JP5434312B2 - コネクタ - Google Patents

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本発明は、コネクタに関する。
特許文献1には、従来のコネクタが開示されている。このものは、複数のサブハウジング及びこれらを収容するフレームからなる雌ハウジングと、雌ハウジングと嵌合可能なフード状の雄ハウジングとによって構成される。雄ハウジングの奥壁には、検知部が突出して形成され、各サブハウジングには、検知部の検知溝と対応する位置に、識別リブが形成されている。サブハウジングがフレームに正しく収容されている場合には、検知部の検知溝に識別リブが凹凸嵌合して両ハウジングの嵌合動作が進行する一方、サブハウジングがフレームに正しく収容されていない場合には、検知部の検知溝に識別リブが対応せずに両ハウジングの嵌合動作が規制され、これによりサブハウジングの誤組付が防止されるようになっている。
特開2006−12501公報
上記の構成では、サブハウジングの個数分だけ検知溝の形状又は配置が異なる検知部を用意しなければならない上、それに合わせて雄ハウジング全体の形状を変更しなければならず、コストが高くつくおそれがある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、サブハウジングの誤嵌合を防止した上で、コストの上昇を抑えることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、タブを有する雄端子金具を装着可能な雄ハウジングと、前記雄ハウジングと嵌合可能で、かつ雌端子金具を装着可能な複数の雌サブハウジングを有する雌ハウジングと、前記雄ハウジングに対して相対移動可能に組み付けられ、前記雄端子金具を位置決めして挿入可能な位置決め孔を有し、嵌合過程で前記雌ハウジングに押動されて前記タブの前記位置決め孔からの突出量を増加させるムービングプレートとを備えたコネクタであって、前記複数の雌サブハウジングのそれぞれには第1識別部が形成され、前記ムービングプレートには、前記雌サブハウジングが前記雄ハウジングと嵌合関係にある場合には前記第1識別部と凹凸嵌合して嵌合動作を進める一方、前記雌サブハウジングが前記雄ハウジングと嵌合関係にない場合には前記第1識別部と対応せずに嵌合動作を規制する第2識別部が形成され、且つ、前記ムービングプレートは、前記位置決め孔を有して両ハウジングの嵌合過程で前記雌ハウジングに押接されるプレート本体と、前記プレート本体の周縁から突出する筒状の周板部とを有し、前記第2識別部は、前記周板部に一体に連結されたリブ状の形態であるところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記雌ハウジングは、前記複数の雌サブハウジングを収容可能なフレームを有しているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記雌雄の両ハウジングはレバーの倍力機構によって相互の嵌合動作が助勢されるようになっており、前記フレームには、前記レバーが回転可能に装着される支軸、又は前記レバーのカム溝と係合可能なカムピンが形成されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載のものにおいて、前記雌サブハウジングが前記雄ハウジングと嵌合関係にない場合、前記レバーの回動動作が開始可能な状態となる前に、前記第1、第2識別部が不整合となっていることを判別可能とされるところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項2ないし4のいずれか1項に記載のものにおいて、前記雌サブハウジングは、極数を異にする複数種によって構成され、前記第1識別部は、複数種の前記雌サブハウジングのそれぞれと対応する複数種によって構成されているところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項5に記載のものにおいて、複数種の前記雌サブハウジングのそれぞれには第3識別部が形成され、前記フレームには、前記雌サブハウジングがこのフレームにおける正規の収容位置と対応する場合には前記第3識別部と凹凸嵌合して収容動作を進める一方、前記雌サブハウジングが正規の収容位置と対応しない場合には前記第3識別部と対応せずに収容動作を規制する第4識別部が形成されているところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項1ないし6のいずれか1項に記載のものにおいて、前記雄ハウジングは複数の雄サブハウジングを有し、前記複数の雄サブハウジングのそれぞれには第5識別部が形成され、前記ムービングプレートには、前記第2識別部が形成される面とは反対側の面に、前記雄サブハウジングが正規の組付位置と対応する場合には前記第5識別部と凹凸嵌合して組み付け動作を進める一方、前記雄サブハウジングが正規の組付位置と対応しない場合には前記第5識別部と対応せずに組み付け動作を規制する第6識別部が形成されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
雌サブハウジングが雄ハウジングと嵌合関係にあれば、ムービングプレートの第2識別部が雌サブハウジングの第1識別部と凹凸嵌合して嵌合動作が進められるが、雌サブハウジングが雄ハウジングと嵌合関係になければ、ムービングプレートの第2識別部が雌サブハウジングの第1識別部と対応せずに嵌合動作が規制される。したがって、雌サブハウジングの誤嵌合が防止される。
この場合に、第2識別部がムービングプレートに形成されているから、各雌サブハウジングに合わせて第2識別部を複数用意しなければならない場合でも、ムービングプレートの形状を変更するだけでこれに対応することができ、雄ハウジング全体の形状を変更する必要はない。その結果、コストが高くつくのが抑えられる。
<請求項2の発明>
雌ハウジングが複数の雌サブハウジングを収容可能なフレームを有しており、第1識別部が雌サブハウジングに形成されているから、第1識別部がフレームに形成される場合と違って、複数の雌サブハウジングでフレームを共用することができる。その結果、コスト高となるのがより有効に抑えられる。
<請求項3の発明>
フレームに支軸又はカムピンが形成されているため、これが雌サブハウジングに形成される場合と違って、雌サブハウジングの形状を簡素化できる。
<請求項4の発明>
両ハウジングが嵌合関係にない場合、レバーの回動動作が開始可能な状態となる前に、第1、第2識別部が不整合となっていることを判別可能とされるから、両ハウジングが誤嵌合関係のままレバーの倍力機構がはたらくのを回避できる。
<請求項5の発明>
雌サブハウジングが極数を異にする複数種によって構成され、第1識別部が複数種の雌サブハウジングのそれぞれと対応する複数種によって構成されているから、識別機能の信頼性が高められる。
<請求項6の発明>
雌サブハウジングがフレームにおける正規の収容位置と対応していれば、雌サブハウジングの第3識別部がフレームの第4識別部と凹凸嵌合して雌サブハウジングの収容動作が進められるが、雌サブハウジングが正規の収容位置と対応していなければ、第3識別部が第4識別部と対応せずに収容動作が規制されるため、雌サブハウジングがフレームに誤って収容されるのを回避できる。
<請求項7の発明>
雄サブハウジングが正規の組付位置と対応していれば、雄サブハウジングの第5識別部がムービングプレートの第6識別部と凹凸嵌合して組み付け動作が進められるが、雄サブハウジングが正規の組付位置と対応していなければ、第5識別部が第6識別部と対応せずに組み付け動作が規制されるため、雄サブハウジングが誤って組み付けられるのを回避できる。この場合、ムービングプレートに第2、第6識別部が形成されているため、雄ハウジングの構成を簡素化できる。
本発明の実施形態1のコネクタにおいて、嵌合初期状態にある両ハウジングの断面図である。 嵌合途中状態にある両ハウジングの断面図である。 正規嵌合状態にある両ハウジングの断面図である。 第1、第2識別部によって互いの嵌合動作が規制された両ハウジングの断面図である。 第5、第6識別部によって雄サブハウジングの嵌合動作が規制された雄ハウジングの断面図である。 雄サブハウジングを組み付ける前の雄ハウジングの断面図である。 レバーを装着した雄ハウジングの側面図である。 ムービングプレートを装着した雄ハウジングの正面図である。 別のムービングプレートを装着した雄ハウジングの正面図である。 雄サブハウジングを収容する前の雄サブハウジングの断面図である。 雄サブハウジングの断面図である。 雄サブハウジングの正面図である。 フレームの正面図である。 フレームの断面図である。 雌サブハウジングを組み付けた雌ハウジングの正面図である。 別の雌サブハウジングを組み付けた雌ハウジングの正面図である。 雌サブハウジングを組み付ける前の雌ハウジングの断面図である。 極数が異なる複数種の雌サブハウジングの正面図である。 雌サブハウジングの断面図である。 本発明の実施形態2のコネクタにおけるフレームの正面図である。 極数が異なる複数種の雌サブハウジングの正面図である。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図19によって説明する。本実施形態のコネクタは、互いに嵌合可能な雌雄の両ハウジング10、50と、両ハウジング10、50に装着される雌雄の両端子金具40、90とを備えて構成される。なお、以下の説明において、前後方向については両ハウジング10、50の相互の嵌合面側を前方とする。
雌ハウジング50は合成樹脂製であって、図17に示すように、前後両面が開口された四角枠状のフレーム51と、フレーム51に収容される複数の雌サブハウジング52とからなる。フレーム51には、図13に示すように、各雌サブハウジング52を収容可能な雌サブハウジング収容室53が上下3段に分かれて形成され、上下で隣接する雌サブハウジング収容室53間には、各雌サブハウジング収容室53を仕切る仕切壁54が水平に形成されている。図14に示すように、仕切壁54の中央部には凹部55が形成され、凹部55の奥端が仕切壁54の左右両側部よりも後方へ控えて配されている。
雌サブハウジング収容室53の左右両側には、雌サブハウジング52を係止可能な雌サブハウジングロック片56が前方へ突出して形成されている。また、雌サブハウジング収容室53の左右両側には、雌サブハウジングロック片56よりも内側の位置に、雌サブハウジング52の前方への抜けを規制する規制壁57が垂直に形成されている。雌サブハウジング収容室53における規制壁57の両側外方で、かつ雌サブハウジングロック片56の上方には、後述する第2識別部が進入可能な進入空間58が前面及び側面に開口して形成されている。
フレーム51の上下両端面の中央部には、後述するレバー20のカム溝25と係合可能なカムピン59が突出して形成されている。カムピン59は、前後方向にやや細長い柱状をなし、その後方にガイドリブ60が前後に延出して形成されている。また、フレーム51の上下両端面には、レバー20の仮係止状態を解除可能な解除リブ61がカムピン59及びガイドリブ60と平行に並んで形成されている。フレーム51の片側後端には、レバー20の本係止状態を保持可能な突片状のレバーロック部62が後方へ突出して形成されている。
雌サブハウジング52は、図18に示すように、極数を異にする6種類によって構成され、この中から3種類が選択されてフレーム51に組み付けられるようになっている。各雌サブハウジング52は、扁平角ブロック状をなし、図19に示すように、その内部に、複数のキャビティ63が前後方向に形成されている。各キャビティ63内には後方から雌端子金具90が挿入され、挿入された雌端子金具90は各キャビティ63の内面に形成されたランス64によって弾性的に抜け止めされるようになっている。
雌端子金具90は導電性の金属板を曲げ加工等して一体に成形され、角筒状の接続部91と、接続部91の後方に位置するオープンバレル状のバレル部92とを有する。接続部91内には前方から相手の雄端子金具40が進入して接続され、バレル部92には電線W1の端末部が接続されている。本実施形態の場合、電線径のサイズに応じて大中小3種類の雌端子金具90が用意されている。
各雌サブハウジング52の左右両側面の前部には、その後方の部分に比べて一段落ちた凹所65が形成されている。また、図17に示すように、各雌サブハウジング52の左右両側面には、凹所65の奥端から後方へ延びる溝状の第1識別部66が形成されている。この第1識別部66は、前面及び側面外方に開口するとともに、その延び方向の途中に段差面67を有し、段差面67を境とした後方の溝面が前方の溝面よりも外側に位置するようにされている。第1識別部66内には、図1に示すように、段差面67の後方でかつ後方の溝面の内側に、雌端子金具90を二次的に抜け止めするリテーナ68の側板69が収容されている。
第1識別部66の形状は極数の異なる複数種の雌サブハウジング52に共通とされる一方、第1識別部66の配置は複数種の雌サブハウジング52毎に異なっている。つまり、第1識別部66の配置のパターンは、各雌サブハウジング52と種類数と同じ6種類とされている。詳しくは、第1識別部66は、図18において上から順に示すように、28極の雌サブハウジング52ではその右側面の上端と左側面の上下方向中央より少し上方とに配され、18極の雌サブハウジング52ではその両側面の上下方向中央より少し上方に配され、6極の雌サブハウジング52ではその両側面の上下方向中央に配され、26極の雌サブハウジング52ではその両側面の上端に配され、22極の雌サブハウジング52ではその右側面の上端と左側面の上下方向中央とに配され、19極の雌サブハウジング52ではその右側面の上下方向中央と左側面の上端とに配されている。端的には、第1識別部66は、雌サブハウジング52の両側面のそれぞれにおける高さ位置を異ならせて配されている。また、第1識別部66は、図15に示すように、雌サブハウジング収容室53に収容された状態ではいずれも進入空間58に連通して配されている。
図17に示すように、雌サブハウジング52の左右両側面には、第1識別部66の下方に、フレームロック部70が形成されている。フレームロック部70は、第1識別部66と平行に配されるフレームロック溝71と、フレームロック溝71の前端を区画するフレームロック面72とを有している。雌サブハウジング52がフレーム51の雌サブハウジング収容室53に正規挿入されると、雌サブハウジングロック片56の先端部がフレームロック溝71に外側から嵌るとともに、フレームロック面72に係止可能に配され、もって雌サブハウジング52のフレーム51からの抜け出しが規制されるようになっている。なお、本実施形態の場合、図15及び図16に示すように、雌ハウジング50は、一つのフレーム51を共用しつつ、極数違いの雌サブハウジングが選択的に装着されることで、2種類の嵌合パターンを有している。
雄ハウジング10は合成樹脂製であって、図10に示すように、ホルダ11と、ホルダ11に収容される複数の雄サブハウジング12とからなる。ホルダ11は、四角枠状のハウジング収容部13と、ハウジング収容部13の周縁から前方に突出する四角筒状のフード部14とからなる。
ハウジング収容部13には、各雄サブハウジング12を収容可能な雄サブハウジング収容室15が上下3段に分かれて形成され、上下で隣接する雄サブハウジング収容室15間には、各雄サブハウジング収容室15を仕切る隔壁17が水平に形成されている。雄サブハウジング収容室15の左右両側には、雄サブハウジング12を係止可能な雄サブハウジングロック片16が前方へ突出して形成されている。また、雄サブハウジング収容室15の左右両側には、各雄サブハウジング12の前方への抜けを規制する当止壁18が垂直に形成されている。雄サブハウジング収容室15における当止壁18の両側外方で、かつ雄サブハウジングロック片16の上方には、後述する第6識別部が進入可能な挿入空間19が前面及び側面内方に開口して形成されている。
ホルダ11の上下両端面の中央部には、図7及び図8に示すように、ハウジング収容部13とフード部14との境界位置に、レバー20を回動可能に支持する円柱状の支軸21が突出して形成されている。レバー20は合成樹脂製であって、上下方向に延びる操作部22と、操作部22の両端から突出する板状のアーム部23とからなり、全体として門型をなしている。アーム部23には支軸21を受ける軸受け孔24が貫通して形成されており(図10を参照)、レバー20は支軸21を中心として仮係止位置と本係止位置との間を回動可能とされている。アーム部23にはカム溝25が開口して形成され、両ハウジング10、50の嵌合過程では、カム溝25に沿ってカムピン59が相対移動可能とされている。また、アーム部23には、仮係止位置にてホルダ11に係止される仮係止片26が撓み可能に形成されている。操作部22の中央部には、本係止位置にてレバーロック部62に係止されるフレームロック片27が撓み可能に形成されている。
フード部14の上下両壁の中央部には、前方からカムピン59及びガイドリブ60を受ける導入溝28が前後方向に延出するとともに前端に開口して形成されている。導入溝28は仮係止位置にあるレバー20のカム溝25と連通して配されている。また、フード部14の上下両壁には、前方から解除リブ61を受ける受け溝29が導入溝28と並んで形成されている。受け溝29の溝縁には、仮係止位置にあるレバー20の仮係止片26が引掛状態で係止可能とされている。
雄サブハウジング12は、雌サブハウジング52と対応して、極数の異なる6種類によって構成される。各雄サブハウジング12は、図11及び図12に示すように、扁平角ブロック状をなし、その内部に、複数のキャビティ30が前後方向に形成されている。各キャビティ30内には後方から雄端子金具40が挿入され、挿入された雄端子金具40は各キャビティ30の内面に形成されたランス31によって弾性的に抜け止めされるようになっている。
雄端子金具40は導電性の金属板を曲げ加工等して一体に成形され、前方に突出するタブ41と、タブ41の後方に位置するオープンバレル状のかしめ部42とを有する。タブ41は両ハウジング10、50の正規嵌合時に相手の雌端子金具90の接続部91内に挿入して接続され、かしめ部42は電線W2の端末部に接続される。雄端子金具40がキャビティ30内に正規挿入されると、かしめ部42がキャビティ30内に配される一方、タブ41が雄サブハウジング12の前面から前方へ突出して配されるようになっている。本実施形態の場合、電線径のサイズに応じて大中小3種類の雄端子金具40が用意されている。
各雄サブハウジング12の左右両側面の前部には、その後方の部分に比べて一段落ちた凹陥部32が形成されている。また、各雄サブハウジング12の左右両側面には、図10に示すように、凹陥部32の奥端から後方へ延びる溝状の第5識別部33が形成されている。この第5識別部33は、前面及び側面外方に開口するとともに、その延び方向の途中に段差面34を有し、段差面34を境とした後方の溝面が前方の溝面よりも外側に位置するようにされている。第5識別部33内には、図1に示すように、段差面34の後方でかつ後方の溝面の内側に、雄端子金具40を二次的に抜け止めするリテーナ35の一部が収容されている。
第5識別部33の形状は極数の異なる複数種の雄サブハウジング12に共通とされる一方、第5識別部33の配置は複数種の雄サブハウジング12毎に異なっている。本実施形態の場合、第5識別部33は、雄サブハウジング12の両側面のそれぞれにおける高さ位置を異ならせて配されている。また、第5識別部33は、雄サブハウジング収容室15に収容された状態ではいずれも挿入空間19に対向して配されている。
雄サブハウジング収容室15の左右両側面には、第5識別部33の下方に、ホルダロック部36が形成されている。ホルダロック部36は、第5識別部33と平行に配されるホルダロック溝37と、ホルダロック溝37の前端を区画するホルダロック面38とを有している。雄サブハウジング12がハウジング収容部13の雄サブハウジング収容室15に正規挿入されると、雄サブハウジングロック片16の先端部がホルダロック溝37に外側から嵌るとともに、ホルダロック面38に係止可能に配され、もって雄サブハウジング12のホルダ11からの抜け出しが規制されるようになっている。
さて、フード部14内には、ムービングプレート100が組み込まれている。ムービングプレート100は合成樹脂製であって、全体としてキャップ状をなし、フード部14内にその内部を覆うように配される四角板状のプレート本体101と、プレート本体101の周縁から前方へ突出する四角筒状の周板部102とからなる。周板部102の上下両壁には、図6に示すように、フード部14の導入溝28及び受け溝29と連通する切り欠き部103が形成されている。
プレート本体101には、雄端子金具40のタブ41を位置決め状態で挿入可能な複数の位置決め孔104が貫通して形成されている。各位置決め孔104は、対応するタブ41のサイズと同一又は少し大きい開口径を有するとともに、対応するタブ41と前後方向に同軸に配されている。ここで、ムービングプレート100は、プレート本体101がフード部14の奥面(ハウジング収容部13の前面)から離れて配される初期位置(図1を参照)と、初期位置から両ハウジング10、50の嵌合動作に伴って雌ハウジング50に押動されて後退し、プレート本体101がフード部14の奥面に近接して配される嵌合位置(図3を参照)とに移動可能とされている。初期位置では、タブ41の、位置決め孔104から前方への突出量が小さく抑えられ、嵌合位置では、タブ41の、位置決め孔104から前方への突出量が大きく増加するようになっている。
プレート本体101の前面には、両ハウジング10、50の嵌合時に雌ハウジング50の仕切壁54と対向して連なる連続壁105が水平に形成されている。プレート本体101の前面には、図8に示すように、連続壁105によって上下3段の雌サブハウジング嵌合領域106が画成されている。連続壁105の中央部には突部107が形成され、突部107の突端が連続壁105の左右両側部よりも前方へ突出して配されている。両ハウジング10、50の嵌合時には、突部107が凹部55と嵌合し、これによってムービングプレート100と雌ハウジング50との間の位置ずれが規制されるようになっている。
プレート本体101における各雌サブハウジング嵌合領域106の左右両側には、雄サブハウジングロック片16の先端が臨む窓部108が開口して形成されている。雄サブハウジングロック片16とホルダロック部36との係止状態は窓部108を通して視認可能とされている。
また、プレート本体101の前面における各雌サブハウジング嵌合領域106の左右両側部で、かつ窓部108の上方には、第1識別部66と整合して凹凸嵌合可能な第2識別部109が前方へ突出して形成されている。第2識別部109は、図10に示すように、前後方向に延びるとともにその側縁が周板部102の左右両側壁と一体に連結された角柱状の突出リブ110と、突出リブ110の内面における所定の高さ位置から内側へ張り出す第2識別本体111とからなる。第2識別本体111は突出リブ110の全長に亘って延びる形状をなしている。突出リブ110に対する第2識別本体111の配置(高さ位置)は、対応する第1識別部66の配置(高さ位置)に応じて設定されている。
雌サブハウジング52と雄サブハウジング12とが正しい組み合わせで正対している場合、つまり同極数のサブハウジング同士が正対している場合、第2識別部109の第2識別本体111が第1識別部66の後部(段差面67を境とした第1識別部66の後方領域)に凹凸嵌合して両ハウジング10、50の嵌合動作がそのまま進行するようになっている。一方、雌サブハウジング52と雄サブハウジング12とが正しい組み合わせで正対していない場合、つまり同極数のサブハウジング同士が正対していない場合、第2識別部109の第2識別本体111が凹所65の奥端に当接して両ハウジング10、50のそれ以上の嵌合動作が規制されるようになっている。
プレート本体101の後面には、第2識別部109と背中合わせの位置に、第5識別部33と整合して凹凸嵌合可能な第6識別部112が後方へ突出して形成されている。第6識別部112は、突出リブ110よりも薄肉に形成された片持ち状でかつ角柱状の突出片113と、突出片113の内面における所定の高さ位置から内側へ張り出す第6識別本体114とからなる。第6識別本体114は突出片113の全長に亘って延びる形状をなしている。突出片113に対する第6識別本体114の配置(高さ位置)は、対応する第5識別部33の配置(高さ位置)に応じて設定されている。
雄サブハウジング12が雄サブハウジング収容室15に正しい組み合わせで正対している場合、第6識別部112の第6識別本体114が第5識別部33の後部(段差面34を境とした第5識別部33の後方領域)に凹凸嵌合して雄サブハウジング12の組み付け動作がそのまま進行するようになっている。一方、雄サブハウジング12が雄サブハウジング収容室15に正しい組み合わせで正対していない場合、第6識別部112の第6識別本体114が凹陥部32の奥端に当接して雄サブハウジング12の組み付け動作が規制されるようになっている。なお、本実施形態の場合、雄ハウジング10は、図8及び図9に示すように、位置決め孔104の個数を異にするムービングプレート100が選択的に装着されることで。図15及び図16に示す雌ハウジング50のそれぞれと対応する嵌合パターンを有している。
次に、本実施形態のコネクタの作用を説明する。
図17に示すように、フレーム51の雌サブハウジング収容室53に後方から雌サブハウジング52を挿入する。正規挿入された雌サブハウジング52は、その前面が規制壁57に当て止めされるとともに、フレームロック部70が雌サブハウジングロック片56に弾性的に係止され、もってフレーム51に抜け止め状態に保持される。なお、雌サブハウジング52の挿入に際し、雌サブハウジング52の外面に色付け等を施すことで、雌サブハウジング52の誤組付が回避される。
一方、雄ハウジング10については、ホルダ11にレバー20を装着して仮係止位置に保持させるとともに、フード部14内にムービングプレート100を装着して初期位置に保持させる。初期位置では、周板部102の前端がフード部14の前端(開口端)とほぼ同じ前後位置に配されるとともに、第6識別部112がホルダ11の挿入空間19に前方から挿入される。続いて、ホルダ11の雄サブハウジング収容室15に後方から雄サブハウジング12を挿入する。
正規挿入された雄サブハウジング12は、その前面が当止壁18に当て止めされるとともに、ホルダロック部36が雄サブハウジングロック片16に弾性的に係止され、かつ、第6識別本体114が第5識別部33内に前方から挿入され、もってホルダ11に抜け止め保持される。これに対し、図5に示すように、雄サブハウジング12が正規とは異なる雄サブハウジング収容室15に挿入されようとすると、第6識別部112が第5識別部33と不整合とされて雄サブハウジング12の前端部(凹陥部32の奥端)に突き当たる。このため、ホルダロック部36が雄サブハウジングロック片16との係止位置に至ることができず、雄サブハウジング12の組付動作が規制され、もって雄サブハウジング12の誤組付が回避される。
続いて、両ハウジング10、50を互いに正対させ、その状態で、図1に示すように、雄ハウジング10のフード部14内に前方から雌ハウジング50をフレーム51ごと挿入する。このとき、ムービングプレート100の第2識別部109の突出リブ110がフレーム51の進入空間58に前方から挿入されるとともに、第2識別部109の第2識別本体111が雌サブハウジング52の第1識別部66内に前方から挿入される。また、ムービングプレート100のプレート本体101が各雌サブハウジング52の前面に押接されるとともに、フレーム51の解除リブ61が仮係止片26と当接してこれを係止解除方向に撓み変形させることで、レバー20の回動動作が許容される。
操作部22を摘みながらレバー20を本係止位置に向けて回動すると、カムピン59がカム溝25に沿って相対変位してカム機構が発揮されるとともに、図2に示すように、ムービングプレート100がフード部14の奥面に向けて後退し、かつ第6識別部112の第6識別本体114が第5識別部33内に深く挿入される。レバー20が本係止位置に到達すると、図3に示すように、ムービングプレート100のプレート本体101が両サブハウジング12、52間に挟持されるとともに、雌雄の両端子金具40、90が正規深さで接続される。また、フレームロック片27がレバーロック部62を弾性的に係止して、レバー20がロックされ、それと同時に両ハウジング10、50が離脱規制状態に保持される。このとき、雌ハウジング50はレバーロック部62を除いてフード部14内にすっぽりと収容される。
これに対し、図4に示すように、雌サブハウジング52が正規とは異なる雌サブハウジング収容室53に挿入されていて両ハウジング10、50が嵌合関係にない場合には、第2識別部109が第1識別部66と不整合とされて雌サブハウジング52の前端部(凹所65の奥端)に突き当たり、それ以上の両ハウジング10、50の嵌合動作が規制される。また、このように第2識別部109が雌サブハウジング52の前端部に突き当たったときには、フレーム51の解除リブ61が仮係止片26による係止状態を解除する位置に至っておらず、レバー20は仮係止位置に保たれていて回動動作を規制されている。したがって、両ハウジング10、50が誤嵌合関係のままレバー20の倍力機構が作用することはなく、例えば、タブ41の先端が雌サブハウジング52の前端部をこついて折損等されることはない。
以上説明したように本実施形態によれば、両サブハウジング12、52が同じ極数同士で向き合う正規の嵌合関係にあれば、ムービングプレート100の第2識別部109が雌サブハウジング52の第1識別部66と凹凸嵌合して嵌合動作が進められる一方、両サブハウジング12、52が異なる極数同士で向き合う非正規の嵌合関係にあれば、ムービングプレート100の第2識別部109が雌サブハウジング52の第1識別部66と対応せずに嵌合動作が規制されるため、両サブハウジング12、52の誤嵌合が防止される。
また、両ハウジング10、50の嵌合パターンの変化に応じて第2識別部109を変更する必要がある場合には、ムービングプレート100を変更することでこれに対応することができるため、雄ハウジング10全体を変更しなくて済む。したがって、コスト高となるのが抑えられる。しかも、両ハウジング10、50の嵌合パターンの変化に応じて第1識別部66を変更する必要がある場合には、雌サブハウジング52を変更することでこれに対応することができるため、フレーム51までも変更しなくて済む。このため、各雌サブハウジング52でフレーム51を共用することができ、コスト高となるのがより有効に抑えられる。
また、フレーム51にカムピン59が形成されているため、雌サブハウジング52の形状を簡素化できる。また、レバー20が仮係止位置に保持されていて回動動作を開始可能な状態にないときに、第1、第2識別部66、109が不整合となっていることを判別できるから、両ハウジング10、50が誤嵌合関係のままレバー20の倍力機構がはたらくのを回避できる。
また、雌サブハウジング52が極数を異にする6種によって構成され、第1識別部66がそれぞれの雌サブハウジング52と対応する6種によって構成されているから、識別機能の信頼性が高められる。
さらに、雄サブハウジング12がホルダ11における正規の組付位置と対応していれば、雄サブハウジング12の第5識別部33がムービングプレート100の第6識別部112と凹凸嵌合して組み付け動作が進められるが、雄サブハウジング12が正規の組付位置と対応していなければ、第5識別部33が第6識別部112と対応せずに組み付け動作が規制されるため、雄サブハウジング12が誤って組み付けられるのを回避できる。この場合に、ムービングプレート100に第2、第6識別部109、112が形成されているため、雄ハウジング10の構成を簡素化できる。
<実施形態2>
本発明の実施形態2を図20及び図21によって説明する。実施形態2では、各雌サブハウジング52とフレーム51との間に凹凸の嵌め合いによって誤組付を防止する手段を有しており、この点で実施形態1とは異なる。その他は実施形態1と同様であり、実施形態1と同様の構成には同一符合を付し、重複する説明は省略する。
各雌サブハウジング52の外面には、図21に示すように、第3識別部75が突出して形成されている。第3識別部75は雌サブハウジング52の種類に応じて所定の位置に配されている。本実施形態の場合、第3識別部75は、極数を異にする6種類の雌サブハウジング52のうちの2種類が同じ配置パターンを有し、全部で3種類の配置パターンを有している。
また、フレーム51の上下両壁及び仕切壁54には、図20に示すように、雌サブハウジング収容室53側を向く面に、第3識別部75と凹凸嵌合可能な凹溝状の第4識別部77が形成されている。第4識別部77の配置は対応する第3識別部75の配置に応じて設定され、各雌サブハウジング52でフレーム51が共用される点は実施形態1と同様である。
実施形態2によれば、雌サブハウジング52が正規の雌サブハウジング収容室53に挿入されようとすると、第3識別部75が第4識別部77と凹凸嵌合して雌サブハウジング52の収容動作がそのまま進められる。これに対し、雌サブハウジング52が正規とは異なる雌サブハウジング収容室53に挿入されようとすると、第3識別部75が第4識別部77に不整合とされてフレーム51の仕切壁54の前端に当接し、雌サブハウジング52のそれ以上の収容動作が規制される。したがって、雌サブハウジング52がフレーム51に誤って収容されるのを回避できる。
この場合、両ハウジング10、50を嵌合させる際には、雌サブハウジング52の誤組付は第1、第2識別部66、109によって規制されるから、雌サブハウジング52の誤組付防止の信頼性が高められる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)雌ハウジングは、フレームを有さず、複数の雌サブハウジングを積み重ねて互いに連結した雌型のブロックコネクタハウジングであってもよい。また、雄ハウジングは、ホルダを有さず、複数の雄サブハウジングを積み重ねて互いに連結した雄型のブロックコネクタハウジングであってもよい。
(2)雄ハウジングは、複数の雄サブハウジングを有さず、単一のコネクタハウジングからなるものであってもよい。
(3)レバーは雌ハウジングに装着され、雌ハウジングのフレームにはレバーを回動可能に支持する支軸が形成されるものであってもよい。
(4第3識別部が凹み形成され、第4識別部が突出して形成されるものであってもよい。さらに、第5識別部が突出して形成され、第6識別部が凹み形成されるものであってもよい。
10…雄ハウジング
12…雄サブハウジング
20…レバー
21…支軸
25…カム溝
33…第5識別部
40…雄端子金具
41…タブ
50…雌ハウジング
51…フレーム
52…雌サブハウジング
59…カムピン
66…第1識別部
75…第3識別部
77…第4識別部
100…ムービングプレート
104…位置決め孔
109…第2識別部
112…第6識別部

Claims (7)

  1. タブを有する雄端子金具を装着可能な雄ハウジングと、
    前記雄ハウジングと嵌合可能で、かつ雌端子金具を装着可能な複数の雌サブハウジングを有する雌ハウジングと、
    前記雄ハウジングに対して相対移動可能に組み付けられ、前記雄端子金具を位置決めして挿入可能な位置決め孔を有し、嵌合過程で前記雌ハウジングに押動されて前記タブの前記位置決め孔からの突出量を増加させるムービングプレートとを備えたコネクタであって、
    前記複数の雌サブハウジングのそれぞれには第1識別部が形成され、
    前記ムービングプレートには、前記雌サブハウジングが前記雄ハウジングと嵌合関係にある場合には前記第1識別部と凹凸嵌合して嵌合動作を進める一方、前記雌サブハウジングが前記雄ハウジングと嵌合関係にない場合には前記第1識別部と対応せずに嵌合動作を規制する第2識別部が形成され、且つ、
    前記ムービングプレートは、前記位置決め孔を有して両ハウジングの嵌合過程で前記雌ハウジングに押接されるプレート本体と、前記プレート本体の周縁から突出する筒状の周板部とを有し、
    前記第2識別部は、前記周板部に一体に連結されたリブ状の形態であることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記雌ハウジングは、前記複数の雌サブハウジングを収容可能なフレームを有していることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記雌雄の両ハウジングはレバーの倍力機構によって相互の嵌合動作が助勢されるようになっており、
    前記フレームには、前記レバーが回転可能に装着される支軸、又は前記レバーのカム溝と係合可能なカムピンが形成されていることを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
  4. 前記雌サブハウジングが前記雄ハウジングと嵌合関係にない場合、前記レバーの回動動作が開始可能な状態となる前に、前記第1、第2識別部が不整合となっていることを判別可能とされることを特徴とする請求項3記載のコネクタ。
  5. 前記雌サブハウジングは、極数を異にする複数種によって構成され、前記第1識別部は、複数種の前記雌サブハウジングのそれぞれと対応する複数種によって構成されていることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項記載のコネクタ。
  6. 複数種の前記雌サブハウジングのそれぞれには第3識別部が形成され、
    前記フレームには、前記雌サブハウジングがこのフレームにおける正規の収容位置と対応する場合には前記第3識別部と凹凸嵌合して収容動作を進める一方、前記雌サブハウジングが正規の収容位置と対応しない場合には前記第3識別部と対応せずに収容動作を規制する第4識別部が形成されていることを特徴とする請求項5記載のコネクタ。
  7. 前記雄ハウジングは複数の雄サブハウジングを有し、前記複数の雄サブハウジングのそれぞれには第5識別部が形成され、
    前記ムービングプレートには、前記第2識別部が形成される面とは反対側の面に、前記雄サブハウジングが正規の組付位置と対応する場合には前記第5識別部と凹凸嵌合して組み付け動作を進める一方、前記雄サブハウジングが正規の組付位置と対応しない場合には前記第5識別部と対応せずに組み付け動作を規制する第6識別部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項記載のコネクタ。
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