JP5436003B2 - 画像形成装置及び電源 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関するものであり、画像形成に係る高電圧を出力する電源に関する。
画像形成装置のうち、プリンタを例にとって説明する。従来プリンタは、図12のごとき機構をしている。図12において、101は像担持体である感光ドラム、102は光源としての半導体レーザ、103はスキャナモータ104によって回転する回転多面鏡、105は半導体レーザ102から発射され、感光ドラム101上を走査するレーザビームである。
106は感光ドラム101上を一様に帯電するための帯電ローラ、107は感光ドラム101上に形成された静電潜像を現像剤としてのトナーにて現像する現像器である。108は現像器107にて現像されたトナー像を記録用紙に転写するための転写ローラ、109は記録用紙に転写されたトナーを熱にて融着するための定着ローラである。
110は1回転することにより、記録用紙のサイズを識別する機能を有するカセットから用紙を給紙、搬送路に送り出すカセット給紙ローラ、111は記録用紙のサイズを識別する機能を有しない手差し給紙口から用紙を搬送路に送り込む手差し給しローラである。112は着脱可能で記録用紙のサイズを識別する機能を有するカセットから用紙を搬送路に送り込むオプションカセット給紙ローラ、113は着脱可能で封筒のみ積載可能な封筒フィーダから用紙を1枚ずつ搬送路に送り込む封筒フィーダ給紙ローラである。114、115はカセットから給紙された用紙を搬送する搬送ローラである。
116は封筒フィーダ以外から給紙された用紙の先端と後端を検出するためのプレフィードセンサ、117は搬送された用紙を感光ドラム101へ送り込む転写前ローラである。118は給紙された用紙に対し、感光ドラム101への画像書き込み(記録/印字)と用紙搬送の同期をとると共に、給紙された用紙の搬送方向の長さを測定するためのトップセンサである。119は定着後の用紙の有無を検出するための排紙センサ、120は定着後の用紙を機外に排出するための排出ローラである。
121は印字された用紙の搬送先(機外排出あるいは、着脱可能な両面ユニット)を切り換えるフラッパ、122は両面ユニットに搬送された用紙を反転部に搬送するための搬送ローラ、123は反転部に搬送された用紙の先端/後端を検出する反転センサである。124は正転/逆転をシーケンシャルに動作させることで、用紙を反転させ、再給紙部に用紙を搬送するための反転ローラ、125は再給紙部の用紙有無を検出する再給紙センサ、126は再給紙部の用紙を再び搬送路へ送り込むための再給紙ローラである。
このような機構部を制御するための制御系の回路構成ブロック図を図13に示す。図13において、1201は不図示のホストコンピュータ等の外部機器から送られる画像コードデータをプリンタの印字に必要なビットデータに展開すると共に、プリンタ内部情報を読み取りそれを表示するためのプリンタコントローラである。1202はプリンタエンジンの各部をプリンタコントローラ1201の指示にしたがって動作制御すると共に、プリンタコントローラ1201へプリンタ内部情報を報知するためのプリンタエンジン制御部である。1203はプリンタエンジン制御部1202の指示に従い、記録用紙搬送のためのモータ、ローラ等の駆動/停止を行う用紙搬送制御部である。1204は帯電、現像、転写等各工程における各高電圧の出力制御をプリンタエンジン制御部1202の指示にしたがって行う高圧制御部である。1205はスキャナモータ104の駆動/停止、レーザビームの点灯をプリンタエンジン制御部1202の指示にしたがって制御する光学系制御部である。1207は定着器の温度をプリンタエンジン制御部1202の指定した温度に調節するための定着温度制御部である。
1208は着脱可能なオプションカセット制御部で、プリンタエンジン制御部1202の指示により駆動系の駆動/停止を行うと共に、紙有無状態、紙サイズ情報をプリンタエンジン制御部1202に報知する。
1209は着脱可能な両面ユニット制御部で、プリンタエンジン制御部1202の指示にしたがって、用紙の反転および再給紙動作を行うと同時に、その動作状態をプリンタエンジン制御部1202に報知する。
1210は着脱可能な封筒フィーダ制御部で、プリンタエンジン制御部1202の指示により駆動系の駆動/停止を行うとともに、紙有無状態をプリンタエンジン制御部1202に報知する。
高電圧出力値として、個々の出力に対して、相関的に所定の電圧差が要求されるバイアスがある。その一例が帯電DC(直流)と現像DCの出力である。この2つのバイアス値の差分が画像濃度(コントラスト)に関係するからである。図14に、帯電、現像のDCバイアス印加回路の概略構成を示す。701は帯電DCバイアスの回路部である。702は電圧設定回路部でPWM信号に応じて、設定値が変えられる。703はトランス駆動回路部、704は高圧トランスである。705はフィードバック回路部で、負荷に印加される電圧値を抵抗R71で検出して、アナログ値として電圧設定回路部に伝送される。そして、この値をもとに、一定の電圧が印加されるように制御される。
また、801は現像DCバイアスの回路部である。802は電圧設定回路部でPWM信号に応じて、設定値が変えられる。803はトランス駆動回路部、804は高圧トランスである。805はフィードバック回路部で、負荷に印加される電圧値を抵抗R81で検出して、アナログ値として電圧設定回路部に伝送される。そして、この値をもとに、一定の電圧が印加されるように制御される。
このような構成で、一連の制御を行うことで、帯電DC、現像DC各々の回路にて、一定の電圧値を印加ことが可能となる。このような形態の装置は、特許文献1、特許文献2などで示されている。
特開2006−162893号公報 特開平6−3932号公報
前記DCバイアス回路構成では、各々の電圧値は一定に制御している。そして、各々の回路にて出力電圧の精度を高めることで、バイアス間の電圧値の差分(例えば、コントラスト電圧)の精度を高めてきた。
近年プリントスピードアップに伴い、従来の高圧の電圧精度では濃度のバラツキ等の画像問題が出てきた。つまり、単位時間あたりのプリント枚数(画像形成枚数)が増やすように高速化するため、画像濃度の補正のための電圧制御が間に合わなくなるケースがでてきた。また、さらに画像を高画質化する場合には、従来の高圧回路の構成ではページ内やページ間の画像濃度のばらつきを補正するための電圧精度としてばらつきを十分に補正できない状況となってきている。従来より一段と高い電圧精度で制御を実現するためには、個々にバイアスのバラツキを制御するのではなく、バイアス間を連動させて出力電圧の制御を行うような制御方式への転換が必要となってきた。
これらの問題についてもう少し詳述する。
一例として、帯電DCバイアス(Vd)と現像DCバイアスの電位(Vdc)を図15に記す。VLはレーザ照射後の感光ドラムの電位である。(a)の現状の回路構成では、Vdが変動することにより、Vdc−Vd間の電位差が変動し、画像が不必要に現像される画像不良(かぶり画像とも呼ばれる)へのマージンが減り、かつ、VL−Vdc間の電位差も変動するため、画像濃度ムラが生じるまでのマージンも減ってしまう。しかし、(b)のように、バイアス間を連動させた出力制御を行うと、Vdが変動しても、Vdc−Vd間の電位差は一定、かつVL−Vdc間の電位差も一定となる。
現像工程においてトナーに加わる静電吸着力はVL−Vdc間の電位差によるので、VL−Vdc間の電位差が一定であればトナーに働く力も一定になり、感光ドラムに吸着されるトナーの濃度も一定になる。そしてかぶり画像、画像濃度ムラに対するマージンが減ることがない。
また、もう一例として、現像DCバイアス(Vdc)と現像ブレードバイアス(Vbr)の電位を図16に記す。現像ブレードバイアスは、トナー自身の電荷を現像DCバイアス値近辺までにチャージさせることを目的として設けられたバイアスで、現像DCバイアス出力近辺である必要がある。ただし、現像バイアスに対して、同電位、もしくはプラス側に出力すると、現像ブレードにトナーが固着してしまい画像不良を生じさせてしまう。そのため、現像ブレードバイアスには現像DCバイアスに対し所定のマイナスの電位差が必要となる。(a)の現状の回路構成では、Vdcが変動することにより、Vdc−Vbr間の電位差が変動し、トナーをチャージさせることに対してのマージン、トナー固着に対するマージンが減ってしまう。しかし、(b)のようにバイアス間を連動させた出力制御を行うと、Vdcが変動しても、Vdc−Vbr間の電位差は一定となり、トナーをチャージさせるための電位に対してマージンが減ることがない。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、画像形成装置及び電源において、安価な構成で所要のバイアス間の差分を所定値に安定させることを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明では、画像形成装置を次の(1)、(2)のとおりに、電源を次の(3)、(4)のとおりに構成する。
(1)静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電部と、記像担持体に形成された静電潜像を現像剤により現像する現像部と、前記帯電部に印加する帯電電圧を出力する帯電電圧生成回路と、基準電圧回路を有し、入力される設定値と前記基準電圧回路によって設定される基準値に応じて前記現像部に印加する現像電圧を出力する現像電圧生成回路と、前記基準電圧回路から前記帯電電圧生成回路に向けて電流が流れるように、前記基準電圧回路と前記帯電電圧生成回路の出力側を接続、前記帯電電圧生成回路の出力電圧の変化に応じて前記基準電圧回路から前記帯電電圧生成回路に向けて流れる電流の量が変化することにより、前記基準電圧回路によって設定される前記基準値を補正する補正回路を備えたことを特徴とする画像形成装置。
(2)静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体に形成された静電潜像に現像剤を供給する現像部と、前記現像部における現像剤の量を調整する現像剤量調整部材と、前記現像部に印加する第1の現像電圧を出力する第1現像電圧生成回路と、基準電圧回路を有し、入力される設定値と前記基準電圧回路によって設定される基準値とに応じて前記現像剤量調整部材に印加する第2の現像電圧を出力する第2現像電圧生成回路と、前記基準電圧回路から前記第1現像電圧生成回路に向けて電流が流れるように、前記基準電圧回路と前記第1現像電圧生成回路の出力側を接続、前記第1現像電圧生成回路の出力電圧の変化に応じて前記基準電圧回路から前記第1現像電圧生成回路に向けて流れる電流の量が変化することにより、前記基準電圧回路によって設定される前記基準値を補正する補正回路を備えたことを特徴とする画像形成装置。
(3)高電圧を供給する電源であって、像担持体を帯電する帯電部に印加する帯電電圧を出力する帯電電圧生成回路と、基準電圧回路を有し、入力される設定値と前記基準電圧回路によって設定される基準値に応じて前記像担持体に形成された静電潜像を現像剤により現像する現像部に印加する現像電圧を出力する現像電圧生成回路と、前記基準電圧回路から前記帯電電圧生成回路に向けて電流が流れるように、前記基準電圧回路と前記帯電電圧生成回路の出力側を接続、前記帯電電圧生成回路の出力電圧の変化に応じて前記基準電圧回路から前記帯電電圧生成回路に向けて流れる電流の量が変化することにより、前記基準電圧回路によって設定される前記基準値を補正する補正回路を備えたことを特徴とする電源。
(4)高電圧を供給する電源であって、像担持体に形成された静電潜像に現像剤を供給する現像部に印加する第1の現像電圧を出力する第1現像電圧生成回路と、基準電圧回路を有し、入力される設定値と前記基準電圧回路によって設定される基準値とに応じて前記現像部における現像剤の量を調整する現像剤量調整部材に印加する第2の現像電圧を出力する第2現像電圧生成回路と、前記基準電圧回路から前記第1現像電圧生成回路に向けて電流が流れるように、前記基準電圧回路と前記第1現像電圧生成回路の出力側を接続、前記第1現像電圧生成回路の出力電圧の変化に応じて前記基準電圧回路から前記第1現像電圧生成回路に向けて流れる電流の量が変化することにより、前記基準電圧回路によって設定される前記基準値を補正する補正回路を備えたことを特徴とする電源。
本発明によれば、画像形成装置及び電源において、安価の構成で所要のバイアス間の差分を所定値に安定させることができる。
実施例1の画像形成装置の概略構成を示す断面図 実施例1における帯電バイアス回路と現像バイアス回路の回路図 実施例1における要部の電位を示す図 実施例1における要部のタイミングチャート 実施例2における帯電バイアス回路と現像バイアス回路の回路図 実施例2における要部の電位を示す図 実施例2における要部のタイミングチャート 実施例3の画像形成装置の概略構成を示す断面図 実施例3における現像バイアス回路と現像ブレードバイアス回路の回路図 実施例3における要部の電位を示す図 実施例3における要部のタイミングチャート 画像形成装置本体の構成を示す断面図 画像形成装置のコントローラ部の構成を示すブロック図 従来例における帯電バイアス回路と現像バイアス回路の回路図 関連するバイアス回路の電位の説明図 関連するバイアス回路の電位の説明図
以下に、本発明の実施の形態を画像形成装置の実施例により詳しく説明する。
図1は、実施例1である“画像形成装置”の概略構成を示す断面図である。図1において、201は像担持体としての感光ドラム、202は感光ドラムを一様に帯電させる帯電ローラ、203は現像剤としてのトナーを用いて像担持体に形成された静電潜像を現像する現像ローラ(現像スリーブともいう)である。また、204は像担持体に現像されたトナー像を記録用紙に転写する転写ローラ、205は帯電バイアス印加回路である。206は画像データに応じ帯電された感光ドラムを画像データに応じた光ビームで露光し静電潜像を形成するためのレーザ光源、207は現像バイアス印加回路、208は転写バイアス印加回路である。
図2に本実施例の要部である帯電バイアス印加回路部301と現像バイアス印加回路部401の概略構成を示す。
帯電バイアス電源回路である帯電バイアス印加回路部301に関しては、302は高圧トランス、303はトランス駆動回路部、304はトランスを駆動させる帯電バイアス駆動信号である。帯電バイアス駆動信号の周波数、Dutyを可変することにより、高圧出力が変えられる回路構成で、フードバック回路を要していないオープンループの回路構成となっている。これらの回路構成で帯電バイアス回路は構成されている。
305は、帯電バイアスの出力を現像バイアス印加回路に反映させるための抵抗R2を有する、修正回路部で、現像バイアス印加回路の基準電圧回路部406に接続される。修正回路部は現像バイアス印加回路部の制御回路の動作を補正する補正回路といえる。
現像バイアス電源回路である現像バイアス印加回路部401に関しては、402は電圧設定回路でPWM信号入力に応じて、高圧出力が変えられる。電圧設定回路402はPWM信号の平滑回路と電圧変換用の抵抗R5、R6で構成されている。403はトランス駆動回路部、404は高圧トランスである。405はフィードバック回路部で、抵抗R7を介して出力電圧をモニタし、PWM信号の設定の応じた出力電圧値になるように設けられた回路である。406は基準電圧回路部で、抵抗R1、R3で構成される。基準電圧回路部406は現像バイアス印加回路部の制御回路の一部である。
410はオペアンプで、その+入力端子には、PWM信号とフィードバック信号が印加され,−入力端子には基準電圧が印加されており、その出力端子は高圧トランス404の一次巻線413に直列に接続されたトランジスタ411のベースに接続されている。よって、基準電圧は、PWM信号、フィードバック信号とともに現像バイアス印加回路部401の出力電圧を決める一要素となっている。
このように、現像バイアス印加回路部401の出力電圧を決める一要素である基準電圧を帯電バイアス印加回路部301の出力により補正するという構成をとることで、帯電バイアスの変動に連動して現像バイアスを制御することが可能となる。これにより一定のコントラスト電圧を得ることが可能となる。
コントラストが一定となる一例を下記に示す。
定数の設定として、
Vref:18V、 R1:10kΩ、 R3:50kΩ、 R2:1MΩ
R5:50kΩ、 R6:100kΩ、 R7:4MΩ
とした場合において、
帯電バイアス出力:−700V PWM平滑電圧(V3):2V
と設定すると、現像バイアスの基準電圧回路部406から帯電バイアスへI2:709μAの電流が流れ出し、VrefとR1、R3の設定より、オペアンプ410の−入力電圧(Vop)は9.09Vとなる。この値とPWM平滑電圧(V3)、Vrefの電圧設定により、I5:178μA、I6:71μA、I7:107μAとなる。R7:4MΩに対して、I7:107μAが流れ込むことから、4MΩ×107μA=−429Vの出力電圧となる。よって、コントラスト電圧はΔ271V(700V−429V)となる。
この設定において、負荷変動、トランスバラツキ等による帯電バイアスにΔ20V変動が生じた場合、帯電バイアス出力:−720Vとなる。そのとき、PWM平滑電圧(V3):2Vの設定であると、現像バイアスの基準電圧回路部406から帯電バイアスへI2:729μAの電流が流れ出し、VrefとR1、R3の設定より、オペアンプの入力電圧(Vop):8.925Vとなる。この値とPWM平滑電圧(V3)、Vrefの電圧設定により、I5:181μA、I6:69μA、I7:112μAとなる。R7:4MΩに対して、I7:112μAが流れ込むことから、4MΩ×112μA=−449Vの出力電圧となり、帯電バイアスの変動分20V追従した電圧となる。コントラスト電圧はΔ271V(720V−449V)と一定のままである。
これらの各ポイントの電圧、電流の値をまとめたものを、下記の表1、2に記載する。
Figure 0005436003
Figure 0005436003
また、図3にその場合の電位を記す。
次に、本実施例のタイミングチャートを図4に示す。
出力立ち上げ時は、帯電バイアス駆動信号をON(t1)にし、その後に、現像バイアス駆動信号ON(t2)、現像PWM信号ON(t3)を順に入力していく。このような順で信号を入力していくことにより、出力として、帯電バイアスが出力された後、その値を加味した現像バイアスが出力されることとなる。また、出力立ち下げ時は、通紙時に確実に帯電バイアスを加味した現像バイアスを出力させるために、現像PWM信号をOFFした後(t4)、現像バイアス駆動信号OFF(t5)、帯電バイアス駆動信号OFF(t6)の順でOFFしていく。このようなタイミングで各々の信号をON/OFFすることで、通紙時に確実に帯電バイアス変動を加味した現像バイアスを出力させることができる。
帯電バイアスが印加されていない感光ドラム201の部分に現像バイアスを印加してしまうとそこに無駄にトナーが飛んでしまう。これは帯電ローラ202と現像スリーブ203が感光ドラムに対向する位置に距離のズレがあるので時間差は必ず生じる。そこでt1とt3およびt4とt6の時間差は重要である。またt2とt3およびt4とt5の時間差については無くてもよいが出力のオーバーシュートを防ぐためには時間差を設けたほうがよい。
以上説明したような回路構成及び定数設定で、信号の出力タイミングを制御することにより、バイアス間を連動させた出力制御が可能となり、Vdが変動しても、Vdc−Vd間の電位差は一定、かつVL−Vdc間の電位差も一定となり、かぶり画像、画像濃度ムラに対するマージンを減らすことがない。しいては、帯電バイアスの変動に左右されない一定のコントラスト電位が得られ、高品質な画像を形成することが可能となる。
また、画像の濃度を変化させたい場合は、現像バイアス印加回路部のPWMの設定を変えることで実現することができる。
実施例2である“画像形成装置”について説明する。本実施例の全体構成は実施例1と同様なので説明を省略する。
本実施例は、各バイアス回路に、出力を安定化するフィードバック制御回路を有する例である。すなわち、フィードバック制御された帯電バイアス印加回路と、フィードバック制御された現像バイアス印加回路とを備え、各々の出力値の差分を所定値に安定させる高圧電源に関するものである。
具体的には、フィードバック制御された帯電バイアス印加回路の出力を、抵抗を介して、フィードバック制御された現像バイアス印加回路の制御部に供給する。これによって、帯電バイアス回路の定数バラツキ、負荷変動等による帯電バイアス変動に連動した現像バイアスを出力させる制御を行い、帯電バイアスと現像バイアスの差分を一定に制御できる高圧電源に関するものである。
図5に本実施例における帯電バイアス印加回路部501と現像バイアス印加回路部601の概略構成を示す。
帯電バイアス印加回路部501に関しては、502は電圧設定回路部でPWM信号に応じて、高圧出力が変えられ、PWM信号の平滑回路と電圧変換用の抵抗R25、R26で構成されている。503はトランス駆動回路部、504は高圧トランスである。505はフィードバック回路部で、抵抗R27を介して出力電圧をモニタし、PWM信号の設定の応じた出力電圧値になるように設けられている。506は基準電圧回路部で、抵抗R21、R23で構成されている。これらの回路構成で帯電バイアス回路は構成されている。
505は、帯電バイアスの出力を現像バイアス印加回路に反映させるための回路部で抵抗R12を有し、帯電バイアス印加回路部501の出力端と現像バイアス印加回路部601の基準電圧回路部606の間に接続されている。
現像バイアス印加回路部601に関しては、602は電圧設定回路部でPWM信号に応じて、高圧出力が変えられ、PWM信号の平滑回路と電圧変換用の抵抗R15、R16で構成されている。603はトランス駆動回路部、604は高圧トランスである。605はフィードバック回路部で抵抗R17を介して出力電圧をモニタし、PWM信号の設定の応じた出力電圧値になるように設けられた回路である。606は基準電圧回路部で、抵抗R11、R13で構成され、この回路部分に帯電バイアスから抵抗R12を介した信号が供給される。
このような構成をとることで、帯電バイアスの変動に応じた現像バイアス制御が可能となり、一定のコントラスト電圧を得ることが可能となる。
コントラストが一定となる一例を下記に示す。
前記帯電バイアス回路において、定数設定を
Vref:18V、 R21:10kΩ、 R23:50kΩ、 R25:50kΩ、
R26:100kΩ、 R27:20MΩ
とし、PWM平滑電圧(V23):5.5Vと設定すると、
帯電バイアス−700Vが出力される。
この帯電バイアスの設定に対して、現像バイアスの定数の設定として、
Vref:18V、 R11:10kΩ、 R13:50kΩ、 R12:1MΩ
R15:50kΩ、 R16:100kΩ、 R17:4MΩ
とした場合において、PWM平滑電圧(V3):2Vと設定すると、
現像バイアスの基準電圧回路部606から帯電バイアス印加回路部501の出力端にI2:709μAの電流が流れ出し、VrefとR11、R13の設定より、オペアンプの−入力電圧(Vop):9.09Vとなる。この値とPWM平滑電圧(V3)、Vrefの電圧設定により、I15:178μA、I16:71μA、I17:107μAとなる。R17:4MΩに対して、I17:107μAが流れ込むことから、4MΩ×107μA=−429Vの設定となる。コントラスト電圧:Δ271V(700V−429V)となる。
この設定において、定数バラツキ等による帯電バイアスにΔ20Vセンター値よりズレが生じた場合、帯電バイアス出力:−720Vとなる。そのとき、PWM平滑電圧(V3):2Vの設定であると、現像バイアスの基準電圧回路部606から帯電バイアス印加回路部501の出力端にI12:729μAの電流が流れ出し、VrefとR11、R13の設定より、オペアンプの−入力電圧(Vop):8.925Vとなる。この値とPWM平滑電圧(V3)、Vrefの電圧設定により、I15:181μA、I16:69μA、I17:112μAとなる。R17:4MΩに対して、I17:112μAが流れ込むことから、4MΩ×112μA=−449Vの設定となり、帯電バイアスの変動分20V追従した電圧となる。コントラスト電圧:Δ271V(720V−449V)と一定のままである。
これらの各ポイントの電圧、電流の値をまとめたものを、表3、4に記載する。
Figure 0005436003
Figure 0005436003
また、図6その場合の電位を記す。
次に、本実施例のタイミングチャートを図7に示す。
出力立ち上げ時は、帯電バイアス駆動信号ON(t1)、帯電PWM信号ON(t2)の順で入力し、その後に、現像バイアス駆動信号ON(t3)、現像PWM信号ON(t4)を順に入力していく。このように順で信号を入力していくことにより、出力として、帯電バイアスが出力された後、その値を加味した現像バイアスが出力されることとなる。また、出力立ち下げ時は、通紙時に確実に帯電バイアスを加味した現像バイアスを出力させるために、現像PWM信号OFF(t5)、現像バイアス駆動信号OFF(t6)の順でOFFした後、帯電PWM信号OFF(t7)、帯電バイアス駆動信号OFF(t8)の順でOFFしていく。このようなタイミングで各々の信号をON/OFFすることで、通紙時に確実に帯電バイアスを加味した現像バイアスを出力させることができる。
以上説明したような回路構成及び定数設定で、信号の出力タイミングを制御することにより、バイアス間を連動させた出力制御が可能となり、Vdが変動しても、Vdc−Vd間の電位差は一定、かつVL−Vdc間の電位差も一定となり、かぶり画像、画像濃度ムラに対するマージンを減らすことがない。しいては、帯電バイアスの公差に左右されない一定のコントラスト電位が得られ、高品質な画像を形成することが可能となる。
また、画像の濃度を変化させたい場合は、両印加バイアス回路部のPWMの設定を変えることで実現することができる。
実施例3である“画像形成装置”について説明する。本実施例は、現像ブレードバイアスを印加した現像ブレードおよび現像バイアスを印加した現像スリーブで順次帯電させたトナーにより現像する現像手段を備える例である。すなわち、現像部材に現像バイアスを印加する現像バイアス印加回路、現像ブレード部材に現像ブレードバイアスを印加する現像ブレードバイアス電源回路である現像ブレードバイアス印加回路を備え、各バイアス回路が定電圧電源によって生成され、かつ、各々の定電圧電源の出力値の差分を所定値に安定させる高圧電源を備える例である。
詳しくは、現像バイアスの出力を、抵抗を介して、現像ブレードバイアス印加手段の制御部に印加することで、現像バイアスの定数バラツキ、負荷変動等による現像バイアス変動に連動した現像ブレードバイアスを出力させる制御を行い、現像バイアスと現像ブレードバイアスの差分を一定に制御する高圧電源を備える例である。
図8に本実施例の画像形成装置の概略構成を示す。図8において、901は感光ドラム、902は帯電ローラ、903は現像スリーブ、904は転写ローラ、905は帯電バイアス印加回路、906はレーザ光源である。また、907は現像バイアス印加回路、908は転写バイアス印加回路、910は現像ブレード、911は現像ブレードバイアス印加回路である。
現像ブレードバイアスは、トナーを摩擦させ、トナーをマイナスに帯電させることを目的としている。そのため、現像ローラのバイアスに対して、安定した所定の電位差にすることが必要とされている。
図9に本実施例の要部である、現像バイアス印加回路1001、現像ブレードバイアス印加回路1101の概略構成を示す。
現像バイアス印加回路1001に関しては、1002は電圧設定回路部でPWM信号に応じて、高圧出力が変えられ、PWM信号の平滑回路と電圧変換用の抵抗R125、R126で構成されている。1003はトランス駆動回路部、1004は高圧トランスである。1005はフィードバック回路部で、抵抗R127を介して出力電圧をモニタし、PWM信号の設定の応じた出力電圧値になるように設けられている。1006は基準電圧回路部で、抵抗R121、R123で構成されている。1005は、現像バイアスの出力を現像ブレードバイアス印加回路に反映させるための抵抗R112を有するフィードバック回路部である。これらの回路構成で現像バイアス回路は構成されている。
現像ブレードバイアス印加回路1101に関しては、1102は電圧設定回路部でPWM信号に応じて、高圧出力が変えられ、PWM信号の平滑回路と電圧変換用の抵抗R115、R116で構成されている。1103はトランス駆動回路部、1104は高圧トランスである。1105はフィードバック回路部で抵抗R117を介して出力電圧をモニタし、PWM信号の設定の応じた出力電圧値になるように設けられた回路である。1106は基準電圧回路部で、抵抗R111、R113で構成され、この回路部分に現像バイアス印加回路1001から抵抗R112を介した信号が供給される。
このような構成をとることで、現像バイアスの変動に応じた現像ブレードバイアス制御が可能となり、一定の画像濃度を得ることが可能となる。
現像バイアスと現像ブレードバイアスの差が一定となる一例を下記に示す。
前記現像バイアス回路において、定数設定を
Vref:18V、 R121:10kΩ、 R123:50kΩ、 R125:50kΩ、
R126:100kΩ、 R127:20MΩ
とし、PWM平滑電圧(V123):7.5Vと設定すると、
現像バイアス−300Vが出力される。
この現像バイアスの設定に対して、現像ブレードバイアスの定数の設定として、
Vref:18V、 R111:10kΩ、 R113:50kΩ、 R112:1MΩ
R115:50kΩ、 R116:100kΩ、 R117:4MΩ
とした場合において、PWM平滑電圧(V113):13.7Vと設定すると、
現像ブレードバイアスの基準回路部から現像バイアスにI112:312.4μAの電流が流れ出し、VrefとR111、R113の設定より、オペアンプの−入力電圧(Vop):12.4Vとなる。この値とPWM平滑電圧(V113)、Vrefの電圧設定により、I115:112μA、I116:13μA、I117:125μAとなる。R117:4MΩに対して、I117:125μAが流れ込むことから、4MΩ×125μA=−500Vの設定となる。電位差:Δ200V(500V−300V)となる。
この設定において、負荷変動、トランスバラツキ等による現像バイアスにΔ20V変動が生じた場合、現像ブレードバイアス出力:−520Vとなる。そのとき、PWM平滑電圧(V113):13.7Vの設定であると、現像ブレードバイアスの基準回路部から現像バイアスにI112:332.2μAの電流が流れ出し、Vrefと抵抗R111、R113の設定より、オペアンプの入力電圧(Vop):12.23Vとなる。この値とPWM平滑電圧(V113)、Vrefの電圧設定により、I115:115μA、I116:14.7μA、I117:130μAとなる。R117:4MΩに対して、I117:130μAが流れ込むことから、4MΩ×130μA=−520Vの設定となり、現像バイアスの変動分20V追従した電圧となる。電位差:Δ200V(520V−320V)と一定のままである。
これらの各ポイントの電圧、電流の値をまとめたものを、表5、6に記載する。
Figure 0005436003
Figure 0005436003
また、図10その場合の電位を記す。
次に、本実施例のタイミングチャートを図11に示す。
出力立ち上げ時は、現像バイアス駆動信号ON(t1)、現像PWM信号ON(t2)の順で入力し、その後に、現像ブレードバイアス駆動信号ON(t3)、現像ブレードPWM信号ON(t4)を順に入力していく。このように順で信号を入力していくことにより、出力として、現像バイアスが出力された後、その値を加味した現像ブレードバイアスが出力されることとなる。また、出力立ち下げ時は、通紙時に確実に現像バイアスを加味した現像ブレードバイアスを出力させるために、現像ブレードPWM信号OFF(t5)、現像ブレードバイアス駆動信号OFF(t6)の順でOFFした後、現像PWM信号OFF(t7)、現像バイアス駆動信号OFF(t8)の順でOFFしていく。このようなタイミングで各々の信号をON/OFFすることで、通紙時に確実に現像バイアスを加味した現像ブレードバイアスを出力させることができる。
以上説明したような回路構成及び定数設定で、信号の出力タイミングを制御することにより、バイアス間を連動させた出力制御が可能となり、Vdcが変動しても、Vdc−Vbr間の電位差は一定となり、トナーをチャージさせるための電位に対してマージンを減らすことがない。しいては、現像バイアスの公差に左右されない一定の電位差が得られ、高品質な画像を形成することが可能となる。
また、画像の濃度を変化させたい場合は、両バイアス印加回路部のPWMの設定を変えることで実現することができる。
なお、以上の各実施例では、各バイアス回路は直流を出力するものであるが、交流分を重畳した直流を出力する形で実施することができる。また、各バイアス回路は定電圧を出力するものであるが、定電流を出力する形で実施することもできる。
201 感光ドラム
202 帯電ローラ
203 現像スリーブ
301 帯電バイアス印加回路部
305 補正回路部
401 現像バイアス印加回路部

Claims (12)

  1. 静電潜像が形成される像担持体と、
    前記像担持体を帯電する帯電部と、
    記像担持体に形成された静電潜像を現像剤により現像する現像部と、
    前記帯電部に印加する帯電電圧を出力する帯電電圧生成回路と、
    基準電圧回路を有し、入力される設定値と前記基準電圧回路によって設定される基準値に応じて前記現像部に印加する現像電圧を出力する現像電圧生成回路と、
    前記基準電圧回路から前記帯電電圧生成回路に向けて電流が流れるように、前記基準電圧回路と前記帯電電圧生成回路の出力側を接続、前記帯電電圧生成回路の出力電圧の変化に応じて前記基準電圧回路から前記帯電電圧生成回路に向けて流れる電流の量が変化することにより、前記基準電圧回路によって設定される前記基準値を補正する補正回路
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記補正回路は、前記基準電圧回路と前記帯電電圧生成回路の出力側とを抵抗素子を介して接続した回路であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 更に、前記現像電圧生成回路からの出力電圧前記基準値とに基づいて、前記現像電圧生成回路からの出力電圧を制御するフィードバック回路有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 静電潜像が形成される像担持体と、
    前記像担持体に形成された静電潜像に現像剤を供給する現像部と、
    前記現像部における現像剤の量を調整する現像剤量調整部材と、
    前記現像部に印加する第1の現像電圧を出力する第1現像電圧生成回路と、
    基準電圧回路を有し、入力される設定値と前記基準電圧回路によって設定される基準値とに応じて前記現像剤量調整部材に印加する第2の現像電圧を出力する第2現像電圧生成回路と、
    前記基準電圧回路から前記第1現像電圧生成回路に向けて電流が流れるように、前記基準電圧回路と前記第1現像電圧生成回路の出力側を接続、前記第1現像電圧生成回路の出力電圧の変化に応じて前記基準電圧回路から前記第1現像電圧生成回路に向けて流れる電流の量が変化することにより、前記基準電圧回路によって設定される前記基準値を補正する補正回路
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記補正回路は、前記基準電圧回路と前記第1現像電圧生成回路の出力側とを抵抗素子を介して接続した回路であることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 更に、前記第2現像電圧生成回路からの出力電圧前記基準値とに基づいて、前記第2現像電圧生成回路からの出力電圧を制御するフィードバック回路有することを特徴とする請求項4または5に記載の画像形成装置。
  7. 高電圧を供給する電源であって、
    像担持体を帯電する帯電部に印加する帯電電圧を出力する帯電電圧生成回路と、
    基準電圧回路を有し、入力される設定値と前記基準電圧回路によって設定される基準値に応じて前記像担持体に形成された静電潜像を現像剤により現像する現像部に印加する現像電圧を出力する現像電圧生成回路と、
    前記基準電圧回路から前記帯電電圧生成回路に向けて電流が流れるように、前記基準電圧回路と前記帯電電圧生成回路の出力側を接続、前記帯電電圧生成回路の出力電圧の変化に応じて前記基準電圧回路から前記帯電電圧生成回路に向けて流れる電流の量が変化することにより、前記基準電圧回路によって設定される前記基準値を補正する補正回路
    を備えたことを特徴とする電源。
  8. 前記補正回路は、前記基準電圧回路と前記帯電電圧生成回路の出力側とを抵抗素子を介して接続した回路であることを特徴とする請求項7に記載の電源。
  9. 更に、前記現像電圧生成回路からの出力電圧前記基準値とに基づいて、前記現像電圧生成回路からの出力電圧を制御するフィードバック回路有することを特徴とする請求項7または8に記載の電源。
  10. 高電圧を供給する電源であって、
    像担持体に形成された静電潜像に現像剤を供給する現像部に印加する第1の現像電圧を出力する第1現像電圧生成回路と、
    基準電圧回路を有し、入力される設定値と前記基準電圧回路によって設定される基準値とに応じて前記現像部における現像剤の量を調整する現像剤量調整部材に印加する第2の現像電圧を出力する第2現像電圧生成回路と、
    前記基準電圧回路から前記第1現像電圧生成回路に向けて電流が流れるように、前記基準電圧回路と前記第1現像電圧生成回路の出力側を接続、前記第1現像電圧生成回路の出力電圧の変化に応じて前記基準電圧回路から前記第1現像電圧生成回路に向けて流れる電流の量が変化することにより、前記基準電圧回路によって設定される前記基準値を補正する補正回路
    を備えたことを特徴とする電源。
  11. 前記補正回路は、前記基準電圧回路と前記第1現像電圧生成回路の出力側とを抵抗素子を介して接続した回路であることを特徴とする請求項10に記載の電源。
  12. 更に、前記第2現像電圧生成回路からの出力電圧前記基準値とに基づいて、前記第2現像電圧生成回路からの出力電圧を制御するフィードバック回路有することを特徴とする請求項10または11に記載の電源。
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