線6の本数や給電線6のピッチ間を自在に調節することができるため給電線の配線自由度を大幅に向上させることができる。
このように給電線ハンガー9が、レール2に対して着脱自在であることから給電線6のレイアウトを自在に調節できるため容易な施工を実現することができる。例えば、上述したような複数の給電線6を平行配線する際の配線間隔も任意に調節可能となることから、設置環境に制限のある空間においてもユーザが所望する施工形態を容易に実現することができる。
また、図2では、1つの給電線ハンガー9に対して1本の給電線6を取り付けることができるようになっているが、図2の領域Aに示した保持アーム91の先端部93の形状を図7、図8に示すように形成することで、1つの給電線ハンガー9に対して複数の給電線6を取り付けることができる。
図7では、保持アーム91の先端部93に給電線6を取り付ける溝93aを3つ形成している。この場合には、保持アームの先端部93を弾性部材で形成することで給電線6を容易に着脱することができるようになる。
図8では、図7で示した例と同様に保持アーム91の先端部93に給電線6を取り付ける溝93aを3つ形成しているが、先端部93を先端パーツ93A、配線とをヒンジ93Cにて結合させることでなり、先端パーツ93Bを開閉自在とすることで給電線6を容易に着脱することができる。
このように、1つの給電線ハンガー9により複数の給電線6を保持することができるため、部品点数の削減による大幅なコストダウンを実現するとともに、限られた設置空間を有効に利用することができる。
また、上述した給電線ハンガー9に代えて、図9に示すような給電線ハンガー9Aを用いることもできる。図9(a)に示すように給電線ハンガー9は、図6に示すような取付台11の溝11aに取り付けるための取付部94aと、保持アーム94bからなる。保持アーム94bの先端部94cには、給電線6を保持するための保持溝94dが形成されている。
図9(b)、(c)は、それぞれ図9(a)に示す矢印A、B方向から視認した様子を示した図である。図9(b)に示すように取付部94a方向から視認した場合、給電線ハンガー9Aは、取付部94a、保持アーム94bの中心点cを対称中心とする点対称な形状(例えば、円筒形状)となっている。これにより、給電線ハンガー9Aを、取付台11の溝11aに取り付けた場合、給電線ハンガー9Aは自在に回転することができ、先端部94cの保持溝94dに保持されている給電線6の向きを任意の方向に向けることができる。これにより、給電線6の配線自由度を向上させることができる。
また、上述した給電線ハンガー9に代えて、図10(a)、(b)に示すようなCチャンネル、円管といった2重管構造を有する給電線ハンガー9B、9Cを用い、それぞれの保持アーム91のピッチ間を調節自在とすることで、平行配線させる給電線6のピッチ間を自在に調節することができる。これにより、給電線6の配線自由度を向上させることができる。
なお、図10(a)、(b)に示すような給電線ハンガー9B、9Cを用いる場合、図6に示した取付台11に代えて、それぞれを容易に着脱可能な着脱機構、例えば、弾性力によって給電線ハンガー9B、9Cを保持する部材などを、給電線ハンガー9B、9Cの大きさ、形状に応じた数だけレール2に設置すればよい。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態として示すトロリーシステムの全体を示す概略構成図である。 図1中II−II線に沿った拡大断面図である。 給電線の接続端部を示す拡大斜視図である。 給電線を接続する接続具の拡大斜視図である。 レールと給電線ハンガーとに設けられた着脱機構の一例を示した図である。 レールに設けられた着脱機構の一例を示した図である 給電線ハンガーの先端形状の一例を示した図である。 給電線ハンガーの先端形状の別な例を示した図である。 回転自在な給電線ハンガーの一例を示した図である。 ピッチ間を調節自在な給電線ハンガーの一例を示した図である。
符号の説明
1 トロリーシステム
2 レール
3 移動体
4 非接触式給電システム
6 給電線
8 ジョイナー
9 給電線ハンガー
9A 給電線ハンガー
9B 給電線ハンガー
11 取付台
11a 溝
11b 係止部
11c 開口部
91 保持アーム
92 嵌合端部
93 先端部
93A、93B 先端パーツ
93C ヒンジ
93a 溝
94a 取付部
94b 保持アーム
94c 先端部
94d 保持溝

Claims (3)

  1. 躯体側に固定的に設置されたレールと、
    前記レールに走行可能に案内支持される移動体と、
    前記レールに沿って配線され高周波電流が流される給電線と、
    前記移動体に伴って移動し前記給電線から受け渡される電流で前記移動体を駆動する受電ブロックとを備え、
    前記受電ブロックは、前記給電線に非接触状態で配置される受電子を有し、前記給電線と前記受電ブロックとの間の電流受け渡しは、給電線に発生する磁界による電磁誘導によって前記受電子に誘導電流を発生させるようにした非接触式給電システムを用いたトロリーシステムであって、
    前記給電線を前記レールに支持する給電線ハンガーを更に備え、
    前記レールに設けた取付台には、長手方向に沿って開口部の幅が内部の幅よりも幅狭とされた溝が形成され、
    前記給電線ハンガーは、長手方向の軸となる保持アームを有し、該保持アームの根本部は、横幅と幅からなる側面視T字形状を成す嵌合端部とされ、前記横幅は前記取付台に形成された溝の開口部の幅よりも狭幅とされ、且つ、前記縦幅は前記取付台に形成された溝の開口部の幅よりも広幅とされ、
    前記レール長手方向の任意の位置にて、前記嵌合端部を前記溝内に挿入し、その後、前記保持アームを略90°回動させることにより、前記給電線ハンガーを、前記レールの所望部位に固定可能としたこと
    を特徴とする非接触式給電システムを用いたトロリーシステム。
  2. 前記保持アームの先端部は弾性部材で構成され、前記給電線を支持する給電線取り付け溝が複数形成されていることを特徴とする請求項1記載の非接触式給電システムを用いたトロリーシステム。
  3. 前記保持アームの先端部には、互いに対となって複数の給電線取り付け溝を形成する第1先端パーツ、及び前記第2先端パーツを有し、
    前記第2先端パーツは、ヒンジにより回動して、前記各給電線取り付け溝内への給電線の保持、開放を切替可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の非接触式給電システムを用いたトロリーシステム。
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