JP5445018B2 - 排熱回収方法、および排熱回収装置 - Google Patents

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Description

本発明は、排熱回収方法、および排熱回収装置に関する。
熱供給システムとしては、ボイラで生成した蒸気の熱を対象物に伝える構成が一般的に知られている(例えば、特許文献1参照)。また、ヒートポンプの媒体の熱を対象物に伝える構成が知られている。ヒートポンプは、サイクル外の熱(低温熱源の熱)を利用することにより、エネルギー利用効率が比較的高いことが知られている。
特開平6−249450号公報
ヒートポンプを用いた熱供給システムでは、ヒートポンプに熱を供給するための排熱回収技術の確立が望まれている。
本発明は、ヒートポンプに好ましく適用可能な排熱回収方法及び排熱回収装置を提供す
ることを目的とする
本発明の態様に従えば、ヒートポンプに熱を供給するための排熱回収方法であって、前記ヒートポンプからの熱が利用される第1熱装置の排熱を回収する工程と、前記ヒートポンプから熱的に離れた第2熱装置の排熱を回収する工程と、前記第1熱装置及び前記第2熱装置の少なくとも一方からの回収熱を少なくとも一時的に第1蓄熱部に蓄える工程と、前記第1熱装置の排熱、前記第2熱装置の排熱、及び前記第1蓄熱部のうちの少なくとも1つを、前記ヒートポンプの熱源に割り当てる工程と、を含み、前記割り当てる工程は、前記第1熱装置の排熱を、前記ヒートポンプの熱源に優先的に割り当てる工程を含む排熱回収方法が提供される。
本発明の別の態様に従えば、ヒートポンプに熱を供給するための排熱回収装置であって、前記ヒートポンプからの熱が利用される第1熱装置の排熱を回収する第1熱回収部と、前記ヒートポンプから熱的に離れた第2熱装置の排熱を回収する第2熱回収部と、前記第1熱回収部及び前記第2熱回収部の少なくとも一方からの回収熱を少なくとも一時的に蓄える第1蓄熱部と、前記第1熱回収部、前記第2熱回収部、及び前記第1蓄熱部のうちの少なくとも1つを、前記ヒートポンプの熱源に割り当てる制御部と、を備え、前記制御部は、前記第1熱回収部を、前記ヒートポンプの熱源に優先的に割り当てる排熱回収装置が提供される。
本発明のさらに別の態様に従えば、第1熱装置に向けて第1流体を供給する供給装置と、第2流体が流れるヒートポンプであって、前記第2流体の熱が前記第1流体に伝達可能な前記ヒートポンプと、前記第1熱装置の排熱を回収する第1熱回収部と、前記ヒートポンプから熱的に離れた第2熱装置の排熱を回収する第2熱回収部と、前記第1熱回収部及び前記第2熱回収部の少なくとも一方からの回収熱を少なくとも一時的に蓄える蓄熱部と、前記第1熱回収部、前記第2熱回収部、及び前記蓄熱部のうちの少なくとも1つを、前記ヒートポンプの熱源に割り当てる制御部と、を備えた熱供給システムが提供される。
本発明の態様によれば、排熱を利用した複数の熱源の割り当てが制御されることにより、ヒートポンプに好ましく適用可能な排熱回収方法及び排熱回収装置が提供される。
また、本発明の態様によれば、安定的な排熱利用により、ヒートポンプを使用してエネルギー効率の高い熱供給システムが提供される。
一実施形態を示す概略図である。 排熱回収装置の動作の一例を示すフローチャートである。 他の実施形態を示す概略図である。 排熱回収装置の動作の他の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、一実施形態における、排熱回収装置を含む熱供給システムS1を示す概略図である。
図1に示すように、熱供給システムS1は、ヒートポンプ(ヒートポンプ回路)20を有する加熱装置12と、供給装置16と、排熱回収装置17と、制御装置(制御部)18とを備える。制御装置18は、システム全体を統括的に制御する。熱供給システムS1の構成は設計要求に応じて様々に変更可能である。
加熱装置12において、ヒートポンプ20は、蒸発、圧縮、凝縮、及び膨張の各工程からなるサイクルにより、低温の物体から熱を汲み上げ、高温の物体に熱を与える装置である。ヒートポンプは一般に、エネルギー効率が比較的高く、結果として、二酸化炭素等の排出量が比較的少ないという利点を有する。
本実施形態において、ヒートポンプ20は、吸熱部21、圧縮部(不図示)、放熱部23、及び膨張部(不図示)を有し、これらは導管を介して接続されている。ヒートポンプ20において、導管内を作動流体が流れる。本実施形態において、ヒートポンプ20は、作動流体の熱を用いて供給装置16を流れる被加熱流体(第1流体、空気など)を加熱することができる。
吸熱部21では、導管(主経路)を流れる作動流体(第2流体)がサイクル外の熱源(低温熱源)の熱を吸収する。本実施形態において、ヒートポンプ20の吸熱部21は、排熱回収装置17の放熱部160に熱的に接続され、その内部で作動流体が蒸発する蒸発器を含む。放熱部160を流れる媒体の熱がヒートポンプ20の吸熱部21に吸収される。排熱回収装置17については後述する。
ヒートポンプ20の圧縮部は、圧縮機等によって作動流体を圧縮する。この際、通常、作動流体の温度が上がる。圧縮部は、単段圧縮構造、又は作動流体を複数段に圧縮する多段圧縮構造を有することができる。圧縮の段数は、熱供給システムS1の仕様に応じて設定され、1、2、3、4、5、6、7、8、9、あるいは10以上である。圧縮部は、軸流圧縮機、遠心圧縮機、レシプロ式圧縮機、ロータリー式圧縮機などの様々な圧縮機のうち、作動流体の圧縮に適するものが適用される。圧縮機には動力が供給される。多段圧縮構造を有する圧縮部において、多軸圧縮構造又は同軸圧縮構造が適用可能である。
放熱部23は、圧縮部で圧縮された作動流体が流れる導管を有し、導管(主経路)内を流れる作動流体の熱をサイクル外の熱源(被加熱流体)に与える。放熱部の数は、システムS1の仕様に応じて設定され、1、2、3、4、5、6、7、8、9、あるいは10以上である。
ヒートポンプ20の膨張部は、減圧弁またはタービン等によって作動流体を膨張させる。この際、通常、作動流体の温度が下がる。タービンを使用した場合には膨張部から動力を取り出すことができ、その動力を例えば圧縮部に供給してもよい。ヒートポンプ20に使用される作動流体として、フロン系媒体(HFC 245fa、R134aなど)、アンモニア、水、二酸化炭素、空気などの公知の様々な熱媒体が、システムS1の仕様及び熱バランスなどに応じて用いられる。ヒートポンプ20の放熱部23を流れる作動流体の少なくとも一部が超臨界状態になってもよい。
供給装置16は、加熱装置12(ヒートポンプ20)を用いて加熱された流体(被加熱流体)を第1熱装置(外部装置)81に供給する。本実施形態において、第1熱装置81は、ヒートポンプ20の放熱部23からの熱が被加熱流体に伝わる加熱部71を含む。
なお、本実施形態において、被加熱流体は空気であり、第1熱装置81には高温の空気(乾燥用空気)が供給される。本実施形態において、第1熱装置81は、乾燥対象物が乾燥される乾燥装置を含むことができる。産業用電気部品、汚泥、木材、樹脂、砂、家庭ごみ、産業ごみ、塗装物、産業用衣類、機械部品、食料品など、様々な物体を乾燥対象にできる。他の実施形態において、被加熱流体は乾燥用以外の空気、あるいは空気以外の流体にできる。空気以外の被加熱流体としては、例えば、水、圧縮水、薬品、粘性液などが挙げられる。また、他の実施形態において、第1熱装置81は、乾燥装置以外の他の熱利用装置を含むことができる。
供給装置16は、被加熱流体が流れる導管、ポンプなどの流体駆動機器、流体制御用の弁などを有することができる。追加的に、供給装置16は、ボイラや電気ヒータなどを含む予備加熱装置を必要に応じて有することができる。
本実施形態において、供給装置16からの被加熱流体(乾燥用空気)の出力温度は、熱需要に応じて変化できる。出力温度は、例えば、50、60、70、80、90、100、110、120、130、140、150、160、170、180、190、又は200℃以上にできる。
排熱回収装置17は、第1熱装置81の排熱を回収する第1熱回収部110と、第1熱装置81とは異なる第2熱装置82の排熱を回収する第2熱回収部120と、第1熱回収部110及び第2熱回収部120の少なくとも一方からの回収熱を少なくとも一時的に蓄える第1蓄熱部150と、放熱部160とを有する。
本実施形態において、第1熱装置81及び第2熱装置82からの熱(排熱)が排熱回収装置17を流れる熱媒体に伝わる。排熱回収装置17の放熱部160を流れる熱媒体からの熱がヒートポンプ20の吸熱部21を流れる作動流体に伝わる。排熱回収装置17は、熱媒体が流れる導管、ポンプなどの媒体駆動機器、及び媒体制御用の弁201、202、203、204、205、206、207、208などを有することができる。なお、配管構成は図1の構成に限定されず、様々に変更可能である。
本実施形態において、第2熱装置82は、ヒートポンプ20から熱的に離れている。すなわち、第1熱装置81には、ヒートポンプ20からの熱が供給されるのに対して、第2熱装置82にはヒートポンプ20からの熱は実質的に供給されない。また、第1熱装置81は、ヒートポンプ20の稼動に伴って稼動される。一方、第2熱装置82は、ヒートポンプ20の稼動状態とは実質的無関係に、独立的に稼動される。
第1熱回収部110は、第1熱装置81からの排気が流れる排気管112と、排気管112と熱的に接続され、熱媒体が流れる吸熱導管114とを有する。第2熱回収部120は、第2熱装置82からの排気が流れる排気管122と、排気管122と熱的に接続され、熱媒体が流れる吸熱導管124とを有する。他の実施形態において、第1熱回収部110(又は第2熱回収部120)は、排気を介さずに、第1熱装置81(又は第2熱装置82)の排熱を回収する構成にできる。
第1蓄熱部150は、第2熱回収部120からの熱媒体を少なくとも一時的に貯溜できる。第1蓄熱部150は、第2熱回収部120の吸熱導管124の下流部(出口側)に流体的に接続された高温熱媒体入口151と、第2熱回収部120の吸熱導管124の上流部(入口側)に流体的に接続された低温熱媒体出口152とを有する。また、第1蓄熱部150は、放熱部160の上流部(入口側)に流体的に接続された高温熱媒体出口155と、放熱部160の下流部(出口側)に流体的に接続された低温熱媒体入口156とを有する。
本実施形態において、第1蓄熱部150は、温度成層型タンクを有する。すなわち、第1蓄熱部150(蓄熱槽)において、高温熱媒体入口151及び高温熱媒体出口155が比較的高位置に配置され、低温熱媒体入口156及び低温熱媒体出口152が比較的低位置に配置される。高温熱媒体入口151及び高温熱媒体出口155の配置位置は、重力方向において低温熱媒体入口156及び低温熱媒体出口152の配置位置に比べて高い。第1蓄熱部150において、タンクの高位置に比較的高温の熱媒体からなる高温域層が形成され、タンクの低位置に比較的低温の熱媒体からなる低温域層が形成される。タンクにおいて、温度の異なる熱媒体の混合が抑制された状態で、熱媒体の入出力が行われる。温度成層型のタンクは、蓄熱にかかるコスト抑制に有利である。
本実施形態において、排熱回収に用いられる熱媒体は水である。すなわち、本実施形態において、熱媒体は第1及び第2熱回収部110、120で熱伝達媒体として使用されるとともに、第1蓄熱部150で蓄熱媒体として使用される。
他の実施形態において、熱伝達媒体と蓄熱媒体とを異ならせることができる。熱伝達用の媒体として、水の他に、例えば、薬品や、粘性液が挙げられる。蓄熱媒体(蓄熱材)として、水の他に、例えば、潜熱蓄熱材が挙げられる。潜熱蓄熱材としては、例えば、エリスリトール、アルカン類等の炭化水素、ワックス系(パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス等)、酢酸ナトリウム、酢酸ナトリウム三水塩、又は無機水和塩等を主成分とする材料等が挙げられる。蓄熱材して、顕熱蓄熱材、化学反応蓄熱材、超臨界流体を用いた蓄熱材等の他の物質を用いてもよい。
放熱部160は、ヒートポンプ20の吸熱部21に熱的に接続されかつ熱媒体(水)が流れる導管を含む。吸熱部21と放熱部160とを含んで熱交換器165が構成される。熱交換器165は、低温の流体(ヒートポンプ20の吸熱部21内の作動流体)と高温の流体(排熱回収装置17の放熱部160内の熱媒体)とが対向して流れる向流型の熱交換構造を有することができる。あるいは、熱交換器165は、高温流体と低温流体とが並行して流れる並行流型の熱交換構造を有してもよい。本実施形態において、熱交換器165の熱交換構造として、公知の様々なものを採用することができる。放熱部160の導管と吸熱部21の導管とは互いに接触あるいは隣接して配置される。例えば、放熱部160の導管を、吸熱部21の導管の外周面や内部に配設することができる。熱交換器165において、排熱回収装置17の放熱部160からの伝達熱をヒートポンプ20の吸熱部21が吸収する。
本実施形態において、制御装置(制御部)18は、第1熱回収部110、第2熱回収部120、及び第1蓄熱部150のうちの少なくとも1つを、ヒートポンプ20の熱源に割り当てることができる。割り当てにかかる制御は、例えば、弁201−208の制御(開閉制御、流量制御、又は流れ方向制御など)、及び流体駆動機器の運転制御を含む。こうした制御によりヒートポンプ20の熱源として少なくとも以下の(1)、(2)、及び(3)を選択肢を定めることができる:(1)第1熱回収部110のみ、(2)第1熱回収部110+第2熱回収部120、(3)第1熱回収部110+第2熱回収部120+第1蓄熱部150。
(1)第1熱回収部110:
第1熱回収部110の吸熱導管114を流れる熱媒体が、第1熱装置81の排熱を回収する。吸熱導管114からの熱媒体が、放熱部160に供給される。放熱部160において、熱媒体からの熱がヒートポンプ20の吸熱部を流れる作動流体に伝わる。
(2)第1熱回収部110+第2熱回収部120:
第1熱回収部110の吸熱導管114を流れる熱媒体が、第1熱装置81の排熱を回収する。また、第2熱回収部120の吸熱導管124を流れる熱媒体が、第2熱装置82の排熱を回収する。吸熱導管114及び吸熱導管124からの熱媒体は、放熱部160に供給される。放熱部160において、熱媒体からの熱がヒートポンプ20の吸熱部を流れる作動流体に伝わる。
(3)第1熱回収部110+第2熱回収部120+第1蓄熱部150:
第1熱回収部110の吸熱導管114を流れる熱媒体が、第1熱装置81の排熱を回収する。また、第2熱回収部120の吸熱導管124を流れる熱媒体が、第2熱装置82の排熱を回収する。また、第1蓄熱部150から高温熱媒体出口155を介して高温の熱媒体が出力される。吸熱導管114、吸熱導管124、及び第1蓄熱部150からの熱媒体は、放熱部160に供給される。放熱部160において、熱媒体からの熱がヒートポンプ20の吸熱部を流れる作動流体に伝わる。
本実施形態において、制御装置18は、第1熱回収部110(第1熱装置81の排熱)を、ヒートポンプ20の熱源に優先的に割り当てる。以下、排熱回収装置17の動作について図2のフロー図を参照して説明する。なお、以下の説明において、第1熱回収部110(第1熱装置81の排熱)を第1熱源、第2熱回収部120(第2熱装置82の排熱)を第2熱源、第1蓄熱部150を第3熱源、と適宜称する。
まず、第1熱装置81における熱需要等を考慮して、ヒートポンプ20に供給すべき目標熱量(吸熱部21に供給される必要熱量、ヒートポンプ20の駆動に必要な熱量に相当する排熱量)が算出される(ステップ301)。
次に、算出された目標熱量と、第1熱回収部110で回収される第1熱装置81の排熱量(第1熱源の熱量)とが比較される(ステップ302)。
第1熱源の熱量が目標熱量以上の場合、その第1熱源(第1熱装置81の排熱)のみを熱源として、ヒートポンプ20が稼動される(ステップ303)。このとき、第1熱装置81の排熱が余った場合には、その排熱余剰分を第1蓄熱部150に蓄えることができる。また、第2熱装置82が稼動している場合、第2熱装置82の排熱を第2熱回収部120で回収し、第1蓄熱部150に蓄えてもよい。すなわち、第2熱装置82の排熱の余剰分を、第1蓄熱部150に蓄えることができる。
第1熱源の熱量が目標熱量未満の場合、第1熱回収部110で回収される第1熱装置81の排熱量(第1熱源の熱量)及び第2熱回収部120で回収される第2熱装置82の排熱量(第2熱源の熱量)の合計量(第1熱源+第2熱源)と、目標熱量とが比較される(ステップ304)。
第1熱源及び第2熱源の合計熱量が目標熱量以上の場合、第1熱源(第1熱装置81の排熱)と第2熱源(第2熱装置82の排熱)とを熱源として、ヒートポンプ20が稼動される(ステップ305)。このとき、第1熱装置81及び/又は第2熱装置の排熱が余った場合には、その排熱余剰分を第1蓄熱部150に蓄えることができる。
第1熱源及び第2熱源の合計熱量が目標熱量未満の場合、第1熱源(第1熱装置81の排熱)と第2熱源(第2熱装置82の排熱)と第3熱源(第1蓄熱部150)とを熱源として、ヒートポンプ20が稼動される(ステップ306)。
このように、本実施形態によれば、排熱を利用した複数の熱源の割り当てが制御される。排熱を安定的に回収することにより、高い効率で安定的にヒートポンプ20を稼動することができる。
本実施形態において、ヒートポンプ20の熱源として、第1熱装置81の排熱(第1熱回収部110、第1熱源)が優先的に割り当てられる。すなわち、第1熱装置81の排熱(第1熱回収部110、第1熱源)、第2熱装置82の排熱(第2熱回収部120、第2熱源)、及び第1蓄熱部150(第3熱源)のうち、ヒートポンプ20の熱源として、第1熱装置81の排熱(第1熱源)の優先順位が最も高い。第1熱装置81は、ヒートポンプ20からの熱を利用するので、ヒートポンプ20の稼動時には常に排熱を出す。第1熱装置81の排熱の優先的な割り当ては、安定的な排熱回収に有利である。
本実施形態において、第2熱装置82は、ヒートポンプ20から独立した状態で稼動される。第2熱装置82の排熱(第2熱回収部120の回収熱)は、ヒートポンプ20の熱源として直接的に排熱回収装置17の放熱部160に供給される、又は、第1蓄熱部150に蓄えられる。第1熱装置81の排熱だけでは、ヒートポンプ20の熱源として不十分な場合には、追加的に、第2熱装置82の排熱が直接的に又は第1蓄熱部150を介してヒートポンプ20に供給される。ヒートポンプ20において、第1熱回収部110の他に、第2熱回収部120及び/又は第1蓄熱部150を予備的に熱源に利用することにより、熱需要の変動に柔軟に対応して出力を制御することができる。
本実施形態において、第1蓄熱部150の蓄熱は、少なくともヒートポンプ20の稼動状況に応じて実行される。ヒートポンプ20が停止し、第2熱装置82が稼動しているとき、第2熱装置82の排熱を第1蓄熱部150に蓄えることができる。また、ヒートポンプ20が稼動し、第2熱装置82が稼動しているとき、ヒートポンプ20に供給されるべき必要熱量が第1熱装置81の排熱のみでまかなえる場合、第2熱装置82の排熱を第1蓄熱部150に蓄えることができる。なお、第1蓄熱部150をヒートポンプ20の熱源に割り当てると同時に、第2熱装置82の排熱(第2熱回収部120の回収熱)を第1蓄熱部150に蓄えてもよい。
本実施形態において、第2熱装置82は、任意の時間帯に稼動できる。第2熱装置82の排熱を使用した第1蓄熱部150の蓄熱を、電力料金の比較的安い時間帯に行うことにより、電力コストの低減が図られる。
本実施形態において、ヒートポンプ20の運転開始直後に、第1蓄熱部150及び/又は第2熱装置82の排熱(第2熱回収部120)をヒートポンプ20の熱源として割り当てることができる。すなわち、稼動開始直後において、第1熱装置81の排熱量が不十分である場合にも、上記の割り当てにより、安定的にヒートポンプ20が運転開始される。
追加的に、ヒートポンプ20の運転終了時において、第1熱装置81からの排熱を使用して第1蓄熱部150の蓄熱を行うこともできる。余剰排熱を蓄えることにより、排熱利用効率の向上が図られる。
なお、本実施形態において、第1熱源、第2熱源、及び第3熱源の合計熱量が、目標熱量未満となる可能性がある場合、さらに別の熱源を予備的に使用してもよい。この別の熱源としては、例えば、別の熱装置、ボイラ、電気ヒータなどが挙げられる。
図3は、他の実施形態における、排熱回収装置を含む熱供給システムS2を示す概略図である。以下の説明では、上記実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略または簡略化する。
図3に示すように、熱供給システムS2は、熱供給システムS1と同様に、ヒートポンプ(ヒートポンプ回路)20を有する加熱装置12と、供給装置16と、排熱回収装置17と、制御装置18とを備える。
排熱回収装置17は、ヒートポンプ20からの熱を利用する第1熱装置81の排熱を回収する第1熱回収部110と、ヒートポンプ20から熱的に実質的に離れた第2熱装置82の排熱を回収する第2熱回収部120と、第1熱回収部110及び第2熱回収部120の少なくとも一方からの回収熱を少なくとも一時的に蓄える第1蓄熱部150と、放熱部160とを有する。
本実施形態において、排熱回収装置17は、さらに、第1及び第2熱装置81、82とは異なる第3熱装置83の排熱を回収する第3熱回収部130と、第2蓄熱部170と、補ヒートポンプ180とを有する。排熱回収装置17は、熱媒体が流れる導管、ポンプなどの媒体駆動機器、及び媒体制御用の弁201、202、203、204、205、206、207、208、209、210などを有することができる。なお、配管構成は図3の構成に限定されず、様々に変更可能である。
第3熱回収部130は、第3熱装置83からの排気が流れる排気管132と、排気管132と熱的に接続され、熱媒体が流れる吸熱導管134とを有する。他の実施形態において、第3熱回収部130は、排気を介さずに、第3熱装置83の排熱を回収する構成にできる。
本実施形態において、第3熱装置83は、ヒートポンプ20から熱的に離れている。すなわち、第3熱装置83にはヒートポンプ20からの熱は実質的に供給されない。第3熱装置83は、ヒートポンプ20の稼動状態とは実質的無関係に、独立的に稼動される。また、第3熱装置83の排熱は、第1及び第2熱装置81、82に比べて低レベルである。例えば、第1及び第2熱装置81、82に比べて、第3熱装置83の排熱の温度レベルが低い。
第2蓄熱部170は、第3熱回収部130からの熱媒体を少なくとも一時的に貯溜できる。第2蓄熱部170に貯溜される熱媒体は、第1蓄熱部150に比べて低レベルである。例えば、第2蓄熱部170は、第1蓄熱部150に比べて低い温度レベルの熱媒体を蓄える。第2蓄熱部170は、第3熱回収部130の吸熱導管124の下流部(出口側)に流体的に接続された高温熱媒体入口171と、第3熱回収部130の吸熱導管134の上流部(入口側)に流体的に接続された低温熱媒体出口172とを有する。
本実施形態において、第2蓄熱部170は、温度成層型タンクを有する。すなわち、第1蓄熱部150(蓄熱槽)において、高温熱媒体入口171が比較的高位置に配置され、低温熱媒体出口172が比較的低位置に配置される。高温熱媒体入口171の配置位置は、重力方向において低温熱媒体出口172の配置位置に比べて高い。第2蓄熱部170において、タンクの高位置に比較的高温の熱媒体からなる高温域層が形成され、タンクの低位置に比較的低温の熱媒体からなる低温域層が形成される。タンクにおいて、温度の異なる熱媒体の混合が抑制された状態で、熱媒体の入出力が行われる。
本実施形態において、第2蓄熱部170に貯溜される熱媒体は水である。第3熱回収部130と第2蓄熱部170とを含むユニットにおいて、熱媒体は第3熱回収部130で熱伝達媒体として使用されるとともに、第2蓄熱部170で蓄熱媒体として使用される。他の実施形態において、熱伝達媒体と蓄熱媒体とを異ならせることができる。
補ヒートポンプ180は、第1蓄熱部150及び第2蓄熱部170に熱的に接続される。具体的には、補ヒートポンプ180は、ヒートポンプ20と同様に、蒸発、圧縮、凝縮、及び膨張の各工程からなるサイクルにより、低温の物体から熱を汲み上げ、高温の物体に熱を与える装置である。本実施形態において、補ヒートポンプ180は、第2蓄熱部170に蓄えられた熱を汲み上げてその熱を第1蓄熱部150に与えることができる。
補ヒートポンプ180は、吸熱部182、圧縮部(不図示)、放熱部184、及び膨張部(不図示)を有し、これらは導管を介して接続されている。吸熱部182が第2蓄熱部170に熱的に接続され、放熱部184が第1蓄熱部150に熱的に接続される。本実施形態において、吸熱部182は、第2蓄熱部170のタンク内における比較的高位置(高温域層)に配置される作動流体用の導管を含む。放熱部184は、第1蓄熱部150のタンク内における比較的低位置(低温域層)に配置される作動流体用の導管を含む。
第2蓄熱部170を熱源として補ヒートポンプ180が稼動することにより、第3熱装置83からの低レベルの排熱がヒートポンプ20の熱源として使用可能となる。この熱源は、補ヒートポンプ180の稼動を必要とするので、比較的低い優先順位が与えられる。
なお、排熱回収装置17は、必要に応じて、第3熱装置83の余剰排熱を放熱するための冷却塔等の放熱部190を有することができる。例えば、第2蓄熱部170の蓄熱量が上限に達した場合において、第3熱装置83の排熱が放熱部190を介して外部に放出される。
代替的又は追加的に、熱回収後の第1熱装置81の排熱を使用して第2蓄熱部170の蓄熱を行うことができる。例えば、排熱回収装置17は、第1熱回収部110における排気管112から排出される、熱回収後の流体の熱を第2蓄熱部170内の熱媒体に伝える構成にできる。同様に、熱回収後の第2熱装置82の排熱を使用して第2蓄熱部170の蓄熱を行うこともできる。この場合、第3熱回収部130を省略してもよい。
本実施形態において、制御装置(制御部)18は、第1熱回収部110、第2熱回収部120、第1蓄熱部150、及び第2蓄熱部170(第3熱回収部130)のうちの少なくとも1つを、ヒートポンプ20の熱源に割り当てることができる。割り当てにかかる制御は、例えば、弁201−210の制御(開閉制御、流量制御、又は流れ方向制御など)、及び流体駆動機器の運転制御を含む。こうした制御によりヒートポンプ20の熱源として少なくとも以下の(1)、(2)、(3)、及び(4)を選択肢を定めることができる:(1)第1熱回収部110のみ、(2)第1熱回収部110+第2熱回収部120、(3)第1熱回収部110+第2熱回収部120+第1蓄熱部150、(4)第1熱回収部110+第2熱回収部120+第1蓄熱部150+第2蓄熱部170。(1)、(2)、及び(3)は上記実施形態と同様である。
(4)第1熱回収部110+第2熱回収部120+第1蓄熱部150+第2蓄熱部170:
第1熱回収部110の吸熱導管114を流れる熱媒体が、第1熱装置81の排熱を回収する。また、第2熱回収部120の吸熱導管124を流れる熱媒体が、第2熱装置82の排熱を回収する。また、第3熱回収部130の吸熱導管134を流れる熱媒体が、第3熱装置83の排熱を回収するとともに、その回収熱が補ヒートポンプ180によって高レベルに変化し、第1蓄熱部150に与えられる。また、第1蓄熱部150から高温熱媒体出口155を介して高温の熱媒体が出力される。吸熱導管114、吸熱導管124、及び第1蓄熱部150からの熱媒体は、放熱部160に供給される。放熱部160において、熱媒体からの熱がヒートポンプ20の吸熱部を流れる作動流体に伝わる。
本実施形態において、制御装置18は、第1熱回収部110(第1熱装置81の排熱)を、ヒートポンプ20の熱源に優先的に割り当てる。また、制御装置18は、第2蓄熱部170を、低い優先順位で、ヒートポンプ20の熱源に割り当てる。以下、排熱回収装置17の動作について図4のフロー図を参照して説明する。なお、以下の説明において、第1熱回収部110(第1熱装置81の排熱)を第1熱源、第2熱回収部120(第2熱装置82の排熱)を第2熱源、第1蓄熱部150を第3熱源、第2蓄熱部170(第3熱装置83の排熱など)を第4熱源と適宜称する。
ステップ401−405は、上記実施形態のステップ301−305と同様である。
次に、第1熱源及び第2熱源の合計熱量が目標熱量未満の場合、第1熱回収部110で回収される第1熱装置81の排熱量(第1熱源の熱量)、第2熱回収部120で回収される第2熱装置82の排熱量(第2熱源の熱量)、及び第1蓄熱部150の出力熱量(第3熱源の熱量)の合計量(第1熱源+第2熱源+第3熱源)と、目標熱量とが比較される(ステップ406)。
第1熱源、第2熱源、及び第3熱源の合計熱量が目標熱量以上の場合、第1熱源(第1熱装置81の排熱)と第2熱源(第2熱装置82の排熱)と第1蓄熱部150を熱源として、ヒートポンプ20が稼動される(ステップ407)。
第1熱源、第2熱源、及び第3熱源の合計熱量が目標熱量未満の場合、第1熱源(第1熱装置81の排熱)と第2熱源(第2熱装置82の排熱)と第3熱源(第1蓄熱部150)と第4熱源(第3熱装置83の排熱など)を熱源として、ヒートポンプ20が稼動される(ステップ408)。
なお、第4熱源を熱源としない場合には、第1蓄熱部150の蓄熱量、蓄熱変化量、タンク容量などを考慮して、補ヒートポンプ180の稼動が必要か否か判断される(ステップ409)。
ステップ409で不要と判断された場合には、補ヒートポンプ180は稼動しない(ステップ410)。
ステップ409で必要と判断された場合、又は第4熱源を熱源とする場合には、補ヒートポンプ180を稼動する(ステップ411)。
このように、本実施形態においても、排熱を利用した複数の熱源の割り当てが制御される。排熱を安定的に回収することにより、高い効率で安定的にヒートポンプ20を稼動することができる。
本実施形態において、比較的低レベルである、第3熱装置83の排熱も有効利用可能である。したがって、システム全体として、熱利用効率の向上が図られる。
本実施形態において、第1蓄熱部150の蓄熱量の変動に応じて、任意に補ヒートポンプ180を稼動することができる。補ヒートポンプ180の稼動により、いつでも第1蓄熱部150に熱を補充することができる。例えば、第1蓄熱部150の蓄熱量が所定値未満となった場合に、補ヒートポンプ180を稼動して第1蓄熱部150の熱補充が実行される。あるいは、第1蓄熱部150における時間あたりの熱減少量(熱消費率)が所定値以上である場合に、補ヒートポンプ180を稼動して第1蓄熱部150の熱補充が実行される。第1蓄熱部150の熱補充手段を備えることにより、排熱回収装置17は、長期にわたり安定してヒートポンプ20に熱を供給することができる。
本実施形態の熱供給システムS2における、エネルギー効率としての成績係数(COP:coefficient of performance)を試算した。試算結果の一例において、ヒートポンプ20のCOPが3.33、補ヒートポンプ180のCOPが3.47、システム全体のCOPが3.00であった。本試算例において、第1熱装置81に供給する乾燥空気の温度:120℃、排熱回収装置17の放熱部160における熱媒体入口温度:95℃、放熱部160における熱媒体出口温度55℃、ヒートポンプ20の出力が1000kW、補ヒートポンプ180の出力が116.2kWであった。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されることはない。上記説明において使用した数値は一例であって、本発明はこれに限定されない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。本発明は前述した説明によって限定されることはなく、添付の請求の範囲によってのみ限定される。
S1、S2:熱供給システム、20:ヒートポンプ、12:加熱装置、16:供給装置、17:排熱回収装置、18:制御装置(制御部)、21:吸熱部、23:放熱部、71:加熱部、81:第1熱装置、82:第2熱装置、83:第3熱装置、110:第1熱回収部、120:第2熱回収部、130:第3熱回収部、150:第1蓄熱部、160:放熱部、170:第2蓄熱部、180:補ヒートポンプ。

Claims (2)

  1. ヒートポンプに熱を供給するための排熱回収方法であって、
    前記ヒートポンプからの熱が利用される第1熱装置の排熱を回収する工程と、
    前記ヒートポンプから熱的に離れた第2熱装置の排熱を回収する工程と、
    前記第1熱装置及び前記第2熱装置の少なくとも一方からの回収熱を少なくとも一時的に第1蓄熱部に蓄える工程と、
    前記第1熱装置の排熱、前記第2熱装置の排熱、及び前記第1蓄熱部のうちの少なくとも1つを、前記ヒートポンプの熱源に割り当てる工程と、を含み、
    前記割り当てる工程は、前記第1熱装置の排熱を、前記ヒートポンプの熱源に優先的に割り当てる工程を含む排熱回収方法。
  2. ヒートポンプに熱を供給するための排熱回収装置であって、
    前記ヒートポンプからの熱が利用される第1熱装置の排熱を回収する第1熱回収部と、
    前記ヒートポンプから熱的に離れた第2熱装置の排熱を回収する第2熱回収部と、
    前記第1熱回収部及び前記第2熱回収部の少なくとも一方からの回収熱を少なくとも一時的に蓄える第1蓄熱部と、
    前記第1熱回収部、前記第2熱回収部、及び前記第1蓄熱部のうちの少なくとも1つを、前記ヒートポンプの熱源に割り当てる制御部と、を備え
    前記制御部は、前記第1熱回収部を、前記ヒートポンプの熱源に優先的に割り当てる排熱回収装置。
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