JP5441153B2 - ギアポンプ式オイルバーナ型暖房装置及びこれに用いる燃料漏出防止遮断弁 - Google Patents

ギアポンプ式オイルバーナ型暖房装置及びこれに用いる燃料漏出防止遮断弁 Download PDF

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本発明は、例えば農家が野菜や花等の農作物を栽培するハウス内をこれらの農作物の栽培に適する温度に暖房するギアポンプ式オイルバーナ型暖房装置及びこれに用いる燃料漏出防止遮断弁に関する。
ギアポンプ式オイルバーナ型暖房装置は一般的に広く用いられている。この一例として、農業用ハウス暖房機にも用いられているが、その他工業用蒸気ボイラについてもギアポンプ式オイルバーナを用いる場合が多い。
以下、この代表例として、このギアポンプ式オイルバーナを用いた農業用ハウス暖房装置に関する従来技術と課題について説明する。
図4は従来の農業用ハウス暖房装置を示す構成図である。このような農業用ハウス暖房装置にはオイルバーナが一般的に用いられている(例えば、特許文献1参照)。図4に示す農業用ハウス暖房装置は、ハウス11内に設けられた暖房機12と、この暖房機12に燃料を供給するギアポンプ式オイルバーナ13と、ハウス11の外部の適所に設置された燃料を貯留する燃料貯留タンク14と、一部を地中に埋設し、ギアポンプ式オイルバーナ13と燃料貯留タンク14とを接続する燃料供給パイプ15から構成されている。
なお、暖房機12にはハウス11の外に設置された煙突16が接続されている。また、燃料貯留タンク14は例えば、高さが1.9mで4kl(キロリットル)の燃料を貯蔵すると、燃料貯留タンク14の下部に設けられた燃料流出口付近には、0.019MPaの静圧が作用しており、燃料が燃料供給パイプ15内に流出する。
上記の構成からなる農業用ハウス暖房装置は、ギアポンプ式オイルバーナ13を作動させると、このギアポンプ式オイルバーナ13の燃料流出口側には例えば0.8MPaの吐出圧力(正圧)が発生し、ギアポンプ式オイルバーナ13の燃料流入口側には例えば0.1MPaの吸引圧力(負圧)が発生する。この吸引圧力で燃料供給パイプ15を介して燃料貯留タンク14から燃料を吸引し、この燃料を0.8MPaの吐出圧力で噴霧状にして暖房機12に供給する。燃料の供給を受けた暖房機12は燃焼を開始し、ハウス11内を所望の温度に暖房すると共に、燃焼時に発生した煙等は煙突16からハウス外に排出される。
特開平6−180113号公報
従来の農業用ハウス暖房装置は上述した構成を有しているので、長期間使用を続けると、鉄製の燃料貯留タンク14、燃料供給パイプ15等が錆の発生によって腐食し、亀裂、穴等が生じて燃料が流出する。この場合、燃料貯留タンク14は地上に設置されているため、燃料の流出を容易に検知することができる。
一方、燃料供給パイプ15は大きな亀裂、穴等が生じ、燃料が暖房機12に供給されなくなると、暖房機12が燃焼できなくなることにより異常発生を知ることができる。しかしながら、燃料供給パイプ15に小さな亀裂、穴等が生じ、燃料が少量ずつ地中に流出する場合は、暖房機12は燃料の供給を受けて燃焼を続けるため、燃料が地中に流出していることを長期間知ることができない。これは、小さな亀裂や穴から燃料が僅かに漏出し続けても、使用者は気温が例年より低いので燃料を余計に消費するのであろうと誤解するようなことが多いためである。
そして、地中に流出した燃料は水より軽いため、燃料供給パイプ15の埋設位置から地面Rに向かって上昇する。しかも、燃料供給パイプ15は耕耘機の羽根が作用しない地下50cm以上の深さに埋設されていることが多い。このため、流出した燃料が燃料供給パイプ15の埋設位置から地面Rに向かって上昇すると、燃料供給パイプ15が埋設されている位置より上の土壌が流出燃料で汚染され、栽培している作物が出荷できないような品質の状態になると共に、土壌汚染により新たな作物も栽培できなくなる。このような事態になると、ハウス11内の地中に埋設された燃料供給パイプ15より上の土壌を全て新しい土壌と交換しなければならなくなり、多大な費用を必要とすることになる。
また、燃料供給パイプ15の埋設位置から地面Rに向かって上昇する流出燃料が下水に流れ込むと、この下水を通じて流出燃料が河川に流出し、河川の水質汚染を引き起こすこともある。
このように燃料が少量ずつ漏れた状態が続くと、燃料が地面に達するまでかなりの時間がかかり、この間ずっと装置使用者が燃料の漏出に気付かないことが多い。燃料が地面に達して作物に異変が起こって初めて気が付いたときには、燃料供給パイプ15と地面との間の土壌は全て汚染されてしまっていると共に、近隣の河川に燃料がかなり流れ出した後となり、周辺環境に広範囲に亘った水質汚染を生じさせてしまう虞がある。
なお、ギアポンプ式オイルバーナを用いたその他の工業用の蒸気ボイラにおいても、上述したような土壌汚染と近隣の河川水質汚濁を招く虞がある。
本発明の目的は、燃料供給パイプに亀裂、穴等が生じたときには、直ちに燃料貯留タンクから燃料供給パイプへの燃料供給を停止して、燃料供給パイプに生じた亀裂、穴等から地中に燃料が流出することを防止するギアポンプ式オイルバーナ型暖房装置及びこれに用いる燃料漏出防止遮断弁を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の請求項1に係るギアポンプ式オイルバーナ型暖房装置は、
ギアポンプ式オイルバーナによって駆動される暖房機と、
前記暖房機に備わったギアポンプ式オイルバーナと、
前記ギアポンプ式オイルバーナと離間して設置された燃料貯留タンクと、
一部を地中に埋設し、ギアポンプ式オイルバーナと燃料貯留タンクとを接続する燃料供給パイプと、
前記燃料貯留タンクの燃料流出口と前記燃料供給パイプとの間に接続された燃料漏出防止遮断弁とを備え、
前記燃料漏出防止遮断弁は、遮断弁と、弁座と、前記遮断弁を弁座に押し付けて弁閉止状態とするコイルスプリングを有し、前記燃料供給パイプが破損していない状態で前記ギアポンプ式オイルバーナのギアポンプの作動時に当該燃料供給パイプを介して燃料を当該ギアポンプに引き込む負圧により弁開放状態にすると共に、前記燃料供給パイプの破損による燃料漏出状態での前記ギアポンプの作動時に前記燃料供給パイプを介して燃料を当該ギアポンプに引き込む負圧によっても弁閉止状態を維持するような前記コイルスプリングの付勢力によって前記遮断弁が弁座に押し付けられているギアポンプ式オイルバーナ型暖房装置であって、
前記ギアポンプ式オイルバーナ型暖房装置が農業用ハウス暖房装置であり、ハウス内において作物が栽培されている地面の下の土壌中に前記燃料供給パイプを埋設するようになっており、
前記燃料供給パイプは、前記ギアポンプ式オイルバーナ側に備わった前記ギアポンプと前記燃料貯留タンクの燃料流出口側に備わった前記燃料漏出防止遮断弁とを接続するように設けられたことを特徴としている。
また、本発明の請求項に係るギアポンプ式オイルバーナ型暖房装置に用いる燃料漏出防止遮断弁は、
ギアポンプ式オイルバーナによって駆動される暖房機と、前記暖房機に備わったギアポンプ式オイルバーナと、前記ギアポンプ式オイルバーナと離間して設置された燃料貯留タンクと、一部を地中に埋設し、ギアポンプ式オイルバーナと燃料貯留タンクとを接続する燃料供給パイプと、を有するギアポンプ式オイルバーナ型暖房装置に用いる燃料防止遮断弁であって、
前記燃料漏出防止遮断弁は、遮断弁と、弁座と、前記遮断弁を弁座に押し付けて弁閉止状態とするコイルスプリングを有し、前記燃料貯留タンクの燃料流出口と前記燃料供給パイプとの間に接続され、前記燃料供給パイプが破損していない状態で前記ギアポンプ式オイルバーナのギアポンプの作動時に当該燃料供給パイプを介して燃料を当該ギアポンプに引き込む負圧により弁開放状態にすると共に、前記燃料供給パイプの破損による燃料漏出状態での前記ギアポンプの作動時に前記燃料供給パイプを介して燃料を当該ギアポンプに引き込む負圧によっても弁閉止状態を維持するような前記コイルスプリングの付勢力によって前記遮断弁が弁座に押し付けられているギアポンプ式オイルバーナ型暖房装置に用いる燃料漏出防止遮断弁であり、
前記ギアポンプ式オイルバーナ型暖房装置が農業用ハウス暖房装置であり、ハウス内において作物が栽培されている地面の下の土壌中に前記燃料供給パイプを埋設するギアポンプ式オイルバーナ型暖房装置に前記燃料漏出防止遮断弁を用いるようになっており、
前記燃料供給パイプは、前記ギアポンプ式オイルバーナ側に備わった前記ギアポンプと前記燃料貯留タンクの燃料流出口側に備わった前記燃料漏出防止遮断弁とを接続するように設けられたことを特徴としている。
本発明によれば、常時一定圧力で閉弁状態に保持された遮断弁を燃料貯留タンクの燃料流出口と燃料供給パイプとの間に接続したことにより、燃料供給パイプに亀裂、穴等が生じると、遮断弁に作用するギアポンプ式オイルバーナの吸引圧力が低下する。このため、遮断弁は常時閉弁方向に作用している圧力より、ギアポンプ式オイルバーナの吸引圧力が小さくなった時点で自動的に閉じ、燃料貯留タンクから燃料供給パイプへの燃料流出を停止するので、燃料供給パイプに生じた亀裂、穴等から地中に流出する燃料を直ちに停止することができる。この結果、燃料の流出に起因する土壌汚染、水質汚染を確実に防止することができる。
また、ハウスの栽培作物の下の地中に燃料供給パイプを埋設することができる。このようにすることにより、燃料供給パイプの埋設位置に制約を受けることがなくなり、ハウス内における暖房機の設置場所にも制約を受けることがなくなる。
また、地中に埋設された燃料供給パイプの上方の地面で農作物を栽培しても、従来の不具合点であった燃料供給パイプから長い間少量ずつ燃料が漏出してせっかく栽培した農作物を全て出荷できないような品質にしたりこの地面と燃料供給パイプとの間の土壌を汚染させて甚大な損害が生じてしまうの回避することができる。
本発明によると、燃料供給パイプに亀裂、穴等が生じたときには、直ちに燃料貯留タンクから燃料供給パイプへの燃料供給を停止して、燃料供給パイプに生じた亀裂、穴等から地中に燃料が流出することを防止するギアポンプ式オイルバーナ型暖房装置及びこれに用いる燃料漏出防止遮断弁を提供することができる。
本発明の一実施形態によるギアポンプ式オイルバーナ型暖房装置を示す構成図である。 遮断弁の閉弁状態図である。 遮断弁の開弁状態図である。 従来のギアポンプ式オイルバーナ型暖房装置を示す構成図である。
以下、本発明の一実施形態に係るギアポンプ式オイルバーナ型暖房装置及びこれに用いる燃料漏出防止遮断弁について図面に基づいて説明する。なお、本実施形態においては、ギアポンプ式オイルバーナ型暖房装置の一形態をなす農業用ハウス暖房装置に基づいて説明する。
図1は本発明の農業用ハウス暖房装置を示す構成図であり、ハウス1内に暖房機2と暖房機2に燃料を供給するギアポンプ式オイルバーナ3が設置されている。ハウス1の外部の適所には燃料を貯留する燃料貯留タンク4が設置されている。ギアポンプ式オイルバーナ3と燃料貯留タンク4との間は、燃料貯留タンク4の燃料流出口4aに設けた遮断弁6を介して、一部を地中に埋設した燃料供給パイプ5が接続されている。
なお、暖房機2にはハウス1の外に設置された煙突7が接続されている。また、燃料貯留タンク4は例えば、高さが1.9mで4kl(キロリットル)の燃料を貯蔵すると、燃料貯留タンク4の下部に設けられた燃料流出口付近には、0.019MPaの静圧が作用しており、燃料が燃料供給パイプ5内に流出する。
遮断弁6は、図2、図3に示すように、中空の本体ケース61の中に、弁座62と支持部材64が設けられている。この支持部材64は弁軸63を軸線方向に移動自在に支持している。弁軸63は先端に弁座62に作用する弁体65を有し、弁体65よりも小径のコイルスプリング66を嵌めて、ねじ部63aを形成した他端側を支持部材64の中心穴64aを貫通させ、その貫通突出した弁軸63のねじ部63aにナット67を螺合した構成である。
支持部材64には弁軸を63を通す中心穴64aを中心として燃料流通穴64bが複数形成されている。そして、本体ケース61の下部の燃料流入口61aは燃料貯留タンク4の燃料流出口4aに接続し、本体ケース61の上部の燃料流出口61bを燃料供給パイプ15に接続している。
以下、上記の構成からなる本発明の農業用ハウス暖房装置及びこれに用いる燃料漏出防止遮断弁の動作について説明する。ギアポンプ式オイルバーナ3を作動させていない農業用ハウス暖房装置の停止時は、遮断弁6には何らの吸引圧力も作用しないため、遮断弁6はコイルスプリング66の付勢力で弁体65が弁座62に押し付けられて、図2に示すように閉弁状態を維持している。従って、燃料供給パイプ15には燃料は流出しない。
この状態において、ギアポンプ式オイルバーナ3を作動させると、このギアポンプ式オイルバーナ3の燃料流出口側には例えば0.8MPaの吐出圧力(正圧)が発生するため、燃料流入口側には例えば0.1MPaの吸引圧力(負圧)が発生する。この吸引圧力が燃料供給パイプ5の内部を伝わって遮断弁6の本体ケース61内に作用する。
そして、この吸引圧力はコイルスプリング66の付勢力より大きいため、この付勢力に抗して弁体65を弁座62から引き離して図3の開弁状態となる。この状態になると、ギアポンプ式オイルバーナ3は燃料供給パイプ5を介して燃料を吸引し、この燃料を0.8MPaの吐出圧力で噴霧状にして暖房機2に供給する。燃料の供給を受けた暖房機12は燃焼を開始し、ハウス1内を所望の温度に暖房すると共に、燃焼時に発生した煙等は煙突7からハウス1外に排出される。
上述のようにして、農業用ハウス暖房装置を作動させているときに、地中に埋設した燃料供給パイプ5に錆等に起因して亀裂、穴等が生じると、この燃料供給パイプ5の内部を伝わって遮断弁6の本体ケース61内に作用していたギアポンプ式オイルバーナ3の吸引圧力が作用しなくなる。このため、遮断弁6の本体ケース61内においては、弁体65がコイルスプリング66の付勢力により弁座62に押し付けられて、図2に示す閉弁状態となり、燃料供給パイプ5への燃料流出を停止する。この結果、燃料供給パイプ5の亀裂、穴等から地中に流出する燃料を確実に防止することができる。
以上のように、本発明によれば、常時一定圧力で閉弁状態に保持された遮断弁を燃料貯留タンクの燃料流出口と燃料供給パイプとの間に接続したことにより、燃料供給パイプに亀裂、穴等が生じると、遮断弁に作用するギアポンプ式オイルバーナの吸引圧力が低下する。このため、遮断弁は常時閉弁方向に作用している圧力より、ギアポンプ式オイルバーナの吸引圧力が小さくなった時点で自動的に閉じ、燃料貯留タンクから燃料供給パイプへの燃料流出を停止するので、燃料供給パイプに生じた亀裂、穴等から地中に流出する燃料を直ちに停止することができる。この結果、燃料の流出に起因する土壌汚染、水質汚染を確実に防止することができる。
また、本発明に係るギアポンプ式オイルバーナ型暖房装置に用いる燃料漏出防止遮断弁を、栽培作物の下の地中に燃料供給パイプを埋設する農業用ハウス暖房装置に用いるようにすれば、栽培作物の下の地中に燃料供給パイプを埋設することができ、燃料供給パイプの埋設位置に制約を受けることがなくなり、ハウス内における暖房機の設置場所にも制約を受けることがなくなる。
また、図1は、ハウス内で作物が栽培されている状態を示しているが、本発明はこれに限定されず、地中に埋設された燃料供給パイプの上方のハウス外の広範囲の地面で農作物を栽培しても、従来の不具合点であった燃料供給パイプから長い間少量ずつ燃料が漏出してせっかく栽培した農作物を全て出荷できないような品質にしたりこの地面と燃料供給パイプとの間の土壌やこの周辺の河川を汚染させて甚大な損害が生じてしまうのを回避することができる。
なお、上述した実施形態の農業用ハウス暖房装置は、狭義の意味でのハウス暖房装置に限定されるものではない。具体的には、この農業用ハウス暖房装置を用いて栽培する作物は野菜や果実、花などに限定されず、家畜やペット等、動物の飼料となる樹木、例えばコアラを飼育するためのユーカリの木を栽培する場合などにも適用可能である。
また、以上説明した内容は、農業用ハウス暖房機にギアポンプ式オイルバーナを用いた場合の課題を解決する具体的内容を開示したものであったが、上述した課題でも述べたように、本発明をギアポンプ式オイルバーナを用いた蒸気ボイラに適用しても土壌汚染の防止や近隣の河川水質汚濁の防止に効果を挙げることが可能である。
1 ハウス
2 暖房機
3 ギアポンプ式オイルバーナ
4 燃料貯留タンク
4a 燃料流出口
5 燃料供給パイプ
6 遮断弁
7 煙突
11 ハウス
12 暖房機
13 ギアポンプ式オイルバーナ
14 燃料貯留タンク
15 燃料供給パイプ
16 煙突
61 本体ケース
61a 燃料流入口
61b 燃料流出口
62 弁座
63 弁軸
63a ねじ部
64 支持部材
64a 中心穴
64b 燃料流通穴
65 弁体
66 コイルスプリング
67 ナット
R 地面

Claims (2)

  1. ギアポンプ式オイルバーナによって駆動される暖房機と、
    前記暖房機に備わったギアポンプ式オイルバーナと、
    前記ギアポンプ式オイルバーナと離間して設置された燃料貯留タンクと、
    一部を地中に埋設し、ギアポンプ式オイルバーナと燃料貯留タンクとを接続する燃料供給パイプと、
    前記燃料貯留タンクの燃料流出口と前記燃料供給パイプとの間に接続された燃料漏出防止遮断弁とを備え、
    前記燃料漏出防止遮断弁は、遮断弁と、弁座と、前記遮断弁を弁座に押し付けて弁閉止状態とするコイルスプリングを有し、前記燃料供給パイプが破損していない状態で前記ギアポンプ式オイルバーナのギアポンプの作動時に当該燃料供給パイプを介して燃料を当該ギアポンプに引き込む負圧により弁開放状態にすると共に、前記燃料供給パイプの破損による燃料漏出状態での前記ギアポンプの作動時に前記燃料供給パイプを介して燃料を当該ギアポンプに引き込む負圧によっても弁閉止状態を維持するような前記コイルスプリングの付勢力によって前記遮断弁が弁座に押し付けられているギアポンプ式オイルバーナ型暖房装置であって、
    前記ギアポンプ式オイルバーナ型暖房装置が農業用ハウス暖房装置であり、ハウス内において作物が栽培されている地面の下の土壌中に前記燃料供給パイプを埋設するようになっており、
    前記燃料供給パイプは、前記ギアポンプ式オイルバーナ側に備わった前記ギアポンプと前記燃料貯留タンクの燃料流出口側に備わった前記燃料漏出防止遮断弁とを接続するように設けられたことを特徴とするギアポンプ式オイルバーナ型暖房装置。
  2. ギアポンプ式オイルバーナによって駆動される暖房機と、前記暖房機に備わったギアポンプ式オイルバーナと、前記ギアポンプ式オイルバーナと離間して設置された燃料貯留タンクと、一部を地中に埋設し、ギアポンプ式オイルバーナと燃料貯留タンクとを接続する燃料供給パイプと、を有するギアポンプ式オイルバーナ型暖房装置に用いる燃料防止遮断弁であって、
    前記燃料漏出防止遮断弁は、遮断弁と、弁座と、前記遮断弁を弁座に押し付けて弁閉止状態とするコイルスプリングを有し、前記燃料貯留タンクの燃料流出口と前記燃料供給パイプとの間に接続され、前記燃料供給パイプが破損していない状態で前記ギアポンプ式オイルバーナのギアポンプの作動時に当該燃料供給パイプを介して燃料を当該ギアポンプに引き込む負圧により弁開放状態にすると共に、前記燃料供給パイプの破損による燃料漏出状態での前記ギアポンプの作動時に前記燃料供給パイプを介して燃料を当該ギアポンプに引き込む負圧によっても弁閉止状態を維持するような前記コイルスプリングの付勢力によって前記遮断弁が弁座に押し付けられているギアポンプ式オイルバーナ型暖房装置に用いる燃料漏出防止遮断弁であり、
    前記ギアポンプ式オイルバーナ型暖房装置が農業用ハウス暖房装置であり、ハウス内において作物が栽培されている地面の下の土壌中に前記燃料供給パイプを埋設するギアポンプ式オイルバーナ型暖房装置に前記燃料漏出防止遮断弁を用いるようになっており、
    前記燃料供給パイプは、前記ギアポンプ式オイルバーナ側に備わった前記ギアポンプと前記燃料貯留タンクの燃料流出口側に備わった前記燃料漏出防止遮断弁とを接続するように設けられたことを特徴とするギアポンプ式オイルバーナ型暖房装置に用いる燃料漏出防止遮断弁。
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