JP5438923B2 - 鉄筋へのセパレーター取付け金具 - Google Patents

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本発明は、コンクリート構造物内に埋設される鉄筋にコンクリート型枠を支持させるためのセパレーターを取り付ける鉄筋へのセパレーター取付け金具に関するものである。
鉄筋にコンクリート型枠を支持させるためのセパレーターを取り付けるための金具としては、特許文献1に示されるように、鉄筋に締結用ボルトで固定できる本体に、セパレーターをネジ結合するネジ孔を備えたセパレーター取付け用ナットが取り付けられたものであるが、従来のこの種の鉄筋へのセパレーター取付け金具は、本体が一端部の内側に鉄筋受け部を備えると共に他端部に締結用ボルトの貫通ネジ孔が設けられたC形状のもので、両端間の側部に前記セパレーター取付け用ナットが取り付けられたものであった。
特開2003−13600号公報
上記のような従来の鉄筋へのセパレーター取付け金具の構成では、本体の鉄筋受け部を小径の鉄筋に対して嵌合させて締結用ボルトで固定した場合、本体の鉄筋受け部側の先端と、本体の締結用ボルトの貫通ネジ孔が設けられた側の端部先端とを結ぶ仮想面より前記鉄筋が内側に完全に入り込み、当該鉄筋のコンクリート被り深さ内に前記本体の両端部が入り込む結果となり、鉄筋に対する所定のコンクリート被り深さを確保できなくなる恐れがあった。又、セパレーター取付け用ナットが前以って取り付けられているため、セパレーターを本体の外側面に直に溶接したいような場合、その溶接可能な箇所が僅かであって、選択の余地も少ない。
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る鉄筋結合金具を提供することを目的とするものであって、請求項1に記載の鉄筋へのセパレーター取付け金具は、後述する実施形態の参照符号を付して示すと、門形本体1と締結用ボルトナット2を備え、門形本体1は、外側板部6の両側辺から内側に両側板部7が折曲連設された断面溝形の一対のアーム部4a,4bと、両アーム部4a,4bの外側板部6どうしを連結一体化する偏平板状のヒンジ部5とから成り、両アーム部4a,4bは、その両側板部7に鉄筋が嵌合する凹部11が形成された鉄筋挟持部9と、この鉄筋挟持部9よりヒンジ部5側に設けられて外側板部6にボルト挿通孔13が設けられた締結部10を備え、この両アーム部4a,4bの締結部10を前記締結用ボルトナット2で締め付けることにより、両アーム部4a,4bの鉄筋挟持部9間で鉄筋Bを挟持できるように構成された金具であって、両アーム部4a,4bの鉄筋挟持部9を構成する前記凹部11は、両側板部7の先端辺に隣接する円弧形に形成され、両アーム部4a,4bの鉄筋挟持部9の外側板部6の外側面は、セパレーター溶接用偏平面6aに構成されている。
上記構成の本発明を実施するについて、具体的には請求項2に記載のように、両アーム部4a,4bの内、少なくとも一方のアーム部4aの鉄筋挟持部9の外側板部6には、セパレーター取付け用ナット3を着脱自在に取り付ける貫通丸孔14を設け、セパレーター取付け用ナット3は、前記鉄筋挟持部9における両側板部7間に遊嵌する頭部17と、前記貫通丸孔14を外向きに抜き差し自在に貫通する軸部18と、この軸部18に直径方向に設けられたセパレーター連結用ネジ孔19とから構成することができる。この場合、請求項3に記載のように、前記セパレーター取付け用ナット3のセパレーター連結用ネジ孔19に螺合連結したセパレーターSを前記軸部18と共に当該軸部18を中心に回転させたとき、前記締結用ボルトナット2のボルト頭部15と前記セパレーターSとが干渉しないように、少なくとも前記貫通丸孔14を有する側のアーム部4aにおける前記締結部10の外側面を、当該アーム部4aの鉄筋挟持部9の外側面より低くなるように構成することができる。更にこの場合、請求項4に記載のように、前記締結用ボルトナット2は、球面形頭部15とこの頭部15に隣接して角軸部16を備えたものとし、両アーム部4a,4bの締結部10の内、少なくとも前記貫通丸孔14が設けられている側のアーム部4aの締結部10のボルト挿通孔13は、前記角軸部16が嵌合する回り止め用角孔とすることができる。
又、請求項5に記載のように、前記門形本体1は、前記貫通丸孔14を除いて対称形に構成し、一方のアーム部4aの鉄筋挟持部9にのみ前記貫通丸孔14を設けることができる。
上記構成の本発明に係る鉄筋へのセパレーター取付け金具によれば、鉄筋に対して門形本体の両アーム部を、当該鉄筋に対するコンクリート被り深さを確保しなければならない側とは正反対側から嵌合させ、両アーム部先端の鉄筋挟持部の内側の円弧形凹部を当該鉄筋に対し左右両側から嵌合させた状態で締結用ボルトナットを締め付けて両アーム部を互いに接近揺動させ、両鉄筋挟持部で鉄筋を挟持させることにより金具を鉄筋所要箇所に固定して使用するものであるが、このとき、鉄筋挟持部の内側の凹部がアーム部の両側板部の先端辺に隣接して形成された円弧形のものであるから、この鉄筋挟持部の円弧形凹部間で挟まれる鉄筋が、両アーム部の先端を結ぶ仮想面より大きく内側(ヒンジ部側)に入り込むほどに小径でなければ、当該鉄筋より外側、即ち、コンクリート被り深さを確保する側に本体の両アーム部の先端を突出させないで済む。従って、極端に小径の鉄筋、即ち、通常はコンクリート型枠を支持させることのないような極端に小径の鉄筋に金具を取り付けることさえ避ければ、この金具の取り付けにより鉄筋のコンクリート被り深さを浅くしてしまう恐れがなくなり、常に鉄筋に必要なコンクリート被り深さを確保しながら、当該鉄筋に容易に金具を固定することができる。しかも、このように鉄筋に固定された金具に対しては、その左右一対の鉄筋挟持部の外側面全体をセパレーターの溶接箇所として活用できるので、セパレーターの取り付け箇所や向きの選択範囲が広がり、効果的に活用することができる。
尚、請求項2に記載の構成によれば、必要に応じてセパレーター取付け用ナットが利用できる。即ち、金具に直にセパレーターを溶接するのではなく、取り付けたセパレーターの向きを調整する必要がある場合には、セパレーター取付け用ナットの軸部を、一方のアーム部の鉄筋挟持部に設けられている貫通丸孔に内側から外向きに挿通した状態で、この金具(本体)を上記のようにして鉄筋に取り付ければ、鉄筋によって抜け止めされた前記セパレーター取付け用ナットの軸部のセパレーター連結用ネジ孔にセパレーターの一端螺軸部を螺合連結し、当該セパレーター取付け用ナットと共にセパレーターを、当該セパレーター取付け用ナットの軸部の周り(貫通丸孔の軸心の周り)に回動させ、向きを調整して使用することができる。即ち、このようなセパレーター取付け用ナットを持たないセパレーター溶接専用の金具と、回転可能なセパレーター取付け用ナットを備えた金具とに状況に応じて使い分けることができる。
上記請求項2に記載の構成を採用する場合、請求項3に記載の構成によれば、セパレーター取付け用ナットを介して金具に取り付けたセパレーターを360度全周の範囲内で自由に回動させることができるので、セパレーターの向き調整範囲が一層広がり、一層便利に活用できる。更に、請求項4に記載の構成によれば、通常の六角頭部を有するボルトを使用する場合と比較して、請求項3に記載の構成の実施が無理なく容易に行え、しかもナット締め付け操作時にボルトを工具で回り止めする必要がなく、作業性を高めることができる。
又、請求項5に記載の構成によれば、一対のアーム部の鉄筋挟持部の内、一方の鉄筋挟持部の外側面はその全体をセパレーターの溶接面として活用することができ、セパレーターの溶接強度を高めることができ、又、セパレーター取付け用ナットを組み合わせないときには、締結用ボルトナットのボルト差し込み方向が限定されず、一層作業性が高められ、セパレーター取付け用ナットを組み合わせるときは、当該セパレーター取付け用ナットを片側のアーム部の鉄筋挟持部にのみ設けられている貫通丸孔を利用して当該セパレーター取付け用ナットを組み込み、締結用ボルトナットのボルトは、このセパレーター取付け用ナットのある側から両アーム部の締結部のボルト挿通孔(角孔)に挿入すれば良い。
以下に本発明の具体的実施例を添付図に基づいて説明すると、図1〜図4において、1は門形本体、2は締結用ボルトナット、3はセパレーター取付け用ナットである。門形本体1は、一対のアーム部4a,4bとヒンジ部5とを備えたもので、1枚の帯状金属板を門形に曲げ加工すると共に、その両脚部を、内側に凹溝部が位置するように両側辺を内側に折曲して構成したものであって、両アーム部4a,4bは、偏平板状のヒンジ部5と連続する外側板部6の両側辺から内側に両側板部7が折曲連設された断面溝形に構成されている。ヒンジ部5には、裏面(内側)中央に板厚を薄くするためのV形溝8が幅方向の全域にわたって形成されている。
両アーム部4a,4bには、先端側の鉄筋挟持部9とその内側の締結部10が設けられている。鉄筋挟持部9は、アーム部4a,4bの両側板部7に形成した円弧形の鉄筋嵌合用の凹部11を備え、当該円弧形凹部11は、両側板部7の先端辺との間に鋭角の角部が形成されるように両側板部7の先端に隣接して形成されている。締結部10は、前記鉄筋挟持部9の外側板部6の外側面に対して一段低く形成されたもので、これらアーム部4a,4bの長さ方向において外側に円弧形に突曲する突曲部12を備え、この突曲部12に角形のボルト挿通孔13が設けられている。両アーム部4a,4bの鉄筋挟持部9における外側板部6は、その外側面がセパレーター溶接用偏平面6aに形成され、一方のアーム部4aの鉄筋挟持部9における外側板部6には、セパレーター取付け用ナット3を着脱自在に取り付ける貫通丸孔14が設けられている。
締結用ボルトナット2は、球面形頭部15と、当該球面形頭部15に隣接して前記角形のボルト挿通孔13に相対回転不能に貫通する角軸部16とを備えたボルト2aと、このボルト2aに螺嵌するナット2bとから成るものである。セパレーター取付け用ナット3は、前記一方のアーム部4aの鉄筋挟持部9における両側板部7間に遊嵌する頭部17と、前記貫通丸孔14に内側から外向きに抜き差し自在に挿通される軸部18とを備え、この軸部18には、当該軸部18を前記貫通丸孔14に自転可能に挿通させて頭部17を鉄筋挟持部9における外側板部6の裏面に当接させたとき、当該外側板部6の外側で当該外側板部6に接近した位置において、直径方向に貫通したセパレーター連結用ネジ孔19が設けられている。
使用方法について説明すると、セパレーター取付け用ナット3を組み合わせて使用するときは、図2に示すように、使用前の門形本体1の一方のアーム部4aにおける貫通丸孔14に内側からセパレーター取付け用ナット3の軸部18を外向きに挿通して、頭部17を一方のアーム部4aにおける鉄筋挟持部9の内側、即ち、外側板部6と両側板部7との間に遊嵌し、この状態で図1Aに仮想線で示すように、両アーム部4a,4bの先端の鉄筋挟持部9間に、この金具を固定する対象の鉄筋Bが位置するように、当該鉄筋Bに対して門形本体1を外嵌させる。このとき、ヒンジ部5が鉄筋Bに対して、当該鉄筋Bに対するコンクリート被り深さを確保する側とは正反対側に位置するように、門形本体1の向きを設定しておく。この状態で、締結用ボルトナット2のボルト2aを、セパレーター取付け用ナット3が取り付けられている側のアーム部4aの締結部10における角形のボルト挿通孔13から反対側のアーム部4bの角形のボルト挿通孔13に向けて挿通させると共に、反対側のアーム部4bの締結部10の外側で当該ボルト2aにナット2bを螺嵌させ、このナット2bを締め付ける。
上記のように組み込まれた締結用ボルトナット2のボルト2aは、その球面形頭部15に隣接する角軸部16が一方のアーム部4aの角形のボルト挿通孔13に嵌合していることにより回り止めされているので、ナット2bに対する回転操作だけで確実に両アーム部4a,4bを互いに接近させる方向に締め付けることができる。このとき、ヒンジ部5がV形溝8の位置で折曲することになる。
上記のように締結用ボルトナット2で両アーム部4a,4bを締め付けることにより、両アーム部4a,4bの先端の鉄筋挟持部9の円弧形凹部11が鉄筋Bを直径方向の両側から挟み付け、この金具(門形本体1)が鉄筋Bに固定されることになる。次に、図1及び図5に仮想線で示すように、一方のアーム部4aの鉄筋挟持部9の外側に突出しているセパレーター取付け用ナット3の軸部18のセパレーター連結用ネジ孔19にセパレーターSの一端螺軸部を螺合連結し、このセパレーターSをセパレーター取付け用ナット3と共に当該セパレーター取付け用ナット3の軸部18の周りで回転させ、セパレーターSの向きを調整した状態で、当該セパレーターSの他端側に従来周知の方法でコンクリート型枠が支持される。このときのセパレーターSの向き調整時には、セパレーター取付け用ナット3と共に当該セパレーター取付け用ナット3の軸部18の周りで回転するセパレーターSは、締結用ボルトナット2の球面形頭部15の外側を回動し、当該セパレーターSの回転範囲が締結用ボルトナット2によって制限されるようなことはない。
図1Aは、この金具を固定できるほぼ最大径の鉄筋Bに対して金具(門形本体1)を固定した状態を示しており、鉄筋Bは、その一部分が両アーム部4a,4bの先端間より外側、即ち、当該鉄筋Bに対するコンクリート被り深さを確保する側に突出した状態にあり、当該鉄筋Bに対するコンクリート被り深さが金具(門形本体1)によって浅くなることはない。
図6は、この金具を固定できるほぼ最小径の鉄筋Bに対して金具(門形本体1)を固定した状態を示しており、このとき鉄筋Bは、両アーム部4a,4bの先端を結ぶ仮想面とほぼ面一の状態にあり、やはり当該鉄筋Bに対するコンクリート被り深さが金具(門形本体1)によって浅くなることはない。
セパレーター取付け用ナット3は門形本体1に対して着脱自在であるから、セパレーターSを門形本体1に直に溶接するときは、不要なセパレーター取付け用ナット3を門形本体1に組み込まない状態で、図7に示すように、門形本体1を鉄筋Bに固定することができる。この場合、セパレーターSは、両アーム4a,4bの各鉄筋挟持部9の外側面、即ち、鉄筋挟持部9における外側板部6のセパレーター溶接用偏平面6aの何れか一方に、セパレーターSの一端部を任意の向きで直に溶接して取り付けることができる。
尚、図8は本発明の基本形を示しており、図示のように、両アーム部4a,4bの先端の鉄筋挟持部9の外側面に対し、その内側の締結部10の外側面が面一で、突曲部12が鉄筋挟持部9の外側面より外側に突出する状態に実施しても良い。この場合、先の実施形態に示したセパレーター取付け用ナット3と同じものを組み合わせたのでは、当該セパレーター取付け用ナット3に連結したセパレーターSを360度の範囲で回転させることはできないが、セパレーター取付け用ナット3の軸部18を、そのセパレーター連結用ネジ孔19の位置から頭部17までの領域で長くすることにより、セパレーターSを回転させたときに当該セパレーターSと締結用ボルトナット2の球面形頭部15とが干渉するのを防止することができる。
A図はセパレーター取付け用ナットを組み込んだ使用状態での縦断正面図、B図は同状態での横断平面図である。 組立て前の状態での一部縦断正面図である。 門形本体の側面図である。 門形本体の平面図である。 セパレーター取付け用ナットを組み込んだ使用状態での側面図である。 セパレーター取付け用ナットを組み込み且つ小径鉄筋に取り付けた使用状態での縦断正面図である。 セパレーター取付け用ナットを組み込んでいない使用状態での縦断正面図である。 本発明の基本形を示す使用状態での縦断正面図である。
符号の説明
1 門形本体
2 締結用ボルトナット
2a ボルト
2b ナット
3 セパレーター取付け用ナット
4a,4b アーム部
5 ヒンジ部
6 外側板部
6a セパレーター溶接用偏平面
7 両側板部
8 V形溝
9 鉄筋挟持部
10 締結部
11 円弧形凹部
12 突曲部
13 角形のボルト挿通孔
14 貫通丸孔
15 球面形頭部
16 角軸部
17 頭部
18 軸部
19 セパレーター連結用ネジ孔
B 鉄筋
S セパレーター

Claims (5)

  1. 門形本体と締結用ボルトナットを備え、門形本体は、外側板部の両側辺から内側に両側板部が折曲連設された断面溝形の一対のアーム部と、両アーム部の外側板部どうしを連結一体化する偏平板状のヒンジ部とから成り、両アーム部は、その両側板部に鉄筋が嵌合する凹部が形成された鉄筋挟持部と、この鉄筋挟持部よりヒンジ部側に設けられて外側板部にボルト挿通孔が設けられた締結部を備え、この両アーム部の締結部を前記締結用ボルトナットで締め付けることにより、両アーム部の鉄筋挟持部間で鉄筋を挟持できるように構成された金具であって、両アーム部の鉄筋挟持部を構成する前記凹部は、両側板部の先端辺に隣接して形成された円弧形の凹部であり、両アーム部の鉄筋挟持部の外側板部外側面は、セパレーター溶接用偏平面に構成されている、鉄筋へのセパレーター取付け金具。
  2. 両アーム部の内、少なくとも一方のアーム部の鉄筋挟持部の外側板部には貫通丸孔が設けられ、この貫通丸孔に組み付けられるセパレーター取付け用ナットが設けられ、このセパレーター取付け用ナットは、前記鉄筋挟持部における両側板部間に遊嵌する頭部と、前記貫通丸孔を外向きに抜き差し自在に貫通する軸部と、この軸部に直径方向に設けられたセパレーター連結用ネジ孔とから成る、請求項1に記載の鉄筋へのセパレーター取付け金具。
  3. 前記セパレーター取付け用ナットのセパレーター連結用ネジ孔に螺合連結したセパレーターを前記軸部と共に当該軸部を中心に回転させたとき、前記締結用ボルトナットのボルト頭部と前記セパレーターとが干渉しないように、少なくとも前記貫通丸孔を有する側のアーム部における前記締結部の外側面を、当該アーム部の鉄筋挟持部の外側面より低くなるように構成してある、請求項2に記載の鉄筋へのセパレーター取付け金具。
  4. 前記締結用ボルトナットは、球面形頭部とこの頭部に隣接して角軸部を備え、両アーム部の締結部の内、少なくとも前記貫通丸孔が設けられている側のアーム部の締結部のボルト挿通孔は、前記角軸部が嵌合する回り止め用角孔としてある、請求項3に記載の鉄筋へのセパレーター取付け金具。
  5. 前記門形本体は、前記貫通丸孔を除いて対称形に構成され、一方のアーム部の鉄筋挟持部にのみ前記貫通丸孔が設けられている、請求項2〜4の何れか1項に記載の鉄筋へのセパレーター取付け金具。
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