JP5445317B2 - 充電システム - Google Patents

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Description

本発明は、車輪駆動用の電動機を制御する車両制御装置と車載機器の制御を行う要素制御装置との間を電気回路で接続した車両に搭載された蓄電装置を充電する充電システムであり、特に、車両の充電時には車両制御装置が電気回路を介して外部の充電装置との間で情報の授受を行えるようにした充電システムに関するものである。
現在、電動機により車輪を駆動して走行する電気自動車が知られており、この電気自動車に搭載された電動機はモータとして動作することにより車両を加速し、発電機として動作することにより減速を実現している。
このような電気自動車の他にも、車両に搭載のエンジンに駆動される発電機の発電出力及び蓄電装置(バッテリ)の放電出力により電動機を駆動して走行するシリーズハイブリッド車や、エンジンの機械出力と電動機の出力とを併用して走行するシリーズパラレルハイブリッド車が知られている。これら電動機で駆動の車両は従来の内燃機関のみで走行する車両と比較して蓄電装置の電力放出や充電処理がなされる頻度が比較的高い。このような車両の増加に伴い、蓄電装置の充電を比較的短時間で行うことができる急速充電器の設置が増加している。
ところで、特許文献1(特開2009−171713号公報)には急速充電器の一例が開示される。ここでは、外部電源から延びる連結器を車両の充電口のコネクタに接続することで、このコネクタに続く車内の充電回路を介し蓄電装置を充電可能に切換えた際に、充電制御部によりコネクタ側が実際に給電状態にあるか否かを検知している。この際、給電状態にあると充電回路を停止状態から充電状態に切換え、一方、充電口のコネクタに連結器が接続されたとしても電力が実際に供給されない非給電状態が生じたままであると、充電制御部へのバッテリからの給電を断つようにしている。これにより、充電制御部が無駄な充電制御を長時間行うことを排除し、無駄な電力消費を防止している。
ところで、車両は車載機器(車両の要素)を制御する複数の要素制御装置を備える。これら複数の要素制御装置は、電気回路、例えば、CAN(Controller Area Network)通信システムにより相互の制御データの授受を行っている。
なお、自動車の複数の要素制御装置をCAN通信システムにより連結して、制御処理や他の要素制御装置と相互に通信を行う場合、各要素制御装置は制御処理を実行するCPUと、このCPUから与えられる送信データをCAN通信システムの2線式通信ラインに出力すると共に、2線式通信ライン上のデータをCPUに入力させる通信ドライバーとを設ける。更に、2線式通信ラインの両端には終端抵抗が接続され、この終端抵抗は2線式通信ラインの両端に配置された2つの要素制御装置の内部にそれぞれ設けられ、これによりCAN通信システムが適正作動している。
ところで、車両の蓄電装置(バッテリ)を外部の急速充電器に接続して、急速充電する場合、車輪駆動用の電動機を駆動制御する車両制御装置が所定の充電制御モードに切り換わり、蓄電装置の急速充電制御を行っている。
例えば、図8に示すように、車両200の車両制御装置(EVECU)201は他の複数の要素制御装置(ECU)202、203および端部の要素制御装置(ECU)205と電気回路であるCAN通信システム230により接続され、相互にデータの授受を行う。ここで、CAN通信システム230の一端の車両制御装置201と他端の要素制御装置205とは内部に不図示の終端抵抗を備え、これによりCAN通信システム230の両端のマスターとして機能し、CAN通信を可能としている。
このような車両200の急速充電では、急速充電器210より延びる連結器211のコネクタ212を車両の充電口213の車体側コネクタ214に結合することで、急速充電器210より車両200のバッテリ220に達する給電ライン221を接続可能とする。 この両コネクタ212、214の接続により給電ライン221の他に、急速充電器210側の不図示の外部電源制御手段からの外部送信線(連結器211内に支持される)が、車両200の車両制御手段201にCAN通信システム230とは別の2線式通信ライン240を介して接続される。この場合、充電開始信号ssを車両制御装置に送信する送信ラインと、充電許可信号skを外部電源制御手段(不図示)に送信する送信ラインとが接続する。なお、車両制御装置201には両コネクタ212、214の機械的結合を検出して出力するコネクタ接続信号scの送信ラインが接続されている。
特開2009−171713号公報
しかし、急速充電器210からの外部送信線(連結器211内に支持される)を車両制御装置201の第2の電気回路であるCAN通信ライン240に接続することで、制御信号の授受を行うようにした場合、次のような問題が生じる。
即ち、車両側の車両制御装置201は第1、第2のCAN通信ライン230、240における一端のマスターとして機能する必要がある。このため、車両制御装置201は内部のマイコン(CPU)に対し、それぞれのCAN通信ラインのCANトランシーバ207、208を設ける必要があり、構成が複雑化し、大型化し、コスト増を招くこととなる。
特に、急速充電器210の接続時において、車体側コネクタ214に急速充電器210の連結器側コネクタ212が結合される際に生じるスパークやノイズがCAN通信システム230、240、車両制御装置201、要素制御装置(ECU)202、203に伝播され、その影響で故障や制御の不安定化が生じるという問題があり、解決が望まれている。
本発明は、以上のような課題に基づきなされたもので、目的とするところは、車両制御装置や他の制御装置を互いに接続する電気回路に対し、充電器の連結器を車両の充電口に接続する際に生じるスパークやノイズが生じることに起因して、電気回路側の制御装置に故障や制御の不安定が生じることを防止できる充電システムを提供することにある。
この発明の請求項1は、車両のバッテリの制御を行うバッテリ制御装置と、該バッテリ制御装置と第1電気回路を介して制御情報の授受を行う車両制御装置と、前記第1電気回路から分岐される第2電気回路を介して前記バッテリ制御装置と制御情報の授受を行う充電装置とを備える充電システムにおいて、
前記第1電気回路は前記車両制御装置に含まれる第1終端抵抗と、前記バッテリ制御装置に含まれる第2終端抵抗と、前記第1電気回路から前記第1終端抵抗を断接する第1切替手段とを有し、
前記第2電気回路は前記充電装置に含まれる第3終端抵抗と、前記第1電気回路から第2電気回路を断接する第2切替手段とを有し、
前記車両制御装置は、前記充電装置と前記車両との接続を検出する接続検出部と、前記第1及び第2切替手段の切替作動を制御する切替制御部とを有し、
前記切替制御部は、前記接続検出部により接続が検出された場合に前記第1切替手段を接から断へ作動させると共に前記第2切替手段を断から接へ作動させる、ことを特徴とする充電システム。
この発明の請求項2は、請求項1に記載の充電システムにおいて、前記第1切替手段は前記車両制御装置内に配設されることを特徴とする。
この発明の請求項3は、請求項1又は2に記載の充電システムにおいて、前記第2電気回路は、前記車両に配設される車両側回路と前記充電装置に配設される充電側回路から構成され、前記車両側回路と前記第2切替手段とは前記車両制御装置内に配設される、ことを特徴とする。
この発明の請求項4は、請求項に記載の充電システムにおいて、前記充電装置は該充電装置から前記車両に搭載されたバッテリに電力を供給するケーブルを有し、前記充電側回路の一部は前記ケーブル内に配設される、ことを特徴とする。
この発明の請求項5は、請求項1乃至4のうちの何れか一つに記載の充電システムにおいて、前記ケーブルの一端にはコネクタが取付けられ、
前記接続検出部は、前記コネクタが前記車両に接続されたときに前記充電装置と前記車両とが接続されたと検出する、ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、充電装置と車両との接続を接続検出部が検出した後に車両制御装置が第1及び第2切替手段の切替作動を実行するため、たとえ充電装置側からスパーク電流が発せられたとしても、その時点で切替作動が実行されてない。このため、スパーク電流が第1電気回路、バッテリ制御装置及び車両制御装置に伝播されることを防ぎ、第1電気回路、バッテリ制御装置及び車両制御装置の損傷を回避し、ノイズが生じることに起因する制御の不安定化を防止できる。
請求項2の発明によれば、第1切替手段が車両制御装置内に配設されるため、第1切替手段が故障した場合には車両制御装置のみを交換すればよく修理を行いやすい。
請求項3の発明によれば、車両側回路と第2切替手段とを車両制御装置内に配設することができるため、回路を構成しやすくなる。また、第2切替手段或いは車両側回路の損傷時には車両制御装置ごと交換することが可能になり修理が行いやすくなる。
請求項4の発明によれば、充電側回路の一部がケーブル内に配設されるため、充電側回路の保護が図れる。
請求項5の発明によれば、コネクタが接続されたときに接続検出部は接続を検出するため、第1電気回路、バッテリ制御装置及び車両制御装置への充電装置からのスパークの伝播を確実に回避することができる。
本発明の一実施形態である急速充電システムの全体構成図である。 図1の急速充電システムで用いる電気回路の通常走行時の制御機能を説明するブロック図である。 図1の急速充電システムで用いる電気回路の急速充電時の制御機能を説明するブロック図である。 図1の急速充電システムを搭載する車両の充電器接続状態での概略構成図である。 図1の急速充電システムで用いる急速充電器の連結器のケーブル部分の拡大断面斜視図である。 図1の急速充電システムで用いる車両制御手段が行う急速充電処理の際の処理順序を説明するブロック図である。 図1の急速充電システムで用いる車両制御手段が行う充電器制御ルーチンのフローチャートである。 従来の急速充電システムを搭載する車両の充電器接続状態での概略構成図である。
以下、本発明が適用された急速充電システムを実現する実施の形態を説明する。
図1は本発明の急速充電システムを構成する車両1の全体構成を示した。
この急速充電システムは、電気自動車である車両1(図4参照)が搭載する蓄電装置であるバッテリ5の蓄電容量(SOC)を所定の回復容量まで充電装置としての急速充電器12により比較的短時間で充電処理するよう機能できる。
車両1は車両制御装置22を搭載し、この車両制御装置22は走行時において不図示の車輪駆動用の電動機を制御し、車両のバッテリ5の充電を行う場合は充電制御モードで充電制御する機能を備える。更に、この車両1は車両制御装置22以外にも車載機器(車両の要素)の制御を行う要素制御装置(32、33、34)を複数搭載し、これら車両制御装置22及び複数の要素制御装置32〜34は、CAN(Controller Area Network)通信システムを成す第1電気回路A1により相互に制御信号の授受を行うよう接続されている。
ここで、要素制御装置32〜34とは、車両1の搭載機器(要素)であるドアロック部やキーレスエントリー、ヘッドライト、ドアミラー、ワイパー等の電装品をトータルに制御する電子機器制御手段(ETACS)32、走行駆動系の駆動系制御手段(MCU)33、車両のバッテリ5の充電容量SOC、セル電圧/温度、電池異常の各値を演算するバッテリ制御手段(BMU)34であり、これら以外の不図示の車載機器(車両の要素)の制御手段が接続されても良い。
図2、3に示すように、車両1の走行時において、車両制御装置22は第1電気回路A1の2線式通信ライン3を共通のバスラインとして用いて、要素制御装置32〜34と信号の授受を行う。ここで、2線式通信ライン3であるCANH301とCANL302に反転信号を送出し、両H、Lライン301、302の電圧差から、通信ライン上のデータが“1”であるか“0”であるかを判定し、これらにより各種データの授受を行っている。
一方、充電時において、車両1は外部電源6を備えた急速充電器12(図1参照)の設置場所に移動し、そこで急速充電器12の連結器接続手段19が車両の充電口13(図4参照)に接続されることで急速充電システムを構成する。この場合、急速充電器12の接続操作に応じて、第1電気回路A1には分岐状態で第2電気回路A2が接続される。これにより、車両制御装置22は急速充電器12の外部電源制御手段(CGECU)7と第2電気回路A2及び第1電気回路A1を介して相互に接続され、これに応じて、車両制御装置22が後述する充電モードmcで制御を行う。
車両制御装置(EVECU)22、電子機器制御手段(ETACS)32及びその他の要素制御装置(33、34)は共に、図2、3に示すように、車載機器(車両の要素)を制御するCANコントローラ110を内蔵するマイコン100と、CANコントローラ110の送信端子TXDと受信端子RXDとが接続されるCANトランシーバ120とを有している。
ここでCANコントローラ110はCAN通信を制御し、マイコン100はCANコントローラ110を制御するとともに、それぞれが担当する車載機器(車両の要素)の制御を行う。
CANコントローラ110に接続されたCANトランシーバ120は、他の要素制御装置33、34との間でデータを送受信するものであり、送受信回路を内部に備える。CANトランシーバ120と2線式通信ライン3の一方の端子CANHは通信線のCANH301に接続され、他方の端子CANLは通信線13のCANL302に接続される。このCANトランシーバ120により、2線式通信ライン3上でデータの授受を行なっている。
図2、3に示すように、車両制御装置(EVECU)22と電子機器制御手段(ETACS)32とは2線式通信ライン3(ネットワークバス)のマスターECUとして両側端p1に接続される。これら車両制御装置22と電子機器制御手段(ETACS)32とは、例えば120Ωの第1、第2終端抵抗4、4’により互いに接続される。これにより、CAN通信システムを成す第1電気回路A1は、その代表的標準ネットワークプロトコルであるCANプロトコルを用い、ここに接続された車両制御装置(EVECU)22、電子機器制御手段(ETACS)32、その他の要素制御装置33、34の相互間での通信を安定して行っている。
図1に示すように、2線式通信ライン3のCANH301とCANL302の車両制御装置(EVECU)22側の各一端部p1間は一対の第1スイッチ(第1切替手段)23に挟まれた状態の終端抵抗4を介して接続されている。
一対の第1スイッチ23は常閉(通常時接続)のスイッチで、車両制御装置22のマイコン100からのオン(切断出力)により閉じ(切断)に切り換わり(図3参照)、この際、車両制御装置22の終端抵抗4を切り、マスターの機能を排除するよう構成される。 ここで、電子機器制御手段(ETACS)32の終端抵抗4’は常時終端抵抗として機能するが、車両制御装置22の終端抵抗4は後述する充電モードmcでの制御に入ると、一対の第1スイッチ23(図2参照)が切断されることで、終端抵抗の機能が排除されるよう構成されている。
図1〜図3に示すように、車両制御装置22と電子機器制御手段(ETACS)32以外の複数の要素制御装置33、34は、それぞれの端子CANHと端子CANL間が3KΩの抵抗で接続され、これにより各要素制御装置を保護している。
ところで、車両制御装置(EVECU)22はマイコン100とCANコントローラ110とCANトランシーバ120とを有する。ここでマイコン100は制御対象である電動機21を制御する定常モードmn(図2参照)と、充電リレー29をオンしてバッテリ5の急速充電を行なう充電モードmc(図3参照)とに切替えて行う。
図2に示すように、車両1が定常モードmnで駆動する場合には、車両制御装置22は各センサから入力されたデータをデジタル化してCANコントローラ110より第1電気回路A1に送信する。あるいは、CANコントローラ110を介して2線式通信ライン3上から得た情報(データ)を元にして、電動機21や各車載機器を制御する。
図3に示すように、充電モードmcに切り換わると、車両制御装置22は車載のバッテリ5の急速充電のため、充電リレー29を接合に切換え制御を行う。更に、バッテリ制御手段(BMU)34と信号の授受を行い、バッテリ5の充電容量SOC、セル電圧/温度、電池異常の各状態情報に応じて車載のバッテリ5の充電制御を行う。
なお、図1中符号C1は第1スイッチ断続時の緩衝用のコンデンサを示し、符号D1〜D3は2線式通信ライン3のCANH301とCANL302におけるゼロ電位設定用のダイオード列を示し、符号RCは外乱となる高周波信号を阻止する高周波チョークコイルを示す。
更に、図1に示すように、CANH301とCANL302における各一端部p1はそれぞれ分岐して各分岐通信線26を延出し、各第2スイッチ(第2切替手段)24を介して後述の車体側コネクタ14に設けた各分岐通信用接点25に接続する。
各第2スイッチ24は車両制御装置22のマイコン100からのオン(接続出力)により開き(接続)に切り換わり、車体側コネクタ14に設けた各分岐通信用接点25に後述の2本の給電側送信線9の接続接点27が接することで、第1電気回路A1に対し、分岐状態で第2電気回路A2が連結され、この第2電気回路A2を介して外部電源制御手段7が接続される(図3参照)。
なお、図1中符号rsは抵抗、C2はコンデンサで、これらの働きで第2スイッチ24の接続切換え時のノイズ発生を低減している。
ところで、図4に示すように、車両1の外壁には充電口13が形成される。充電口13には車体側コネクタ14(図1参照)が取付けられ、この車体側コネクタ14には適時に車外の急速充電器12より延出する連結器11の先端の連結器側コネクタ15が接続可能である。両コネクタ14、15は不図示の機械的係合部を機械的に操作することで係合、解除可能に形成され、これらにより連結器接続手段19が構成されている。
図1に示すように、車体側コネクタ14には一対の分岐通信用接点25が取付けられ、更に、車両制御装置22のマイコン100から延びる充電開始信号ssを伝達する充電開始信号線k2および充電許可信号skを伝達する充電許可信号線k3の各接点g1、g2が取付けられる。更に、車体側コネクタ14には同コネクタに連結器側コネクタ15が機械的に接続した状態に達すると、コネクタ接続信号scを信号線k1を介してマイコン100に入力できる接続検知接点g3が取付けられる。更に、バッテリ5に急速充電リレー29を介して達する車内給電線16の接続接点17が取付けられる。
このような車両1は適時に急速充電器12を備えた車両駐車位置に移動する。ここで、図1に示すように、急速充電器12から延びる連結器11の先端に設けられた連結器側コネクタ15が車体側コネクタ14に接続される。
急速充電器12はその本体に充電制御の指示を行う操作パネル121を備え、本体内部に外部電源制御手段7を備え、本体より延びるケーブル状の連結器11を備える。操作パネル121に接続された外部電源制御手段7は不図示の電力制御回路を介して外部電源6からの電力を外部給電線(高電圧線)8側に供給、遮断するよう制御する。この外部給電線8は連結器11に支持された状態で延出し、その先端が連結器側コネクタ15の給電接点18に達する。
外部電源制御手段7は車両制御装置22と同様に、図2、図3に示すようにマイコン100とCANコントローラ110とCANトランシーバ120とを有する。ここでのマイコン100は操作パネル121からの給電指示の入力を受けることで制御対象である不図示の充電制御回路を所定の充電モードmc(図3参照)で駆動制御する。
CANトランシーバ120の一対の端子CANH、CANLは一対の給電側送信線9を連結器11に支持された状態で延出し、図1に示すように、連結器側コネクタ15の一対の接続接点27に接続する。
図3に示すように、外部電源制御手段7は、第2スイッチ24がオン(接続)した際に、第2電気回路A2を介して第1電気回路A1に接続され、車両制御装置22に代えてマスターとして機能する。その際、CANトランシーバ120の近傍側の一方及び他方の端子CANH、CANL間を接続する終端抵抗28が車両制御装置22側の終端抵抗4に代えて使用されることとなる。この終端抵抗28も終端抵抗4と同様に、120Ωのものが採用され、これにより、外部電源制御手段7、車両制御装置22を含むCAN通信システム2がCANプロトコルを使用して相互通信を行うことが可能となる。
なお、図1に示すように、急速充電器12の本体より延びるケーブル状の連結器11の先端の連結器側コネクタ15には、外部電源制御手段7の一対の給電側送信線9に接続する一対の接続接点27と、外部電源制御手段7から延び、充電開始信号ssを伝達する充電開始信号線k2および充電許可信号skを伝達する充電許可信号線k3の各接点g11、g21とが取付けられる。更に、急速充電器12より延びる外部給電線8の先端の給電接点18が取付けられる。
上述のような充電システムを備えた車両1が定常モードmnにある場合の制御を説明する。
この場合、第1電気回路A1は2線式通信ライン3の両端にマスターとしての車両制御装置22と電子機器制御手段(ETACS)32を備え、CANプロトコルを使用して相互に制御信号の授受を行い、担当する各車載機器の制御を行う。同時に、その他の要素制御装置33、34もそれぞれ対象とする車載機器(車両の要素)の制御を行い、定常のEV走行を行う。
これに対し、車載のバッテリ5の蓄電容量(SOC)が低下し、所定の回復容量に接近したとの情報が、バッテリ制御手段(BMU)34より車両制御装置22に入力されるとする。この際、車両1は急速充電器12を備えた施設に移動し、そこで、急速充電器12によりバッテリ5を急速充電し、蓄電容量(SOC)の回復を図ることとなる。
ここでは、まず、急速充電器12の本体より延びるケーブル状の連結器11の先端の連結器側コネクタ15を車両の充電口13の車体側コネクタ14に結合させ、不図示の機械的係合手段を操作者が操作することで連結器接続手段19が両コネクタ14、15を確実に締結する。この車両1と急速充電器12の接続により、第1電気回路A1に分岐状態で第2電気回路A2と接続される。
次に、この際の挙動を図6の急速充電処理順序説明図、及び図7の充電器制御ルーチンに沿って説明する。
車両1が急速充電器12の設置エリアに停車した後、操作者が急速充電器12のボタン操作により充電開始指令を入力する(図6中の(a)参照)。更に、操作者が車体側コネクタ14に急速充電器12の連結器側コネクタ15を機械的に結合する(図6中の(b)参照)。これにより、車体側コネクタ14に連結器側コネクタ15が結合した状態が接続検知接点g3(図1参照)で検知されると車両制御装置(EVECU)22の制御処理は図7の充電器制御ルーチンのステップs1に達する。
ここで車体側コネクタ14に連結器側コネクタ15が結合した状態が接続検知接点g3(図1参照)で検知されると、その情報は急速充電開始信号(コネクタ接続信号)scとして車両制御装置22に入力される(図6中の(a)参照)。ここで、急速充電開始信号(コネクタ接続信号)scの入力前はステップs5に進み、入力後はステップs2に進む。
急速充電開始信号(コネクタ接続信号)scの入力後にステップs2達すると、ここでは、車体側コネクタ14に連結器側コネクタ15が結合されることで一対の分岐通信用接点25(図1参照)に給電側送信線9の一対の接続接点27が接続したと見做し、これを車両制御装置22が確認したこととなる(図6中の(a)参照)。なお、この時点において、各分岐通信線26の第2スイッチ24は切断状態にある。
このため、一対の分岐通信用接点25に一対の接続接点27が接触する際に、スパークやノイズが発生したとしても、このスパーク等が第1電気回路A1の2線式通信ライン3側に伝わることはない。即ち、この際、スパーク等が生じても、これに起因して第1電気回路A1側の車両制御装置22や複数の要素制御装置32〜34が損傷したり、不安定な制御をし、故障することを確実に防止できる。
更に、このステップs2では、急速充電開始準備処理に入る。急速充電開始準備処理では、まず、車両制御装置22が第1スイッチ23、23のオフ(遮断)、第2スイッチ24、24のオン(接続)を出力する(図6中の(c)参照)。
これにより急速充電器12の外部電源制御手段7が第2電気回路A2を介して第1電気回路A1の2線式通信ライン3に接続され、車両制御装置22における終端抵抗4は切断される。すると外部電源制御手段7が第2電気回路A2を介して2線式通信ライン3の一端のマスターとして機能し、車両制御装置(EVECU)22は両マスター7、32間の一つの要素制御手段として機能できる。
この後、車両制御装置(EVECU)22が外部電源制御手段7とデータの授受を開始でき、急速充電器12の制御データを確実に受信でき、急速充電を的確に監視できる。
次いで、車両制御装置(EVECU)22が外部電源制御手段7に急速充電許可(禁止)信号skを出力する(図6中の(d)参照)。車両制御装置22からの急速充電許可信号skを受けることで外部電源制御手段7は車両1が外部電力の充電を受け入れる体制に入ったことを確認できる。
次いで、車両制御装置22は急速充電許可(禁止)信号skの送信後、急速充電の準備、車両1の状態情報を取り込み、外部電源制御手段7との充電制御体制に入る(図6中の(e)参照)。
一方、外部電源制御手段7は急速充電許可(禁止)信号skの受信に応じて、急速充電器12の充電準備処理、車両1の状態情報の確認後、急速充電器12を充電開始状態に切換え、その充電開始(停止)信号ssを車両制御装置22に出力する(図6中の(f)参照)。
この後、ステップs3に進み、急速充電電流制御処理に進む。
ここで車両制御装置22は、充電開始(停止)信号ssを受け、外部充電器12が充電体制に入ったとして、車両側の給電回路の急速充電リレー29をオンに切換え制御する。 この後、車両制御装置22は、バッテリ5の蓄電容量(SOC)、セル電圧/温度、電池異常の各値を制御手段BMUから受け取り、これら入力情報に応じた制御値により急速充電コンタクタを制御する(図6中の(g)参照)。これにより、急速充電電流/電圧を車両制御装置22と外部電源制御手段7との間で調整し、バッテリ5を急速充電し、目標の蓄電容量(SOC)に回復させる(図6中の(h)参照)。
バッテリ5の蓄電容量(SOC)が所定値を上回るとステップs4に達する。ここでは、充電処理を停止し、この電流停止を受け、外部電源制御手段7は外部充電器12を充電停止に切換え、操作パネル121の表示灯を所定時間点灯し、これに応じて、操作者は連結器接続手段19の機械的係合手段を解除し、車体側コネクタ14よりの連結器側コネクタ15を外す。
これに応じて車両制御装置22が一対の第1スイッチ23をオン処理し、2線式通信ライン3のCANH301とCANL302を終端抵抗4により接続し、第2スイッチ24をオフ処理し、分岐通信線26を切断して車体側コネクタ14側と非接続状態を保持する。この切換え処理により、第1電気回路A1より第2電気回路A2が分断され、2線式通信ライン3の両端にマスターとしての車両制御装置22と電子機器制御手段(ETACS)32を備えた第1電気回路A1に戻され、定常モードmnでの制御に入る。
この後、ステップs5に進むと、ここでは、充電モード継続か否かの判断に入る。コネクタ接続信号scがオンの間はステップs1に戻り、一方、コネクタ接続信号scがオフでは今回の制御を終了する。
このように、図1の充電システムでは、車体側コネクタ14に連結器側コネクタ15が結合されることで、分岐通信用接点25に給電側送信線9の接続接点27が接続し、その際発せられるコネクタ接続信号scに応じて、車両制御装置22が第1スイッチ23を接続より断に切換え第2スイッチ24を断より接続に切換える。
この切替えにより、外部電源制御手段7の給電側送信線9に設けた終端抵抗28が車両制御装置22の終端抵抗4に代わって第2電気回路A2の一端の終端抵抗として機能し、その際外部電源制御手段7がマスターとして駆動する。
このように、車体側コネクタ14に連結器側コネクタ15が結合されることで車両制御装置22が急速充電器12の外部電源制御手段7を容易に第2電気回路A2を介して第1電気回路A1側に接続するよう制御するので、充電制御中において、外部電源制御手段7と車両制御装置22との信号の授受を容易に行え、別途の相互通信ラインを設ける必要がなく、システム構成の簡素化を図れ、コスト増を抑制できる。
更に、図1に示した充電システムでは、第1スイッチ23を断に切換え、第2スイッチ24を接続に切換えた後に、外部給電線8及び車内給電線16に直列接続の急速充電リレー29をオンして、接続に切換えて急速充電器12による蓄電装置の充電を開始でき、充電条件を十分に確認した上で充電を開始でき、以後の充電制御中も車両制御装置22と外部電源制御手段7とが確実にデータの授受を行え、急速充電を安全に行える。
更に、図1に示した充電システムでは、車両制御装置22からの急速充電許可信号skを受けることで外部電源制御手段7は車両側が外部電力の充電を受け入れる体制に入ったことを容易に確認でき、急速充電を安全に行える。
更に、車両制御装置22が外部電源制御手段7からの充電開始信号ssを受けることで、この車両制御装置22は急速充電器12がバッテリ5の充電を開始できる体制にあることを容易に確認でき、急速充電リレー29を接続に切換える処理を安全に行える。
上述のところにおいて、車両は電気自動車(EV)として説明したが、その他の電動機の出力により車輪を駆動して走行する車両である、シリーズハイブリッド車やシリーズパラレルハイブリッド車でも良く、いずれの場合も図1の充電システムを適用することで同様の作用効果が得られる。
1 車両
3 2線式通信ライン(通信線)
4、4’ 第1、第2終端抵抗
5 バッテリ(蓄電装置)
6 外部電源
7 外部電源制御手段
8 外部給電線
9 給電側送信線
11 連結器
12 急速充電器
13 充電口
14 車体側コネクタ
15 連結器側コネクタ
16 車内給電線
17 接続接点
18 給電接点
19 連結器接続手段
21 電動機
22 車両制御装置(EVECU)
23 第1スイッチ
24 第2スイッチ
25 分岐通信用接点
26 分岐通信線(車両側回路)
27 接続接点
28 第3終端抵抗
29 急速充電リレー
32 電子機器制御手段(ETACS)
33 駆動系制御手段(要素制御装置:MCU)
34 バッテリ制御手段(要素制御装置:BMU)
mc 充電モード
mn 定常モード
p1 通信線の一端部
sa 急速充電許可信号
sc コネクタ接続信号
ss 充電開始信号
A1 第1電気回路
A2 第2電気回路

Claims (5)

  1. 車両のバッテリの制御を行うバッテリ制御装置と、該バッテリ制御装置と第1電気回路を介して制御情報の授受を行う車両制御装置と、前記第1電気回路から分岐される第2電気回路を介して前記バッテリ制御装置と制御情報の授受を行う充電装置とを備える充電システムにおいて、
    前記第1電気回路は前記車両制御装置に含まれる第1終端抵抗と、前記バッテリ制御装置に含まれる第2終端抵抗と、前記第1電気回路から前記第1終端抵抗を断接する第1切替手段とを有し、
    前記第2電気回路は前記充電装置に含まれる第3終端抵抗と、前記第1電気回路から第2電気回路を断接する第2切替手段とを有し、
    前記車両制御装置は、前記充電装置と前記車両との接続を検出する接続検出部と、前記第1及び第2切替手段の切替作動を制御する切替制御部とを有し、
    前記切替制御部は、前記接続検出部により接続が検出された場合に前記第1切替手段を接から断へ作動させると共に前記第2切替手段を断から接へ作動させる、ことを特徴とする充電システム。
  2. 前記第1切替手段は前記車両制御装置内に配設される、ことを特徴とする請求項1に記載の充電システム。
  3. 前記第2電気回路は、前記車両に配設される車両側回路と前記充電装置に配設される充電側回路から構成され、前記車両側回路と前記第2切替手段とは前記車両制御装置内に配設される、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の充電システム。
  4. 前記充電装置は該充電装置から前記車両に搭載されたバッテリに電力を供給するケーブルを有し、前記充電側回路の一部は前記ケーブル内に配設される、ことを特徴とする請求項に記載の充電システム。
  5. 前記ケーブルの一端にはコネクタが取付けられ、
    前記接続検出部は、前記コネクタが前記車両に接続されたときに前記充電装置と前記車両とが接続されたと検出する、ことを特徴とする請求項1乃至4のうちの何れか一つに記載の充電システム。
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