JP5446035B2 - 撮像装置、撮像方法、及びプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置、撮像方法、及びプログラムに関する。
従来より、被写体の顔を認識する顔認識技術により、撮影した画像から被写体の顔を認識し、その顔の表情を画像合成により変えたり、認識した顔の位置から被写体間の距離を調整して集合写真を合成したりする技術や、特定の被写体に対してエッジ強調などの画像処理を施す技術などが知られている(例えば、特許文献1〜4参照)。
特開2008−198062号公報 特開2006−121661号公報 特開2002−199202号公報 特開2001−045355号公報
ところで、実際の撮影においては、フレーム内に複数の被写体がいたり、全く意図しない被写体がフレーム内に入ってきたりと、常に、所望する被写体だけをフレームに収めて撮影することは少なく、所望する撮影画像が得られないことがある。
しかしながら、上記従来技術では、被写体自体や、被写体の顔の表情などを、画像処理するだけであり、上述したような、フレーム内に複数の被写体がいる場合や、意図せずに他の被写体がフレーム内に入るという状況では、所望する撮影画像が得られないという問題があった。
そこで本発明は、意図しない複数の被写体がいる状況であっても、所望する被写体をメインとした撮影画像を容易に作成することができる撮像装置、撮像方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、本発明の撮像装置は、撮像手段と、前記撮像手段により撮像されたフレーム画像を記録する記録手段と、複数の被写体の各々に対して優先度を設定する優先度設定手段と、前記優先度設定手段により設定された各被写体の優先度に基づいて、前記撮像手段により撮像されたフレーム画像から主被写体とその他の被写体とを検出する検出手段と、前記検出手段により検出された主被写体と他の被写体とが重なっているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により主被写体と他の被写体とが重なっていると判定された場合、前記撮像手段により撮像されるフレーム画像前記記録手段記録せずに破棄するか、または、他のフレーム画像を用いて当該フレーム画像内の前記他の被写体部分を除去してから前記記録手段に記録する記録制御手段とを備えることを特徴とする。
また、好ましい態様として更に、前記判定手段は、前記検出手段により検出された主被写体の上に他の被写体が重なっているか否かを判定し、前記記録制御手段は、前記判定手段により主被写体の上に他の被写体が重なっていると判定された場合、そのフレーム画像を前記記録手段に記録せずに破棄する破棄手段であることを特徴とする。
また、好ましい態様として更に、前記記録制御手段は、前記判定手段により主被写体と他の被写体とが重なっていると判定された場合、他のフレーム画像を用いて、当該フレーム画像内の前記他の被写体部分を除去する除去手段であることを特徴とする。
また、好ましい態様として更に、前記判定手段は、前記検出手段により検出された主被写体の上に他の被写体が重なっているか否かを判定し、前記記録制御手段は、前記判定手段により主被写体の上に他の被写体が重なっていると判定された場合、他のフレーム画像を用いて、当該フレーム画像内の前記他の被写体部分を除去する除去手段であることを特徴とする。
また、好ましい態様として更に、前記除去手段は、前記判定手段により主被写体と他の被写体とが重なっていると判定されたフレーム画像以外に、該フレーム画像と連続する前後のフレーム画像内の前記他の被写体部分も除去することを特徴とする。
また、好ましい態様として更に、前記除去手段は、前記判定手段により主被写体の上に他の被写体が重なっていると判定されたフレーム画像以外に、該フレーム画像と連続する前後のフレーム画像内の前記他の被写体部分も除去することを特徴とする。
また、好ましい態様として更に、複数の被写体の各々に対して連写可否を設定する連写可否設定手段を更に備え、前記検出手段は、前記主被写体とその他の被写体に加えて、前記連写可否設定手段により設定された各被写体の連写可否に基づいて、フレーム画像内から連写不可に設定されている被写体を検出し、前記記録制御手段は、前記判定手段により主被写体と他の被写体とが重なっていると判定された場合に加え、前記検出手段により連写不可に設定されている被写体が検出された場合に、前記撮像手段により撮像されるフレーム画像前記記録手段記録せずに破棄するか、または、他のフレーム画像を用いて当該フレーム画像内の前記他の被写体部分を除去してから前記記録手段に記録することを特徴とする。
また、好ましい態様として更に、前記記録制御手段は、前記判定手段により主被写体と他の被写体とが重なっていると判定された場合に加え、前記検出手段により連写不可に設定されている被写体が検出された場合に、そのフレーム画像を前記記録手段に記録せずに破棄する破棄手段であることを特徴とする。
また、好ましい態様として更に、前記記録制御手段は、前記判定手段により主被写体と他の被写体とが重なっていると判定された場合に加え、前記検出手段により連写不可に設定されている被写体が検出された場合に、他のフレーム画像を用いて、当該フレーム画像内の前記他の被写体部分、または前記連写不可に設定されている被写体部分を除去する除去手段であることを特徴とする。
また、好ましい態様として更に、前記除去手段は、前記判定手段により主被写体と他の被写体とが重なっていると判定されたフレーム画像、および前記検出手段により連写不可に設定されている被写体が検出されたフレーム画像以外に、該フレーム画像と連続する前後のフレーム画像内の前記他の被写体部分、または前記連写不可に設定されている被写体部分も除去することを特徴とする。
上記目的達成のため、本発明の撮像方法は、少なくとも、撮像部と記録部とを備える撮影装置による撮像方法であって、複数の被写体の各々に対して優先度を設定する優先度設定処理と、前記優先度設定処理により設定された各被写体の優先度に基づいて、前記撮像部により撮像されたフレーム画像から主被写体とその他の被写体とを検出する検出処理と、前記検出処理により検出された主被写体と他の被写体とが重なっているか否かを判定する判定処理と、前記判定処理により主被写体と他の被写体とが重なっていると判定された場合、前記撮像部により撮像されるフレーム画像前記記録部記録せずに破棄するか、または、他のフレーム画像を用いて当該フレーム画像内の前記他の被写体部分を除去してから前記記録部に記録する記録制御処理とを含むことを特徴とする。
上記目的達成のため、本発明のプログラムは、少なくとも、撮像部と記録部とを備える撮影装置のコンピュータを、複数の被写体の各々に対して優先度を設定する優先度設定手段、前記優先度設定手段により設定された各被写体の優先度に基づいて、前記撮像部により撮像されたフレーム画像から主被写体とその他の被写体とを検出する検出手段、前記検出手段により検出された主被写体と他の被写体とが重なっているか否かを判定する判定手段、前記判定手段により主被写体と他の被写体とが重なっていると判定された場合、前記撮像部により撮像されるフレーム画像前記記録手段記録せずに破棄するか、または、他のフレーム画像を用いて当該フレーム画像内の前記他の被写体部分を除去してから前記記録手段に記録する記録制御手段として機能させることを特徴とする。
この発明によれば、意図しない複数の被写体がいる状況であっても、所望する被写体をメインとした撮影画像を容易に作成することができるという利点が得られる。
本発明の第1実施形態によるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 本第1実施形態によるデジタルカメラにおいて登録された個人情報の一例を示す概念図である。 本第1実施形態によるデジタルカメラで、個人情報を設定する際や、設定内容を変更する際の画面の一例を示す模式図である。 本第1実施形態によるデジタルカメラの撮影動作を説明するためのフローチャートである。 本第1実施形態による撮影動作を説明するための概念図である。 本第2実施形態によるデジタルカメラにおいて登録された個人情報の一例を示す概念図である。 本第2実施形態によるデジタルカメラで、個人情報を設定する際や、設定内容を変更する際の画面の一例を示す模式図である。 本第2実施形態によるデジタルカメラの撮影動作を説明するためのフローチャートである。 本第2実施形態による撮影動作を説明するための概念図である。 本第3実施形態によるデジタルカメラの撮影動作を説明するためのフローチャートである。 第3実施形態による撮影動作を説明するための概念図である。 優先度の高い被写体の前に他の被写体が重なった場合に、フレーム画像から優先度の高い被写体のみを残し、他の被写体を背景画像によりマスキングして除去する方法を説明するための概念図である。 本第4実施形態によるデジタルカメラの撮影動作を説明するためのフローチャートである。 本第4実施形態により撮影されたフレーム画像の一例を示す模式図である。 優先度の高い被写体の後に他の被写体が重なった場合に、フレーム画像から優先度の高い被写体のみを残し、他の被写体を背景画像によりマスキングして除去する方法を説明するための概念図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
A.第1実施形態
A−1.第1実施形態の構成
図1は、本発明の第1実施形態によるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。図において、入力装置1は、シャッターボタン、十字キー、機能選択ボタンなどの複数のボタンスイッチからなる。内部記憶装置2は、ROM、RAMなどからなり、所定のプログラムや、データなどを記憶する。カメラ装置3は、光学レンズ、撮像素子、ドライバなどからなり、撮像した映像を取り込む。表示装置4は、液晶表示器などからなり、撮影時のスルー画像や、撮影後の撮像画像、各種メニュー、撮影パラメータなどを表示する。
音声入出力装置5は、マイク、スピーカ、音声処理部などからなり、外部の音声をマイクから入力するとともに、音声データをDA変換してスピーカから出力する。外部記憶装置6は、SDスロットなどの外部記憶媒体を装着するためのインターフェースを備えており、外部記憶媒体との間でデータの授受を行う。外部記憶媒体には、撮像画像などが所定のフォーマットで保存される。なお、上述した個人情報や、案内文を該外部記録媒体に記憶するようにしてもよい。ストロボ発光装置7は、露出不足を補うための発光手段である。
CPU8は、所定のプログラムを実行し、上述した各部の動作を制御する。特に、本第1実施形態では、顔認識のための顔特徴点データ、優先度などの個人情報の登録、顔特徴点データを用いたフレーム画像内の個人認識、該個人認識結果と優先度とに基づく被写体の撮影状態の識別(被写体同士の重なり程度)、該識別した撮影状態に応じた撮影動作の制御処理などを行う。
撮影動作の制御処理とは、メイン被写体以外にも複数の被写体が存在する状況で連続撮影を行った場合に、連続撮影で得られる各フレーム画像に対してメイン被写体と他の被写体との重なり具合を判定して、メイン被写体が他の被写体の背後に隠れてしまうフレーム画像を保存することなく破棄することで、連続撮影で得られる複数の画像の記録保存を制御する処理である。なお、被写体同士の重なりは、例えば、顔認識枠の重なりで判断しても、動体認識に基づいて認識された被写体の全体像で被写体の重なりを判断してもよい。また、メイン被写体とは、フレーム画像内で、予め設定した優先度が最も高い被写体を指し、フレーム画像内に含まれる被写体構成によって変わる可能性がある。
図2は、本第1実施形態によるデジタルカメラにおいて、個人情報が登録されている管理テーブルの一例を示す概念図である。本第1実施形態では、撮影した画像から個人を特定するための顔認識に用いる顔特徴点データや、その個人の優先度などを予め登録するようになっている。顔画象は、登録時、あるいは前もって撮影されたその被写体の顔画象であり、顔を特徴づける(個人識別可能とする)顔特徴点データの抽出に用いられるとともに、個人情報の登録時などに特定の被写体を指定する際のサムネイルとして用いられる。
顔特徴点データは、顔画象が登録された時点で抽出、登録され、撮影時の被写体を特定するために用いられる。優先度は、1<2<3<4<5の順となっており、優先度が高い被写体ほど優先してメイン被写体と認識される。なお、優先度は重複してもよい。また、当該装置登録されていない被写体の優先度は、最低レベル「1」、もしくはそれ以下として判断する。本第1実施形態では、優先度が低い被写体が、より優先度の高い被写体の前に重なった場合のみ、そのフレーム画像を保存することなく破棄することで、少なくとも、優先度の高いメイン被写体が他の被写体に隠れることなく撮影されているフレーム画像だけを残すようにしている。
図3は、本第1実施形態によるデジタルカメラで、個人情報を設定する際や、設定内容を変更する際の画面の一例を示す模式図である。ユーザが個人情報を設定すべく所定の操作を行うと、図3に示すような設定画面が表示される。ユーザは、該設定画面において、顔画象や、優先度などを設定する。
A−2.第1実施形態の動作
次に、上述した第1実施形態の動作について説明する。
図4は、本第1実施形態によるデジタルカメラの撮影動作を説明するためのフローチャートである。なお、ユーザにより各被写体の優先度が予め設定されているものとする。ユーザによりシャッタキーがオン操作され、連写撮影(あるいは動画撮影)の開始が指示されると、被写体を顔認識・追従しながら撮影を開始し(ステップS10)、シャッタキーがオフ操作されたか否かを判断し(ステップS12)、シャッタキーのオフ操作がなければ、撮影する(フレーム単位で取り込む)(ステップS14)。
次に、フレーム画像から人物部分を検出し(顔や洋服の色や、その位置関係および連続性などに基づいて人物の輪郭部分を抽出し)、検出された各人物部分について顔特徴点解析を行い、図2の管理テーブルに記憶された各種情報を参照して、フレーム画像内に検出された各人物部分に対する優先度を特定し(ステップS16)、検出された各人物部分の位置関係および各人物部分の優先度に基づいて、優先度が高い被写体の前に、優先度の低い被写体が重なっているか否かを判断する(ステップS18)。そして、優先度が高い被写体の前に、優先度の低い被写体が重なっている場合には、そのフレーム画像を保存することなく、ステップS10に戻り、撮影を継続する。
一方、優先度が高い被写体の前に、優先度の低い被写体が重なっていない場合には、そのままそのフレーム画像を保存し(ステップS20)、ステップS10に戻り、撮影を継続する。
図5は、本第1実施形態による撮影動作を説明するための概念図である。図において、最上段が撮影されたフレームF1〜F7であり、左から右へ順に撮影されている。なお、フレーム画像の1つ1つがフレームに相当するが、図示の例では、説明を簡単にするため、主要なフレームのみを示している。撮影されたフレームには、被写体Aと被写体Bとが写っている。フレームF1〜F7において、被写体Bは、フレーム画像の左から右へ移動し、撮影等中で、被写体Aの前を通り過ぎている。なお、被写体Aの優先度>被写体Bの優先度となっているものとする。
このような撮影状況において、上述した一連の動作に従えば、まず、フレームF1、F2では、優先度の高い被写体Aの前に被写体Bは重なっていない。従って、フレームF1、F2はそのまま保存される。これに対して、フレームF3、F4、F5では、優先度の高い被写体Aの前に被写体Bが重なっている。従って、フレームF3、F4、F5は、保存されない。さらに、フレームF6、F7では、被写体Bは優先度の高い被写体Aの前を通り過ぎてしまう。従って、フレームF6、F7は、再び、保存される。この結果、図示の下段に示すように、フレームF1、F2、F6、F7、…からなるフレーム画像が保存されることになる。
上述した第1実施形態によれば、所望する被写体を優先し、優先度の低い被写体が重なっていた場合、優先度の低い被写体が撮影された画像を保存しないようにしたので、少なくとも優先度の高いメイン被写体が他の被写体に隠れることなく撮影することができるとともに、連写枚数の増加、記憶メモリの効率化を図ることができる。
B.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
なお、デジタルカメラの構成は図1と同様であるので説明を省略する。本第2実施形態では、CPU8は、メインとなる被写体以外にも複数の被写体が存在する状況で連続撮影を行った場合に、連続撮影で得られる各フレーム画像に対してメインとなる被写体と他の被写体との重なり具合を判定して、メインとなる被写体が他の被写体の背後に隠れてしまう場合、すなわち、優先度が低い被写体が、より優先度の高い被写体の前に重なった場合、あるいは、フレーム画像内に連写撮影がNGに設定されている被写体が撮影されている場合に、そのフレーム画像を保存することなく破棄するようになっている。
図6は、本第2実施形態によるデジタルカメラにおいて、個人情報が登録されている管理テーブルの一例を示す概念図である。本第2実施形態では、図2に示す構成に加えて、写時の撮影可否を示す連写NGフラグが登録可能になっている。連写NGフラグが「ON」で連写不可を示し、「OFF」で連写可であることを示す。すなわち、連写NGフラグが「ON」に設定されている被写体が撮影されている場合には、優先度に関係なく、そのフレーム画像を保存することなく破棄する。図示の例では、No.3の優先度「1」の被写体が連写NGフラグが「ON」となっており、その他の被写体は「OFF」に設定されている。すなわち、連写時に、No.3の被写体が撮影されている場合には、そのフレーム画像は破棄されることになる。
図7は、本第2実施形態によるデジタルカメラで、個人情報を設定する際や、設定内容を変更する際の画面の一例を示す模式図である。ユーザが個人情報を設定すべく所定の操作を行うと、図7に示すような設定画面が表示される。ユーザは、該設定画面において、顔画象や、優先度、連写時の連写可否を示す連写NGフラグのON、OFFなどを設定する。
B−2.第2実施形態の動作
次に、上述した第2実施形態の動作について説明する。
図8は、本第2実施形態によるデジタルカメラの撮影動作を説明するためのフローチャートである。なお、ユーザにより各被写体の優先度が予め設定されているものとする。ユーザによりシャッタキーがオン操作され、連写撮影(あるいは動画撮影)の開始が指示されると、被写体を顔認識・追従しながら撮影を開始し(ステップS30)、シャッタキーがオフ操作されたか否かを判断し(ステップS32)、シャッタキーのオフ操作がなければ、撮影する(フレーム単位で取り込む)(ステップS34)。
次に、フレーム画像から人物部分を検出し(顔や洋服の色や、その位置関係および連続性などに基づいて人物の輪郭部分を抽出し)、検出された各人物部分について顔特徴点解析を行い、図6の管理テーブルに記憶された各種情報を参照して、フレーム画像内に検出された各人物部分に対する優先度や、連写NGフラグなどの設定状態を特定し(ステップS36)、検出された各人物部分の位置関係および各人物部分の優先度に基づいて、優先度が高い被写体の前に、優先度の低い被写体が重なっているか否かを判断する(ステップS38)。そして、優先度が高い被写体の前に、優先度の低い被写体が重なっている場合には、そのフレーム画像を保存することなく、ステップS30に戻り、撮影を継続する。
一方、優先度が高い被写体の前に、優先度の低い被写体が重なっていない場合には、連写NGフラグが「ON」に設定されている被写体が撮影されているか否かを判断する(ステップS40)。そして、連写NGフラグが「ON」に設定されている被写体が撮影されている場合には、そのフレーム画像を保存することなく、ステップS30に戻り、撮影を継続する。
一方、連写NGフラグが「ON」に設定されている被写体が撮影されていない場合には、そのままそのフレーム画像を保存し(ステップS42)、ステップS30に戻り、撮影を継続する。
図9は、本第2実施形態による撮影動作を説明するための概念図である。図において、最上段が撮影されたフレームF1〜F7であり、左から右へ順に撮影されている。なお、フレーム画像の1つ1つがフレームに相当するが、図示の例では、説明を簡単にするため、主要なフレームのみを示している。撮影されたフレームには、被写体A、被写体B、および被写体Cが写っている。フレームF1〜F7において、被写体Bは、フレーム画像の左から右へ移動し、撮影等中で、被写体Aの前を通り過ぎ、その後、被写体Cがフレーム画像の上から下へ移動している。なお、被写体Aの優先度>被写体Bの優先度となっており、被写体Cの連写NGフラグが「ON」になっているものとする。
このような撮影状況において、上述した一連の動作に従えば、まず、フレームF1、F2では、優先度の高い被写体Aの前に被写体Bは重なっていない。従って、フレームF1、F2はそのまま保存される。これに対して、フレームF3、F4、F5では、優先度の高い被写体Aの前に被写体Bが重なっている。従って、フレームF3、F4、F5は、保存されない。さらに、フレームF6、F7では、被写体Bは優先度の高い被写体Aの前を通り過ぎ、重なっていないが、連写NGフラグが「ON」の被写体Cが撮影されている。従って、フレームF6、F7も、保存されずに破棄される。この結果、図示の下段に示すように、フレームF1、F2、…からなるフレーム画像が保存されることになる。
上述した第2実施形態によれば、所望する被写体を優先し、優先度の低い被写体がより優先度の高い被写体に重なっていた場合、および連写撮影が不可の被写体が撮影されていた場合に、そのフレーム画像を保存しないようにしたので、少なくとも優先度の高いメイン被写体が他の被写体に隠れることなく撮影することができるとともに、連写枚数の増加、記憶メモリの効率化を図ることができる。
C.第3実施形態
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
なお、デジタルカメラの構成は図1と同様であるので説明を省略する。また、個人情報が登録されている管理テーブルは、優先度のみを参照する図2に示す構成とする。本第3実施形態では、CPU8は、メインとなる被写体以外にも複数の被写体が存在する状況で連続撮影を行った場合に、連続撮影で得られる各フレーム画像に対してメインとなる被写体と他の被写体との重なり具合を判定して、メインとなる被写体が他の被写体の背後に隠れてしまう場合、メインとなる被写体以外を背景画像によりマスキングして除去し、メインとなる被写体のみが撮影されたフレーム画像を生成する。すなわち、優先度が低い被写体が、より優先度の高い被写体の前に重なった場合のみ、優先度が低い被写体がフレーム画像内より削除されるものである。
図10は、本第3実施形態によるデジタルカメラの撮影動作を説明するためのフローチャートである。なお、ユーザにより各被写体の優先度が予め設定されているものとする。ユーザによりシャッタキーがオン操作され、連写撮影(あるいは動画撮影)の開始が指示されると、被写体を顔認識・追従しながら撮影を開始し(ステップS50)、シャッタキーがオフ操作されたか否かを判断し(ステップS52)、シャッタキーのオフ操作がなければ、撮影する(所定のフレーム数をバッファリングして取り込む)(ステップS54)。
次に、フレーム画像から人物部分を検出し(顔や洋服の色や、その位置関係および連続性などに基づいて人物の輪郭部分を抽出し)、検出された各人物部分について顔特徴点解析を行い、図2の管理テーブルに記憶された各種情報を参照して、フレーム画像内に検出された各人物部分に対する優先度の設定状態を特定し(ステップS56)、検出された各人物部分の位置関係および各人物部分の優先度に基づいて、優先度が高い被写体の前に、優先度の低い被写体が重なっているか否かを判断する(ステップS58)。そして、優先度が高い被写体の前に、優先度の低い被写体が重なっている場合には、優先度の高い被写体を残すように、他フレームを用いて優先度の高い被写体以外を削除する(ステップS60)。次に、該フレーム画像を保存し(ステップS62)、ステップS50に戻り、撮影を継続する。
一方、優先度が高い被写体の前に、優先度の低い被写体、あるいは他の被写体が重なっていない場合には、そのままそのフレーム画像を保存し(ステップS62)、ステップS50に戻り、撮影を継続する。
図11(a)〜(c)は、本第3実施形態による撮影動作を説明するための概念図である。図において、横方向に順に、元の連続フレーム画像、優先度がA>Bの場合に静止画としての画像処理、優先度がA>Bの場合に動画としての画像処理を示している。また、フレームF1〜F5は、上から下へ順に撮影されたフレームである。なお、フレーム画像の1つが1つのフレームに相当するが、図示の例では、説明を簡単にするため、主要なフレームのみを示している。
まず、図11(a)に示す元の連続フレーム画像であるが、フレームF1〜F5において、被写体Aと被写体Bとが写っており、被写体Aがフレーム画像の上から下へ移動し、被写体Bがフレーム画像の左から右へ移動し、撮影等中のフレームF3、F4で、被写体Bが被写体Aの前を通り過ぎている。
このような撮影状況において、上述した一連の動作に従えば、図11(b)に示す静止画としての画像処理の場合には、被写体Bが被写体Aの前に重なったフレームF3、F4で、被写体Bを背景画像によりマスキングして除去し、優先度の高い被写体Aのみが撮影されたフレーム画像を生成する。この場合、該当フレームF3、F4で被写体Bが忽然と消えてしまうことになるが、静止画の場合には、それぞれ独立した画像であるので違和感が生じることはない。
これに対して、図11(c)に示す動画としての画像処理の場合には、被写体Bが忽然と消えてしまうと違和感が生じるので、上述した画像処理とは異なる処理を施す。つまり、フレームF3、F4で、被写体Bが優先度の高い被写体Aの前に重なったことを検出すると、該当フレームF3、F4に加えて、その前のフレームF1、F2、及びその後のフレームF4、F5からも被写体Bを背景画像によりマスキングして除去し、優先度の高い被写体Aのみが撮影されたフレーム画像を生成する。これにより、動画撮影の場合であっても、違和感を生じることなく、メインとなる被写体Aのみが撮影された動画を生成することができる。
図12は、優先度の高い被写体の前に優先度の低い被写体が重なった場合に、フレーム画像から優先度の高い被写体のみを残し、優先度の低い被写体を背景画像によりマスキングして除去する方法を説明するための概念図である。図12の右側には、図11(a)と同じフレームF1〜F5までの元の連続フレーム画像を示している。ここでは、フレームF3を元に、被写体Bを除去する例について説明する。
フレームF3で被写体Bが被写体Aの前に重なったことが検出されると、まず、フレームF3から被写体B以外の画像IM1を生成する。次に、フレームF3の前後で、かつ、被写体Aが完全に写っている、いずれかのフレーム(この場合、フレームF2)から被写体Aの一部(フレームF3で被写体Bが重なった部分)からなる画像IM2を生成する。さらに、フレームF3の前後で、かつ、フレームF3の被写体Bの背後に隠れている背景が写っている、いずれかのフレーム(この場合、フレームF5)から、被写体Bの背後に隠れている背景画像からなる画像IM2を生成する。そして、上記画像IM1、IM2、及びIM3を合成し、被写体Aのみが写った画像を得る。
上述した第3実施形態によれば、所望する被写体を優先し、優先度の高い被写体の前に優先度の低い被写体が重なっていた場合、優先度の低い被写体を削除するようにしたので、所望する被写体のみを容易に撮影することができる。
なお、上述した第3実施形態においても、前述した第2実施形態のように、管理テーブルに連写NGフラグを設け(図6参照)、連写NGフラグが「ON」に設定されている被写体が撮影されている場合に、そのフレーム画像を破棄したり、その被写体を背景画像によりマスキングして除去するようにしてもよい。
D.第4実施形態
次に、本発明の第4実施形態について説明する。
なお、デジタルカメラの構成は図1と同様であるので説明を省略する。また、個人情報が登録されている管理テーブルは、優先度のみを参照する図2に示す構成とする。本第4実施形態では、CPU8は、メインとなる被写体以外にも複数の被写体が存在する状況で連続撮影を行った場合に、連続撮影で得られる各フレーム画像に対してメインとなる被写体と他の被写体との重なり具合を判定して、メインとなる優先度の高い被写体と他の被写体とが重なって撮影された場合、メインとなる被写体以外を背景画像によりマスキングして除去し、メインとなる被写体のみが撮影されたフレーム画像を生成する。すなわち、優先度が低い被写体が、より優先度の高い被写体の前に重なった場合だけでなく、優先度が低い被写体がより優先度の高い被写体の後で重なった場合にも、優先度が低い被写体がフレーム画像内より削除されるものである。
図13は、本第4実施形態によるデジタルカメラの撮影動作を説明するためのフローチャートである。なお、ユーザにより各被写体の優先度が予め設定されているものとする。ユーザによりシャッタキーがオン操作され、連写撮影(あるいは動画撮影)の開始が指示されると、被写体を顔認識・追従しながら撮影を開始し(ステップS70)、シャッタキーがオフ操作されたか否かを判断し(ステップS72)、シャッタキーのオフ操作がなければ、撮影する(所定のフレーム数をバッファリングして取り込む)(ステップS74)。
次に、フレーム画像から人物部分を検出し(顔や洋服の色や、その位置関係および連続性などに基づいて人物の輪郭部分を抽出し)、検出された各人物部分について顔特徴点解析を行い、図2の管理テーブルに記憶された各種情報を参照して、フレーム画像内に検出された各人物部分に対する優先度の設定状態を特定し(ステップS76)、検出された各人物部分の位置関係および各人物部分の優先度に基づいて、優先度が高い被写体が、優先度の低い被写体と重なって撮影されているか否かを判断する(ステップS78)。
なお、本第4実施形態では、必ずしも、優先度の高い被写体の前に、優先度の低い被写体が重なっていることを必須とせず、前後どちらでも構わない。そして、優先度が高い被写体と、優先度の低い被写体とが重なって撮影されている場合には、優先度の高い被写体を残すように、他フレームを用いて優先度の高い被写体以外を削除する(ステップS80)。次に、該フレーム画像を保存し(ステップS82)、ステップS70に戻り、撮影を継続する。
一方、優先度が高い被写体と優先度の低い被写体とが重なって撮影されていない場合には、そのままそのフレーム画像を保存し(ステップS82)、ステップS70に戻り、撮影を継続する。
図14(a)、(b)は、本第4実施形態により撮影されたフレーム画像の一例を示す模式図である。図14(a)に示すように、本第4実施形態では、優先度が高い3人の被写体A1、A2、A3が、優先度が低い被写体Bの手前に撮影されている場合、図14(b)に示すように、背後にいる被写体Bを、他のフレーム画像の背景画像によりマスキングして除去し、メインとなる優先度の高い被写体A1、A2、A3のみが撮影されたフレーム画像を生成する。
本第4実施形態においても、上述した第3実施形態と同様に、静止画の連写の場合には、重なっているフレームでのみ、優先度の高い被写体A1、A2、A3だけが撮影されたフレーム画像を生成する。これに対して、動画としての画像処理の場合には、被写体Bが忽然と消えてしまうと違和感が生じるので、互いに重なったフレーム以外のフレーム画像についても被写体Bを背景画像によりマスキングして除去し、複数のフレーム画像で優先度の高い被写体A1、A2、A3だけが撮影された動画を生成する。これにより、動画撮影の場合であっても、違和感を生じることなく、メインとなる優先度の高い被写体のみが撮影されたフレーム画像を生成することができる。
図15は、優先度の高い被写体の後に他の被写体が重なった場合に、フレーム画像から優先度の高い被写体のみを残し、他の被写体を背景画像によりマスキングして除去する方法を説明するための概念図である。図15の右側には、図11(a)と同じフレームF1〜F5までの元の連続フレーム画像を示している。ここでは、フレームF3を元に、被写体Aの背後にいる被写体Bを除去する例について説明する。
フレームF3で被写体Aと被写体Bとが重なったことが検出されると、まず、フレームF3から被写体B以外の画像IM11を生成する。次に、フレームF3の前後で、かつ、被写体Bの背景(フレームF3で被写体Bの背後に隠れている背景)が完全に写っている、いずれかのフレーム(この場合、フレームF1)から被写体Bの背景からなる画像IM12を生成する。この場合、フレームF1からは、被写体Bの一部の背景画像しか得られなかったので、さらに、フレームF3の前後で、かつ、フレームF3の被写体Bの残りの背景が写っている、いずれかのフレーム(この場合、フレームF5)から、被写体Bの背景(フレームF3で被写体Bの背後に隠れている背景)からなる画像IM13を生成する。そして、上記画像IM11、IM12、及びIM13を合成することで、被写体Aのみが写った画像を得る。
上述した第4実施形態によれば、所望する被写体を優先し、優先度の高い被写体と優先度の低い被写体とが重なっていた場合、優先度の低い被写体を削除するようにしたので、所望する被写体のみを容易に撮影することができる。
なお、上述した第4実施形態においても、前述した第2実施形態のように、管理テーブルに連写NGフラグを設け(図6参照)、連写NGフラグが「ON」に設定されている被写体が撮影されている場合に、そのフレーム画像を破棄したり、その被写体を背景画像によりマスキングして除去するようにしてもよい。
1 入力装置
2 内部記憶装置
3 カメラ装置
4 表示装置
5 音声入出力装置
6 外部記憶装置
7 ストロボ発光装置

Claims (12)

  1. 撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像されたフレーム画像を記録する記録手段と、
    複数の被写体の各々に対して優先度を設定する優先度設定手段と、
    前記優先度設定手段により設定された各被写体の優先度に基づいて、前記撮像手段により撮像されたフレーム画像から主被写体とその他の被写体とを検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された主被写体と他の被写体とが重なっているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により主被写体と他の被写体とが重なっていると判定された場合、前記撮像手段により撮像されるフレーム画像前記記録手段記録せずに破棄するか、または、他のフレーム画像を用いて当該フレーム画像内の前記他の被写体部分を除去してから前記記録手段に記録する記録制御手段と
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記判定手段は、前記検出手段により検出された主被写体の上に他の被写体が重なっているか否かを判定し、
    前記記録制御手段は、前記判定手段により主被写体の上に他の被写体が重なっていると判定された場合、そのフレーム画像を前記記録手段に記録せずに破棄する破棄手段であることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記記録制御手段は、前記判定手段により主被写体と他の被写体とが重なっていると判定された場合、他のフレーム画像を用いて、当該フレーム画像内の前記他の被写体部分を除去する除去手段であることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 前記判定手段は、前記検出手段により検出された主被写体の上に他の被写体が重なっているか否かを判定し、
    前記記録制御手段は、前記判定手段により主被写体の上に他の被写体が重なっていると判定された場合、他のフレーム画像を用いて、当該フレーム画像内の前記他の被写体部分を除去する除去手段であることを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  5. 前記除去手段は、前記判定手段により主被写体と他の被写体とが重なっていると判定されたフレーム画像以外に、該フレーム画像と連続する前後のフレーム画像内の前記他の被写体部分も除去することを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  6. 前記除去手段は、前記判定手段により主被写体の上に他の被写体が重なっていると判定されたフレーム画像以外に、該フレーム画像と連続する前後のフレーム画像内の前記他の被写体部分も除去することを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  7. 複数の被写体の各々に対して連写可否を設定する連写可否設定手段を更に備え、
    前記検出手段は、前記主被写体とその他の被写体に加えて、前記連写可否設定手段により設定された各被写体の連写可否に基づいて、フレーム画像内から連写不可に設定されている被写体を検出し、
    前記記録制御手段は、前記判定手段により主被写体と他の被写体とが重なっていると判定された場合に加え、前記検出手段により連写不可に設定されている被写体が検出された場合に、前記撮像手段により撮像されるフレーム画像前記記録手段記録せずに破棄するか、または、他のフレーム画像を用いて当該フレーム画像内の前記他の被写体部分を除去してから前記記録手段に記録することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  8. 前記記録制御手段は、前記判定手段により主被写体と他の被写体とが重なっていると判定された場合に加え、前記検出手段により連写不可に設定されている被写体が検出された場合に、そのフレーム画像を前記記録手段に記録せずに破棄する破棄手段であることを特徴とする請求項7記載の撮像装置。
  9. 前記記録制御手段は、前記判定手段により主被写体と他の被写体とが重なっていると判定された場合に加え、前記検出手段により連写不可に設定されている被写体が検出された場合に、他のフレーム画像を用いて、当該フレーム画像内の前記他の被写体部分、または前記連写不可に設定されている被写体部分を除去する除去手段であることを特徴とする請求項7記載の撮像装置。
  10. 前記除去手段は、前記判定手段により主被写体と他の被写体とが重なっていると判定されたフレーム画像、および前記検出手段により連写不可に設定されている被写体が検出されたフレーム画像以外に、該フレーム画像と連続する前後のフレーム画像内の前記他の被写体部分、または前記連写不可に設定されている被写体部分も除去することを特徴とする請求項9記載の撮像装置。
  11. 少なくとも、撮像部と記録部とを備える撮影装置による撮像方法であって、
    複数の被写体の各々に対して優先度を設定する優先度設定処理と、
    前記優先度設定処理により設定された各被写体の優先度に基づいて、前記撮像部により撮像されたフレーム画像から主被写体とその他の被写体とを検出する検出処理と、
    前記検出処理により検出された主被写体と他の被写体とが重なっているか否かを判定する判定処理と、
    前記判定処理により主被写体と他の被写体とが重なっていると判定された場合、前記撮像部により撮像されるフレーム画像前記記録部記録せずに破棄するか、または、他のフレーム画像を用いて当該フレーム画像内の前記他の被写体部分を除去してから前記記録部に記録する記録制御処理と
    を含むことを特徴とする撮像方法。
  12. 少なくとも、撮像部と記録部とを備える撮影装置のコンピュータを、
    複数の被写体の各々に対して優先度を設定する優先度設定手段、
    前記優先度設定手段により設定された各被写体の優先度に基づいて、前記撮像部により撮像されたフレーム画像から主被写体とその他の被写体とを検出する検出手段、
    前記検出手段により検出された主被写体と他の被写体とが重なっているか否かを判定する判定手段、
    前記判定手段により主被写体と他の被写体とが重なっていると判定された場合、前記撮像部により撮像されるフレーム画像前記記録手段記録せずに破棄するか、または、他のフレーム画像を用いて当該フレーム画像内の前記他の被写体部分を除去してから前記記録手段に記録する記録制御手段と
    して機能させることを特徴とするプログラム。
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