JP5439592B2 - バランスのとれた基準部材を備えているフローメータ - Google Patents

バランスのとれた基準部材を備えているフローメータ Download PDF

Info

Publication number
JP5439592B2
JP5439592B2 JP2012510783A JP2012510783A JP5439592B2 JP 5439592 B2 JP5439592 B2 JP 5439592B2 JP 2012510783 A JP2012510783 A JP 2012510783A JP 2012510783 A JP2012510783 A JP 2012510783A JP 5439592 B2 JP5439592 B2 JP 5439592B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reference member
balance element
component
pickoff
conduit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012510783A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012526987A (ja
Inventor
グレゴリー トリート ランハム,
クリストファー エー. ヴェルバッハ,
Original Assignee
マイクロ モーション インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マイクロ モーション インコーポレイテッド filed Critical マイクロ モーション インコーポレイテッド
Publication of JP2012526987A publication Critical patent/JP2012526987A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5439592B2 publication Critical patent/JP5439592B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/76Devices for measuring mass flow of a fluid or a fluent solid material
    • G01F1/78Direct mass flowmeters
    • G01F1/80Direct mass flowmeters operating by measuring pressure, force, momentum, or frequency of a fluid flow to which a rotational movement has been imparted
    • G01F1/84Coriolis or gyroscopic mass flowmeters
    • G01F1/845Coriolis or gyroscopic mass flowmeters arrangements of measuring means, e.g., of measuring conduits
    • G01F1/8468Coriolis or gyroscopic mass flowmeters arrangements of measuring means, e.g., of measuring conduits vibrating measuring conduits
    • G01F1/8472Coriolis or gyroscopic mass flowmeters arrangements of measuring means, e.g., of measuring conduits vibrating measuring conduits having curved measuring conduits, i.e. whereby the measuring conduits' curved center line lies within a plane
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/76Devices for measuring mass flow of a fluid or a fluent solid material
    • G01F1/78Direct mass flowmeters
    • G01F1/80Direct mass flowmeters operating by measuring pressure, force, momentum, or frequency of a fluid flow to which a rotational movement has been imparted
    • G01F1/84Coriolis or gyroscopic mass flowmeters
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/76Devices for measuring mass flow of a fluid or a fluent solid material
    • G01F1/78Direct mass flowmeters
    • G01F1/80Direct mass flowmeters operating by measuring pressure, force, momentum, or frequency of a fluid flow to which a rotational movement has been imparted
    • G01F1/84Coriolis or gyroscopic mass flowmeters
    • G01F1/8409Coriolis or gyroscopic mass flowmeters constructional details
    • G01F1/8413Coriolis or gyroscopic mass flowmeters constructional details means for influencing the flowmeter's motional or vibrational behaviour, e.g., conduit support or fixing means, or conduit attachments
    • G01F1/8418Coriolis or gyroscopic mass flowmeters constructional details means for influencing the flowmeter's motional or vibrational behaviour, e.g., conduit support or fixing means, or conduit attachments motion or vibration balancing means
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/494Fluidic or fluid actuated device making

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)

Description

本発明は、振動式フローメータに関するものであり、とくにバランスのとれた基準部材を備えている振動式フローメータに関するものである。
たとえばデンシトメータおよびコリオリ流量計の如き振動式フローデバイスは、密度、質量流量、体積流量、総合質量流量、温度、他の情報などの如き流動物質の特性を測定するために用いられている。振動式フローデバイスは、1つ以上の導管を備えている。1つ以上の導管は、たとえば直線形状、U字形状または異形形状の如きさまざまな形状を有することが可能である。
1つ以上の導管は、たとえば単純曲げモード、ねじれモード、ラジアルモードおよび結合モードを含む一組の固有振動モードを有している。少なくとも1つのドライブは、流動物質の特性を求めるために、これらのモードのうちの一つのモードで、1つ以上の導管を共振周波数で振動させるようになしてある。また、1つ以上のメータ電子機器は正弦波駆動信号を少なくとも1つのドライバへ送信するようになっている。このドライバは、通常マグネット/コイルを組み合わせたものであり、このマグネットが導管に固定され、コイルが取付構造体または他の導管に固定されている。このドライブ信号により、ドライバがドライブモードでかつドライブ周波数で1つ以上の導管を振動させる。たとえば、ドライブ信号は、コイルに送信される周期的な電流であってもよい。
少なくとも一つのピックオフが、導管の振動を検出し、振動する導管の動きを表す正弦波ピックオフ信号を生成する。通常、ピックオフはマグネット/コイルを組み合わせたものであり、通常、このマグネットは導管に固定され、コイルは取付構造体または他の導管に固定される。しかしながらいうまでもなく、光学構造、容量構造、圧電構造など如き他のピックオフ構造も存在する。ピックオフ信号は、一つ以上の電子機器へ送信される。1つ以上の電子機器は、周知の原理に従って、流動物質の特性を求めるためにまたは必要ならばドライブ信号を調節するために、これらのピックオフ信号を用いてもよい。
通常、振動式フローデバイスには、本来的にバランスのとれたシステムを形成するために、反対方向に振動する2つ(デュアル)の振動導管が設けられている。したがって、各導管からの振動は、一方の導管からの望ましくない振動が他方の導管へ伝わるのを防止するように互いに打ち消し合うようになっている。しかしながら、圧力の降下または詰まりなどの問題によりデュアル(2つ)の導管が望ましくないような用途も存在する。このような状況では、シングル(単一)の導管が望ましい場合もある。
シングル導管型システムでは、ピックオフが、基準部材に設けられている第一のピックオフコンポーネントと導管に設けられている第二のピックオフコンポーネントとの間の相対的な位置を求めることにより動き(振動)を測定するためにインバランスが生じてしまう。したがって、基準部材に設けられているピックオフコンポーネントが基準部材に伝わる不必要な振動によって不適切に振動してしまうまたは動いてしまう恐れがある。このことにより、ピックオフコンポーネントの相対的な位置の検出が影響を受けて不正確なピックオフ信号を発生してしまう恐れがある。さらに、システムによっては、基準部材が、フロー導管に対して反対方向に振動するように設計されている場合もある。しかしながら、フロー導管を流れる流体の密度が変わる場合、基準部材はフロー導管の振動を打ち消すことができない恐れがある。
この問題を解決するためには、ブレースバーを通じて導管に取り付けられるダミーチューブを用いることと、このダミーチューブの振動を用いてシステムのバランスを取ることとが必要となる。状況によってはこのアプローチが適切な場合もあったが、広い範囲の流体密度にわたってシステムのバランスをとるのは通常困難であるため、従来のアプローチの有効性は限定的なものである。
本発明は、これらおよび他の課題を克服し、当該技術分野の進歩を実現させようとするものである。
本発明の1つの実施形態にかかるフローメータが提供されている。かかるフローメータは、導管と、導管を振動させるように構成されているドライバとを備えている。本発明のある実施形態によれば、かかるフローメータは第一のピックオフをさらに備えている。この第一のピックオフは、第一のピックオフコンポーネントと、第二のピックオフコンポーネントとを有している。かかる振動式フローメータは基準部材をさらに備えている。第一のピックオフコンポーネントは基準部材と結合されており、第二のピックオフコンポーネントは導管における第一のピックオフコンポーネントに近い部分と結合されている。かかる振動式フローメータは、基準部材と結合されているバランスエレメントをさらに備えている。
本発明の他の実施形態によれば、フローメータのための基準部材が提供されている。かかる基準部材は動作部分を有することができる。本発明のある実施形態によれば、この動作部分は曲げ軸線W−Wを中心として振動するように構成されている。本発明のある実施形態によれば、かかる基準部材は、当該基準部材と結合されるバランスエレメントをさらに有している。このバランスエレメントは、曲げ軸線を中心として動作部分とは実質的に反対方向に振動するように構成することができる。
本発明の他の実施形態によれば、フロー導管と、ドライバと、第一のピックオフコンポーネントおよび第二のピックオフコンポーネントを有している第一のピックオフとを備えるフローメータを形成する方法が提供されている。かかる方法は、基準部材をフロー導管の近くに位置決めするステップと、第一のピックオフコンポーネントを基準部材と結合するステップとを有している。本発明のある実施形態によれば、かかる方法は、第二のピックオフコンポーネントをフロー導管における第一のピックオフコンポーネントに近い部分と結合するステップをさらに有している。本発明の他の実施形態によれば、かかる方法は、基準部材にバランスエレメントを結合するステップを有している。
態様
本発明の1つの態様によれば、フローメータは、フロー導管と、当該フロー導管を振動させるように構成されているドライバと、第一のピックオフコンポーネントおよび第二のピックオフコンポーネントを有している第一のピックオフと、基準部材と、基準部材に結合されているバランスエレメントとを備えており、第一のピックオフコンポーネントが基準部材と結合されており、第二のピックオフコンポーネントがフロー導管における第一のピックオフコンポーネントに近い部分と結合されている。
好ましくは、基準部材は、当該基準部材の曲げ軸線を少なくとも部分的に規定する1つ以上の脚部をさらに有している。
好ましくは、バランスエレメントは、基準部材の動作部分と結合されている。
好ましくは、バランスエレメントは、当該バランスエレメントの運動量が基準部材の動作部分の運動量と実質的に等しくかつ反対方向であるようなサイズおよび位置に形成されている。
好ましくは、バランスエレメントは、基準部材の曲げ軸線(W−W)を中心とする当該バランスエレメントの動きが基準部材の動作部分の動きと実質的に反対方向であるようなサイズおよび位置に形成されている。
好ましくは、フローメータは、基準部材と結合されている第一のピックオフコンポーネントと、導管と結合されている第二のピックオフコンポーネントと有している少なくとも第二のピックオフをさらに備えている。
好ましくは、ドライバは、基準部材と結合されている第一のコンポーネントと、導管と結合されている第二のコンポーネントとを有している。
好ましくは、バランスエレメントは、基準部材と一体的に形成されている。
好ましくは、バランスエレメントは、基準部材と着脱可能に結合されている。
好ましくは、基準部材は基準プレートを含んでいる。
本発明の他の態様によれば、フローメータのための基準部材は、曲げ軸線を中心として振動するように構成されている動作部分と、基準部材と結合され、動作部分とは実質的に反対方向に曲げ軸線(W−W)を中心として振動するように構成されているバランスエレメントとを備えている。
好ましくは、基準部材は、曲げ軸線を少なくとも部分的に規定する1つ以上の脚部をさらに備えている。
好ましくは、バランスエレメントは、当該バランスエレメントの運動量が動作部分の運動量と実質的に等しくかつ反対方向であるようなサイズおよび位置に形成されている。
好ましくは、バランスエレメントは、基準部材の動作部分と結合されている。
好ましくは、基準部材は基準プレートを含んでいる。
本発明の他の態様によれば、フロー導管と、ドライバと、第一のピックオフコンポーネントおよび第二のピックオフコンポーネントを有する第一のピックオフとを備えているフローメータを形成するための方法であって、フロー導管の近くに基準部材を位置決めするステップと、第一のピックオフコンポーネントを基準部材と結合するステップと、第二のピックオフコンポーネントをフロー導管における第一のピックオフコンポーネントに近い部分と結合するステップと、基準部材にバランスエレメントを結合するステップとを有している。
好ましくは、上記のバランスエレメントを結合するステップは、バランスエレメントに基準部材の動作部分を結合することを含んでいる。
好ましくは、かかる方法は、バランスエレメントの運動量が基準部材の動作部分の運動量と実質的に等しくかつ反対方向であるようなサイズおよび位置にバランスエレメントを形成するステップをさらに有している。
好ましくは、かかる方法は、基準部材の曲げ軸線を中心とするバランスエレメントの動きが曲げ軸線を中心とする基準部材の動作部分の動きと実質的に反対方向であるようなサイズおよび位置にバランスエレメントを形成するステップをさらに有している。
好ましくは、係る方法は、少なくとも第二のピックオフの第一のピックオフコンポーネントを基準部材と結合し、少なくとも第二のピックオフの第二のピックオフコンポーネントをフロー導管と結合するステップをさらに有している。
好ましくは、かかる方法は、基準部材に第一のドライバコンポーネントを結合し、導管に第二のドライバコンポーネントを結合するステップをさらに有している。
好ましくは、基準部材は基準プレートを含んでいる。
従来のデュアル導管型振動式フローデバイスを示す斜視図である。 従来のシングル導管型センサー組立体を示す斜視図である。 従来のシングル導管型センサー組立体を示す斜視図である。 シングル導管型センサー組立体の1つの実施形態を示す斜視図である。
図1〜図4および下記の記載には、本発明の最良のモードを達成および利用する方法を当業者に教示するための具体的な実施形態が示されている。本発明の原理を教示するために、従来技術の一部が単純化または省略されている。当業者にとって明らかなように、これらの実施形態の変形例も本発明の技術範囲内に含まれる。また、当業者にとって明らかなように、下記の記載の構成要素をさまざまな方法で組み合わせて本発明の複数の変形例を形成することができる。したがって、本発明は、下記に記載の特定の実施形態に限定されるのではなく、特許請求の範囲およびその均等物によってのみ限定される。
図1には、フローメータ10と1つ以上のメータ電子機器20とを有しているコリオリフローメータの形態をとる従来の振動式センサー組立体5の一例が示されている。1つ以上のメータ電子機器20は、フローメータ10へ接続され、たとえば密度、質量流量、体積流量、総合質量流量、温度および他の情報の如き流動物質の特性を測定するようになしてある。
フローメータ10は、一対のフランジ101、101’と、一対のマニホルド102、102’と、一対の導管103A、103Bとを有している。マニホルド102、102’は、導管103A、103Bの両端に固定されている。本実施形態にかかるフランジ101、101’はマニホルド102、102’へ固定されている。また、本実施形態に係るマニホルド102、102’はスペーサ106の両端に固定されている。スペーサ106は、導管103Aおよび103Bの不要な振動を避けるために、本実施形態のマニホルド102とマニホルド102’との間の間隔を維持するようになしてある。これらの導管はほぼ並列にマニホルドから外方に向けて延びている。流動物質を運ぶ配管システム(図示せず)の中にフローメータ10が挿入されると、流動物質がフランジ101を通ってフローメータ10の中に流入し、流入口マニホルド102を通り、ここで、流動物質の全量が導管103Aおよび103Bの中に流され、導管103Aおよび103Bを流れ、流出口マニホルド102’の中へ流れ込み、ここで、フランジ101’からフローメータ10の外へと流出する。
フローメータ10はドライバ104をさらに備えている。ドライバ104は、当該ドライバ104が導管103A、103Bをドライブモードで振動させることができる位置で導管103A、103Bへ固定されている。さらに具体的にいえば、ドライブ104は、導管103Aに固定されている第一のドライブコンポーネント(図示せず)と、導管103Bに固定されている第二のドライブコンポーネント(図示せず)とを有している。ドライバ104は、マグネットが導管103Aに取り付けられかつ対向するコイルが導管103Bに取り付けられる構成のような周知になっている多数の構成のうちの1つの構成を有している。
本実施形態では、ドライブモードは、第一の逆位相曲げモードであり、導管103A、103Bは、それぞれ、曲げ軸線W−WおよびW’−W’に対して実質的に同一の質量分布、慣性モーメントおよび弾性モジュールを有するバランスの取れたシステムを提供するように、選択され、流入口マニホルド102および流出口マニホルド102’に適切に取り付けられていることが好ましい。ドライブモードが第一の逆位相曲げモードである本実施形態では、導管103Aおよび導管103Bは、それぞれ、曲げ軸Wおよび曲げ軸W’に対して反対方向に向けてドライブ104により振動させられるようになしてある。交流の形態を有しているドライブ信号が、たとえば経路110を介して一つ以上の電子機器20によって送られ、コイルを通り抜けて両方の導管103A、103Bに振動を引き起こすようになしてある。当業者にとって明らかなように、他のドライブモードが用いられてもよいが、それらもまた本発明の技術範囲に含まれることになる。
上述のバランスの取れたシステムは、おおむね図示されるようなZ方向にフロー導管103A、103Bを振動させるようになしてある。他の方向としては、パイプラインに沿ったX方向ならびにZ方向およびX方向に対して垂直になっているY方向が挙げられる。この座標系は、本明細書全体にわたって用いられ、本発明を理解するうえで助けとなると思われる。しかしながらいうまでもなく、他の座標系が用いられてもよく、どのような座標系を用いるかによって本発明の技術範囲が限定されるべきではない。
図示されているフローメータ10は、導管103A、103Bに固定されている一対のピックオフ105、105’を有している。さらに具体的にいえば、第一のピックオフコンポーネント(図示せず)が導管103Aに設けられ、第二のピックオフコンポーネント(図示せず)が導管103Bに設けられている。図示されている実施形態では、ピックオフ105、105’は、導管103A、103Bの両端部に設けられている。ピックオフ105、105’は、導管103A、103Bの速度および位置を表わすピックオフ信号を発生するたとえばピックオフマグネットおよびピックオフコイルである電磁検出器であってもよい。たとえば、ピックオフ105、105’は、経路111、111’通じて一つ以上の電子機器へピックオフ信号を送るようになしてあってもよい。当業者にとって明らかなように、導管103A、103Bの動きは、流動物質のなんらかの特性、たとえば導管103A、103Bを流れる物質の質量流量および密度に比例している。
図1に示されている実施形態では、一つ以上の電子機器20は、ピックオフ105、105’からピックオフ信号を受信するようになしてある。経路26は、1つ以上の電子機器20にオペレータとの通信を可能とする入力手段および出力手段を提供している。一つ以上の電子機器20は、たとえば密度、質量流量、体積流量、総合質量流量、温度および他の情報の如き流動物質の特性を測定するようになしてある。さらに具体的にいえば、一つ以上の電子機器20は、たとえばピックオフ105、105’からおよび1つ以上の温度センサー(図示せず)から1つ以上の信号を受け取り、この情報を用いて、たとえば密度、質量流量、体積流量、総合質量流量、温度および他の情報の如き流動物質の特性を測定する。
たとえばコリオリフローメータまたはデンシトメータの如き振動式測定デバイスが流動物質の特性を測定する技術はよく理解されている。たとえばここで参照することにより本明細書に援用する米国特許第6,505,131号を参照されたい。したがって、記載を簡潔にするため、詳細な説明は省略する。
ここで、図2および図3を参照すると、従来のフローメータの他の例が110で示されている。フローメータ110は、当該フローメータ110が単一の(シングル)導管103Aと、ドライバ104およびピックオフ105、105’の一部分が取り付けられている基準部材150とを備えていること以外は図1に示されているフローメータ10と類似したものである。図示されている実施形態では、導管103Aと基準部材150とは直接には接続されてはいない。しかしながら、基準部材150は、当該技術分野において一般的に知られているように、ドライバ104およびピックオフ105、105’の第一コンポーネントおよび第二のコンポーネントが相互に作用することができるように、フロー導管103Aに近い位置に設けられている。基準部材150とフロー導管103Aとの間の具体的な距離は、たとえばフロー導管103Aのサイズ、ドライバ104およびピックオフ105、105’のサイズ、ならびにフローメータ110を取り付ける取付構造を含む複数の検討事項に依存すると考えられる。したがって、いうまでもなく、基準部材150とフロー導管103Aとの間の距離は、フローメータによって異なる。
本実施形態の他の態様によれば、フローチューブとは異なり、基準部材150は材料が流れることのない構造体であってもよい。たとえば、図示されているように、基準プレートであってもよいし、または形状にはこだわらない他の構造体であってもよい。したがって、基準部材150が基準プレートを含むように図示されているが、本発明はプレートに限定されるべきではない。もっと正確にいえば、基準部材150はいかなる所望の形状を有したものであってもよい。図示されていないが、いうまでもなく、基準部材150が静止コンポーネントにほぼ堅牢に結合されていてもよい。基準部材150を配管内に取り付けることも図示していなければフロー導管103Aを配管内に取り付けることも図示していないが、これは図面の複雑さを減らすためである。また、図2〜図4にはメータ電子機器20が省略されているが、これは図面の複雑さを簡略化するためである。しかしながら、いうまでもなく、フローメータ110および210は図1に関して説明されたような方法でメータ電子機器に接続されるようになしてある。
図示されているように、第一のドライバコンポーネント104Aおよび第一のピックオフコンポーネント105A105A’が基準部材150に結合されている。また、図示されているように、第二のドライバコンポーネント104Bおよび第二のピックオフコンポーネント105B105B’が導管103Aに結合されている。第一のコンポーネント104A105A105A’がコイルであり、第二のコンポーネント104B105B105B’がマグネットであってもよい。それに代えて、第一のコンポーネント104A105A105A’がマグネットであり、第二のコンポーネント104B105B105B’がコイルであってもよい。また、たとえば光センサー、容量センサーまたは圧電センサーの如き他の構成も可能である。したがって、本発明をマグネット/コイルセンサに限定すべきではない。
本実施形態では、ドライバ104の第一のドライバコンポーネント104Aおよび第二のドライバコンポーネント104Bは、曲げ軸線W’−W’を中心として導管103Aを振動させるようになしてある。図2および図3に示されている実施形態では、ドライバ104が軸線W’−W’を中心として導管103Aを振動させるので、たとえ基準部材150が導管103Aに直接接続されていなくとも、ドライバ104が基準部材150も励振させ、第一のピックオフコンポーネント105Aおよび105A’を振動させるようになっている。換言すれば、ドライバ104は、図1におけるフローチューブ103Bが振動するように、基準部材150の動作部分151を曲げ軸線W−Wを中心として振動させるが、実質的な静止部分152は、振動しないまたは少なくとも動作部分151程は振動しないようになしてある。基準部材の曲げ軸線W−Wの位置は、基準部材150の形状および剛性に基づいて少なくとも部分的に決まるようになっていてもよい。図3および図4に示されている基準部材150によれば、曲げ軸線W−Wは、1つ以上の脚部160および160’によって少なくとも部分的に規定される。2つの脚部160および160’が図示されているが、いうまでもなく、基準部材150は、たった1つの脚部を有するようになしてあってもよいし、または、2を超える数の脚部を有するようになしてあってもよい。したがって、いくつの数の脚部160および160’を設けるかということにより本発明の技術範囲が限定されるべきではない。
曲げ軸線W−Wを中心とするフローチューブ103Bの振動が望ましい図1に示されているシステムとは異なり、軸線W−Wを中心とする基準部材150の動作部分151の振動は通常好ましくないと考えられている。このことは、図示されている実施形態において、ドライバおよびピックオフの第一のコンポーネント104A105A105A’が基準部材150の動作部分151に結合されているので、基準部材150の動作部分151の振動が導管を流れる流体によって引き起こされた振動であると受け取られ、誤った測定結果を引き起こしてしまう恐れがあるからである。しかしながらいうまでもなく、ドライバおよびピックオフの第一のコンポーネント104A105A105A’が基準部材150の静止部分152に結合されるとしても、動作部分151に起因する振動を依然として受け、測定誤差が生じる。さらに他の問題として、センサー組立体110の外部の振動、たとえばポンプまたは弁によって生じる振動もまた基準部材150へと伝達される恐れがあることも挙げられる。このような望ましくない振動は、第一のピックオフコンポーネント105A105A’に望ましくない振動を与え、ピックオフ105および105’からのピックオフ信号の精度に悪い影響を与えてしまう恐れがある。
基準部材150の振動を制限しようとすれば、基準部材150の動作部分151の振動を減らすこととなるが、通常、なんらかの振動を依然とし受ける。このことは、フロー導管103Aを流れる流体の流体密度が変わるときにとくにそうである。流体密度の変化が振動の振幅に影響を与え、より大きなまたはより小さな駆動力が必要となるので、基準部材150が受ける力に変化が生じる。
図4には、本発明のある実施形態にかかるフローメータシステム210が示されている。図示されているように、フローメータ210は、基準部材150が少なくとも1つのバランスエレメント253を有しているということ以外、図2および図3に示されているフローメータ110と類似している。本発明にかかる実施形態によれば、バランスエレメント253は、基準部材150において、当該基準部材150に伝達される振動を相殺するための手段となる部分である。本発明にかかる実施形態によれば、バランスエレメント253は、脚部160と脚部160’との間において、基準部材150の曲げ軸線W−Wを少なくとも部分的に規定する位置に設けることができる。本発明の実施形態によれば、バランスエレメント253は、基準部材150の動作部分151に結合されてもよい。しかしながらいうまでもなく、他の実施形態では、バランスエレメント253が、基準部材150の他の部分、たとえば非動作部分152、または脚部160および160’のうちの一方に結合されてもよい。
有利には、曲げ軸線W−Wを中心とする基準部材150の振動とバランスエレメント253の振動とがほぼ反対方向となるようなサイズおよび位置に、バランスエレメント253を基準部材150に形成することができる。実施形態によっては、バランスエレメント253は、バランスエレメント253の運動量が曲げ軸線W−Wを中心として基準部材150の動作部分の運動量と実質的に等しくかつ反対方向となるようなサイズおよび位置に形成される場合もある。換言すれば、図示されている座標系を用いると、動作部分151がフロー導管103Aとは逆の方向に向かって−Z方向かつ−Y方向に動こうとすると、曲げ軸線W−Wに対して反対側に設けられているバランスエレメント253は、+Z方向かつ+Y方向に動く。したがって、基準部材150の動作部分151の動きを実質的に相殺(countered)することができる。したがって、バランスエレメント253は、W−W軸線を中心とするバランスエレメント253の質量×速度(運動量)が基準部材150の動作部分151の質量×速度と実質的に等しなるようにすることにより、実質的に等しいかつ反対方向の運動量を形成するようなサイズおよび位置に形成されるようになしてあってもよい。他の実施形態では、バランスエレメント253は、当該バランスエレメント253の運動量が基準部材150の動作部分151の運動量と比べて実質的に反対方向でありかつ大きくなるようなサイズおよび位置に形成されるようになしてあってもよい。このようにすることにより、動作部分151の振動をさらに制限することが可能となる。
実施形態によっては、バランスエレメント253の固有周波数がドライブ周波数未満であるように、バランスエレメント253の剛性および質量が選択される場合もある。したがって、バランスエレメント253は、基準部材150の動作部分151の振動とは位相がずれる傾向がある。したがって、基準部材150の振動が最小化され、そのことによりドライバおよびピックオフの第一のコンポーネント104A105A105A’の振動が最小限に抑えられる。
本発明のある実施形態によれば、バランスエレメント253は、当該バランスエレメント253が基準部材150、もっと詳細にいえば基準部材150の動作部分151とは反対側に向かって動くようなサイズおよび位置で基準部材150に設けられるようになしてあってもよい。たとえば、上述のように、実施形態によっては、ドライバ104がフロー導管103Aを振動させると、ドライバ104はさらに基準部材150を励振させ、基準部材150を軸線W−Wを中心として振動させるようになしてある場合もある。振動しない静止している基準部材150を形成することが望ましいものの、そのような試みが困難なことであることが分かっており、また、フローメータの取付状態に依存して結果が異なる。しかしながら、軸線W−Wを中心とする基準部材150の振動に対してバランスエレメント253が対抗するように、バランスエレメント253を設けることができる。したがって、第一のドライバコンポーネントおよびピックオフコンポーネント104A105A105A’の領域の基準部材150の動きを最小限に抑えることができる。というのは、第一のドライバコンポーネントおよびピックオフコンポーネント104A105A105A’である基準部材150の上側部(動作部分151)が第一の方向、たとえば−Z方向かつ−Y方向に向かって動く場合、バランスエレメント253は、第二の方向、たとえば第一の方向の反対である+Z方向かつ+Y方向に向かって動くからである。したがって、基準部材150が動くためには、基準部材150の剛性を克服するのに十分な力が必要となるだけでなく、バランスエレメント253の逆向きの力を克服するのに十分な力も必要となる。
当業者にとって明らかなように、バランスエレメント253は、基準部材150へ伝達される振動を相殺する適切な材料、位置、形状、長さ、幅、厚さ、質量、および/または他の特性を決めることにより調節することができる。さらに当業者にとって明らかなように、実際問題として、振動式測定デバイスは同一ではないのが普通である。限定するわけではないがたとえば、振動式測定デバイスは、少なくともある程度、質量、質量分布、使用される振幅および/または周波数、導管を流れる流動物質、ならびにその流動物質の密度の点において異なっていることが一般的である。さらに当業者にとって明らかなように、質量、質量分布、振幅および/または周波数の差が小さくても、また、導管を流れる物質またはその物質の密度がどのようなものであっても、バランスエレメント253の材料、位置、形状、長さ、幅、厚さ、質量および/または他の特性に影響を与える。したがって、当業者にとって明らかなように、バランスエレメント253の適切な材料、形状、長さ、幅、厚さ、質量および/または他の特性を求めるため、ある定期的な試験を必要としうる。たとえば、あるバランスエレメント253を、あるサイズに形成し、ある位置に設けることにより、ある流体密度範囲に対応するようになしてあってもよい。この流体密度範囲は、予想される流体の密度に基づいて選択されてもよい。異なる密度を有する流体を測定する場合、この新しい流体密度に対応させるために、このバランスエレメント253を適切なサイズに形成されたバランスエレメント253と取り替えることができる。
当業者にとって明らかなように、1つ以上のバランスエレメント253を用いてもよく、そのことも本発明の技術範囲内に含まれる。さらに、そのような状況で、バランスエレメント253が異なる形状、長さ、幅、厚みおよび/または質量を有していてもよい。当業者にとって明らかなように、バランスエレメント253が、図示されているように、基準部材150と一体的に形成されていてもよい。それに代えて、バランスエレメント253が、基準部材150に接続、限定するわけではないがたとえば着脱可能に接続される別個の構造体であってもよい。さらに、図示されているように、ドライバ104が、基準部材150へ接続されている第一のドライバコンポーネント104Aと、導管103Aへ接続される第二のドライバコンポーネント104Bとを有しているものの、当業者にとって明らかなように、他の実施形態では、限定するわけではないが、たとえば、ドライバ104が、基準部材150ではなく導管103Aに接続される圧電素子であってもよい。
当業者にとって明らかなように、ドライバの数、ピックオフの数、振動の動作モードまたは流動物質の所定の特性にかかわらず、たとえばコリオリ流量計、デンシトメータを含むいかなるタイプの振動式測定デバイスに対して本明細書に記載の技術思想を適用することであっても本発明の技術範囲に含まれる。さらに、上記の記載はシングルチューブ型フローメータに限定されているが、本発明の特徴をデュアルフローチューブ型フローメータに組み入れることも本発明の技術範囲に含まれる。たとえば、基準部材150をフローチューブ103Aとフローチューブ103Bとの間に設けるようにしてもよい。それに加えて、図示されている実施形態が湾曲したまたはU字型のフロー導管を示しているが、いうまでもなく、本発明は、真っ直ぐなチューブのフローメータまたは不規則な形状のフローチューブを有するフローメータにも同様に適用可能である。本明細書には、本発明の最良の形態を実施または利用する方法を当業者に教示するための特定の実施形態が記載されている。本発明の原理を教示するために、従来技術の一部が単純化または省略されている。当業者にとって明らかなように、これらの実施形態の変形例も本発明の技術範囲内に含まれる。
上述の実施形態の詳細な記載は、本発明の技術範囲内に含まれるものとして本発明者が考えているすべての実施形態を完全に網羅するものではない。もっと正確にいえば、当業者にとって明らかなように、上述の実施形態のうちの一部の構成部材をさまざまに組み合わせてまたは除去してさらなる実施形態を作成してもよいし、また、このようなさらなる実施形態も本発明の技術範囲内および教示範囲内に含まれる。また、当業者にとって明らかなように、本発明の技術範囲および教示範囲に含まれるさらなる実施形態を作成するために、上述の実施形態を全体的にまたは部分的に組み合わせてもよい。
以上のように、本発明の特定の実施形態または実施例が例示の目的で記載されているが、当業者にとって明らかなように、本発明の技術範囲内において、さまざまな変更が可能である。本明細書に記載の教示を上述のかつそれに対応する図に記載の実施形態のみでなく他の実施形態にも適用することができる。したがって、本発明の技術範囲は添付の請求項によって決められる。

Claims (19)

  1. フロー導管(103A)と、
    前記導管(103A)を振動させるように構成されているドライバ(104)と、
    第一のピックオフコンポーネント(105)および第二のピックオフコンポーネント(105)を有する第一のピックオフ(105)と、
    基準部材(150)と、
    前記基準部材(150)と結合されているバランスエレメント(253)とを備えており、
    前記第一のピックオフコンポーネント(105)が前記基準部材(150)と結合されており、前記第二のピックオフコンポーネント(105)が導管(103A)における前記第一のピックオフコンポーネント(105)に近い部分と結合されてなり、
    前記バランスエレメント(253)が、該バランスエレメント(253)の曲げ軸線(W−W)を中心とする運動量が前記基準部材(150)の前記曲げ軸線(W−W)を中心とする動作部分(151)の運動量と実質的に等しい又は大きいかつ反対方向であるようなサイズおよび位置に形成されてなる、フローメータ(210)。
  2. 前記基準部材(150)が、該基準部材(150)の前記曲げ軸線(W−W)を少なくとも部分的に規定する1つ以上の脚部(160、160’)をさらに有してなる、請求項1に記載のフローメータ(210)。
  3. 前記バランスエレメント(253)が前記基準部材(150)の動作部分(151)と結合されてなる、請求項1に記載のフローメータ(210)。
  4. 前記バランスエレメント(253)が、前記基準部材(150)の前記曲げ軸線(W−W)を中心とする前記バランスエレメント(253)の動きが前記基準部材(150)の動作部分(151)の動きと実質的に反対方向であるようなサイズおよび位置に形成されてなる、請求項1に記載のフローメータ(210)。
  5. 前記基準部材(150)と結合されている第一のピックオフコンポーネント(105’)と、前記導管(103A)と結合されている第二のピックオフコンポーネント(105’)とを有している少なくとも第二のピックオフ(105’)さらに備えてなる、請求項1に記載のフローメータ(210)。
  6. 前記ドライバ(104)が、前記基準部材(150)と結合されている第一のコンポーネント(104)と、前記導管(103A)と結合されている第二のコンポーネント(104)とを有してなる、請求項1に記載のフローメータ(210)。
  7. 前記バランスエレメント(253)が前記基準部材(150)と一体的に形成されてなる、請求項1に記載のフローメータ(210)。
  8. 前記バランスエレメント(253)が、前記基準部材(150)と着脱可能に結合されてなる、請求項1に記載のフローメータ(210)。
  9. 前記基準部材(150)が基準プレートを含んでなる、請求項1に記載のフローメータ(210)。
  10. フローメータ(210)のための基準部材(150)であって、
    曲げ軸線(W−W)を中心として振動するように構成されている動作部分(151)と、
    前記基準部材(150)と結合され、前記曲げ軸線(W−W)を中心として前記動作部分(151)とは実質的に反対方向に振動するように構成されているバランスエレメント(253)とを備え、
    前記バランスエレメント(253)が、該バランスエレメント(253)の運動量が前記動作部分(151)の運動量と実質的に等しい又は大きいかつ反対方向であるようなサイズおよび位置に形成されてなる、基準部材(150)。
  11. 前記曲げ軸線(W−W)を少なくとも部分的に規定する1つ以上の脚部(160、160’)をさらに備えてなる、請求項10に記載の基準部材(150)。
  12. 前記バランスエレメント(253)が前記基準部材(150)の前記動作部分(151)と結合されてなる、請求項10に記載の基準部材(150)。
  13. 前記基準部材(150)が基準プレートを含んでなる、請求項10に記載の基準部材(150)。
  14. フロー導管と、ドライバと、第一のピックオフコンポーネントおよび第二のピックオフコンポーネントを有する第一のピックオフとを備えているフローメータを形成するための方法であって、
    前記フロー導管の近くに基準部材を位置決めするステップと、
    前記第一のピックオフコンポーネントを前記基準部材と結合するステップと、
    前記第二のピックオフコンポーネントを前記フロー導管における前記第一のピックオフコンポーネントに近い部分と結合するステップと、
    前記基準部材にバランスエレメントを結合するステップと、
    前記バランスエレメントの曲げ軸線(W−W)を中心とする運動量が前記基準部材の前記曲げ軸線(W−W)を中心とする動作部分の運動量と実質的に等しい又は大きいかつ反対方向であるようなサイズおよび位置に前記バランスエレメントを形成するステップと、
    を有する、方法。
  15. 前記バランスエレメントを結合するステップが、前記バランスエレメントを前記基準部材の動作部分と結合することを含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記基準部材の前記曲げ軸線を中心とする前記バランスエレメントの動きが前記曲げ軸線を中心とする前記基準部材の動作部分の動きと実質的に反対方向であるようなサイズおよび位置に前記バランスエレメントを形成するステップをさらに有する、請求項14に記載の方法。
  17. 少なくとも第二のプックオフの第一のピックオフコンポーネントを前記基準部材と結合し、前記少なくとも第二のピックオフの第二のピックオフコンポーネントを前記フロー導管と結合するステップをさらに有する、請求項14に記載の方法。
  18. 第一のドライバコンポーネントを前記基準部材と結合し、第二のドライバコンポーネントスを前記導管と結合するステップをさらに有する、請求項14に記載の方法。
  19. 前記基準部材が基準プレートを含む、請求項14に記載の方法。
JP2012510783A 2009-05-11 2009-05-11 バランスのとれた基準部材を備えているフローメータ Active JP5439592B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/US2009/043418 WO2010132048A2 (en) 2009-05-11 2009-05-11 A flow meter including a balanced reference member

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012526987A JP2012526987A (ja) 2012-11-01
JP5439592B2 true JP5439592B2 (ja) 2014-03-12

Family

ID=43085492

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012510783A Active JP5439592B2 (ja) 2009-05-11 2009-05-11 バランスのとれた基準部材を備えているフローメータ

Country Status (14)

Country Link
US (1) US8667852B2 (ja)
EP (1) EP2430406B1 (ja)
JP (1) JP5439592B2 (ja)
KR (1) KR101250855B1 (ja)
CN (1) CN102439397B (ja)
AR (1) AR076746A1 (ja)
AU (1) AU2009346213B2 (ja)
BR (1) BRPI0925009B1 (ja)
CA (1) CA2760859C (ja)
HK (1) HK1170298A1 (ja)
MX (1) MX2011011822A (ja)
RU (1) RU2503930C2 (ja)
SG (1) SG175736A1 (ja)
WO (1) WO2010132048A2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10077996B2 (en) * 2014-09-25 2018-09-18 Micro Motion, Inc. Flowmeter housing and related methods
CN108779998B (zh) * 2016-03-25 2024-03-26 高准公司 用于最大化流量计下调的方法及相关设备
MX2020006885A (es) 2017-12-28 2021-01-15 Onicon Incorporated Montaje de sensor monolítico escalable, controlador, y métodos de fabricación e instalación del mismo.

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL55212A (en) 1977-07-25 1984-04-30 Smith James Everett Flow meter for flowable materials and method for measuring mass flow of a material
ZA82345B (en) * 1981-02-17 1983-02-23 J Smith Method and apparatus for mass flow measurement
JP2579349B2 (ja) * 1988-08-02 1997-02-05 オーバル機器工業株式会社 流体計測装置
US5275061A (en) * 1991-05-13 1994-01-04 Exac Corporation Coriolis mass flowmeter
US6505131B1 (en) 1999-06-28 2003-01-07 Micro Motion, Inc. Multi-rate digital signal processor for signals from pick-offs on a vibrating conduit
US6484591B2 (en) * 2000-05-04 2002-11-26 Flowtec Ag Mass flow rate/density sensor with a single curved measuring tube
JP3783959B2 (ja) 2003-12-02 2006-06-07 株式会社オーバル コリオリ流量計
DE102005060495B3 (de) * 2005-12-15 2007-04-26 Krohne Ag Massendurchflußmeßgerät
CA2650549C (en) * 2006-05-01 2013-04-02 Micro Motion, Inc. A balancing structure for a single curved tube coriolis flow meter
JP5504257B2 (ja) * 2008-05-09 2014-05-28 マイクロ モーション インコーポレイテッド ドライブコンポーネントおよびピックオフコンポーネントが配設される固定板を備えたフローメータ
EP2449348B1 (en) * 2009-06-30 2020-07-29 Micro Motion, Inc. Vibrating-type flow sensor assemblies and methods for forming a flowmeter

Also Published As

Publication number Publication date
EP2430406A2 (en) 2012-03-21
US20120042733A1 (en) 2012-02-23
CA2760859C (en) 2016-09-27
AU2009346213A1 (en) 2011-11-17
AU2009346213B2 (en) 2013-04-04
CA2760859A1 (en) 2010-11-18
CN102439397A (zh) 2012-05-02
JP2012526987A (ja) 2012-11-01
SG175736A1 (en) 2011-12-29
RU2011150268A (ru) 2013-06-20
KR101250855B1 (ko) 2013-04-05
AR076746A1 (es) 2011-07-06
RU2503930C2 (ru) 2014-01-10
US8667852B2 (en) 2014-03-11
HK1170298A1 (zh) 2013-02-22
CN102439397B (zh) 2016-03-23
EP2430406B1 (en) 2021-01-13
KR20120010277A (ko) 2012-02-02
MX2011011822A (es) 2011-12-06
WO2010132048A2 (en) 2010-11-18
WO2010132048A3 (en) 2011-04-28
BRPI0925009B1 (pt) 2019-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5674675B2 (ja) 振動モード分離を向上させたコリオリ流量計
JP5205474B2 (ja) 改良されたバランスシステムを備えるコリオリ流量計
KR20100099321A (ko) 코리올리 유량계에서 힘의 균형을 맞추기 위한 장치 및 방법
JP6416092B2 (ja) 改良されたメータゼロに関するコリオリ流量計および方法
JP6395860B2 (ja) 位置割出し用のボスを備えた流量計のマニホールド
JP5608742B2 (ja) 振動式流量センサ組立品が備えるドライバとピックオフとを、振動が伝わらないように分離するための方法、およびその装置
JP5638604B2 (ja) バランス部材を備えたフローメーター
KR101031834B1 (ko) 유동 상의 밀도 효과를 제거하기 위한 분리된 균형추
JP5439592B2 (ja) バランスのとれた基準部材を備えているフローメータ
JP6080981B2 (ja) 振動式メーターのための方法および装置
AU2013200990B2 (en) A flow meter including a balanced reference member

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130404

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130409

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130709

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130730

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5439592

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S802 Written request for registration of partial abandonment of right

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311802

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250