JP5267136B2 - 電子カメラ - Google Patents

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Description

本発明は、動画撮影が行える電子カメラに関する。
従来から、複数のフレームからなる動画を撮影し、その動画に登場する主要な人物をサムネイル画像で判別させる電子カメラが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の電子カメラは、動画撮影中、撮影画面内において顔領域の検出を行う。そして、特許文献1の電子カメラは、検出された顔領域の大きさが所定の閾値以上である場合、その顔を示すサムネイル画像を作成する。
しかし、特許文献1の電子カメラによれば、「検出された顔領域の大きさが所定の閾値以上である場合」という一過性の高い条件に基づいてサムネイル画像を作成する。そのため、サムネイル画像に現れる人物の顔が、必ずしも主要な登場人物とは限らない。したがって、撮影者の意図とは異なったサムネイル画像が作成されるというおそれが生じる。
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、撮影者の意図が反映されやすい動画用のサムネイル画像を作成する電子カメラを提供することを目的とする。
第1の発明に係る電子カメラは、撮像部と、検出部と、識別情報生成部と、抽出部と、選択部と、サムネイル画像作成部とを備える。撮像部は、被写体像を撮像し、動画の撮影時に所定のフレームレートで画像データを生成する。検出部は、フレーム単位で画像データを解析して被写体を検出する。識別情報生成部は、検出部で検出された被写体を分類し、各々の被写体に対応する識別情報を生成する。抽出部は、検出部による被写体の検出に伴って、識別情報で識別された各々の被写体の出現頻度を動画全体に渡って抽出する。選択部は、出現頻度に基づいて、被写体の中から主要被写体を選択する。サムネイル画像作成部は、主要被写体を動画に関連付けて示すサムネイル画像を作成する。さらに、検出部は、被写体として人物の顔を検出する。識別情報生成部は、顔を識別する識別情報を生成する。抽出部は、識別情報で識別された顔が継続的に出現している経過時間が、予め設定された基準時間を経過する毎にカウントする。選択部は、少なくともカウント数が最も多い顔を主要被写体として選択する。
第2の発明に係る電子カメラは、第1の発明において、選択部は、カウント数の多い順に複数の顔を選択し、サムネイル画像作成部は、選択部で選択された複数の顔を動画に関連付けて示すサムネイル画像を作成する
第3の発明に係る電子カメラは、第2の発明において、サムネイル画像作成部は、選択部で選択された複数の顔のうち、少なくともカウント数が最も多い顔に対して、サムネイル画像内に占める割合を大きくする
第4の発明に係る電子カメラは、撮像部と、検出部と、識別情報生成部と、抽出部と、選択部と、サムネイル画像作成部とを備える。撮像部は、被写体像を撮像し、動画の撮影時に所定のフレームレートで画像データを生成する。検出部は、フレーム単位で画像データを解析して被写体を検出する。識別情報生成部は、検出部で検出された被写体を分類し、各々の被写体に対応する識別情報を生成する。抽出部は、検出部による被写体の検出に伴って、識別情報で識別された各々の被写体の出現頻度を動画全体に渡って抽出する。選択部は、出現頻度に基づいて、被写体の中から主要被写体を選択する。サムネイル画像作成部は、主要被写体を動画に関連付けて示すサムネイル画像を作成する。さらに、検出部は、被写体として人物の顔を検出する。識別情報生成部は、顔を識別する識別情報を生成する。抽出部は、識別情報で識別された顔が検出された回数をカウントする。選択部は、カウント数の多い順に複数の顔を主要被写体として選択する。サムネイル画像作成部は、選択部で選択された複数の顔を動画に関連付けて示すサムネイル画像を作成し、選択部で選択された複数の顔のうち、少なくともカウント数が最も多い顔に対して、サムネイル画像内に占める割合を大きくする
本発明の電子カメラによれば、撮影者の意図が反映されやすいサムネイル画像を作成することができる。
電子カメラ1の構成を示すブロック図 録画中に人物Aが出現する時間の一例を示すチャート 電子カメラ1の動作の一例を示すフローチャート 顔の照合のサブルーチンを示すフローチャート RAM12に登録されている顔領域を含む画像データと登録カウンタ値とを概念的に示したイメージ図である。 サムネイル画像の一例を示す図
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、電子カメラ1の構成を示すブロック図である。図1に示す通り電子カメラ1は、撮影レンズ10と、撮像部11と、RAM(Random Access Memory)12と、ROM(Read Only Memory)13と、表示モニタ14と、レリーズ釦15と、操作部16と、CPU(Central Processing Unit)17と、記録インターフェース(記録I/F)18と、バス19と、記録媒体20とを備える。
このうちRAM12、ROM13、表示モニタ14、CPU17及び記録インターフェース(記録I/F)18は、バス19を介して互いに接続されている。また、レリーズ釦15と操作部16とは、CPU17に接続されている。
撮影レンズ10は、ズームレンズと、フォーカスレンズとを含む複数のレンズ群で構成されている。なお、簡単のため、図1では、撮影レンズ10を1枚のレンズとして図示する。
撮像部11は、レンズ駆動機構、絞り、シャッター機構、撮像素子、AFE(アナログフロントエンド)等からなる。この撮像部11は、撮影レンズ10が結像した被写体像の画像データを生成する。撮像部11は、静止画の撮影時には、記録用の静止画像の画像データを生成する。また、撮像部11は、動画の撮影時には、所定のフレームレートで複数のフレームの動画像データを順次生成する。
撮像部11が出力する画像データは、RAM12に一時的に記録される。このRAM13は、フレームメモリとしても機能する。ROM13は、電子カメラ1の制御を行うプログラム等を予め記憶している不揮発性のメモリである。
表示モニタ14は、静止画像、動画像及び電子カメラ1の操作メニュー等を表示する。表示モニタ14には、液晶モニタ等を適宜選択して用いることができる。
レリーズ釦15は、半押し操作(撮影前におけるオートフォーカス(AF)等の動作開始の指示入力)と全押し操作(撮像動作開始)との指示入力とを受け付ける。
記録インターフェース(記録I/F)18には、記録媒体20を接続するためのコネクタが形成されている。記録インターフェース(記録I/F)18は、CPU17からの指示により、そのコネクタに接続された記録媒体20にアクセスして画像の記録処理を行う。
操作部16は、例えば、コマンドダイヤル、十字状のカーソルキー、電源ボタン等を有している。そして、操作部16は、電子カメラ1への操作をユーザから受け付ける。
CPU17は、電子カメラ1の統括的な制御を行うプロセッサである。また、CPU17は、画像処理機能も有しており、RAM12に記録されている画像データを読み出し、各種の画像処理(階調変換処理、輪郭強調処理、ホワイトバランス処理等)を施す。
CPU17は、顔検出部17a、識別情報生成部17b、追尾部17c、抽出部17d、顔照合部17e、選択部17f、サムネイル画像作成部17g及びタイマ17hとしても機能する。
顔検出部17aは、フレーム単位で画像データを解析して人物の顔を検出する。すなわち、画像データから顔領域を抽出し、その顔領域の位置座標、サイズ(範囲)を検出する。なお、顔検出の処理は、公知の技術を用いることにより実現できる。
識別情報生成部17bは、顔検出部17aで検出された顔を分類し、各々の被写体に対応する識別情報を生成する。識別情報としては、例えば、番号(自然数)が用いられる。
追尾部17cは、公知のテンプレートマッチング技術を用いることにより、識別情報で識別された顔が継続的にフレーム間で出現しているか否かを追尾する。
抽出部17dは、顔検出部17aによる顔検出に伴って、顔の出現頻度を抽出する。抽出部17dは、検出対象の顔の出現頻度をカウントするカウンタ(以下「一時カウンタ」という。)を備える。そして、抽出部17dは、一時カウンタを用いて、識別情報で識別された顔が継続的に出現している経過時間が、予め設定された基準時間を経過する毎にカウントする。或いは、別のカウントの方法として、抽出部17dは、一時カウンタを用いて、識別情報で識別された顔が検出された回数をカウントする。本実施形態では、前者を採用する。
顔照合部17eは、経過時間が基準時間以上(一時カウンタの値が1以上)であって、顔が新規に検出された場合、顔領域を含む画像データをRAM12のデータ保存領域に記録(登録)する。そして、顔照合部17eは、検出対象の顔が、RAM12のデータ保存領域に登録されている顔と一致するか否かを照合する(詳細については後述する)。
選択部17fは、少なくともカウント数が最も多い顔を主要被写体として選択する。この際、例えば、選択部17fは、カウント数の多い順に複数の顔を選択してもよい。そのため、主要被写体は、1つだけに限らず複数存在してもよい。
サムネイル画像作成部17gは、主要被写体が映っている画像を用いて、縮小画像であるサムネイル画像を作成する。この際、サムネイル画像作成部17gは、主要被写体を動画に関連付けて示すサムネイル画像を作成する。また、サムネイル画像作成部17gは、選択部17fで選択された複数の顔を示すサムネイル画像を作成してもよい。さらに、サムネイル画像作成部17gは、選択部17fで選択された複数の顔のうち、少なくともカウント数が最も多い顔に対して、サムネイル画像内に占める割合を大きくしてもよい。
タイマ17hは、識別情報で識別された顔が継続的に出現している経過時間を計測する。この場合、複数の顔が検出されると、各々の識別情報で識別された顔に対して、個別に計測する。
次に、第1実施形態における電子カメラ1の動作の一例を説明する。
第1実施形態では、説明を分かりやすくするため、人物Aが不定期に一定時間毎に出現する場合について主に説明し、複数の人物が登場した場合については、適宜、説明を加えることとする。
図2は、録画中に人物Aが出現する時間の一例を示すチャートである。図2に示すチャートを前提にして、電子カメラ1の動作の一例を説明する。
図3は、電子カメラ1の動作の一例を示すフローチャートである。電子カメラ1の電源がオンされた後、操作部16のコマンドダイヤル等で動画撮影(録画)が選択されると、CPU17は、動画の録画を開始させる。撮像部11は、CPU17の指示を受け、被写体像を撮像し、所定のフレームレートで画像データを生成する。すると、CPU17は、図3に示すフローチャートを開始させる。
ステップS101:CPU17の顔検出部17aは、1フレームの画像内に人物の顔が存在するか否かを検出する。なお、顔検出部17aは、すべてのフレームについて顔検出処理を行ってもよいが、ここでは、CPU17の演算の負荷を考慮して、例えば、フレームレートが30fps(フレーム/秒)であれば、顔検出部17aは、何フレーム毎に抽出したフレームの画像データに対して、顔検出処理を行う。
ステップS102:顔検出部17aが、顔の検出をできなかった場合(ステップS102:No)、後述するステップS108の処理に移行する。一方、顔検出部17aが、顔の検出をできた場合(ステップS102:Yes)、ステップS103に移行する。
ここで、識別情報生成部17bは、顔検出部17aで検出された顔を分類し、各々の顔を識別する識別情報を生成する。CPU17は、顔検出部17aで検出された顔と識別情報とを関連付けて管理する。例えば、CPU17は、顔検出部17aで検出された顔(人物A)に対して、識別情報(No.1)を付与して関連付ける。これにより、図3に示すフローチャートは、識別情報(No.1)で関連付けられた顔(人物A)についての処理が行われるものとする。
また、顔検出部17aが、複数の顔(例えば、人物A、B)を検出した場合、CPU17は、人物Bに対して、例えば、識別情報(No.2)を付与して関連付ける。すると、CPU17は、人物Bについても図3に示すフローチャートに示す処理を平行して行う。すなわち、複数の人物を検出しても、個別に図3に示すフローチャートが実行され、各々の処理は同様である。ただし、録画が終了すると、後述するステップS110、ステップS111については、個別に行わずに一括して行うこととする。
ステップS103:CPU17は、ステップS102で検出された顔(識別情報No.1)が、現在、追尾中であるか否かを判定する。この場合、CPU17は、追尾中であるか否かを示す追尾開始フラグを用いて判定する。追尾開始フラグが0の場合、追尾中でないことを表し、追尾開始フラグが1の場合、追尾中であることを表すものとする。追尾開始フラグが1の場合(ステップS103:Yes)、ステップS104に移行する。追尾開始フラグが0の場合(ステップS103:No)、ステップS112の処理に移行する。ここでは、説明の便宜上、先に、ステップS112の処理、それに続くステップS108の処理について説明する。
ステップS112:CPU17は、顔検出部17aが検出した顔領域の位置座標、サイズ(範囲)を、一時データとしてRAM12に記録する。また、顔領域を含む画像データをトリミング等して、一時データとして記録する。さらに、抽出部17dは、一時カウンタに初期値(=0)を設定する。この一時カウンタは、現在検出対象の顔の出現時間をカウンタ値に置き換えてカウントする。さらに、CPU17は、追尾開始フラグを1に設定する。すると、タイマ17hがONされる。ここで、図2に対応付けると、人物Aに関して1回目の出現の開始(追尾開始)時点に相当する。
なお、本実施形態では、識別情報で識別された顔が継続的に出現している経過時間が、予め設定された基準時間に達する毎に、カウンタ値を1加えることとする。このステップS112の処理が終了すると、ステップS108に移行する。
ステップS108:CPU17は、録画終了の指示入力を受け付けたか否かを判定する。CPU17が、録画終了の指示入力を受け付けた場合(ステップS108:Yes)、ステップS109に移行する。このステップS109以降の処理については、後述する。CPU17が、録画終了の指示入力を受け付けていない場合(ステップS108:No)、ステップS101に戻る。ステップS101では、次の顔検出対象のフレームが読み出される。そして、顔検出処理がなされる。ここで、顔が検出されると(ステップS102:Yes)、ステップS103に移行する。この場合、先ほど、ステップS112にて、追尾フラグが1に設定されたため、CPU17は、追尾中であると判定し(ステップS103:Yes)、ステップS104に移行する。
ステップS104:追尾部17cは、今回、検出された顔の画像データと、RAM12に一時データとして記録されている識別情報(No.1)が付与されている顔の画像データとをテンプレートマッチングを行う。すなわち、追尾部17cは、識別情報(No.1)が付与されている顔の画像をテンプレート画像とし、今回、検出された顔の画像データを含むフレームの画像内における検出対象領域を探索する。
ステップS105:CPU17は、テンプレートマッチングの判定を行う。テンプレートマッチングの探索範囲内で一致した場合(ステップS105:Yes)、顔領域の座標が移動していれば、現在の顔領域の座標を更新し、次回は、この更新した座標から探索する。テンプレートマッチングの探索範囲内で一致しない場合(ステップS105:No)、後述するステップS113に移行する。
ステップS106:抽出部17dは、識別情報(No.1)で識別された顔が継続的に出現している経過時間が、基準時間(一例として、N=5秒)に達したか否かを判定する。経過時間が5秒に達した場合(ステップS106:Yes)、ステップS107に移行する。経過時間が5秒に達していない場合(ステップS106:No)、ステップS108に移行する。
ステップS107:抽出部17dは、一時カウンタ値を1加算する。なお、録画中において、ステップS101からステップS108をループする処理がなされることにより、抽出部17dは、経過時間が基準時間に達する毎に、一時カウンタ値を1加算する。ここで、図2に対応付けると、人物Aに関して1回目に出現している時間(矢印で明示した期間)に相当する。
ここで、ステップS101からステップS108をループする処理がなされている最中に、追尾部17cが、追尾に失敗すると(ステップS105:No)、ステップS113に移行する。ここで、図2に対応付けると、人物Aに関して1回目に出現している時間(矢印で明示した期間)が終了したことを意味する。
ステップS113:CPU17は、顔の照合のサブルーチンを実行する。この顔の照合のサブルーチンは、識別情報で識別された人物の顔と登録人物の顔との照合を行い、登録人物の顔毎に、一時カウンタ値を加算する処理を行う。
図4は、顔の照合のサブルーチンを示すフローチャートである。
ステップS201:CPU17は、一時カウンタ値が1以上であるか否かをチェックする。一時カウンタ値が1以上である場合、ステップS202に移行する。一時カウンタ値が、0である場合、後述するステップS206に移行する。ここで、「一時カウンタ値が1以上である」とは、検出対象として識別情報で識別された人物の顔が、追尾開始から追尾に失敗するまでN秒(本実施形態では、N=5)以上出現していたことを意味する。
また、「一時カウンタ値が0である」とは、検出対象として識別情報で識別された人物の顔が、追尾開始から追尾に失敗するまでN秒(本実施形態では、N=5)未満であったことを意味する。本実施形態では、追尾開始から追尾に失敗するまでN秒(本実施形態では、N=5)未満という短期間の出現時間をカウントしないこととする。
ステップS202:CPU17の顔照合部17eは、RAM12に一時データとして記録されている顔の画像データ(識別情報No.1)と、登録済みの顔の画像データとを公知の顔認識処理を行うことにより照合する。すなわち、顔照合部17eは、テンプレートマッチング等の顔認識処理を行い、顔の画像データ(識別情報No.1)と、登録済みの顔の画像データとを照合する。
ステップS203:顔照合部17eは、顔の画像データ(識別情報No.1)が、登録済みの顔の画像データに存在しなければ、新規と判定し(ステップS203:Yes)、ステップS204に移行する。顔照合部17eは、顔の画像データ(識別情報No.1)が、登録済みの顔の画像データに存在すれば、登録済みと判定し(ステップS203:No)、後述するステップS206に移行する。
ステップS204:CPU17は、登録カウンタ値として、一時カウンタ値をRAM12のデータ保存領域に記録する。ここで、登録カウンタ値は、一時カウンタ値の加算値を意味する。
ステップS205:CPU17は、顔の画像データ(識別情報No.1)を登録する。具体的には、CPU17は、顔領域を含む画像データ(一時データ)を、RAM12のデータ保存領域に記録する。そして、サブルーチンを終了し、図3のステップS114の処理に移行する。ステップS114では、CPU17は、一時データとして記録されている顔の画像データ(識別情報No.1)を破棄する。続いて、ステップS115では、CPU17は、識別情報No.1についての一時カウンタ値及び追尾開始フラグを0に設定する。さらに、CPU17は、識別情報No.1について計測中のタイマ17hをオフにする。
次に、ステップS206の処理について、説明する。ステップS206に移行するためには、その前提条件として、以下の処理がなされる。すなわち、先ず、上述した新規登録の処理(ステップS201〜ステップS205)がなされ、一旦、図3のステップS114に戻り、ステップS115、ステップS108を経由して、再度ステップS101の処理が開始される。
ここで、再度、人物の顔検出がなされると(ステップS102:Yes)、ステップS103に移行する。ステップS103では、追尾フラグが0に設定されているので、ステップS112に移行する。そして、顔の画像データが、一時データとしてRAM12に一時記録される。ここで、図2に対応付けると、人物Aに関して2回目の出現の開始に相当する。
CPU17は、顔検出部17aで検出された顔に対して、識別情報を生成して関連付ける。この際、識別情報生成部17bは、顔検出部17aで検出された顔に対して、例えば、識別情報No.3を生成する。CPU17は、現在使用していない識別情報であれば、任意の識別情報を生成してよい。すなわち、識別情報生成部17bは、同一人物が、録画中に複数回に渡って出現した場合、異なる識別情報を生成することがある。したがって、図3に示すフローチャートの処理においては、CPU17は、同一人物を、複数の識別情報で関連付けることがある。この場合、人物Aの顔に対して、複数の識別情報が付与されても、最終的に登録されている人物Aの顔と照合されて同一人物として処理されることになる(詳細は後述する)。
続いて、CPU17は、追尾開始フラグを1に設定する。そして、ステップS108を経由して、再度、ステップS101〜S103の処理に移行し、ステップS103にて、追尾フラグが1であるので、ステップS104に移行する。さらに、ステップS105にて、追尾に失敗した場合(ステップS105:No)、ステップS113に移行し、再度、図4に示すサブルーチンが実行される。ここで、図2に対応付けると、人物Aに関して2回目に出現している時間が終了したことを意味する。
ここで、カウンタ値が1以上であれば(ステップS201:Yes)、ステップS202に移行し、顔認識処理がなされる。この場合、既に、人物Aの画像データが、RAM12のデータ保存領域に登録されているため、顔照合部17eは、テンプレートマッチングにより、識別情報(No.3)の顔を人物Aと認識することができる。そのため、ステップS203の処理で、顔照合部17eは、識別情報(No.3)の顔について新規ではないと判定し(ステップS201:No)、ステップS206に移行する。
ステップS206:CPU17は、現在の一時カウンタ値を、登録カウンタ値に上書きする。ここで、図2に対応付けると、人物Aに関して、例えば、1回目の一時カウンタ値が2であって、今回の一時カウンタ値が4であったとする。この場合、CPU17は、登録カウンタ値を2から6に上書き(加算)する。そして、CPU17は、サブルーチンを終了し、図3に示すステップS114の処理に戻る。CPU17は、識別情報(No.3)の顔の画像データ(一時データ)を破棄する。続いて、ステップS115に移行し、識別情報No.3についての一時カウンタ値及び追尾開始フラグを0に設定する。さらに、CPU17は、識別情報No.3について計測中のタイマ17hをオフにする。
次に、ステップS108の判定で、録画終了(ステップS108:Yes)の場合について説明する。この場合、ステップS109に移行し、顔の照合のサブルーチン(図4)が実行される。ここで、顔の照合のサブルーチンが実行されるのは、ステップS105の処理の判定で、追尾部17cが追尾に成功し、そのままステップS106からステップS108進み、録画が終了になると、顔の照合のサブルーチン(ステップS113)に移行しないためである。ここで、図2に対応付けると、人物Aに関してn回目に出現している時間が継続しているときに、ステップS108の処理が録画終了になった場合に相当する。
なお、ステップS113で既に顔の照合のサブルーチンがなされた後、ステップS108に移行して録画終了になると、ステップS109で再度、顔の照合のサブルーチンがなされる。この場合、一時カウンタ値が0であるので、何もせずに顔の照合のサブルーチンは、終了することになる。なお、図3のフローチャートには明示していないものの、ステップS109の処理の後、ステップS114、ステップS115と同様の処理を行ってもよい。
ステップS110:選択部17fは、登録済みの顔から、主要被写体を選択する。上述した例では、人物Aについて説明したが、実際には、複数の人物の顔が検出されると、人数分の顔領域を含む画像データと、その画像データに関連付けられた登録カウンタ値とがRAM12のデータ保存領域に登録されている。
図5は、RAM12に登録されている顔領域を含む画像データと登録カウンタ値とを概念的に示したイメージ図である。図6は、サムネイル画像の一例を示す図である。
ここで、図2では、人物Aが出現する時間を示すチャートの一例を示したが、実際には、複数の人物(例えば、人物B、C、D、E、F)に対しても、同様のチャートが存在している。図5では、複数の人物(A〜F)の顔領域を含む画像データが、RAM12のデータ保存領域に登録されたことを表しており、人物A〜Fの下に記載されている数字は、登録カウンタ値を表している。ここで、選択部17fは、一例として、登録カウンタ値が4以上の顔を選択する。
ステップS111:サムネイル画像生成部17gは、選択部17fの選択結果に基づいて、人物A、C、D、Eの顔が写っているサムネイル画像を生成する(図6(a))。こうすると、ユーザは、動画において、上位4人の顔について、「誰と、誰が」が写っているかが分かりやすくなる。また、ユーザは、何を目的に撮影されたのか判断することが容易になる。
また、サムネイル画像生成部17gは、カウント数が最も多い顔として、人物Aを指定して、サムネイル画像内に占める割合を大きくするようにしてもよい(図6(b))。こうすると、主要人物が誰か、すぐに分かり、ユーザの意図を反映することができる。図5に示すサムネイル画像の画像データは、記録媒体20に記録される。また、動画データも画像圧縮処理等が施された後、記録媒体20に記録される。
以上より、本実施形態の電子カメラ1によれば、動画像中の主要な人物を容易に判別することが可能なサムネイル画像を生成することができる。本実施形態の抽出部17は、一時カウンタを用いて、識別情報で識別された顔が継続的に出現している経過時間が、予め設定された基準時間を経過する毎にカウントするようにした。抽出部17dは、一時カウンタを用いて、識別情報で識別された顔が検出された回数をカウントするようにしても、同様の効果が得られる。
なお、本実施形態では、検出対象の被写体としては、人の顔に限られず、例えば、山などの風景であってもよい。この場合、形状認識ができる公知技術等を用いて、山を判定すればよい。また、人や山など、被写体の対象を拡げてもよい。こうすると、主要被写体を人に限らずに済むので、より正確に撮影者の意図を反映したサムネイル画像を作成することができる。また、別の形態としては、追尾動作は行わず、フレーム毎に顔検出及び顔認識を行い、同一人物を検出毎にカウントしてもよい。本実施形態では、フレーム毎に顔検出のみで、顔認識を行わずに済むアルゴリズムを採用したことにより、CPU17の処理の負荷が軽減することとなる。
また、本実施形態では、録画終了時にサムネイル画像を生成したが、動画を再生した際に、サムネイル画像を作成するようにしてもよい。
また、本実施形態では、顔検出された顔の領域を含む画像データが、最初に一時データとして記録された画像データに基づいて、サムネイル画像を生成したが、これは、一例であって、最初に一時データとして記録された画像データでなくてもよい。
11・・・撮像部、17a・・・顔検出部、17b・・・識別情報生成部、17d・・・抽出部、17f・・・選択部、17g・・・サムネイル画像作成部
特開2007−266655号公報

Claims (4)

  1. 被写体像を撮像し、動画の撮影時に所定のフレームレートで画像データを生成する撮像部と、
    フレーム単位で前記画像データを解析して被写体を検出する検出部と、
    前記検出部で検出された前記被写体を分類し、各々の被写体に対応する識別情報を生成する識別情報生成部と、
    前記検出部による前記被写体の検出に伴って、前記識別情報で識別された各々の前記被写体の出現頻度を動画全体に渡って抽出する抽出部と、
    前記出現頻度に基づいて、前記被写体の中から主要被写体を選択する選択部と、
    前記主要被写体を前記動画に関連付けて示すサムネイル画像を作成するサムネイル画像作成部と、を備え、
    前記検出部は、前記被写体として人物の顔を検出し、
    前記識別情報生成部は、前記顔を識別する識別情報を生成し、
    前記抽出部は、前記識別情報で識別された顔が継続的に出現している経過時間が、予め設定された基準時間を経過する毎にカウントし、
    前記選択部は、少なくともカウント数が最も多い顔を前記主要被写体として選択することを特徴とする電子カメラ。
  2. 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
    前記選択部は、前記カウント数の多い順に複数の顔を選択し、
    前記サムネイル画像作成部は、前記選択部で選択された複数の顔を前記動画に関連付けて示すサムネイル画像を作成することを特徴とする電子カメラ。
  3. 請求項2に記載の電子カメラにおいて、
    前記サムネイル画像作成部は、前記選択部で選択された複数の顔のうち、少なくともカウント数が最も多い顔に対して、前記サムネイル画像内に占める割合を大きくすることを特徴とする電子カメラ。
  4. 被写体像を撮像し、動画の撮影時に所定のフレームレートで画像データを生成する撮像部と、
    フレーム単位で前記画像データを解析して被写体を検出する検出部と、
    前記検出部で検出された前記被写体を分類し、各々の被写体に対応する識別情報を生成する識別情報生成部と、
    前記検出部による前記被写体の検出に伴って、前記識別情報で識別された各々の前記被写体の出現頻度を動画全体に渡って抽出する抽出部と、
    前記出現頻度に基づいて、前記被写体の中から主要被写体を選択する選択部と、
    前記主要被写体を前記動画に関連付けて示すサムネイル画像を作成するサムネイル画像作成部と、を備え、
    前記検出部は、前記被写体として人物の顔を検出し、
    前記識別情報生成部は、前記顔を識別する識別情報を生成し、
    前記抽出部は、前記識別情報で識別された顔が検出された回数をカウントし、
    前記選択部は、カウント数の多い順に複数の顔を前記主要被写体として選択し、
    前記サムネイル画像作成部は、前記選択部で選択された複数の顔を前記動画に関連付けて示すサムネイル画像を作成し、前記選択部で選択された複数の顔のうち、少なくともカウント数が最も多い顔に対して、前記サムネイル画像内に占める割合を大きくすることを特徴とする電子カメラ。
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