JPH0469011A - 超伝導コイルの保護方法および保護装置 - Google Patents
超伝導コイルの保護方法および保護装置Info
- Publication number
- JPH0469011A JPH0469011A JP2169880A JP16988090A JPH0469011A JP H0469011 A JPH0469011 A JP H0469011A JP 2169880 A JP2169880 A JP 2169880A JP 16988090 A JP16988090 A JP 16988090A JP H0469011 A JPH0469011 A JP H0469011A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- superconducting coil
- current
- disconnector
- power supply
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 title claims abstract description 20
- 238000000034 method Methods 0.000 title description 4
- 238000010791 quenching Methods 0.000 claims abstract description 7
- 230000000171 quenching effect Effects 0.000 claims abstract description 4
- 239000008186 active pharmaceutical agent Substances 0.000 abstract description 9
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 5
- 201000002569 3-methylglutaconic aciduria type 5 Diseases 0.000 description 2
- VCBRBUKGTWLJOB-UHFFFAOYSA-N Chloranocryl Chemical compound CC(=C)C(=O)NC1=CC=C(Cl)C(Cl)=C1 VCBRBUKGTWLJOB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004870 electrical engineering Methods 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
Landscapes
- Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)
- Protection Of Static Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、超伝導コイルにクエンチが起きる時に超伝
導コイルを保護するための保護方法および保護装置に関
するものである。
導コイルを保護するための保護方法および保護装置に関
するものである。
[従来の技術]
第6図(A)〜(D)は、例えば電気学会から昭和57
年12月に発行された電気学会論文誌B、第102巻第
12号、第73〜79ページに掲載された論文「超電導
マグネットのクエンチ保護用並列抵抗回路の改良」の図
1〜図4に示された回路図である。
年12月に発行された電気学会論文誌B、第102巻第
12号、第73〜79ページに掲載された論文「超電導
マグネットのクエンチ保護用並列抵抗回路の改良」の図
1〜図4に示された回路図である。
第6図(A)に示す従来の並列抵抗型保護装置では、ク
ライオスタットCRは、超伝導コイルしおよびこの超伝
導コイルしに発生する常伝導部分の抵抗R(t)から成
る。なお、この抵抗R(t)は時間が経過するにつれて
その抵抗値か増加する。クライオスタットCRの両端間
には電源スィッチSを介して電源例えば単極性電源Eか
接続されると共に、クライオスタットCRと並列に保護
抵抗RDが接続されている。
ライオスタットCRは、超伝導コイルしおよびこの超伝
導コイルしに発生する常伝導部分の抵抗R(t)から成
る。なお、この抵抗R(t)は時間が経過するにつれて
その抵抗値か増加する。クライオスタットCRの両端間
には電源スィッチSを介して電源例えば単極性電源Eか
接続されると共に、クライオスタットCRと並列に保護
抵抗RDが接続されている。
第6図(B)のドナルドソン(Dona 1dson)
氏によって提案された保護装置であり、第6図(A)に
示した保護抵抗RDの代わりにダイオードDを用いると
共に、2個のスイッチS1およびS、並びに3個の抵抗
器R,,R,およびR3を用い、結局、並列抵抗を多段
に組み合わせたものである。
氏によって提案された保護装置であり、第6図(A)に
示した保護抵抗RDの代わりにダイオードDを用いると
共に、2個のスイッチS1およびS、並びに3個の抵抗
器R,,R,およびR3を用い、結局、並列抵抗を多段
に組み合わせたものである。
第6図(C)および(D)は上述した論文において中野
倫明氏等によって提案された保護装置であり、前者は保
護抵抗RDの代りに直列接続された2個の保護抵抗R,
およびR1を用いると共に、保護抵抗Rbと並列にコン
デンサCを接続したものであり、後者は、更に、保護抵
抗R8と並列にインダクタし、および抵抗R1から成る
直列回路を接続したものである。
倫明氏等によって提案された保護装置であり、前者は保
護抵抗RDの代りに直列接続された2個の保護抵抗R,
およびR1を用いると共に、保護抵抗Rbと並列にコン
デンサCを接続したものであり、後者は、更に、保護抵
抗R8と並列にインダクタし、および抵抗R1から成る
直列回路を接続したものである。
第6図(A)〜(D)に示されかつ上述したように構成
された保護装置は全て、この発明と比へると、基本的に
同じ欠点を持っているので、簡単のため、以下に第6図
(A)の保護装置の動作だけを説明する。
された保護装置は全て、この発明と比へると、基本的に
同じ欠点を持っているので、簡単のため、以下に第6図
(A)の保護装置の動作だけを説明する。
通常運転時には、電源スイ・ノチSを閉じることにより
電源Eからの電流は、その大部分が超伝導コイルしに流
れるが、保護抵抗Roにはその抵抗値か大きいので殆と
流れない。
電源Eからの電流は、その大部分が超伝導コイルしに流
れるが、保護抵抗Roにはその抵抗値か大きいので殆と
流れない。
しかしながら、超伝導コイルしかクエンチを起こすと、
その部分でエネルギーを損失するようになるため温度が
上昇して、超伝導コイルLを破損させる。このため、超
伝導コイルLの蓄積エネルギーを超伝導コイルLからす
みやかに、取り出してやる必要がある。そのために電源
Eの電圧を下げると共に、電源スィッチSを開く。そう
すると、電源スィッチSの両端に大電圧VCが発生し、
これは保護抵抗RDにも印加され、超伝導コイルLに流
れていた電流が矢印i。で示すように流れ始める。そう
すると、超伝導コイルしにあった磁気エネルギーが保護
抵抗RDによって熱エネルギーに変換され、クライオス
タットの外に放出されるので、超伝導コイルしは保護さ
れる。
その部分でエネルギーを損失するようになるため温度が
上昇して、超伝導コイルLを破損させる。このため、超
伝導コイルLの蓄積エネルギーを超伝導コイルLからす
みやかに、取り出してやる必要がある。そのために電源
Eの電圧を下げると共に、電源スィッチSを開く。そう
すると、電源スィッチSの両端に大電圧VCが発生し、
これは保護抵抗RDにも印加され、超伝導コイルLに流
れていた電流が矢印i。で示すように流れ始める。そう
すると、超伝導コイルしにあった磁気エネルギーが保護
抵抗RDによって熱エネルギーに変換され、クライオス
タットの外に放出されるので、超伝導コイルしは保護さ
れる。
[発明が解決しようとする課題]
従来の保護装置では、電源スィッチに常時、超伝導コイ
ルに流れる大電流が流れ、クエンチ時には高い電圧でそ
の電流をしゃ断しなければならなかった。実際、文部省
核融合科学研究所で予定されている超伝導プラズマ実験
装置(Ll(Dと呼ばれる)では、常時20〜30kA
の電流を流し、しゃ断時には〜6kVの電圧か発生する
ようなパラメータで設計が進められている。このような
定格を有する電源スィッチは極めて大型となると同時に
高価であるという問題点があった。
ルに流れる大電流が流れ、クエンチ時には高い電圧でそ
の電流をしゃ断しなければならなかった。実際、文部省
核融合科学研究所で予定されている超伝導プラズマ実験
装置(Ll(Dと呼ばれる)では、常時20〜30kA
の電流を流し、しゃ断時には〜6kVの電圧か発生する
ようなパラメータで設計が進められている。このような
定格を有する電源スィッチは極めて大型となると同時に
高価であるという問題点があった。
この発明は、このような問題点を解決するためになされ
たもので、極めて大型で高価な電源スィッチを用いない
、超伝導コイルの保護方法および保護装置を得ることを
目的とする。
たもので、極めて大型で高価な電源スィッチを用いない
、超伝導コイルの保護方法および保護装置を得ることを
目的とする。
[課題を解決するための手段]
この発明に係る超伝導コイルの保護装置は、超伝導コイ
ルの両端間に断路器を介して接続される電源と、前記超
伝導コイルと並列に接続される少なくとも1個の保護抵
抗および回路開放手段とを設けたものである。
ルの両端間に断路器を介して接続される電源と、前記超
伝導コイルと並列に接続される少なくとも1個の保護抵
抗および回路開放手段とを設けたものである。
[作 用]
この発明においては、通常運転時には電源から電流を超
伝導コイルに流すか回路開放手段には流さず、前記超伝
導コイルにクエンチが起きると前記電源の電圧を反転さ
せるかぜ口まで下げて電源電流をゼロにすると共に、前
記超伝導コイルに流れている電流を前記回路開放手段に
転流させ、その後電流ゼロ点て前記断路器を開きかつ前
記回路開放手段を開いて転流させられた電流をしゃ断し
、その結果として前記超伝導コイル電流を保護抵抗に転
流させ、もって前記超伝導コイルに蓄積された磁気エネ
ルギーを前記保護抵抗に吸収させる。
伝導コイルに流すか回路開放手段には流さず、前記超伝
導コイルにクエンチが起きると前記電源の電圧を反転さ
せるかぜ口まで下げて電源電流をゼロにすると共に、前
記超伝導コイルに流れている電流を前記回路開放手段に
転流させ、その後電流ゼロ点て前記断路器を開きかつ前
記回路開放手段を開いて転流させられた電流をしゃ断し
、その結果として前記超伝導コイル電流を保護抵抗に転
流させ、もって前記超伝導コイルに蓄積された磁気エネ
ルギーを前記保護抵抗に吸収させる。
[実施例]
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明に係る超伝導コイルの保護方法および保護
装置の第1実施例を説明するための回路図であり、図に
おいて超伝導コイルLの両端間には電源例えば両極性電
源PS常開断路器DSを介して接続される。保護抵抗R
81は第1ONスイッチSW、を介して超伝導コイルL
と並列に接続される。保護抵抗RD、と並列に回路開放
手段の一例としての直流しゃ断器DCMが接続されてい
る。
図はこの発明に係る超伝導コイルの保護方法および保護
装置の第1実施例を説明するための回路図であり、図に
おいて超伝導コイルLの両端間には電源例えば両極性電
源PS常開断路器DSを介して接続される。保護抵抗R
81は第1ONスイッチSW、を介して超伝導コイルL
と並列に接続される。保護抵抗RD、と並列に回路開放
手段の一例としての直流しゃ断器DCMが接続されてい
る。
この直流しゃ断器DCMは、しゃ断器例えば短時間定格
電流は大きいか、直流定格電流は小さいしゃ断器CBお
よびアークレスしゃ断器タイオートD1から成る第1直
列回路を含むと共に、この第1直列回路と並列に接続さ
れて予め図示の極性に充電されているコンデンサC11
このコンデンサC2から流出する電流の時定数調整用イ
ンタフタL、および第2ONスイツチSW2から成る第
2直列回路を含む。、また保護抵抗RDIと並列に他の
保護抵抗R□および第3ONスイツチSW3から成る直
列回路が接続される。なお、直流しゃ断器DCMは、上
述した構成のもの以外に、例えば昭和63年2月28日
に電気学会から発行された電気工学ハンドブックの第8
11ページの表5に示された多くの例がある。
電流は大きいか、直流定格電流は小さいしゃ断器CBお
よびアークレスしゃ断器タイオートD1から成る第1直
列回路を含むと共に、この第1直列回路と並列に接続さ
れて予め図示の極性に充電されているコンデンサC11
このコンデンサC2から流出する電流の時定数調整用イ
ンタフタL、および第2ONスイツチSW2から成る第
2直列回路を含む。、また保護抵抗RDIと並列に他の
保護抵抗R□および第3ONスイツチSW3から成る直
列回路が接続される。なお、直流しゃ断器DCMは、上
述した構成のもの以外に、例えば昭和63年2月28日
に電気学会から発行された電気工学ハンドブックの第8
11ページの表5に示された多くの例がある。
通常運転時には、まず断路器DSを閉じて両極性電源P
Sから超伝導コイルしに通電を行い、所定の電流iを矢
印の方向に流して超伝導コイルLを励磁する。この時、
第1ONスイツチSW1を開いておくので、直流しゃ断
器DCMのしゃ断部例えば上述した第1直列回路には電
流が流れない。
Sから超伝導コイルしに通電を行い、所定の電流iを矢
印の方向に流して超伝導コイルLを励磁する。この時、
第1ONスイツチSW1を開いておくので、直流しゃ断
器DCMのしゃ断部例えば上述した第1直列回路には電
流が流れない。
また、しゃ断器CBは閉じておき、コンデンサCIは図
示の極性に予め充電しておき(断路器DS、第1ONス
イツチSW1および第2ONスイツチSW2を閉じイン
タフタL、を通して)、そして第2ONスイツチSW2
および第3ONスイツチSW3は開いておく。
示の極性に予め充電しておき(断路器DS、第1ONス
イツチSW1および第2ONスイツチSW2を閉じイン
タフタL、を通して)、そして第2ONスイツチSW2
および第3ONスイツチSW3は開いておく。
次に超伝導コイルしにクエンチが生じると、これを検出
してただちに第1ONスイツチSW1を閉じると共に、
両極性電源PSの電圧を反転させるかゼロにする。そう
すると、第1ONスイツチSW1→ダイオードD、→し
ゃ断器CBから成る回路部分のインダクタスは超伝導コ
イルLのインダクタンスに比べて著しく低いので、極め
て早い時間でこの回路部分に矢印で示した方向の電流、
* 1 か超伝導コイルLから転流する。この時、両極性電
源PSに流れていた電流は急激に減少し、電流上口とな
るようにする。その結果、断路器DSの電流もゼロにな
るので、この時点て断路器DSの閑、開は常に電流上口
で行われることになり、従来例のような大型の電源スィ
ッチSは不要である。
してただちに第1ONスイツチSW1を閉じると共に、
両極性電源PSの電圧を反転させるかゼロにする。そう
すると、第1ONスイツチSW1→ダイオードD、→し
ゃ断器CBから成る回路部分のインダクタスは超伝導コ
イルLのインダクタンスに比べて著しく低いので、極め
て早い時間でこの回路部分に矢印で示した方向の電流、
* 1 か超伝導コイルLから転流する。この時、両極性電
源PSに流れていた電流は急激に減少し、電流上口とな
るようにする。その結果、断路器DSの電流もゼロにな
るので、この時点て断路器DSの閑、開は常に電流上口
で行われることになり、従来例のような大型の電源スィ
ッチSは不要である。
また、両極性電源PSは超伝導コイルしおよび直流しゃ
断器DCMのしゃ断部から電気的に切り離される。
断器DCMのしゃ断部から電気的に切り離される。
次にしゃ断動作を行う。すなわち第2ONスイツチSW
2を閉じることによりコンデンサCIからの電流がイン
タフタL1を通って流れ、しゃ断器CBの電流を急激に
減少させ、タイオードD1の存在によってしゃ断器CB
の電流をゼロにする期間が成る程度継続する。その期間
内にしゃ断器CBを開くと、しゃ断器CBの電極間にア
ークを発生せずにサージの低いしゃ断が行われる。その
結果、超伝導コイルLからの電流は第1 ONスイッチ
SW1→保護抵抗RD+を通って流れ、超伝導コイルL
のエネルギーは保護抵抗RDIによって吸収されるよう
になり、電流のしゃ断が完了し、超伝導コイルLが保護
される。なお、超伝導コイルLの電流は時定数L/R,
、て減衰するが、その途中で減衰の時定数をより長くし
たければ、第3ONスイツチSW3を閉じて他の保護抵
抗R□にも電流が流れるようにすれば良い。
2を閉じることによりコンデンサCIからの電流がイン
タフタL1を通って流れ、しゃ断器CBの電流を急激に
減少させ、タイオードD1の存在によってしゃ断器CB
の電流をゼロにする期間が成る程度継続する。その期間
内にしゃ断器CBを開くと、しゃ断器CBの電極間にア
ークを発生せずにサージの低いしゃ断が行われる。その
結果、超伝導コイルLからの電流は第1 ONスイッチ
SW1→保護抵抗RD+を通って流れ、超伝導コイルL
のエネルギーは保護抵抗RDIによって吸収されるよう
になり、電流のしゃ断が完了し、超伝導コイルLが保護
される。なお、超伝導コイルLの電流は時定数L/R,
、て減衰するが、その途中で減衰の時定数をより長くし
たければ、第3ONスイツチSW3を閉じて他の保護抵
抗R□にも電流が流れるようにすれば良い。
第1実施例において両極性電源PSを使用しない時には
、超伝導コイルLの電流をしゃ断部に転流させるために
、第2図に示すように電源と直列に転流抵抗Rxを接続
すれば良い。これにより、短時間で転流を行えるように
することができる。
、超伝導コイルLの電流をしゃ断部に転流させるために
、第2図に示すように電源と直列に転流抵抗Rxを接続
すれば良い。これにより、短時間で転流を行えるように
することができる。
なお、この転流条件は、SWl、D、→CBの回路部分
の抵抗をR,とし、断路器DS、電源および配線の抵抗
を無視すると R,> R。
の抵抗をR,とし、断路器DS、電源および配線の抵抗
を無視すると R,> R。
で表わされる。
第3図はこの発明の第2実施例を説明するための回路図
であり、第1実施例中の直流しゃ断器DCMの代りに、
回路開放手段の他の例として一定期間電流が流れると溶
断して電流をしゃ断するヒユーズFを用いたものであっ
て、その他の構成要素は第1図に示したものと全く同じ
である。
であり、第1実施例中の直流しゃ断器DCMの代りに、
回路開放手段の他の例として一定期間電流が流れると溶
断して電流をしゃ断するヒユーズFを用いたものであっ
て、その他の構成要素は第1図に示したものと全く同じ
である。
通常運転時には、まず断路器DSを閉じて両極性電源P
Sから超伝導コイルLに通電を行い、所定の1!#iを
矢印の方向に流して超伝導フィルLを励磁する。
Sから超伝導コイルLに通電を行い、所定の1!#iを
矢印の方向に流して超伝導フィルLを励磁する。
次に超伝導コイルしにクエンチか生じると、これを検出
してただちに第1ONスイツチSW1を閉じると共に、
両極性電源PSの電圧を反転させるかゼロにする。そう
すると、電源電流は急激に減少すると共に、超伝導コイ
ル電流はヒユーズFに転流し、ついには電源電流はゼロ
になる。そこで断路器DSを開く。その後、ヒユーズF
はそれ自体に流れている電流によって溶断され、電流が
しゃ断される。その結果、電流は保護抵抗R0に転流さ
れ、ここで超伝導コイルLの蓄積エネルキーは吸収され
る。この時、電流をよりゆっくり減衰させたければ、第
3ONスイツチSW3を閉じて保護抵抗R0にも一部の
電流が流れるようにしても良い。
してただちに第1ONスイツチSW1を閉じると共に、
両極性電源PSの電圧を反転させるかゼロにする。そう
すると、電源電流は急激に減少すると共に、超伝導コイ
ル電流はヒユーズFに転流し、ついには電源電流はゼロ
になる。そこで断路器DSを開く。その後、ヒユーズF
はそれ自体に流れている電流によって溶断され、電流が
しゃ断される。その結果、電流は保護抵抗R0に転流さ
れ、ここで超伝導コイルLの蓄積エネルキーは吸収され
る。この時、電流をよりゆっくり減衰させたければ、第
3ONスイツチSW3を閉じて保護抵抗R0にも一部の
電流が流れるようにしても良い。
また、第2実施例において電源か両極性でない時には、
超伝導コイル電流をヒユーズFに早く転流させるために
電源と直列に2個の転流抵抗R。
超伝導コイル電流をヒユーズFに早く転流させるために
電源と直列に2個の転流抵抗R。
を接続すれば良い。なお、転流が生じる条件は電源電圧
をゼロ、回路部分SWI+Fの抵抗をRyとし、配線抵
抗等を無視すると、 Rx X RF で与えられる。
をゼロ、回路部分SWI+Fの抵抗をRyとし、配線抵
抗等を無視すると、 Rx X RF で与えられる。
第5図はこの発明の第3実施例を説明するための回路図
であり、第1図に示した直流しゃ断器DCM 中のダイ
オードD、の代わりにヒユーズFを使用した他の直流し
ゃ断器DCMAを用いたものであって、その他の構成要
素は第1図に示したものと全く同じである。
であり、第1図に示した直流しゃ断器DCM 中のダイ
オードD、の代わりにヒユーズFを使用した他の直流し
ゃ断器DCMAを用いたものであって、その他の構成要
素は第1図に示したものと全く同じである。
しゃ断動作は、第2ONスイツチSW2を閉じてしゃ断
器CBの電流がゼロになった時点でしゃ断器CBを開く
ことにより行われる。なお、このようにすれば、直流し
ゃ断器DCMA中のしゃ断器CBが電流のしゃ断に失敗
したとしても、ヒユーズFでしゃ断することが可能であ
るから、ヒユーズFはしゃ断器CBのハック・アップに
なっているとも言える。
器CBの電流がゼロになった時点でしゃ断器CBを開く
ことにより行われる。なお、このようにすれば、直流し
ゃ断器DCMA中のしゃ断器CBが電流のしゃ断に失敗
したとしても、ヒユーズFでしゃ断することが可能であ
るから、ヒユーズFはしゃ断器CBのハック・アップに
なっているとも言える。
[発明の効果]
以上、詳しく説明したようにこの発明は、超伝導コイル
の両端間に断路器を介して接続される電源と、前記超伝
導コイルと並列に接続される少なくとも1個の保護抵抗
および回路開放手段とを備えているので、大電流を常時
流す大型の電源スィッチは必要でなく、装置を大巾に小
型化できると共に低コストで製作できると云う効果を奏
する。
の両端間に断路器を介して接続される電源と、前記超伝
導コイルと並列に接続される少なくとも1個の保護抵抗
および回路開放手段とを備えているので、大電流を常時
流す大型の電源スィッチは必要でなく、装置を大巾に小
型化できると共に低コストで製作できると云う効果を奏
する。
第1図はこの発明の第1実施例を説明するための回路図
、第2図は第1実施例の変形例を示す回路図、第3図は
第2実施例を説明するための回路図、第4図は第2実施
例の変形例を示す回路図、第5図は第3実施例を説明す
るための回路図、第6図(A)〜(D)は従来の保護装
置を示す回路図である。 図において、Lは超伝導コイル、PSは両極性電源、R
D、、 Rolは保護抵抗、DCM、 DCJAは直流
しゃ断器、Fはヒユーズである。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
、第2図は第1実施例の変形例を示す回路図、第3図は
第2実施例を説明するための回路図、第4図は第2実施
例の変形例を示す回路図、第5図は第3実施例を説明す
るための回路図、第6図(A)〜(D)は従来の保護装
置を示す回路図である。 図において、Lは超伝導コイル、PSは両極性電源、R
D、、 Rolは保護抵抗、DCM、 DCJAは直流
しゃ断器、Fはヒユーズである。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (3)
- (1)超伝導コイルの両端間に断路器を介して接続され
る電源、並びに前記超伝導コイルと並列に接続される少
なくとも1個の保護抵抗および回路開放手段を備えるも
のにおいて、通常運転時には前記断路器を閉じて前記電
源から電流を前記超伝導コイルに流すが前記回路開放手
段には流さず、前記超伝導コイルにクエンチが起きると
前記電源の電圧を反転させるかゼロまだ下げて電源電流
をゼロにすると共に、前記超伝導コイルに流れている電
流を前記回路開放手段に転流させ、その後電流ゼロ点で
前記断路器を開きかつ前記回路開放手段を開いて転流さ
せられた電流をしゃ断し、その結果として前記超伝導コ
イル電流を前記保護抵抗に再転流させ、もって前記超伝
導コイルに蓄積された磁気エネルギーを前記保護抵抗に
吸収させることを特徴とする超伝導コイルの保護方法。 - (2)超伝導コイルの両端間に断路器を介して接続され
る電源と、前記超伝導コイルと並列に接続される少なく
とも1個の保護抵抗および回路開放手段とを備えたこと
を特徴とする超伝導コイルの保護装置。 - (3)電源と直列に接続された少なくとも1個の転流抵
抗を更に含む請求項2記載の超伝導コイルの保護装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2169880A JPH0469011A (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 超伝導コイルの保護方法および保護装置 |
DE4117677A DE4117677C2 (de) | 1990-05-31 | 1991-05-29 | Anordnung zum Schutz einer supraleitenden Spule |
US07/707,326 US5210674A (en) | 1990-05-31 | 1991-05-29 | Superconducting coil protective system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2169880A JPH0469011A (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 超伝導コイルの保護方法および保護装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0469011A true JPH0469011A (ja) | 1992-03-04 |
Family
ID=15894669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2169880A Pending JPH0469011A (ja) | 1990-05-31 | 1990-06-29 | 超伝導コイルの保護方法および保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0469011A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014136229A1 (ja) * | 2013-03-06 | 2014-09-12 | 三菱電機株式会社 | 電力変換装置 |
-
1990
- 1990-06-29 JP JP2169880A patent/JPH0469011A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014136229A1 (ja) * | 2013-03-06 | 2014-09-12 | 三菱電機株式会社 | 電力変換装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5629658A (en) | Methods of arc suppression and circuit breakers with electronic alarmers | |
US4636907A (en) | Arcless circuit interrupter | |
US6075684A (en) | Method and arrangement for direct current circuit interruption | |
CA2178356C (en) | A high voltage electric power line current limiter | |
US6239514B1 (en) | Electric switching device and a method for performing electric disconnection of a load | |
EP0563904A1 (en) | Vacuum circuit breaker | |
JPH0586052B2 (ja) | ||
JP2560155B2 (ja) | 直流しゃ断装置 | |
US5353186A (en) | Reactor switch | |
US20220115863A1 (en) | Static dc current-limiting switching system | |
JPH0581973A (ja) | 直流遮断器 | |
JPH0469011A (ja) | 超伝導コイルの保護方法および保護装置 | |
KR101053665B1 (ko) | 한류 장치 | |
JP2015097222A (ja) | 超伝導磁石 | |
JPH0212367B2 (ja) | ||
EA002837B1 (ru) | Устройство для защиты от повреждений в электрической цепи | |
JPH1031924A (ja) | 複合型スイッチング装置 | |
US6340924B1 (en) | Repeatedly usable high-operating-speed circuit protection device using reed members | |
US3454831A (en) | Quick-opening,low cost,current limiting circuit breaker | |
JPH0438119A (ja) | 超伝導コイルの保護方法および保護装置 | |
JPH0346934B2 (ja) | ||
JP3374952B2 (ja) | 直列形インバータ回路の保護方法 | |
JPH056723A (ja) | 断路器の開閉電流低減回路 | |
JPS6115569B2 (ja) | ||
JPH0469012A (ja) | 超伝導コイルの保護方法および保護装置 |