JP5436374B2 - 着磁方法及び位置決め治具 - Google Patents

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Description

この発明は、永久磁石埋込型電動機に関する。詳しくは、永久磁石埋込型電動機の回転子における磁石挿入孔の外周部に配置されるスリットの形状に関するものである。また、その永久磁石埋込型電動機を搭載した密閉型圧縮機に関する。
従来、永久磁石回転機の着磁方法において、固定子のティース部に切欠部を設け、また回転子の端板にも切欠部を設け、これら切欠部を治具により固定子と回転子の相対位置を位置決め固定し、正確な着磁処理を実現する永久磁石回転機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−27908号公報
しかしながら、上記特許文献1の永久磁石回転機の着磁方法では、固定子のティース部に切欠部を設けているため、ティース部の磁束密度が高くなり、永久磁石回転機の運転時の効率が低下する課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、組込着磁が容易で高効率な永久磁石埋込型電動機を提供する。また、その永久磁石埋込型電動機を用いた密閉型圧縮機を提供する。
この発明に係る永久磁石埋込型電動機は、
固定子の巻線に電流を流すことで、固定子の内周側に空隙を介して配置される回転子の永久磁石を着磁させる組込着磁を行う永久磁石埋込型電動機において、
固定子は、
電磁鋼板を所定の形状に打ち抜いた後、所定枚数積層して製作される固定子鉄心と、
固定子鉄心の内周縁に沿って形成される複数の固定子スロットと、
固定子スロットに挿入される三相巻線と、を備え、
回転子は、
電磁鋼板を所定の形状に打ち抜いた後、所定枚数積層して製作される回転子鉄心と、
回転子鉄心の外周部に沿って形成される複数の磁石挿入孔と、
磁石挿入孔に挿入される永久磁石と、
磁石挿入孔の外周側に形成される複数のスリットと、
回転子鉄心の積層方向両端面に配置される端板と、を備え、
組込着磁を行う際の固定子の巻線の起磁力の軸と、永久磁石の磁化容易方向とが略一致する位置において、複数のスリットのうち、少なくとも一極当たり一つのスリットの中心線の延長線が、固定子鉄心のスロット開口部の内側に配置される構成であり、
中心線の延長線が固定子鉄心のスロット開口部の内側に配置されるスリットと固定子鉄心のスロット開口部とを、組込着磁における固定子と回転子との位置決めに用いるものである。
この発明に係る永久磁石埋込型電動機は、組込着磁を行う際の固定子の巻線の起磁力の軸と、永久磁石の磁化容易方向とが略一致する位置において、複数のスリットのうち、少なくとも一極当たり一つのスリットの中心線の延長線が、固定子鉄心のスロット開口部の内側に配置されることで、確実に組込着磁を行うことができ、高効率な永久磁石埋込型電動機を得ることができる。
実施の形態1を示す図で、永久磁石埋込型電動機100の横断面図。 図1の部分拡大図。 実施の形態1を示す図で、永久磁石埋込型電動機100の平面図。 実施の形態1を示す図で、固定子12の横断面図。 実施の形態1を示す図で、固定子鉄心12aの横断面図。 実施の形態1を示す図で、回転子11の横断面図。 図6のA−A断面図。 実施の形態1を示す図で、回転子11の平面図。 実施の形態1を示す図で、端板11dの平面図。 実施の形態1を示す図で、回転子鉄心11aの横断面図。 図10の部分拡大図。 実施の形態1を示す図で、回転子11にスリット40を設けた永久磁石埋込型電動機100とスリット40を設けない永久磁石埋込型電動機のトルク特性を比較した図。 実施の形態1を示す図で、組込着磁時の結線図。 実施の形態1を示す図で、永久磁石埋込型電動機100の部分拡大図。 実施の形態1を示す図で、位置決め治具50の平面図。 実施の形態1を示す図で、位置決め治具50の側面図。 実施の形態1を示す図で、スクロール圧縮機300の縦断面図。 図17のB−B断面図。 図18の部分拡大図(位置決め治具50を装着した状態)。 実施の形態1を示す図で、永久磁石埋込型電動機100の駆動回路1の回路図。
実施の形態1.
図1乃至図11は実施の形態1を示す図で、図1は永久磁石埋込型電動機100の横断面図、図2は図1の部分拡大図、図3は永久磁石埋込型電動機100の平面図、図4は固定子12の横断面図、図5は固定子鉄心12aの横断面図、図6は回転子11の横断面図、図7は図6のA−A断面図、図8は回転子11の平面図、図9は端板11dの平面図、図10は回転子鉄心11aの横断面図、図11は図10の部分拡大図である。
図1乃至図11を参照しながら、永久磁石埋込型電動機100の構成について説明する。
図1に示す永久磁石埋込型電動機100は、6極のブラシレスDCモータである。永久磁石埋込型電動機100は、固定子12と回転子11とを備える。永久磁石埋込型電動機100を、以下、単にモータまたは電動機と呼ぶ場合もある。尚、図1に示す矢印は、後述する未着磁の永久磁石を組込着磁により着磁する際の組込着磁磁束を示す。
図2に示すように、固定子12と回転子11との間に、所定の径方向寸法の空隙60が設けられる。固定子12と回転子11との間の空隙60は、例えば、径方向寸法が0.2〜2.0mm程度である。
図3に示すように、固定子12の内周側には空隙60(図2参照)を介して回転子11が設けられ、詳細は後述するが、回転子鉄心11a(図6参照)の積層方向両端部には、永久磁石11c(図6参照)が磁石挿入孔11f(図10参照)から飛び出すのを抑えるため端板11dが設けられ、リベット11eにより、回転子鉄心11a(後述する)と端板11dとが一体化される。
図4に示すように、固定子12は、略円筒状(ドーナッツ状)の固定子鉄心12aと、固定子鉄心12aの固定子スロット12b(18個のスロット)に挿入されるU相巻線20a、V相巻線20b及びW相巻線20cとからなる三相巻線を備える。U相巻線20a、V相巻線20b及びW相巻線20cには、一般的に銅線の外周に絶縁被膜が施されたマグネットワイヤなどが用いられる。
尚、固定子スロット12bには、巻線20(U相巻線20a、V相巻線20b及びW相巻線20c)と固定子鉄心12aとの間に電気的に絶縁を確保するために絶縁材(例えば、スロットセル、ウェッジ等)が挿入されるが、ここでは図示を省略している。
図4に示すように、各々の巻線20(U相巻線20a、V相巻線20b及びW相巻線20c)は数個の固定子スロット12b(固定子歯部12e)を跨いで構成されている。図4に示す例では、3個の固定子歯部12eを跨いで一つの巻線20が構成されている。このような巻線方式は、一般的に分布巻と呼ばれている。
固定子スロット12bの内部には、外周側から順番にU相巻線20a、V相巻線20b、W相巻線20cが配置されるが、一例であって、順番は特に問わない。
U相巻線20a、V相巻線20b及びW相巻線20cはY結線(星形結線、スター結線)で接続され、各々の巻線に三相電圧を印加することで永久磁石埋込型電動機100がトルクを発生する。ここではY結線について説明するが、Δ結線(三角結線)を用いても良い。
図5に示すように、固定子鉄心12aは、板厚が0.1〜1.5mm程度の電磁鋼板を所定の形状に打ち抜いた後、所定枚数軸方向に積層し、抜きカシメや溶接等により固定して製作される。
固定子鉄心12aには、内周縁に沿って固定子スロット12bが形成されている。18個の固定子スロット12bは、周方向にほぼ等間隔に配置される。図5の例では、固定子スロット12bはすべて同じ形状であるが、一部の大きさを変更した大小のスロット形状で構成しても良い。
隣り合う固定子スロット12bの間には、固定子鉄心12aの一部分である固定子歯部12eが構成されている。そのため固定子スロット12bと固定子歯部12eの数は同一であり、図5の例では、固定子12は、18個の固定子スロット12bと18個の固定子歯部12eを備える。
固定子スロット12bは、半径方向に延在している。固定子スロット12bは、内周縁に開口している。この開口部をスロット開口部12dと言う。このスロット開口部12dからU相巻線20a、V相巻線20b及びW相巻線20cが挿入される。
図5に示すように、固定子鉄心12aの外周面には、外周円形状を略直線状に切り欠いた略直線部をなす固定子切欠12cが四ヶ所に設けられている。四ヶ所の固定子切欠12cは、隣り合うもの同士が略直角に配置される。但し、これは一例であり、固定子切欠12cの数、配置は任意でよい。
また、固定子鉄心12aにおいて、固定子スロット12bの外側の鉄心部を、一般的にコアバック12fと呼ぶ。固定子切欠12cが形成された部分の内側のコアバック12fの磁路断面積は、外周が円弧形状の部分の磁路断面積よりも小さい。
冷凍サイクルに用いられる密閉型圧縮機(例えば、スクロール圧縮機)に、図1の永久磁石埋込型電動機100を搭載する場合、固定子12は密閉型圧縮機の円筒状の密閉容器の内周に焼き嵌めされる。密閉型圧縮機の内部では、冷媒(冷凍機油を含む)が永久磁石埋込型電動機100を通過する。そのため、永久磁石埋込型電動機100には、冷媒の通路が必要である。
略直線部の固定子切欠12cを設けることにより、固定子12と密閉容器との間に冷媒の通路が形成される。永久磁石埋込型電動機100の冷媒の通路には、この固定子鉄心12aの外周面の固定子切欠12cによるもの以外に、例えば、後述する回転子11のスリット40、風穴部11b及び固定子12と回転子11との間の空隙60(図2参照)がある。
固定子12の内周側には空隙60を介して設けられる回転子11は、図6乃至図8に示すように、回転子鉄心11a、永久磁石11c、リベット11e、端板11d(図9も参照)及び回転軸90を備える。
図9に示すように、端板11dは略六角形の板状(所定の厚さ)で、中央部に軸孔11j、軸孔11jの周囲に風穴部11k(例えば、4個)及びリベット11eが挿入されるリベット挿入用孔11m(例えば、4個)が形成されている。端板11dには、非磁性体の材料(例えば、ステンレス材)が用いられる。回転子鉄心11aの軸方向両端部に、同じ端板11dが設けられる。
図10に示すように、回転子鉄心11aは、固定子鉄心12aと同様に板厚が0.1〜1.5mmの電磁鋼板を所定の形状に打ち抜き、軸方向に積層し、抜きカシメや接着等により固定して製作される。通常、固定子鉄心12aの内側(内周側)の部分の電磁鋼板を利用する。
一般的に回転子鉄心11aは、固定子鉄心12aと同一の材料から打ち抜くことが多いが、回転子鉄心11aの材料を固定子鉄心12aの材料と異なるようにしても構わない。例えば、回転子鉄心11aの板厚を0.5mm、固定子鉄心12aの板厚を0.35mmにすることで鉄損を低減させた永久磁石埋込型電動機100を得ることができる。
回転子鉄心11aには、6個の磁石挿入孔11fが設けられ、磁石挿入孔11fには平板状の6枚の永久磁石11cが挿入され、6極の回転子11を構成している。また、回転子鉄心11aの略中心部に回転軸90が嵌合する軸孔11gが形成され、軸孔11gと磁石挿入孔11fとの間に、風穴部11b(例えば、4個)、リベット11eが挿入されるリベット挿入用孔11h(例えば、4個)が形成されている。
永久磁石11cは、ネオジウム、鉄、ボロンを主成分とする希土類永久磁石を使用することが望ましいが、他の材質(例えばフェライト)の永久磁石を用いても良い。
回転子鉄心11aの磁石挿入孔11fに永久磁石11cを挿入した後、回転子鉄心11aの積層方向両端部に端板11dを配置し、回転子鉄心11a及び端板11dの両方に設けられたリベット挿入用孔11h及びリベット挿入用孔11mにリベット11eを挿入して回転子11が製作される。
図11に示すように、回転子鉄心11aには、磁石挿入孔11fの外周側に存在する鉄心部に、複数のスリット40a〜40eが設けられている。磁極中心線の両側に、例えば、複数のスリット40a〜40eが対称に合計10本設けられる。スリット40aは、一磁極の端部に設けられ、永久磁石11cのロータ内部での磁束の漏れを抑制する役目を持つ。スリット40b〜40eは、磁石挿入孔11fの外周側の鉄心部の磁束分布を滑らかにするもので、例えば、磁石挿入孔11fに直角の方向で、ロータ内部から外部に向かって延びて形成される。但し、スリット40b〜40eの延びる方向は、磁石挿入孔11fに直角でなくてもよい。例えば、磁極中心に向かうようなものでもよい。さらに、スリット40b〜40eの形状は、図10の例では、断面が略四角形であるが、この形状に限定されるものではない。ロータ内部から外部に向かって延びて形成されるものであれば、楕円、台形等どのような形状でもよい。また、磁極中心線の両側に対称にスリット40a〜40eを設けたが、非対称に設けてもよい。
複数のスリット40(スリット40a〜40e)を配置することにより、回転子鉄心11aの外周部の磁束分布を滑らかにすることができ、固定子12の巻線20に誘起される電圧の高調波成分を低減することができる。
巻線20に三相正弦波交流電圧を印加して駆動する場合、永久磁石埋込型電動機100のトルクとして有効に寄与するのは、固定子12の巻線20に誘起される電圧の基本波成分のみであり、高調波成分はトルク脈動(トルクリプル)となる。
このトルクリプルにより、電動機の振動及び騒音が増大するが、複数のスリット40a〜40eを配置することで、振動や騒音の少ない永久磁石埋込型電動機100を得ることができる。
図12は実施の形態1を示す図で、回転子11にスリット40を設けた永久磁石埋込型電動機100とスリット40を設けない永久磁石埋込型電動機のトルク特性を比較した図である。巻線20に三相交流電源を印加した特性図であり、横軸は回転角度、縦軸は瞬時トルクを示している。
スリット40を設けない電動機は、固定子の巻線に誘起される電圧(誘起電圧)に多くの高調波成分を含んでいるため、回転角度に対するトルク脈動が大きくなっていることがわかる。
スリット40を設けることにより、固定子12の巻線20に誘起される誘起電圧の高調波成分を少なくすることができるため、トルク脈動を小さくすることができ、振動・騒音の少ない永久磁石埋込型電動機100を得ることができる。
図8に示すように、回転子11を積層方向の一端面から見ると、端板11dの外周側からスリット40の一部を視認することができ、そのスリット40は積層方向に貫通された空気層(孔)となっている。
そのため、永久磁石埋込型電動機100を密閉型圧縮機に搭載した場合、スリット40の一部は冷媒の通路(流路)として使用することができるため、冷媒の通路を確保した信頼性の高い密閉型圧縮機を得ることができる。
永久磁石埋込型電動機100を密閉型圧縮機に搭載した場合、磁化されていない(未着磁の)永久磁石11cを有する回転子11と固定子12とを密閉型圧縮機の密閉容器に固定した後、固定子12の巻線20に大電流を流すことで永久磁石11cを磁化させる、組込着磁という方式を採用する。
図13は実施の形態1を示す図で、組込着磁時の結線図である。U相巻線20a、V相巻線20b、W相巻線20cはY結線で接続されている。V相巻線20bとW相巻線20cを接続したものが電解コンデンサ68bのマイナス側端子に接続され、U相巻線20aは、スイッチ69bを介して電解コンデンサ68bのプラス側端子に接続される。
また電解コンデンサ68bはスイッチ69aを介して直流電源68aに接続される。直流電源68aの電圧は、例えば1000〜2000Vである。
続いて組込着磁方式の動作について説明する。先ず、最初にスイッチ69bをOFFの状態で、スイッチ69aをONさせて、電解コンデンサ68bに直流電源68aの電圧(1000〜2000V)が充電される。
電解コンデンサ68bへの充電が完了した後、スイッチ69aはOFFされる。
その後、スイッチ69bをONさせることで、U相巻線20a、V相巻線20b、W相巻線20cに大電流、例えば1000〜8000A程度が流れ、図1、図3に示す矢印の向きに組込着磁磁束が発生し、永久磁石11cが完全に着磁(磁化)されて、永久磁石埋込型電動機100が完成する。
図13に示す組込着磁の結線図では、図1、図3に示すように巻線20に電流が流れ、矢印の向きに組込着磁磁束が発生する。未着磁の永久磁石11cを有効に着磁させるためには、矢印の向きと永久磁石11cの磁化容易方向を揃える必要があり、そのため固定子12と回転子11の位置(位相)を合わせる必要がある。
固定子12と回転子11の位相を合わせる方法として、固定子鉄心12a、回転子鉄心11a及び端板11dの一部に切欠部を設け、その切欠部の位置(位相)を合わせる方法がある。しかし、固定子鉄心12aや回転子鉄心11aに切欠部(空気層)を設けると磁路が遮断されるため、完全着磁を行うためには、切欠部を設けない電動機に比べ、更に大きな電流を流す必要がある。
大電流が巻線20に流れると、各々の巻線同士が反発して、巻線にダメージを与えることがあり、信頼性の低い密閉型圧縮機となる課題がある。
また、例えば、回転子鉄心11aに設けた切欠部が一ヶ所の場合、回転子11が6極であると、極のアンバランスを生じ、密閉型圧縮機の運転時の振動や騒音が増加するという課題があった。
また、端板11dの一部に切欠部を設けた場合、固定子12と回転子11との位相を合わせるためには、端板11dの厚さ(回転子鉄心11aの積層方向の厚さ)を厚くする必要があり、端板11dのコストが高くなる課題があった。
図14乃至図16は実施の形態1を示す図で、図14は永久磁石埋込型電動機100の部分拡大図、図15は位置決め治具50の平面図、図16は位置決め治具50の側面図である。
本実施の形態では、一例として、図14に示すように、回転子鉄心11aに設けた複数のスリット40のうち、一磁極における二つのスリット40dと固定子鉄心12aの隣接する二つのスロット開口部12dの位置を合わせる方式を採用する。
図14乃至図16を参照しながら、固定子12と回転子11との位相を決める方法について説明する。
図14に示すように、固定子12の巻線20の起磁力の軸と、永久磁石11cの磁化容易方向とが略一致する位置において(図14の矢印と一致する)、二つのスリット40dの中心線の延長線上に、固定子鉄心12aの隣接する二つのスロット開口部12dが配置されるように、二つのスリット40dを設ける。
端板11dは、永久磁石11cを完全に覆うように、略六角形の形状である。端板11dの六角形を構成する直線部から、スリット40の一部を視認できるが、そのうち、スリット40dがその他のスリット(スリット40a〜40c,40e)よりも、端板11dの六角形を構成する直線部から最も外側に突出するようにスリット40を配置する。
図15、図16に示す位置決め治具50のうち、二つの開口部用突起51dを固定子12の隣接する二つのスロット開口部12dに合わせて挿入する。また、二つのスリット用突起50dを回転子鉄心11aに設けた二つのスリット40dの孔に入れるように、位置決め治具50をセットする。このように位置決め治具50を、モータにセットすることで、組込着磁を行う際の、固定子12と回転子11との位相を確実に合わせることが可能となる。
組込着磁時の位相を確実に合わせることにより、未着磁の永久磁石11cを完全に着磁させるために必要な電流を小さくすることができ、巻線のダメージを抑制した、信頼性の高い密閉型圧縮機を得ることができる。
また、組込着磁に必要な電流を低減することができるため、密閉型圧縮機の製造(組立)に必要な電力を抑制することができ、製造コストを抑えた安価な密閉型圧縮機を得ることができる。
更にスリット40は極数分、6ヶ所等ピッチで配置されているため、極のアンバランスを発生することがなく、振動や騒音の低い密閉型圧縮機を得ることができる。
本実施の形態では、開口部用突起51dおよびスリット用突起50dをそれぞれ2個で構成する位置決め治具50を使用した例について説明したが、それぞれ1個でも良いし、一方が2個で、他方が1個の位置決め治具50を使用しても良い。
また、位置決め治具50を挿入した状態で、スイッチ69bをONさせて巻線20に大電流を流しても良いし、位置決め治具50を挿入した後、例えば回転軸90をロックさせ、位置決め治具50を抜いてから、巻線20に大電流を流しても良い。
図17乃至図19は実施の形態1を示す図で、図17はスクロール圧縮機300の縦断面図、図18は図17のB−B断面図、図19は図18の部分拡大図(位置決め治具50を装着した状態)である。
図17に示すように、スクロール圧縮機300(密閉型圧縮機の一例)は、密閉容器70内に、少なくとも圧縮機構部200と、永久磁石埋込型電動機100と、圧縮機構部200と永久磁石埋込型電動機100とを連結する回転軸90と、回転軸90の圧縮機構部200の反対側の端部を支持する軸受を構成するサブフレーム71と、密閉容器70の底部に貯留される冷凍機油210eと、を備える。
圧縮機構部200は、少なくともそれぞれの板状渦巻歯の相互間に圧縮室を形成するように噛み合わされる固定スクロール201及び揺動スクロール202と、オルダムリング209と、ガイドフレーム215と、を備える。
固定スクロール201の板状渦巻歯に直角方向から吸入圧力空間に連通するように、吸入管210aが密閉容器70を貫通して、固定スクロール201の圧入されている。
ガイドフレーム215の外周面は、焼きばめ、もしくは溶接などによって密閉容器70に固定されている。そして、ガイドフレーム215の外周部を切り欠いた切り欠き部により、固定スクロール201の吐出ポートから吐出される高圧の冷媒ガスを圧縮機構部200と永久磁石埋込型電動機100との間に設けられた吐出管210bに導く流路が確保されている。切り欠き部は、吐出管210bとは反対側の位置(略180°位相が異なる位置)に設けられている。
密閉容器70の圧縮機構部200と永久磁石埋込型電動機100との間に、永久磁石埋込型電動機100に電力を供給するガラス端子210fが溶接により固定されている。
図17に示すように、密閉型圧縮機がスクロール圧縮機300の場合、永久磁石埋込型電動機100の上側に圧縮機構部200が設けられ、また永久磁石埋込型電動機100の下側にサブフレーム71が設けられているので、回転子11の永久磁石11cの組込着磁の際に、固定子12と回転子11の位相を合わせるのが困難になる。
図18に示すように、サブフレーム71は回転軸90の中心から3方向に放射される略Y字形状をしているため、6極の回転子11のうちの、3極分のスリット40の一部を視認することができる。
固定子12の巻線20の起磁力の軸と、永久磁石11cの磁化容易方向とが略一致する位置において(図18の矢印と一致する)、3極分のうち、少なくとも1極に配置される二つのスリット40dと二つのスロット開口部12dに位置決め治具50を挿入することで、組込着磁における固定子12と回転子11の位相を確実に決めることができる(図19参照)。そのため、組込着磁電流を少なくすることができ、信頼性の高いスクロール圧縮機300を得ることができる。
次に、永久磁石埋込型電動機100の駆動回路1について説明する。図20は実施の形態1を示す図で、永久磁石埋込型電動機100の駆動回路1の回路図である。外部に設けられた商用交流電源2から交流の電力が駆動回路1に供給される。商用交流電源2から供給される交流電圧は、整流回路3で直流電圧に変換される。整流回路3で変換された直流電圧は、インバータ主回路4で可変電圧及び可変周波数の交流電圧に変換されて永久磁石埋込型電動機100に印加される。永久磁石埋込型電動機100はインバータ主回路4から供給される可変周波数の交流電力により駆動される。尚、整流回路3には商用交流電源2の電圧を整流するダイオードブリッジ、商用交流電源2から印加される電圧を昇圧するチョッパー回路や整流した直流電圧を平滑にする平滑コンデンサなどを有する。
インバータ主回路4は3相ブリッジのインバータ回路であり、インバータ主回路4のスイッチング部はインバータ主素子となる6つのIGBT6a〜6f(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)と6つのフライホイルダイオード(FRD)としてシリコンカーバイド(SiC)を用いたSiC−SBD7a〜7f(ショットキーバリアダイオード)を備えている。FRDであるSiC−SBD7a〜7fはIGBT6a〜6fが電流をONからOFFする時に生じる逆起電力を抑制する逆電流防止手段である。
尚、ここでは、IGBT6a〜6fとSiC−SBD7a〜7fは同一リードフレーム上に各チップが実装されエポキシ樹脂でモールドされてパッケージされたICモジュールとする。IGBT6a〜6fはシリコンを用いたIGBT(Si−IGBT)に代えてSiC、GaN(窒化ガリウム)を用いたIGBTとしてもよく、またIGBTに代えてSiもしくはSiC、GaNを用いたMOSFET(Metal−Oxide−Semiconductor Field−Effect Transistor)などの他のスイッチング素子を使用してもよい。
整流回路3とインバータ主回路4の間には直列に接続された2つの分圧抵抗8a,8bが設けられており、この分圧抵抗8a,8bによる分圧回路にて高圧直流電圧を低圧化した電気信号をサンプリングし保持する直流電圧検出部8が設けられている。
永久磁石埋込型電動機100のU相巻線20a及びW相巻線20cに流れる電流を検出する電流検出素子30a,30cが設けられている。電流検出素子30a,30cは直流電流トランス(DCCT)や交流電流トランス(ACCT)などが用いられ、U相巻線20a、W相巻線20cに流れる電流の瞬時値を検出する。
回転子位置検出部10は、電流検出素子30a,30cの出力信号から永久磁石埋込型電動機100の回転子11の位置を演算し、回転子11の位置情報を出力電圧演算部9に出力する。なおここでは、永久磁石埋込型電動機100のU相巻線20a及びW相巻線20cの二相分の電流を検出したが、V相巻線20bの電流も加えた三相分の電流を検出しても良い。
尚、回転子位置検出部10は、永久磁石埋込型電動機100の端子電圧を検出して、永久磁石埋込型電動機100の回転子11の位置を検出するようにしてもよい。
回転子位置検出部10が検出する回転子11の位置情報は出力電圧演算部9に出力される。この出力電圧演算部9は、駆動回路1の外部から与えられる目標回転数Nの指令もしくは装置の運転条件の情報と回転子11の位置情報に基づいて、永久磁石埋込型電動機100に加えられるべき最適なインバータ主回路4の出力電圧を演算する。出力電圧演算部9はその演算した出力電圧をPWM信号生成部31に出力する。PWMは、Pulse Width Modulationの略語である。
PWM信号生成部31は、出力電圧演算部9から与えられた出力電圧となるようなPWM信号をインバータ主回路4のそれぞれのIGBT6a〜6fを駆動する主素子駆動回路4aに出力し、インバータ主回路4のIGBT6a〜6fはそれぞれ主素子駆動回路4aによってスイッチングされる。
ここでワイドバンドギャップ半導体について説明する。ワイドバンドギャップ半導体はSiよりもバンドギャップが大きい半導体の総称であって、SiC−SBD7a〜7fに使用しているSiCはワイドバンドギャップ半導体の一つであり、その他には窒化ガリウム(GaN)、ダイヤモンドなどがある。さらにワイドバンドギャップ半導体、特にSiCはSiに比べて耐熱温度や絶縁破壊強度や熱伝導率が大きい。尚、ここでは、SiCをインバータ回路のFRDに用いる構成としているが、SiCに代えてその他のワイドバンドギャップ半導体を用いてもよい。
SiCを用いたスイッチング素子は、簡単な構成で低損失のスイッチング素子が実現され、さらに高温での動作も可能である。そのため、高温となる電動機(もしくは電動機を含む機器)近くで使用することも可能となり、さらに冷却ファンなども不要、もしくは風量の少ないものや、放熱フィン(ヒートシンクなど)の小形化・軽量化も可能となる。
このようなSiC(ワイドバンドギャップ半導体)によって形成されたスイッチング素子やダイオード素子は、耐電圧性が高く、許容電流密度も高いため、スイッチング素子やダイオード素子の小型化が可能であり、これら小型化されたスイッチング素子やダイオード素子を用いることにより、これらの素子を組み込んだ半導体モジュールの小型化が可能となる。
また耐熱性も高いため、ヒートシンクの放熱フィンの小型化や、水冷部の空冷化が可能であるので、半導体モジュールの一層の小型化が可能になる。
更に電力損失が低いため、スイッチング素子やダイオード素子の高効率化が可能であり、延いては半導体モジュールの高効率化が可能になるものである。
スイッチング周波数を高周波にすることにより、インバータ主回路4で生成される交流電圧は、より正弦波に近い、高調波成分の少ない交流電圧を出力することができる。
永久磁石埋込型電動機100に印加される交流電力の高調波成分は、永久磁石埋込型電動機100のトルクリプルとなり、振動及び騒音が増加するだけでなく、高調波成分の電流によるモータ損失(銅損及び鉄損)も増加するため、効率が低くなる課題があった。
本実施の形態では、インバータ主回路4にSiCを用いることでスイッチング周波数を高速にすることができ、振動及び騒音が低く、かつ高効率な永久磁石埋込型電動機100を得ることができる。
本発明の活用例として、密閉型圧縮機に用いられる永久磁石埋込型電動機がある。
1 駆動回路、2 商用交流電源、3 整流回路、4 インバータ主回路、4a 主素子駆動回路、6a〜6f IGBT、7a〜7f SiC−SBD、8a 分圧抵抗、8b 分圧抵抗、9 出力電圧演算部、10 回転子位置検出部、11 回転子、11a 回転子鉄心、11b 風穴部、11c 永久磁石、11d 端板、11e リベット、11f 磁石挿入孔、11g 軸孔、11h リベット挿入用孔、11j 軸孔、11k 風穴部、11m リベット挿入用孔、12 固定子、12a 固定子鉄心、12b 固定子スロット、12c 固定子切欠、12d スロット開口部、12e 固定子歯部、12f コアバック、20 巻線、20a U相巻線、20b V相巻線、20c W相巻線、30a 電流検出素子、30c 電流検出素子、31 PWM信号生成部、40 スリット、40a〜40e スリット、50 位置決め治具、50d スリット用突起、51d 開口部用突起、60 空隙、68a 直流電源、68b 電解コンデンサ、69a スイッチ、69b スイッチ、70 密閉容器、71 サブフレーム、90 回転軸、100 永久磁石埋込型電動機、200 圧縮機構部、201 固定スクロール、202 揺動スクロール、209 オルダムリング、210a 吸入管、210b 吐出管、210e 冷凍機油、210f ガラス端子、215 ガイドフレーム、300 スクロール圧縮機。

Claims (2)

  1. 固定子の巻線に電流を流すことで、前記固定子の内周側に空隙を介して配置される回転子の永久磁石を着磁させる組込着磁を行う永久磁石埋込型電動機であって、
    前記固定子は、
    電磁鋼板を所定の形状に打ち抜いた後、所定枚数積層して製作される固定子鉄心と、
    前記固定子鉄心の内周縁に沿って形成される複数の固定子スロットと、
    前記固定子スロットに挿入される三相巻線と、を備え、
    前記回転子は、
    電磁鋼板を所定の形状に打ち抜いた後、所定枚数積層して製作される回転子鉄心と、
    前記回転子鉄心の外周部に沿って形成される複数の磁石挿入孔と、
    前記磁石挿入孔に挿入される永久磁石と、
    前記磁石挿入孔の外周側に形成され、前記巻線に誘起される誘起電圧の高調波成分を低減させる複数のスリットと、
    前記回転子鉄心の積層方向両端面に配置される端板と、を備え、
    前記組込着磁を行う際の前記固定子の前記巻線の起磁力の軸と、前記永久磁石の磁化容易方向とが略一致する位置において、前記複数のスリットのうち、少なくとも一極当たり一つのスリットの中心線の延長線が、前記固定子鉄心のスロット開口部の内側に配置される構成であり、
    前記中心線の延長線が前記固定子鉄心のスロット開口部の内側に配置される前記スリットと前記固定子鉄心のスロット開口部とを、前記組込着磁における前記固定子と前記回転子との位置決めに用いる永久磁石埋込型電動機に対して、
    前記中心線の延長線が前記スロット開口部の内側に配置される前記スリットと、前記スロット開口部とを連結固定する位置決め治具によって前記スリットと前記スロット開口部とを連結固定した後、前記固定子の前記巻線に電流を流すことで前記永久磁石を着磁する前記組込着磁を行うことを特徴とする着磁方法。
  2. 固定子の巻線に電流を流すことで、前記固定子の内周側に空隙を介して配置される回転子の永久磁石を着磁させる組込着磁を行う永久磁石埋込型電動機であって、
    前記固定子は、
    電磁鋼板を所定の形状に打ち抜いた後、所定枚数積層して製作される固定子鉄心と、
    前記固定子鉄心の内周縁に沿って形成される複数の固定子スロットと、
    前記固定子スロットに挿入される三相巻線と、を備え、
    前記回転子は、
    電磁鋼板を所定の形状に打ち抜いた後、所定枚数積層して製作される回転子鉄心と、
    前記回転子鉄心の外周部に沿って形成される複数の磁石挿入孔と、
    前記磁石挿入孔に挿入される永久磁石と、
    前記磁石挿入孔の外周側に形成され、前記巻線に誘起される誘起電圧の高調波成分を低減させる複数のスリットと、
    前記回転子鉄心の積層方向両端面に配置される端板と、を備え、
    前記組込着磁を行う際の前記固定子の前記巻線の起磁力の軸と、前記永久磁石の磁化容易方向とが略一致する位置において、前記複数のスリットのうち、少なくとも一極当たり一つのスリットの中心線の延長線が、前記固定子鉄心のスロット開口部の内側に配置される構成であり、
    前記中心線の延長線が前記固定子鉄心のスロット開口部の内側に配置される前記スリットと前記固定子鉄心のスロット開口部とを、前記組込着磁における前記固定子と前記回転子との位置決めに用いる永久磁石埋込型電動機に対して、
    前記中心線の延長線が前記スロット開口部の内側に配置される前記スリットと、前記スロット開口部とを連結固定する位置決め治具。
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