JP5430582B2 - 有害生物駆除用装置 - Google Patents

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Description

本発明は、有害生物駆除用装置と有害生物駆除用装置を使用する方法に関する。
3000種を超える数のミバエ類、特にケラチチス(Ceratitis)属、ダクス(Dacus)属、バクトロケラ(Bactrocera)属、及びラゴレチス(Rhagoletis)属は、重大な園芸有害生物である。昆虫は、主に種特異的な寄生植物に卵を産むものであって、種の多くはそれにちなんで名付けられており(例えば、オリーブミバエ(Bactrocera oleae)の場合のオリーブ、ウリミバエ(B. cucurbitae)の場合のカボチャ類(squashes and pumpkins)など)、孵化幼虫は、特に、多くの場合、花などの寄生植物の傷付きやすい部分(花食性)や、或いは果実などの市場に出すための寄生植物の部分(果食性)を著しく好むことにより、甚大な食害を引き起こす場合がある。これら有害生物は、大量に発生した場合にその地方の収穫を全面的に損なうことがあり、したがって駆除することが非常に望ましいものの、上述したミバエ種のうちで有害生物となるのは約3分の1のみであり、残りの種はその寄生植物自体が農業有害生物である種など、いくつかの重要な生態学上の調整役(ecological regulators)を含むという事実が駆除を複雑にしている。
ミバエ有害生物の選択的な駆除においては、他の多くの害虫と同様に交配中にそれら害虫が種特異的なフェロモンを用いることを利用してきた。一般的にはメスが作り出し、したがって同じ種のオスに対する強力な誘引剤として作用するそのようなフェロモンを使用することによって、対象とする種のオス標本をそれらを殺すのに十分な少量の接触殺虫剤を含むわなにおびき寄せることが可能となる(「誘引殺虫(attract and kill)」戦略)。この一般的な方策には、より従来的な殺虫剤の適用を上回る多数の利点がある。つまり、限られた量の殺虫剤しか必要とせず、それによって有害生物の駆除がより安価になり、生態学上の問題が回避されるとともに、人に対する健康被害が低減される。さらに、目的のもの以外の種がわなにおびき寄せられないことを保証するように誘引剤を選択できるので、対象の種を選択的に狙うことが可能となる。
その最も単純な形態では、フェロモン餌付きわな(pheromone-baited trap)は、有害生物が自由にアクセス可能な物体から成り、園芸有害生物であるバクトロケラ・トリオニ(Bactrocera tryoni)(クインズランドミバエ)に特異的なフェロモンとしてのキュールア(Cue-lure)(つまり、4-[p-ヒドロキシフェニル]-2-ブタノンアセテート)と、殺虫剤としてのフィプロニルとを含むAmulet C-L Fruit Fly Stationなど、フェロモン及び接触殺虫剤の両方を備える。しかし、これらのステーションは次の点で次善のものである。
雨水がステーションから内容物を浸出させることがある。
内容物が放出されることで、保護しようとする園芸産物も汚染してしまうことがある。
住居地域又はその近辺では、人間の特に子供やペットが不注意でフィプロニルに接し、これに触れてしまう恐れがある。
これらの欠点は、目的の害虫がステーションに容易にアクセスできるようにすると同時に、雨水からの保護を提供し、人間と大型動物を空間的に締め出し、それによって目的の有害生物に対するより選択的なわなを形成する、封入シェル又は容器の中にステーションを入れることによって克服することができる。バケット型(Bucket)わな、シュタイナー型(Steiner)わな、マクファイル型(McPhail)わな、FTウェーファー型(FT Wafer)わな、改良型のソーダ瓶型わな(soda bottle traps)、改良型の牛乳瓶型わな(milk jug traps)など、ミバエ類を駆除して根絶するための、例えばミバエ用の様々なそうしたわなが市販されている。それらはすべて、有害生物を「わなにかける」という共通の特徴を共有しており、即ち、わなにおびき寄せられた害虫は内部で殺され、その死骸は、取り出されるか自然に分解されるまでそこに残ったままである。このことは、個体群を監視し記録することができるという利益をもたらし、捕捉することがこれらのわなの主な目的である。
しかし、この方策の不利な点は、殺されるのが、能動的に探索する習性を見せる個体のみであるという点である。これらは対象となる種のオスであり、特に害虫の場合、個体数の安定性と生殖能に関してメスよりも重要度が低いと見なさなければならない。つまり、一匹のオスがその寿命の間にメスと交尾できる回数は、一匹のメスがオスと交尾する回数よりも(大抵は数桁分)多いので、非常に効率良くオスを殺したとしても、有害生物を有効に駆除できる可能性は低いが、それは、個体群の増殖率が、本質的に有効な繁殖可能なメスの数によって決まるためである(最近の研究により、一部の種では、実際にはある害虫の個体群のうち99%までのオスが消滅しても、その個体群の生殖能には著しい影響を及ぼさないことがあることが示されている)。しかし、メスは、一般に、自身の種のフェロモンには誘引されず、したがって、フェロモン餌付きわなによって殺されることを期待できない。したがって、「誘引殺虫」戦略を使用して実現可能な「オスの消滅」は、他の方策と組み合わせない限り、有害生物の大きな個体群を抑制するのには適さないことが一般に認知されている。そのことがさらに、フェロモン餌付きわなを使用することに特有の利益を低減させる。
さらに、ある所与の環境に存在する有害生物の個体数は、通常、特に有害生物が経済的に有意な有害生物として十分に大量であるとき、フェロモン餌付きわなを即座にいっぱいにし、詰まらせてしまい、このことがさらにやってくる有害生物が接触殺虫剤と接触するのを防ぎ、それによってわなを事実上役に立たないものにするのに十分な数である。効率的に駆除するために、かなりの面積全体に多数のわなを分散させなければならないことを考えると(非常に活動的な害虫の場合、目的の有害生物及び利用可能な誘引剤に応じて、お互いに10m〜25m以内の平均距離でわなを設置することが推奨される)、手作業でわなを掃除するというのは、特に、一般に石鹸と水を含む面倒な作業を必要とするので、効率的に実現不可能である。さらに、多くの有害生物は、苦痛を受けると「パニック信号」(例えば、特別なフェロモン)を放射することができ、それによって他の個体に警告するとともに、わなの中に非常に長く残ることができたときに餌の効き目を低減させる能力があると考えられる。死んだ有害生物がわなの中に長く存在すると、目的のもの以外の有機体も誘引してしまい(Uchida et al., Proc. Hawaiian Entomol. Soc. 36: 135-143, 2003)、そのため、用いられる非常に大量の接触殺虫剤に触れてしまう傾向がある。目的の有害生物の天敵が、特に、天敵が結果としていなくなってしまうことによってシステムの駆除効果が無効になる程度まで被害を被るので、これは特に望ましくない。
したがって、本発明の一つの目的は、死んだ有害生物の死骸を蓄積する危険を招かず、また目的の有害生物の個体群における生殖能を有効に低減する可能性をもたらし、有害生物を、特に園芸有害生物を特異的且つ安全に駆除するための装置を提供することである。
現在、有害生物駆除装置が中空ステーションの内部に殺虫剤を含み、ただし目的の有害生物が自由に逃げられるように構築されているとき、目的の有害生物は、接触殺虫剤の効果に最終的に負ける前に、中空ステーションから離れ、通常の社会的交流の間に自身の種の他の仲間を接触殺虫剤によって汚染し、それによって、前記装置に入ったことがない個体にまで効果を広げ、駆除効果を有効に増加させるのに十分な時間を依然として有することが見出されている(「死亡率のカスケード効果(cascade effect of mortality)」)。これにより、多量の殺虫剤がメスに運ばれ、それによって個体群全体の生殖能がはるかに有効に低減されるので、このことは特に重要である。ミバエ類は、通常、洗練された交尾儀式を行って、オスメス両方の汚染された個体と汚染されていない個体との間での十分な接触が可能になるので、この効果に対して特に弱い。
本発明の請求項1の特徴を備えている装置、及び請求項15に記載のそれを使用する方法は、本発明の掲げる課題を解決するものであり、本発明の特定の実施形態は、従属請求項に記載される通りである。
したがって、本発明の一つの態様は、駆除すべき有害生物のための少なくとも一つの入口を形成する中空ステーションと、駆除すべき有害生物のフェロモンと、駆除すべき有害生物に対する接触殺虫剤と、を備え、前記接触殺虫剤が前記中空ステーションの内部に設けられ、有害生物がエネルギーを消耗することなく、前記中空ステーションの内部に留まるのを防ぐように中空ステーションが設計されている、有害生物駆除用装置に関するものである。
ここで、本明細書における用語「フェロモン」は、個々の有害生物種若しくはそのいずれか特定の部分群(発育段階、性別など)に対する強力で特異的な誘引力を有するあらゆる薬剤、又は薬剤の混合物若しくは調合物、好ましくは目的の種自体の仲間によって分泌される物質と同一のものを指すのに使用される。
多数で且つその数が増加する目的の種に対して、適切なフェロモンが利用可能であり、特に、ミバエのフェロモンが好ましい。
本発明の特に好ましい一実施形態では、フェロモンは、4-[p-ヒドロキシフェニル]-2-ブタノンアセテート又はメチルオイゲノール、好ましくは4-[p-ヒドロキシフェニル]-2-ブタノンアセテートである。
また、本明細書における用語「接触殺虫剤」は、接触すると、上述したような有害生物に対して有害な影響を及ぼす、例えば、目的の有害生物が能動的に取り込む(摂取する)必要なしに、目的の有害生物を殺すか無能力にするか、又はその摂食及び/若しくは生殖などの活動を著しく妨げる、好ましくは有害生物を殺す、あらゆる薬剤、又は薬剤の混合物若しくは調合物を指すのに使用される。好ましくは、接触殺虫剤はゆっくり作用し、より好ましくは、遭遇した条件下で、目的の有害生物が本発明の装置を離れるときに依然として生きていることが期待できる。
基本的に、接触殺虫剤は、目的の有害生物に対して特異的なバクテリア、ウィルス、及び菌類などの生物学的作用物質を含む、いかなる性質のものであってもよいが、化学殺虫剤が最も好ましい。本発明において有用で適切な化学接触殺虫剤、並びにそれらの用量と、それらの合成及び適用の手段は当業者には良く知られており、接触殺虫薬を含むがそれらに限定されるものではない。
本発明の特定の一実施形態において、接触殺虫剤は、フェニルピラゾール類、好ましくは、フィプロニル、アセトプロール、及びエチプロールから成る群、より好ましくはフィプロニルと、ネオニコチノイド類、好ましくは、イミダクロプリド、チアメトキサム、クロチアニジン、アセタミプリド、及びチアクロプリドから成る群と、オルガノ(チオ)リン酸塩類、好ましくは、フェンチオン、フェニトロチオン、ナレド、及びマラチオンから成る群と、大環状ラクトン類、好ましくはスピノサドと、カルバミド酸塩類、好ましくは、メソミル及びカルバリルから成る群とから成る群から選択される。
また、本明細書における用語「エネルギーの消耗」は、飛ぶ、歩く、登る、這う、握る、掴むなど、エネルギーを消耗する協調活動を必要とし、したがって、有害生物が死んだり無能力になると止まる、目的の有害生物のあらゆる活動を指すのに使用される。有害生物は、依然としてある必須の生理機能を維持している代わりに、そのような協調活動ができなくなっており、したがって本発明の装置から抜け出しにくくなっているとき、「無能力になっている」と見なされる。
有害生物が内部に留まるのを防ぐように設計された装置は、好ましくは、有害生物を捕えないことが理解されるであろう。本明細書で使用されるとき、用語「わな」は、対象の有害生物が装置からの出口を能動的に見つけることが妨げられる空間的状況を指すのに使用される。
装置がフェロモン及び接触殺虫剤の両方を提供する設備を備えることが特に好ましく、有害生物が殺虫剤と十分に接触する可能性を高めるように、フェロモン及び接触殺虫剤は、本発明の装置内で空間的に近接して、例えば同じ要素内で提供されることがより好ましい。特定の一実施形態において、フェロモン及び接触殺虫剤は両方とも、それらを含浸させた厚紙又はファイバーボードのブロックなど、組み合わされた「毒ステーション」上に提供される。最も好ましい実施形態は、フェロモン及び接触殺虫剤の共通のキャリアとして、Amulet C-L Fruit Fly Stationを使用する。任意のそのように組み合わされた「毒ステーション」とともに使用する場合、これは、典型的には、毒ステーションを吊り下げることができる内部空洞の天井にあるフックである。或いは、装置は、例えば内部空洞の内部の形に成型した、フェロモン及び/又は接触殺虫剤を保持するためのカップ若しくはレセプタクルを備えてもよい。保持設備の選択及び配置は、フェロモン及び接触殺虫剤の性質と、目的の有害生物の解剖学的構造及び行動学とに応じて変わり、当業者によって容易に選択されるであろう。
便宜的に、中空ステーションの壁は、有害生物をはっきり見ることができ、それによってそこから出口を再び簡単に見つけることができるように、本質的には不透明である。特に、理論に束縛されることを望まないが、ほとんどの害虫などの多くの有害生物は、方向付けのために好ましくは短波長光を用いると考えられるので、壁は紫外線不透過性である。
本発明の特定の一実施形態において、装置は、フェロモン及び接触殺虫剤を雨水から保護する手段を備える。
本発明の好ましい一実施形態において、中空ステーションの内部は、有害生物の休止場所を含まない。
また、本明細書における用語「休止場所」は、本質的に水平な平面、棚、及び上向きに開いた凹状構造を含むがそれらに限定されるものでなく、エネルギーを消耗したり特殊な付着器官を使用したりすることなく有害生物がその上に留まることができ、またその結果として、死んだり無能力になった有害生物がその上に蓄積することができるあらゆる場所を指すのに使用される。当業者であれば、目的の有害生物に対する潜在的な休止場所を簡単に認識し、排除するであろう。
より好ましくは、少なくとも一つの入口は下向きに面している。
また、本明細書における用語「下向きに面する」は、前記入口から入ったりその中に留まるのではなく、そこを通して物体が自由落下又は滑動して中空ステーションを離れる、あらゆる配置を指すのに使用される。
本発明の特に好ましい一実施形態において、中空ステーションの内壁は有害生物に対して足場を提供しない。
また、本明細書における用語「足場」は、有害生物が足掛かりを得られるようにする表面を指すのに使用される。有害生物がその上で足場を得ることができない、コーティングされた、例えばワックスを塗った、又は研磨された表面を提供することは、当業者の知識の範囲内にある。
好ましくは、装置の中空ステーションの内部の幾何学形状は、前記内部中空ステーション内の空間におけるあらゆる地点から、装置外部の空間における少なくとも一つの地点までの、少なくとも一つの直線状で妨げられないラインが存在するように設計される。本明細書で使用されるとき、用語「妨げられない」は、前記ラインと交差する、透明又は不透明のいかなる空間構造も存在しないことを指すのに使用される。理論によって束縛されることを望まないが、この設計は、有害生物が装置を自由に出入りする助けとなるであろうことが予期される。
本発明の特定の一実施形態において、装置の中空ステーションの内部の幾何学形状は、装置外部の空間における少なくとも一つの地点から、前記内部中空ステーション内の空間における少なくとも一つの地点を介して、装置外部の空間における少なくとも一つの他の地点まで、少なくとも一つの直線状で妨げられないラインが存在するように設計される。
本発明の特定の一実施形態において、装置は、閉じたドームと下向きに面する一つの入口を備える。
本発明の別の特定の実施形態において、装置は、角のあるチューブと下向きに面する二つの入口を備える。
本発明の特定の一実施形態において、一つ又は複数の入口は、さらに、目的の有害生物が入ることができるようにする一方で、やはりドームに十分に入る小ささの大型動物を締め出すように設計された格子又はグリルで覆われる。
本発明の特定の一実施形態において、装置は取外し可能であるように設計される。この実施形態において、装置は、好ましくは、別々に製造されて使用前に組み立てられる複数の個別の個片を備える。好ましい実施形態において、装置は、任意の回数分解されて再組立てされてもよく、それによって、その内部を掃除し、必要なときにフェロモン及び/又は殺虫剤を交換若しくは再充填することが容易になっている。
本発明の最も好ましい実施形態において、装置は、ねじ込みキャップ式のリンク機構を用いて相互に嵌合することができる少なくとも二つの部品を備える。
本発明の別の態様は、第1の態様の有害生物駆除用装置を使用する方法に関するものである。好ましくは、接触殺虫剤の性質及び利用可能性は、目的の有害生物が装置内に予測通りに留まっている間、意図される危害を最終的に与えるには十分であるが、有害生物が装置内にまだ残っている間に殺すには不十分な用量の殺虫剤に前記有害生物が触れるように、より好ましくは、目的の有害生物が装置内に予測通りに留まっている間、意図される危害を最終的に与えるには十分であるが、有害生物が装置内に残っている間に無能力状態に弱らせるには不十分な、最も好ましくは、意図される危害を最終的に与えるには十分であるが、前記有害生物が装置内又はその近傍にいる間に無能力状態に弱らせるには不十分な用量の殺虫剤に、前記有害生物が触れるように選択される。
理論によって束縛されることを望まないが、オフリス属の蘭(Ophrys orchids)に関して良く知られた研究は、嗅覚誘引物質(olfactory lure)などの特定の誘引剤がその後に適切な交尾信号を伴わないとき、オスは、しばらくしてから、相手を再び探し始める前に停止し移動することを提示している。任意の所与の種に対して、当業者であれば、観察によって、この時間量と接触殺虫剤の最も適切な性質及び利用可能性を簡単に決定することができる。
本発明の特定の一実施形態において、有害生物は害虫で、好ましくはミバエである。
好ましくは、フェロモン及び/又は接触殺虫剤は、定期的に、例えば90〜120日間隔で補充若しくは交換されるが、装置は無限に再使用することができる。
中空ドームを備える本発明の装置の一実施形態を示す概略図であって、外部から見た装置の図である。 図1aで示す装置の断面図である。 角のあるチューブを備える本発明の装置の一実施形態を示す概略図であって、外部から見た装置の図である。 図2aで示す装置の断面図である。 図1で示す本発明の装置の実施形態の幾何学形状を示す図であって、装置を通る断面図である。 図3aに対応する本発明の装置の幾何学形状を示す図である。 図2で示す本発明の装置の実施形態の幾何学形状を示す図であって、装置を通る断面図である。 図4aに対応する本発明の装置の幾何学形状を示す図である。 図1で示す本発明の装置の例示的実施形態を示す写真図である。 図2で示す本発明の装置の例示的実施形態を示す写真図である。
図1及び5には、ドームを使用する本発明の例示的実施形態が示されている。
この実施形態では、装置は、便宜上、高密度ポリエチレン又はPVCなどの硬質プラスチックから作られ、いずれかの一般的に用いられるプロセスを使用して製造されたドーム150から成る。
装置の寸法は、機械的安定性を提供して取り扱いが容易であるように選択される。ドームはその断面が円形であり、約6cmの内径と約8cm〜10cmの高さ(開口部160から頂点の頂部まで)を有する。
ドーム150は、外部の横木(bail)又はハンドル155を備え、それによって、例えば、ひも(図示なし)を使用して果樹の枝に結ぶことによって、使用場所に吊り下げるか別の形で固定することができる。外部の横木又はハンドル155は、別個の実体であるものとして示されているが、ドーム150の一体部品として作成されてもよく、或いは、図5に示されるようにワイヤから製造されてもよい。外部の横木又はハンドル155は、別個の実体であるとき、一般的に適用されるいずれか一種の手段によってドームに取り付けられる。
ドームの内表面170は、害虫のための足場を提供しないように、(例えば、ワックスを使用して)コーティングされるか、又は研磨されてもよい。
ドーム内には内部の横木又はハンドル185が設けられ、そこから、便利にはひも180によって、フェロモン及び接触殺虫剤の両方を含有する「毒ステーション」165が吊り下げられる。内部の横木又はハンドル185は別個の実体であるものとして示されているが、ドーム150の一体部品を形成してもよく、或いは、外部の横木又はハンドル155は、特にワイヤから形成されている場合はドームの内部に入り込み、図5で示されるようにその内部部品を用いて内部の横木又はハンドル185として使用されてもよい。
図5では、ドーム150の壁にある二つの微細な穴によって、外部の横木又はハンドル155及び内部の横木又はハンドル185の両方を提供するように形成された、単一のワイヤを導入することが可能になっている。
毒ステーション165は、園芸有害生物であるバクトロケラ・トリオニ(クインズランドミバエ)を駆除するためのキュールア及びフィプロニルを含む市販のAmulet C-L Fruit Fly Stationなど、フェロモン及び接触殺虫剤の両方を含浸させた小さな厚紙又はファイバーボードのブロックである。
有害生物は、フェロモンによって誘引されると開口部160を経由して中に入り、それによって、雨水及び機械的損傷から、並びに人間及び大型動物との接触からドーム150によって保護された「毒ステーション」165と接触することができる。有害生物は、外部との知覚的な接触を失う危険性を一切伴わずに、ドーム150の内部空間を通って自由に動き回ることができるので、撤退して外に出ようとすればいつでも自由にそうすることができる。有害生物がまだ装置内にいる間に無能力化の発現が起こると、休止場所としての役割を果たす構造がないので、有害生物は入口160を介して抜け出す。
入口160は格子又はグリルによってさらに覆われ、そのサイズは、目的の有害生物の妨げられない出入りを可能にするとともに、それがなければドームに入るのにやはり十分な小ささの大型動物を締め出すサイズである。
図3は、図1に示される実施形態の幾何学形状を示し、図3aは参照の装置を通る断面図を示し、図3bはそれに対応する本発明の装置の幾何学形状を示す。
図3aにおいて、中空ステーション300は内部空洞320内へと開いているオリフィス310を有し、空洞320の部分325は、部分325の任意の地点から外部までの直線状で妨げられないラインがないように位置決めされる(矢印)。対称的に、図3bでは、中空ステーション350の内部360のすべての地点から外部への少なくとも一つのそのような直線状で妨げられないラインがある。
図2及び6では、ドームの代わりに二つの開口部260及び265を備え、角のあるチューブ250を使用する点で実施例1のものとは異なる本発明の例示的実施形態が示されている。なお、この相違点以外の装置の構造は本質的に実施例1のものに対応する。したがって、図2及び6の実施形態は、有害生物が一方の開口部260から入り、デバイスを流動し、他方の出口265から出ることができるので「流動」設計である。チューブ250の二つのアーム間の角度は、例えば、45°又は90°であってもよい。図6から分かるように、上側の長い縁部の長さA(図2bを参照)は約18cm、下側の短い縁部の長さB(図2bを参照)は約7cmである。
図4は、図2に示される実施形態の幾何学形状を示し、図4aはより曲がっている装置を通る断面図を示し、図4bはそれに対応して、曲がりが少ない本発明の好ましい装置の幾何学形状を示す。
図4aでは、チューブ400の設計は、外部の任意の地点から内部405の任意の地点を介して外部の別の地点までの直線を確立できないようなものであり、対照的に、図4bでは、チューブ450の設計は、外部の少なくとも一つの地点から内部455の少なくとも一つの地点を介して外部の別の地点までの直線を確立できるようなものである。

Claims (16)

  1. 駆除すべき有害生物のための少なくとも一つの入口を形成する中空ステーションと、
    駆除すべき有害生物のフェロモンと、
    前記駆除すべき有害生物に対する接触殺虫剤と、を備え、
    前記接触殺虫剤は前記中空ステーションの内部に設けられ、前記有害生物がエネルギーを消耗することなく前記中空ステーション内に留まるのを防ぐように前記中空ステーションが設計されており、角のあるチューブ(250)と下向きに面する二つの入口(260, 265)とを備えている、有害生物駆除用装置。
  2. 前記フェロモンは4-[p-ヒドロキシフェニル]-2-ブタノンアセテートである、請求項1に記載の装置。
  3. 前記接触殺虫剤は、フェニルピラゾール系殺虫剤、オルガノ(チオ)リン酸塩類、大環状ラクトン類、カルバミド酸塩類、及びネオニコチノイド系殺虫剤から成る群から選択される、請求項1に記載の装置。
  4. 前記フェニルピラゾール系殺虫剤は、フィプロニル、アセトプロール、及びエチプロールから成る群から選択される、請求項3に記載の装置。
  5. 前記フェニルピラゾール系殺虫剤はフィプロニルである、請求項3に記載の装置。
  6. 前記ネオニコチノイド系殺虫剤は、イミダクロプリド、チアメトキサム、クロチアニジン、アセタミプリド、及びチアクロプリドから成る群から選択される、請求項4に記載の装置。
  7. 前記装置は、前記フェロモン及び前記接触殺虫剤を雨水から保護する手段を備えている、請求項1に記載の装置。
  8. 前記中空ステーションの内部は有害生物のための休止場所を含まない、請求項1に記載の装置。
  9. 少なくとも一つの入口が下向きに面している、請求項1に記載の装置。
  10. 前記中空ステーションの内壁が前記有害生物のための足場を提供しない、請求項1に記載の装置。
  11. 前記装置の前記中空ステーションの内部の幾何学形状が、前記内部中空ステーション内の空間におけるあらゆる地点から、前記装置外部の空間における少なくとも一つの地点までの少なくとも一つの直線状で妨げられないラインが存在するように設計されている、請求項1に記載の装置。
  12. 前記装置の前記中空ステーションの前記内部の幾何学形状は、前記装置外部の空間における少なくとも一つの地点から、前記内部中空ステーション内の空間における少なくとも一つの地点を介して、前記装置外部の空間における少なくとも一つの他の地点までの少なくとも一つの直線状で妨げられないラインが存在するように設計されている、請求項1に記載の装置。
  13. 請求項1に記載の有害生物駆除用装置を使用する方法。
  14. 前記接触殺虫剤の性質及び利用可能性が、目的の有害生物が前記装置内に予測通りに留まっている間、意図される危害を与えるのには十分であるが、前記有害生物が装置内にまだ残っている間に殺すのには不十分な用量の前記殺虫剤に前記有害生物が触れるように選択されている、請求項13に記載の方法。
  15. 前記有害生物が害虫である、請求項13に記載の方法。
  16. 前記害虫がミバエである、請求項15に記載の方法。
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