JP5442585B2 - 電動機のステータ及びその製造方法 - Google Patents
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Description
上記スロットに装着された巻線と、
上記複数個のコアそれぞれに上記中心軸の両方向から挿入され、上記コアと上記巻線とを絶縁する一対のインシュレータとを備え、
上記コアは、薄板状の磁性部材からなりコアバック部と上記コアバック部の内周中央から突出したティース部とを有するコアシートを複数枚積層してなり、
上記ステータコアと巻線とインシュレータとともにモールド樹脂で一体成形して上記ステータコアの外周に形成したフレームを備えた電動機のステータにおいて、
上記複数個のコアそれぞれに挿入された一対のインシュレータの先端部が対向し、上記先端部の間に隙間が形成され、
上記コアに、上記隙間に向かって外周から内周へ貫通する貫通孔が形成され、
上記隙間に上記貫通孔を通って上記一体成形時のモールド樹脂が充填されているものである。
上記スロットに装着された巻線と、
上記複数個のコアそれぞれに上記中心軸の両方向から挿入され、上記コアと上記巻線とを絶縁する一対のインシュレータとを備え、
上記コアは、薄板状の磁性部材からなりコアバック部と上記コアバック部の内周中央から突出したティース部とを有するコアシートを複数枚積層してなり、
上記複数個のコアそれぞれに挿入された一対のインシュレータの先端部が対向し、上記先端部の間に隙間が形成され、
上記ステータコアと巻線とインシュレータとともに金型でモールド樹脂による一体成形をして上記ステータコアの外周にフレームを形成する電動機のステータの製造方法において、
上記コアに、上記隙間に向かって外周から内周へ貫通する貫通孔を形成し、
上記一体成形時に、上記貫通孔から上記隙間に上記モールド樹脂を充填するものである。
図1は、本発明に係る電動機のステータの実施の形態1を示す斜視図(a)及び断面図(b)であり、図1(b)は、図1(a)のステータの軸方向4中央における軸と垂直な断面図である。図1に示したように、本実施の形態1の電動機のステータは、ステータ10の外周にモールド樹脂で一体成形された略直方体のフレーム1を有し、フレーム1の上端面の中央部には、ロータを挿入するロータ挿入口3が形成され、フレーム1の側面部にはコネクタ端子2が配置されている。コア5それぞれは、コアバック5bから突出したティース5aを有する。ステータコア10は、複数個のコア5を中心軸の周りに円筒状に配置してなりティース5a間にスロット9が形成される。スロット9には、巻線7が搭載されている。巻線7は、マグネットワイヤーを必要なターン数だけティース5aに巻きつけて形成される。コネクタ端子2には巻線7の端末が結線されている。図1(b)のモールド樹脂8は、後述のように、図1(b)には現れていないインシュレータの先端部間にフレーム1を一体成形した際のモールド樹脂が充填されたものである。コア5に沿ったモールド樹脂8の下部には、図に表れていないインシュレータがある。インシュレータは、軸方向4の両方向からコア5それぞれに挿入され、ティース5a及びコアバック5bと巻線7とを絶縁する。また、図示はしないが、本実施の形態1の電動機のステータは、巻線7を結線するための部材やロータを支持するための軸受け等、必要な部材を有している。
この結線処理の段階では、インシュレータ11の先端部の間には隙間11aが生じた状態であるで、ステータコア10と巻線7の間には絶縁が確保されていない状態である。
図10は、本実施の形態2のコアシートを示す平面図(a)〜(c)及びコアシートを積層・固着した状態のコアの平面図(d)である。本実施の形態2では、図10に示したように、コアシ−トD5c4、コアシートE5c5に形成された両方の溝6a,6bが重なり合う先端部分の形状は丸型形状としている。
図12は、本実施の形態3のコアシートの平面図である。図13は、図12に示したコアシートを積層して形成されたコアの平面図(a)及びB−B断面図(b),(c)であり、図13(c)は、図13(b)のコアに軸方向の両側から、インシュレータを挿入した状態を示す。
5a ティース、5b コアバック、5b1,5b2,5b3 コアバック部、
5c コアシート、5c1 コアシートA、5c2 コアシートB、
5c3 コアシートC、5c4 コアシートD、5c5 コアシートE、
5c6 コアシートF、5c7 コアシートG、5c8 コアシートH、
5cd 抜きカシメ穴、6 貫通孔、6a 溝、7 巻線、8 モールド樹脂、
9 スロット、8 モールド樹脂、9 スロット、10 ステータコア、
11a 隙間、12 上型、13 下型、14 キャビティ、15注入口、16 流路。
Claims (8)
- コアバックと上記コアバックの内周中央から突出したティースとを有するコアを複数個中心軸の周りに円筒状に配置し上記ティース間にスロットが形成されたステータコアと、
上記スロットに装着された巻線と、
上記複数個のコアそれぞれに上記中心軸の両方向から挿入され、上記コアと上記巻線とを絶縁する一対のインシュレータとを備え、
上記コアは、薄板状の磁性部材からなりコアバック部と上記コアバック部の内周中央から突出したティース部とを有するコアシートを複数枚積層してなり、
上記ステータコアと巻線とインシュレータとともにモールド樹脂で一体成形して上記ステータコアの外周に形成したフレームを備えた電動機のステータにおいて、
上記複数個のコアそれぞれに挿入された一対のインシュレータの先端部が対向し、上記先端部の間に隙間が形成され、
上記コアに、上記隙間に向かって外周から内周へ貫通する貫通孔が形成され、
上記隙間に上記貫通孔を通って上記一体成形時のモールド樹脂が充填されていることを特徴とする電動機のステータ。 - 上記コアシートの一部のコアバック部にその内周から外周側に向けて延在し、板厚の方向に貫通する第1の溝が形成され、上記コアシートの一部のコアバック部にその外周から内周側に向けて延在し、板厚の方向に貫通する第2の溝が形成され、上記第1の溝の先端と上記第2の溝の先端とが上記内周と上記外周との間で重なり合うことにより、上記第1の溝と上記第2の溝とが連結されて上記貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電動機のステータ。
- 上記第1の溝の先端と上記第2の溝の先端とが重なり合う面積を、(上記第1の溝の幅×上記第1の溝の高さの合計)で表される面積及び(上記第2の溝の幅×上記第2の溝の高さの合計)で表される面積と同等以上の面積としたことを特徴とする請求項2に記載の電動機のステータ。
- 上記複数個のコアシートのコアバック部にその外周から内周まで延在し、板厚の方向に貫通する溝を形成され、上記貫通孔は、上記外周から内周まで板厚の方向に貫通する溝により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電動機のステータ。
- コアバックと上記コアバックの内周中央から突出したティースとを有するコアを複数個中心軸の周りに円筒状に配置し上記ティース間にスロットが形成されたステータコアと、
上記スロットに装着された巻線と、
上記複数個のコアそれぞれに上記中心軸の両方向から挿入され、上記コアと上記巻線とを絶縁する一対のインシュレータとを備え、
上記コアは、薄板状の磁性部材からなりコアバック部と上記コアバック部の内周中央から突出したティース部とを有するコアシートを複数枚積層してなり、
上記複数個のコアそれぞれに挿入された一対のインシュレータの先端部が対向し、上記先端部の間に隙間が形成され、
上記ステータコアと巻線とインシュレータとともに金型でモールド樹脂による一体成形をして上記ステータコアの外周にフレームを形成する電動機のステータの製造方法において、
上記コアに、上記隙間に向かって外周から内周へ貫通する貫通孔を形成し、
上記一体成形時に、上記貫通孔から上記隙間に上記モールド樹脂を充填することを特徴とする電動機のステータの製造方法。 - 上記複数個コアシートの一部のコアバック部にその内周から外周側に向けて延在し、板厚の方向に貫通する第1の溝を形成し、上記複数個のコアシートの残部のコアバック部にその外周から内周側に向けて延在し、板厚の方向に貫通する第2の溝を形成し、上記第1の溝の先端と上記第2の溝の先端とを上記内周と上記外周との間で重なり合わせることにより、上記第1の溝と上記第2の溝とを連結して上記貫通孔を形成することを特徴とする請求項5に記載の電動機のステータの製造方法。
- 上記第1の溝の先端と上記第2の溝の先端とが重なり合う面積を、(上記第1の溝の幅×上記第1の溝の高さの合計)で表される面積及び(上記第2の溝の幅×上記第2の溝の高さの合計)で表される面積と同等以上の面積としたことを特徴とする請求項6に記載の電動機のステータ製造方法。
- 上記複数個のコアシートのコアバック部にその外周から内周まで延在し、板厚の方向に貫通する溝を形成し、上記貫通孔を、上記外周から内周まで板厚の方向に貫通する溝により形成したことを特徴とする請求項5に記載の電動機のステータの製造方法。
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