JP5446871B2 - 光学補償フィルム、及びそれを用いた偏光板及び液晶表示装置 - Google Patents
光学補償フィルム、及びそれを用いた偏光板及び液晶表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5446871B2 JP5446871B2 JP2009540017A JP2009540017A JP5446871B2 JP 5446871 B2 JP5446871 B2 JP 5446871B2 JP 2009540017 A JP2009540017 A JP 2009540017A JP 2009540017 A JP2009540017 A JP 2009540017A JP 5446871 B2 JP5446871 B2 JP 5446871B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- group
- optical compensation
- compensation film
- compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D11/00—Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
- B29D11/0074—Production of other optical elements not provided for in B29D11/00009- B29D11/0073
- B29D11/00788—Producing optical films
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J5/00—Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
- C08J5/18—Manufacture of films or sheets
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L1/00—Compositions of cellulose, modified cellulose or cellulose derivatives
- C08L1/02—Cellulose; Modified cellulose
- C08L1/04—Oxycellulose; Hydrocellulose, e.g. microcrystalline cellulose
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L1/00—Compositions of cellulose, modified cellulose or cellulose derivatives
- C08L1/08—Cellulose derivatives
- C08L1/10—Esters of organic acids, i.e. acylates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L1/00—Compositions of cellulose, modified cellulose or cellulose derivatives
- C08L1/08—Cellulose derivatives
- C08L1/10—Esters of organic acids, i.e. acylates
- C08L1/14—Mixed esters, e.g. cellulose acetate-butyrate
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B1/00—Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements
- G02B1/04—Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements made of organic materials, e.g. plastics
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2339/00—Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a single or double bond to nitrogen or by a heterocyclic ring containing nitrogen; Derivatives of such polymers
- C08J2339/04—Homopolymers or copolymers of monomers containing heterocyclic rings having nitrogen as ring member
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/04—Oxygen-containing compounds
- C08K5/15—Heterocyclic compounds having oxygen in the ring
- C08K5/151—Heterocyclic compounds having oxygen in the ring having one oxygen atom in the ring
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K2323/00—Functional layers of liquid crystal optical display excluding electroactive liquid crystal layer characterised by chemical composition
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K2323/00—Functional layers of liquid crystal optical display excluding electroactive liquid crystal layer characterised by chemical composition
- C09K2323/03—Viewing layer characterised by chemical composition
- C09K2323/031—Polarizer or dye
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/30—Polarising elements
- G02B5/3083—Birefringent or phase retarding elements
Description
(b)フラノース構造もしくはピラノース構造を1個有する化合物(A)中のOH基のすべてもしくは一部をエステル化したエステル化化合物、或いは、フラノース構造もしくはピラノース構造の少なくとも1種を2個以上、12個以下結合した化合物(B)中のOH基のすべてもしくは一部をエステル化したエステル化化合物。
(ii) 70≦Rt≦200(nm)
(iii) 0.82≦Ro(480)/Ro(630)≦0.96
なお、Ro=(nx−ny)×d
Rt=((nx+ny)/2−nz)×d
(式中、nxは光学補償フィルムの面内の遅相軸方向の屈折率を、nyは面内で遅相軸に直交する方向の屈折率を、nzは厚み方向の屈折率を、dは光学補償フィルムの厚み(nm)をそれぞれ表す。屈折率の測定波長は590nmである。Ro(480)、Ro(630)はそれぞれ波長480nm、630nmで測定した時のRoを表す。)
2.前記(a)のポリマーの重量平均分子量が1000以上70000以下であることを特徴とする前記1に記載の光学補償フィルム。
本発明の光学補償フィルムは、分子内に前記一般式(1)で表される部分構造を有するエチレン性不飽和モノマーと少なくとも1種のエチレン性不飽和モノマーとを共重合させて得られるポリマーを少なくとも1種含有する。
溶媒:テトヒドロフラン
装置:HLC−8220(東ソー(株)製)
カラム:TSKgel SuperHM−M(東ソー(株)製)
カラム温度:40℃
試料濃度:0.1質量%
注入量:10μl
流量:0.6ml/min
校正曲線:標準ポリスチレン:PS−1(Polymer Laboratories社製)Mw=2,560,000〜580迄の9サンプルによる校正曲線を使用した。
本発明の光学補償フィルムは、(a)のポリマーと共に、フラノース構造もしくはピラノース構造を1個有す化合物(A)中のOH基のすべてもしくは一部をエステル化したエステル化化合物、或いは、フラノース構造もしくはピラノース構造の少なくとも1種を2個以上、12個以下結合した化合物(B)中のOH基のすべてもしくは一部をエステル化したエステル化化合物を含むことを特徴とする。本発明においては、本発明に係る化合物(A)のエステル化化合物、及び化合物(B)のエステル化化合物を総称して、糖エステル化合物とも称す。
本発明の光学補償フィルムはセルロースエステルを含有する。該セルロースエステルは特に限定はないが、セルロースエステルとして炭素数2〜22程度のカルボン酸エステルであり、芳香族カルボン酸のエステルでもよく、特にセルロースの低級脂肪酸エステルであることが好ましい。セルロースの低級脂肪酸エステルにおける低級脂肪酸とは炭素原子数が6以下の脂肪酸を意味している。水酸基に結合するアシル基は、直鎖であっても分岐してもよく、また環を形成してもよい。更に別の置換基が置換してもよい。同じ置換度である場合、前記炭素数が多いと複屈折性が低下するため、炭素数としては炭素数2〜6のアシル基の中で選択することが好ましい。前記セルロースエステルとしての炭素数が2〜4であることが好ましく、炭素数が2〜3であることがより好ましい。
式(2) 0≦Y≦1.5
式中、Xはアセチル基の置換度、Yはプロピオニル基またはブチリル基の置換度である。上記2式を満足するものは、本発明の目的に叶う優れた光学特性を示す光学補償フィルムを製造するのに適している。
カラム:MPW×1(東ソー(株)製)
試料濃度:0.2(質量/容量)%
流量:1.0ml/分
試料注入量:300μl
標準試料:標準ポリスチレン
温度:23℃
本発明に用いられるセルロースエステルの原料のセルロースとしては、特に限定はないが、綿花リンター、木材パルプ、ケナフなどを挙げることができる。またそれらから得られたセルロースエステルはそれぞれ任意の割合で混合使用することができる。
本発明の光学補償フィルムは、本発明の効果を得る上で必要に応じて可塑剤を含有することができる。可塑剤は特に限定されないが、好ましくは、多価カルボン酸エステル系可塑剤、グリコレート系可塑剤、フタル酸エステル系可塑剤、脂肪酸エステル系可塑剤及び多価アルコールエステル系可塑剤、ポリエステル系可塑剤、アクリル系可塑剤等から選択される。そのうち、可塑剤を2種以上用いる場合は、少なくとも1種は多価アルコールエステル系可塑剤であることが好ましい。
但し、R1はn価の有機基、nは2以上の正の整数、OH基はアルコール性、及び/またはフェノール性水酸基を表す。
(但し、R2は(m+n)価の有機基、mは2以上の正の整数、nは0以上の整数、COOH基はカルボキシル基、OH基はアルコール性またはフェノール性水酸基を表す)
好ましい多価カルボン酸の例としては、例えば以下のようなものを挙げることができるが、本発明はこれらに限定されるものではない。トリメリット酸、トリメシン酸、ピロメリット酸のような3価以上の芳香族多価カルボン酸またはその誘導体、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、シュウ酸、フマール酸、マレイン酸、テトラヒドロフタル酸のような脂肪族多価カルボン酸、酒石酸、タルトロン酸、リンゴ酸、クエン酸のようなオキシ多価カルボン酸などを好ましく用いることができる。特にオキシ多価カルボン酸を用いることが、保留性向上などの点で好ましい。
酸価とは、試料1g中に含まれる酸(試料中に存在するカルボキシル基)を中和するために必要な水酸化カリウムのミリグラム数をいう。酸価はJIS K0070に準拠して測定したものである。
(式中、Bはベンゼンモノカルボン酸残基、Gは炭素数2〜12のアルキレングリコール残基または炭素数6〜12のアリールグリコール残基または炭素数が4〜12のオキシアルキレングリコール残基、Aは炭素数4〜12のアルキレンジカルボン酸残基または炭素数6〜12のアリールジカルボン酸残基を表し、またnは1以上の整数を表す。)
一般式(c)中、Bで示されるベンゼンモノカルボン酸残基とGで示されるアルキレングリコール残基またはオキシアルキレングリコール残基またはアリールグリコール残基、Aで示されるアルキレンジカルボン酸残基またはアリールジカルボン酸残基とから構成されるものであり、通常のポリエステル系可塑剤と同様の反応により得られる。
反応容器にフタル酸410部、安息香酸610部、ジプロピレングリコール737部、及び触媒としてテトライソプロピルチタネート0.40部を一括して仕込み窒素気流中で攪拌下、還流凝縮器を付して過剰の1価アルコールを還流させながら、酸価が2以下になるまで130〜250℃で加熱を続け生成する水を連続的に除去した。次いで200〜230℃で1.33×104Pa〜最終的に4×102Pa以下の減圧下、留出分を除去し、この後濾過して次の性状を有する芳香族末端エステル系可塑剤を得た。
酸価 ;0.2
〈サンプルNo.2(芳香族末端エステルサンプル)〉
反応容器に、フタル酸410部、安息香酸610部、エチレングリコール341部、及び触媒としてテトライソプロピルチタネート0.35部を用いる以外はサンプルNo.1と全く同様にして次の性状を有する芳香族末端エステルを得た。
酸価 ;0.1
〈サンプルNo.3(芳香族末端エステルサンプル)〉
反応容器に、フタル酸410部、安息香酸610部、1,2−プロパンジオール418部、及び触媒としてテトライソプロピルチタネート0.35部を用いる以外はサンプルNo.1と全く同様にして次の性状を有する芳香族末端エステルを得た。
酸価 ;0.05
〈サンプルNo.4(芳香族末端エステルサンプル)〉
反応容器に、フタル酸410部、安息香酸610部、1,3−プロパンジオール418部、及び触媒としてテトライソプロピルチタネート0.35部を用いる以外はサンプルNo.1と全く同様にして次の性状を有する芳香族末端エステルを得た。
酸価 ;0.05
以下に、本発明に用いることのできる芳香族末端エステル系可塑剤の具体的化合物を示すが、本発明はこれに限定されない。
本発明に係る光学補償フィルムは、紫外線吸収剤を含有することもできる。紫外線吸収剤は400nm以下の紫外線を吸収することで、耐久性を向上させることを目的としており、特に波長370nmでの透過率が10%以下であることが好ましく、より好ましくは5%以下、更に好ましくは2%以下である。
UV−2:2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−tert−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール
UV−3:2−(2′−ヒドロキシ−3′−tert−ブチル−5′−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール
UV−4:2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−tert−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール
UV−5:2−(2′−ヒドロキシ−3′−(3″,4″,5″,6″−テトラヒドロフタルイミドメチル)−5′−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール
UV−6:2,2−メチレンビス(4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール)
UV−7:2−(2′−ヒドロキシ−3′−tert−ブチル−5′−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール
UV−8:2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−6−(直鎖及び側鎖ドデシル)−4−メチルフェノール(TINUVIN171)
UV−9:オクチル−3−〔3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−(クロロ−2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェニル〕プロピオネートと2−エチルヘキシル−3−〔3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェニル〕プロピオネートの混合物(TINUVIN109)
更に、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤としては下記一般式(e)で表される化合物が好ましく用いられる。
UV−11:2,2′−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン
UV−12:2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホベンゾフェノン
UV−13:ビス(2−メトキシ−4−ヒドロキシ−5−ベンゾイルフェニルメタン)
この他、1,3,5トリアジン環を有する化合物等の円盤状化合物も紫外線吸収剤として好ましく用いられる。
本発明に係る光学補償フィルムは、微粒子を含有することが好ましい。
次に、本発明の光学補償フィルムの製造方法について説明する。
尚、Mはウェブまたはフィルムを製造中または製造後の任意の時点で採取した試料の質量で、NはMを115℃で1時間の加熱後の質量である。
本発明の光学補償フィルムは、レターデーション値Ro、Rtが下記式(i)〜(iii)を満たすことが好ましい。
(ii) 70≦Rt≦200(nm)
(iii) 0.82≦Ro(480)/Ro(630)≦0.96
なお、Ro=(nx−ny)×d
Rt=((nx+ny)/2−nz)×d
(式中、nxは光学補償フィルムの面内の遅相軸方向の屈折率を、nyは面内で遅相軸に直交する方向の屈折率を、nzは厚み方向の屈折率を、dは光学補償フィルムの厚み(nm)をそれぞれ表す。屈折率の測定波長は590nmである。Ro(480)、Ro(630)はそれぞれ波長480nm、630nmで測定した時のRoを表す。)
上記屈折率は、例えばKOBRA−21ADH(王子計測機器(株))を用いて、23℃、55%RHの環境下で、波長が590nmで求めることができる。
本発明に係る光学補償フィルムの透湿度は、40℃、90%RHで10〜1200g/m2・24hが好ましく、更に20〜1000g/m2・24hが好ましく、20〜850g/m2・24hが特に好ましい。透湿度はJIS Z 0208に記載の方法に従い測定することができる。
本発明の偏光板、それを用いた本発明の液晶表示装置について説明する。
本発明の偏光板を液晶表示装置に用いることによって、種々の視認性に優れた本発明の液晶表示装置を作製することができる。本発明の光学補償フィルムはSTN、TN、OCB、HAN、VA(MVA、PVA)、IPS、OCBなどの各種駆動方式の液晶表示装置に用いることができる。好ましくはVA(MVA,PVA)型液晶表示装置である。特に画面が30型以上の大画面の液晶表示装置であっても、環境変動が少なく、光漏れが低減された、色味むら、正面コントラストなど視認性に優れ液晶表示装置を得ることができる。特に、本発明の光学補償フィルムを用いて製造された液晶表示装置の群では、光漏れが発生する頻度を大幅に低減することができる。
実施例で用いたセルロースエステル、前記(a)のポリマー、フラノース構造もしくはピラノース構造を有する化合物(糖エステル化合物)、可塑剤、紫外線吸収剤を表1に示す。
例示化合物AM−2とメタクリル酸メチルとの共重合体(AMP−6)を下記に記載の方法に従って合成した。
例示化合物AM−2とアクリル酸メチルとの共重合体(AMP−7)を下記に記載の方法に従って合成した。
MMA:メタクリル酸メチル
HEMA:2−ヒドロキシエチルメタクリレート
St:スチレン
VAC:酢酸ビニル
〈光学補償フィルム101の作製〉
〈微粒子分散液1〉
微粒子(アエロジル R972V 日本アエロジル(株)製) 11質量部
エタノール 89質量部
以上をディゾルバーで50分間攪拌混合した後、マントンゴーリンで分散を行った。
メチレンクロライドを入れた溶解タンクにセルロースエステルBを添加し、加熱して完全に溶解させた後、これを安積濾紙(株)製の安積濾紙No.244を使用して濾過した。
セルロースエステルB 4質量部
微粒子分散液1 11質量部
下記組成の主ドープ液を調製した。まず加圧溶解タンクにメチレンクロライドとエタノールを添加した。溶剤の入った加圧溶解タンクにセルロースエステルBを攪拌しながら投入した。これを加熱し、攪拌しながら、完全に溶解し。これを安積濾紙(株)製の安積濾紙No.244を使用して濾過し、主ドープ液を調製した。
メチレンクロライド 380質量部
エタノール 70質量部
セルロースエステルB 100質量部
本発明のポリマー(a) 3.5質量部
本発明の糖エステル化合物 11.5質量部
以上を密閉容器に投入し、加熱し、撹拌しながら、完全に溶解し、安積濾紙(株)製の安積濾紙No.24を使用して濾過し、ドープ液を調製した。
得られたフィルムから試料35mm×35mmを切り出し、25℃,55%RHで2時間調湿し、自動複屈折計(KOBRA21DH、王子計測(株))で、480nm、590nm及び630nmにおける垂直方向から測定した値とフィルム面を傾けながら同様に測定したレターデーション値の外挿値より算出した。
〈偏光板の作製〉
厚さ、120μmのポリビニルアルコールフィルムを、一軸延伸(温度110℃、延伸倍率5倍)した。これをヨウ素0.075g、ヨウ化カリウム5g、水100gからなる水溶液に60秒間浸漬し、次いでヨウ化カリウム6g、ホウ酸7.5g、水100gからなる68℃の水溶液に浸漬した。これを水洗、乾燥し偏光膜を得た。
作製した偏光板を2枚クロスニコルに配置して、(株)日立製作所製の分光光度計U3100を用いて590nmの透過率(T1)を測定した。更に、偏光板を2枚とも80℃90%の条件で100時間処理した後、上記と同様にしてクロスニコルに配置した時の透過率(T2)を測定して、サーモ処理前後の透過率の変化を調べ、次式に従って光漏れ量を測定した。
光漏れ量は0〜1.5%であることが好ましく、更に好ましくは1%以下である。
視野角測定を行う液晶パネルを以下のようにして作製し、液晶表示装置としての特性を評価した。
上記作製した各液晶表示装置について、測定機(EZ−Contrast160D、ELDIM社製)を用いて色味変動について測定した。画面を黒表示にし、CIE1976、UCS座標において、表示装置の法線方向から角度を斜め60°に傾け、ぐるりと360°観察したときのデータから最大色味変動幅Δu′v′を比較した。
23℃55%RHの環境で、各々の液晶表示装置のバックライトを1週間連続点灯した後、測定を行った。測定にはELDIM社製EZ−Contrast160Dを用いて、液晶表示装置で白表示と黒表示の表示画面の法線方向からの輝度を測定し、その比を正面コントラストとした。
Claims (6)
- セルロースエステル、下記(a)のポリマー、及び下記(b)の化合物を含有し、かつ、下記式(i)〜(iii)を満たすことを特徴とする光学補償フィルム。
(a)分子内に下記一般式(1)で表される部分構造を有するエチレン性不飽和モノマーと少なくとも1種のエチレン性不飽和モノマーとを共重合させて得られるポリマー。
(b)フラノース構造もしくはピラノース構造を1個有する化合物(A)中のOH基のすべてもしくは一部をエステル化したエステル化化合物、或いは、フラノース構造もしくはピラノース構造の少なくとも1種を2個以上、12個以下結合した化合物(B)中のOH基のすべてもしくは一部をエステル化したエステル化化合物。
(i) 20≦Ro≦100(nm)
(ii) 70≦Rt≦200(nm)
(iii) 0.82≦Ro(480)/Ro(630)≦0.96
なお、Ro=(nx−ny)×d
Rt=((nx+ny)/2−nz)×d
(式中、nxは光学補償フィルムの面内の遅相軸方向の屈折率を、nyは面内で遅相軸に直交する方向の屈折率を、nzは厚み方向の屈折率を、dは光学補償フィルムの厚み(nm)をそれぞれ表す。屈折率の測定波長は590nmである。Ro(480)、Ro(630)はそれぞれ波長480nm、630nmで測定した時のRoを表す。) - 前記(a)のポリマーの重量平均分子量が1000以上70000以下であることを特徴とする請求項1に記載の光学補償フィルム。
- 前記分子内に前記一般式(1)で表される部分構造を有するエチレン性不飽和モノマーがN−ビニルピロリドン、N−アクリロイルモルホリンまたはこれらの混合物であることを特徴とする請求項1に記載の光学補償フィルム。
- 前記エステル化化合物が単糖類(α−グルコース、βフルクトース)の安息香酸エステル、もしくは下記一般式(2)で表される単糖類の−OR12、−OR15、−OR22、−OR25の任意の2箇所以上が脱水縮合して生成したm+n=2〜12の多糖類の安息香酸エステルであることを特徴とする請求項1に記載の光学補償フィルム。
- 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の光学補償フィルムを少なくとも一方の面に用いたことを特徴とする偏光板。
- 請求項5に記載の偏光板を液晶セルの少なくとも一方の面に用いたことを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009540017A JP5446871B2 (ja) | 2007-11-05 | 2008-10-27 | 光学補償フィルム、及びそれを用いた偏光板及び液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007287153 | 2007-11-05 | ||
JP2007287153 | 2007-11-05 | ||
PCT/JP2008/069447 WO2009060743A1 (ja) | 2007-11-05 | 2008-10-27 | 光学補償フィルム、及びそれを用いた偏光板及び液晶表示装置 |
JP2009540017A JP5446871B2 (ja) | 2007-11-05 | 2008-10-27 | 光学補償フィルム、及びそれを用いた偏光板及び液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2009060743A1 JPWO2009060743A1 (ja) | 2011-03-24 |
JP5446871B2 true JP5446871B2 (ja) | 2014-03-19 |
Family
ID=40625639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009540017A Active JP5446871B2 (ja) | 2007-11-05 | 2008-10-27 | 光学補償フィルム、及びそれを用いた偏光板及び液晶表示装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (3) | US20100297366A1 (ja) |
JP (1) | JP5446871B2 (ja) |
WO (1) | WO2009060743A1 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011053645A (ja) | 2009-08-05 | 2011-03-17 | Konica Minolta Opto Inc | セルロースアセテートフィルム、偏光板及び液晶表示装置 |
WO2011052403A1 (ja) * | 2009-10-27 | 2011-05-05 | コニカミノルタオプト株式会社 | 偏光板及びそれを用いた液晶表示装置 |
WO2011114483A1 (ja) * | 2010-03-18 | 2011-09-22 | コニカミノルタオプト株式会社 | セルロースエステルフィルム、その製造方法、それを備えられた偏光板及び液晶表示装置 |
WO2011121720A1 (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-06 | コニカミノルタオプト株式会社 | 光学フィルム、偏光板および液晶表示装置 |
JP2012068611A (ja) * | 2010-04-19 | 2012-04-05 | Fujifilm Corp | セルロースアシレートフィルム、その製造方法、偏光板および液晶表示装置 |
JP4900540B1 (ja) * | 2010-04-28 | 2012-03-21 | コニカミノルタオプト株式会社 | セルロースアセテートフィルム、及びそれを用いた偏光板、液晶表示装置 |
JP5501144B2 (ja) * | 2010-07-30 | 2014-05-21 | 富士フイルム株式会社 | セルロースエステルフィルム、偏光板、及び液晶表示装置 |
KR101503613B1 (ko) | 2010-08-25 | 2015-03-18 | 코니카 미놀타 어드밴스드 레이어즈 인코포레이티드 | 하드 코트 필름, 편광판 및 액정 표시 장치 |
JP5375787B2 (ja) * | 2010-09-24 | 2013-12-25 | コニカミノルタ株式会社 | セルロースエステルフィルム、偏光板、及び液晶表示装置 |
WO2012096118A1 (ja) * | 2011-01-11 | 2012-07-19 | コニカミノルタオプト株式会社 | 光学フィルム、該光学フィルムを用いた偏光板、該偏光板の製造方法、並びに液晶表示装置 |
JP2012215689A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Fujifilm Corp | セルロースアシレートフィルム、ハードコートフィルム、偏光板および液晶表示装置 |
KR101322447B1 (ko) | 2011-06-20 | 2013-10-28 | 에스케이이노베이션 주식회사 | 광학 필름 |
JP5598438B2 (ja) * | 2011-07-20 | 2014-10-01 | コニカミノルタ株式会社 | セルロースエステルフィルム、ハードコートフィルム、偏光板及び液晶表示装置 |
CN110540666A (zh) * | 2019-10-11 | 2019-12-06 | 吉林大学 | 一种晶态纳米纤维素基双圆偏振光/荧光薄膜材料、制备方法及其在防伪标识中的应用 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000212224A (ja) * | 1999-01-20 | 2000-08-02 | Daicel Chem Ind Ltd | アミド結合を有するビニルポリマ―、それからなる可塑剤及びセルロ―ス誘導体樹脂組成物 |
JP2007138121A (ja) * | 2005-11-22 | 2007-06-07 | Fujifilm Corp | セルロースアシレートフィルムおよびその製造方法、ペレット、偏光板、光学補償フィルム、反射防止フィルム、並びに液晶表示装置 |
WO2007069490A1 (ja) * | 2005-12-12 | 2007-06-21 | Konica Minolta Opto, Inc. | セルロースエステルフィルムの製造方法、セルロースエステルフィルム、偏光板及び液晶表示装置 |
WO2008120595A1 (ja) * | 2007-04-03 | 2008-10-09 | Konica Minolta Opto, Inc. | セルロースエステル光学フィルム、該セルロースエステル光学フィルムを用いた偏光板及び液晶表示装置、及びセルロースエステル光学フィルムの製造方法 |
WO2008120596A1 (ja) * | 2007-04-03 | 2008-10-09 | Konica Minolta Opto, Inc. | セルロースエステル光学フィルム、該セルロースエステル光学フィルムを用いた偏光板及び液晶表示装置、セルロースエステル光学フィルムの製造方法、及び共重合ポリマー |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3291625A (en) * | 1962-04-17 | 1966-12-13 | Ferrania Spa | Cellulose acetate solutions and the manufacture of self-sustaining films therefrom |
JP4856989B2 (ja) * | 2005-08-17 | 2012-01-18 | 富士フイルム株式会社 | 光学樹脂フィルム、これを用いた偏光板および液晶表示装置 |
-
2008
- 2008-10-27 JP JP2009540017A patent/JP5446871B2/ja active Active
- 2008-10-27 WO PCT/JP2008/069447 patent/WO2009060743A1/ja active Application Filing
- 2008-10-27 US US12/740,832 patent/US20100297366A1/en not_active Abandoned
-
2010
- 2010-04-30 US US12/771,731 patent/US20100221457A1/en not_active Abandoned
-
2013
- 2013-06-28 US US13/930,063 patent/US8961845B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000212224A (ja) * | 1999-01-20 | 2000-08-02 | Daicel Chem Ind Ltd | アミド結合を有するビニルポリマ―、それからなる可塑剤及びセルロ―ス誘導体樹脂組成物 |
JP2007138121A (ja) * | 2005-11-22 | 2007-06-07 | Fujifilm Corp | セルロースアシレートフィルムおよびその製造方法、ペレット、偏光板、光学補償フィルム、反射防止フィルム、並びに液晶表示装置 |
WO2007069490A1 (ja) * | 2005-12-12 | 2007-06-21 | Konica Minolta Opto, Inc. | セルロースエステルフィルムの製造方法、セルロースエステルフィルム、偏光板及び液晶表示装置 |
WO2008120595A1 (ja) * | 2007-04-03 | 2008-10-09 | Konica Minolta Opto, Inc. | セルロースエステル光学フィルム、該セルロースエステル光学フィルムを用いた偏光板及び液晶表示装置、及びセルロースエステル光学フィルムの製造方法 |
WO2008120596A1 (ja) * | 2007-04-03 | 2008-10-09 | Konica Minolta Opto, Inc. | セルロースエステル光学フィルム、該セルロースエステル光学フィルムを用いた偏光板及び液晶表示装置、セルロースエステル光学フィルムの製造方法、及び共重合ポリマー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20130285280A1 (en) | 2013-10-31 |
JPWO2009060743A1 (ja) | 2011-03-24 |
WO2009060743A1 (ja) | 2009-05-14 |
US20100297366A1 (en) | 2010-11-25 |
US20100221457A1 (en) | 2010-09-02 |
US8961845B2 (en) | 2015-02-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5446871B2 (ja) | 光学補償フィルム、及びそれを用いた偏光板及び液晶表示装置 | |
JP5728921B2 (ja) | 光学フィルム、及びそれを用いた偏光板、液晶表示装置 | |
JP5201135B2 (ja) | 光学補償フィルムとそれを用いた偏光板及び液晶表示装置 | |
JP5067369B2 (ja) | 偏光板保護フィルム、偏光板及び液晶表示装置 | |
JP5569437B2 (ja) | 光学フィルム及びそれを用いた偏光板、液晶表示装置 | |
JP5920336B2 (ja) | 位相差フィルム、偏光板、液晶表示装置及び化合物 | |
JP5786402B2 (ja) | 光学フィルム、及びそれを用いた偏光板、液晶表示装置 | |
JP5754445B2 (ja) | 光学フィルム、及びそれを用いた偏光板、液晶表示装置 | |
JP2009001696A (ja) | セルロースエステルフィルム、それを用いた偏光板及び液晶表示装置 | |
JP5671832B2 (ja) | 光学フィルム、及びそれを用いた偏光板、液晶表示装置 | |
JP5724705B2 (ja) | 光学フィルム、それを用いた偏光板及び液晶表示装置 | |
JP2013125180A (ja) | 光学フィルム、偏光板、及び液晶表示装置 | |
JP5233935B2 (ja) | 光学フィルム、及びそれを用いた偏光板、液晶表示装置並びにリターデーション発現剤 | |
WO2013125419A1 (ja) | 光学フィルム、偏光板及び液晶表示装置 | |
JP5299110B2 (ja) | 光学フィルム、及びそれを用いた偏光板、液晶表示装置 | |
JP5435030B2 (ja) | セルロースエステル光学フィルム、及びそれを用いた偏光板、液晶表示装置 | |
JP5794096B2 (ja) | 光学フィルム、偏光板、および液晶表示装置 | |
JP6028792B2 (ja) | 光学フィルム、偏光板及び液晶表示装置 | |
JP5381938B2 (ja) | リターデーション発現性の化合物、光学フィルム、及びそれを用いた偏光板、液晶表示装置 | |
JP5446881B2 (ja) | 光学フィルム、及びそれを用いた偏光板、液晶表示装置 | |
JP6146446B2 (ja) | 偏光板およびこれを用いた液晶表示装置 | |
JP5450775B2 (ja) | 光学フィルム、及び偏光板 | |
JP2014098911A (ja) | 偏光板およびこれを用いた液晶表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110830 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20120203 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20130416 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130903 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131105 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131203 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131216 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5446871 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |