JP5442335B2 - 軸回転が増大した脛骨ベアリング - Google Patents

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Description

開示の内容
〔関連する米国特許出願への相互参照〕
2008年6月30日出願の、Shouchen Dun による、「Orthopaedic Knee Prosthesis Having Increased Axial-Rotation」と題された米国特許出願第XX/XXX,XXX号に対して、相互参照が行われ、この米国特許出願の全体が、参照により本明細書に組み込まれる。
〔技術分野〕
本開示は、概して、整形外科的プロテーゼに関し、特に、膝関節置換手術で用いられる後方安定型整形外科的プロテーゼに関する。
〔背景〕
関節形成術は、周知の外科処置であり、この処置により、罹患および/または損傷した自然の関節が、プロテーゼ関節と置換される。典型的な膝関節プロテーゼは、脛骨トレー、大腿骨構成要素、および脛骨トレーと大腿骨構成要素との間に位置付けられたポリマーインサートまたはベアリングを含む。膝関節プロテーゼは、一般的に、患者の関節の自然な動きを再現するように設計される。しかしながら、患者の関節への損傷のひどさに応じて、様々な可動性の整形外科的プロテーゼを用いることができる。例えば、ある患者では、整形外科処置中に、後十字靭帯が、損傷されるか、欠損されるか、または除去される場合がある。このような場合、典型的には大腿骨に対する脛骨の後方運動を禁止または制限する、後方安定型膝関節用整形外科的プロテーゼを用いることができる。
〔概要〕
本開示の一態様によると、整形外科的プロテーゼの脛骨ベアリングは、プラットホーム、および突起(spine)を含みうる。プラットホームは、第1の顆ベアリング表面、および第2の顆ベアリング表面を含むことができる。加えて、プラットホームは、横断面で見ると前方‐後方方向に定められた中心線軸(centerline axis)を有することができる。突起は、第1のベアリング表面と第2のベアリング表面との間でプラットホームから上向きに延びていていよい。突起は、プラットホームの中心線軸に対して角度を付けられた長さ方向軸を有することができる。いくつかの実施形態では、突起の長さ方向軸とプラットホームの中心線軸との間で定められる角度は、約5°よりも大きい。例えば、特定の一実施形態では、この角度は、約8°であってよく、別の特定の実施形態では、この角度は、10°〜15°であってよい。
いくつかの実施形態では、第1の顆ベアリング表面の後方半部は、矢状面において第1の曲率半径を有してよく、第2のベアリング表面の後方半部は、矢状面において第2の曲率半径を有してよい。第2の曲率半径は、第1の曲率半径より大きくてよい。いくつかの実施形態では、第1のベアリング表面は、内側ベアリング表面として具体化されてよく、第2のベアリング表面は、外側ベアリング表面として具体化されてよい。
いくつかの実施形態では、突起は、後方カム面を含みうる。後方カム面は、横断面において凸状であってよい。加えて、後方カム面は、矢状面において凹状である。
さらに、いくつかの実施形態では、プラットホームは、前方リムを含むことができる。加えて、突起は、内側側壁、および外側側壁を含みうる。そのような実施形態では、突起は、突起の後方カム面の内側‐外側中心点からプラットホームの前方リムの内側‐外側中心点まで延在する第1の線分により定められた、横断面で見た場合の長さを有しうる。加えて、突起は、第1の線分に直交し、かつ第1の線分を二等分する第2の線分により定められた、第1の幅を有することができ、第2の線分は、突起の内側側壁から外側側壁まで延在している。さらに、突起は、第1の線分に直交し、かつ第2の線分の後ろの第1の線分上のある点で第1の線分を横切る第3の線分により定められた、第2の幅を有することができる。第3の線分は、突起の内側側壁から外側側壁まで延在することができる。突起の第1の幅は、突起の第2の幅より大きい。例えば、いくつかの実施形態では、第1の幅は、第2の幅より少なくとも0.5mmだけ大きい。加えて、いくつかの実施形態では、突起の内側側壁および外側側壁は、前方‐後方方向において互いに向かって先細になることができる。
別の態様によると、脛骨ベアリングは、プラットホーム、および突起を含むことができる。プラットホームは、内側ベアリング表面、外側ベアリング表面、および前方リムを有しうる。突起は、内側ベアリング表面と外側ベアリング表面との間でプラットホームから上向きに延びていてよい。突起は、後方カム面、内側側壁、および外側側壁を有しうる。加えて、突起は、突起の後方カム面の内側‐外側中心点からプラットホームの前方リムの内側‐外側中心点まで延在する第1の線分により定められた、横断面で見た場合の長さを有しうる。突起は、第1の線分に直交し、かつ第1の線分を二等分する第2の線分により定められた、第1の幅であって、第2の線分は突起の内側側壁から外側側壁まで延在している、第1の幅と、第1の線分に直交し、かつ第2の線分の後方の第1の線分上のある点で第1の線分を横切る第3の線分により定められた、第2の幅と、をさらに有してよい。第3の線分は、突起の内側側壁から外側側壁まで延在していてよい。第2の線分の長さは、第1の線分の長さより長くてよい。いくつかの実施形態では、第2の線分の長さは、第1の線分の長さより少なくとも0.1mmだけ長い。
加えて、いくつかの実施形態では、突起の内側側壁および外側側壁は、前方‐後方方向において互いに向かって先細になることができる。さらに、いくつかの実施形態では、プラットホームは、横断面で見ると前方‐後方方向に定められた中心線軸を有してよく、突起は、プラットホームの中心線軸に対して角度を付けられた長さ方向軸を有してよい。矢状面における内側顆ベアリング表面の後方半部は、第1の曲率半径を有することができ、矢状面における外側ベアリング表面の後方半部は、第1の曲率半径より大きい第2の曲率半径を有することができる。加えて、いくつかの実施形態では、突起の後方カム面は、横断面において凸状であってよい。例えば、突起の後方カム面は、矢状面において凹状であってもよい。
さらなる態様によると、整形外科的膝関節プロテーゼの脛骨ベアリングは、プラットホーム、および突起を含むことができる。プラットホームは、内側顆ベアリング表面、および外側顆ベアリング表面を有しうる。内側顆ベアリング表面の後方半部は、矢状面において第1の曲率半径を有してよく、外側顆ベアリング表面の後方半部は、矢状面において、第1の曲率半径より大きい第2の曲率半径を有してよい。突起は、プラットホームから上向きに延びていてよい。突起は、長さ方向軸であって、脛骨ベアリングを横断面で見た場合に前方‐後方方向において定められたプラットホームの中心線に対して角度を付けられた、長さ方向軸を有することができる。突起は、横断面において凸状である後方カム面も有しうる。
詳細な説明は、特に添付図面を参照している。
〔図面の詳細な説明〕
本開示の概念は、様々な改変および代替形態が可能であるが、本開示の具体的な例示的実施形態が、図面に例として示されており、本明細書中で詳細に説明されるであろう。しかしながら、本開示を、開示された特定の形態に制限することは意図しておらず、それどころか、添付の特許請求の範囲により定められるような、本発明の趣旨および範囲に属するすべての改変、等価物、および代替案を含むことが意図されていることが、理解されるべきである。
前方、後方、内側、外側、上方、下方などといった、解剖学的基準(anatomical references)を表す用語は、本明細書で説明される整形外科的インプラント、および患者の自然な解剖学的構造の双方に関して本開示全体で使用されることができる。そのような用語は、解剖学研究および整形外科分野の双方における、十分に理解された意味を有する。明細書および特許請求の範囲におけるこのような解剖学的参照用語の使用は、特に注記がなければ、それら用語の十分理解された意味と一致することが意図されている。
まず図1を参照すると、一実施形態では、後方安定型整形外科的膝関節プロテーゼ10は、脛骨インサートまたはベアリング12と、大腿骨構成要素14と、いくつかの実施形態では脛骨トレー(不図示)と、を含む。大腿骨構成要素14は、使用中、脛骨ベアリング12と関節接合するように構成されている。詳細には、膝関節プロテーゼ10は、以下でさらに詳細に論じるように、患者の膝の屈曲中、脛骨ベアリング12に対する大腿骨構成要素14の外部軸回転を促進するように構成されている。
整形外科的膝関節プロテーゼ10は、左膝関節プロテーゼとして例示されており、また左膝関節プロテーゼに関して以下で論じられていることが認識されるべきであり、左膝関節プロテーゼは、患者の左膝関節に取って代わるように構成されているものである。しかしながら、他の実施形態では、整形外科的膝関節プロテーゼ10は、患者の右膝関節に取って代わるように構成された右膝関節プロテーゼとして具体化されてよい。それとは関係なく、本明細書中で論じられ例示される概念および特徴は、左膝関節用整形外科的プロテーゼおよび右膝関節用整形外科的プロテーゼ双方に適用可能であることが、認識されるべきである。
脛骨ベアリング12は、例証的には、超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)などのポリマー材料から形成されるが、他の実施形態では、セラミック材料、金属材料、生物工学により作られた材料、または同種のものなど、他の材料から形成されてよい。加えて、例証的実施形態では、脛骨ベアリング12は、脛骨トレーに対して回転することを制限または禁止されうる、固定された脛骨ベアリングとして具体化される。
図1に示されるように、脛骨ベアリング12は、上側ベアリング表面18および下部表面20を有するプラットホーム16を含む。例証的には、ベアリング12は、回転しない構成で脛骨ベアリング12を脛骨トレーに固定するための、他の装置または特徴部も含みうる。脛骨ベアリング12の上側ベアリング表面18は、内側ベアリング表面24、および外側ベアリング表面26を含む。内側ベアリング表面24および外側ベアリング表面26は、以下でさらに詳細に論じるように、大腿骨構成要素14の、対応する内側顆44および外側顆46を受容するか、または別様にそれら顆に接触するように構成されている。したがって、ベアリング表面24、26は、いくつかの実施形態では、凹状の輪郭を有しうる。
ベアリング12の突起30が、プラットホーム16から上向きに延びており、ベアリング表面24、26間に位置付けられている。突起30は、前方表面32、後方カム面34、内側側壁36、および外側側壁38を含む。突起30は、上方表面40をさらに含む。例証的には、図2に示されるように、突起30が後方に延びるにつれて、突起30は、プラットホーム16の内側ベアリング表面24に向かって角度を付けられている。言い換えれば、突起30は、横断面において、突起30の前方表面32から後方カム面34へと内側に角度を付けられている。したがって、突起30の長さ方向軸42は、横断面で見ると、前方‐後方方向に延びるプラットホーム16の中心線軸45に対して角度を付けられている。長さ方向軸42および中心線軸45は、長さ方向軸42と中心線軸45との間で角度47を定めている。いくつかの実施形態では、突起30は、角度47が約5°より大きくなるように構成されている。例えば、特定の一実施形態では、角度47は、約8°である。加えて、別の特定の実施形態では、角度47は、約10°〜約15°である。しかしながら、中心線軸42、45間の角度を任意の適切な角度にすることは、本開示の範囲内である。以下でさらに詳細に論じるように、突起30の角度47は、脛骨ベアリング12に対する大腿骨構成要素14の外方軸回転(outward axial rotation)を容易にする。特に、大腿骨構成要素14の軸回転の量は、突起30の度合すなわち角度47に関連している。言い換えれば、整形外科的プロテーゼの屈曲中の回転量の増加は、角度47を増大させることにより得ることができるのに対して、屈曲中の回転量の減少は、角度47を減少させることにより得ることができる。
再び図2を参照すると、脛骨ベアリング12の突起30はまた、横断面において前方‐後方方向に先細になっている。言い換えれば、突起30の内側表面および外側表面すなわち内側側壁36および外側側壁38は、突起30の前方表面32から、突起30の後方表面34へと互いに向かって集まっている。例えば、いくつかの実施形態では、表面36、38は、それぞれの平面を定めることができ、これらの平面は、互いに向かって先細になっており、突起30の後方のある場所で互いに交差するように構成されている。
したがって、突起30は、前方‐後方方向に、実質的に減少する幅を有しうる。すなわち、突起30は、後方幅より大きな前方幅を有することができる。例えば、一実施形態では、突起30は、後方カム面34の中心点202からプラットホーム16の前方リム206の中心点204まで延在する線分200により定められた、横断面で見た場合の長さを有することができる。突起30は、外側側壁38から内側側壁36まで延在する線分208により定められた、例証的な前方幅も有する。線分208は、線分200に直交しており、線分200を二等分している。突起30は、外側側壁38から内側側壁36まで延在する線分210により定められた、(前方幅に対する)例証的な後方幅も有する。線分210は、線分200に直交しており、線分208に対して後方に位置付けられている。いくつかの実施形態では、突起30の前方幅は、突起30の後方幅より大きい。すなわち、線分208の長さは、線分210の長さより長い。例えば、いくつかの実施形態では、線分208は、線分210の長さより少なくとも0.1mmだけ長い長さを有しうる。したがって、いくつかの実施形態では、突起30は、前方から後方の方向に角度を付けられ、また先細になっていてよい。
次に図2〜図4を参照すると、突起30の後方カム面34は、矢状面において凹状であり(図3を参照)、横断面において凸状である(図2を参照)。言い換えれば、図2に示されるように、突起30の後方カム面34は、外に向かって後方にたわんで(bows)、突起30の後方表面34の凸状上方エッジ60、および突起30の後方表面34の凸状下方エッジ62を画定する。以下でさらに詳細に論じるように、横断面における突起30の後方表面34の、この後方のたわみは、脛骨ベアリング12の突起30が大腿骨構成要素14の後方カム64と相互に作用する際の屈曲中に、脛骨ベアリング12に対する大腿骨構成要素14の軸回転も容易にする。さらに例証的には、突起30の、外方に湾曲した後方表面34は、脛骨ベアリング12に対する大腿骨構成要素14の軸回転中の、エッジへの荷重(edge loading)を妨げるように働くことができる。
次に図5および図6を参照すると、プラットホーム16の内側顆ベアリング表面24および外側顆ベアリング表面26は、矢状面において凹状に湾曲している。いくつかの実施形態では、外側顆ベアリング表面26は、内側顆ベアリング表面24に対して、表面26の後方領域ではあまり束縛されていない(less constrained)。例えば、図5に示されるように、矢状面における内側ベアリング表面24は、第1の曲率半径70により定められうる。加えて、いくつかの実施形態では、矢状面における内側ベアリング表面24の後方半部は、第2の曲率半径72により定められうる。しかしながら、2つの曲率半径70、72が開示されているが、単一の曲率半径によって、または任意の適切な数の曲率半径によって定められた外側内側表面(lateral medial surface)24を設けることは、本開示の範囲内であることが、認識されるべきである。例証的には、第2の曲率半径72は、第1の曲率半径70より小さい。しかしながら、内側ベアリング表面の前方部分および後方部分が任意の適切な曲率半径を有することは、本開示の範囲内である。
さらに例証的には、図6に示されるように、外側ベアリング表面26は、矢状面において第3の曲率半径74により定められている。例証的には、矢状面における外側ベアリング表面26の後方および前方半部は、同じ曲率半径74により定められている。しかしながら、複数の曲率半径を定める外側ベアリング表面を有する脛骨ベアリングを含むことは、本開示の範囲内である。例証的には、内側ベアリング表面24の後方半部の第2の後方曲率半径72は、外側ベアリング表面26の後方半部の第3の後方曲率半径より小さい。第3の曲率半径74は、内側ベアリング表面24の第1の曲率半径70より大きいか、小さいか、または概してそれに等しくてよい。例えば、一実施形態では、曲率半径74は、曲率半径70より少なくとも0.5mmだけ大きい。しかしながら、外側ベアリング表面26の後方半部が、内側ベアリング表面24の後方半部の曲率半径より大きい任意の適切な曲率半径を有することは、本開示の範囲内である。それゆえに、内側ベアリング表面24の後方領域は、外側ベアリング表面26の後方領域より束縛されている。したがって、外側ベアリング表面26の、あまり束縛されていない後方領域は、以下でさらに詳細に論じるように、深い屈曲または後期屈曲(deep or late flexion)における大腿骨構成要素14の外方軸回転を容易にする。
次に図7および図8を見ると、大腿骨構成要素14は、患者の大腿骨の遠位端部の、外科的に準備された表面(不図示)に連結されるように構成されている。大腿骨構成要素14は、骨接着剤または他の取付手段を用いて、患者の大腿骨に固定されうる。大腿骨構成要素12は、例証的には、コバルトクロムまたはチタンなどの金属材料から形成されるが、他の実施形態では、セラミック材料、ポリマー材料、生物工学により作られた材料、または同種のものなど、他の材料から形成されうる。
大腿骨構成要素14は、それぞれの内側および外側顆表面88、90を有する一対の離間した内側顆44および外側顆46を有する、関節接合表面80を含む。使用の際、顆44、46は、患者の大腿骨の自然の顆に取って代わり、脛骨ベアリング12のプラットホーム16の、対応するベアリング表面24、26上で関節接合するように構成されている。
顆44、46は、顆44、46間に顆間ノッチまたは凹部82を画定するように離間している。後方カム64は、顆間ノッチ82に位置付けられている。後方カム64は、大腿骨構成要素14の後ろ側を向いて位置しており、以下でさらに詳細に説明されるように、屈曲中、脛骨ベアリング12の突起30の後方カム面34に係合するか、または別様に接触するように構成されたカム面87を含む。
例証的には、大腿骨構成要素の後方カム面87は、図7に例示されるように、内側‐外側方向において凹状に湾曲している。突起30の後方カム面34は、図4に例示されるように、横断面において凸状である。例証的には、カム面87、34の曲率半径は、プロテーゼのサイズ、脛骨インプラント12の突起30の関節接合表面の形状もしくは幾何学的外形、カム64の関節接合表面の形状もしくは幾何学的外形、および/または同種のものなど、いくつかの基準によって決まることができる。
顆間ノッチ82は、カムボックス92により画定される。カムボックス92は、内側顆90の外側エッジに接続された内部内側壁96と、外側顆88の内側エッジに接続された内部外側壁94と、を含む。カムボックス92は、前方壁86も含み、前方壁86は、いくつかの実施形態では、前方カムとして具体化されうる。そのような実施形態では、前方カムは、前方カム面102を含む。カムボックス92は、後方カム64も含み、後方カム64は、カムボックス92の内部後方「壁」を形成する。
カムボックス92は、上方壁98も含む。例証的には、上方壁98は、上方壁98を貫通して形成された孔100を含む。孔100は、患者の大腿骨にあけられたボア内部に受容されるべき大腿骨ステム(不図示)を受容するように構成される。加えて、図7に示されるように、カムボックス92は、外部内側側壁97および外部外側側壁95を含む。
前方壁86が前方カムとして具体化される実施形態では、カム面102は、図7に示されるように、内側‐外側方向において概ねまっすぐであってよい。しかしながら、湾曲したカム面を含むことも、本開示の範囲内である。例証的には、前方カム86のカム面102は、伸展中、脛骨ベアリング12の突起30の前方表面32と相互に作用することができる。さらに例証的には、大腿骨構成要素は、凸状前方カム86を有するカムボックス92を含むが、脛骨ベアリングの突起の、対応する前方表面と相互に作用するように別の適切なカム面を有する前方カムを含むことは、本開示の範囲内である。さらに、前方カムのないカムボックスを設けることは、本開示の範囲内である。言い換えれば、後方カム64などの後方カムのみを有するカムボックスを設けることは、本開示の範囲内である。
再び図7および図8を参照すると、カムボックス92の内部内側側壁96および内部外側側壁94は、横断面において先細になっている。詳細には、側壁94、96は、大腿骨構成要素14の前側から大腿骨構成要素14の後ろ側へと、互いに向かって先細になっている。したがって、内側側壁96は、大腿骨構成要素14のカムボックス92の長さ方向軸104に対して角度を付けられている。外側側壁94は、大腿骨構成要素14のカムボックス92の長さ方向軸104に対して同様に角度を付けられている。
例証的には、カムボックス92は、後方幅106、および前方幅108を有する。後方幅106は、内側側壁96と外側側壁94との間の後方カム64の幅に等しくてよい。同様に、前方幅108は、内側側壁96と外側側壁94との間の前方壁86の幅に等しくてよい。図7および図8に示されるように、前方幅108は、後方幅106より大きい。例えば、いくつかの実施形態では、前方幅108は、後方幅106より0.5mm以上だけ大きくてよい。しかしながら、カムボックスの前方幅より小さい任意の適切な後方幅を有するカムボックスを含むことは、本開示の範囲内である。突起30と同様に、カムボックス92の長さ方向軸104に垂直である、カムボックス92の内側側壁96と外側側壁94との間の距離は、後方方向に減少することにも注意されたい。
例証的には、側壁94、96間のカムボックス92の内側‐外側幅は、同様の前方‐後方位置に沿った突起30の内側‐外側幅より大きい。詳細には、概ねカムボックス92の前方半部において測定されたカムボックス92のあらゆる幅は、突起30の最も広い部分、すなわち前方幅208より広い。したがって、突起30は、初期屈曲中に、大腿骨構成要素14が中立の軸方向位置にとどまることができる、すなわち、脛骨構成要素12上で大腿骨構成要素14が回転することができないように、概して、初期屈曲(early flexion)ではカムボックス92の側壁94、96に接触しない。例えば、いくつかの実施形態では、大腿骨構成要素14は、第1の膝屈曲30度(first 30 degrees of knee flexion)の間中、中立の軸方向位置にとどまることができる。しかしながら、膝屈曲のあらゆる適切な部分(any suitable portion of the knee flexion)の間中、大腿骨構成要素が中立の軸方向位置にとどまる、膝関節プロテーゼを含むことは、本開示の範囲内である。言い換えれば、膝屈曲30度の前または後のある時に、大腿骨構成要素の外方軸回転を容易にする膝関節プロテーゼを含むことは、本開示の範囲内である。
前記のとおり、大腿骨構成要素14は、脛骨ベアリング12上で関節接合し、比較的後期の屈曲では、外に向かって軸方向に回転させられる。例証的には、前記のとおり、脛骨ベアリング12の、角度を付けられた先細の突起30、ならびに、大腿骨構成要素の先細のカムボックス92は、脛骨ベアリング12上での大腿骨構成要素14の外方軸回転を促進するように協働する。さらに、外側ベアリング表面26の、あまり束縛されていない後方部分も、屈曲中の大腿骨構成要素のこのような外方軸回転を促進する。加えて、突起30のカム面34は、横断面において後方に湾曲しており、大腿骨構成要素12の後方カム64は、横断面においてカム面34上で関節接合し、このため、突起30の周りでの大腿骨構成要素14の回転がさらに容易になる。
例えば、脛骨ベアリング12の、角度を付けられた先細の突起30は、図11および図12に示されるように、屈曲中に、先細のカムボックス92と協働して、脛骨構成要素12上での大腿骨構成要素14の軸回転を容易にする。例証的には、突起30は、大腿骨構成要素14の、カムボックス92により実質的に画定されている、顆間ノッチ82内部に位置付けられる。例証的には、前記のとおり、カムボックス92は、初期膝屈曲中に、大腿骨構成要素14が脛骨ベアリング12に対して、中立の軸方向位置にとどまることができる、すなわち0度回転を有することができるように、十分に広い。例えば、図9および図10に示されるように、大腿骨構成要素14は、屈曲0度で軸方向中立位置にある。この軸方向に中立の位置は、前記の通り、ほぼ第1の屈曲30度の間中、維持される。言い換えれば、カムボックス92は、突起30が初期屈曲中にカムボックス92の側壁94、96に係合することを妨げるのに十分に広い。
屈曲約30度で、カムボックス92の側壁94、96は、突起30の側壁36、38と係合し始める。したがって、角度を付けられた突起30は、カムボックス92と相互に作用して、大腿骨構成要素14を誘導し、脛骨ベアリング12上で外方に大腿骨構成要素14を軸方向に回転させる。さらに例証的には、突起30の先細の側壁36、38、およびカムボックス92の先細の側壁94、96は、互いと協働して、角度を付けられた突起30に適切に適応する。
したがって、角度を付けられた突起30は、膝の比較的後期の屈曲中、図11に示されるように、外方、または、概して反時計回り方向120への、大腿骨構成要素14の回転を容易にする。膝が屈曲し続けると、カムボックス92の側壁94、96、および突起30の側壁36、38は、互いに係合し続け、大腿骨構成要素14の、徐々に増大した軸回転を生じる。以下に言及されるとおり、このプロセスは、脛骨ベアリング12の外側ベアリング表面26の、あまり束縛されていない後方部分によって容易になる。屈曲中の、大腿骨構成要素14と脛骨ベアリング12との間の回転の量は、脛骨ベアリング45の中心線軸と突起42の中心線軸との間の突起30の角度47の度合に基づいて調節されうる。例えば、脛骨ベアリング12上での大腿骨構成要素14の回転量の増加は、突起30の角度47を増大させることにより得ることができる。
前記のとおり、脛骨ベアリング12の内側ベアリング表面24および外側ベアリング表面26の曲率半径は、大腿骨構成要素14とさらに協働し、屈曲中、脛骨構成要素12上での大腿骨構成要素14の外方軸回転を促進する。例えば、外側ベアリング表面26の後方部分は、内側ベアリング表面24の後方部分より束縛されていない。前述のとおり、外側ベアリング表面26の後方曲率半径74は、内側ベアリング表面26の後方曲率半径72より大きく、ゆえに、あまり束縛されていない後方ベアリング表面26を提供する。したがって、比較的後期の屈曲中、大腿骨構成要素14の外側顆46は、外側顆46が外側ベアリング表面26の後方部分と係合されているときに、脛骨ベアリング12の外側ベアリング表面26の内部であまり束縛されない。ゆえに、適宜に、大腿骨構成要素14の外側顆46は、大腿骨構成要素14の外方軸回転を促進するために、図11および図12における深い屈曲において示されるように、外側ベアリング表面26上で後方に動くことができる。
さらに前述されたように、大腿骨構成要素14および脛骨ベアリング12は、屈曲中に大腿骨構成要素14の後方カム64が脛骨ベアリング12の突起30に接触するように構成されている。詳細には、屈曲中、大腿骨構成要素14の後方カム64の凹状カム面87は、突起30の凸状カム面34に接触する。したがって、カム面34、87間の相互作用により、大腿骨構成要素14は、屈曲中、脛骨ベアリング12に対して軸方向に回転することができる。いくつかの実施形態では、凹状カム面87の内側‐外側方向における曲率半径は、突起30の凸状カム面34の横断面における曲率半径に実質的に等しいか、それより大きいか、またはそれより小さくてよい。例証的には、後方カム64の凹状カム面87は、突起30の後方表面34とカム64との間の接触面積を増大させるように働く。接触面積の、この増大は、脛骨ベアリング12に対する大腿骨構成要素14の軸回転中、カム面34、87間の応力を減少させることができる。さらに、屈曲中の大腿骨構成要素14と脛骨ベアリング14との間の回転の量は、カム面34、87の横断面における曲率半径に基づいて調節されうる。例えば、整形外科的プロテーゼの屈曲中における回転量の増加は、凸状カム面87の横断面における曲率半径を減少させることにより得ることができる。例証的には、後方カム64のカム面87は後方に湾曲しているが、カム面87は、いくつかの実施形態では、内側‐外側方向において実質的に平坦であってもよい。
例証的には、整形外科的プロテーゼ10が伸展しているか、または別様に屈曲していない(例えば、屈曲約0度の中立位置)場合、大腿骨構成要素14の後方カム64は、脛骨ベアリング12の突起30と接触していない。しかしながら、後期屈曲では、大腿骨構成要素14の後方カム64は、脛骨ベアリング12の突起30に接触する。例証的には、例えば、いくつかの実施形態では、後方カム64は、屈曲約70度で突起30に係合することができる。前記のとおり、整形外科的プロテーゼ10の後期屈曲または深い屈曲の間中、突起30の凸状カム面34は、大腿骨構成要素14の凹状カム面87との接触を維持する。後方カム64と突起30との間の接触は、後期屈曲中、維持されることが理解されるべきである。
例えば、後期屈曲中の、大腿骨構成要素14の後方カム64の凹状カム面87と、突起30の凸状カム面34との間の接触は、脛骨ベアリング12のプラットホーム16上での大腿骨構成要素14の巻き返し(rollback)を容易にすることができる。さらには、前記のとおり、屈曲中、大腿骨構成要素14は、図11で矢印120により示されるように、横断面において概ね反時計回りまたは外方の軸方向に突起30の周りで回転することができる。屈曲中の、大腿骨構成要素14と脛骨ベアリング12との間の回転の量は、カム面34、87の横断面における曲率半径に基づいて調節されうる。しかしながら、前記のとおり、脛骨ベアリング12に対する大腿骨構成要素14の軸回転の量は、突起角度47、および突起30の側壁36、38とカムボックス92の側壁94、96との間の相互作用によって実質的に決まる。
例証的には、プロテーゼ10の多くの特徴部が協働して、脛骨ベアリング12上での大腿骨構成要素14の外方軸回転を容易にする。これらの特徴部は、一般的なプロテーゼ10に関して図示され説明されているが、膝関節プロテーゼであって、大腿骨構成要素14の外方軸回転を促進し、また、前記に開示された特徴部と協働し、かつそのような特徴部に適応する、それら特徴部のうち1つ以上の特徴部を有するにすぎない、膝関節プロテーゼを含むことは、本開示の範囲内である。
本開示は、図面および前記の説明において詳細に例示され説明されてきたが、このような例証および説明は、例示的なものとみなされるべきであり、性質が限定的なものとみなされるべきではなく、例証的な実施形態のみが図示され説明されたこと、および本開示の趣旨の範囲内にあるすべての変更および改変は保護されることが望まれること、が理解される。
本明細書で説明されたシステムの様々な特徴部から生じる、本開示の概念の複数の利点がある。本開示のシステムそれぞれの代替的実施形態は、説明された特徴部すべてを含まなくてよいが、依然として、そのような特徴部の利点のうち少なくともいくつかから利益を得られることに注意されたい。当業者は、本開示の特徴部のうち1つ以上を組み込み、かつ添付の特許請求の範囲により定められるような本発明の趣旨および範囲に属するシステムの、独自の実行を容易に考案することができる。
〔実施の態様〕
(1) 大腿骨構成要素と共に使用される脛骨ベアリングにおいて、
第1の顆ベアリング表面および第2の顆ベアリング表面を有するプラットホームであって、前記プラットホームは、横断面で見ると前方‐後方方向に定められた中心線軸を有する、プラットホームと、
前記第1のベアリング表面と前記第2のベアリング表面との間で前記プラットホームから上向きに延びる突起であって、前記突起は、前記プラットホームの前記中心線軸に対して角度を付けられた長さ方向軸を有する、突起と、
を含む、脛骨ベアリング。
(2) 実施態様1に記載の脛骨ベアリングにおいて、
前記突起の前記長さ方向軸と前記プラットホームの前記中心線軸との間で定められる角度が、約5°より大きい、脛骨ベアリング。
(3) 実施態様2に記載の脛骨ベアリングにおいて、
前記突起の前記長さ方向軸と前記プラットホームの前記中心線軸との間で定められる前記角度は、約8°である、脛骨ベアリング。
(4) 実施態様2に記載の脛骨ベアリングにおいて、
前記突起の前記長さ方向軸と前記プラットホームの前記中心線軸との間で定められる角度が、10°〜15°である、脛骨ベアリング。
(5) 実施態様1に記載の脛骨ベアリングにおいて、
(i)前記第1の顆ベアリング表面の後方半部が、矢状面において第1の曲率半径を有し、
(ii)前記第2のベアリング表面の後方半部が、矢状面において、前記第1の曲率半径より大きい第2の曲率半径を有する、脛骨ベアリング。
(6) 実施態様5に記載の脛骨ベアリングにおいて、
前記第1のベアリング表面は、内側ベアリング表面であり、前記第2のベアリング表面は、外側ベアリング表面である、脛骨ベアリング。
(7) 実施態様1に記載の脛骨ベアリングにおいて、
前記突起は、後方カム面を含み、前記後方カム面は、前記横断面において凸状である、脛骨ベアリング。
(8) 実施態様7に記載の脛骨ベアリングにおいて、
前記後方カム面は、矢状面において凹状である、脛骨ベアリング。
(9) 実施態様7に記載の脛骨ベアリングにおいて、
(i)前記プラットホームは、前方リムを含み、前記突起は、内側側壁および外側側壁を含み、
(ii)前記突起は、前記突起の前記後方カム面の内側‐外側中心点から前記プラットホームの前記前方リムの内側‐外側中心点まで延在する第1の線分により定められた、前記横断面で見た場合の長さを有し、
(iii)前記突起は、前記第1の線分に直交し、かつ前記第1の線分を二等分する第2の線分により定められた、第1の幅を有し、前記第2の線分は、前記突起の前記内側側壁から前記外側側壁まで延在しており、
(iv)前記突起は、前記第1の線分に直交し、かつ前記第2の線分の後方の前記第1の線分上のある点で前記第1の線分を横切る第3の線分により定められた、第2の幅を有し、前記第3の線分は、前記突起の前記内側側壁から前記外側側壁まで延在しており、
(v)前記突起の前記第1の幅は、前記突起の前記第2の幅より大きい、脛骨ベアリング。
(10) 実施態様9に記載の脛骨ベアリングにおいて、
前記第1の幅は、前記第2の幅より少なくとも0.5mmだけ大きい、脛骨ベアリング。
(11) 実施態様9に記載の脛骨ベアリングにおいて、
前記突起の前記内側側壁および前記外側側壁は、前方‐後方方向において互いに向かって先細になる、脛骨ベアリング。
(12) 実施態様1に記載の脛骨ベアリングにおいて、
前記突起は、前方‐後方方向において先細になっている、脛骨ベアリング。
(13) 脛骨ベアリングにおいて、
内側ベアリング表面、外側ベアリング表面、および前方リムを有する、プラットホームと、
前記内側ベアリング表面と前記外側ベアリング表面との間で前記プラットホームから上向きに延びる突起であって、前記突起は、後方カム面、内側側壁、および外側側壁を含む、突起と、
を含み、
前記突起は、前記突起の前記後方カム面の内側‐外側中心点から前記プラットホームの前記前方リムの内側‐外側中心点まで延在する第1の線分により定められた、横断面で見た場合の長さを有し、
前記突起は、(i)前記第1の線分に直交し、かつ前記第1の線分を二等分する第2の線分により定められた、第1の幅であって、前記第2の線分は、前記突起の前記内側側壁から前記外側側壁まで延在している、第1の幅、および、(ii)前記第1の線分に直交し、かつ前記第2の線分の後方の前記第1の線分上のある点で前記第1の線分を横切る第3の線分により定められた、第2の幅であって、前記第3の線分は、前記突起の前記内側側壁から前記外側側壁まで延在している、第2の幅、を有し、
前記第2の線分の長さが、前記第1の線分の長さより長い、脛骨ベアリング。
(14) 実施態様13に記載の脛骨ベアリングにおいて、
前記第2の線分の前記長さは、前記第1の線分の前記長さより少なくとも0.1mmだけ長い、脛骨ベアリング。
(15) 実施態様13に記載の脛骨ベアリングにおいて、
前記突起の前記内側側壁および前記外側側壁は、前方‐後方方向において互いに向かって先細になる、脛骨ベアリング。
(16) 実施態様13に記載の脛骨ベアリングにおいて、
(i)前記プラットホームは、前記横断面で見ると前方‐後方方向において定められた中心線軸を有し、
(ii)前記突起は、前記プラットホームの前記中心線軸に対して角度を付けられた長さ方向軸を有する、脛骨ベアリング。
(17) 実施態様13に記載の脛骨ベアリングにおいて、
(i)矢状面における前記内側顆ベアリング表面の後方半部が、第1の曲率半径を有し、
(ii)矢状面における前記外側ベアリング表面の後方半部が、前記第1の曲率半径より大きい第2の曲率半径を有する、脛骨ベアリング。
(18) 実施態様13に記載の脛骨ベアリングにおいて、
前記突起の前記後方カム面は、前記横断面において凸状である、脛骨ベアリング。
(19) 実施態様18に記載の脛骨ベアリングにおいて、
前記突起の前記後方カム面は、矢状面において凹状である、脛骨ベアリング。
(20) 整形外科的膝関節プロテーゼの脛骨ベアリングにおいて、
内側顆ベアリング表面および外側顆ベアリング表面を有するプラットホームであって、前記内側顆ベアリング表面の後方半部が、矢状面において第1の曲率半径を有し、前記外側顆ベアリング表面の後方半部が、矢状面において、前記第1の曲率半径より大きい第2の曲率半径を有する、プラットホームと、
前記プラットホームから上向きに延びる突起であって、前記突起は、
(i)前記脛骨ベアリングを横断面で見ると前方‐後方方向において定められた前記プラットホームの中心線に対して角度を付けられた、長さ方向軸、および、
(ii)前記横断面において凸状である後方カム面、
を有する、突起と、
を含む、脛骨ベアリング。

図1は、整形外科的膝関節プロテーゼの一実施形態の斜視図である。 図2は、図1の整形外科的膝関節プロテーゼの脛骨ベアリングの平面図である。 図3は、図1の線3‐3に概ね沿った、図2の脛骨ベアリングの断面図である。 図4は、図2の脛骨ベアリングの前方立面図である。 図5は、線5‐5に概ね沿った、図2の脛骨ベアリングの断面図である。 図6は、線6‐6に概ね沿った、図2の脛骨ベアリングの別の断面図である。 図7は、図1の整形外科的膝関節プロテーゼの大腿骨構成要素の下方立面図である。 図8は、図7の大腿骨構成要素の上方立面図である。 図9は、組み立て構成にあり、また屈曲約0度で位置付けられた、図1の整形外科的膝関節プロテーゼの大腿骨構成要素および脛骨ベアリングの上方平面図の概略図である。 図10は、図9の、組み立てられた整形外科的膝関節プロテーゼの側面図である。 図11は、深く屈曲した状態で位置付けられた、図9の、組み立てられた整形外科的膝関節プロテーゼの上方平面図の概略図である。 図12は、図11の、組み立てられた整形外科的膝関節プロテーゼの側面図である。

Claims (9)

  1. 脛骨ベアリングおよび大腿骨構成要素を有する膝関節プロテーゼにおいて、
    前記脛骨ベアリングは、
    内側顆ベアリング表面および外側顆ベアリング表面を有するプラットホームであって、横断面で見ると前方‐後方方向に定められた中心線軸を有する、プラットホームと、
    前記内側ベアリング表面と前記外側ベアリング表面との間で前記プラットホームから上向きに延びる突起であって、前記プラットホームの前記中心線軸に対して角度を付けられた長さ方向軸を有し、内側側壁、外側側壁、及び、後方カム面を備える突起と、
    を含み、
    前記大腿骨構成要素は、
    それぞれ内側顆表面および外側顆表面を有する離間した内側顆および外側顆であって、前記脛骨ベアリングの前記プラットホーム上において、それぞれ前記内側顆ベアリング表面および前記外側顆ベアリング表面と関節接合するようになっている内側顆および外側顆と、
    内部内側側壁、内部外側側壁、及び、内部後方壁により画定され、前記内側顆および前記外側顆間に形成されるカムボックスであって、前記内部後方壁は、膝の屈曲中、前記突起の前記後方カム面と係合するカム面を有するカムボックスと、
    を含み、
    前記突起は、その前端からその後端に向かう方向において内側に先細になっており、前記カムボックスの前記内部内側側壁および前記内部外側側壁は、前記大腿骨構成要素の前側から後側に向かって、互いに向かって先細になっており、膝が屈曲してしない場合、及び、膝の初期屈曲の場合、前記カムボックスの前記内部内側側壁および前記内部外側側壁は、前記突起の前記内側側壁および前記外側側壁と接触せず、その後の比較的後期の屈曲では、前記カムボックスの前記内部内側側壁および前記内部外側側壁は、前記突起の前記内側側壁および前記外側側壁と接触し、前記大腿骨構成要素が前記脛骨ベアリング上で外側に向かって回転する、膝関節プロテーゼ。
  2. 請求項1に記載の膝関節プロテーゼにおいて、
    前記突起の前記長さ方向軸と前記プラットホームの前記中心線軸との間で定められる角度が、5°より大きい、膝関節プロテーゼ
  3. 請求項2に記載の膝関節プロテーゼにおいて、
    前記突起の前記長さ方向軸と前記プラットホームの前記中心線軸との間で定められる前記角度は、8°である、膝関節プロテーゼ
  4. 請求項2に記載の膝関節プロテーゼにおいて、
    前記突起の前記長さ方向軸と前記プラットホームの前記中心線軸との間で定められる角度が、10°〜15°である、膝関節プロテーゼ
  5. 請求項1に記載の膝関節プロテーゼにおいて、
    (i)前記内側顆ベアリング表面の後方半部が、矢状面において第1の曲率半径を有し、
    (ii)前記外側顆ベアリング表面の後方半部が、矢状面において、前記第1の曲率半径より大きい第2の曲率半径を有する、膝関節プロテーゼ
  6. 請求項1に記載の膝関節プロテーゼにおいて、
    前記後方カム面は、前記横断面において凸状である、膝関節プロテーゼ
  7. 請求項に記載の膝関節プロテーゼにおいて、
    前記後方カム面は、矢状面において凹状である、膝関節プロテーゼ
  8. 請求項に記載の膝関節プロテーゼにおいて、
    (i)前記プラットホームは、前方リムを含み、
    (ii)前記突起は、前記突起の前記後方カム面の内側‐外側中心点から前記プラットホームの前記前方リムの内側‐外側中心点まで延在する第1の線分により定められた、前記横断面で見た場合の長さを有し、
    (iii)前記突起は、前記第1の線分に直交し、かつ前記第1の線分を二等分する第2の線分により定められた、第1の幅を有し、前記第2の線分は、前記突起の前記内側側壁から前記外側側壁まで延在しており、
    (iv)前記突起は、前記第1の線分に直交し、かつ前記第2の線分の後方の前記第1の線分上のある点で前記第1の線分を横切る第3の線分により定められた、第2の幅を有し、前記第3の線分は、前記突起の前記内側側壁から前記外側側壁まで延在しており、
    (v)前記突起の前記第1の幅は、前記突起の前記第2の幅より大きい、膝関節プロテーゼ
  9. 請求項に記載の膝関節プロテーゼにおいて、
    前記第1の幅は、前記第2の幅より少なくとも0.5mmだけ大きい、膝関節プロテーゼ
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