JP5434774B2 - 内燃機関の燃料供給装置 - Google Patents
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Description
炭化水素燃料とバイオ燃料との混合燃料の供給を受けて駆動する内燃機関と、
混合燃料を貯留するための燃料タンクと、
前記燃料タンクに連通する燃料配管に設けられたフィルタと、
前記燃料タンク内の混合燃料を前記フィルタへ導入し、該フィルタを通過した後の燃料を前記内燃機関へ供給する燃料供給手段と、
前記フィルタへ導入される混合燃料を加熱する加熱手段と、
混合燃料中のバイオ燃料濃度を取得する濃度取得手段と、
前記バイオ燃料濃度が所定の濃度範囲に属する場合に前記加熱手段を駆動し、前記バイオ燃料濃度が所定の濃度範囲に属さない場合に前記加熱手段を停止する制御手段と、
を備えることを特徴としている。
前記所定の濃度範囲は、バイオ燃料濃度が20%から40%となる濃度範囲であることを特徴としている。
前記フィルタへ導入される混合燃料の温度を取得する温度取得手段を更に備え、
前記制御手段は、前記混合燃料のバイオ燃料濃度が所定の濃度範囲であり、且つ、前記混合燃料の温度が所定の基準温度より低い場合に、前記加熱手段の駆動を開始することを特徴としている。
前記加熱制御手段は、前記混合燃料の温度が所定の基準温度を超えた場合に、前記加熱手段の駆動を停止することを特徴としている。
前記加熱手段は、電気ヒータであることを特徴としている。
[実施の形態1の構成]
図1は、本発明の実施の形態に係るシステムの構成を説明するための図である。この図に示すとおり、本実施の形態のシステムは、自動車に搭載された多気筒型のディーゼルエンジン10を備えている。ディーゼルエンジン10の各気筒12には、筒内に燃料を噴射するための直噴式の燃料噴射弁14がそれぞれ設けられている。ディーゼルエンジン10は、燃料噴射弁14から噴射された燃料を吸入空気と共に気筒12内で燃焼させ、この燃焼時に生じるトルクによりクランク軸を回転させる。
が使用される。また、フィルタ30の周囲には、該フィルタ30を加熱するための加温器32が設けられている。加温器32としては、例えば電気ヒータを使用することができる。更に、燃料ポンプ18の吐出ポートは、吐出配管24によりコモンレール20へ接続されている。燃料ポンプ18は、燃料タンク16内の燃料を吸い込み、コモンレール20へ向けて吐出する。
次に、本実施の形態のシステムにおける特徴的動作について説明する。上述したとおり、本実施の形態のディーゼルエンジン10は、その燃料としてFAME等のバイオ燃料が使用される。バイオ燃料は、その特性上酸化劣化により粘度の高い重質分が生成される。このため、本実施の形態のシステムでは、吸込配管22の途中にフィルタ30を設けて生成されたスラッジを捕集することとしている。
次に、図3を参照して、本実施の形態において実行する処理の具体的内容について説明する。図3は、ECU40が実行するルーチンのフローチャートである。尚、図3に示すルーチンは、ディーゼルエンジン10の運転中に繰り返し実行されるものとする。
12 気筒
14 燃料噴射弁
16 燃料タンク
18 燃料ポンプ
20 コモンレール
22 吸込配管
24 吐出配管
26 接続配管
28 燃料リターン配管
30 フィルタ
32 加温器
34 バイオ濃度センサ
36 燃料温度センサ
40 ECU(Electronic Control Unit)
Claims (5)
- 炭化水素燃料とバイオ燃料との混合燃料の供給を受けて駆動する内燃機関と、
混合燃料を貯留するための燃料タンクと、
前記燃料タンクに連通する燃料配管に設けられたフィルタと、
前記燃料タンク内の混合燃料を前記フィルタへ導入し、該フィルタを通過した後の燃料を前記内燃機関へ供給する燃料供給手段と、
前記フィルタへ導入される混合燃料を加熱する加熱手段と、
混合燃料中のバイオ燃料濃度を取得する濃度取得手段と、
前記バイオ燃料濃度が所定の濃度範囲に属する場合に前記加熱手段を駆動し、前記バイオ燃料濃度が所定の濃度範囲に属さない場合に前記加熱手段を停止する制御手段と、
を備えることを特徴とする内燃機関の燃料供給装置。 - 前記所定の濃度範囲は、バイオ燃料濃度が20%から40%となる濃度範囲であることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の燃料供給装置。
- 前記フィルタへ導入される混合燃料の温度を取得する温度取得手段を更に備え、
前記制御手段は、前記混合燃料のバイオ燃料濃度が所定の濃度範囲であり、且つ、前記混合燃料の温度が所定の基準温度より低い場合に、前記加熱手段の駆動を開始することを特徴とする請求項1または2記載の内燃機関の燃料供給装置。 - 前記加熱制御手段は、前記混合燃料の温度が所定の基準温度を超えた場合に、前記加熱手段の駆動を停止することを特徴とする請求項3記載の内燃機関の燃料供給装置。
- 前記加熱手段は、電気ヒータであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の内燃機関の燃料供給装置。
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