JP5436344B2 - 車両用灯器の支持アーム取付け金具 - Google Patents

車両用灯器の支持アーム取付け金具 Download PDF

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Description

本発明は、電柱等の支柱から延びる支持アームに取付け金具を介して車両用灯器を取付けるための車両用灯器の支持アーム取付け金具に関する。
電柱等の支柱から延びる支持アームに取付け金具を介して車両用灯器を取付けるための車両用灯器の支持アーム取付け金具として、例えば、平板を湾曲させた一対の支持金具により支持アームに取付けるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
実開昭54−32470号公報
しかし、前述の特許文献1に記載の車両用灯器の支持アーム取付け金具では、平板を湾曲させた一対の支持金具により支持アームに取付けるため、強度を向上させようとすると厚い平板を使用する必要があり、重量が増し、作業性が悪くなる等、の課題があった。
そこで、本発明は、軽量化し、作業性を向上させることができる車両用灯器の支持アーム取付け金具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る車両用灯器の支持アーム取付け金具は、電柱等の支柱から延びる支持アームに取付け金具を介して車両用灯器を取付けるための車両用灯器の支持アーム取付け金具であって、前記車両用灯器の支持アーム取付け金具は、互いに対向する右側面および左側面の両側面と、前記両側面をつなぐ底面とを有する横断面形状がコの字形状であり、前記両側面には、前記取付け金具を取付けるための金具取付け用ボルト孔が形成されていると共に、前記両側面先端に前記支持アームを挟むための凹部が形成されている一方、前記底面には、対向する他の支持アーム取付け金具とにより前記支持アームを締付けるための締付け用ボルト孔が形成されており、前記両側面には、それぞれ、金具取付け用ボルト孔が2箇所以上形成されている一方、前記2箇所以上の金具取付け用ボルト孔のうち、前記支持アーム固定用ボルト孔に近接する前記金具取付け用ボルト孔の間の前記底面には、前記底面の内側に突出するダボが形成されている、ことを特徴とする車両用灯器の支持アーム取付け金具である。
ここで、前記両側面には、それぞれ、前記支持アームを挟むための凹部が設けられており、その凹部に対向する前記底面には、前記凹部の中心からずれた位置を支持アーム固定用ボルトが通り、当該上側の前記凹部と前記他の支持アーム取付け金具の上側の凹部とにより挟まれた上側の前記支持アームの外周面下側を、上側の前記凹部の内周面下側に押し付けるよう偏心した位置に支持アーム固定用ボルト孔が形成されている、ようにすると良い。
本発明に係る車両用灯器の支持アーム取付け金具は、それぞれ、互いに対向する右側面および左側面の両側面と、前記両側面をつなぐ底面とを有する横断面形状がコの字形状であり、前記両側面には、前記取付け金具を取付けるための金具取付け用ボルト孔が形成されていると共に、その両側面にはそれぞれ金具取付け用ボルト孔が2箇所以上形成されており、その2箇所以上の金具取付け用ボルト孔のうち、支持アーム固定用ボルト孔に近接する金具取付け用ボルト孔の間の底面に底面の内側に突出するダボが形成されているため、支持アーム固定用ボルト孔を上側にして金具取付け用ボルト孔に金具を取付ける場合には、下側の金具よりも上側の金具の方がダボによって底面側に引き寄せられ、より強い密着状態で支持アーム取付け金具に取り付けることができ、ガタが生じることを防止することができる。
(a)〜(e)は、それぞれ、本発明に係る車両用灯器の支持アーム取付け金具の実施形態を示す斜視図、側面図、上面図、背面図、A−A線断面図である。 図1に示す本実施形態の支持アーム取付け金具10を一対使用して、支持アームに取り付けた一例を示す図である。 図2におけるA部分における部分拡大図である。 (a),(b)、それぞれ、本実施形態の支持アーム取付け金具を使用して電柱等の支柱に車両用灯器を取り付けた状態を上方から見た全体図、正面から見た正面図である。 (a),(b)、それぞれ、本実施形態の支持アーム取付け金具の使用例1を上方から見た全体図、使用例1のB部分における取付け部分を側方から拡大して示す部分拡大図である。 (a),(b)、それぞれ、本実施形態の支持アーム取付け金具の使用例2を上方から見た全体図、使用例2のC部分における取付け部分を側方から拡大して示す部分拡大図である。 本実施形態の支持アーム取付け金具の使用例3を上方から見た全体図である。 (a),(b)、それぞれ、図7に示す使用例3のD,E部分における取付け部分を側方から拡大して示す部分拡大図である。 本実施形態の支持アーム取付け金具の使用例4を上方から見た全体図である。 (a),(b)、それぞれ、図5に示す使用例4のF,G部分における取付け部分を側方から拡大して示す部分拡大図である。 本実施形態の支持アーム取付け金具の使用例5を上方から見た全体図である。 本実施形態の支持アーム取付け金具の使用例6を上方から見た全体図である。
次に、本発明に係る車両用灯器の支持アーム取付け金具の実施形態について説明する。
図1(a)〜(e)は、それぞれ、本発明に係る車両用灯器の支持アーム取付け金具10の実施形態を示す斜視図、側面図、上面図、背面図、A−A線断面図である。
図1(a)〜(e)に示すように、本発明に係る車両用灯器の支持アーム取付け金具10は、右側面11、左側面12および底面13からなる横断面形状がコの字状のものである。この支持アーム取付け金具10は、後述するように電柱などの支柱に、車両用灯器を取付ける際には、一組(一対)の支持アーム取付け金具10を対向させて支持アームを挟持する。
支持アーム取付け金具10の右側面11および左側面12の両側面には、図1(a),(b)に示すように、2本の支持アーム23,24(図2参照。)をそれぞれ挟持する凹部111,112,121,122が形成されていると共に、後述するように車両用灯器を取付けるブラケット等をボルト等により固定するための正方の金具取付け用ボルト孔113,114,123,124が形成されている。なお、図2に示すように、上側の支持アーム24のほうが、下側の支持アーム23より外径が太いので、凹部112,122の方が凹部111,121より大きな凹部を形成している。
支持アーム取付け金具10の底面13には、図1(c)に示すように、対向する一対の支持アーム取付け金具10を角根丸頭ボルト等により締付け固定するための締付け用ボルト孔131,132が形成されていると共に、締付け用ボルト孔131,132の間に、2本の支持アーム23,24(図2参照。)のうち少なくとも一方(本実施形態では、例えば、太い上側の支持アーム24とする。)を固定するための支持アーム固定用ボルト孔133と、さらに金具を取付けるための金具固定用ボルト孔134とが形成されている。なお、図1において、符号137は、支持アーム取付け金具10を平板等から切り出したり、切り出した平板を所定形状に曲げ加工する際に基準とする位置決め孔である。
図2は、図1に示す本実施形態の支持アーム取付け金具10を一対使用して、支持アーム23,24に取り付けた一例を示す図、図3は、図2におけるA部分の部分拡大図である。
図2に示すように、一対の支持アーム取付け金具10の凹部111,112,121,122により2本の支持アーム23,24を挟み、一対の支持アーム取付け金具10の底面13の両端に形成された締付け用ボルト孔131,132にそれぞれ締付け用ボルト51を通してナット52により締付けることにより、支持アーム23,24に一対の支持アーム取付け金具10を取付ける。
そして、本実施形態では、一方の支持アーム取付け金具10の底面13の支持アーム固定用ボルト孔133から角根丸頭型の支持アーム固定用ボルト53を通して、凹部112,122に挟まれた外径が太い上側の支持アーム24中心の通し孔241を貫通させ、他方の支持アーム取付け金具10の底面13の支持アーム固定用ボルト孔133から支持アーム固定用ボルト53先端を突出させ、ナット54により固定する。
その際、本実施形態では、図3に示すように、一対の支持アーム取付け金具10の底面13には、それぞれ、凹部112,122の中心αから下方にずれた位置を通り、かつ、凹部112,122に通された支持アーム24中心の通し孔241を支持アーム固定用ボルト53が貫通することにより、支持アーム24外周面の下側を凹部112,122内周面の下側に押し付けるように、凹部112,122の中心αからわずかだけ下方に偏芯した位置に、支持アーム固定用ボルト孔133が形成されている。
そのため、支持アーム24外周面の下側が凹部112,122内周面の下側に押し当てられるので、仮に、支持アーム固定用ボルト孔133と支持アーム固定用ボルト53との間や、通し孔241と支持アーム固定用ボルト53との間に、多少の隙間が存在したとしても、支持アーム固定用ボルト53が支持アーム固定用ボルト孔133および通し孔241の中心から偏心した位置を通り、支持アーム固定用ボルト孔133および通し孔241の内周面に片当りして支持されることになり、支持アーム24外周面の下側を凹部112,122内周面の下側に押し付けて支持されることとも合わせて、地面等からの振動や風の影響等により支持アーム24が振動しても、支持アーム取付け金具10や、支持アーム24、支持アーム固定用ボルト53等との間のガタツキを防止することができる。
また、本実施形態では、図1に示すように、右側面11および左側面12それぞれの金具取付け用ボルト孔113,114,123,124のうち、取付け時には上側となる金具取付け用ボルト孔114,124の間の底面13に、2箇所、内側に突出したダボ135,136を形成している。
そのため、後述する図8(a)や図10(a)等に示すように、右側面11および左側面12それぞれの金具取付け用ボルト孔113,114,123,124に、2つのコ型金具80,81を取付ける場合、下側のコ型金具80より、上側のコ型金具81の方が、内側、すなわち底面13側に引き寄せられ、より強い密着状態で支持アーム取付け金具10の底面13に取り付けることができる。
これにより、アーム90や、2つのコ型金具100,101、車両用灯器4等の重量により、上側のコ型金具81先端が金具取付け用ボルト孔114,124を回転中心して下方へ回転しようとして、上側のコ型金具81が支持アーム取付け金具10の底面13より離れようとする力が作用しても、ダボ135,136によりコ型金具81は、強い密着状態で支持アーム取付け金具10の底面13に取り付けられているので、支持アーム取付け金具10の底面13から離れ難く、ガタが生じることを防止することができる。
また、本実施形態では、図1、図2に示すように、下側の金具取付け用ボルト孔113,123に挿入される支持アーム固定用ボルト51より、ダボ135,136が形成された上側の金具取付け用ボルト孔114,124に挿入される支持アーム固定用ボルト53の方が内側に位置するので、車両用灯器4等の重量により、上側のコ型金具81や、アーム90、2つのコ型金具100,101およびその連結部分が、下側のものより伸びても、下側のコ型金具80より上側のコ型金具81の方が、内側に取り付けられるので、車両用灯器4等を水平に保持することが可能となる。なお、ダボ135,136を設けても、下側の金具取付け用ボルト孔113,123に挿入される支持アーム固定用ボルト51と、上側の金具取付け用ボルト孔114,124に挿入される支持アーム固定用ボルト53の位置が水平方向で同一になるようにしても勿論よい。
次に、図1に示す本実施形態の支持アーム取付け金具10等を使用した車両用灯器4a,4bの取り付けについて説明する。
図4(a),(b)は、それぞれ、本実施形態の支持アーム取付け金具10を4つ使用して電柱等の支柱3に2つの車両用灯器4a,4bを取り付けた状態を上方から見た全体図、正面から見た正面図である。
図4(a),(b)に示すように、電柱等の支柱3に対し取付けバンド21,22を介して上下方向に2本の支持アーム23,24を取り付けると共に、支持アーム23,24先端には、本実施形態の一対の支持アーム取付け金具10等を一対ずつ2組使用して前後それぞれに車両用灯器4a,4bを取り付ける。
そして、上側の支持アーム24先端には、支柱3に巻き付け固定された自在バンド25を介して1本の支持棒26が取り付けられている一方、支持アーム23,24中央には、支柱3に巻き付け固定された振れ止め金具用バンド27および振れ止め金具アーム28を介して2本の支持棒29,30が取り付けられている。これにより、車両用灯器4a,4bは、支柱3に安定し、かつ、振れ止めされて、取り付けられる。
次に、図1に示す本実施形態の支持アーム取付け金具10の使用例1〜6について説明する。
[使用例1]
図5(a),(b)は、それぞれ、本実施形態の支持アーム取付け金具10の使用例1を上方から見た全体図、使用例1のB部分における取付け部分を側方から拡大して示す部分拡大図である。
図5(a)に示すように、使用例1では、本実施形態の支持アーム取付け金具10を2本の支持アーム23,24の基部側および先端側の両側に一対(2つ)ずつ設け、それぞれ、2本の支持アーム23,24の基部側および先端側の左右2箇所で車両用灯器4aを取付ける。
そのため、図5(b)に示すように、車両用灯器4aが取付けられる前面側の支持アーム取付け金具10の右側面11の金具取付け用ボルト孔113,114には、2本のボルト55を介して取付けブラケット40が取付けられている。
これにより、使用例1では、図5(a)に示すように、基部側および先端側の両側それぞれに設けた一対の支持アーム取付け金具10により、支持アーム23,24の前面側に、車両用灯器4aを取付けることができる。
[使用例2]
図6(a),(b)は、それぞれ、本実施形態の支持アーム取付け金具10の使用例2を上方から見た全体図、使用例2のC部分における取付け部分を側方から拡大して示す部分拡大図である。
使用例2では、使用例1に示す取付けブラケット40を、一対の支持アーム取付け金具10の前後両面に取り付け、2つの車両用灯器4a,4bを前後面に取り付けた一例を示している。
[使用例3]
図7、図8(a),(b)は、それぞれ、本実施形態の支持アーム取付け金具10の使用例3を上方から見た全体図、使用例3のD,E部分における取付け部分を側方から拡大して示す部分拡大図である。
図5および図6に示す使用例1,2とは異なり、この図7および図8に示す使用例3では、支持アーム23,24に対する車両用灯器4の取り付け角度を、外側に向け所定の角度調整範囲、例えば、0°〜(+)20°で設定できるようにしたものである。
つまり、使用例3では、図7および図8(a)に示すように、基端側前面の支持アーム取付け金具10には、2つのコ型金具80,81、アーム90、2つのコ型金具100,101および短尺ブラケット120を介して車両用灯器4の基端を取付ける一方、図7および図8(b)に示すように、先端側前面の支持アーム取付け金具10には、コ型金具60および長尺ブラケット70を介して車両用灯器4aの先端を取付ける。
そして、図8(a)に示すように、D部分の前面側の支持アーム取付け金具10の金具取付け用ボルト孔113,114,123,124には、角根丸頭ボルト82,83を介して2つのコ型金具80,81が取付けられている。
ここで、本実施形態では、図1や図2に示すように、支持アーム取付け金具10の上側の金具取付け用ボルト孔114,124の間には、内側に突出するダボ135,136が形成されているので、上述したように、下側のコ型金具80より上側のコ型金具81の方が、より強い密着状態で支持アーム取付け金具10の底面13に取り付けられ、コ型金具81が支持アーム取付け金具10の底面13から離れ難く、ガタが生じることを防止している。
また、コ型金具80には、角根丸頭ボルト91を介してアーム90が取付けられ、アーム90には、角根丸頭ボルト92を介して2つのコ型金具100,101が取付けられ、2つのコ型金具100,101には、角根丸頭ボルト121を介して短尺ブラケット120が取付けられている。
一方、図8(b)に示すように、E部分の前面側の支持アーム取付け金具10の底面13の金具取付け用ボルト孔134には、角根丸頭ボルト61によりコ型金具60が取付けられ、コ型金具60には、角根丸頭ボルト62を介して長尺ブラケット70が取付けられている。
このように、使用例3では、先端側前面の支持アーム取付け金具10には、コ型金具60および長尺ブラケット70等を介して車両用灯器4aの先端を取付けると共に、基端側前面の支持アーム取付け金具10には、2つのコ型金具80,81、アーム90、2つのコ型金具100,101および短尺ブラケット120を介して車両用灯器4aの基端を取付けるので、基端側前面の支持アーム取付け金具10に取付けたアーム90や2つのコ型金具100,101を曲げたり、伸ばすことにより、図7に示すように、車両用灯器4aを任意の角度、例えば、0°〜(+)20°の角度調整範囲に調整することができる。
[使用例4]
図9、図10(a),(b)は、それぞれ、本実施形態の支持アーム取付け金具10の使用例4を上方から見た全体図、F,G部分における取付け部分を側方から拡大して示す部分拡大図である。
使用例4では、使用例3に示す取付けを、一対の支持アーム取付け金具10の先端側および基端側の前後両側に取り付け、車両用灯器4a,4bを前後に取り付けた一例を示している。
ただし、図9では、後側の車両用灯器4bは、車両用灯器4bの基端にて、アーム90と2つのコ型金具100,101とを折畳むことにより、支持アーム23,24に対する車両用灯器4bの取付け角度を、ほぼ0°としている。勿論、車両用灯器4bの基端および先端にて、アーム90と2つのコ型金具100,101とを伸長させることにより、前面側の車両用灯器4aと同様に、車両用灯器4bを任意の角度、例えば、0°〜(+)20°の角度調整範囲に調整することができる。
[使用例5]
図11は、本実施形態の支持アーム取付け金具10の使用例5を上方から見た全体図である。
図7および図8に示す使用例3とは異なり、この図11に示す使用例5では、支持アーム23,24に対する車両用灯器4aの取り付け角度を左右どちらにも所定の範囲で設定できるようにしたものである。
そのため、この使用例5では、車両用灯器4aの先端側および基端側の双方に、2つのコ型金具80,81、アーム90、2つのコ型金具100,101および短尺ブラケット120を介して車両用灯器4aの基端側および先端側を取付けている。なお、使用例5の2つのコ型金具80,81、アーム90、2つのコ型金具100,101および短尺ブラケット120は、図7に示す使用例3のD部分のものと同様である。
そのため、図11に示すように、車両用灯器4aの基端側のアーム90と2つのコ型金具100,101のみ伸長させることにより、車両用灯器4aを外側に任意の角度の0°〜(+)20°の角度調整範囲に調整することができる一方、これとは逆に、図示はしていないが、車両用灯器4aの先端側のアーム90と2つのコ型金具100,101のみ伸長させることにより、車両用灯器4aを内側に任意の角度の0°〜(−)20°の角度調整範囲に調整することができる。
[使用例6]
図12は、本実施形態の支持アーム取付け金具10の使用例6を上方から見た全体図である。
この図12に示す使用例6では、支持アーム23,24の先端側および基端側の前後両側に、図11に示す使用例5の取付け構造を採用し、支持アーム23,24の先端側および基端側の前後両側において車両用灯器4a,4bの取り付け角度を左右どちらにも所定の範囲で設定できるようにしたものである。
ここで、図12では、後側の車両用灯器4bは、車両用灯器4bの基端および先端にて、アーム90と2つのコ型金具100,101とを折畳むことにより、支持アーム23,24に対する車両用灯器4bの取付け角度を、ほぼ0°としている。勿論、車両用灯器4bの基端および先端にて、アーム90と2つのコ型金具100,101とを伸長させることにより、前面側の車両用灯器4aと同様に、車両用灯器4bを任意の角度、例えば、0°〜(+)20°の角度調整範囲に調整することができる。
従って、本実施形態の車両用灯器の支持アーム取付け金具10は、互いに対向する右側面11および左側面12の両側面と、両側面をつなぐ底面13とを有する横断面形状がコの字形状であり、両側面11,12には、取付け金具を取付けるための金具取付け用ボルト孔113,114,123,124が形成されていると共に、両側面11,12先端には支持アーム23,24を挟むための凹部111,112,121,122が形成されている一方、底面13には、対向する他の支持アーム取付け金具10とにより支持アーム23,24を挟み固定するための締付け用ボルト孔131,132が形成されているので、金具全体の強度が向上しており、車両用灯器の支持アーム取付け金具10を軽量化することができ、その結果、作業性を向上させることができる。
特に、本実施形態の車両用灯器の支持アーム取付け金具10では、底面13には、取付け時に上側の支持アーム24を挟む凹部112,122の中心αから下方にずれた位置を通り、かつ、凹部112,122に通された支持アーム24の中心を支持アーム固定用ボルト53が貫通することにより、支持アーム24の外周面下側を凹部112,121の内周面下側に押し付けるように、凹部112,122の中心αから下方へ偏心した位置に支持アーム固定用ボルト孔133を形成しているので、支持アーム取付け金具10や、支持アーム24、支持アーム固定用ボルト53等との間のガタツキを防止することができる。
また、本実施形態の車両用灯器の支持アーム取付け金具10では、両側面11,12には、それぞれ、金具取付け用ボルト孔113,114,123,124が2箇所形成されている一方、取付け時には上側となる金具取付け用ボルト孔114,124の間に、内側に突出するダボ135,136を形成しているので、下側のコ型金具80より上側のコ型金具81の方がより強い密着状態で支持アーム取付け金具10の底面13に取り付けられことになるので、車両用灯器等の取付け時に上側のコ型金具81が支持アーム取付け金具10の底面13から離れようとしても、これを防止して、この点でもガタツキを防止することができる。
なお、本実施形態の車両用灯器の支持アーム取付け金具10では、支持アーム固定用ボルト53が凹部112,122の中心αから下方へ偏心した位置を通るように底面13,13に支持アーム固定用ボルト孔133を形成するように説明したが、本発明はこれに限定されず、支持アーム固定用ボルト53が凹部112,122の中心αを通るように支持アーム固定用ボルト孔133を形成しても勿論よい。
3 支柱
4a,4b 車両用灯器
10 支持アーム取付け金具
11 右側面
12 左側面
13 底面
111,112,121,122 凹部
113,114,123,124 金具取付け用ボルト孔
131,132 締付け用ボルト孔
133 支持アーム固定用ボルト孔
134 金具取付け用ボルト孔
135,136 ダボ
23,24 支持アーム

Claims (2)

  1. 電柱等の支柱から延びる支持アームに取付け金具を介して車両用灯器を取付けるための車両用灯器の支持アーム取付け金具であって、
    前記車両用灯器の支持アーム取付け金具は、
    互いに対向する右側面および左側面の両側面と、前記両側面をつなぐ底面とを有する横断面形状がコの字形状であり、
    前記両側面には、前記取付け金具を取付けるための金具取付け用ボルト孔が形成されていると共に、前記両側面先端に前記支持アームを挟むための凹部が形成されている一方、
    前記底面には、対向する他の支持アーム取付け金具とにより前記支持アームを締付けるための締付け用ボルト孔が形成されており、
    前記両側面には、それぞれ、金具取付け用ボルト孔が2箇所以上形成されている一方、
    前記2箇所以上の金具取付け用ボルト孔のうち、前記支持アーム固定用ボルト孔に近接する前記金具取付け用ボルト孔の間の前記底面には、前記底面の内側に突出するダボが形成されている、
    ことを特徴とする車両用灯器の支持アーム取付け金具。
  2. 請求項1記載の車両用灯器の支持アーム取付け金具において
    前記両側面には、それぞれ、前記支持アームを挟むための凹部が設けられており、その凹部に対向する前記底面には、前記凹部の中心からずれた位置を支持アーム固定用ボルトが通り、当該上側の前記凹部と前記他の支持アーム取付け金具の上側の凹部とにより挟まれた上側の前記支持アームの外周面下側を、上側の前記凹部の内周面下側に押し付けるよう偏心した位置に支持アーム固定用ボルト孔が形成されている
    ことを特徴とする車両用灯器の支持アーム取付け金具。
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