JP5428908B2 - 現像ローラー駆動機構、及びそれを備える画像形成装置 - Google Patents
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Description
また、現像ローラーへ現像バイアス電圧(バイアス電圧)を供給するバイアス電圧供給経路の形態としては、上記第1の形態では、現像ローラーの軸端面部からバイアス電圧の供給が可能であり、上記第2の形態では、現像ローラーの軸端部にジョイントが設けられているため、給電用の経路を別に設ける必要がある。
また、刊行物に記載されたものではないが、本発明の先行技術として、上記第2の駆動形態のように、現像ローラーと同軸上で動力を接続して駆動すると共に、該現像ローラーの軸端部に給電する現像ローラー駆動機構が存在する。
図3に示されるように、駆動回転軸1は導電性の材質で円柱状に形成され、その一側端面(図3の右側端面)には同じく導電性の軸端部コイルバネ2が設けられている。ジョイントを構成する駆動側のジョイント部材3は絶縁材料により形成されており、上記駆動回転軸1の一側に固定されている。このジョイント部材3の外周部3aは平歯車形状となっており、矢印B方向に移動してくる現像ローラー(図示を省略)の回転軸13に固定された被駆動側のジョイント部材11の内周部11aと噛み合うことによって、上記駆動回転軸1からの駆動力を現像ローラーに伝達可能にすると共に、上記ジョイント部材11の内部において回転軸13の端面に設けられたローラー側端子12が、上記軸端部コイルバネ2を押圧することにより、現像ローラーへの電気的導通を確保している。
上記端子部材20は、弾性体で且つ導電性の材質により形成されたコの字形状のホルダプレート21に固定されており、このホルダプレート21の弾性により一定の撓みを有することによって、2個の端子部材20が上記駆動回転軸1を常に挟み込むように押圧された状態となり、電気的導通を確保している。
図示が省略されている本体側ハウジングには、導電性の材質で形成された第1端子プレート22が設けられており、この第1端子プレート22に上記ホルダプレート21がネジ23により固定されている。
上記第1端子プレート22、第2端子プレート25、及びコイルバネ26は、絶縁カバー(図示を省略)により覆われており、上述した部品以外への導通は遮断されている。
このように上記第2の形態では、現像ローラーの回転軸13の軸端部に被駆動側のジョイント部材11が設けられているため、このジョイント部材11の内部に給電経路を設けて、上記現像ローラーへの給電を該現像ローラーの軸端部から行う方式である。このような給電方式では、バイアス電圧の供給側、即ち駆動源側における駆動側のジョイント部材3の内部に給電用の端子(軸端部コイルバネ2)があることになるので、この給電部も回転体から構成する必要がある。
このために、駆動源側においても回転体への給電経路が必要となり、駆動回転軸1の周側面にカーボンブラシなどの導電性部材から成る端子部材20を接触させることにより給電経路を構成しているが、この給電経路の構成では部品点数が多くなり、小型化や組立性の面で不利となっている。
(1) 本発明に係る現像ローラー駆動機構(請求項1に対応)は、画像形成装置における現像装置の現像ローラーに対して、バイアス電圧供給源から現像バイアス電圧を供給する給電経路を備えると共に、駆動力発生源からの回転駆動力を伝達する現像ローラー駆動機構を前提として、
導電性の材質により形成され、上記現像ローラーの回転中心軸と同軸上に位置される駆動回転軸と、
上記駆動回転軸の現像ローラー側の端部において、上記現像ローラーに回転駆動力を伝達するために固定されたジョイント部材と、同じく現像ローラーへ現像バイアス電圧を給電するために設けられた弾性給電部材と、
上記バイアス電圧供給源から現像バイアス電圧を上記駆動回転軸へ給電するために、この駆動回転軸の現像ローラー側とは反対側の端面に対して弾性により押圧接触され、且つ該バイアス電圧供給源に接続される端子プレートを備えて成り、
上記バイアス電圧供給源と駆動力発生源から現像ローラーに対して、現像バイアス電圧が供給可能であると共に、回転駆動力が伝達可能であることである。
また、上記駆動回転軸の現像ローラー側の端部に設けられた弾性給電部材が、現像ローラーの回転軸の端面に接触すると共に、上記駆動回転軸の現像ローラー側とは反対側の端面に、バイアス電圧供給源に接続されている端子プレートが弾性により押圧接触されるので、該バイアス電圧供給源からの現像バイアス電圧は、駆動回転軸を通って現像ローラーへ供給することができる。
また、バイアス電圧供給源からの駆動回転軸への給電経路が、該駆動回転軸の端面に端子プレートが弾性により押圧接触される構成と成っているため、部品点数を減らし給電経路を簡略化することができ、組立性を向上することが可能である。
このような構成により、駆動回転軸の端面に対して、端子ホルダにより給電端子を取り付けることができるので、通電性や摺動性等の観点から給電端子として望ましい材質や形状とすることが可能である。
このような構成により、給電端子をカーボンチップにより形成しているので、摺動性と導電性を併せ持つ端子部材とすることができる。
このような構成により、弾性給電部材がジョイント部材の内部に設けられているので、給電機能と駆動力伝達機能とを有する継手手段をコンパクトに構成することができる。
このような構成により、弾性給電部材が圧縮コイルバネにより構成されているので、安定した給電機能を達成することができる。
このように構成することによって、上記現像ローラー駆動機構においては、部品点数を減らし小型化することができると共に、組立性の向上を図ることができるものであるから、この現像ローラー駆動機構を用いる画像形成装置は、装置を小型化することができ、製造コストを低減することが可能である。
バイアス電圧供給源から現像ローラーへバイアス電圧を供給する給電経路において、導電性を有し回転駆動力を伝達する駆動回転軸の端面に対して、バイアス電圧供給源に接続された端子プレートを弾性により押圧接触させることによって、装置本体側から現像ローラーへバイアス電圧を供給するように構成したので、部品点数を減らし小型化することができる。また、給電経路の構成を簡単なものとすることができ、組立性を向上することが可能である。
なお、帯電装置はコロナワイヤ方式でも良いし、帯電ローラー方式でも良い。露光装置は、半導体レーザーが出射するレーザー光をポリゴンミラーで走査する方式でも良いし、LED方式でも良い。転写装置はワイヤ転写方式でも良いし、転写ローラー方式でも良い。また、中間転写体を用いても良い。
図1に示されるように、駆動回転軸1は導電性の材質で円柱状に形成され、その現像ローラー側(図1の右側)の端面には同じく導電性を持つ軸端部コイルバネ(弾性給電部材)2が設けられている。ジョイントを構成する駆動側のジョイント部材3は絶縁材料により形成されており、上記駆動回転軸1の現像ローラー側に固定されている。このジョイント部材3の外周部3aは平歯車形状となっており、矢印B方向に移動してくる現像ローラー(図示を省略)の回転軸13に固定された被駆動側のジョイント部材11の内周部11aと噛み合うことにより、上記駆動回転軸1からの駆動力を現像ローラーに伝達することが可能になると共に、上記被駆動側のジョイント部材11の内部で回転軸13の端面に設けられたローラー側端子12が、上記軸端部コイルバネ2を押圧することにより電気的導通が確保される。
また、上記駆動回転軸1における現像ローラー側とは反対側の端面には、給電端子として摺動性と導電性を持ち合わせた給電端子であるカーボンチップ5が設けられている。
また、図2(b)に示されているように、上記端子ホルダ5aの先端部5cに曲げ部5dを形成し、さらに駆動回転軸1に凹形状の溝1aを設けることにより、先端部5cの曲げ部5dが溝1aに引っ掛かることになり、一層外れ難い構成とすることも可能である。
上記端子プレート9は絶縁カバー(図示を省略)により覆われており、上述した部品以外への導通は遮断されている。また、本実施例では、本体側ハウジング8が導電性の材質であるため、各ベアリング6、14にはそれぞれベアリングホルダ7、15が設けられているが、本体側ハウジング8が絶縁性の材質で形成されている場合はこの限りでない。
2…軸端部コイルバネ(弾性給電部材) 3…駆動側のジョイント部材
3a…ジョイント部材の外周部 4…ギヤ
5…カーボンチップ(給電端子) 5a…端子ホルダ
5b…溝 5c…先端部
5d…曲げ部 6…ベアリング
7…ベアリングホルダ 8…本体側ハウジング
9…端子プレート 9a…接触部
9b…端子プレート部
10…ハーネス 10a…コネクタ部
11…被駆動側のジョイント部材 12…ローラー側端子
13…(現像ローラーの)回転軸 14…ベアリング
15…ベアリングホルダ
Claims (6)
- 画像形成装置における現像装置の現像ローラーに対して、バイアス電圧供給源から現像バイアス電圧を供給する給電経路を備えると共に、駆動力発生源からの回転駆動力を伝達する現像ローラー駆動機構において、
導電性の材質により形成され、上記現像ローラーの回転中心軸と同軸上に位置される駆動回転軸と、
上記駆動回転軸の現像ローラー側の端部において、上記現像ローラーに回転駆動力を伝達するために固定されたジョイント部材と、同じく現像ローラーへ現像バイアス電圧を給電するために設けられた弾性給電部材と、
上記バイアス電圧供給源から現像バイアス電圧を上記駆動回転軸へ給電するために、この駆動回転軸の現像ローラー側とは反対側の端面に対して弾性により押圧接触され、且つ該バイアス電圧供給源に接続される端子プレートを備えて成り、
上記バイアス電圧供給源と駆動力発生源から現像ローラーに対して、現像バイアス電圧が供給可能であると共に、回転駆動力が伝達可能であることを特徴とする現像ローラー駆動機構。 - 上記駆動回転軸の現像ローラー側とは反対側の端面に、給電端子が形成された端子ホルダを取り付けることを特徴とする請求項1に記載の現像ローラー駆動機構。
- 上記給電端子がカーボンチップから成ることを特徴とする請求項2に記載の現像ローラー駆動機構。
- 上記駆動回転軸の現像ローラー側の端部に設けられた弾性給電部材が、上記ジョイント部材の内部に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の現像ローラー駆動機構。
- 上記弾性給電部材が圧縮コイルバネから成ることを特徴とする請求項4に記載の現像ローラー駆動機構。
- 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の現像ローラー駆動機構を備えることを特徴とする画像形成装置。
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