JP5449228B2 - 自動販売機 - Google Patents

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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

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本発明は、ビン、缶またはペットボトル入り飲料、各種食料品等を販売する自動販売機に関するものである。
従来、この種の自動販売機としては、前面を開口した自動販売機本体と、自動販売機本体の前面を開閉する外扉と、外扉の内側に設けられ、自動販売機に投入された硬貨を収容する硬貨処理装置と、硬貨処理装置から釣銭または返却硬貨として排出される硬貨を受容する硬貨返却口と、硬貨を回収する際に硬貨処理装置から排出される硬貨を受容する金庫と、硬貨処理装置に前後方向に回動自在に設けられ、硬貨返却口及び金庫のうち何れか一方に硬貨が排出されるように硬貨の排出経路を切り換える通路部材とを備え、通路部材を硬貨返却口の後方に前後方向に回動自在に設けるとともに、通路部材を自動販売機本体側の内扉に当接させることにより、通路部材を回動させるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この自動販売機では、外扉を閉めると、通路部材が内扉との当接により前方に回動し、硬貨処理装置から釣銭または返却硬貨として排出された硬貨が通路部材によって硬貨返却口に案内されるようになっている。また、外扉を開くと、通路部材と内扉との当接が解除されることにより、通路部材が自重により後方に回動し、硬貨処理装置から金銭回収のために排出された硬貨が通路部材によって金庫に案内されるようになっている。
ところで、前述のように、内扉との当接によって通路部材を回動させるようにしたものでは、内扉の表面と通路部材とを常に正確な位置で当接させる必要がある。しかしながら、通路部材が配置される外扉は、内扉が配置される自動販売機本体に対して回動自在に設けられているため、外扉と自動販売機本体との間に寸法誤差が生じ、厳密な位置合わせが困難である。また、外扉と自動販売機本体との間の寸法が異なる他の仕様の自動販売機では、通路部材と内扉との間にスペーサを入れるなど、通路部材と内扉との相対的な位置を別途調整しなければならなず、部品の共通化が図れないという問題がある。
そこで、通路部材を確実に動作させるために、外扉の扉ロック機構の上下方向の動作を外扉の幅方向への動作に変換する連動機構を備え、連動機構によって通路部材の切換動作を行うようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−83353号公報 実開平5−8684号公報
しかしながら、前述のように、扉ロック機構の上下方向への動作を外扉の幅方向への動作に変換して通路部材の切換動作を行うようにしたものでは、連動機構の構造が複雑になり、故障や動作不良を生じやすいという問題点があった。また、このような複雑な連動機構を用いる場合は、外扉と自動販売機本体との間における連動機構の設置スペースが大きくなり、外扉や自動販売機本体が大型化するという問題点もあった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、通路部材を簡単な構造によって確実に動作させることができるとともに、通路部材の切換動作を行うためのスペースを小さくすることのできる自動販売機を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、 前面を開口した自動販売機本体と、自動販売機本体の前面を開閉する外扉と、外扉と自動販売機本体とをロックする扉ロック機構と、外扉に設けられ、硬貨投入口から投入された硬貨を収容する硬貨処理装置と、硬貨処理装置から釣銭または返却硬貨として排出される硬貨を受容する硬貨返却口と、硬貨を回収する際に硬貨処理装置から排出される硬貨を受容する金庫と、硬貨返却口及び金庫のうち何れか一方に硬貨が排出されるように硬貨の排出通路を切り換える通路部材とを備え、通路部材を硬貨返却口の後方に前後方向に回動自在に設けた自動販売機において、前記外扉の開閉に伴う前記扉ロック機構のロック及びロック解除操作に連動して上下方向に移動する連動部材を備え、前記通路部材に設けた当接部に連動部材が上下方向から当接することにより、通路部材が回動して硬貨の排出通路が切り換わるように構成している。
これにより、上下方向に移動する連動部材によって通路部材の切換動作が行われることから、通路部材と連動部材との間に他の部品の寸法誤差による位置ずれが生ずることがない。また、外扉の開閉に伴う扉ロック機構ロック及びロック解除操作に連動して上下方向に移動する連動部材のみによって通路部材の切換動作が行われることから、複雑な連動機構を用いる必要がない。更に、通路部材の切換動作を行う連動部材が上下方向に移動することから、連動部材の前後方向の移動スペースを設ける必要がなく、通路部材の切換動作を行うためのスペースを小さくすることができる。
本発明によれば、通路部材と連動部材との間に他の部品の寸法誤差による位置ずれが生ずることがないので、通路部材の切換動作を確実に行うことができる。また、通路部材の切換動作に複雑な連動機構を用いる必要がないので、構造の簡素化を図ることができる。更に、通路部材の切換動作を行うためのスペースを前後方向に小さくすることのできるので、外扉や自動販売機本体を前後方向に大型化させることがないという利点がある。
本発明の一実施形態を示す自動販売機の斜視図 自動販売機の側面断面図 外扉の背面図 スライド部材が下方に移動した状態を示す自動販売機の要部斜視図 スライド部材が上方に移動した状態を示す自動販売機の要部斜視図 通路部材が前方に回動した状態を示す硬貨排出ユニットの側面断面図 通路部材が後方に回動した状態を示す硬貨排出ユニットの側面断面図 自動販売機の要部平面断面図
図1乃至図8は本発明の一実施形態を示すものである。同図に示す自動販売機は、前面を開口した自動販売機本体1と、自動販売機本体1の前面を開閉する外扉2と、自動販売機本体1内に設けられた断熱性の商品収納庫3と、商品収納庫3の前面を開閉する断熱性の内扉4と、商品収納庫3内に設置された複数の商品収納コラム5と、商品収納コラム5内の商品を搬出する商品搬出装置6と、利用者が投入した硬貨を収容する硬貨処理装置7と、金銭回収時に硬貨処理装置7から排出される硬貨を受容する金庫8と、外扉2と自動販売機本体1とをロックする扉ロック機構9と、硬貨処理装置7から排出される硬貨の排出通路を切り換える硬貨排出ユニット10とを備えている。
自動販売機本体1は、商品収納庫3の下方に機械室1aを有し、機械室1a内には商品収納庫3内を冷却するための冷凍機器等が設けられている。
外扉2は、幅方向一端側を自動販売機本体1に回動自在に支持され、その前面には商品サンプル室2a、複数の商品選択スイッチ2b、紙幣投入口2c、硬貨投入口2d、硬貨返却レバー2e、硬貨返却口2f及び商品取出口2gが設けられている。
商品収納庫3は、前面を開口した断熱箱3aによって形成され、その内部には冷却器及び送風機からなる冷却ユニット3b及びヒータ3cが設けられている。即ち、冷たい商品を販売する場合は冷却ユニット3bによって商品収納庫3内を冷却し、温かい商品を販売する場合はヒータ3cによって商品収納庫3内を加熱するようになっている。この場合、図示していないが、商品収納庫3内は幅方向複数の収納室に仕切られており、各収納室ごとに冷却または加熱されるようになっている。また、商品収納庫3内には各商品収納コラム5から落下した商品を前方に案内するシュート板3dが設けられている。
内扉4は、商品収納庫3の前面開口部を開閉するように幅方向一端側を自動販売機本体1に回動自在に支持され、その下部には複数の商品搬出口4aが設けられている。
各商品収納コラム5は、いわゆるサーペンタイン式の周知の構造からなり、商品収納庫3内の前後方向及び幅方向に配列されている。商品収納コラム5は、上部の商品投入口5aから投入された商品を蛇行状の商品通路5bに収納し、商品通路の下端に設けられた商品搬出装置6により、商品通路5b内の商品を一つずつ下方に落下させて搬出するようになっている。
各商品搬出装置6は、商品通路5bの下方から2番目の商品をロックレバー6aで保持した状態で、ゲートレバー6bを開放して最下位の商品を商品通路5bから落下させる周知の構造からなり、ロックレバー6a及びゲートレバー6bは図示しないソレノイドで駆動されるようになっている。
硬貨処理装置7は、硬貨投入口2dから投入された硬貨を識別して収納する周知の機器からなり、販売時には釣り銭または返却硬貨を下方に排出し、金銭回収時には、収納硬貨を所定の操作により下方に排出するようになっている。
金庫8は上面を開口した箱状に形成され、硬貨処理装置7の下方に位置するように外扉2の内側に設けられている。
扉ロック機構9は、自動販売機本体1の幅方向一端側に取り付けられた複数のロック板9aと、外扉2の内側の幅方向一端側に上下方向に移動自在に取り付けられたスライド部材9bとからなる。各ロック板9aは先端側が鉤状に形成され、互いに上下方向に間隔をおいて配置されている。スライド部材9bは、例えば段付ネジと長孔との結合によって上下方向に移動自在に支持され、その上下方向所定箇所には各ロック板9aがそれぞれ係合する複数のロック孔9cが設けられている。また、スライド部材9bは外扉2の前面に設けられたハンドル9dに連結されており、ハンドル9dの回動操作に連動して上下に移動するようになっている。即ち、ハンドル9dを所定方向に回動すると、スライド部材9bが上方に移動して各ロック板9aと各ロック板9aとの係合によるロックが解除され、ハンドル9dを他の方向に回動すると、スライド部材9bが下方に移動して各ロック板9aと各ロック板9aとが係合し、外扉2がロックされるようになっている。
硬貨排出ユニット10は、硬貨処理装置7と金庫8との間に配置されたユニット本体11と、ユニット本体11に一体に設けられた返却口本体12と、硬貨の排出通路を切り換える通路部材13と、扉ロック機構9のスライド部材9bに連動して通路部材13の通路切換動作を行う連動部材14とから構成され、スライド部材9bの下端の近傍に配置されている。
ユニット本体11は、上端をユニット本体11の上面側に開口した第1の硬貨通路11aと、下端をユニット本体11の下面側に開口した第2の硬貨通路11bとを有し、各硬貨通路11a,11bは互いに上下に間隔をおいてユニット本体11内の背面側に設けられている。また、ユニット本体11の背面の幅方向一端側には、連動部材14が上下方向に移動自在に係合するガイド部11cが設けられ、ガイド部11cは上下方向に延びる長孔内に連動部材14が挿通するように形成されている。
返却口本体12は、ユニット本体11内の前面側に設けられ、その前面側は硬貨返却口2fとして開口している。また、返却口本体12の背面側は各硬貨通路11a,11bの間に連通している。返却口本体12の前面側には硬貨返却口2fを開閉する開閉扉12aが設けられ、開閉扉12aは上端を回動自在に支持されている。また、返却口本体12の底部には硬貨を受容する硬貨受容部12bが設けられている。
通路部材13は、上端及び下端を開口した角筒状の部材からなり、各硬貨通路11a,11bの間に配置されている。通路部材13は、背面側上部の幅方向両側に設けた支軸13aを介してユニット本体11に回動自在に支持され、支軸13aを中心に前後方向に回動するようになっている。この場合、通路部材13は、上端開口部が第1の硬貨通路11aの下端に連通するように配置され、前方に回動すると下端開口部が返却口本体12内に連通し、後方に回動すると下端開口部が第2の硬貨通路11bの上端に連通するようになっている。通路部材13の背面には連動部材14が上方から当接する当接部13bが突設され、当接部13bの上端は後方に向かって下り傾斜をなすように形成されている。この場合、当接部13bは、通路部材13が後方に回動すると、ユニット本体11の背面に設けた孔11dから外部に突出するようになっている。また、通路部材13の前面及び背面には、その一部を部分的に肉厚に形成してなる錘部13c,13dが設けられており、各錘部13c,13dによって通路部材13が自重により後方に回動するようになっている。この場合、背面側の錘部13dは、ユニット本体11の背面に設けた孔11eから外部に突出するようになっている。
連動部材14は、一端部14aと他端部14bとが互いに反対方向に屈曲した金属板からなり、一端部14aをネジ止めによりスライド部材9bの下端側に固定されている。連動部材14の他端部14bは、ユニット本体11のガイド部11cを上下方向に移動自在に挿通し、連動部材14の当接部13bに上下方向に当接可能な位置まで延出している。この場合、連動部材14の側面部14c(一端部14aと他端部14bとの間の部分)は、ユニット本体11の一側面に近接して前後方向に延びている。
以上のように構成された自動販売機においては、外扉2を閉じて扉ロック機構9のハンドル9dをロック方向に回動すると、スライド部材9bが下方に移動して各ロック板9aに係合し、外扉2がロックされる。その際、スライド部材9bが下方に移動すると、図6に示すように硬貨排出ユニット10の通路部材13の当接部13bに連動部材14が上方から当接し、通路部材13が前方に回動する。これにより、硬貨排出ユニット10の第1の硬貨通路11aと返却口本体12内とが通路部材13を介して連通する。
ここで、利用者が硬貨投入口2dに硬貨を投入すると、硬貨処理装置7に硬貨が受け入れられ、一時的に保留される。次に、任意の商品選択スイッチ2bが押されると、対応する商品を収納した商品収納コラム5の商品搬出装置6が作動し、商品収納コラム5の商品が商品取出口2gに搬出される。その際、一時保留されていた硬貨が硬貨処理装置7に収納されるとともに、投入金額が商品価格よりも多い場合は、釣り銭の硬貨が硬貨処理装置7から排出される。また、商品選択スイッチ2bが押される前に硬貨返却レバー2eが操作されると、一時保留されていた硬貨が硬貨処理装置7から返却硬貨として排出される。ここで、釣り銭または返却硬貨として硬貨処理装置7から排出された硬貨は、硬貨排出ユニット10の第1の硬貨通路11a内に落下し、図6の破線矢印で示すように通路部材13を介して返却口本体12内の硬貨受容部12bに排出される。
また、自動販売機内の金銭を回収する際、作業者が扉ロック機構9のハンドル9dをロック解除方向に回動すると、スライド部材9bが上方に移動して各ロック板9aから外れ、外扉2のロックが解除される。その際、スライド部材9bが上方に移動すると、図7に示すように硬貨排出ユニット10の通路部材13の当接部13bと連動部材14との当接が解除され、通路部材13が自重により後方に回動する。これにより、硬貨排出ユニット10の第1の硬貨通路11aと第2の硬貨通路11bとが通路部材13を介して連通する。
ここで、硬貨処理装置7の所定の操作により硬貨処理装置7内の硬貨を排出すると、硬貨処理装置7から排出された硬貨は、硬貨排出ユニット10の第1の硬貨通路11a内に落下し、図7の破線矢印で示すように通路部材13を介して第2の硬貨通路11bからユニット本体11の下方に排出され、金庫8に受容される。
このように、本実施形態によれば、外扉2側に設けられた扉ロック機構9のスライド部材9bに連動して上下方向に移動する連動部材14を備え、外扉2側に設けられた硬貨排出ユニット10の通路部材13の当接部13bに連動部材14が上方から当接することにより、通路部材13による硬貨の排出通路が金庫8側から硬貨返却口2f側に切り換わるようにしたので、外扉2の開閉に伴う扉ロック機構9のハンドル9dの操作に連動して通路部材13による硬貨の排出通路の切換動作を行うことができる。
この場合、通路部材13と連動部材14とがそれぞれ外扉2側に位置することから、通路部材13と連動部材14との間に他の部品の寸法誤差による位置ずれが生ずることがなく、通路部材13の切換動作を確実に行うことができる。また、扉ロック機構9のスライド部材9bに取り付けられた連動部材14のみによって通路部材13の切換動作を行うことができるので、複雑な連動機構を用いる必要がなく、構造の簡素化を図ることができる。更に、通路部材13の切換動作を行う連動部材14が上下方向に移動することから、連動部材14の前後方向の移動スペースを設ける必要がなく、通路部材13の切換動作を行うためのスペースを小さくすることのできる。これにより、外扉2や自動販売機本体1を大型化させることがないという利点がある。
また、連動部材14の当接によって通路部材13を回動させることにより、硬貨の排出通路が切り換わるようにしたので、スライドさせるものに比べて通路部材13の動作スペースを小さくすることができ、小型化に極めて有利である。
更に、通路部材13の当接部13bを連動部材14の当接方向に対して傾斜をなすように形成したので、連動部材14の直線運動を通路部材13の回転運動に容易に変換することができ、通路部材13の切換動作を常に円滑に行うことができる。
また、通路部材14が設けられた硬貨排出ユニット10を硬貨処理装置7と金庫8との間に配置するようにしたので、通路部材を硬貨処理装置7や外扉2に直接取り付ける場合に比べ、組立作業を容易に行うことができる。
更に、硬貨排出ユニット10に、連動部材14が上下方向に移動自在に係合するガイド部11cを設けたので、連動部材14が硬貨排出ユニット10に対して位置ずれを生ずることがなく、連動部材14を通路部材13の当接部13bに確実に当接させることができる。
また、硬貨返却口2fを硬貨排出ユニット10に一体に設けたので、硬貨返却口2fと通路部材13とを別途位置決めする必要がなく、組立作業を極めて容易に行うことができる。
更に、連動部材14を、その一端部14a及び側面部14cが硬貨排出ユニット10の外面に沿って延びる板状の部材によって形成したので、硬貨排出ユニット10の周囲における連動部材14の占有スペースを極めて小さくすることができる。これにより、本実施形態のように扉ロック機構9のスライド部材9bに連動部材14を取り付けた場合でも、図8(a)(b)に示すように、連動部材14が自動販売機本体1の側壁部やロック板9aと干渉することがないので、硬貨排出ユニット10をスライド部材9bに近接して配置することができ、硬貨返却口2fを通常の位置(外扉2の右下)から他の位置へ変更する必要がないという利点がある。
尚、前記実施形態では、通路部材13を回動自在に設けたものを示したが、連動部材の上下方向の移動に連動するものであれば、前後方向または幅方向にスライドする通路部材を設けるようにしてもよい。
また、前記実施形態では、連動部材14を扉ロック機構9のスライド部材9bに取り付けたものを示したが、例えば単独で上下方向に移動可能な連動部材を外扉2側に設け、外扉2を閉じると、自動販売機本体1側に設けた傾斜部材に連動部材が当接しながら上下方向に移動するように構成することも可能である。
1…自動販売機本体、2…外扉、2d…硬貨投入口、2f…硬貨返却口、7…硬貨処理装置、8…金庫、9b…スライド部材、10…硬貨排出ユニット、13…通路部材、13b…当接部、14…連動部材。

Claims (7)

  1. 前面を開口した自動販売機本体と、自動販売機本体の前面を開閉する外扉と、外扉と自動販売機本体とをロックする扉ロック機構と、外扉に設けられ、硬貨投入口から投入された硬貨を収容する硬貨処理装置と、硬貨処理装置から釣銭または返却硬貨として排出される硬貨を受容する硬貨返却口と、硬貨を回収する際に硬貨処理装置から排出される硬貨を受容する金庫と、硬貨返却口及び金庫のうち何れか一方に硬貨が排出されるように硬貨の排出通路を切り換える通路部材とを備え、通路部材を硬貨返却口の後方に前後方向に回動自在に設けた自動販売機において、
    前記外扉の開閉に伴う前記扉ロック機構ロック及びロック解除操作に連動して上下方向に移動する連動部材を備え、
    前記通路部材に設けた当接部に連動部材が上下方向から当接することにより、通路部材が回動して硬貨の排出通路が切り換わるように構成した
    ことを特徴とする自動販売機。
  2. 前記当接部を連動部材の当接方向に対して傾斜をなすように形成した
    ことを特徴とする請求項1記載の自動販売機。
  3. 前記通路部材が設けられた硬貨排出ユニットを備え、
    硬貨排出ユニットを硬貨処理装置と金庫との間に配置した
    ことを特徴とする請求項1または2記載の自動販売機。
  4. 前記硬貨排出ユニットに、連動部材が上下方向に移動自在に係合するガイド部を設けた
    ことを特徴とする請求項3記載の自動販売機。
  5. 前記硬貨返却口を硬貨排出ユニットに一体に設けた
    ことを特徴とする請求項3または4記載の自動販売機。
  6. 前記連動部材を、その少なくとも一部が硬貨排出ユニットの外面に沿って延びる板状の部材によって形成した
    ことを特徴とする請求項4または5記載の自動販売機。
  7. 前記扉ロック機構は、外扉のロック及びロック解除操作に連動して上下方向に移動するように外扉に設けられ、自動販売機本体側に係合することにより外扉と自動販売機本体とをロックするスライド部材を含み
    前記連動部材をスライド部材に取り付けた
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載の自動販売機。
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