JP5433302B2 - 溶接材料の選定方法及び発電用プラント - Google Patents

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本発明は、配管などの材質が異なる発電用プラント部材同士を接続する溶接継手部に適用される溶接材料を選定する方法に関する。
火力発電や原子力発電に用いられる圧力容器や配管には、低合金鋼(主に1〜2%Cr系鋼)や高Cr鋼(主に9〜12%Cr系鋼)が用いられる。使用温度や作用応力などの部材の使用条件と、材料の許容応力を考慮して、上記材料からなる部材が使用される場所が決定される。このようにして決定された各部材は、溶接により接続されるが、このとき、低合金鋼と高Cr鋼とを溶接する異材溶接継手部が必要となる。
異材溶接継手部には、一般にインコネル系溶接材料及びフェライト系(共金系)溶接材料が用いられる。インコネル系溶接材料は、溶接継手部と高Cr鋼との界面に脱炭層が形成されにくいため、継手部でのクリープ強度及び靭性が良好となる。しかし、インコネル系溶接材料を使用すると、熱膨張の差に起因する熱応力によって損傷が発生する可能性がある。また、インコネル系溶接材料は、フェライト系溶接材料と比較して高価である上、溶接効率が悪いために、溶接に要するコストが高くなる。一方、フェライト系溶接材料は、溶接効率が良く、熱応力が小さいという利点がある。しかし、溶接継手部に含有される炭素が高Cr鋼に移動し、溶接継手部/高Cr鋼界面の溶接継手部側に脱炭層が形成されやすくなる。脱炭層により、クリープ強度及び靭性の低下が懸念される。
特許文献1では、低合金鋼の開先面にインコネル系溶接材料を肉盛溶接し、次に裏当金を装着してインコネル系溶接材料を更に肉盛溶接した後に、開先加工を行って、低合金鋼とステンレス鋼とを溶接する方法が開示されている。
特開昭59−10478号公報(特許請求の範囲、第2頁左上欄8〜20行、図2)
上述のように、インコネル系溶接材料とフェライト系溶接材料は、互いに相反する利点と欠点とを有する。そのため、溶接部材が使用される温度や使用時間といった環境、熱応力、コストなどを考慮して、適切な溶接材料を選択する必要がある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、異材溶接継手での脱炭層形成有無を予測して、部材の組合せや使用部位に応じた最適な溶接材料を選定する方法を提供する。
本発明の溶接材料の選定方法は、以下の工程を含む。
金属母材である低合金鋼及び高Cr鋼のそれぞれに含まれる各炭化物生成元素の所定温度における炭化物生成反応標準自由エネルギーの比率と、前記炭化物生成元素の濃度との積を合計した値を炭化物生成能パラメータと定義したときに、前記低合金鋼の炭化物生成能パラメータと、前記高Cr鋼の炭化物生成能パラメータとの差の絶対値を算出する。前記低合金鋼と前記高Cr鋼とが溶接材料で溶接された部材の使用温度及び使用時間から、時効パラメータを算出する。予め作成された、脱炭層が形成される条件の領域と脱炭層が形成されない条件の領域とを炭化物生成能パラメータの差の絶対値と時効パラメータとで表したグラフにおいて、前記算出された炭化物生成能パラメータの差の絶対値と、前記算出された時効パラメータとの交点が、前記脱炭層が形成される条件の領域にある場合に、前記溶接材料としてインコネル系溶接材料を選定する。前記交点が、脱炭層が形成されない条件の領域にある場合に、前記溶接材料としてフェライト系溶接材料を選定する。
上記発明において、前記脱炭層が形成される条件の領域が、式(1):
L≧26.783−0.77812Δg …(1)
(但し、L:時効パラメータ、Δg:炭化物生成能パラメータの差の絶対値)
で表され、前記時効パラメータが、式(2):
L=(T+273)(20+log(t)) …(2)
(但し、T:部材が使用される温度(℃)、t:使用時間(時間))
で表され、前記算出された炭化物生成能パラメータの差の絶対値と、前記算出された時効パラメータとが、前記式(1)の関係を満たす場合に前記溶接材料としてインコネル系溶接材料を選定し、前記算出された炭化物生成能パラメータの差の絶対値と、前記算出された時効パラメータとが、前記式(1)の関係を満たさない場合に前記溶接材料としてフェライト系溶接材料を選定しても良い。
本発明者は、上述のように定義される2つの金属母材の炭化物生成能パラメータの差の絶対値と時効パラメータとが、2つの金属母材をフェライト系溶接材料で溶接した場合における脱炭層の形成状況と相関があることを見出した。溶接される金属母材の材質と、溶接部材が使用される環境(温度及び時間)とが判れば、上述の工程によって、金属母材の組合せ及び使用環境に応じて最適な溶接材料を選定できる。例えば、金属部材の組合せ毎に高温長時間での時効試験を実施して脱炭層の形成を確認する必要が無くなるため、最適な溶接材料を、容易かつ迅速に選定可能となる。
本発明の発電用プラントは、前記低合金鋼で作製されるプラント部材と、前記高Cr鋼で作製されるプラント部材とが、上記の方法により選定された溶接材料を用いて溶接されたものとされる。
本発明の選定方法を用いると、最適な溶接材料を迅速に選定できる。例えば、本発明の選定方法を用いて、高温長時間の使用によりフェライト系溶接材料では脱炭層が発生しやすい条件である部位にのみ、インコネル系溶接材料を適用することができる。こうすれば、高価で溶接効率が悪いインコネル系溶接材料で形成された溶接継手部の数を最小限に抑えることができるため、材料コスト及び溶接コストが低減される。更には、例えば脱炭層に起因して発生する溶接継手部の破損によるトラブルを未然に防止することができるために、保守管理コストが低減される。
本発明によれば、金属母材の組合せと使用環境とから、フェライト系溶接材料及びインコネル系溶接材料のいずれが溶接継手部として最適であるかを、容易かつ迅速に判断できる。インコネル系溶接材料で形成された溶接継手部を、例えば発電用プラントの設計段階で、必要に応じて効率良く配置できるために、材料コスト及び溶接コストが低減できる上、保守管理コストも低減できる。
互いに材質が異なる鋼材をフェライト系溶接材料で溶接した場合に、時効試験によって脱炭層が形成された試験片と、脱炭層が形成されなかった試験片とを、ΔgとLとの関係でプロットしたグラフである。
本発明の溶接材料の選定方法の一実施形態を以下に説明する。
発電用プラントの圧力容器や配管といったプラント部材に使用される低合金鋼や高Cr鋼などの金属母材には、炭化物を生成する元素であるCr,Mo,W,V,Nbが含有される。
Cr,Mo,W,V,Nbそれぞれの鋼中での炭化物生成反応の標準エネルギーΔG(cal/mol)は、式(3)〜(7)で表される。(「金属データブック」、日本金属学会編、1999年、p.151参照)
Cr: ΔG=−55550+56.06T …(3)
Mo: ΔG=−16100+19.27T …(4)
W: ΔG=−37000+34.58T …(5)
V: ΔG=−40400+28.07T …(6)
Nb: ΔG=−50520+31.875T …(7)
ただし、式(3)〜(7)において、Tは温度(K)である。
ここで、発電用プラントの使用環境温度に相当する温度500℃での各元素のΔGを、式(3)〜(7)から算出する。温度500℃における各元素のΔGの比を、式(8)に示す。
ΔGCr:ΔGMo:ΔG:ΔG:ΔGNb
=1.2:0.3:1.0:1.9:2.6 …(8)
式(8)で示す比が、各元素の炭化物生成能(炭化物の形成しやすさ)を表す。金属母材中に含有される炭化物生成元素の濃度は、母材の材質により異なる。金属母材の炭化物生成能パラメータgは、式(9)で定義される。
g=1.2CCr+0.3CMo+1.0C+1.9C+2.6CNb …(9)
ただし、式(9)において、CCr、CMo、C、C、CNbはそれぞれ、金属母材中のCr、Mo、W、V、Nbの濃度(wt%)である。
2つの金属母材それぞれについて、式(9)を用いて炭化物生成能パラメータgを算出する。2つの金属母材の炭化物生成能パラメータgの差の絶対値を、Δgと定義する。
次に、2つの金属母材が溶接されてプラント部材とされた場合に、プラント部材が使用される温度及び使用時間から、時効パラメータを算出する。時効パラメータLは、式(2)で表される。
L=(T+273)(20+log(t)) …(2)
ただし、式(2)において、Tはプラント部材が使用される温度(℃)、tは使用時間(時間)である。
ここで、脱炭層が形成される条件の領域と脱炭層が形成されない条件の領域とを、ΔgとLとの関係で表したグラフを、予め作成しておく。以下に、上記グラフの作成方法を説明する。
表1に、溶接される金属母材の鋼種と、溶接施工方法を示す。鋼種には、P122(11Cr−2W−0.4Mo−1Cu−Nb−V鋼)、P91(9Cr−1Mo−Nb−V鋼)、P23(2.25Cr−1.6W鋼)、P22(2.25Cr−1Mo鋼)を用いた。
上記金属母材の溶接には、表1に示すフェライト系溶接材料を用いた。2種類の母材を溶接した後、表1に示す温度条件で2時間の後熱処理を実施し、試験片を得た。溶接直後及び後熱処理後の試験片について、浸透探傷試験(PT)、磁気探傷試験(MT)、超音波探傷試験(UT)、放射線探傷試験(RT)を実施し、溶接不良が無いことを確認した。
Figure 0005433302
上記試験片を溶接面に対して垂直に切断し、複数の観察用試料を作製した。観察用試料について、電気炉を用いて、表2示す条件で時効試験を実施した。時効試験後、溶接面周辺部を研磨し、脱炭層の生成状況を光学顕微鏡で観察した。
Figure 0005433302
図1は、時効試験によって脱炭層が形成された試験片と、脱炭層が形成されなかった試験片とを、ΔgとLとの関係でプロットしたグラフである。同図において、横軸は炭化物生成能パラメータの差の絶対値Δg、縦軸は時効パラメータLである。図1に斜線で示された領域が、脱炭層が形成される条件の領域(脱炭層形成領域)とされる。脱炭層が形成されない条件の領域、すなわち、図1で脱炭層形成領域以外の領域が、無脱炭層領域とされる。図1において、脱炭層形成領域は、式(1)で表される。
L≧26.783−0.77812Δg …(1)
図1に例示されるグラフにおいて、上述のように算出した溶接される2つの金属母材のΔgと、時効パラメータLとの交点が、脱炭層形成領域にあるか、無脱炭層領域にあるかを判定する。交点が脱炭層形成領域にある場合は、2つの金属母材を溶接する溶接材料として、インコネル系溶接材料(例えば、WEL MIG 82)を選定する。交点が無脱炭層領域にある場合は、溶接材料としてフェライト系溶接材料を選定する。
あるいは、式(1)を用いて、溶接材料を選定することも可能である。
溶接される2つの金属母材のΔgを、式(1)の右辺に代入して、数値を算出する。この数値と式(2)から算出されたLとが式(9)の関係を満たす場合、2つの金属母材を溶接する溶接材料として、インコネル系溶接材料を選定する。上述のように求めた式(1)の右辺の数値と式(2)から求めたLとが式(1)の関係を満たさない場合は、溶接材料としてフェライト系溶接材料を選定する。
以上のように、2つの金属母材の材質とプラント部材の使用条件(温度、時間)とが判れば、図1に例示される脱炭層形成領域を図示したグラフや、式(1)に例示される脱炭層形成領域を表した式を用いて、2つの金属母材を連結する溶接継手部に最適な溶接材料を選定することができる。

Claims (3)

  1. 金属母材である低合金鋼及び高Cr鋼のそれぞれに含まれる各炭化物生成元素の所定温度における炭化物生成反応標準自由エネルギーの比率と、前記炭化物生成元素の濃度との積を合計した値を炭化物生成能パラメータと定義したときに、前記低合金鋼の炭化物生成能パラメータと、前記高Cr鋼の炭化物生成能パラメータとの差の絶対値を算出し、
    前記低合金鋼と前記高Cr鋼とが溶接材料で溶接された部材の使用温度及び使用時間から、時効パラメータを算出し、
    予め作成された、脱炭層が形成される条件の領域と脱炭層が形成されない条件の領域とを炭化物生成能パラメータの差の絶対値と時効パラメータとで表したグラフにおいて、前記算出された炭化物生成能パラメータの差の絶対値と、前記算出された時効パラメータとの交点が、前記脱炭層が形成される条件の領域にある場合に、前記溶接材料としてインコネル系溶接材料を選定し、
    前記交点が、脱炭層が形成されない条件の領域にある場合に、前記溶接材料としてフェライト系溶接材料を選定する溶接材料の選定方法。
  2. 前記脱炭層が形成される条件の領域が、式(1):
    L≧26.783−0.77812Δg …(1)
    (但し、L:時効パラメータ、Δg:炭化物生成能パラメータの差の絶対値)
    で表され、
    前記時効パラメータが、式(2):
    L=(T+273)(20+log(t)) …(2)
    (但し、T:部材が使用される温度(℃)、t:使用時間(時間))
    で表され、
    前記算出された炭化物生成能パラメータの差の絶対値と、前記算出された時効パラメータとが、前記式(1)の関係を満たす場合に前記溶接材料としてインコネル系溶接材料を選定し、
    前記算出された炭化物生成能パラメータの差の絶対値と、前記算出された時効パラメータとが、前記式(1)の関係を満たさない場合に前記溶接材料としてフェライト系溶接材料を選定する請求項1に記載の溶接材料の選定方法。
  3. 前記低合金鋼で作製されるプラント部材と、前記高Cr鋼で作製されるプラント部材とが、請求項1または請求項2に記載の方法により選定された溶接材料を用いて溶接された発電用プラント。
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