JP5433532B2 - 軒樋用吊金具 - Google Patents

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Description

本発明は、建物に軒樋を取り付ける軒樋用吊金具に関する。
従来、この種のものとして、軒樋の前後端の耳部を内側から係止する内吊金具本体と、前記内吊金具本体を建物の壁面に固定支持するための支持機構とを備え、前記支持機構は、建物の壁面に固定される固定部と、前記固定部から前方に突出して前記内吊金具本体を支持する支持アームと、前記支持アームの中央から前端にかけて前記内吊金具本体を下側から抱え込むようにして前後方向に出入り自在に保持する断面コ字形のブラケットと、前記内吊金具本体を前後方向に出入り自在に移動させる移動機構と、前記移動機構による移動を阻止するロック機構とが設けられ、前記移動機構は、前記内吊金具本体の前後方向に形成されたラックと、前記ラックに噛合するように前記ブラケットの前後方向に間隔をおいて配置され、前記ブラケットに回転自在に軸支された複数のピニオンギヤとから構成され、前記ロック機構は、前記複数のピニオンギヤのうち、少なくともいずれかのピニオンギヤの軸部に押し付けて摩擦力により前記軸部の回転を阻止し、かつ、前記軸部への押し付ける力の解除により前記軸部の回転を許容するロック部が設けられ、さらに、前記支持機構は、固定部に対する支持アームの張り出し角度を調整する調整機構を有し、前記調整機構は、前記固定部に形成された断面C字形の軸受け部と、前記支持アームの後端に形成され前記軸受け部に回転自在に嵌合する回転軸部と、前記支持アームを任意の張り出し角度で前記回転軸部を前記軸受け部に固定する固定手段とを備えたものが提案されている(例えば特許文献1)。
特開2010−150837号公報
上記軒樋用吊金具では、内吊金具本体を支持アームに固定するために、複数のピニオンギヤ,このピニオンギヤを固定するためのロック部など複数の複雑な機構が必要になるという問題がある。
また、固定部は、支持アームの後端に形成された回転軸部を回転自在に把持する軸受け部を有し、回転軸部と軸受け部とにより、固定部に対して支持アームの角度を調整した後、ネジなどにより固定することができるが、実際上、現場で角度を正しく設定するには目印がなく、手間が掛かることが予想される。
さらに、支持アームの後端に設けた回転軸部は中空構造であるから、支持アームに大きな荷重が加わると、回転軸部に大きな応力が加わる虞がある。
そこで、本発明は上記した問題点に鑑み、吊金具本体の位置調整が容易な軒樋用吊金具を提供することを目的とし、加えて、吊金具本体の角度調整も容易な軒樋用吊金具を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、軒樋の前後の係止受部に係止する吊金具本体と、この吊金具本体を建物の壁面に固定支持する支持部材とを備えた軒樋用吊金具において、前記支持部材は、建物の壁面に取り付ける取付部と、前記取付部から前方に突出して前記金具本体を支持する支持体と、この支持体に設けられ吊金具本体を前後方向にスライド可能に保持するブラケットと、前記吊金具本体の前後方向に並設した複数の凹凸部と、前記凹凸部に係止して前記支持体に前記吊金具本体を固定する固定係止部材と、この固定係止部材を前記支持体に固定する固定手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項に係る発明は、前記固定係止部材は、前記支持体の上面に前記固定手段により固定される固定部と、この固定部の前側から下方に垂設し、下端が前記凹凸部に係止する垂設部とを一体に備えることを特徴とする。
また、請求項に係る発明は、前記固定係止部材を補強する補強部材を備え、この補強部材は、前記支持体に固定される固定部と、前記垂設部の前面に配置される補強垂設部とを備えることを特徴とする。
また、請求項に係る発明は、前記取付部と前記支持体との角度を調整する角度調整機構を備え、この角度調整機構は前記支持体の後部に設けたリング部と、このリング部の外周に設けた外面凹凸部と、前記取付部に設けられ前記リング部に外嵌する外嵌部と、この外嵌部の内面に設けられ前記外面凹凸部に係合する内面凹凸部とを備えることを特徴とする。
また、請求項に係る発明は、前記リング部内に補強材を設けたことを特徴とする。
また、請求項に係る発明は、前記補強材が硬化性充填材であることを特徴とする。
請求項1の構成によれば、軒樋と壁面との間隔に合わせて吊金具本体をスライドして位置決めした状態で、固定係止部材を凹凸部に係止し、固定手段によりその固定係止部材を支持体に固定することにより、支持体に吊金具本体を固定することができる。したがって、複雑な機構が不要で、固定手段により固定係止部材を固定するだけで、簡単に吊金具本体を固定することができる。
また、請求項の構成によれば、垂設部の下端を凹凸部に係止し、固定部を固定手段により支持体に固定することにより、吊金具本体を固定することができる。
また、請求項の構成によれば、補強部材を備えることにより、凹凸部に垂設部が係止した状態で、前後両方からの力に対して、吊金具本体を確実に固定することができる。
また、請求項の構成によれば、外面凹凸部と内面凹凸部との係合位置により取付部と支持体とを所定の角度に調整することができる。
また、請求項の構成によれば、補強材によりリング部の変形を防止できる。
また、請求項の構成によれば、硬化性充填材を充填することによりリング部の変形を防止できる。
本発明の実施例1を示す吊金具の斜視図である。 同上、吊金具の分解斜視図である。 同上、軒樋の側面図である。 同上、吊金具の側面図である。 同上、一部を分解した吊金具の側面図である。 同上、凹凸部の拡大断面図である。 同上、吊金具本体のスライド状態を説明する側面図である。 同上、吊金具による軒樋の取付状態を示す側面図である。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。各実施例では、従来とは異なる軒樋用吊金具を採用することにより、従来にない軒樋用吊金具が得られ、その軒樋用吊金具を夫々記述する。
以下、本発明の軒樋用吊金具を添付図面を参照して説明する。図1〜図8は、本発明の実施例1を示し、同図に示すように、軒樋用吊金具1は、建物2の屋根3の軒先に軒樋4を取り付けるものである。
図3に示すように、前記軒樋4は、底板部11と前後の側板部12,13を備え、前側の側板部12の上部には、上下で内側に突出した突出片14,15の間に前側係止受部16が設けられ、後側の側板部13の上部には、上下で内側に突出した突出片17,18の間に後側係止受部19が設けられている。尚、前側の突出片14,15の間隔は後側の突出片17,18の間隔より広く形成されている。また、軒樋4はアルミニウム合金の押し出し成形により、図に示す断面形状が長さ方向に連続する。
前記軒樋用吊部1は、前記軒樋4に係止する吊金具本体21と、この吊金具本体21を建物2の壁面5に固定支持する支持部材22とを備える。前記吊金具本体21は、長さ方向に一定幅で、上部が開口した略コ字型をなし、その前側に前記前側係止受部16内に係止する前側係止部23を備えると共に、その後側に前記後側係止受部19内に係止する後側係止部24を備える。前記前側係止部23の先端23Sは斜め後上向きをなし、その先端23Sが係止する抜け止め部14Nが、前記突出片14の内端から下方に垂設されている。また、後側係止部24の先端24Sは斜め後上向きをなし、先端側に後斜め上向きの傾斜面24Mを有し、その先端24Sが前記側板部13と突出片17との内側角部に係止する。また、前記突出片17の先端縁17Fは前記傾斜面24Mに対応して斜めに形成されている。尚、後上の突出片17の前後幅は、前記先端23Sの厚さの3倍以下で、他の突出片14,15,18に比べて幅狭に形成されている。
したがって、吊金具本体21の前側を低くして、前側係止部23を前側係止受部16内に挿入し、吊金具本体21の後側を押し下げると、先端縁23Sに傾斜面24Mが当たり、軒樋4の弾性により側板部12,13間が開き、突出片17を先端24Sが通過して、後側係止部24が後側係止受部19内に係止し、吊金具本体21の前後が軒樋4に係止する。
また、前記吊金具本体21の中央には平板部26が設けられ、この平板部26の上面には、凹凸部27が連続形成され、この凹凸部27は上面が平坦な山形形状の凹部27Aと逆山形形状の凸部27Bが交互に形成されている。尚、凹凸部27はラック形状をなす。
前記支持部材22は、建物2の壁面5に固定支持する取付部31と、この取付部31に角度調整可能に連結される支持体32とを備える。前記取付部31は、建物2の壁面5に複数のアンカー6により固定する取付板33と、この取付板33に一体に設けた外嵌部たる切欠きリング部34とを一体に備え、この切欠きリング部34は前側が開口し、半円より大きく、内周全体に断面略三角形の内面凹凸部35が形成されている。尚、取付板33は、切欠きリング部34より左右方向(軒樋長さ方向)幅広に形成され、また、支持部材22は、取付板33を除いて、左右方向ほぼ一定幅に形成され、同一断面が左右方向に連続し、アルミニウム合金の押し出し成形されている。前記支持体32の後側には、前記切欠きリング部34に内嵌するリング部36が一体に設けられ、このリング部36の外周全体に、前記内面凹凸部35に係合する外面凹凸部37が形成されている。また、前記リング部36の内面にはほぼ180度の位置に断面略コ字状をなすビスホール36A,36Aがそれぞれ設けられている。また、前記ビスホール36A,36Aに対応して、前記切欠きリング34の外周には、開口側に肉厚部34Aがそれぞれ形成されている。
また、切欠きリング部34とリング部36の左右方向の長さ(軸方向の長さ)はほぼ等しく、それら切欠きリング部34とリング部36の両側には円板状の蓋板38,38が取り付けられ、この蓋板38は、該蓋板38の透孔に挿通したビス39を、前記ビスホール36Aに螺合することにより固定される。
そして、取付部31と支持体32との角度に合わせて、相互凹凸部35,37を合わせ、左右方向から切欠きリング部34内にリング部36をスライド挿入し、ビス39Aを肉厚部34Aの透孔に挿通すると共にリング部36に螺着する。このようにしてビス39Aと凹凸部35,37同士の嵌合により、リング部36と切欠きリング部34とが固定される。
さらに、切欠きリング部34とリング部36の左右一側を前記蓋38により塞ぎ、リング部36内に樹脂製接着材などの硬化性充填41を充填し、この充填材41が所定の経時的に硬度に硬化することにより、補強材となる。また、切欠きリング部34とリング部36の左右他側には蓋38をビス39により固定する。このビス39は蓋38の透孔に挿通されると共に、前記ビスホール36Aに螺着される。このように内部の充填材41によりリング部36が補強され、中空の場合に比べて、強度の向上を図ることができ、垂直荷重や風荷重に対して優れた強度が得られる。
そして、前記切欠きリング部34とリング部36により、取付部31と支持体32との角度を調整する角度調整機構42を構成している。
図5に示すように、前記支持体32の前側下部には、前記吊金具本体21の凹凸面27に摺動する板状の摺動部51が設けられ、この摺動部51と前記リング部36との間には、斜め前側斜め下向きの傾斜上面部52と、その傾斜上面部52と前記摺動部51とを連結する傾斜前面部53とを有し、前記傾斜上面部52は水平に対して45度以下の角度をなし、前記傾斜前面部5は水平に対して60度以上、90度以下であり、傾斜上面部52と傾斜前面部53との内角は90度以上である。また、前記支持体32は複数の空洞部54を有する中空構造をなす。さらに、前記摺動部51の下面には、前後方向に間隔を置いて複数の凸部55が設けられ、前記凹凸部27との摺動性を確保している。
また、前記摺動51の前後上面には、ビスホール56が設けられ、これらビスホール56に対応する透孔56Aを、上部が開口したコ字形のブラケット57の両側板57A,57Aに設け、これら両側板57A,57Aの下部間に底板57Bが設けられている。そして、前記摺動部51を前記吊金具本体21に重ねた状態で、前記ブラケット57を下から外嵌し、透孔56Aにビス58を挿通すると共に、ビス58をビスホール56に螺着し、これにより摺動部51に対して吊金具本体21を前後方向スライド可能に保持している。
尚、前記切欠きリング部34及び支持体32は、軒樋4はアルミニウム合金の押し出し成形により形成される。
固定係止部材61は、前記凹凸部27に係止して前記支持体32に前記吊金具本体21を固定する。前記固定係止部材61は、鋼製の板材からなり、前記支持体32に固定する固定部62と、この固定部62の前側から下方に垂設した垂設部63とを一体に備え、この垂設部63は前記傾斜前面部53に沿って固定され、その垂設部63の下端には前記凹凸部27の凹部27Aに係止する係止部63Aが設けられている。そして、前記固定部62には透孔62Aが穿設され、前記傾斜上面部52に雌螺子孔52Aを設け、ワッシャ64を備えた蝶ねじ65を、前記透孔62Aに挿通すると共に雌螺子孔52Aに螺合することにより、支持体32に固定係止部材61を固定し、係止部63Aが凹凸部27に係止する。尚、前記垂設部63は、前記平板部26に対してほぼ垂直に用いられる。また、固定部62と垂設部63の角度は、90度以上、120度以下である。
また、前記固定係止部材61を補強する補強部材71を備え、この補強部材71は、固定係止部材61とほぼ同形であって、前記固定係止部材61に重ねて用いられ、前記支持体32に固定される固定部72と、前記垂設部63の前面に配置される補強垂設部73とを一体に備え、固定係止部材61と同様に、鋼製の板材を屈曲形成してなり、前記固定部72には前記蝶ねじ65を挿通する透孔72Aが穿設され、前記補強部材71は前記固定係止部材61に重ね合わせて前記支持体32に固定される。この固定状態で前記補強垂設部73の下端73Aは、前記凹凸部27の凸部27Bに当接する。
したがって、蝶ねじ65を緩めると、図7に示すように、支持部材22に対して吊金具本体21を前後にスライドすることができ、壁面5の軒桶4の取付位置との間隔に吊金具本体21を合わせ、蝶ねじ65を締めると、固定係止部材61の係止部63Aが凹部27Aに係止し、さらに、補強部材71が固定係止部材61の垂設部63を補強する。
補強部材71は必要に応じて用いられるが、補強部材71を用いることにより、吊金具本体21を前側に動かそうとする力に対して、補強部材71により垂設部6が前面部53から離れることを防止できるから、強固な固定構造が得られる。
このように本実施例では、請求項1に対応して、軒樋4の前後の係止受部16,19に係止する吊金具本体21と、この吊金具本体21を建物2の壁面5に固定支持する支持部材22とを備えた軒樋用吊金具において、支持部材22は、建物2の壁面5に取り付ける取付部31と、取付部31から前方に突出して金具本体21を支持する支持体32と、この支持体32に設けられ吊金具本体21を前後方向にスライド可能に保持するブラケット57と、吊金具本体21の前後方向に並設した複数の凹凸部27と、凹凸部27に係止して支持体32に吊金具本体21を固定する固定係止部材61と、この固定係止部材61を支持体32に固定する固定手段たる蝶ねじ65とを備えるから、軒樋4と壁面5との間隔に合わせて吊金具本体21をスライドして位置決めした状態で、固定係止部材61を凹凸部27に係止し、蝶ねじ65によりその固定係止部材61を支持体32に固定することにより、支持体32に吊金具本体21を固定することができる。したがって、複雑な機構が不要で、蝶ねじ65により固定係止部材61を固定するだけで、簡単に吊金具本体21を固定することができる。
また、このように本実施例では、請求項に対応して、固定係止部材61は、支持体32の上面に固定手段たる蝶ねじ65により固定される固定部62と、この固定部62の前側から下方に垂設し、下端63Aが凹凸部27に係止する垂設部63とを一体に備えるから、垂設部63の下端63Aを凹凸部27に係止し、固定部62を蝶ねじ65により支持体32に固定することにより、吊金具本体21を固定することができる。
また、このように本実施例では、請求項に対応して、固定係止部材61を補強する補強部材71を備え、この補強部材71は、支持体32に固定される固定部72と、垂設部63の前面に配置される補強垂設部73とを備えるから、凹凸部27に垂設部63が係止した状態で、前後両方からの力に対して、吊金具本体21を確実に固定することができる。
また、このように本実施例では、請求項に対応して、取付部31と支持体32との角度を調整する角度調整機構42を備え、この角度調整機構42は支持体32の後部に設けたリング部36と、このリング部36の外周に設けた外面凹凸部3と、取付部31に設けられリング部36に外嵌する外嵌部たる切欠きリング部34と、この切欠きリング部34の内面に設けられ外面凹凸部36に係合する内面凹凸部35とを備えるから、外面凹凸部3と内面凹凸部3との係合位置により取付部31と支持体32とを所定の角度に調整することができる。
また、このように本実施例では、請求項に対応して、リング部36内に補強材たる硬化性充填材41を設けたから、リング部の変形を防止できる。
また、このように本実施例では、請求項に対応して、補強材が硬化性充填材41であるから、硬化性充填材41を充填することによりリング部36の変形を防止できる。
また、実施例上の効果として、固定手段が、傾斜上面部52の雌螺子孔52Aに螺着する蝶ねじ64であるから、蝶ねじ64を操作して固定係止部材61を簡便に固定及び固定解除することができる。また、摺動部51の下面に凹凸部27の間隔より広い間隔で凸部55を設けたから、凹凸部27の凸部27Aとの摺動性を確保することができる。
尚、本発明は、本実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、軒樋及び吊金具は、アルミニウム合金以外でも、プラスチックや金属など各種の材料のものを用いることができる。また、固定部材として蝶ねじを用いたが固定部材には各種のものを用いることができ、固定ねじ部材として、蝶ねじ以外にボルトや皿ねじなどを用いてもよい。さらに、取付部を2本のアンカーにより壁面に固定したが、4本以上のアンカーを用いてもよい。また、固定部材としては、リング部内に十字枠などを入れて、リング部の変形を防止するようにしてもよい。
1 雨樋用吊金具
2 建物
3 屋根
4 軒樋
5 壁面
16 前側係止受部
19 後側係止受部
21 吊金具本体
22 支持部材
23 前側係止部
24 後側係止部
27 凹凸部
31 取付部
32 支持体
33 取付板
34 切欠きリング部(外嵌部)
35 内面凹凸部
36 リング部
37 外面凹凸部
41 硬化性充填材(補強材)
42 角度調整機構
61 固定係止部材
62 固定部
63 垂設部
63A 下端
65 蝶ねじ(固定部材)
71 補強部材
72 固定部
73 垂設部

Claims (5)

  1. 軒樋の前後の係止受部に係止する吊金具本体と、この吊金具本体を建物の壁面に固定支持する支持部材とを備えた軒樋用吊金具において、前記支持部材は、建物の壁面に取り付ける取付部と、前記取付部から前方に突出して前記金具本体を支持する支持体と、この支持体に設けられ吊金具本体を前後方向にスライド可能に保持するブラケットと、前記吊金具本体の前後方向に並設した複数の凹凸部と、前記凹凸部に係止して前記支持体に前記吊金具本体を固定する固定係止部材と、この固定係止部材を前記支持体に固定する固定手段とを備え
    前記固定係止部材は、前記支持体の上面に前記固定手段により固定される固定部と、この固定部の前側から下方に垂設し、下端が前記凹凸部に係止する垂設部とを一体に備えることを特徴とする軒樋用吊金具。
  2. 前記固定係止部材を補強する補強部材を備え、この補強部材は、前記支持体に固定される固定部と、前記垂設部の前面に配置される補強垂設部とを備えることを特徴とする請求項記載の軒樋用吊金具。
  3. 前記取付部と前記支持体との角度を調整する角度調整機構を備え、この角度調整機構は前記支持体の後部に設けたリング部と、このリング部の外周に設けた外面凹凸部と、前記取付部に設けられ前記リング部に外嵌する外嵌部と、この外嵌部の内面に設けられ前記外面凹凸部に係合する内面凹凸部とを備えることを特徴とする請求項1又は2記載の軒樋用吊金具。
  4. 前記リング部内に補強材を設けたことを特徴とする請求項記載の軒樋用吊金具。
  5. 前記補強材が硬化性充填材であることを特徴とする請求項記載の軒樋用吊金具。
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