JP5448559B2 - モータの冷却構造 - Google Patents

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Description

この発明は、ステータコアの内周側にロータを配置したモータにおけるモータ内部の冷却構造に関する。
ステータコイル、および環状に配列または形成されたステータコアを有するステータと、前記ステータコアの内周側に位置して前記ステータに対し回転自在なロータとでなるモータの内部冷却方式としては、例えば特許文献1に示されているように、ロータ回転軸の内部を中空にすると共に、この中空部と外周側とを連通する小穴を設け、前記中空部に外部から冷却油を圧送し、ロータ回転軸の回転による遠心力で中空部内の冷却油を小穴から外周側に飛散させて、ステータコイルを冷却する手法がとられていた。
特開平9−154258号公報
上記従来の冷却方法は、小穴から外周側に飛散した冷却油がステータコイルに当たることにより、ステータコイルで発生した熱を奪うことができる。しかし、ロータには冷却油が当たらないので、ロータで発生した熱を奪うことに限界がある。そこで、本件出願人は、ロータを、中心に位置するロータ回転軸の外周に筒状のロータスピンドルを設け、このロータスピンドルの外周にロータコアを取付けた構造とし、ロータ回転軸の外周面とロータスピンドルの内周面との間に端面が開口した冷却用空間を形成し、外部からロータ回転軸内の給油路に供給し、この給油路の冷却油を、ロータ回転軸の外周面に形成した冷却油吐出口から遠心力で冷却用空間に吐出させることで、ロータで発生した熱を効率良く奪うことができるようにしたモータの冷却構造を提案している(特願2008−144134)。
上記提案例によれば、冷却用空間に吐出された冷却油は、ロータスピンドルの内周面に当たってロータを冷却した後、開口側の端面から冷却用空間外に出て、ステータコイルのコイルエンド部に当たってから回収される。そのため、ステータコイルのコイルエンド部で発生した熱も奪うことができる。しかし、ステータコイルのコイルエンド部以外の箇所には冷却油が当たらないので、ステータコイル全体を効率良く冷却するには問題がある。
この発明の目的は、ロータおよびステータで発生する熱を効率良く奪うことができ、モータ内部の冷却効果が高いモータの冷却構造を提供することである。
この発明にかかるモータの冷却構造は、ステータコイル、および環状に配列または形成されたステータコアを有するステータと、前記ステータコアの内周側に位置して前記ステータに対し回転自在となるロータとでなるモータにおいて、前記ロータは、ロータ回転軸の外周にコア支持体部を介してロータコアを取付けてなり、前記ロータコアは複数枚の鋼板を軸方向に積層状に並べたものであり、一部の隣合う鋼板間に隙間を設け、この隙間は前記ロータコアの軸方向の複数箇所に設け、前記ロータ回転軸の内部に軸方向に延びる冷却油用の給油路を設け、この給油路と前記隙間とを連通する連通路を、前記ロータ回転軸に前記コア支持体部にわたって設け、前記連通路に連通して、前記冷却油を前記ロータコアの端面に導くロータ端面冷却路を設け、前記隙間内および前記ロータ端面冷却路にそれぞれ導かれた冷却油が、前記ロータの回転による遠心力で前記ステータコイルまで飛ばされることを特徴とする
この構成によれば、外部から供給される冷却油が、ロータ回転軸内の給油路および連通路を通って、ロータコアを構成する複数枚の鋼板における一部の隣合う鋼板間に設けた隙間に送られる。冷却油が隙間内に滞在する間に、ロータコアの熱を奪う。隙間内の冷却油は、ロータの回転により遠心力で外径側へ飛ばされて、ステータコイルおよびステータコアの内周面に当たる。それにより、ステータコイルで発生した熱、およびステータコイルから伝達されたステータコアの熱を奪う。このように、ロータおよびステータの各部の熱を効率良く奪うので、モータ内部の冷却効果が高い。
前記コア支持体部は、前記ロータ回転軸の外周に設けた筒状のロータスピンドルとすることができる。コア支持体部はロータ回転軸と一体に形成されていてもよいが、コア支持体部をロータ回転軸と別体のロータスピンドルとすれば、ロータの部品を加工し易い。
記連通路に連通して、前記冷却油を前記ロータコアの端面に導くロータ端面冷却路を設ける。
ロータ端面冷却路を設ければ、ロータコアの端面からもロータコアの熱を奪うことができるため、ロータの冷却効果をより一層高めることができる。
この発明において、隣合う鋼板間に、前記冷却油を内径側から外径側へ導く導油孔を内部に有する環状のスペーサを介在させることで、前記ロータコアの隙間を設けることができる。その場合、前記導油孔の外径端を、外径側ほど拡径したテーパ状に形成するのが好ましい。
隣合う鋼板間にスペーサを介在させることで、所定寸法の隙間を確実に確保することができる。冷却油が鋼板と接触する面積をなるべく広くとるために、スペーサは隣合う鋼板間の径方向の一部だけに介在させるのが良い。導油孔の外径端を外径側ほど拡径したテーパ状に形成すれば、導油孔から出た冷却油を広く拡散させられる。
この発明において、隣合う鋼板間に、前記冷却油を内径側から外径側へ導く導油用切欠きを外側面に有する環状のスペーサを介在させることで、前記ロータコアの隙間を設けてもよい。その場合、前記導油用切欠きの外径端を、外径側ほど拡径したテーパ状に形成するのが好ましい
前記隣合う鋼板間の内径端に、前記スペーサを介在させることで、前記隣合う鋼板間における前記スペーサの外径側に、前記隙間を設けても良い。
合う鋼板間にスペーサを介在させることで、所定寸法の隙間を確実に確保することができる。導油用切欠きの外径端を外径側ほど拡径したテーパ状に形成すれば、導油用切欠きから出た冷却油を広く拡散させられる。
この発明において、前記ステータを収容するステータハウジングを有する場合、このステータハウジングに、外部から前記ロータ回転軸の前記給油路に冷却油を供給する冷却油供給路を有する供給路形成部材を取付けることができる。
ステータハウジングに供給路形成部材を取付ければ、ロータ回転軸の給油路への冷却油供給部をコンパクトにできる。
この発明において、前記ステータを収容するステータハウジングを有する場合、このステータハウジングの下部に、前記冷却油を外部に排出する冷却油排出口を設けるのが良い。
ステータハウジングの下部に冷却油排出口を設ければ、ステータハウジング内の冷却油を効率良く外部に排出させることができる。
上記各冷却構造は各種モータに適用することができる。この冷却構造が適用されたモータは、内部の冷却性に優れる。
この発明のモータの冷却構造は、ステータコイル、および環状に配列または形成されたステータコアを有するステータと、前記ステータコアの内周側に位置して前記ステータに対し回転自在となるロータとでなるモータにおいて、前記ロータは、ロータ回転軸の外周にコア支持体部を介してロータコアを取付けてなり、前記ロータコアは複数枚の鋼板を軸方向に積層状に並べたものであり、一部の隣合う鋼板間に隙間を設け、この隙間は前記ロータコアの軸方向の複数箇所に設け、前記ロータ回転軸の内部に軸方向に延びる冷却油用の給油路を設け、この給油路と前記隙間とを連通する連通路を、前記ロータ回転軸に前記コア支持体部にわたって設け、前記連通路に連通して、前記冷却油を前記ロータコアの端面に導くロータ端面冷却路を設け、前記隙間内および前記ロータ端面冷却路にそれぞれ導かれた冷却油が、前記ロータの回転による遠心力で前記ステータコイルまで飛ばされるため、ロータおよびステータで発生する熱を効率良く奪うことができ、モータ内部の冷却効果が高い。
この発明の第1の実施形態にかかる冷却構造が適用されたモータの断面図である。 (A)は同モータのスペーサの正面図、(B)はそのIIB−IIB断面図である。 この発明の第2の実施形態にかかる冷却構造が適用されたモータの断面図である。 (A)は同モータのスペーサの正面図、(B)はそのIVB−O−IVB´断面図である。
この発明の第1の実施形態を図1および図2と共に説明する。図1において、この冷却構造が適用されたモータは、ステータ1とロータ5とでなり、それぞれのステータコア2とロータコア6間にラジアル方向のギャップ部9を設けたラジアルギャップ型のモータである。
ステータ1は、環状に配置された複数の前記ステータコア2と、このステータコア2の径方向を向く中心軸周りに巻かれたステータコイル3と、これらステータコア2およびステータコイル3を収容するステータハウジング4とで構成される。ステータコア2は、複数枚の鋼板2aを軸方向に積層状に並べた積層鋼板からなり、ステータハウジング4の内周面に固定されている。ステータコイル3の軸方向一端には、ステータハウジング4の外部に繋がるコイル引出し部3aが設けられている。
ロータ5は、前記ステータコア2の内周側に配置されたものであり、永久磁石からなる環状の前記ロータコア6と、ロータ5の中心に位置するロータ回転軸7と、これらロータコア6とロータ回転軸7間に介在して両者を一体に回転するように結合するコア支持体部としての筒状のロータスピンドル8とで構成される。
ロータ回転軸7は、一対の軸受11によりステータハウジング4の両側側板部4a,4bに対し回転自在に支持されている。ロータ回転軸7は中間部に拡径部7aを有し、この拡径部7aの右側面にロータスピンドル8の左側面を接触させて、ロータ回転軸7の外周にロータスピンドル8が設けられている。ロータ回転軸7とロータスピンドル8とは、例えば圧入により互いに固定されている。この実施形態のように、ロータ回転軸7とコア支持体部としてのロータスピンドル8とを別体とせずに、ロータ回転軸7と一体のコア支持体部(図示せず)を設けてもよいが、ロータ回転軸7とコア支持体部とを別体にした方が両者の加工が容易である。
ロータスピンドル8は、軸方向両側に延びる外径部8aを有し、この外径部8aの軸方向両端に外径側に延びるつば部8b,8cが設けられている。一方のつば部8bは外径部8aと一体に形成され、他方のつば部8cは外径部8aと別の部材をボルト12で外径部8aに固定することで形成してある。そして、これらつば部8b,8c間の外径部8aの外周面に、ロータコア6が圧入により固定状態に取付けられている。
ロータコア6は、複数枚の円環状の鋼板6aを軸方向に積層状に並べた積層鋼板からなり、一部の隣合う鋼板6a間に隙間13が設けられている。この例では、軸方向の2箇所に隙間13が設けられているが、隙間13は1箇所であっても、3箇所以上であってもよい。隙間13は、鋼板6a間の内径端付近に、図2に示すスペーサ14を介在させることで形成されている。スペーサ14は所定幅の円環状の部材であり、周方向の複数箇所に内径側と外径側とを連通する導油孔15が設けられている。この導油孔15の外径端は、図2の部分拡大図に示すように、外径側ほど拡径したテーパ部15aとされている。
また、ロータコア6の端面とロータスピンドル8のつば部8b,8cとの間にそれぞれ冷却路形成部材16が介在されており、この冷却路形成部材16に、ロータコア6側に開口して径方向に延びる溝状のロータ端面冷却路17,18がそれぞれ複数本ずつ設けられている。一方のロータ端面冷却路17は、中間部よりも外径側の部分17aがロータコア6の端面から離れて軸方向外側へ延び、その先端が冷却路形成部材16の外側面に開口している。もう一方のロータ端面冷却路18は、内径端から外径端にわたってロータコア6の端面に沿って設けられ、外径端は冷却路形成部材16の外周面に面している。これらロータ端面冷却路17,18は、交互に周方向等間隔で設けられている。
ロータ回転軸7の軸芯部には、一端が開口し軸方向に延びる冷却油用の給油路21が設けられている。給油路21は、ロータコア6の軸方向の中心よりも他端側まで延び、その先端はロータスピンドル8のロータ回転軸7に嵌合する部分の側面と略同じ位置とされている。給油路21は、内径が比較的大きめで、例えばロータ回転軸7の外径の1/3〜1/2程度以上とされ、ロータ回転軸7内に中空状の空間を形成している。そして、この給油路21の閉塞側の端部付近からロータスピンドル8の外周にわたって、周方向に複数の連通孔22が設けられている。また、ロータスピンドル8の外周面には、連通孔22の外径端に繋がる軸方向の連通溝23が形成されている。これら連通孔22および連通溝23で、給油路21と前記隙間13およびロータ端面冷却路17,18とを連通する連通路24を構成している。
給油路21の開口端は、外部から冷却油を供給するための冷却油供給路25の出口に隣接して非接触で対向して連通している。冷却油供給路25は、ステータハウジング4に取付けられた供給路形成部材26に形成されている。供給路形成部材26は、ロータ回転軸7が嵌まる軸端進入凹部26aを有し、この軸端進入凹部26aとロータ回転軸7の外周面との間でラビリンスシールを構成している。ロータ回転軸7の他端は、オイルシール等の接触式のシール27により密封されている。また、ステータハウジング4の下部には冷却油排出口28が設けられ、この冷却油排出口28に冷却油排出路29が接続されている。冷却油排出路29は冷却油供給装置(図示せず)を経由して前記冷却油供給路25に繋がっている。冷却油供給装置は、冷却装置、ポンプ、フィルタ等を組み合わせたものである。
このモータの冷却構造によると、外部から圧送されてくる冷却油30が、ロータ回転軸7内の給油路21に供給され、軸芯冷却を行う。給油路21は内径が比較的大きく、多量の冷却油30が滞留するため、ロータ回転軸7の回転抵抗により発生した熱を効果的に奪うことができる。給油路21内の冷却油30は、連通孔22および連通溝23からなる連通路24を通って、一部はスペーサ14の導油孔15からロータコア6の隙間13内に吐出され、残りはロータ端面冷却路17,18に流れ込む。導油孔15の外径端は外径側ほど拡径したテーパ部15aになっているため、導油孔15から吐出される冷却油30は隙間13内に広く拡散する。冷却油30が隙間13内に滞在する間に、ロータコア6の軸方向中央部の熱を奪う。また、ロータ端面冷却路17,18を流れる冷却油30により、ロータコア6の端面付近の熱を奪う。
隙間13内に吐出された冷却油30は、ロータ5の回転による遠心力で外径側へ飛ばされ、ステータコア2およびステータコイル3の内周面に当たる。それにより、ステータコイル3で発生した熱、およびステータコイル3から伝達されたステータコア2の熱を奪う。また、ロータ端面冷却路17,18から流出した冷却油30も、ステータコイル3の軸方向両端部に当たり、ステータコイル3で発生した熱を奪う。ロータ端面冷却路17からの冷却油30の流出方向を斜め外向きとすることで、冷却油30を広い範囲に拡散させることができ、ステータコイル3の軸方向両端部の冷却効果が高い。
このように、冷却油30により、ロータ5およびステータ1の各部の熱を効率良く奪うので、モータ内部の冷却効果が高い。それにより、ステータコイル3の発熱等によるモータ内部の温度上昇を抑えて、モータの破損を回避することができる。このため、小型高出力のモータに効果的である。
遠心力でステータコイル3まで飛ばされた冷却油30は、その後、重力により落下してステータハウジング4の下部に溜まる。そして、冷却油排出口28から冷却油排出路29を通って、冷却油供給装置に戻される。
図3および図4は、この発明の第2の実施形態を示す。この実施形態のモータの冷却構造が前記実施形態のものと異なる点は、ロータコア6の鋼板6a間に隙間13を設けるためのスペーサにある。図4に示すように、この実施形態のスペーサ34は、概略形状が環状の円板で、冷却油30を内径側から外径側へ導く導油用切欠き35が両側面に複数ずつ設けられている。導油用切欠き35の外径端は、外径側ほど拡径したテーパ状部35aとされている。このスペーサ34は、隙間13の内径端から外径端にわたって設けられている。他は、第1の実施形態と同じ構成である。
このモータの冷却構造の場合、連通路24を流れる冷却油30の一部が、ロータコア6の隙間13内に設けられたスペーサ34の導油用切欠き35を通って、ロータコア6の外周面に吐出する。導油用切欠き35は鋼板6aに面しているため、冷却油30が導油用切欠き35を通る際に、ロータコア6の軸方向中央部の熱を奪う。導油用切欠き35の外径端は外径側ほど拡径したテーパ部35aになっているため、導油用切欠き35から吐出される冷却油30は広く拡散して、ステータコア2およびステータコイル3の内周面に当たる。それにより、ステータコア2およびステータコイル3で発生した熱を奪う。他の冷却油30の流れは前記同様であり、同様の作用および効果が得られる。
1…ステータ
2…ステータコア
3…ステータコイル
4…ステータハウジング
5…ロータ
6…ロータコア
6a…鋼板
7…ロータ回転軸
8…ロータスピンドル(コア支持体部)
13…隙間
14,34…スペーサ
15…導油路
15a…テーパ部
17,18…ロータ端面冷却路
21…給油路
22…連通孔
23…連通溝
24…連通路
25…冷却油供給路
26…供給路形成部材
28…冷却油排出口
30…冷却油
35…導油用切欠き
35a…テーパ部

Claims (10)

  1. ステータコイル、および環状に配列または形成されたステータコアを有するステータと、前記ステータコアの内周側に位置して前記ステータに対し回転自在となるロータとでなるモータにおいて、前記ロータは、ロータ回転軸の外周にコア支持体部を介してロータコアを取付けてなり、前記ロータコアは複数枚の鋼板を軸方向に積層状に並べたものであり、一部の隣合う鋼板間に隙間を設け、この隙間は前記ロータコアの軸方向の複数箇所に設け、前記ロータ回転軸の内部に軸方向に延びる冷却油用の給油路を設け、この給油路と前記隙間とを連通する連通路を、前記ロータ回転軸に前記コア支持体部にわたって設け、前記連通路に連通して、前記冷却油を前記ロータコアの端面に導くロータ端面冷却路を設け、前記隙間内および前記ロータ端面冷却路にそれぞれ導かれた冷却油が、前記ロータの回転による遠心力で前記ステータコイルまで飛ばされることを特徴とするモータの冷却構造。
  2. 請求項において、前記コア支持体部は、前記ロータ回転軸の外周に設けた筒状のロータスピンドルであるモータの冷却構造。
  3. 請求項1または請求項2において、隣合う鋼板間に、前記冷却油を内径側から外径側へ導く導油孔を内部に有する環状のスペーサを介在させることで、前記ロータコアの隙間を設けたモータの冷却構造。
  4. 請求項3において、前記隣合う鋼板間の内径端に、前記スペーサを介在させることで、前記隣合う鋼板間における前記スペーサの外径側に、前記隙間を設けたモータの冷却構造。
  5. 請求項4または請求項5において、前記導油孔の外径端を、外径側ほど拡径したテーパ状に形成したモータの冷却構造。
  6. 請求項1または請求項2において、隣合う鋼板間に、前記冷却油を内径側から外径側へ導く導油用切欠きを外側面に有する環状のスペーサを介在させることで、前記ロータコアの隙間を設けたモータの冷却構造。
  7. 請求項において、前記導油用切欠きの外径端を、外径側ほど拡径したテーパ状に形成したモータの冷却構造。
  8. 請求項1ないし請求項のいずれか1項において、前記ステータを収容するステータハウジングを有し、このステータハウジングに、外部から前記ロータ回転軸の前記給油路に冷却油を供給する冷却油供給路を有する供給路形成部材を取付けたモータの冷却構造。
  9. 請求項1ないし請求項のいずれか1項において、前記ステータを収容するステータハウジングを有し、このステータハウジングの下部に、前記冷却油を外部に排出する冷却油排出口を設けたモータの冷却構造。
  10. 請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の冷却構造を備えたモータ。
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