JP5445495B2 - 空気調和機 - Google Patents
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Description
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の空気調和機において、前記第2の切換モードは、前記複数の運転モードのうち所定の運転モードでの運転が確定したとき、実行されることを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項1または2に記載の空気調和機において、前記空気調和機本体は室内温度を検出する室内温度検出手段と室内湿度を検出する室内湿度検出手段のうち少なくとも1つを備え、前記第2の切換モードにおいて前記運転切換ボタンが前記第1の操作をされると、検出した前記室内温度または前記室内湿度の値と予め設定された温度または湿度の値との比較に基づいて、切り換えるべき前記特定の運転モードとは別の運転モードへ切り換わることを特徴とする。
請求項4にかかる発明は、請求項1乃至3のいずれか1つに記載の空気調和機において、前記リモコン装置は表示部を備え、該表示部は、前記運転切換ボタン操作時、前記第2の切換モードで運転モードが切り換わったとき所定時間が経過するまで、切り換わった運転モードとともに切り換わる前の運転モードを表示することを特徴とする。
請求項2にかかる発明によれば、第2の切換モードは、前記複数の運転モードのうち所定の運転モードでの運転が確定したときに実行されるので、第2の切換モードが有効となる運転モードを限定できる。
請求項3にかかる発明によれば、空気調和機本体は室内温度を検出する室内温度検出手段と室内湿度を検出する室内湿度検出手段のうち少なくとも1つを備え、第2の切換モードにおいて運転切換ボタンが第1の操作されると、検出した前記室内温度または前記室内湿度の値と予め設定された温度または湿度の値との比較に基づいて、切り換えるべき前記特定の運転モードとは別の運転モードへ切り換わることで、例えば、季節の変わり目などの温度変化が大きい時期は、空気調和機の運転開始時の運転モードが冷房運転モードで、室温が設定温度より所定の温度下がっていた場合、リモコン操作者は、暖房に切り換えるために運転切換ボタンに第1の操作をすることで暖房運転に切り換えることができるので、操作が簡単である。
請求項4記載の発明によれば、リモコン装置に表示部を備え、運転切換ボタン操作時、第2の切換モードで運転モードが切り換わったとき所定時間が経過するまで切り換わった運転モードとともに切り換わる前の運転モードを表示するので、第2の切換モードにおける運転モード間の関係が分かりやすくする。
図1に本発明の1つの実施例の空気調和機の構成のブロック図を示す。100はリモコン装置であり、運転モード切換のリモコン信号を赤外線として出射する赤外線LED110、操作部としてのキー入力部120、フルドットの液晶による表示を行う表示部130、室内温度を検出する温度センサ140、室内湿度を検出する湿度センサ150、電源としてのバッテリ160、処理クロックを生成するタイマ170、演算処理やデータ記憶用のメモリ180、および全体を制御するMPUからなる制御部190等を備える。
図7に自動運転中に行われる運転モード切換を示す。運転切換ボタン121を1回押下する(S11−1回)と、そのとき湿度センサ150が検出している湿度が75%以上であるとき(S12−Y)は、運転モードが除湿運転に切り換わる(S13)(図6(a))。再度、運転切換ボタン1を1回押下すると、自動運転に復帰する(S14−1回)(図6(g))。また、自動運転あるいは除湿運転において、運転切換ボタン121を続けて2回押下する(S11−2回、S14−2回)と、図4に示した第1の切換モードM1に移行する(S15)。この切り換えは、冷房運転へ切り換えとなる(図4参照)。さらに、自動運転において運転切換ボタンを1回押下したときに湿度が75%以上でないとき(S12−N)は、第1の切換モードM1に移行する(S15)。このときは、冷房運転となる(図6(b))。
図8に冷房運転中に行われる運転モード切換を示す。運転切換ボタン121を1回押下する(S21−1回)と、そのとき温度センサ140が検出している温度が設定温度よりも10℃以下でないとき(S22−N)は、運転モードが除湿運転に切り換わる(S13)(図6(c))。再度、運転切換ボタン1を1回押下すると、冷房運転に復帰する(S25−1回)(図6(e))。また、冷房運転あるいは除湿運転において、運転切換ボタン121を続けて2回押下する(S21−2回、S25−2回)と、第1の切換モードM1に移行する切り換え(S26)が行われる。この切り換えは、除湿運転へ切り換えとなる(図4参照)が、除湿運転する際、同じモードとなるので、それを避けるためにその次の送風運転に切り換えても良い。さらに、冷房運転において運転切換ボタンを1回押下したときに温度が設定温度よりも10℃以下であるときは暖房運転(S24)(図6(d))となる。
図9に除湿運転中に行われる運転モード切換を示す。運転切換ボタン121を1回押下する(S31−1回)と、その除湿運転の直前の運転モードが記憶されている場合(S32−Y)は、除湿運転直線の運転モードに復帰する(S33)。表示部130の表示は、直前の運転モードが冷房運転のときは図6(e)のように、直前の運転モードが暖房運転のときは図6(f)のように、直前の運転モードが自動運転のときは図6(g)のように、直前の運転モードが送風運転のときは図6(h)のようになる。また、運転切換ボタン121を続けて2回押下したとき(S31−2回)あるいは除湿運転直前の運転モードが記憶されていない(S32−N)ときは、第1の切換モードM1に移行して切り換え(S34)が行われる。この切り換えは、送風運転へ切り換えとなる(図4参照)。
図10に送風運転中に行われる運転モード切換を示す。運転切換ボタン121を1回押下する(S41−1回)と、そのとき湿度センサ150が検出している湿度が75%以上であれば(S42−Y)、運転モードが除湿運転に切り換わる(S43)(図6(i))。再度、運転切換ボタン1を1回押下すると、送風運転に復帰する(S44−1回)(図6(h))。また、送風運転あるいは除湿運転において、運転切換ボタン121を続けて2回押下する(S41−2回、S44−2回)と、図4に示した第1の切換モードM1に移行して切り換え(S45)が行われる。この切り換えは、暖房運転へ切り換えとなる(図4参照)。さらに、運転切換ボタン121を1回押下したとき湿度が75%以上ないとき(S42−N)は、2回続けて押下したと同じ第1の切換モードM1に移行して運転モードが切り換わり(S45)、つまり暖房運転となる(図6(j))。
図11に暖房運転中に行われる運転モード切換を示す。運転切換ボタン121を1回押下する(S51−1回)と、そのとき温度センサ140が検出している温度が設定温度よりも10℃以上高くないとき(S52−N)は、運転モードが除湿運転に切り換わる(S53)(図6(k))。再度、運転切換ボタン1を1回押下すると、暖房運転に復帰する(S55−1回)(図6(f)。また、暖房運転あるいは除湿運転において、運転切換ボタン121を続けて2回押下する(S51−2回、S55−2回)と、図4に示した第1の切換モードM1に移行して切り換え(S56)が行われる。この切り換えは、自動運転へ切り換えとなる(図4参照)。さらに、暖房運転において運転切換ボタンを1回押下したときに温度が設定温度よりも10℃以上であるときは冷房運転(S44)(図6(l))となる。
なお、以上説明した各運転モードの第2の切換モードは、運転モード全て、または、必要に応じて所定の運転モードのみに第2の切換モードを設定してもよい。更に、温度、または湿度の条件に応じて、運転モードが切り換わるようにしているが、温度、または湿度の条件をなくして、特定の運転モードに切り換わってもよい。また、第2の切換モードから第1の切換モードM1に移行する時の運転切換ボタン121の第2の操作として2回続けて押下する操作としているが、運転切換ボタン121を所定時間(例えば、3秒)以上継続して押下し続ける操作であってもよい。
200:室内機、210:受光部、210A:RF送受信部、220:タイマ、240:温度センサ、250:湿度センサ
Claims (4)
- 少なくとも3つ以上の複数の運転モードを備えた空気調和機本体と、該空気調和機本体の前記運転モードを切り換える運転切換ボタンを備えたリモコン装置とからなる空気調和機において、
前記運転切換ボタンの操作によって、前記複数の運転モードを所定の順序で切り換える第1の切換モードと、前記第1の切換モードにより切換えられた運転モードでの運転が確定後、該確定後の運転モードと前記複数の運転モードのうちの特定の運転モードとの間で運転モードを切り換える第2の切換モードとを有し、
前記第2の切換モードから前記第1の切換モードへの移行は、前記運転切換ボタンに対して、前記第1の切換モードおよび前記第2の切換モードにおける前記運転切換ボタンの第1の操作と異なる第2の操作を行うことにより実行されることを特徴とする空気調和機。 - 請求項1に記載の空気調和機において、
前記第2の切換モードは、前記複数の運転モードのうち所定の運転モードでの運転が確定したとき、実行されることを特徴とする空気調和機。 - 請求項1または2に記載の空気調和機において、
前記空気調和機本体は室内温度を検出する室内温度検出手段と室内湿度を検出する室内湿度検出手段のうち少なくとも1つを備え、
前記第2の切換モードにおいて前記運転切換ボタンが前記第1の操作をされると、検出した前記室内温度または前記室内湿度の値と予め設定された温度または湿度の値との比較に基づいて、切り換えるべき前記特定の運転モードとは別の運転モードへ切り換わることを特徴とする空気調和機。 - 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の空気調和機において、
前記リモコン装置は表示部を備え、該表示部は、前記運転切換ボタン操作時、前記第2の切換モードで運転モードが切り換わったとき所定時間が経過するまで、切り換わった運転モードとともに切り換わる前の運転モードを表示することを特徴とする空気調和機。
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