JP5433971B2 - 基板重ね合わせ装置、基板保持装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

基板重ね合わせ装置、基板保持装置および半導体装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、基板重ね合わせ装置、基板保持装置および半導体装置の製造方法に関する。本発明は、特に、基板の位置合わせ用の指標を直接観察して基板の位置合わせが可能な基板重ね合わせ装置、当該基板重ね合わせ装置等に用いる基板保持装置および当該基板の重ね合わせ装置を用いた半導体装置の製造方法に関する。
半導体装置の実効的な実装密度の向上、半導体装置内部のクリティカルパス条件の緩和、あるいは製造プロセスの異なる半導体装置を集積させる技術のひとつとして、複数のチップを積層させる技術がある。ここで複数のチップを積層させる場合、良品であることが確認されたチップ(WND:ウェルノウンダイ)を積層して集積チップモジュールが製造される場合が多い。
しかし、チップ単位で接合するよりも、ウエハ単位で接合した後にチップを切り分ける方が生産性を向上できる。ただし、各々のウエハ上には多数の接続端子(バンプ)が形成されており、ウエハ単位で接合する場合には、多数の接続端子を接合する。よって、チップ単位で接合する場合と比較してウェハ単位で接合する場合には精密な位置合わせが求められる。たとえば特許文献1に記載された3次元LSI積層装置では、石英ガラス製の真空チャック(基板ホルダ)にウエハを固定して、ウエハに設けられた位置合わせ用のマークを赤外線顕微鏡により確認しながらウエハ同士を位置合わせしている。
特許第2984441号
しかしながら、石英ガラス製の基板ホルダを用いた3次元LSI積層装置は、破損し易い石英ガラスを用いるので、製作、取り扱いが容易でないという問題があった。そこで、製作、取り扱いが容易で、精度よく基板の位置合わせが可能な基板重ね合わせ装置が求められている。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、位置合わせ用の第1指標を表面に有する第1基板を第1基板保持面に保持する第1基板保持部であって、少なくとも第1指標が第1基板保持面の反対面側から観察可能な位置に透光部を有する第1基板保持部と、位置合わせ用の第2指標を表面に有する第2基板を第2基板保持面に保持する第2基板保持部と、透光部を透して、少なくとも第1指標を第1基板保持面の反対方向からの観察光により光学的に観察する指標観察部と、指標観察部で観察した第1指標の位置に応じて、第1基板および第2基板の相対位置を調整する位置調整部と、を備えた基板重ね合わせ装置が提供される。
また、本発明の第2の形態においては、位置合わせ用の指標を有する基板を保持する基板保持面と、基板保持面の少なくとも反対面側から前記指標を観察可能な透光部と、を備えた基板保持装置が提供される。
また、本発明の第3の形態においては、位置合わせ用の第1指標を表面に有する第1基板および位置合わせ用の第2指標を表面に有する第2基板を用意する段階と、第1基板を第1基板保持部の第1基板保持面に保持し、第2基板を第2基板保持部の第2基板保持面に保持する段階と、少なくとも第1指標が第1基板保持面の反対面側から観察可能な位置に形成された透光部を透して、少なくとも第1指標を第1基板保持面の反対方向からの観察光により光学的に観察する指標観察段階と、指標観察段階で観察した第1指標の位置に応じて、第1基板および第2基板の相対位置を調整する位置調整段階と、を備えた半導体装置の製造方法が提供される。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。また、以下、図面を参照して実施形態について説明するが、図面の記載において、同一または類似の部分には同一の参照番号を付して重複する説明を省く場合がある。なお、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、比率等は現実のものとは異なる場合がある。また、説明の都合上、図面相互間においても互いの寸法の関係又は比率が異なる部分が含まれる場合がある。
図1は、基板重ね合わせ装置100の構造を模式的に示す断面図である。基板重ね合わせ装置100は、それぞれ複数の機能素子が形成された第1基板160と第2基板170とを適切に位置合わせした後に加圧および加熱して貼り合わせることにより、三次元的に基板が積層された半導体装置を製造する。
第1基板160は、第1指標162、第1指標164および第1指標166(以下、第1指標162等と称する場合がある。)を備える。第2基板170は、第2指標172、第2指標174および第2指標176(以下、第2指標172等と称する場合がある。)を備える。第1指標162等および第2指標172等は、基板に設けられた位置合わせ用の指標であってよい。
基板重ね合わせ装置100は、枠体102と、第1基板保持部120と、第2基板保持部130と、指標観察部140と、位置調整部150と、制御部180と、ドライバ182と、ドライバ184とを備える。枠体102は、天板104と、底板106と、ボディ部108とを有する。
天板104および底板106は、互いに略平行で水平に配される。ボディ部108は、天板104および底板106を結合する。天板104、底板106およびボディ部108は、それぞれ、高剛性な材料により形成されてよい。これにより、第1基板160および第2基板170への加圧の反力が作用した場合の変形を抑制することができる。天板104は、枠体102の内側を観察することを目的として、観察孔112、観察孔114および観察孔116(以下、観察孔112等と称する場合がある。)を含む。
観察孔112等は、天板104を貫通する貫通孔であってよく、観察光10が透過する部材でシールまたは充填されていてもよい。本実施形態において、観察孔112等は、複数の貫通孔または観察光10が透過する部材で形成されているが、単一の貫通孔または部材で形成されてもよい。また、天板104が観察光10を透過させる部材で形成されている場合には、観察孔112等を設けなくてもよい。
なお、本明細書において、「透過する」とは、観察光10の透過率が100%の場合に限定するものではなく、第1指標162等および第2指標172等を観察できる程度の透過率であればよい。本明細書の以下の記載についても同様の意味で用いられる。
第1基板保持部120は、枠体102の内側において底板106に対向して配され、静電吸着、真空吸着等により下面に第1基板160を保持する。第1基板保持部120は、天板104およびボディ部108に支持されて略水平に配されてもよい。第1基板保持部120は、アルミナ、窒化アルミ、炭化珪素等のセラミック、ステンレス等の金属、または、PEEK等の樹脂等により形成されてもよい。これにより、加工に適した、適切な機械的強度を備え、破損等を気にせず取り扱うことができる基板保持部を形成できる。
第1基板保持部120は、第1基板160を保持する第1基板保持面222を有する。また、第1基板保持部120は、透光部122、透光部124および透光部126(以下、透光部122等と称する場合がある。)を有する。透光部122は、第1指標162および第2指標172が観察可能な位置に配されてよい。同様に、透光部124および透光部126は、それぞれ、第1指標164および第2指標174、ならびに、第1指標166および第2指標176が観察可能な位置に配されてよい。透光部122等は、第1基板保持部120を貫通する貫通孔であってもよく、後述する光源142の観察光10が透過する部材でシールまたは充填されていてもよい。なお、第1基板保持部120は、位置合わせ用の第1指標162等を有する第1基板160を保持する第1基板保持面222と、第1基板保持面222の少なくとも反対面224の側から第1指標162等を観察可能な透光部122と、を備えた基板保持装置としても把握できる。
第2基板保持部130は、第2基板170を保持する第2基板保持面232を有する。また、第2基板保持部130は、枠体102の内側において、第1基板保持部120に対向して配され、静電吸着、真空吸着等により上面に第2基板170を保持する。第2基板保持部130は、第1基板保持部120と同様の材料で形成されてよい。これにより、前記した第1基板保持部120の場合と同様な効果を得ることができる。
指標観察部140は、少なくとも第1指標162等を光学的に観察する。指標観察部140としては、例えば、公知の光学顕微鏡を用いることができる。指標観察部140は、光源142と、光ファイバ144と、ハーフミラー146と、観察光学系148と、CCDカメラ149とを有する。光源142は、代表的には赤外光を観察光10として発してよい。ただし、光源142は、可視光、紫外線、レーザ光線、X線等の観察光10を発してもよい。光源142としては、上記観察光10を発光する公知の機器を用いることができる。光源142は、第1基板保持部120から離間した位置に配置されてもよい。これにより、光源142の発する熱または振動が、基板重ね合わせ装置100の位置合わせまたは重ね合わせの精度に悪影響を及ぼすことを抑制できる。
光ファイバ144は、光源142から発した観察光10を観察対象にガイドする。光ファイバ144としては、公知の光ファイバを用いることができる。なお、光ファイバ144は、光源142から発した観察光10を観察対象に導き照明する照明光学系の一例であり、照明光学系の他の例としては、公知の落射照明ユニット等を用いることができる。ハーフミラー146は、光ファイバ144から入射した観察光10を反射して観察対象に導き照明する一方、観察対象の投影像を透過させる。ハーフミラー146としては、公知のハーフミラーを用いることができる。観察光学系148は、観察対象を光学系によって投影する。観察光学系148としては、光学顕微鏡における公知の観察光学系を用いることができる。CCDカメラ149は、ハーフミラー146を透過した上記投影像を撮像して、制御部180に出力する。
指標観察部140は、枠体102の外側に配されてもよい。観察孔112等および透光部122等は観察光10を透過させるので、少なくとも第1指標162等を光学的に観察することができる。また、指標観察部140は、少なくとも第1基板160を透過する観察光10により、第1指標162および第2指標172、第1指標164および第2指標174、ならびに、第1指標166および第2指標176を観察してもよい。例えば、第1基板160がシリコン基板である場合には、観察光10として赤外光を用いて観察してもよい。これにより、例えば、第1指標162および第2指標172の重なり具合を直接観察できるので、精度よく位置合わせができる。なお、本実施形態においては、透光部122、透光部124および透光部126のそれぞれについて、指標観察部140を配置しているが、1台の指標観察部140を移動させる等により透光部122等を観察してもよい。
位置調整部150は、枠体102の内側において底板106の上側に配され、第2基板保持部130を支持する。また、第2基板保持部130の第1基板保持部120に対する相対位置を調整することで、第1基板160および第2基板170の相対位置を調整する。位置調整部150は、粗調整部152と、微調整部154と、ロードセル156とを有する。
粗調整部152は、例えば、図示されていないサーボモータ等を利用して送りねじを駆動することで、第2基板保持部130の水平方向(図中、Y方向)の位置、垂直方向(図中、Z方向)の位置、および水平方向に対する傾きを任意に変えることができる。また、粗調整部152は、位置調整部150により相対位置が調整された第1基板160および第2基板170を圧接する圧接部を兼ねてもよい。即ち、粗調整部152が第2基板保持部130をZ方向に押し上げることで、第1基板160と第2基板170とを押圧してもよい。当該押圧中、あるいは、押圧後に第1基板160および第2基板170を加熱等することで、第1基板160と第2基板170とを接合することができる。粗調整部152としては、公知の半導体製造装置用ステージを用いることができる。
微調整部154は、粗調整部152よりも精密に第1基板160および第2基板170の相対位置を調整する。例えば、図示されていない圧電素子、リニアモータ等を利用して、第2基板保持部130の水平方向、垂直方向の位置、および水平方向に対する傾きを、サブミクロン、ナノメートル単位で精密に調整する。微調整部154としては、公知の半導体製造装置用ステージを用いることができる。ロードセル156は、第2基板保持部130に加えられた圧力を検出して、制御部180に出力する。
制御部180は、基板重ね合わせ装置100の動作を制御する。制御部180は、CCDカメラ149から入力される画像を解析して、第1基板160および第2基板170の相対位置を検出する。第1基板160と第2基板170とのズレ量が所定の範囲内に収まらない場合には、ドライバ182を制御して粗調整部152により第1基板160および第2基板170の相対位置を粗調整する。第1基板160および第2基板170の相対位置が所定の範囲内になると、ドライバ184を制御して微調整部154により第1基板160および第2基板170の相対位置を微調整する。
第1基板160と第2基板170とが十分な精度で重なると、制御部180は、ドライバ182を制御して粗調整部152をZ方向に上昇させて、第1基板160および第2基板170を押圧する。制御部180は、ロードセル156から入力される圧力を解析して、第1基板160および第2基板170を押圧する力および時間を調整する。なお、制御部180には、たとえば、第1指標166および第2指標176の重なりに応じた反射率を計測する光センサの出力信号が入力されてもよい。
第1基板160および第2基板170の相対位置の調整量(第2基板保持部130の移動量)は、例えば、以下のように算出されてよい。透光部122等を透過した観察光10により、第1基板160に設けられた位置合わせ用の第1指標162等と第2基板170に設けられた位置合わせ用の第2指標172等とを光学的に観察する場合には、指標観察部140で観察した第1指標162等と第2指標172等との重なりに応じて、上記調整量を算出してもよい。例えば、第1指標162および第2指標172のそれぞれにおける複数の部分間の距離から第1基板160および第2基板170の水平方向の傾きを算出してもよい。第1指標162の複数の部分と第2指標172における当該複数の部分に対応する箇所との距離および上記水平方向の傾きから、第1基板160および第2基板170の水平方向の相対位置を算出してもよい。第1指標164および第2指標174、第1指標166および第2指標176についても同様に解析することで精密に位置合わせできる。
また、透光部122等を透過して、観察光10により、少なくとも第1指標162等を光学的に観察する場合には、指標観察部140で観察した第1指標162等の位置に応じて、上記調整量を算出してもよい。例えば、第2指標172等の位置を予め検出して当該位置情報を記憶しておき、CCDカメラ149から入力される画像から検出した第1指標162等の位置情報と上記記憶しておいた第2指標172等の位置情報とから、上記調整量を算出してもよい。
第2指標172等の位置は、例えば、以下のようにして予め検出されてよい。枠体102の内側に第2基板170を搬入する前に、第2基板保持部130に載置された第2基板170を観察することで、予め、第2指標172等と第2基板保持部130との相対位置を検出しておいてよい。枠体102の内側に第1基板160を搬入する前に、一度、第2基板170を基板重ね合わせ装置100内に搬入して、指標観察部140により第2指標172等の位置を検出しておいてもよい。図示していない回路設計装置または投影露光装置などから、第2指標172等の位置情報を取得してもよい。また、上記調整量を算出する場合には、接合時の加熱等による第1基板160および第2基板170の熱変形を考慮してもよい。
図2は、図1におけるA−A断面図であり、第1指標162および第2指標172の近傍を模式的に示す拡大断面図である。同図においては、天板104を省略している。同図に示す通り、第1基板保持部120は、第1基板160を第1基板保持面222に保持する。また、第1基板保持部120は、少なくとも第1指標162が第1基板保持面222の反対面224側から観察可能な位置に透光部122を有する。第2基板保持部130は、第2基板170を第2基板保持面232に保持する。
第1基板160は、位置合わせ用の第1指標162を表面262に有する。第1指標162は、例えば、図面に垂直な方向(X方向)に延伸するアライメントマーク264と、Y方向に延伸するアライメントマーク266とを含んでもよい。第2基板170は、位置合わせ用の第2指標172を表面272に有する。第2指標172は、例えば、X方向に延伸するアライメントマーク274と、Y方向に延伸するアライメントマーク276とを含んでもよい。
本実施形態において、透光部122は、第1基板保持面222の反対面224から第1指標162および第2指標172が観察可能な位置に形成され、指標観察部140は、透光部122を透した観察光10により第1指標162および第2指標172を光学的に観察する。これにより、第1指標162および第2指標172の重なり具合を直接観察できるので、精密な位置合わせができる。なお、指標観察部140は、透光部122を透して、少なくとも第1指標162を第1基板保持面222の反対方向からの観察光10により光学的に観察してもよい。この場合、観察光10は、第1基板160を透過する観察光10でなくてもよいので、赤外光より波長の短い観察光10を用いて精密な位置合わせができる。
本実施形態において、透光部122は、貫通孔242と、貫通孔242に嵌合された光透過部材244とを有する。貫通孔242は、第1基板保持部120を第1基板保持面222から反対面224まで貫通する。貫通孔242をZ方向に切断した断面形状は、四角形と台形とが結合した形状であってもよく、当該断面形状のY方向の長さは、反対面224側の長さの方が、第1基板保持面222側の長さより長くてもよい。これにより、光透過部材244が抜け落ちることを防止できる。光透過部材244は、貫通孔242に充填される部材であってよく、観察光10が透過する部材で形成されてよい。これにより、第1基板保持部120が図示しない真空チャック等に真空吸着される場合に貫通孔242から空気が抜けることを防止できる。
また、光透過部材244の第1基板160が配置される側の面246は、第1基板保持面222と略同一の平面上に形成されてよい。また、光透過部材244の第1基板160が配置される反対側の面248は、第1基板保持面222と反対側の第1基板保持部120の反対面224と略同一の平面上に形成されてよい。これにより、第1基板160と第2基板170とを押圧した場合に、第1基板160の貫通孔242に対向する部分にも、他の部分と同じように圧力を加えることができる。
図3は、反対面224側から見た第1基板保持部120の外観を模式的に示す斜視図である。同図に示す通り、第1基板保持部120は、透光部122、透光部124、透光部126、透光部322および透光部326を有する。透光部124は、第1基板保持部120の中心位置Cの近傍に形成されてよい。透光部124の反対面224における形状は、円形であってもよい。透光部122、透光部126、透光部322および透光部326は、中心位置Cを中心とする円周上に略同心円状に形成されてよい。透光部124の反対面224における形状は、卵形、楕円形、角丸四角形のような長穴形状であってよい。
透光部122等の形状は、第1基板保持部120の径方向Rに沿った透光部122の長さLRが、第1基板保持部120の周方向Tに沿った透光部122の長さLTより長くてもよい。第1指標162等が第1基板160に形成されるときには、設計位置からのズレは、周方向Tよりも径方向Rの方が大きくずれる傾向があるが、上記構成により、第1指標162等が設計位置からズレた場合であっても、透光部122等を透して第1指標162等を観察することができる。また、指標の位置が基板によって異なる場合であっても、対応することができる。
また、第1基板保持部120は、孔342、孔344および孔346と、溝348とを有する。溝348は、第1基板160にかかる圧力を調整する目的で設けられており、孔342、孔344および孔346は、第1基板160を第1基板保持部120から離脱させる場合に使用するプッシュアップピンを挿通する。
図4は、第1指標162のパターンの一例を模式的に示す平面図である。第1指標162は、例えば、X方向に延伸するアライメントマーク264と、Y方向に延伸するアライメントマーク266とを含んでもよい。第1基板160は、例えば、アルミニウムで形成されてもよい。第1基板160は位置合わせ用の指標として用いられるものであればよく、例えば、スクライブエリアに設けられた格子状等のアライメントマークであってもよく、基板に形成された機能素子またはバンプ、基板を貫通して設けられる貫通ビア(貫通電極)等であってもよい。この場合、透光部122等の一部において、本来予定していた通りのアライメントマークが観察できない場合であっても、第1基板160に存在する貫通ビア等をアライメントマークとして用いることができる。これにより、そのような場合であっても精度よく位置合わせできる。また、透光部122等の全てにおいてアライメントマークが観察できるまで、第1基板160と第1基板保持部120とを位置合わせしなくてもよいので、スループットを向上できる。
図5は、図1乃至図3に示す透光部122,124,126とは異なる透光部522の構造を模式的に示す断面図である。同図に示す通り、透光部522は、貫通孔542と、貫通孔542をシールする観察部側光透過部材543および基板側光透過部材544とを有する。透光部522は、貫通孔542の第1基板保持面222側の開口が基板側光透過部材544の形状に合うように形成されている点で透光部122と相違する。
観察部側光透過部材543は、貫通孔542の反対面224側の開口の形状に合うように形成されており、観察部側光透過部材543の第1基板160が配置される反対側の面548は、第1基板保持面222と反対側の第1基板保持部120の反対面224と略同一の平面上に形成されてよい。基板側光透過部材544は、貫通孔542の第1基板保持面222側の開口の形状に合うように形成されており、基板側光透過部材544の第1基板160が配置される側の面546は、第1基板保持面222と略同一の平面上に形成されてよい。観察部側光透過部材543および観察部側光透過部材543は、観察光10が透過する部材で形成されてよい。
図6は、図1乃至図5に示す透光部122,124,126及び透光部522とは異なる透光部622の構造を模式的に示す断面図である。同図に示す通り、透光部622は、貫通孔542と、貫通孔542をシールする基板側光透過部材544とを有する。透光部622は、観察部側光透過部材543を有しない点で透光部522と相違する。また、基板側光透過部材544の面546と反対側の面反対側の面648は、第1基板保持面222と反対側の第1基板保持部120の反対面224と略同一の平面上に形成されていない点で透光部522と相違する。
図7は、図1乃至図6に示す透光部122,124,126、522及び透光部622とは異なる透光部722の構造を模式的に示す断面図である。同図に示す通り、透光部722は、貫通孔742と、貫通孔742を充填する光透過部材744とを有する。透光部722は、第1基板保持面222側から反対面224側に向けてテーパー状に拡大する貫通孔742を有する点で透光部122と相違する。光透過部材744の第1基板160が配置される側の面746は、第1基板保持面222と略同一の平面上に形成されてよい。また、光透過部材744の第1基板160が配置される反対側の面748は、第1基板保持面222と反対側の第1基板保持部120の反対面224と略同一の平面上に形成されてよい。
図8は、基板重ね合わせ装置100を使用して半導体装置800を製造する方法S80の概要を表す。以下、図8を参照して、2次元LSIのような機能素子が複数形成された基板を複数貼り合わせて製造された三次元的な半導体装置800の製造方法を説明する。
まず、位置合わせ用の第1指標162等を表面262に有する第1基板160と、位置合わせ用の第2指標172等を表面272に有する第2基板170とを用意する(S802)。第1基板160および第2基板170は、公知の半導体製造プロセスにより製作される。第1基板160および第2基板170は配線パターン、電極パターン等がパターンニングされており、電極まで形成されていてよい。第1基板160および第2基板170のは、ダミー電極等を除いて、同じ電極配列パターンを有してもよい。
次に、第1基板160を第1基板保持部120の第1基板保持面222に載置して保持する。また、第2基板170を第2基板保持部130の第2基板保持面232に載置して保持する(S804)。その後、第1基板保持部120および第2基板保持部130を基板重ね合わせ装置100内の所定位置に配置する。
第1基板160を第1基板保持部120に載置する場合には、第1基板160の第1指標162等が第1基板保持部120の透光部122等を透して観察できる位置に配置されるように、ある程度の位置決めをして載置してもよい。第2基板170を第2基板保持部130に載置する場合にも、第2基板保持部130が基板重ね合わせ装置100内の所定位置に配置された場合に、第2指標172等が第1基板保持部120の透光部122等を透して観察できる位置の近傍に配置されるように、ある程度の位置決めをして載置してもよい。例えば、第1基板保持部120および第2基板保持部130に設けられたフィデューシャルマークと、第1指標162等および第2指標172等とを観察しながら、第1基板160および第2基板170を第1基板保持部120および第2基板保持部130に載置することにより、位置決めされてもよい。
次に、第1指標162等および第2指標172等が第1基板保持面222の反対面224側から観察可能な位置に形成された透光部122等を透して、第1指標162等および第2指標172等を第1基板保持面222の反対方向からの観察光10により光学的に観察する(S806)。透光部122等を透して第1指標162等および第2指標172等の位置が観察できたら、観察した第1指標162等および第2指標172等の位置に応じて、第1指標162と第2指標172とが互いに重なり合うように、第1基板および第2基板の相対位置を調整する(S808)。当該相対位置は、指標観察部140で第1基板160および第2基板170を観察しながら、位置調整部150を駆動させることにより調整される。
第1基板160および第2基板170の相対位置が所定の範囲内になれば、位置調整部150を駆動して第2基板保持部130を第1基板保持部120に向けて上昇させ、第1基板160および第2基板170を押圧する(S810)。これにより、第1基板160および第2基板170が圧接される。圧接された第1基板160および第2基板170は、図示していないクランプ等により第1基板保持部120および第2基板保持部130とともに固定されてもよい。当該固定された第1基板160および第2基板170を図示していない接合装置に搬送して、第1基板160および第2基板170を加熱等することで、第1基板160と第2基板170とが接合される(S812)。接合された第1基板160および第2基板170を、図示していないダイシング装置に搬送して、チップ単位に切断することで、半導体装置800が切り出される(S814)。
図9は、図1に示した基板重ね合わせ装置100とは異なる基板重ね合わせ装置900の構造を模式的に示す断面図である。基板重ね合わせ装置900も、基板重ね合わせ装置100と同様、それぞれ複数の機能素子が形成された第1基板960と第2基板970とを加圧および加熱して貼り合わせることにより、三次元的な半導体装置を製造する。基板重ね合わせ装置900は、第2基板保持部930が透光部932および透光部936(以下、透光部932等と称する場合がある。)を有する点で基板重ね合わせ装置100と相違する。透光部932等は、第2透光部の一例である。第1基板960および第2基板970は、第1基板160および第2基板170と同様、第1指標962、第1指標964、第1指標966、第2指標972および第2指標976を備える(以下、第1指標962等と称する場合がある)。位置合わせ用の指標として用いられる第1指標962等は、第1基板960または第2基板970を貫通して配された貫通ビア等であってよい。この場合、透光部122等または透光部932等の一部において、本来予定していた通りのアライメントマークが観察できない場合であっても、第1基板960または第2基板970に存在する貫通ビア等をアライメントマークとして用いることができる。これにより、そのような場合であっても精度よく位置合わせできる。また、透光部122等および透光部932等の全てにおいてアライメントマークが観察できるまで、第1基板960と第1基板保持部120、または、第2基板970と第2基板保持部930との位置合わせしなくてもよいので、スループットを向上できる。
基板重ね合わせ装置900は、枠体102と、第1基板保持部120と、第2基板保持部930と、指標観察部940と、位置調整部150と、制御部180と、ドライバ182と、ドライバ184とを備える。枠体102の底板906は、枠体102の内側を観察することを目的として、観察孔912および観察孔916を含む。観察孔912および観察孔916は、底板906を貫通する貫通孔であってもよく、観察光10が透過する部材でシールまたは充填されていてもよい。
第2基板保持部930は、枠体102の内側において、第1基板保持部120に対向して配され、静電吸着、真空吸着等により上面に第2基板970を保持する。第2基板保持部930は、アルミナ、窒化アルミ、炭化珪素等のセラミック、ステンレス等の金属、または、PEEK等の樹脂等により形成されてもよい。これにより、加工に適した、適切な機械的強度を備え、破損等を気にせず取り扱うことができる基板保持部を形成できる。
第2基板保持部930は、透光部932および透光部936を有する。透光部932は第2指標972が観察可能な位置に配されてよい。同様に、透光部936は第2指標976が観察可能な位置に配されてよい。透光部932および透光部936は、透光部122等と同様、第2基板保持部930を貫通する貫通孔であってもよく、観察光10が透過する部材でシールまたは充填されていてもよい。
指標観察部940は、指標観察部140と同様、第1指標962、第1指標964、第1指標966、第2指標972または第2指標976を光学的に観察する。指標観察部940は、観察光90を発光させる光源942を有する。観察光90は、例えば、第1基板160または第2基板170を透過しない光であってもよい。
基板重ね合わせ装置900において、位置調整部150は、指標観察部940で観察した第1指標962等および第2指標972等の位置に応じて、第1指標962等および第2指標972等のズレが所定の範囲内に収まるように、第1基板960および第2基板970の相対位置を調整する。以上の構成により、第1基板960および第2基板970のそれぞれに設けられた位置合わせ用の指標をそれぞれ観察して、第1基板960および第2基板970を重ね合わせることができる。
図10は、図9におけるB−B断面図であり、第1指標962および第2指標972の近傍を模式的に示す拡大断面図である。同図においては、天板104および底板906を省略して作図している。同図に示す通り、第1基板保持部120は、第1基板960を第1基板保持面222に保持する。第2基板保持部930は、第2基板970を第2基板保持面1032に保持する。第1指標962および第2指標972は、それぞれ、第1基板960および第2基板970を貫通して設けられた貫通ビアであり、位置合わせ用の指標として用いられる。これにより、観察光90が第1基板160または第2基板170を透過しない光であっても、精密に位置合わせできる。
本実施形態において、透光部122は、第1基板保持面222の反対面224から第1指標962が観察可能な位置に形成される。同様に、透光部932は、第2基板保持面1032の反対面1034から第2指標972が観察可能な位置に形成される。指標観察部940は、第1基板保持部120の透光部122を透して第1指標962を第1基板保持面222の反対方向から観察する。また、指標観察部940は、第2基板保持部930の透光部932を透して第2指標972を第2基板保持面1032の反対方向から観察する。これにより、第1指標962および第2指標972の位置をそれぞれ直接観察できるので、精密に位置合わせできる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
基板重ね合わせ装置100の構造を模式的に示す断面図である。 第1指標162および第2指標172の近傍を模式的に示す拡大断面図である。 第1基板保持部120の外観を模式的に示す斜視図である。 第1指標162のパターンを模式的に示す平面図である。 透光部522の構造を模式的に示す断面図である。 透光部622の構造を模式的に示す断面図である。 透光部722の構造を模式的に示す断面図である。 半導体装置800の製造方法S80を示すフローチャートである。 基板重ね合わせ装置900の構造を模式的に示す断面図である。 第1指標962および第2指標972の近傍を模式的に示す拡大断面図である。
符号の説明
10 観察光
100 基板重ね合わせ装置
102 枠体
104 天板
106 底板
108 ボディ部
112 観察孔
114 観察孔
116 観察孔
120 第1基板保持部
122 透光部
124 透光部
126 透光部
130 第2基板保持部
140 指標観察部
142 光源
144 光ファイバ
146 ハーフミラー
148 観察光学系
149 CCDカメラ
150 位置調整部
152 粗調整部
154 微調整部
156 ロードセル
160 第1基板
162 第1指標
164 第1指標
166 第1指標
170 第2基板
172 第2指標
174 第2指標
176 第2指標
180 制御部
182 ドライバ
184 ドライバ
222 第1基板保持面
224 反対面
232 第2基板保持面
242 貫通孔
244 光透過部材
246 面
248 反対側の面
262 表面
264 アライメントマーク
266 アライメントマーク
272 表面
274 アライメントマーク
276 アライメントマーク
322 透光部
326 透光部
342 孔
344 孔
346 孔
348 溝
522 透光部
542 貫通孔
543 観察部側光透過部材
544 基板側光透過部材
546 面
548 反対側の面
622 透光部
648 反対側の面
722 透光部
742 貫通孔
744 光透過部材
746 面
748 反対側の面
800 半導体装置
90 観察光
900 基板重ね合わせ装置
906 底板
912 観察孔
916 観察孔
930 第2基板保持部
932 透光部
936 透光部
940 指標観察部
942 光源
960 第1基板
962 第1指標
964 第1指標
966 第1指標
970 第2基板
972 第2指標
976 第2指標
1032 第2基板保持面
1034 反対面

Claims (17)

  1. 位置合わせ用の第1指標を表面に有する第1基板を第1基板保持面に保持する第1基板保持部であって、少なくとも前記第1指標が前記第1基板保持面の反対面側から観察可能な位置に、透光部を有する第1基板保持部と、
    位置合わせ用の第2指標を表面に有する第2基板を第2基板保持面に保持する第2基板保持部と、
    前記透光部を透して、少なくとも前記第1指標を前記第1基板保持面の反対方向からの観察光により光学的に観察する指標観察部と、
    前記指標観察部で観察した前記第1指標の位置に応じて、前記第1基板および前記第2基板の相対位置を調整する位置調整部と、
    を備え、
    前記透光部は、前記第1基板保持面から反対面まで貫通する貫通孔と、前記貫通孔の開口の形状に合うように形成された光透過部材とを有し、前記光透過部材の前記第1基板が配置される側の面は、前記第1基板保持面と略同一の平面上に形成され、前記第1基板保持部の径方向に沿った長さが前記第1基板保持部の周方向に沿った長さより長い
    基板重ね合わせ装置。
  2. 位置合わせ用の第1指標を表面に有する第1基板を第1基板保持面に保持する第1基板保持部であって、少なくとも前記第1指標が前記第1基板保持面の反対面側から観察可能な位置に、透光部を有する第1基板保持部と、
    位置合わせ用の第2指標を表面に有する第2基板を第2基板保持面に保持する第2基板保持部と、
    前記透光部を透して、少なくとも前記第1指標を前記第1基板保持面の反対方向からの観察光により光学的に観察する指標観察部と、
    前記指標観察部で観察した前記第1指標の位置に応じて、前記第1基板および前記第2基板の相対位置を調整する位置調整部と、
    を備え、
    前記透光部は、前記第1基板保持面から反対面まで貫通する貫通孔と、前記貫通孔の開口の形状に合うように形成された光透過部材とを有し、前記光透過部材の前記第1基板が配置される側の面は、前記第1基板保持面と略同一の平面上に形成され、前記第1基板保持面の反対側の断面形状の長さが前記第1基板保持面側の断面形状の長さよりも長い
    基板重ね合わせ装置。
  3. 前記位置調整部により相対位置が調整された前記第1基板および前記第2基板を圧接する圧接部をさらに備えた、
    請求項1または2に記載の基板重ね合わせ装置。
  4. 前記透光部は、前記第1基板保持面の反対面から前記第1指標および前記第2指標が観察可能な位置に形成され、
    前記指標観察部は、前記透光部を透過した前記観察光により前記第1指標および前記第2指標を光学的に観察し、
    前記位置調整部は、前記指標観察部で観察した前記第1指標および前記第2指標の重なりに応じて前記第1基板および前記第2基板の相対位置を調整する、
    請求項1から3の何れか一項に記載の基板重ね合わせ装置。
  5. 前記指標観察部は、少なくとも前記第1基板を透過する前記観察光により前記第1指標および前記第2指標を観察する、
    請求項に記載の基板重ね合わせ装置。
  6. 前記透光部は、貫通孔を有する請求項1から請求項の何れか一項に記載の基板重ね合わせ装置。
  7. 前記透光部は、前記観察光が透過する部材でシールまたは充填されている、
    請求項1から請求項の何れか一項に記載の基板重ね合わせ装置。
  8. 前記透光部に充填される前記部材の前記第1基板が配置される側の面は、前記第1基板保持面と同一の平面上に形成される、
    請求項に記載の基板重ね合わせ装置。
  9. 前記透光部に充填される前記部材の前記第1基板が配置される反対側の面は、前記第1基板保持面と反対側の前記第1基板保持部の面と同一の平面上に形成される、
    請求項に記載の基板重ね合わせ装置。
  10. 前記第1基板保持部は、前記透光部を複数有し、
    前記指標観察部は、前記複数の透光部ごとに配置される、
    請求項1から請求項9の何れか一項に記載の基板重ね合わせ装置。
  11. 前記複数の透光部は、前記第1基板保持部の中心位置および前記中心位置を中心とする円周上に形成される、
    請求項10に記載の基板重ね合わせ装置。
  12. 前記第1基板保持部から離間した位置に配置された前記観察光を発光する光源と、
    前記光源から発した前記観察光を前記透光部にガイドする光ファイバと、
    をさらに備えた請求項1から請求項11の何れか一項に記載の基板重ね合わせ装置。
  13. 前記第2基板保持部は、前記第2指標が前記第2基板保持面の反対面側から観察可能な位置に第2透光部を有し、
    前記指標観察部は、前記第1基板保持部の前記透光部を透して前記第1指標を前記第1基板保持面の反対方向から観察し、前記第2基板保持部の前記第2透光部を透して前記第2指標を前記第2基板保持面の反対方向から観察し、
    前記位置調整部は、前記指標観察部で観察した前記第1指標および前記第2指標の位置に応じて、前記第1基板および前記第2基板の相対位置を調整する、
    請求項1または請求項2に記載の基板重ね合わせ装置。
  14. 位置合わせ用の指標を有する基板を保持する基板保持面と、
    基板保持面から反対面まで貫通する貫通孔と、前記貫通孔の開口の形状に合うように形成された光透過部材とを有し、前記光透過部材の前記基板が配置される側の面は、前記基板保持面と略同一の平面上に形成され、前記基板保持面の少なくとも反対面側から前記指標を観察可能であって、前記基板保持面の径方向に沿った長さが前記基板保持面の周方向に沿った長さより長い透光部と、
    を備えた基板保持装置。
  15. 位置合わせ用の指標を有する基板を保持する基板保持面と、
    基板保持面から反対面まで貫通する貫通孔と、前記貫通孔の開口の形状に合うように形成された光透過部材とを有し、前記光透過部材の前記基板が配置される側の面は、前記基板保持面と略同一の平面上に形成され、前記基板保持面の少なくとも反対面側から前記指標を観察可能であって、前記基板保持面の反対側の断面形状の長さが前記基板保持面側の断面形状の長さよりも長い透光部と、
    を備えた基板保持装置。
  16. 位置合わせ用の第1指標を表面に有する第1基板および位置合わせ用の第2指標を表面に有する第2基板を用意する段階と、
    前記第1基板を第1基板保持部の第1基板保持面に保持し、前記第2基板を第2基板保持部の第2基板保持面に保持する段階と、
    少なくとも前記第1指標が前記第1基板保持面の反対面側から観察可能な位置に形成され、前記第1基板保持面から反対面まで貫通する貫通孔と、前記貫通孔に嵌合された光透過部材とを有し、前記光透過部材の前記第1基板が配置される側の面は、前記第1基板保持面と略同一の平面上に形成される透光部であって、前記第1基板保持部の径方向に沿った長さが前記第1基板保持部の周方向に沿った長さより長い透光部を透して、少なくとも前記第1指標を前記第1基板保持面の反対方向からの観察光により光学的に観察する指標観察段階と、
    前記指標観察段階で観察した前記第1指標の位置に応じて、前記第1基板および前記第2基板の相対位置を調整する位置調整段階と、
    を備えた半導体装置の製造方法。
  17. 位置合わせ用の第1指標を表面に有する第1基板および位置合わせ用の第2指標を表面に有する第2基板を用意する段階と、
    前記第1基板を第1基板保持部の第1基板保持面に保持し、前記第2基板を第2基板保持部の第2基板保持面に保持する段階と、
    少なくとも前記第1指標が前記第1基板保持面の反対面側から観察可能な位置に形成され、前記第1基板保持面から反対面まで貫通する貫通孔と、前記貫通孔に嵌合された光透過部材とを有し、前記光透過部材の前記第1基板が配置される側の面は、前記第1基板保持面と略同一の平面上に形成される透光部であって、前記第1基板保持面の反対側の断面形状の長さが前記第1基板保持面側の断面形状の長さよりも長い透光部を透して、少なくとも前記第1指標を前記第1基板保持面の反対方向からの観察光により光学的に観察する指標観察段階と、
    前記指標観察段階で観察した前記第1指標の位置に応じて、前記第1基板および前記第2基板の相対位置を調整する位置調整段階と、
    を備えた半導体装置の製造方法。
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