JP5449344B2 - Tddシステムにおける切り換え方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、TDDシステムにおける切り換え方法及び装置に関する。
関連出願への相互参照.
本願は、本願と同日に出願された以下の出願に関連し、これらの出願の内容は参照によって本明細書に組み込まれる。
米国特許出願シリアル番号第12/144,961号、名称「METHOD AND APPARATUS FOR FRAME DETECTION IN A COMMUNICATIONS SYSTEM」、代理人整理番号100.921US01。
米国特許出願シリアル番号第12/144,939号、名称「SYSTEM AND METHOD FOR SYNCHRONIZED TIME-DIVISION DUPLEX SIGNAL SWITCHING」、代理人整理番号100.924US01。
米国特許出願シリアル番号第12/144,913号、名称「SYSTEM AND METHOD FOR CONFIGURABLE TIME-DIVISION DUPLEX INTERFACE」、代理人整理番号100.925US01。
時分割二重(TDD)システムの通信機器は、TDDシステムを適正に動作させるために適正な時間にアップリンク通信とダウンリンク通信との間で切り換えるように調整されなければならない。一般に、ホスト装置は各切り換え時間を調整し、ホスト装置は切り換え時間に関する情報を各無線端末に送信する。各無線端末はこの情報を用いて、各無線端末からの通信がホスト装置からの通信と衝突することがないように、いつ切り換えるのかを決定する。
ホスト及び無線端末に加えて、ホスト装置と無線端末との間で情報を中継/伝送する通信ネットワーク内の機器もまた、アップリンク通信とダウンリンク通信との間で切り換えることを必要とする可能性がある。一部のシステムでは、このようなネットワーク機器は、アップストリーム通信とダウンストリーム通信との間でいつ切り換えるのかということに関するホスト装置からの情報信号を適正に受信し、フィルタリングし、復号化するために必要な回路を持たない。
アップリンク通信経路とダウンリンク通信経路との間で通信装置を切り換える方法を提供する。
以下の概要は例示であり、限定ではない。ある実施形態では、アップリンク通信経路とダウンリンク通信経路との間で通信装置を切り換える方法が提供される。本方法では、アップリンク通信経路及びダウンリンク通信経路のうちの一方について少なくとも1つの無線周波数上の信号の電力レベルを測定する。測定された電力レベルは、しきい値電力レベルと比較される。アップリンク回路とダウンリンク回路との間での切り換えは、測定された電力レベルとしきい値電力レベルとの間での比較に基づく。
アップリンク送信とダウンリンク送信との間で切り換える通信システムの一実施形態のブロック図である。 フレーム構造の一実施形態の図である。 アップリンク送信とダウンリンク送信との間で切り換える通信回路の一実施形態のブロック図である。 アップリンク送信とダウンリンク送信との間で切り換える方法の一実施形態を示すフローチャートである。 判定された送信の終了位置を検証する方法の一実施形態を示すフローチャートである。 判定された送信の終了位置を検証する他の方法の一実施形態を示すフローチャートである。 電力測定のタイミングを示すフレーム構造の一実施形態の図である。
通常の慣習に従って、説明したさまざまな特徴部分は正確な縮尺で図示したものではなく、本発明の開示内容に関連する特定の特徴部分を強調するように図示している。
図1は、通信ネットワーク100の一実施形態のブロック図である。図1に示す実施形態では、通信ネットワーク100は基地局102を含み、基地局102は分散アンテナシステム(DAS)103に通信可能に接続されている。他の実施形態では、DAS103は、1つ以上のアップストリーム装置(例えば、基地局トランシーバ102、無線アクセスポイント、又は他の無線周波信号の信号源)と、1つ以上のダウンストリーム無線装置(例えば、無線端末112)との間で、無線周波信号を伝送するために使用される。一部の実施形態では、基地局トランシーバ102(本明細書では「基地局」102とも呼ぶ)は、電気通信サービスプロバイダのインフラストラクチャの一部であり、無線端末112は顧客構内機器を含む。一般に、基地局102がダウンストリームの無線端末112と通信する際に用いる無線周波信号又はチャネルのそれぞれについて、本来のダウンリンク無線周波信号は、基地局102を発信元として1つ以上の無線端末112による受信のために送信され、本体のアップリンク無線周波信号は、1つの無線端末112を発信元として基地局102による受信のために送信される。
基地局102は、複数の無線端末112間の通信を管理し、また、無線端末112と、基地局102に接続された他の通信ネットワーク(図示せず)との間の通信を管理する。ある実施形態では、基地局102は、無線端末112と公衆電話交換網(PSTN)との間の通信を管理する。この実施形態では、例えば、通信ネットワーク100はセルラー/PCSシステムであり、基地局102は、PSTNに対する音声/PSTNゲートウェイとして動作する基地局コントローラと通信する。他の実施形態では、基地局102は、IPゲートウェイと通信することにより、無線端末112と、インターネットプロトコル(IP)に基づくネットワーク(例えばインターネット)との間の通信を管理する。この実施形態では、基地局102は、IPゲートウェイからのIPデータ上でベースバンド処理を実行し、IPデータをチャネル上に配置する。ある実施形態では、基地局102はIEEE802.16に準拠した基地局である。オプションとして、基地局102は、WiMax、WiBro、LTE、又は他のコンソーシアムの要件を満たすものであってもよい。さらに他の実施形態では、基地局102は、PSTNとIPに基づくネットワークとの両方の間の通信を管理することを含む、複数の機能を含む。
DAS103は、基地局102に通信可能に接続されたハブ106と、ハブ106から遠隔して設けられ、かつハブ106に通信可能に接続された4つの遠隔のアンテナ装置108〜111とを含む。遠隔のアンテナ装置108〜111のそれぞれは、無線端末112と無線通信するために使用される1つ以上のアンテナ104を含む。この実施形態では、ハブ106は基地局102に光接続されるが、他の実施形態では、ハブ106及び基地局102は、同軸ケーブル、無線アンテナ、又は他の通信媒体によって通信可能に接続される。同様に、この実施形態では、ハブ106は各遠隔のアンテナ装置108〜111に光接続されるが、他の実施形態では、ハブ106及び遠隔のアンテナ装置108〜111は、同軸ケーブル、無線アンテナ、又は他の通信媒体によって通信可能に接続される。この実施形態では、遠隔のアンテナ装置108〜111のそれぞれは、2つのアンテナ104、すなわち主アンテナ及びダイバーシティアンテナを含むが、他の実施形態では、遠隔のアンテナ装置108〜111のそれぞれにおいて、単一のアンテナ104のみが用いられてもよく、又は、2つよりも多くのアンテナ104が用いられてもよい。ある実施形態では、DAS103は、例えば複数階の建物の各階に通信範囲を提供するために、ハブ106と遠隔のアンテナ装置110,111との間に通信可能に接続された1つ以上の拡張装置114を含んでもよい。
基地局102はDAS103を用いて、アンテナ104を介して複数の無線端末112と通信する。所定の多重アクセス方式を用いて、基地局102と複数の無線端末112との間の双方向通信が達成される。ある実施形態では、基地局102と複数の無線端末112とは、符号分割多重アクセス(CDMA)方式を用いて通信する。他の実施形態では、基地局102と複数の無線端末112とは、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)方式を用いて通信する。他の実施形態では、他の多重アクセス方式が使用されるか(例えば、TDMA、FDMA)、又は、例えば音声通信のためのCDMAとデータ通信のためのOFDMAとを含む、1つよりも多くの多重アクセス方式が使用される。
ある実施形態では、基地局102と複数の無線端末112との間の通信のうちの一部又はすべては、時分割二重(TDD)通信方式を用いる。TDD方式は、アップリンク送信(無線端末112から基地局102へ)と、ダウンリンク送信(基地局102から無線端末112へ)とを異なる時間に実行させることにより、2つの装置の間で双方向通信を可能にする。この実施形態では、アップリンク通信とダウンリンク通信との両方が同じ周波数を共用する。
図1に示す実施形態では単一の基地局102及びハブ106が図示されているが、他の実施形態では複数の基地局102及び/又は複数のハブ108が使用されるということが理解されるべきである。それに加えて、この実施形態では所定個数の遠隔のアンテナ装置108〜111がハブ106に接続されているが、他の実施形態では他の個数の遠隔のアンテナ装置108〜111がハブ106でに接続される。
以下の説明は、IEEE802.16標準に規定されるTDD方式に基づくシステムを参照しているが、本発明の開示内容の範囲は、他のTDD方式に応用するために説明したシステム及び方法に対して適当な調節、変更、置換を行うことにより、他の実施形態を含むように意図されているということが理解されるべきである。
システム100は、複数の無線端末112と、例えばPSTN又はインターネットに基づくネットワークを介して基地局に通信可能に接続された1つ以上の他の装置との間の通信を可能にする。複数の無線端末112は、遠隔のアンテナ104を介して、遠隔のアンテナ装置108〜111との間で信号を送受信する。この実施形態では、複数の無線端末112のそれぞれは、所定の状況下、例えばハンドオフの実行中を除いて、同時に遠隔のアンテナ装置108〜111のうちの1つのみと通信する。例えば、1つの無線端末112から発信される情報は、当該無線端末112から送信され、例えば、その送信側の無線端末112と通信している遠隔のアンテナ装置108で受信される。遠隔のアンテナ装置108は、無線端末112から受信された信号を復元し、この信号を、遠隔のアンテナ装置104に送信する他の無線端末112から受信された他の信号とともに、ハブ106に送る。ハブ106は、遠隔のアンテナ装置108から情報を受信し(さらに他の遠隔のアンテナ装置109〜111から情報を受信し、その一部は拡張装置114を介して受信し)、受信された信号を復元し、その信号を基地局102に送る。基地局102は情報を処理して、情報をその宛先に送信する。基地局102では、他のネットワークから到来する情報が受信される。基地局102は、到来した信号を例えばハブ106を介して遠隔のアンテナ装置108〜111に転送する。ハブ106は、信号を受信し、信号を復元し、信号を遠隔のアンテナ装置108〜111に送る。ある実施形態では、各遠隔のアンテナ装置108〜111に同じダウンリンク信号が送られる。代替の実施形態では、基地局102は、複数の無線端末112のうちのどれが情報の宛先であるのかを決定し、情報を含む信号を生成して変調してハブ106に送り、ハブ106は、宛先の無線端末112と通信している遠隔のアンテナ装置108に情報を送る。ここで、ハブ106は、信号を受信し、信号を復元し、信号を遠隔のアンテナ装置108に送る。いずれの場合でも、遠隔のアンテナ装置108は、ハブ106から信号を受信し、信号を復元し、信号を無線送信する。次いで、無線端末112は無線信号を受信し、その中の情報が受信されて処理される。この実施形態では、アップリンク通信及びダウンリンク通信の両方について、ハブ106及び遠隔のアンテナ装置108〜111は、基地局102及び無線端末112によって送信された信号の復調又は伸張を行うことはない。その代わり、ハブ106及び遠隔のアンテナ装置108〜111は中継器として動作し、信号に対して最小限の処理のみを実行しながら、受信信号の受信及び復元を行う。
図2はTDD送信構造200の一例を示す。図2に示す実施形態では、送信構造200は、ダウンリンク(DL)サブフレーム202と、それに続くアップリンク(UL)サブフレーム204とを有する、フレーム(本明細書では「フレーム」200とも呼ぶ)を含む。後続のTDDフレームに係る第2のダウンリンクサブフレーム205の一部も示す。送信の開始位置及び終了位置のそれぞれは、本明細書では送信境界と呼ぶ。この実施形態では、各TDDフレーム200は実質的に同様の構造であり、5msの固定継続時間をそれぞれ有し、1つのダウンリンクサブフレームと、それに続く1つのアップリンクサブフレームとをそれぞれ含む。一部の実施形態では、TDDフレーム200の一部は、制御データのために割り当てられる。他の実施形態では、TDDフレーム200は可変な継続時間を有してもよく、及び/又は、各フレーム200内に複数のアップリンクサブフレーム又は複数のダウンリンクサブフレームが含まれてもよい。それに加えて、他の実施形態では、最初にアップリンクサブフレームがあって、それに続いてダウンリンクサブフレームがあってもよく、又は、各フレームがアップリンクサブフレーム及びダウンリンクサブフレームのどちらで開始するのかフレーム毎に変動していてもよい。
TDDフレーム200の開始部はダウンリンクサブフレーム202に割り当てられる。ダウンリンクサブフレーム202の終了位置において、アップリンクサブフレーム204の開始位置の前に時間ギャップ(TTG)206が設けられる。次いで、アップリンクサブフレーム204が開始し、アップリンクサブフレーム204の終了位置と、次のフレームに係る後続のダウンリンクサブフレーム205の開始部との間に、他の時間ギャップ(RTG)208が設けられる。
ダウンリンクサブフレーム202の継続時間中に、基地局102は無線端末112のうちの1つ以上に送信を行っている。アップリンクサブフレーム204の継続時間中に、無線端末112のうちの1つ以上が基地局102に送信を行っている。ダウンリンクサブフレーム202とアップリンクサブフレーム204との間のTTG206により、基地局102が送信モードから受信モードに切り換え、各無線端末112が受信モードから送信モードに切り換えるための時間が得られる。同様に、RTG208により、基地局102が受信モードから送信モードに切り換え、各無線端末112が送信モードから受信モードに切り換えるための時間が得られる。また、TTG206及びRTG208により、基地局/移動体の同期や、伝搬遅延の判定/調整等のための時間マージンが得られる。
基地局102及び無線端末112に加えて、DAS103内のRF回路もまた、ダウンリンク送信の処理とアップリンク送信の処理との間で切り換える。基地局102及び無線端末112と同様に、DAS103内のRF回路の切り換えは、時間ギャップTTG206及びRTG208の間に行われる。ハブ106内のRF回路及び各遠隔のアンテナ装置108〜111内のRF回路は、アップリンクとダウンリンクとの切り換えを行う。
ある実施形態では、ダウンリンクサブフレーム202及びアップリンクサブフレーム204の継続時間が固定値であるように、各フレーム200は同じデューティサイクルを有する。代替の実施形態では、ダウンリンクサブフレーム202及びアップリンクサブフレーム204の継続時間がフレーム毎に可変であるように、デューティサイクルは可変である。可変なデューティサイクルの場合、サブフレームの継続時間は、システムトラフィック、ユーザの選好情報、又は他のパラメータに基づいて、送信中に動的に割り当てられる。例えば、ある実施形態では、フレーム200は合計で47個のフレームを有し、通信プロトコルによって許容される予め決められたサブフレーム長、すなわち35、34、及び33シンボルのダウンリンクサブフレーム長と12、13、及び14シンボルのアップリンクサブフレーム長とを有する。35シンボルのダウンリンクサブフレーム202は、12シンボルのアップリンクサブフレーム204に対応する。各サブフレームにおけるシンボル数には無関係に、アップリンク及びダウンリンクの合計のシンボル数は47のままである。従って、ダウンリンクサブフレーム202におけるシンボル数が少なくなると、対応するアップリンクサブフレーム204におけるシンボル数が多くなる。この実施形態では、フレーム200のデューティサイクルが固定であるか可変であるかに無関係に、TTG206及びRTG208の各時間期間は固定継続時間を有する。
この実施形態では、システム100によって使用される通信構造は、図2に示すように2つのサブフレームを含むフレームであるが、本発明の開示内容の範囲は当業者に知られた他のフレーム/サブフレーム構造及び他の通信構造を含むことを意図しているということが理解されるべきである。
各無線端末112は、基地局102によって送られた通信から、ダウンリンクサブフレーム202及びアップリンクサブフレーム204のタイミングを取得する。ある実施形態では、これらの通信は別個の制御チャネルにおいて行われ、各無線端末112は、制御チャネルを聞いてフレーム及びサブフレームのタイミングを取得する。他の実施形態では、各無線端末112は、基地局102によってフレーム200内で送られたメッセージから、又は、ペイロードチャネル上の現在の送信を聞いて当該送信からタイミングを直接確認することから、フレーム及びサブフレームのタイミングを取得する。いずれにせよ、各無線端末112は、各フレーム200がいつ開始するのか、ダウンリンクサブフレーム202がいつ終了するのか、受信モードから送信モードにいつ切り換えるのか、及び、アップリンクサブフレーム204の送信をどの点で開始するのか、について決定する。しかしながら、この実施形態では、ハブ106及び遠隔のアンテナ装置108〜111は、基地局102と無線端末112との間で送信される信号の復調及び伸張に必要な回路を持たない。従って、ある実施形態では、ハブ106及び遠隔のアンテナ装置108〜111は、フレーム及びサブフレームのタイミングを独立して決定するために含まれる回路を有する。
図3は、通信ネットワーク100における送信構造の境界の時間位置を決定する回路300の一実施形態を示す。図3に示す実施形態では、回路300は、ネットワーク100内で送信される信号の電力レベルに基づいて、サブフレーム境界の時間位置(サブフレームタイミング)を決定する。決定されたサブフレームタイミングに基づいて、回路300は、ダウンリンク送信とアップリンク送信との間でいつ切り換えるのかを決定する。例えば、ある実施形態では、回路300は、ダウンリンクサブフレーム202の終了側境界の時間位置を決定し、ダウンリンクサブフレーム202の終了側境界に基づいてダウンリンク送信からアップリンク送信に切り換える。
回路300は、ネットワーク100上で(例えば、基地局102と図示しない他の無線端末との間で)現在送信されている信号を検出し、検出された信号の電力レベルをしきい値と比較してサブフレーム境界のタイミングを決定する。ある実施形態では、回路300は、検出された信号におけるあるサブフレームの電力レベルの立ち下がりエッジをリアルタイムで検出することによって、サブフレームの終了側境界を決定する。他の実施形態では、開始側しきい値は、検出された信号におけるあるサブフレームの電力レベルの立ち上がりエッジをリアルタイムで検出する。前述及び後述の説明から明らかになるように、本明細書に開示する装置及び方法は、システムのフレーム及び/又はサブフレームのタイミングを特定のシステムでの所望に応じて決定することに使用可能である。
ある実施形態では、ハブ106及び遠隔のアンテナ装置108〜111の両方が、アップリンク送信モードとダウンリンク送信モードとの間の切り換える回路300等の回路を備える。代替の実施形態では、回路300はハブ106内のみに含まれる。ここで、同時係属中の米国特許出願シリアル番号第12/144,939号、名称「SYSTEM AND METHOD FOR SYNCHRONIZED TIME-DIVISION DUPLEX SIGNAL SWITCHING」、代理人整理番号100.924US01に開示されているように、ハブ106は、それ自体のための切り換え時間と、遠隔のアンテナ装置108〜111のための切り換え時間とを決定し、切り換え時間を示す制御信号を遠隔のアンテナ装置108〜111に転送する。上記出願の内容は参照によって本明細書に組み込まれる。
図3に示す実施形態では、回路300は2つの周波数帯の信号を処理する。回路301は、第1の周波数帯の信号を処理し、回路302は第2の周波数帯の信号を処理する。この実施形態では、回路301及び302は、各回路301、302がその周波数をサポートできるようにするためのわずかな違いを除いて、同様のものである。従って、回路301のみを詳細に示している。他の実施形態では、ただ1つの周波数帯のみがサポートされる。さらに他の実施形態では、2つよりも多くの周波数帯がサポートされる。
回路301では、RFデュプレクス(複信)ポート303において、基地局102との間で信号を送受信する。各無線端末112との間で送受信される信号は、ダウンリンク(DL)ポート304及びアップリンク(UL)ポート306においてそれぞれ送受信される。ダウンリンクポート304及びアップリンクポート306は、各無線端末112から信号を送受信する1つ以上のアンテナ104に接続される。可変抵抗器308は、ダウンリンクポート304から送信されたダウンリンク信号の電力を制御する。アップリンク側では、さらなる処理及び基地局102への送信のために、増幅器310が各無線端末112から受信された信号を増幅する。スイッチ312は、RFデュプレクスポート303をダウンリンクポート304及びアップリンクポート306のいずれかに接続することによって、アップリンク送信(アップリンクモード)とダウンリンク送信(ダウンリンクモード)との間で回路300を切り換える。図3に示す実施形態では、スイッチ312は、(デュプレクスポート303に接続された)1つの共通接続と、(ダウンリンクポート304及びアップリンクポート306にそれぞれ接続された)2つの切り換えられる接続とを有する、単極双投スイッチである。代替の実施形態では、ポート303は、デュプレクスポートとして動作する2つのシンプレクス(単信)ポートを含む。単信式又は複信式としての回路300及びポート303の構成についてのさらなる詳細は、同時係属中の米国特許出願シリアル番号第12/144,913号、名称「SYSTEM AND METHOD FOR CONFIGURABLE TIME-DIVISION DUPLEX INTERFACE」、代理人整理番号100.925US01に開示される。上記出願の内容は参照によって本明細書に組み込まれる。
図4は、ダウンリンクサブフレーム204の終了位置を決定することに基づいてアップリンク送信経路とダウンリンク送信経路との間で回路300を切り換える方法400の一実施形態を示す。以下の議論は、ダウンリンク送信からアップリンク送信に切り換えることに関連するが、本明細書で説明する方法及び装置は適切な修正によりアップリンク送信からダウンリンク送信へ切り換えることにも使用可能であるということが理解されるべきである。ダウンリンク送信とアップリンク送信との間でいつ切り換えるのかを決定するために、ダウンリンク信号の電力レベルが解析される。ダウンリンクサブフレーム202の継続時間中には、信号が基地局102によって送信されていて回路300によって処理されているので、回路300におけるダウンリンク信号の電力レベルは高い。ダウンリンクサブフレーム202の終了位置において、送信が終了することで信号の電力レベルが降下する。回路300は、ダウンリンク信号に係る電力レベルの降下を検出し、電力レベルの降下に基づいてダウンリンクサブフレーム202の終了位置を決定する。ある実施形態では、ダウンリンクサブフレーム202が終了したことを回路300が判定するとすぐに、スイッチ312はアップリンクモードに設定される。このとき、回路300では、アップリンクサブフレーム204の開始位置において、各無線端末112から基地局102へのアップリンク信号を処理する準備ができている。代替の実施形態では、スイッチ312は、ダウンリンクサブフレーム202の終了位置と、ダウンリンクサブフレーム202とアップリンクサブフレーム204との間のTTG206の既知の継続時間とに基づいて、アップリンクモードに設定される。ここで、スイッチ312は、アップリンクサブフレーム204の開始位置の直前において、アップリンクモードに切り換えられる。他の実施形態では、スイッチ312は、決定されたダウンリンクサブフレーム202の終了位置とアップリンクサブフレーム204の開始位置との間の異なる時間において、アップリンクモードに切り換えられる
方法400は、動作時において回路300のリアルタイムの切り換えを行う。ブロック402において、回路300で受信されたダウンリンク信号は、スイッチ312の上流で、カプラ315によってRF検出器316に接続される。RF検出器316ダウンリンク信号の電力を測定し、ブロック404において、比較器318は、RF検出器316から信号を取得し、RF検出器316によって測定されたダウンリンク信号の電力レベルを基準しきい値と比較する。ブロック406において、ダウンリンク信号の電力レベルが基準しきい値以下に降下していると、比較器318は割り込み信号をマイクロプロセッサ314に送る。マイクロプロセッサ314は、スイッチ312をアップリンクモード及びダウンリンクモードのいずれかに設定することでスイッチ312を制御する。比較器318から受信された割り込みに基づいて、マイクロプロセッサ314はスイッチ312をアップリンクモードに設定し、これでRF回路300はアップリンク送信の準備ができた状態になる。ある実施形態では、いったんマイクロプロセッサ314が比較器318から割り込みを受信すると、方法400は最後のブロック408に進み、ここで、マイクロプロセッサ314はスイッチ312をアップリンクモードに設定する。図3に示すように、この実施形態では、マイクロプロセッサ314は回路302についても動作し、従って、第2の比較器326割り込み信号を受信し、回路302上の第2のスイッチ(図示せず)を制御する。
ブロック406に戻って、ダウンリンク送信の電力レベルがしきい値電力レベル以下ではないとき、比較器318は測定値を廃棄し、方法400はブロック402に戻って、再びダウンリンク信号の電力レベルを測定する。従って、図4に示すように、ダウンリンクサブフレーム202の終了位置が決定されるまで、RF検出器316はダウンリンク信号からの電力レベルを連続的に読み取り、比較器318はRF検出器316の出力を連続的に処理する。この実施形態では、測定された電力レベルがしきい値電力レベル以下になるか否かの比較を行っているが、他の実施形態では、当業者に知られた他の比較技術が使用される。
ある実施形態では、方法400は、ブロック408においてスイッチ312をアップリンクモードに設定する前に、ブロック410に示すオプションの検証処理をさらに含む。検証処理では、信号中の意図されない電力降下の影響を低下させるための、また、実際のダウンリンクサブフレーム202の終了位置において切り換える可能性を増大させるための追加のチェックが行われる。検証を行うために、ブロック406の後において、測定された電力レベルがしきい値電力レベル以下に降下したとき、方法400はブロック410に進み、検証処理に合格すると、方法400はブロック408に進んでスイッチ312をアップリンクモードに設定する。検証処理において、測定された電力降下がダウンリンクサブフレームの終了位置ではなかったと判定されたとき、方法400はブロック402に戻り、再び電力を測定する。検証処理に関するさらなる詳細は、図5を参照して説明される。
ある実施形態では、回路300は、上述したものと同様の方法で、アップリンクサブフレーム204の後でアップリンク送信からダウンリンク送信へいつ切り換えるのかについても決定する。従って、回路300は、アップリンク送信の終了位置における電力降下を測定することでアップリンクサブフレーム204の終了位置を検出する。次いで、マイクロプロセッサ314に割り込みが送られ、マイクロプロセッサ314はこの割り込みに基づいてスイッチ312をダウンリンクモードに設定する。
代替の実施形態では、回路300は、最初のフレームについては、アップリンク送信からダウンリンク送信へいつ切り換えるのかを決定し、後続のフレームについては、フレーム200の予測可能なタイミングに基づいていつ切り換えるのかを決定する。各フレーム200は同じ継続時間を有し、かつ、ダウンリンクサブフレーム202の開始位置はフレーム200の開始位置と一致するので、回路300は、最初のダウンリンクサブフレーム202の開始位置のタイミングを決定し、そのタイミングに基づいて、後続のダウンリンクサブフレーム202の開始位置を予測する。従って、ネットワーク100のフレーム及びサブフレームのタイミングに従って、回路300はダウンリンクモードに設定され、基地局102から各無線端末112へのダウンリンク送信を中継する。
ある実施形態では、最初のダウンリンクサブフレーム202の開始位置は、前述したように、先行するアップリンクサブフレーム204の立ち下がりエッジを検出することによって決定される。代替の実施形態では、最初のダウンリンクサブフレーム202の開始位置は、検出された信号を基準信号と相関させることにより非リアルタイムの方法で決定される。相関によりフレーム200の開始位置を決定し、決定結果に基づいてダウンリンク送信とアップリンク送信との間で予測して切り換えることに関するさらなる詳細は、同時係属中の米国特許出願シリアル番号第12/144,961号、名称「METHOD AND APPARATUS FOR FRAME DETECTION IN A COMMUNICATIONS SYSTEM」(代理人整理番号100.921US01:本明細書では「921号出願」という)に開示されている。921号出願の内容は参照によって本明細書に組み込まれる。
図5及び図6は、方法400のブロック410における検証処理の方法の実施形態を示す。ある実施形態では、ブロック410の検証処理として、方法500及び方法600の両方が(並列及び逐次のいずれかで)実行される。他の実施形態では、方法500のみが実行される。さらに他の実施形態では、方法600のみが実行される。
図5の方法500は、RF検出器316によって測定された電力降下が、ダウンリンクサブフレームの既知の終了位置の候補と一致するか否かをチェックする方法の一実施形態である。ここで、TDDシステムは、ダウンリンクサブフレーム202の長さとアップリンクサブフレーム204の長さとの予め決められた組み合わせを有する。マイクロプロセッサ314(マイクロプロセッサ314上で動作するファームウェア)は、予め決められたサブフレーム長を用いて、検出された電力降下がダウンリンクサブフレーム202の終了位置の候補となる時間において発生したか否かをチェックする。例えば、ある実施形態では、TDDシステムは、予め決められたサブフレーム長、すなわち、35、34、及び33シンボルのダウンリンクサブフレーム長と、12、13、及び14シンボルのアップリンクサブフレーム長とを有する。35シンボルのダウンリンクサブフレーム202は、12シンボルのアップリンクサブフレーム204に対応する。各サブフレームにおけるシンボル数とは無関係に、アップリンク及びダウンリンクの合計のシンボル数は47のままである。従って、ダウンリンクサブフレーム202におけるシンボル数が少なくなると、対応するアップリンクサブフレーム204におけるシンボル数が多くなる。
方法500はブロック502において開始し、ここで、マイクロプロセッサ314は、ダウンリンクサブフレームの開始位置から割り込みの受信までの時間長を測定する。ブロック504において、マイクロプロセッサ314は、この時間期間を既知のダウンリンクサブフレーム長の候補と比較し、測定された時間期間がダウンリンクサブフレーム長の候補と一致するか否かを判定する。測定された長さがダウンリンクサブフレーム長の候補と一致するとき、マイクロプロセッサ314は、受信された割り込みを、ダウンリンクサブフレーム202の終了位置をマーキングするものとして承認し、検証は合格する。この結果、方法400はブロック410からブロック408に進み、ここで、スイッチ312はアップリンクモードに設定される。測定された長さがダウンリンクサブフレーム長の候補と一致しないとき、マイクロプロセッサ312は割り込みを無視し、検証処理は失敗する。この結果、方法400はブロック402に戻る。ある実施形態では、測定された時間期間が有効な時間期間のウィンドウ内に含まれるとき、測定された時間期間は、ダウンリンクサブフレーム長の候補に一致すると判定される。例えば、ある実施形態では、シンボル長は100ミリ秒であり、ウィンドウは+/−10ミリ秒である。
方法500の例示として、測定された時間期間の長さが33シンボル(これは本TDDシステムにおける有効なダウンリンクサブフレーム長である)であるとき、マイクロプロセッサ314は、ダウンリンクサブフレームの終了位置が発生したことを承認し、スイッチ312をアップリンクモードに設定する。しかしながら、測定された時間期間の長さが31シンボル(これは有効なダウンリンクサブフレーム長ではない)であるとき、マイクロプロセッサ314は受信された割り込みを無視し、スイッチ312はダウンリンクモードのままである。
ある実施形態では、ダウンリンクサブフレーム長の時間期間は、フレーム200の開始位置においてカウンタを開始し、割り込みを受信したときにカウンタをチェックすることによって測定される。フレーム200の開始位置は、例えば921号出願に開示された方法及びシステムによって決定可能である。他の実施形態では、時間期間は、シンボル数をカウントすることによって、又は当業者に知られた他の方法で決定される。ある実施形態では、最長の有効なダウンリンクサブフレーム長(例えば35シンボル)に等しい時間期間が経過したとき、マイクロプロセッサ314は、割り込みが受信されたか否かに無関係に、自動的にスイッチ312をアップリンクモードに設定する。
図6の方法600は、検出された電力レベルの降下が送信の終了であり、信号の意図されない電力降下ではないことをチェックする方法の一実施形態である。方法600では、検出された電力レベルの降下のチェックを、検出された電力レベルの降下の後で所定時間期間にわたって一時停止することと、この時間期間の間にダウンリンク信号の電力レベルがしきい値より増大するか否かをチェックすることとにより行う。マイクロプロセッサ314において立ち下がりエッジの割り込みが受信された後で、マイクロプロセッサ314は、所定時間期間(例えば3ミリ秒)にわたってカウントダウンするタイマを開始し、マイクロプロセッサ314は、比較器318からの立ち上がりエッジの割り込みをチェックする。方法600において、RF検出器316及び比較器318は、測定されたダウンリンク信号の電力レベルがしきい値以下に降下したとブロック406で判定された後であっても、回路300上の信号の電力レベルを連続的に読み取っている。しきい値よりも降下した後、電力レベルが再びしきい値よりも増大すると、比較器318は割り込みをマイクロプロセッサ314に送る。
方法600は、図4のブロック406に続くブロック602で開始する。ブロック602において、一時停止タイマが開始される。ブロック604において、RF検出器316は回路300上の信号の電力レベルを測定する。ブロック606において、比較器318は、測定された電力レベルをしきい値電力レベルと比較する。ブロック608において、測定された電力レベルがしきい値電力レベルよりも高いとき、比較器318は割り込みをマイクロプロセッサ314に送り、検証は失敗する。電力レベルが降下後の短い時間内に再びしきい値よりも増大したので、送信はまだ続いていて、測定された電力降下は送信中の意図されない電力降下であったと考えられる。この場合、方法400では、測定された最初の電力レベルの降下が無視され、ブロック402に戻る。測定された電力レベルがしきい値よりも高くないとき、測定された電力は低いままであり、これは送信終了に一致する。ブロック610において、方法600は、タイマが0に達したか否かをチェックする。タイマが0に達していないとき、方法600はブロック604に戻り、再び電力を測定する。タイマが0に達したとき、方法600は終了し、送信終了の検証に合格し、スイッチ312はブロック408においてアップリンクモードに設定される。
ここで図7を参照すると、しきい値電力レベルを決定するための「オン」信号測定及び「オフ」信号測定のタイミングの一実施形態を示すフレーム図700が示されている。前述のように、回路300をいつ切り換えるのかについての決定は、(比較器318において)受信電力レベルをしきい値電力レベルと比較することによって行われる。ある実施形態では、しきい値電力レベルは、マイクロプロセッサ314によって決定され、比較器318内にプログラミングされる。しきい値電力レベルを決定するために、マイクロプロセッサ314は、ダウンリンク信号が「オン」であると認識されるとき(回路300上に存在するとき)と、さらに、ダウンリンク信号が「オフ」であると認識されるとき(回路300上に存在しないとき)、RF検出器316によって観測される電力レベルを測定する。
ある実施形態では、これらの電力レベル測定は、ダウンリンクサブフレーム702アップリンクサブフレーム704の継続時間が固定値であって、フレーム間で変化しないように、静的なフレームのデューティサイクルの時間中に行われる。静的なデューティサイクルの継続時間中には、ダウンリンクサブフレーム702及びアップリンクサブフレーム704の開始時間は既知であり、マイクロプロセッサ314上で動作するファームウェアは、スイッチ312を、ダウンリンクモードの時間及びアップリンクモードの時間のそれぞれにおいてダウンリンクモード及びアップリンクモードのいずれかに自動的に設定する。これらの静的なフレーム区間の継続時間中において、ダウンリンクサブフレーム702の継続時間中に「オン」の電力レベルが測定される。ある実施形態では、ダウンリンク信号の電力レベルは、アナログ/ディジタル(A/D)変換器320によって取得されたダウンリンク信号のスナップショットから決定される。A/D変換器320は、RF検出器316から電力レベルを読み取り、マイクロプロセッサ314のために電力レベルをディジタル数に変換する。
正確な「オフ」の電力レベルを取得するために、基地局102及び各無線端末112のいずれからの送信も受信されていないときに、「オフ」測定が行われる。「オフ」の電力レベルは、アップリンク信号がRF検出器316に結合する可能性に起因して、アップリンク送信の継続時間中には高い信頼性で測定することができない。送信がRF検出器316に結合している可能性を低下させるために、ダウンリンクサブフレーム704の終了位置において、マイクロプロセッサ314は、スイッチ312をアップリンクモードに設定する前に所定時間区間706(例えば数ミリ秒)にわたって一時停止する。時間区間706にわたって遅延させることは、逸脱したアップリンク信号がRF検出器316に結合される可能性を低下させる。時間区間706の継続時間中に、RF検出器316は「オフ」測定を行い、A/D変換器320はデータをマイクロプロセッサ314に送る。
次いで、マイクロプロセッサ314は、A/D変換器320からの「オン」及び「オフ」の読み取り値を用いて、しきい値電力レベルを計算する。ある実施形態では、A/D変換器320によって、例えば数フレームにわたって、複数の「オン」及び「オフ」の読み取り値が取得され、マイクロプロセッサ314は、「オン」及び「オフ」の両方の場合について平均及び分散を計算する。ある実施形態では、マイクロプロセッサ314は、「オン」及び「オフ」の電力レベルの間の中点をしきい値として選択する。他の実施形態では、マイクロプロセッサ314は、当業者に知られた信号電力レベルに関連したファクタに基づいて他の電力レベルをしきい値として選択する。いずれにせよ、いったんマイクロプロセッサ314がしきい値を決定すると、マイクロプロセッサ314は、しきい値をディジタル/アナログ322に送る。次いで、ディジタル/アナログ変換器322は、マイクロプロセッサ314からのディジタル信号を、比較器318によって使用するためのアナログ信号に変換する。ある実施形態では、しきい値電力レベルは、新たなスナップショットを用いて、A/D変換器320とマイクロプロセッサ314の処理とにより定期的に再計算される。
多くのシステムにおいてフレームのタイミングは非常に高速であり、このため、ダウンリンクモードからアップリンクモードへの回路300の切り換えは、ダウンリンク送信とアップリンク送信との間の小さなウィンドウにおいて行われる。従って、ある実施形態では、ダウンリンクモードからアップリンクモードへの切り換えは、いったんマイクロプロセッサ314が切り換えを実行すべきであることを決定すると直ちに実行される。動的なデューティサイクルフレームでは、ダウンリンクモードからアップリンクモードに切り換える際における回路300の切り換えと基地局102の切り換えとの間の遅延は、3つのファクタによって決定される。第1のファクタは回路300のハードウェア遅延であり、これは主にRF検出器316の遅延時間に起因する。ある実施形態では、RF検出器316の時定数は、信号の過大なリップルを発生させることがない早い減衰時間のために最適化されている。第2のファクタはファームウェア遅延であり、これは、ある実施形態では、割り込み処理に起因して約2ミリ秒になる。最後に、第3のファクタは、基地局102から回路300への信号伝搬時間に起因する。
図3に示す実施形態では、ダウンリンク信号がRF検出器316及びA/D変換器320に達する前に、必要であれば、信号は減衰器324によって減衰される。減衰器324は、大電力を有する信号の電力レベルを信号がA/D変換器320に達する前に減衰させることにより、A/D変換器320に必要とされるダイナミックレンジを減少させる。マイクロプロセッサ314は、RF検出器316及びA/D変換器320によって読み取られた信号の電力レベルに基づいて減衰器324を制御する。この実施形態では、例えば、ダウンリンクポート304における信号レンジの要件は25dBである。RF検出はスイッチ312の上流で行われるので、カプラ315によって観測される信号レンジは20dB増える。従って、カプラ315によって観測される信号レンジは約45dBになる。減衰器324は、動作時に20dBの減衰を行い、非動作時に0dBの減衰を行う。カプラ315における信号電力レベルが、カプラ315において期待されるレンジの上位20dBにあるとき、マイクロプロセッサ314は減衰器324を動作させ、RF検出器316及びA/D変換器320における信号レベルを20dB減少させる。
ある実施形態では、マイクロプロセッサ314は、ダウンリンク信号を解析する前に、減衰器324を動作させるか否かを決定する。開始時に、マイクロプロセッサ314は減衰器324を動作させ、次いで、カプラ315は、ダウンリンク信号を減衰器324、RF検出器316、及びA/D変換器320に結合する。減衰器324が動作しているとき、A/D変換器320は、数フレームにわたってダウンリンク信号をサンプリングする。次いで、マイクロプロセッサ314は、A/D変換器320から電力レベルを受信し、電力レベルを減衰器のしきい値と比較する。平均電力レベルが減衰器のしきい値未満であるとき、マイクロプロセッサ314は減衰器324を非動作状態にする。平均電力レベルが減衰器のしきい値以上であるとき、減衰器324は動作状態のままにされる。減衰器324の電力レベル調整に関するさらなる詳細は、921号出願に開示される。
本明細書では特定の実施形態が図示されて説明されたが、当業者には、同じ目的を達成するように意図された任意の構成で、説明した特定の実施形態を置き換えてもよいということが理解されるであろう。いかなる発明も、請求項とその均等物によってのみ限定されるものである。

Claims (5)

  1. アップリンク通信経路とダウンリンク通信経路との間で通信装置を切り換える方法であって、
    上記アップリンク通信経路及び上記ダウンリンク通信経路のうちの一方について少なくとも1つの無線周波数上の信号の電力レベルを測定することと、
    上記測定された電力レベルをしきい値電力レベルと比較することで、上記アップリンク通信経路と上記ダウンリンク通信経路との間でいつ切り換えを行うのかを決定することと、
    上記アップリンク通信経路と上記ダウンリンク通信経路との間で切り換える前に、検証処理を実行することと、
    上記検証処理に合格したとき、上記アップリンク通信経路と上記ダウンリンク通信経路との間で切り換えることと、
    上記検証処理に不合格になったとき、上記アップリンク通信経路と上記ダウンリンク通信経路との間で切り換えを行わないこととを含み、
    上記検証処理は、上記測定された電力レベルと上記しきい値電力レベルとの間での比較結果が、上記アップリンク通信経路と上記ダウンリンク通信経路との間で上記通信装置を切り換えるべきであることを指示したときの時間が、既知の可能な送信境界に一致しているか否かをチェックすることを含み、
    上記測定された電力レベルと上記しきい値電力レベルとの間での比較結果が、上記アップリンク通信経路と上記ダウンリンク通信経路との間で上記通信装置を切り換えるべきであることを指示したときの時間が、上記既知の可能な送信境界に一致しないとき、上記検証処理に不合格になり、
    上記測定された電力レベルと上記しきい値電力レベルとの間での比較結果が、上記アップリンク通信経路と上記ダウンリンク通信経路との間で上記通信装置を切り換えるべきであることを指示したときの時間が、上記既知の可能な送信境界に一致するとき、上記検証処理に合格する方法。
  2. アップリンク送信回路とダウンリンク送信回路との間で通信装置を切り換える切り換え装置であって、上記切り換え装置は、
    アップリンク送信回路に接続された第1のポートと、ダウンリンク送信回路に接続された第2のポートとを有するスイッチと、
    上記スイッチを通って伝搬する信号の電力レベルを測定するように構成された電力レベル検出器と、
    上記測定された電力レベルをしきい値電力レベルと比較するように構成された比較器と、
    上記測定された電力レベルと上記しきい値電力レベルとの間での比較結果に基づいて、上記アップリンク送信回路と上記ダウンリンク送信回路との間でいつ切り換えを行うのかを決定するように構成された処理装置とを備え、
    上記処理装置は、
    上記アップリンク送信回路と上記ダウンリンク送信回路との間で切り換える前に、検証処理を実行し、
    上記検証処理に合格したとき、上記アップリンク送信回路と上記ダウンリンク送信回路との間で切り換え、
    上記検証処理に不合格になったとき、上記アップリンク送信回路と上記ダウンリンク送信回路との間で切り換えを行わないようにさらに構成され、
    上記検証処理は、上記測定された電力レベルと上記しきい値電力レベルとの間での比較結果が、上記アップリンク送信回路と上記ダウンリンク送信回路との間で上記通信装置を切り換えるべきであることを指示したときの時間が、既知の可能な送信境界に一致しているか否かをチェックすることを含み、
    上記測定された電力レベルと上記しきい値電力レベルとの間での比較結果が、上記アップリンク送信回路と上記ダウンリンク送信回路との間で上記通信装置を切り換えるべきであることを指示したときの時間が、上記既知の可能な送信境界に一致しないとき、上記検証処理に不合格になり、
    上記測定された電力レベルと上記しきい値電力レベルとの間での比較結果が、上記アップリンク送信回路と上記ダウンリンク送信回路との間で上記通信装置を切り換えるべきであることを指示したときの時間が、上記既知の可能な送信境界に一致するとき、上記検証処理に合格する切り換え装置。
  3. 上記測定された電力レベルと上記しきい値電力レベルとの間での比較結果が、上記アップリンク送信回路と上記ダウンリンク送信回路との間で上記通信装置を切り換えるべきであることを指示したときの時間を、上記既知の可能な送信境界と比較することは、
    サブフレームの長さを測定することと、
    上記測定された長さを既知の可能なサブフレーム長と比較することとを含む請求項2記載の切り換え装置。
  4. 上記検証処理は、第1及び第2の検証処理を実行することを含み、
    上記第1の検証処理は、予め決められた時間長にわたって、上記測定された電力レベルを上記しきい値電力レベルと比較し続けることを含み、
    上記予め決められた時間長にわたって、上記測定された電力レベルと上記しきい値電力レベルとの間での比較結果が、上記アップリンク送信回路と上記ダウンリンク送信回路との間で上記通信装置を切り換えるべきであることを指示しないとき、上記第1の検証処理に不合格になり、
    上記測定された電力レベルと上記しきい値電力レベルとの間での比較結果が、上記アップリンク送信回路と上記ダウンリンク送信回路との間で上記通信装置を切り換えるべきであることを上記予め決められた時間長にわたって指示し続けるとき、上記第1の検証処理に合格し、
    上記第2の検証処理は、上記測定された電力レベルと上記しきい値電力レベルとの間での比較結果が、上記アップリンク送信回路と上記ダウンリンク送信回路との間で上記通信装置を切り換えるべきであることを指示したときの時間が、既知の可能な送信境界に一致しているか否かをチェックすることを含み、
    上記測定された電力レベルと上記しきい値電力レベルとの間での比較結果が、上記アップリンク送信回路と上記ダウンリンク送信回路との間で上記通信装置を切り換えるべきであることを指示したときの時間が、上記既知の可能な送信境界に一致しないとき、上記第2の検証処理に不合格になり、
    上記測定された電力レベルと上記しきい値電力レベルとの間での比較結果が、上記アップリンク送信回路と上記ダウンリンク送信回路との間で上記通信装置を切り換えるべきであることを指示したときの時間が、上記既知の可能な送信境界に一致するとき、上記第2の検証処理に合格し、
    上記第1及び第2の検証処理は、並列及び逐次の少なくとも一方で実行される請求項2記載の切り換え装置。
  5. 複数の無線端末に通信可能に接続された複数の遠隔のアンテナ装置と、上記複数の遠隔のアンテナ装置に通信可能に接続された少なくとも1つのハブとを備えた通信システムであって、
    上記少なくとも1つのハブは、基地局と上記複数の遠隔のアンテナ装置との間で信号を通信可能に接続するように構成され、
    上記少なくとも1つのハブはさらに、請求項2記載の切り換え装置を備え、
    上記アップリンク送信回路は、上記複数の無線端末から信号を受信するように構成され、
    上記ダウンリンク送信回路は、上記複数の無線端末に信号を送信するように構成され、
    上記ハブは、上記スイッチに接続され、上記基地局との間で信号を送受信するように構成された複信回路をさらに備えた通信システム。
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