JP5437500B2 - 微細液体金属液滴の形状変化を利用したrfmemsスイッチ - Google Patents

微細液体金属液滴の形状変化を利用したrfmemsスイッチ Download PDF

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Description

本発明は、RFスイッチに関し、より詳細には、RF信号の開閉や接続状態を変更する微細液体金属液滴の形状変化を利用したRFMEMSスイッチに関する。
RFスイッチは、RF信号の開閉や接続状態を変更するのに用いられる。例えば、微細加工技術を利用して製作されたRFMEMS(Radio Frequency Micro Electro Mechanical Systems)スイッチがある。
また、微細加工技術を利用したRFMEMSスイッチは、機械的な駆動と固体−固体(solid to solid)接触の限界によって汚染(contamination)および摩耗(wear)を発生させ、これにより、微細粒子(particle)を発生させる。微細加工技術を利用したRFMEMSスイッチは、固体−固体接触を形成するため、実質的な接触面積を極めて小さく形成し、これにより、伝達される信号のパワーを制限してしまう。
このような問題を解決するための多様な方策のうち、一例として、固体−固体接触でない、固体−液体(solid to liquid)接触を利用する方式のRFMEMSスイッチが開発されている。例えば、微細液体金属液滴を用いたRFMEMSスイッチがある。
微細液体金属液滴を用いたRFMEMSスイッチは、固体−液体接触による汚染および摩耗のような問題を解決することができ、広い実接触面積を形成して大きい信号のパワーを伝達することができる。
しかし、微細液体金属液滴を用いたRFMEMSスイッチは、微細液体金属液滴の動きを利用してスイッチを開閉させるため、微細液体金属液滴の動きが自由な構造をなしていなければならず、これにより、衝撃と動きに弱い構造を有し、また、微細液体金属液滴全体を動かすため、駆動速度が遅い。
本発明の一実施形態は、作動が速く、衝撃と動きに強い微細液体金属液滴を用いたRFMEMSスイッチを提供することである。
本発明の一実施形態にかかる微細液体金属液滴を用いたRFMEMSスイッチは、信号伝達線を備える第1レイヤ部材と、前記第1レイヤ部材上に配置され、前記信号伝達線に対応して微細液体金属液滴の形状変化を誘導するようにチャンバを形成し、前記チャンバで形状変化する前記微細液体金属液滴を前記信号伝達線に接触/非接触させるように前記チャンバの一側に貫通口を形成する第2レイヤ部材と、前記第2レイヤ部材上に配置され、前記チャンバの開放側を介して前記微細液体金属液滴に形状変化力を提供するように前記チャンバの開放側に備えられる作動部材と、前記作動部材の位置を設定し、前記第1レイヤ部材および前記第2レイヤ部材に結合される第3レイヤ部材とを含む。
前記信号伝達線は、前記微細液体金属液滴との接触時にRF信号を伝達するDC接触タイプと、前記微細液体金属液滴との非接触時にRF信号を伝達するキャパシタタイプとのうちの1つで形成できる。
前記チャンバは、前記第2レイヤ部材の上部から前記貫通口を連結する傾斜面で連結し、上部から下部へ行きながら狭くなる空間として設定できる。
前記傾斜面は、表面改質処理できる。
前記作動部材は、前記チャンバに内蔵される前記微細液体金属液滴に圧力を作用させるように前記第2レイヤ部材と前記第3レイヤ部材との間に提供される流動膜で形成できる。
前記第3レイヤ部材は、ポンプから供給される空圧を前記流動膜に作用させるように前記チャンバに対応して装着される気密端子を含むことができる。
前記チャンバ、前記微細液体金属液滴、および前記作動部材は、同一の中心線上で上下方向に配置できる。
前記チャンバは、前記第2レイヤ部材の上部に形成される第1空間と、前記第1空間から前記貫通口を連結し、前記第1空間より小さく前記第2レイヤ部材の下部に形成される第2空間とを含むことができる。
前記第1空間は、前記第2レイヤ部材の上面に対して垂直方向に設定される内壁と、前記内壁と直交する底によって設定できる。
前記第2空間は、前記底で広く設定され、前記貫通口へ行きながら次第に狭くなるように設定できる。
前記第1空間および前記第2空間は、表面改質処理できる。
前記作動部材は、前記チャンバに内蔵される前記微細液体金属液滴に静電気力を作用/非作用させるように前記チャンバ上に互いに向き合って配置され、高電圧に連結される高電圧電極と接地される接地電極とを含むことができる。
前記接地電極は、円板の中央に形成される第1パターン部と、前記第1パターン部から半径方向に切開される第2パターン部とを含み、前記高電圧電極は、前記第1パターン部に配置される中心部と、前記中心部から前記第2パターン部に沿って引き出される引出部とを含むことができる。
本発明の一実施形態にかかる微細液体金属液滴の形状変化を利用したRFMEMSスイッチは、前記作動部材と前記第2レイヤ部材との間に提供され、前記チャンバの開放側を密閉する絶縁層をさらに含むことができる。
このように、本発明の一実施形態は、微細液体金属液滴をチャンバに収容して作動部材で形状変化力を作用させ、信号伝達線に非接触/接触させて信号を伝達および遮断するため、従来技術に比べて、微細液体金属液滴の作動が速く、衝撃や動きに強い効果を有することができる。
本発明の一実施形態は、作動部材の多様な構成により微細液体金属液滴の形状を変化させる駆動を多様に実現することができ、高電圧電極と接地電極を用いずに、流動膜と空圧を用いる場合、電磁波(electromagnetic wave)干渉に伴う問題から自由となり得る。これにより、より多様な分野に適用可能である。
本発明の第1実施形態にかかる微細液体金属液滴の形状変化を利用したRFMEMSスイッチの分解斜視図である。 図1のRFMEMSスイッチにおいて、微細液体金属液滴に空圧が作用しないか負圧が作用して微細液体金属液滴が形状変化しない状態の断面図である。 図1のRFMEMSスイッチにおいて、微細液体金属液滴に正圧が作用して微細液体金属液滴が形状変化した状態の断面図である。 本発明の第2実施形態にかかる微細液体金属液滴の形状変化を利用したRFMEMSスイッチの分解斜視図である。 図4のRFMEMSスイッチにおいて、電極に電圧が印加されない状態の平面図である。 図5において微細液体金属液滴が形状変化しない信号遮断状態の断面図である。 図4のRFMEMSスイッチにおいて、電極に電圧が印加された状態の平面図である。 図7において微細液体金属液滴が形状変化した信号伝達状態の断面図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態について本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳細に説明する。しかし、本発明は、種々の異なる形態で実現可能であり、ここで説明する実施形態に限定されない。図面において、本発明を明確に説明するために説明上不必要な部分は省略し、明細書全体にわたって同一または類似の構成要素については同一の参照符号を付した。
図1は、本発明の第1実施形態にかかる微細液体金属液滴の形状変化を利用したRFMEMSスイッチの分解斜視図である。図1を参照すれば、第1実施形態の微細液体金属液滴の形状変化を利用したRFMEMSスイッチ(以下、便宜上、「RFMEMSスイッチ」という)4は、第1レイヤ部材10と、第2レイヤ部材120と、作動部材140と、第3レイヤ部材130とを含んで形成される。
RFMEMSスイッチ4は、基本的に、微細液体金属液滴(便宜上、「液滴」という)を使用するため、固体−液体接触で有し得る利点がある。そして、RFMEMSスイッチ4は、設定された一箇所で微細液体金属液滴の形状変化を利用してスイッチを開閉させるため、液滴自体を移動させる従来技術と比較する時、装備へ設置時、相対的に安定した構造を形成し、衝撃や動きに強く、作動が速くなり得る。
再度図1を参照すれば、RFMEMSスイッチ4は、液滴Dを用いて、第1レイヤ部材10に形成された信号伝達線11に沿って伝達される信号の開閉と接続を制御するように形成される。信号伝達線11は、液滴Dとの接触時にRF信号を伝達するように連結形成されるキャパシタタイプ(図1参照)と、液滴Dとの非接触時にRF信号を伝達するように分離形成されるDC接触タイプ(図示せず)とを含む。
第1レイヤ部材10は、RFMEMSスイッチ4の下部を形成し、上方表面に信号伝達線11を備える。一例として、第1レイヤ部材10は、ガラス基板で形成され、信号伝達線11は、第1レイヤ部材10上にCr/Niをパターニングして形成できる。
第2レイヤ部材120は、第1レイヤ部材10上に配置され、信号伝達線11に対応してチャンバ121を形成し、チャンバ121の信号伝達線11側に貫通口22を形成する。チャンバ121は、液滴Dを収容して液滴Dの形状変化を大きく誘導するように形成される。一例として、第2レイヤ部材120は、Si基板で形成され、チャンバ121は、基板微細加工(bulk micromachining)で形成できる。
例えば、チャンバ121は、第2レイヤ部材120の上部から貫通口22を連結する傾斜面で連結し、上部から下部へ行きながら次第に狭くなる空間として設定される。したがって、液滴Dは、チャンバ121に収容されて下に形状変形し、信号伝達線11と容易に接触または非接触できる。
また、チャンバ121は、液滴Dが信号伝達線11に接触して落下する時、円滑化のために、表面、つまり、傾斜面を改質処理することができる。表面が改質処理されたチャンバ121は、液滴Dを円滑に動かして形状変化できるようにし、液滴Dと信号伝達線11との接触および分離を容易に誘導する。
図2は、図1のRFMEMSスイッチにおいて、微細液体金属液滴に空圧が作用しないか負圧が作用して微細液体金属液滴が形状変化しない状態の断面図であり、図3は、図1のRFMEMSスイッチにおいて、微細液体金属液滴に正圧が作用して微細液体金属液滴が形状変化した状態の断面図である。
作動部材140は、空圧が作用する流動膜で形成され、第2レイヤ部材120上に配置され、チャンバ121の開放側に備えられ、チャンバ121の開放側を介して液滴Dに形状変化力を提供するように形成される。
作動部材140、つまり、流動膜は、チャンバ21に内蔵される液滴Dに圧力を作用させるように第2レイヤ部材120と第3レイヤ部材130との間に提供される。そして、第3レイヤ部材130は、ポンプPから供給される空圧を作動部材140に作用させるようにチャンバ121に対応して装着される気密端子31を含む。気密端子31は、ポンプPから作動部材140に空圧が供給される時、作動部材140と第3レイヤ部材130の周囲で気密構造を形成する。この時、チャンバ121は、作動部材140が変形する空間をさらに提供したりもする。
図2を参照すれば、ポンプPからの空圧が作用しないか負圧が作用する状態である。したがって、液滴Dは、負圧および作動部材140による力を受けなくなり、第1レイヤ部材10に形成される信号伝達線11に接触しない分離状態を維持し、信号がオンの状態を維持する。
図3を参照すれば、ポンプPからの正圧が作用する状態である。したがって、液滴Dは、正圧および作動部材140による力を受けるようになり、第1レイヤ部材10に形成される信号伝達線11に接触し、信号がオフの状態を維持する。
第1実施形態は、作動部材140、つまり、流動膜の最初の状態と流動膜に作用する空圧(+、−圧力)により信号伝達の開閉を調整することができる。
第1実施形態は、空圧で液滴Dを駆動するのに対し、以下で説明される第2実施形態は、静電気力で液滴Dを駆動するように構成される。
図4は、本発明の第2実施形態にかかる微細液体金属液滴の形状変化を利用したRFMEMSスイッチの分解斜視図である。図4を参照すれば、第2実施形態のRFMEMSスイッチ2は、第1レイヤ部材10と、第2レイヤ部材20と、作動部材40と、第3レイヤ部材30とを含んで形成される。第2実施形態では、第1実施形態と類似または同一の部分に関する説明を省略し、互いに異なる部分について説明する。
第2レイヤ部材20において、チャンバ21は、2段構造、例えば、第2レイヤ部材20の上部に形成される第1空間211と、第2レイヤ部材20の下部に形成される第2空間212とを含む。第2空間212は、第1空間211から貫通口22を連結し、第1空間211より小さく形成される。したがって、液滴Dは、第1空間211に収容されてから第2空間212に形状変形し、この時、大きな第1空間211で形状変化が小さくても、小さな第2空間212で形状変化が大きく起こり、信号伝達線11と容易に接触または非接触できる。
より具体的に説明すると、第1空間211は、第2レイヤ部材20の上面に対して垂直方向に設定される内壁213と、この内壁213に直交する底214とに設定される。第2空間212は、底214で広く設定され、貫通口22へ行きながら次第に狭くなるように設定される。
また、第1および第2空間211、212は、液滴Dが信号伝達線11に接触して落下する時、円滑化のために、表面、つまり、内壁213と底214および貫通口22の表面を改質処理することができる。表面が改質処理された第1空間211は、内壁213と底214上で液滴Dを円滑に動かして形状変化できるようにし、表面が改質処理された第2空間212は、液滴Dの形状変化時に液滴Dの上下移動を円滑にし、液滴Dと信号伝達線11との接触および分離を容易に誘導する。
作動部材40は、第2レイヤ部材20上に配置され、チャンバ21の開放側に備えられ、チャンバ21の開放側を介して液滴Dに形状変化力を提供するように形成される。
例えば、作動部材40は、チャンバ21に内蔵される液滴Dに静電気力を作用/非作用させる高電圧電極41と接地電極42とで形成できる。一例として、作動部材40、つまり、高電圧電極41と接地電極42は、第3レイヤ部材30にCr/Niを蒸着およびパターニングして形成できる。
高電圧電極41と接地電極42は、チャンバ21上に互いに向き合って配置され、印加される高電圧によって液滴Dの形状を変化させ、液滴Dを信号伝達線11に接触または非接触させることができる。
図5は、図4のRFMEMSスイッチにおいて、電極に電圧が印加されない状態の平面図であり、図6は、図5において微細液体金属液滴が形状変化しない信号遮断状態の断面図であり、図7は、図4のRFMEMSスイッチにおいて、電極に電圧が印加された状態の平面図であり、図8は、図7において微細液体金属液滴が形状変化した信号伝達状態の断面図である。
図5ないし図8を参照すれば、接地電極42は、円板の中央に形成される第1パターン部421と、第1パターン部421から半径方向に切開される第2パターン部422とを含んで形成される。高電圧電極41は、第1パターン部421に配置される中心部411と、中心部411から第2パターン部422に沿って引き出される引出部412とを含む。この時、高電圧電極41と接地電極42は、間隔Cを形成して互いに離隔する。つまり、接地電極42の第1パターン部421と第2パターン部422が高電圧電極41の中心部411と引出部412の各々と互いに離隔する。
このように、作動部材40が高電圧電極41と接地電極42とで形成される場合、作動部材40と第2レイヤ部材20との間に絶縁層50が提供される。絶縁層50は、チャンバ21の開放側を密閉しながら、高電圧電極41と接地電極42が液滴Dに直接接触するのを防止する。
第3レイヤ部材30は、第2レイヤ部材20上で作動部材40の位置を設定し、RFMEMSスイッチ2の上部を形成する。一例として、第3レイヤ部材30は、ガラスで形成できる。つまり、第3レイヤ部材30は、第2レイヤ部材20と向き合う表面に作動部材40を備え、第1および第2レイヤ部材10、20と結合され、RFMEMSスイッチ2を形成する。
以下、RFMEMSスイッチ2の作動について説明し、キャパシタタイプの信号伝達線11を例として説明する。図5および図6を参照すれば、高電圧電極41に高電圧が印加されない状態である。つまり、高電圧電極41と接地電極42との間に電圧差がないため、静電場が形成されない。したがって、液滴Dは、静電気力による力を受けなくなり、液滴Dは、第1レイヤ部材10に形成される信号伝達線11に接触する。したがって、キャパシタタイプの信号伝達線11は信号を遮断する。
図7および図8を参照すれば、高電圧電極41に高電圧が印加された状態である。つまり、高電圧電極41と接地電極42との間に、電圧差によって静電場が形成される。したがって、液滴Dは、静電気力による力を受けて形状変化し、第1レイヤ部材10に形成される信号伝達線11に接触しなくなる。したがって、キャパシタタイプの信号伝達線11は信号を伝達する。高電圧電極41と接地電極42との間に印加される電圧差を調整することにより、信号伝達線11と液滴Dが離隔した距離を調整することができる。
第2実施形態のように、信号伝達線11、チャンバ21、液滴D、および作動部材40は、同一の中心線上で上下方向に配置され、液滴Dの形状を変化させ、液滴と信号伝達線11とを接触または非接触させるため、液滴の作動が速く、また、液滴を駆動する電圧を低下させることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、特許請求の範囲と発明の詳細な説明および添付した図面の範囲内で多様に変形して実施することが可能であり、これも本発明の範囲に属することは当然である。
2 RFMEMSスイッチ
4 RFMEMSスイッチ
10 第1レイヤ部材
11 信号伝達線
20 第2レイヤ部材
21 チャンバ
22 貫通口
30 第3レイヤ部材
31 気密端子
40 作動部材
41 高電圧電極
42 接地電極
50 絶縁層
120 第2レイヤ部材
121 チャンバ
130 第3レイヤ部材
140 作動部材
211 第1空間
212 第2空間
213 内壁
214 底
411 中心部
412 引出部
421 第1パターン部
422 第2パターン部
D 液滴
P ポンプ

Claims (14)

  1. 信号伝達線を備える第1レイヤ部材と、
    前記第1レイヤ部材上に配置され、前記信号伝達線に対応して微細液体金属液滴の形状変化を誘導するようにチャンバを形成し、前記チャンバで形状変化する前記微細液体金属液滴を前記信号伝達線に接触/非接触させるように前記チャンバの一側に貫通口を形成する第2レイヤ部材と、
    前記第2レイヤ部材上に配置され、前記チャンバの開放側を介して前記微細液体金属液滴に形状変化力を提供するように前記チャンバの開放側に備えられる作動部材と、
    前記作動部材の位置を設定し、前記第1レイヤ部材および前記第2レイヤ部材に結合される第3レイヤ部材とを含むことを特徴とする、微細液体金属液滴の形状変化を利用したRFMEMSスイッチ。
  2. 前記信号伝達線は、
    前記微細液体金属液滴との接触時にRF信号を伝達するDC接触タイプと、
    前記微細液体金属液滴との非接触時にRF信号を伝達するキャパシタタイプとのうちの1つで形成されることを特徴とする、請求項1に記載の微細液体金属液滴の形状変化を利用したRFMEMSスイッチ。
  3. 前記チャンバは、
    前記第2レイヤ部材の上部から前記貫通口を連結する傾斜面で連結し、上部から下部へ行きながら狭くなる空間として設定されることを特徴とする、請求項1に記載の微細液体金属液滴の形状変化を利用したRFMEMSスイッチ。
  4. 前記傾斜面は、表面改質処理されることを特徴とする、請求項3に記載の微細液体金属液滴の形状変化を利用したRFMEMSスイッチ。
  5. 前記作動部材は、
    前記チャンバに内蔵される前記微細液体金属液滴に圧力を作用させるように前記第2レイヤ部材と前記第3レイヤ部材との間に提供される流動膜で形成されることを特徴とする、請求項1に記載の微細液体金属液滴の形状変化を利用したRFMEMSスイッチ。
  6. 前記第3レイヤ部材は、
    ポンプから供給される空圧を前記流動膜に作用させるように前記チャンバに対応して装着される気密端子を含むことを特徴とする、請求項5に記載の微細液体金属液滴の形状変化を利用したRFMEMSスイッチ。
  7. 前記チャンバ、前記微細液体金属液滴、および前記作動部材は、
    同一の中心線上で上下方向に配置されることを特徴とする、請求項1に記載の微細液体金属液滴の形状変化を利用したRFMEMSスイッチ。
  8. 前記チャンバは、
    前記第2レイヤ部材の上部に形成される第1空間と、
    前記第1空間から前記貫通口を連結し、前記第1空間より小さく前記第2レイヤ部材の下部に形成される第2空間とを含むことを特徴とする、請求項1に記載の微細液体金属液滴の形状変化を利用したRFMEMSスイッチ。
  9. 前記第1空間は、
    前記第2レイヤ部材の上面に対して垂直方向に設定される内壁と、
    前記内壁と直交する底によって設定されることを特徴とする、請求項8に記載の微細液体金属液滴の形状変化を利用したRFMEMSスイッチ。
  10. 前記第2空間は、
    前記底で広く設定され、前記貫通口へ行きながら次第に狭くなるように設定されることを特徴とする、請求項9に記載の微細液体金属液滴の形状変化を利用したRFMEMSスイッチ。
  11. 前記第1空間および前記第2空間は、表面改質処理されることを特徴とする、請求項8に記載の微細液体金属液滴の形状変化を利用したRFMEMSスイッチ。
  12. 前記作動部材は、
    前記チャンバに内蔵される前記微細液体金属液滴に静電気力を作用/非作用させるように前記チャンバ上に互いに向き合って配置され、高電圧に連結される高電圧電極と接地される接地電極とを含むことを特徴とする、請求項1に記載の微細液体金属液滴の形状変化を利用したRFMEMSスイッチ。
  13. 前記接地電極は、円板の中央に形成される第1パターン部と、前記第1パターン部から半径方向に切開される第2パターン部とを含み、
    前記高電圧電極は、前記第1パターン部に配置される中心部と、前記中心部から前記第2パターン部に沿って引き出される引出部とを含むことを特徴とする、請求項12に記載の微細液体金属液滴の形状変化を利用したRFMEMSスイッチ。
  14. 前記作動部材と前記第2レイヤ部材との間に提供され、前記チャンバの開放側を密閉する絶縁層をさらに含むことを特徴とする、請求項12に記載の微細液体金属液滴の形状変化を利用したRFMEMSスイッチ。
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