JP5449625B1 - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

複数の電源系統間を直流線路で接続して連系する直流送電系統において、設備の小型化、低コスト化を図りつつ、事故発生後の運転再開までの時間を短縮可能な電力変換装置を得ること。電源系統1と直流送電系統との間で電力変換を行う変換器3と、変換器3と直流線路6との間に接続されたリアクトル4と、直流線路6の端部に設けられ、限流回路15と断路器12とが直列接続され、限流回路15に開閉器16が並列接続され構成された接地開閉部とを備え、通常の直流送電を行う定常運転時には、断路器12を開制御、開閉器16を閉制御しておき、直流線路6の事故発生時において、電源系統1と変換器3との間の送電遮断後に断路器12を投入し、事故点(アーク部)7のアークが消滅した後に、開閉器16を開放し、リアクトル4に残留するエネルギーが限流回路15で消費された後に、断路器12を開放して、運転を再開するようにした。

Description

本発明は、複数の電源系統間を直流線路で接続して連系する直流送電系統に適用される電力変換装置に関する。
自励式変換器を適用した直流送電系統においては、直流線路の事故発生時には、変換器の交流側に具備された交流遮断器を遮断して電力供給を止め、事故点のアークが消弧し、アーク部の絶縁耐力が回復した後に、交流遮断器を投入して運転再開される。直流送電系統に限らず、事故発生から運転再開までの時間を短くして送電停止時間を短くすることが望まれている。
事故発生後の運転再開までの時間を短くして高速再起動を実現する技術としては、例えば、直流線路に事故回復用の遮断器を設け、地絡事故時に遮断器を投入して直流線路を接地し、事故点のアークを強制的に消弧する技術が開示されている(例えば、特許文献1)。
特開昭59−209016号公報
しかしながら、上記従来技術では、直流線路の両端に遮断器を設ける必要があり、設備が大型化、高コスト化すると共に、管理や運用が難しいといった問題がある。遮断器に代えて、断路器を用いることも考えられるが、この場合には、アーク部の絶縁耐力が回復しても、断路器を流れる電流が十分に減衰してから断路器を開放して運転再開する必要があるため、遮断器を用いた構成よりも運転再開までの時間が長くなる、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の電源系統間を直流線路で接続して連系する直流送電系統において、設備の小型化、低コスト化を図りつつ、事故発生後の運転再開までの時間を短縮可能な電力変換装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明にかかる電力変換装置は、複数の電源系統間を直流線路で接続して連系する直流送電系統に適用される電力変換装置であって、前記電源系統と前記直流線路との間に接続されて電力変換を行う変換器と、前記変換器と直流線路との間に接続されたリアクトルと、限流回路と断路器とが直列接続され、前記限流回路に開閉器が並列接続され構成された接地開閉部と、を備え、前記接地開閉部は、少なくとも前記リアクトルと前記直流線路との間に接続されたことを特徴とする。
本発明によれば、複数の電源系統間を直流線路で接続して連系する直流送電系統において、設備の小型化、低コスト化を図りつつ、事故発生後の運転再開までの時間を短縮することができる、という効果を奏する。
図1は、実施の形態1にかかる電力変換装置の一構成例を示す図である。 図2は、実施の形態1にかかる電力変換装置における地絡事故発生時の動作例を説明する図である。 図3は、実施の形態1にかかる電力変換装置を適用した2端子直流送電系統の例を示す図である。 図4は、実施の形態1にかかる電力変換装置を適用した多回線直流送電系統の例を示す図である。 図5は、実施の形態1にかかる電力変換装置を適用した非ループ型多端子直流送電系統の例を示す図である。 図6は、実施の形態1にかかる電力変換装置を適用したループ型多端子直流送電系統の例を示す図である。 図7は、直流線路を複数の線路に分割して構成した2端子直流送電系統の変形例を示す図である。 図8は、図7に示す構成における実施の形態1にかかる電力変換装置の作用効果を説明する図である。 図9は、実施の形態2にかかる電力変換装置の一構成例を示す図である。 図10は、実施の形態2にかかる電力変換装置における地絡事故発生時の動作例を説明する図である。 図11は、実施の形態3にかかる電力変換装置の一構成例を示す図である。 図12は、実施の形態3にかかる電力変換装置における地絡事故発生時の動作例を説明する図である。
以下に添付図面を参照し、本発明の実施の形態にかかる電力変換装置について説明する。なお、以下に示す実施の形態により本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかる電力変換装置の一構成例を示す図である。図1に示す例では、電源系統1と直流線路6との間に、遮断器2を介して実施の形態1にかかる電力変換装置100が接続されている。
電力変換装置100は、電源系統1と直流線路6を含む直流送電系統との間で電力変換を行う変換器3を具備し、その変換器3と直流線路6との間に、リアクトル4と断路器5とが直列接続され構成されている。本実施の形態では、さらに、直流線路6の端部に、直流線路6の事故発生時に事故点のアークを強制的に消弧する接地開閉部18が設けられている。
接地開閉部18は、限流回路15と断路器12とが直列接続され、限流回路15に開閉器16が並列接続され構成されている。
限流回路15は、例えば、抵抗、コンデンサ、リアクトル、あるいは超電導素子のうちの1つ、または複数を含み構成されている。
この限流回路15は、直流線路6が地絡してアークが発生した事故点(アーク部)7に流れるアーク電流10が開閉器16および断路器12が閉じられた接地開閉部18により強制的に消弧された後に、開閉器16が開放されることによりリアクトル4に残留したエネルギーを消費して、図1に示す電流9を減衰する機能を有している。
なお、図1に示す例では、電源系統1が交流電源系統であり、遮断器2が交流遮断器、変換器3が交流−直流変換器である例を示したが、電源系統1が太陽光発電のような直流電源等の分散型電源系統や電力貯蔵要素であってもよく、この場合には、遮断器2が直流遮断器、変換器3が直流−直流変換器であればよい。
つぎに、実施の形態1にかかる電力変換装置100の接地開閉部18の動作について、図1および図2を参照して説明する。
図2は、実施の形態1にかかる電力変換装置における地絡事故発生時の動作例を説明する図である。図2において、横軸は時間を示し、縦軸は電流を示している。図2に示す実線は、リアクトル4に流れる電流9の挙動を示し、図2に示す破線は、事故点(アーク部)7を流れるアーク電流10の挙動を示している。
通常の直流送電を行う定常運転時には、断路器12は開制御され、開閉器16は閉制御されている。
図2に示す時刻t0において直流線路6に地絡事故が発生すると、時刻t1において遮断器2が開放され変換器3が停止するが、その後もリアクトル4に残留したエネルギーにより電流が流れ続ける。
ここで、リアクトル4のインダクタンス成分をLDCL、抵抗成分をRDCL、直流線路のインダクタンス成分をLL、抵抗成分をRL、事故点(アーク部)7のインダクタンス成分をLA、抵抗成分をRAとすると、各パラメータの大きさは以下のように表すことができる。
LDCL>>LL>>LA
RA>RDCL
RL>RDCL
この場合、時刻t1以降に流れるアーク電流10の減衰時定数τ10は、下記(1)式のように表すことができる。
τ10=(LDCL+LL+LA)/(RDCL+RL+RA)
≒LDCL/(RDCL+RL+RA) …(1)
本実施の形態では、事故発生後に断路器12を閉制御することにより時刻t2において断路器12が投入される。
時刻t2以降に流れるアーク電流10の減衰時定数τ10’、および電流9の減衰時定数τ9は、下記(2),(3)式のように表すことができる。
τ10’=(LL+LA)/(RL+RA)≒LL/(RL+RA) …(2)
τ9=(LDCL+LL)/(RDCL+RL)
≒LDCL/(RDCL+RL) …(3)
上記した各パラメータの関係から、τ10’<τ10となり、時刻t2以降は事故点(アーク部)7を流れるアーク電流10が急速に減少する(図2の破線)。一方、τ9>τ10となるので、リアクトル4に残留したエネルギーの消費は時刻t2以前よりも少なくなる。
リアクトル4にエネルギーが残留した状態では、事故点(アーク部)7の絶縁耐力が回復しても、断路器12を開放して運転を再開することができない。したがって、本実施の形態では、事故点(アーク部)7に流れるアーク電流が消滅(アーク消弧)した後の時刻t3において、開閉器16を開制御して電流9を限流回路15に転流させ、リアクトル4に残留したエネルギーを消費させる。
ここで、本実施の形態では、例えば、接地開閉部18のインダクタンス成分をLG、抵抗成分をRGとしたとき、各パラメータの大きさが以下となるように限流回路15を構成する。
LG<<LDCL
RG>>RA>RDCL
RG>>RL>RDCL
この場合、時刻t3以降に流れる電流9の減衰時定数τ9’は、下記(4)式のように表すことができる。
τ9’=(LDCL+LG)/(RDCL+RG)
≒LDCL/(RDCL+RG) …(4)
上記した各パラメータの関係から、τ9’<τ10となり、時刻t3以降は電流9が急速に減少する(図2の実線)。
そして、アーク電流10が消滅(アーク消弧)して事故点(アーク部)7の絶縁耐力の回復に要する時間が経過し、限流回路15によりリアクトル4に残留したエネルギーが消費された後の時刻t4において、断路器12が開放するように断路器12を開制御すると共に、断路器5を開閉制御し、遮断器2を開制御する。これにより、時刻t5において遮断器2が投入され、運転が再開される。その後、開閉器16を閉制御することにより、通常の直流送電を行う定常運転時の状態となる。
つまり、本実施の形態では、直流線路6の事故発生時において、電源系統1と変換器3との間の送電が遮断器2により遮断された後に、まず、断路器12を投入し、事故点(アーク部)7に流れるアーク電流10を急速に消滅(アーク消弧)させる。その後、開閉器16を開放してリアクトル4に残留するエネルギーを限流回路15で急速に消費させる。このように制御することにより、事故発生後の運転再開までの時間を短縮することができる。
つぎに、実施の形態1にかかる電力変換装置100の適用例について、図3〜図8を参照して説明する。
図3は、実施の形態1にかかる電力変換装置を適用した2端子直流送電系統の例を示す図である。また、図4は、実施の形態1にかかる電力変換装置を適用した多回線直流送電系統の例を示す図である。また、図5は、実施の形態1にかかる電力変換装置を適用した非ループ型多端子直流送電系統の例を示す図である。また、図6は、実施の形態1にかかる電力変換装置を適用したループ型多端子直流送電系統の例を示す図である。また、図7は、直流線路を複数の線路に分割して構成した2端子直流送電系統の変形例を示す図である。また、図8は、図7に示す構成における実施の形態1にかかる電力変換装置の作用効果を説明する図である。
2つの電源系統間で1つの直流線路6を介して連系する2端子直流送電系統に実施の形態1にかかる電力変換装置100を適用する場合には、図3に示すように、直流線路6の両端に接地開閉部18を接続して構成し、双方の接地開閉部18に上述した動作を行わせるようにすればよい。
2つの電源系統間で複数の直流線路6を介して連系する多回線直流送電系統に実施の形態1にかかる電力変換装置100を適用する場合には、図4(a)に示すように、各直流線路6の両端にそれぞれ接地開閉部18を接続して構成してもよいし、図4(b)に示すように、各直流線路6の接続点に接地開閉部18を接続して構成してもよい。図4(a)に示す構成では、事故が発生した直流線路6に接続された接地開閉部18のみ上述した動作を行わせることにより、事故発生後の運転再開までの時間を短縮することができる。また、図4(b)に示す構成では、直流線路6の数に対し少ない接地開閉部18で図4(a)と同様の効果を得ることができる。
分岐点Aにおいて複数の直流線路6に分岐する非ループ型多端子直流送電系統に実施の形態1にかかる電力変換装置100を適用する場合には、図5(a)に示すように、各直流線路6の変換器3側の端部にそれぞれ接地開閉部18を接続して構成してもよいし、図5(b)に示すように、図5(a)に示す構成に加えて、各直流線路6の分岐点Aに接地開閉部18を接続する構成としてもよい。図5(b)に示す構成では、事故が発生した直流線路6に接続された接地開閉部18のみ上述した動作を行わせることにより、事故発生後の運転再開までの時間を短縮することができる。
また、複数の直流線路6でループを形成するループ型多端子直流送電系統に実施の形態1にかかる電力変換装置100を適用する場合には、図6(a)に示すように、各直流線路6の両端にそれぞれ接地開閉部18を接続して構成してもよいし、図6(b)に示すように、各直流線路6の接続点に接地開閉部18を接続して構成してもよい。図6(a)に示す構成では、事故が発生した直流線路6に接続された接地開閉部18のみ上述した動作を行わせることにより、事故発生後の運転再開までの時間を短縮することができる。また、図6(b)に示す構成では、直流線路6の数に対し少ない接地開閉部18で図6(a)と同様の効果を得ることができる。
また、図7に示すように、直流線路を複数の線路6−1,6−2に分割して2端子直流送電系統を構成し、線路6−1の変換器3側の端部に接地開閉部18−1、線路6−2の変換器3側の端部に接地開閉部18−2、各線路6−1,6−2の接続点に接地開閉部18−3を接続することも可能である。
例えば、図8に示すように、線路6−2において事故が発生した場合には、事故点(アーク部)7を流れるアーク電流10は、接地開閉部18−3が動作することにより減衰して消弧し、リアクトル4に残留したエネルギーにより流れる電流9は、接地開閉部18−1が動作することによりリアクトル4に残留したエネルギーが消費され減少する。
接地開閉部18−1が接続された線路6−1の変換器3側の端部から事故点(アーク部)7までの距離をdとし、図2に示す時刻t2において接地開閉部18−3の断路器12が投入されることによりアーク電流10が流れる線路6−2の長さをxd(0<x<1)とすると、各線路6−1,6−2の単位長さあたりのインダクタンス成分をLL’、抵抗成分をRL’とすると、接地開閉部18−3の断路器12の投入(図2の時刻t2)以降に流れるアーク電流10の減衰時定数τ10−3’は、下記(5)式のように表すことができる。
τ10−3’=(xdLL’+LA)/(xdRL’+RA)
≒xdLL’/(xdRL’+RA) …(5)
ここで、接地開閉部18−3がない場合には、事故点(アーク部)7を流れるアーク電流10は、接地開閉部18−1が動作することにより消弧することとなるが、この場合に接地開閉部18−1の断路器12の投入(図2の時刻t2)以降に流れるアーク電流10の減衰時定数τ10−1’は、下記(6)式のように表すことができる。
τ10−1’=(dLL’+LA)/(dRL’+RA)
≒dLL’/(dRL’+RA) …(6)
0<x<1であることから、(5),(6)式より、τ10−3’<τ10−1’となる。つまり、接地開閉部18−3を具備することにより、図2の時刻t2以降に流れるアーク電流10の減衰を早めることができ、事故発生後の運転再開までの時間をより短縮することができる。
図7および図8において説明した構成は、図4において説明した多回線直流送電系統、図5において説明した非ループ型多端子直流送電系統、および図6において説明したループ型多端子直流送電系統に適用することも可能である。つまり、各直流線路6を複数の線路に分割し、各線路の接続点に接地開閉部18を設けることにより、上述した2端子直流送電系統、多回線直流送電系統、非ループ型多端子直流送電系統、およびループ型多端子直流送電系統の何れにおいても、事故発生後の運転再開までの時間をより短縮することができる。
また、直列線路6の分割数は、直列線路6の長さに応じて決定すればよく、例えば、直流送電系統を形成する各線路の長さを一定の長さ以下とすることにより、事故発生後の運転再開までの時間が一定時間以下とすることも可能である。
以上説明したように、実施の形態1の電力変換装置によれば、複数の電源系統間を直流線路で接続して連系する2端子直流送電系統、非ループ型多端子直流送電系統、ループ型多端子直流送電系統において、直流線路の端部に、直流線路の事故発生時に事故点のアークを強制的に消弧する接地開閉部を設け、その接地開閉部を、限流回路と断路器とを直列接続し、限流回路に開閉器を並列接続して構成したので、通常の直流送電を行う定常運転時には、断路器を開制御、開閉器を閉制御しておき、直流線路の事故発生時において、電源系統と変換器との間の送電が遮断器により遮断された後に、まず、断路器を投入し、事故点(アーク部)に流れるアーク電流を急速に消滅させ、その後、開閉器を開放してリアクトルに残留するエネルギーを限流回路で急速に消費させることができ、事故発生後の運転再開までの時間を短縮することができる。
また、本実施の形態では、接地開閉部に遮断器を含まない構成であるので、設備の小型化、低コスト化を図ることができる。
また、事故点のアーク継続時間が短くなるため、アークによる設備の損傷を軽減することができる。
さらに、直流線路を複数の線路に分割し、各線路の接続点に接地開閉部を設けることにより、アーク電流の減衰を早めることができ、事故発生後の運転再開までの時間をより短縮することができる。
実施の形態2.
図9は、実施の形態2にかかる電力変換装置の一構成例を示す図である。なお、実施の形態1と同一または同等の構成部には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
実施の形態2にかかる電力変換装置100aでは、接地開閉部18aは、放電ギャップ13と限流回路15と断路器12とが直列接続され、限流回路15に開閉器16が並列接続され構成されている。
放電ギャップ13は、機械的開閉要素である断路器12よりも動作時間が早く、通電制御を行うことにより瞬時に通電状態とすることが可能である。したがって、本実施の形態では、通常の直流送電を行う定常運転時には、断路器12を閉制御しておき、事故発生時には、放電ギャップ13を通電制御することにより直流線路6を接地し、アーク電流10を減衰させる。これにより、断路器12を閉制御する実施の形態1よりも早く事故点(アーク部)7に流れるアーク電流10を消滅(アーク消弧)させることができ、事故発生後の運転再開までの時間をさらに短縮することができる。
つぎに、実施の形態2にかかる電力変換装置100aの接地開閉部18aの動作について、図9および図10を参照して説明する。
図10は、実施の形態2にかかる電力変換装置における地絡事故発生時の動作例を説明する図である。図10において、横軸は時間を示し、縦軸は電流を示している。図10に示す実線は、リアクトル4に流れる電流9の挙動を示し、図10に示す破線は、事故点(アーク部)7を流れるアーク電流10の挙動を示している。
本実施の形態では、通常の直流送電を行う定常運転時には、断路器12および開閉器16は共に閉制御されている。
図10に示す時刻t0において直流線路6に地絡事故が発生すると、放電ギャップ13を通電制御し、時刻t2’において放電ギャップ13が通電状態となる。これにより、時刻t2’以降は事故点(アーク部)7を流れるアーク電流10が急速に減少する(図10の破線)。
時刻t1において遮断器2が開放され変換器3が停止し、事故点(アーク部)7に流れるアーク電流10が消滅した後の時刻t3において、開閉器16を開制御して電流9を限流回路15に転流させ、リアクトル4に残留したエネルギーを消費させる。
そして、事故点(アーク部)7に流れるアーク電流10が消滅して事故点(アーク部)7の絶縁耐力の回復に要する時間が経過し、限流回路15によりリアクトル4に残留したエネルギーが消費されると、放電ギャップ13が通電状態を維持できなくなり、時刻t4において、断路器12が開放するように断路器12を開制御すると共に、断路器5を開閉制御し、遮断器2を開制御する。これにより、時刻t5において遮断器2が投入され、運転が再開される。その後、断路器12および開閉器16を閉制御することにより、通常の直流送電を行う定常運転時の状態となる。
つまり、本実施の形態では、直流線路6の事故発生時において、まず、放電ギャップ13を通電制御して、事故点(アーク部)7に流れるアーク電流10を急速に減少させる。そして、電源系統1と変換器3との間の送電が遮断器2により遮断され、事故点(アーク部)7に流れるアーク電流10が消滅した後に、開閉器16を開放してリアクトル4に残留するエネルギーを限流回路15で急速に消費させる。このように制御することにより、実施の形態1よりも早く事故点(アーク部)7に流れるアーク電流10を消滅させることができ、事故発生後の運転再開までの時間をさらに短縮することができる。
なお、本実施の形態にかかる電力変換装置100aにおいても、実施の形態1と同様に、図3に示した2端子直流送電系統、図4に示した多回線直流送電系統、図5に示した非ループ型多端子直流送電系統、および図6に示したループ型多端子直流送電系統の何れに適用することも可能であり、また、図7および図8において説明したように、直流線路6を複数の線路に分割し、各線路の接続点に接地開閉部18を設けることにより、事故発生後の運転再開までの時間をより短縮することができる。
以上説明したように、実施の形態2の電力変換装置によれば、放電ギャップと限流回路と断路器とを直列接続し、限流回路に開閉器を並列接続して接地開閉部を構成したので、通常の直流送電を行う定常運転時には、断路器および開閉器を共に閉制御しておき、直流線路の事故発生時において、まず、放電ギャップを通電制御して事故点(アーク部)に流れるアーク電流を急速に減少させることにより、実施の形態1よりも早く事故点(アーク部)に流れるアーク電流を消滅させることができ、事故発生後の運転再開までの時間をさらに短縮することができる。
また、実施の形態1と同様に、接地開閉部に遮断器を含まない構成であるので、設備の小型化、低コスト化を図ることができる。
また、実施の形態1よりも事故点のアーク継続時間が短くなるため、アークによる設備の損傷をより軽減することができる。
また、実施の形態1と同様に、直流線路を複数の線路に分割し、各線路の接続点に接地開閉部を設けることにより、アーク電流の減衰をさらに早めることができ、事故発生後の運転再開までの時間をより短縮することができる。
実施の形態3.
図11は、実施の形態3にかかる電力変換装置の一構成例を示す図である。なお、実施の形態1と同一または同等の構成部には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
実施の形態3にかかる電力変換装置100bでは、接地開閉部18bは、半導体スイッチ素子17と限流回路15と断路器12とが直列接続され、限流回路15に開閉器16が並列接続され構成されている。
半導体スイッチ素子17としては、例えば、高速動作が可能なIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor:絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)あるいはGCTサイリスタ(Gate Commutated Turn−off Thyristor:ゲート転流型ターンオフサイリスタ)等を用いて構成すればよい。
このように構成することにより、実施の形態2において説明した構成と同様に、半導体スイッチ素子17の通電制御を行うことにより瞬時に通電状態とすることが可能である。
つぎに、実施の形態3にかかる電力変換装置100bの接地開閉部18bの動作について、図11および図12を参照して説明する。
図12は、実施の形態3にかかる電力変換装置における地絡事故発生時の動作例を説明する図である。図12において、横軸は時間を示し、縦軸は電流を示している。図12に示す実線は、リアクトル4に流れる電流9の挙動を示し、図12に示す破線は、事故点(アーク部)7を流れるアーク電流10の挙動を示している。
本実施の形態では、通常の直流送電を行う定常運転時には、断路器12および開閉器16は共に閉制御され、半導体スイッチ素子17は非通電制御されている。
図12に示す時刻t0において直流線路6に地絡事故が発生すると、半導体スイッチ素子17を通電制御し、時刻t2’において半導体スイッチ素子17が通電状態となる。これにより、時刻t2’以降は事故点(アーク部)7を流れるアーク電流10が急速に減少する(図12の破線)。
時刻t1において遮断器2が開放され変換器3が停止し、事故点(アーク部)7に流れるアーク電流10が消滅した後の時刻t3において、開閉器16を開制御して電流9を限流回路15に転流させ、リアクトル4に残留したエネルギーを消費させる。
そして、事故点(アーク部)7に流れるアーク電流10が消滅して事故点(アーク部)7の絶縁耐力の回復に要する時間が経過し、限流回路15によりリアクトル4に残留したエネルギーが消費されると、半導体スイッチ素子17を非通電制御し、時刻t4において、断路器12が開放するように断路器12を開制御すると共に、断路器5を開閉制御し、遮断器2を開制御する。これにより、時刻t5において遮断器2が投入され、運転が再開される。その後、断路器12および開閉器16を閉制御することにより、通常の直流送電を行う定常運転時の状態となる。
つまり、本実施の形態では、直流線路6の事故発生時において、まず、半導体スイッチ素子17を通電制御して、事故点(アーク部)7に流れるアーク電流10を急速に減少させる。そして、電源系統1と変換器3との間の送電が遮断器2により遮断され、事故点(アーク部)7に流れるアーク電流10が消滅した後に、開閉器16を開放してリアクトル4に残留するエネルギーを限流回路15で急速に消費させる。このように制御することにより、実施の形態2と同様に、実施の形態1よりも早く事故点(アーク部)7に流れるアーク電流10を消滅させることができ、事故発生後の運転再開までの時間をさらに短縮することができる。
なお、本実施の形態にかかる電力変換装置100bにおいても、実施の形態1と同様に、図3に示した2端子直流送電系統、図4に示した多回線直流送電系統、図5に示した非ループ型多端子直流送電系統、および図6に示したループ型多端子直流送電系統の何れに適用することも可能であり、また、図7および図8において説明したように、直流線路6を複数の線路に分割し、各線路の接続点に接地開閉部18を設けることにより、事故発生後の運転再開までの時間をより短縮することができる。
以上説明したように、実施の形態3の電力変換装置によれば、半導体スイッチ素子と限流回路と断路器とを直列接続し、限流回路に開閉器を並列接続して接地開閉部を構成したので、通常の直流送電を行う定常運転時には、断路器および開閉器を共に閉制御、半導体スイッチ素子を非通電制御しておき、直流線路の事故発生時において、まず、半導体スイッチ素子を通電制御して事故点(アーク部)7に流れるアーク電流を急速に減少させることにより、実施の形態2と同様に、実施の形態1よりも早く事故点(アーク部)7に流れるアーク電流を消滅させることができ、事故発生後の運転再開までの時間をさらに短縮することができる。
また、実施の形態1と同様に、接地開閉部に遮断器を含まない構成であるので、設備の小型化、低コスト化を図ることができる。
また、実施の形態1よりも事故点のアーク継続時間が短くなるため、アークによる設備の損傷をより軽減することができる。
また、実施の形態1と同様に、直流線路を複数の線路に分割し、各線路の接続点に接地開閉部を設けることにより、アーク電流の減衰をさらに早めることができ、事故発生後の運転再開までの時間をより短縮することができる。
なお、以上の実施の形態に示した構成は、本発明の構成の一例であり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、一部を省略する等、変更して構成することも可能であることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる電力変換装置は、複数の電源系統間を直流線路で接続して連系する直流送電系統に有用であり、特に、設備の小型化、低コスト化を図りつつ、事故発生後の運転再開までの時間を短縮する技術として適している。
1 電源系統、2 遮断器、3 変換器、4 リアクトル、5 断路器、6 直流線路、6−1,6−2 線路、7 事故点(アーク部)、9 電流、10 アーク電流、12 断路器、13 放電ギャップ、15 限流回路、16 開閉器、17 半導体スイッチ素子、18,18−1,18−2,18−3,18a,18b 接地開閉部、100,100a,100b 電力変換装置。

Claims (8)

  1. 複数の電源系統間を直流線路で接続して連系する直流送電系統に適用される電力変換装置であって、
    前記電源系統と前記直流線路との間に接続されて電力変換を行う変換器と、
    前記変換器と直流線路との間に接続されたリアクトルと、
    限流回路と断路器とが直列接続され、前記限流回路に開閉器が並列接続され構成された接地開閉部と、
    を備え
    前記接地開閉部は、少なくとも前記リアクトルと前記直流線路との間に接続されたことを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記接地開閉部は、前記直流線路の事故発生時において、前記電源系統と前記変換器との間の送電遮断後に前記断路器が投入され、事故点のアークが消滅した後に、前記開閉器が開放され、前記リアクトルに残留するエネルギーが前記限流回路で消費された後に、前記断路器が開放されることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 複数の電源系統間を直流線路で接続して連系する直流送電系統に適用される電力変換装置であって、
    前記電源系統と前記直流線路との間に接続されて電力変換を行う変換器と、
    前記変換器と直流線路との間に接続されたリアクトルと、
    放電ギャップと限流回路と断路器とが直列接続され、前記限流回路に開閉器が並列接続され構成された接地開閉部と、
    を備え
    前記接地開閉部は、少なくとも前記リアクトルと前記直流線路との間に接続されたことを特徴とする電力変換装置。
  4. 前記接地開閉部は、前記直流線路の事故発生時において、前記電源系統と前記変換器との間の送電遮断前に前記放電ギャップが導通制御され、事故点のアークが消滅した後に、前記開閉器が開放され、前記リアクトルに残留するエネルギーが前記限流回路で消費された後に、前記断路器が開放されることを特徴とする請求項3に記載の電力変換装置。
  5. 複数の電源系統間を直流線路で接続して連系する直流送電系統に適用される電力変換装置であって、
    前記電源系統と前記直流線路との間に接続されて電力変換を行う変換器と、
    前記変換器と直流線路との間に接続されたリアクトルと、
    半導体スイッチ素子と限流回路と断路器とが直列接続され、前記限流回路に開閉器が並列接続され構成された接地開閉部と、
    を備え
    前記接地開閉部は、少なくとも前記リアクトルと前記直流線路との間に接続されたことを特徴とする電力変換装置。
  6. 前記接地開閉部は、前記直流線路の事故発生時において、前記電源系統と前記変換器との間の送電遮断前に前記半導体スイッチ素子が導通制御され、事故点のアークが消滅した後に、前記開閉器が開放され、前記リアクトルに残留するエネルギーが前記限流回路で消費された後に、前記断路器が開放されることを特徴とする請求項5に記載の電力変換装置。
  7. 複数の前記直流線路が直列あるいは並列に接続されている場合に、前記各直流線路の接続点に前記接地開閉部がさらに設けられたことを特徴とする請求項1,3、または5の何れか一項に記載の電力変換装置。
  8. 前記限流回路は、抵抗、コンデンサ、リアクトル、あるいは超電導素子のうちの1つ、または複数を含み構成されたことを特徴とする請求項1,3、または5の何れか一項に記載の電力変換装置。
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