JP5443098B2 - 発光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、案内板、広告装置、非常口標識等の発光面を有する発光装置に関するものである。
従来、駅のホームなどの案内板や、広告宣伝用看板、建物内の非常口標識、ドアサイン、エレベータの階数表示盤等の表示板を有した照明式表示装置が知られている。
このような照明式表示装置は、駅舎や建物内外の天井、壁、ドア等に組み込んで内蔵型としたり、或いは表示板、光源を取り付けた所望形状のフレームを吊り下げて独立型とするなど様々な用途に対応できる。
特許文献1には、標識部分を備えた表示板、及びこれを用いた照明式表示装置の技術が開示されている。
この技術において、表示板は、透光性基板の表面に標識部分が設けられ、裏面に光反射部が取り付けられ、この光反射部は裏面のうち表面の標識部分を除いた箇所に形成されている。
また、特許文献1の照明式表示装置は、表示板の裏面側に投射空間を挟んで光反射面が設けられ、投射空間の外側に光源が設けられ、その光源から投射空間に投射された光が表示板の裏面に照射されて標識を照明し、表示板裏面の光反射部で反射された光は光反射面側に反射され、その光反射面により表示板の裏面側に戻し反射されて表示板の標識を照明することを特徴としている。
すなわち、上述した照明式表示装置は、正面視で略ロ字状の周枠と、この周枠の前面に取り付けられた表示板と、周枠の後面内側に設けられた光反射面と、周枠の内壁で投射空間を囲うフレームと、このフレームの内側壁に取り付けられた多数の光源とを有している。
特開2008−139511号公報
しかしながら、上記従来の照明式表示装置は、表示板の裏面側に対して周辺側方から光を投射しているため、表示板の中央付近は周枠付近よりも暗くなる。また、表示板とその後方の光反射面とは略平行に配置され(つまり、表示板と光反射面との距離は、周枠付近も中央付近も変わらない)且つ光源から離れるにつれて光反射面からの反射光も弱まるため、光反射面を設けていても、表示板の中央付近を反射光によって明るく照らすことはできない。
さらに、光源がフレームの内側壁に一定間隔を置いて取り付けられているため、光源に近い表示板の周辺部分にも明るさにムラができるという問題がある。
そこで、本発明は、上述した問題点を鑑み、長尺で円柱状の発光手段の非発光部側を枠体の内壁面に取り付け、発光手段からの光を反射させる反射手段を発光手段から離れるにつれて発光面に近づくように設けることで、発光手段から遠い部位でも十分な光量を確保でき、明るさのムラを抑えることができる発光装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、以下の技術的手段を採用した。
本発明に係る発光装置は、光を透過させる発光面および前記発光面を支持する支持枠を備えた枠体の内部に、前記発光面を内部側から照らす長尺で円柱状の発光手段および前記発光手段からの光を前記発光面に向けて反射させる反射手段が設けられた発光装置であって、前記発光手段は、その外周面に光を発する発光部および周方向の所定範囲で且つ長手方向に沿った非発光部を備えており、複数が、その長手方向に互い違いになるように前記支持枠において対向する内壁面の一方および他方に、かつ前記非発光部側が前記内壁面に対向するように取り付けられ、前記反射手段は、細長い略矩形の板状であって、その長手方向を当該発光手段の長手方向に略沿わせ且つ当該発光手段から離れるにつれて前記発光面に近づくように、前記発光手段ごとに設けられており、互い違いにその長手方向に隣り合う前記発光手段は、前記内壁面が対向する方向から見たときに一部が重なり、前記隣り合う発光手段ごとに設けられた前記反射手段は、その長手方向における隣接するその端縁が、いずれも前記隣り合う発光手段が重なる範囲に配されたことを特徴とする。
これにより、円柱状の発光手段の非発光部側を枠体の内壁面に取り付け、発光手段からの光を枠体の発光面の内部側へ反射させる反射手段を発光手段から離れるにつれて発光面に近づくように設けることで、発光手段から離れた部位であっても発光面との距離が近いため、反射光によって十分な光量を確保できる。これと共に、長尺状の発光手段の長手方向に沿って反射手段を設けているため、明るさのムラがなく広範囲に亘って光を照射することが可能となる。
また、前記枠体は、正対する前後位置に前記発光面を2つ有した略直方体であって、前記反射手段は、前記発光手段から離れるにつれて側面視で前後に幅広となるように、前記発光手段を取り付けた内壁面と対向する前記支持枠の内壁面から略V字形状に立設されていることが好ましい。
これにより、発光手段からの光を、照射ムラを抑えながら枠体前後両面の発光面に分散させることが可能となる。
前記反射手段は、前記発光手段の発光部からの光を前記発光面の内部側全域へ均一に反射可能となるように、前記略V字形状内側へ湾曲していることが好適である。
これにより、照射ムラをさらに抑えた光を、前後の発光面に対して同時に照射することができる。
さらに、前記枠体は、前面に前記発光面を設けた略直方体であって、前記反射手段は、前記発光手段を取り付けた内壁面と対向する前記支持枠の内壁面から斜めに立設され、先端部が前記発光手段の前後中心より前記発光面とは反対側に位置していることを特徴としてもよい。
これにより、反射手段の先端部が発光手段の前後中心より発光面とは反対側に位置していることで、枠体の片面(前面)に設けられた発光面に対して発光手段からの光を一様に照射することができる。
また、前記反射手段は、前記発光手段の発光部からの光を前記発光面の内部側全域へ均一に反射可能となるように、前記発光面とは反対側へ湾曲していることが好ましい。
これにより、発光面に対する照明ムラをさらに抑えることができる。
そして、前記発光手段は、透明又は半透明の筒状体と、この筒状体の内周面に軸方向に沿って並設されたLED素子とを有し、前記筒状体の外周面において、内部からの光が透過して発光する部分を前記発光部とし、前記LED素子を取り付けられて内部からの光が遮断された部分を前記非発光部としていることとしてもよい。
これにより、消費電力を削減し、長寿命化を実現することで、取り換え費用などのランニングコストを低く抑えることが可能となる。
また、前記発光手段は、前記筒状体の端部に蛍光灯用の端子台に差し込み可能な電源端子を有していることが好適である。
これにより、既存の発光装置内に使用されている蛍光灯用の端子台の使用が可能となり、蛍光灯からの取り換え工費を安くすることができる。
本発明によると、非発光部側を枠体に取り付けた長尺の発光手段からの光を、発光面の内部側に反射させる反射手段を設けることで、発光手段から遠い部位でも十分な光量を確保でき、明るさのムラを抑えることができる。
本発明の第1実施形態に係る発光装置の斜視図である。 発光装置の側面図である。 発光面を外した発光装置の正面図である。 第2実施形態に係る発光装置の側面図である。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づき説明する。
[第1実施形態]
図1〜3には、第1実施形態に係る発光装置1が示されている。
この発光装置1は、案内や広告物等の内容が表示された発光面2と、この発光面2を有する枠体4と、この枠体4内部に設けられた長尺で円柱状の発光手段5と、この発光手段5に対向するように枠体4内部に設けられた反射手段8とを有している。
なお、第1実施形態の説明においては、図1における手前側・奥手側を枠体4の前面側・後面側とする。
発光面2は、その表面に案内・業務表示や、貼り紙、貼り札などの広告物等が刻印又は貼り付けられていて、細長い略矩形状に形成されている。発光面2は、透光性のあるアクリル、セラミック等の板材で形成されており、発光面2の内部側(裏側)に光を照射することで、発光面2を介して枠体4の外部へ光が出射される。また、発光装置1を照明器具として用いた際には、発光面2は採光面の役割を果たす。
枠体4は、正面視で左右幅広の略直方体状に形成され、前記発光面2と、この発光面2を嵌め込んで支持する支持枠3とを有している。枠体4は、上部から立設するパイプ材(図示省略)を介して駅舎、デパート等の建造物の天井に取り付けられる。
支持枠3は、図3に示す如く、上述した発光面2を有した開閉枠21と、この開閉枠21を前後の開口部に取り付ける正面視で略ロ字型の外枠材22と、この外枠材22の上下側の内壁面に設けられ且つ前記発光手段5及び反射手段8を取り付ける台座23と、この台座23に設けられ且つ発光手段5の電源端子12を差し込む端子台(ソケット)11と、この端子台11に漏電ブレーカー24及び安定器25を介して接続され且つ発光手段5に外部電源から電流を供給する電源配線(図示省略)とを有している。
開閉枠21は、発光面2を取り囲んで支持する略ロ字型の枠部材であって、上部が前記外枠材22の上面に対して蝶盤等の枢支具21aによって開閉自在に枢支されている。開閉枠21の下部は、外枠材22の下面に係止部材26によって取り外し可能に固定される。よって、発光装置1設置後であっても、開閉枠21を開けて、枠体4内部の発光手段5の取換などの作業をすることができる。
外枠材22は、従来から設置されていて案内板、看板等を支持するための枠部材であって、鋼材、樹脂等によって正面視で左右幅広に形成されている。外枠材22は、前記枢支具21aが取り付けられ且つ左右に長い略矩形の上板22aと、この上板22aの両端から下方向に延設した左右一対の側枠体22bと、左右の側枠体22bの下端間にわたって取り付けられた左右に長い略矩形の下板22cとを有している。
上板22aの上面には、本実施形態においては、長手方向(左右方向)に沿って一定間隔ごとに設けられた4つの枢支具21aと、左右方向中途部に設けられた左右一対のパイプ材とが取り付けられている。このパイプ材の取付位置には、枠体4内部からの前記電源配線を挿通させる配線孔27が設けられており、電源配線は、パイプ材内を通って建築物内に設置された電源に接続される。
側枠体22bは、断面略U字状の柱体であって、内部には発光手段5によって発生する熱を外部に逃がすために、ファン等の換気手段が設けられている。側枠体22bの上面には、防虫ネットを備えた熱抜き孔28が設けられている。
下板22cは、左右方向中途部に複数(本実施形態においては、2つ)の前記係止部材26を有している。図2に示されたように、係止部材26は、下板22cの内壁に板厚方向に移動可能に取り付けられた係止板29と、この係止板29を下方から押圧して移動させる押込体30と、係止板29によって前後外方への移動が規制され且つ上述の開閉枠21下端の内壁から立設した係止突起31とを有している。
係止板29は、略中央の孔に挿通された支持軸29aに沿って上下摺動可能であり、この支持軸29aに外嵌されたバネ29bによって下向きに付勢されている。係止板29の前後端には、下方に延設する係止片29cが設けられており、係止片29cは、前記開閉枠21が閉じた状態で係止突起31の切欠部31aに係合可能となるように配備されている。
したがって、この係止部材26によって、開閉枠21は、下端が外枠材22に係止して閉じた状態で保持され、枠体4下面の外部から押込体30を押し込むことで、バネ29bの付勢力に逆らって係止板29が上昇し、係止片29cと係止突起31の切欠部31aとの係合が外れ、開閉枠21を上方に開くことが可能となる。
前記台座23は、外枠材22における上板22aの下面、及び下板22cの上面に、長手方向に沿って設けられた長尺で断面略コ字状の板材である。台座23は、上板22a、下板22cに対して、前記パイプ材と上板22aとを固定するボルト等の固定具や前記係止部材26を覆うように取り付けられる。つまり、この台座23を介して、発光手段5及び反射手段8は、外枠材22の内壁面に沿うように取り付けられる。
なお、台座23は、断面視で略コ字形状の角が面取りされており、この面取り部23aに後述する反射手段8の基端部8aが取り付けられる。
また、台座23の長さは、外枠材22の上板22a、下板22cの長さと略同一であり、既存の外枠材22の形状、大きさに応じて、長さ、幅、高さが規定される。
台座23の内部側面(すなわち、上板22a側の台座23Aの下面と、下板22c側の台座23Cの上面)には、発光手段5の電源端子12を嵌め込んで支持する端子台11が設けられている。
この端子台11は、蛍光灯用の丸形ソケットであり、図3に示す如く、長尺の各発光手段5両端を挟むように左右一対に設けられている。端子台11の各対は、上側の台座(上台座)23Aの下面に対しては、枠体4(支持枠3)の長手方向の一端寄り(図3において右寄り)に取り付けられ、下側の台座(下台座)23Cの上面に対しては、枠体4の長手方向の他端寄り(図3において左寄り)に取り付けられている。すなわち、端子台11の各対は、枠体4の内壁面に上下に互い違いに取り付けられている。
図1〜3に示すように、発光手段5は、長尺で円柱状であって、内部にLED素子10を備えたLED蛍光灯5である。
LED蛍光灯5は、透明又は半透明の筒状体9と、この筒状体9の内部に取り付けられたLED素子10と、両端に設けられた電源端子12とを有している。
筒状体9は、外周面において、内部のLED素子10からの光が透過して発光する部分(発光部6)と、LED素子10が取り付けられているため内部からの光が遮断された部分(非発光部7)とが設けられている。
筒状体9の発光部6は、各LED素子10から出射された光を、筒状体9を透過する際に拡散させるため、LED蛍光灯5は照射ムラのない一様な光を発することができる。
前記非発光部7は、筒状体9の周方向の所定範囲(図2において、中心角αである扇形の円弧部分で示す範囲)であって、且つ筒状体9の長手方向に沿って形成されている。これは、LED素子10の裏面(発光しない部分)側が筒状体9の内周壁に長手方向に沿ったLED支持部10aに並べて取り付けられ、このLED支持部10aがLED素子10の表側(発光する部分)から発する光の影になっているためであり、この影の部分が発光しない非発光部7を形成している。なお、非発光部7は、LED支持部10aの幅、大きさ等によって、筒状体9の周方向の所定範囲が変わることとなる。
LED蛍光灯5は、非発光部7側が支持枠3の内壁面(つまり、前記上台座23Aの下面、下台座23Cの上面)に対向するように配置されている。
このような配置により、発光しない非発光部7が支持枠3の内壁面に近接しているため、反射部材のない台座23を照らしても光が反射されることがないため、発光手段5からの光を有効に発光面2の内部側に照射でき、照射効率を上げることができる。
LED蛍光灯5は、端子台11と同様に、枠体4の内壁面に長手方向に略沿って上下に互い違いに取り付けられている。したがって、光源が一定間隔をおいて設けられている場合による明るさのムラがなく、発光面2の長手方向に沿って一様な光を広範囲に亘って照射することができる。
なお、LED素子10を光源として用いているため、消費電力が従来の蛍光灯の約3分の1から半分となり電気代の節約ができる。
LED蛍光灯5の電源端子12は、筒状体9の両端部を外嵌したキャップ体12aと、このキャップ体12aの端面から立設した導通可能な2本の端子ピン12bとを備えている。この端子ピン12bは、蛍光灯用の前記端子台(ソケット)11に設けられた2つのピン孔11aに挿入可能に配置されている。
また、LED蛍光灯5は、市販の蛍光灯と取り換え可能な長さに設定されており、既存の発光装置1内に使用されている蛍光灯用の端子台11に、LED蛍光灯5を差し込んで使用することが可能となり、光源を従来の蛍光灯からの取り換え時の工費を安くすることができる。
反射手段8は、図1に示す如く、細長い略矩形状の板体を、幅方向略中央にて折り曲げる(つまり、側面視で略V字形状と)することで形成した反射板8である。反射板8における略V字形状に二股に分かれた両端部(両基端部)8aが、上述した台座23の面取り部23aにビス等によって取り付けられる。
図3に示すように、反射板8は、LED蛍光灯5を取り付けた内壁面と対向する支持枠3の内壁面から立設するように取り付けられている。
すなわち、前記上台座23Aの下面に取り付けられたLED蛍光灯5に対する反射板8は、LED蛍光灯5から離れるにつれて側面視で前後に幅広となるように、その下方且つ下台座23Cの上面から立設されており、前記下台座23Cの上面に取り付けられたLED蛍光灯5に対する反射板8は、側面視で前後幅広であって、その上方且つ上台座23Aの下面から立設(垂下)されている。
つまり、反射板8は、端子台11の各対及び各LED蛍光灯5を取り付けた内壁面とは反対側に上下に互い違いに取り付けられており、反射板8とLED蛍光灯5とで上下で対をなすように配備されている。
反射板8は、表面(略V字形状外側の面)に反射性塗料を塗布しており、反射板8を上記のように配備することで、反射板8がLED蛍光灯5から離れるにつれて前後の発光面2に近づくこととなるため、光源から遠い部位においても十分な光量を確保できる。
さらに、反射板8は、前記略V字形状内側へ湾曲し、(LED蛍光灯5の直径の約20倍の曲率半径)、且つ立設した各反射板8の先端部8bが、対となるLED蛍光灯5と所定距離(LED蛍光灯5の直径の約3分の1)だけ離れた位置まで延びており、LED蛍光灯5の発光部6からの光を発光面2の内部側全域へ均一に反射可能となっている。
これにより、発光手段5からの光を、照射ムラを抑えながら枠体4の前後の発光面2に対して同時に一様に照射させることができる。
続いて、本発明の第1実施形態の使用態様を説明する。
第1実施形態に係る発光装置1は、従来から設置されていて蛍光灯や白熱電球などを用いている案内表示、看板等に対して、枠体4内部の光源等を取り換えて使用される。
まず、設置済み枠体4の開閉枠21を開き、枠体4の内部から蛍光灯などの発光手段や、それを支持する支持部材などを取り外す。
次に、枠体4における外枠材22の内壁面に、台座23、LED蛍光灯5及び反射板8を取り付ける。このとき、既存の枠体4における発光面2、支持枠3の形状、大きさ等に合わせて、前後発光面2の内部側全域を均一に照射できるように、LED蛍光灯5の形状・大きさ・配置、反射板8の前後幅・表面の曲率半径・LED蛍光灯5までの距離、台座23の高さ等を規定することとなる。
なお、本実施例においては、前後の発光面2及び支持枠3における左右方向に横長な形状(発光面2は1950×260mm、支持枠3は2132×300×100mm)に対して、2本のLED蛍光灯5(長さ1262mm、直径30mmで、非発光部7を示す扇形の中心角αが約60度)を支持枠3の上板22a、下板22cに上下互い違いに配置し、支持枠3内の左右分割する略V字形状の反射板8(前後幅60mm、曲率半径620mm)を各LED蛍光灯5と対になるように2枚配置し、各反射板8の先端部8bから各LED蛍光灯5までの距離が約10mmとなるように、台座23高さを上板22a、下板22cから35mmとしている。
上述したようにLED蛍光灯5や反射板8等を設置済みの枠体4に配備することで、LED蛍光灯5の発光部6からの光を、対となる反射板8で反射させて、両発光面2の内部側に全域を均一に照射可能となる。
発光装置1の取り付けが完了した後、各LED蛍光灯5に電流を供給し、発光面2を後方から照らすことで、案内表示、広告物等を浮かび上がらせ人目を引く。
なお、LED素子10を光源として用いているため、蛍光灯と比較して5倍以上の寿命を持つため、光源の取り換え費用などのランニングコストを低く抑えることが可能となる。また、構造が簡素化されているため、故障等の際にも、枠体4を設置した状態のままで開閉枠21を開き、修理、取り替えが容易にできる等のメリットもある。
[第2実施形態]
続いて、本発明の第2実施形態を説明する。
図4には、本発明の第2実施形態に係る発光装置1が示されている。
第2実施形態に係る発光装置1が第1実施形態と最も異なるところは、枠体4の前面(片面)にのみ発光面2を有する点にある。
発光装置1における枠体4は、発光面2を取り外した枠体4後面側を壁面Wに取り付けている。
反射手段(反射板)8は、折り曲げることなく一様な平板状に形成されている。
図4の実線で示す如く、上台座23AにLED蛍光灯5を取り付けた場合、当該LED蛍光灯5に対向する下台座23Cの前部から反射板8を立設させ、(つまり、基端部8aを下台座23Cの前側の面取り部23aに取り付け)、反射板8の先端部8bは、上台座23Aの後側の面取り部23aに取り付けられている。つまり、本実施形態においても、反射板8は、対となるLED蛍光灯5から離れるにつれて前方の発光面2に近づくように設けられている。
一方、下台座23CにLED蛍光灯5を取り付けた場合には、反射板8は、基端部8aが上台座23Aに、先端部8bが下台座23Cに取り付けられる(図4の破線参照)。
したがって、発光面2において、LED蛍光灯5から遠い部位であっても、十分な光量を得ることができる。
さらに、反射板8は、前面の発光面2とは反対側(後方)へ湾曲しており、LED蛍光灯5の発光部6からの光を、発光面2の内部側全域へ均一に反射可能となっている。
また、反射板8の先端部8bを必ずしも対向する台座23に固定することなく、前記
先端部8bがLED蛍光灯5の前後中心より発光面2とは反対側に位置していればよい。
その他の作用効果は第1実施形態と略同様である。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではない。発光装置1等の各構成又は全体の構造、形状、寸法などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
発光手段5は、LED蛍光灯でなくとも、長尺の円柱状であって、発光部6及び非発光部7を有するものであれば、蛍光灯などであってもよい。
また、発光手段5は、非発光部7を示す扇形の中心角αが約60度より大きくてもよく、この場合であっても、発光面2の広さや枠体4内部のスペースに応じて、非発光部7側を支持枠3の内壁面に対向するように取り付けた発光手段5の配置、反射手段8における形状、大きさ、表面の曲率半径、発光手段5までの距離、及び台座23の高さを調節すればよく、発光面2の光量を十分に確保し、照射ムラを抑えることができる。
発光手段5の端子台11は、既存の枠体4(支持枠3)が長手方向を有する場合等には支持枠3の長さに応じて、1又は3つ以上の発光手段5を上下(又は左右等)互い違いに支持枠3の内壁面に取り付けてもよく、枠体4の形状、大きさに応じて、発光手段5が枠体4内壁に沿うように配備してもよい。これらの場合、反射手段8を、それぞれの発光手段5を取り付けた内壁面と対向する支持枠3の内壁面にそれぞれ設けることとなる。
発光手段5及び反射手段8は、台座23を介することなく、既存の支持枠3に直接取り付けることとしてもよい。
反射手段8は、略V字形状内側(つまり、発光面2とは反対側)に湾曲していなくてもよく、反射手段8を先端部8bが発光手段5に接するように配備してもよい。
また、反射手段8は、板体に反射性塗料を塗布したものでなくとも、発光手段5からの光を反射させるのであれば、反射率の高い板材などを用いてもよい。
係止部材26は、開閉枠21を閉じた状態で保持できるものであれば、ネジ止め、嵌め合い等であってもよい。
本発明は、案内板、広告装置、非常口標識等の発光面を有する発光装置として利用することができる。
1 発光装置
2 発光面
3 支持枠
4 枠体
5 発光手段
6 発光部
7 非発光部
8 反射手段
9 筒状体
10 LED素子
11 端子台
12 電源端子

Claims (7)

  1. 光を透過させる発光面および前記発光面を支持する支持枠を備えた枠体の内部に、前記発光面を内部側から照らす長尺で円柱状の発光手段および前記発光手段からの光を前記発光面に向けて反射させる反射手段が設けられた発光装置であって、
    前記発光手段は、
    その外周面に光を発する発光部および周方向の所定範囲で且つ長手方向に沿った非発光部を備えており、複数が、その長手方向に互い違いになるように前記支持枠において対向する内壁面の一方および他方に、かつ前記非発光部側が前記内壁面に対向するように取り付けられ、
    前記反射手段は、細長い略矩形の板状であって、その長手方向を当該発光手段の長手方向に略沿わせ且つ当該発光手段から離れるにつれて前記発光面に近づくように、前記発光手段ごとに設けられており、
    互い違いにその長手方向に隣り合う前記発光手段は、前記内壁面が対向する方向から見たときに一部が重なり、
    前記隣り合う発光手段ごとに設けられた前記反射手段は、その長手方向における隣接するその端縁が、いずれも前記隣り合う発光手段が重なる範囲に配された
    ことを特徴とする発光装置。
  2. 前記枠体は、正対する前後位置に前記発光面を2つ有した略直方体であって
    記反射手段は、前記発光手段から離れるにつれて側面視で前後に幅広となるように、前記発光手段を取り付けた内壁面と対向する前記支持枠の内壁面から略V字形状に立設されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記反射手段は、前記発光手段の発光部からの光を前記発光面の内部側全域へ均一に反射可能となるように、前記略V字形状内側へ湾曲している
    ことを特徴とする請求項2に記載の発光装置。
  4. 前記枠体は、前面に前記発光面を設けた略直方体であって
    記反射手段は、前記発光手段を取り付けた内壁面と対向する前記支持枠の内壁面から斜めに立設され、先端部が前記発光手段の前後中心より前記発光面とは反対側に位置している
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  5. 前記反射手段は、前記発光手段の発光部からの光を前記発光面の内部側全域へ均一に反射可能となるように、前記発光面とは反対側へ湾曲している
    ことを特徴とする請求項4に記載の発光装置。
  6. 前記発光手段は、透明又は半透明の筒状体と、この筒状体の内周面に軸方向に沿って並設されたLED素子とを有し、前記筒状体の外周面において、内部からの光が透過して発光する部分を前記発光部とし、前記LED素子を取り付けられて内部からの光が遮断された部分を前記非発光部としている
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の発光装置。
  7. 前記発光手段は、前記筒状体の端部に蛍光灯用の端子台に差し込み可能な電源端子を有している
    ことを特徴とする請求項6に記載の発光装置。
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