JP5428798B2 - ワイヤーロープ検査装置 - Google Patents
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Description
下記特許文献2には、エレベータ制御盤からのかご位置信号を入力し、かご位置信号を基にかごが画像1コマ分走行していれば、ITV装置のシャッタを切って1コマ分の画像を取り込み、エレベータ用ワイヤーロープの映像を所定の昇降行程にわたって撮影する技術が開示されている。
下記特許文献3には、ワイヤーロープ撮影用のCCDカメラとワイヤーロープ位置検出用のロータリーエンコーダを設置し、エレベータを走行させながら画像を撮影すると共に、ロータリーエンコーダの出力信号を基にロープ位置を検出する技術が開示されている。
ワイヤーロープを走行しながら連続撮影を行う撮影手段と、
撮影画像とワイヤーロープ位置の対応付けを行って撮影画像を保存する画像保存手段と、
表示したいワイヤーロープ位置を指定することで、その指定位置に対応する前記ワイヤーロープの撮影画像を表示する画像表示手段と、
撮影画像による目視検査を実施する際に前記ワイヤーロープの検査区間における目視検査の検査実施有無を表示する検査有無表示手段と
を備える
ことを特徴とする。
初期状態においては全ての検査区間に対して検査実施有無を「無」と設定し、目視検査を実施した検査区間については自動的に検査実施有無を「有」としたリストを作成する検査リスト作成手段を備える
ことを特徴とする。
前記リスト上において目視検査したい箇所を指定すると、指定した検査区間に対応する前記ワイヤーロープの撮影画像を前記画像表示手段に表示させると共に、前記目視検査の検査結果の入力を行う検査結果入力手段を備える
ことを特徴とする。
前記検査結果から帳票を作成して表示する検査結果帳票表示手段と、
前記検査結果からグラフを作成して表示する検査結果グラフ表示手段と
を備える
ことを特徴とする。
前記画像表示手段は、前記帳票及び前記グラフ上から表示したいワイヤーロープ位置を指定することで、該ワイヤーロープ位置に対応する前記ワイヤーロープの撮影画像を表示する
ことを特徴とする。
前記ワイヤーロープの素線切れを検出するセンサと、
前記センサにおいて素線切れの反応があったワイヤーロープ位置を記録する素線切れ検出手段と
を備え、
前記検査有無表示手段は、撮影画像による目視検査を実施する際に前記ワイヤーロープの検査区間における素線切れ反応有無を表示する
ことを特徴とする。
本実施例に係るワイヤーロープ検査装置は、ワイヤーロープを走行しながら連続撮影を行った撮影画像を基にワイヤーロープの状態を確実に検査できるワイヤーロープ検査装置を提供することを目的としている。
図1に示すように、本実施例に係るワイヤーロープ検査装置は、カメラ10、画像入力部11、画像一時保存部12、画像解析部13、記憶部14、処理設定部15、画像表示部16、検査リスト作成部17、検査有無表示部18、検査結果入力部19とにより構成されている。これにより、本実施例に係るワイヤーロープ検査装置は、対話的なインタフェースを持つ目視検査機能を実現している。
画像入力部11では、カメラ10から送信した画像データを受信し、画像一時保存部12へ保存する。
処理設定部15では、基準テンプレート画像設定範囲、ワイヤーロープ走行確認範囲、ワイヤーロープに対するカメラ位置、カメラパラメータ、対象ロープ部分判定閾値、検査リスト作成に用いる検査間隔等の処理設定データを設定すると共に、これらの処理設定データを記憶部14へ保存する。また、ワイヤーロープ画像の保存開始及び保存終了の画像解析動作指令を画像解析部13へ送信する。さらに、表示したいワイヤーロープ位置を画像表示部16へ送信する。
また、点検作業を別の場所で時間をかけて実施できるため、点検現場にて目視検査を行う手法に比べて欠陥の見逃しを少なくすることができる。
また、検査したワイヤーロープの箇所と検査結果を記録した箇所に食い違いが発生しない。このため、検査において手戻りが発生しないようにすることができる。
本実施例に係るワイヤーロープ検査装置は、第1の実施例に係るワイヤーロープ検査装置に検査結果表示機能を追加したことを特徴としている。本実施例に係るワイヤーロープ検査装置における検査結果表示機能においては、後述する「検査結果帳票表示」及び「検査結果グラフ表示」を実施する。
図2に示すように、本実施例に係るワイヤーロープ検査装置は、第1の実施例に係るワイヤーロープ検査装置の構成に、検査結果帳票表示部20及び検査結果グラフ表示部21を追加した構成となっている。ただし、画像表示部16においては第1の実施例のワイヤーロープ検査装置における機能に加え、検査結果帳票表示部20、検査結果グラフ表示部21からも表示したいワイヤーロープ位置を受信するものとする。
また、素線切れのある部分のような欠陥部の画像を簡易な操作で確認することができる。
本実施例に係るワイヤーロープ検査装置は、第2の実施例に係るワイヤーロープ検査装置に素線切れ検出機能を追加したことを特徴としている。
図4に示すように、かご102を吊るしているワイヤーロープ100を磁化するため素線切れ検出センサ31がワイヤーロープ100と接触するように設置する。なお、ワイヤーロープ100の位置検出を行う画像を撮影するカメラ10と素線切れ検出センサ31の設置位置は異なっているため、カメラ10と素線切れ検出センサ31との距離については装置設置時に計測しセンサオフセット距離として記録しておく。なお、図4に示すように、照明101を設置してもよい。
図3に示すように、本実施例に係るワイヤーロープ検査装置は、第2の実施例に係るワイヤーロープ検査装置に素線切れ検出部30を追加する。素線切れ検出部30では、処理設定データを入力し、素線切れ検出センサ31に素線切れの反応を検出した場合、センサオフセット距離を考慮したワイヤーロープ位置を素線切れ反応位置データとして設定し、記憶部14へ保存する。
また、素線切れ検出に関してはセンサ反応と目視検査による二重の検査ができるため、目視検査のみの場合に対して、素線切れを見逃す可能性を少なくすることができる。
11 画像入力部
12 画像一時保存部
13 画像解析部
14 記憶部
15 処理設定部
16 画像表示部
17 検査リスト作成部
18 検査有無表示部
19 検査結果入力部
20 検査結果帳票表示部
21 検査結果グラフ表示部
30 素線切れ検出部
31 素線切れ検出センサ
100 ワイヤーロープ
101 照明
102 かご
Claims (6)
- ワイヤーロープを走行しながら連続撮影を行う撮影手段と、
撮影画像とワイヤーロープ位置の対応付けを行って撮影画像を保存する画像保存手段と、
表示したいワイヤーロープ位置を指定することで、その指定位置に対応する前記ワイヤーロープの撮影画像を表示する画像表示手段と、
撮影画像による目視検査を実施する際に前記ワイヤーロープの検査区間における目視検査の検査実施有無を表示する検査有無表示手段と
を備える
ことを特徴とするワイヤーロープ検査装置。 - 初期状態においては全ての検査区間に対して検査実施有無を「無」と設定し、目視検査を実施した検査区間については自動的に検査実施有無を「有」としたリストを作成する検査リスト作成手段を備える
ことを特徴とする請求項1に記載のワイヤーロープ検査装置。 - 前記リスト上において目視検査したい箇所を指定すると、指定した検査区間に対応する前記ワイヤーロープの撮影画像を前記画像表示手段に表示させると共に、前記目視検査の検査結果の入力を行う検査結果入力手段を備える
ことを特徴とする請求項2に記載のワイヤーロープ検査装置。 - 前記検査結果から帳票を作成して表示する検査結果帳票表示手段と、
前記検査結果からグラフを作成して表示する検査結果グラフ表示手段と
を備える
ことを特徴とする請求項3に記載のワイヤーロープの検査装置。 - 前記画像表示手段は、前記帳票及び前記グラフ上から表示したいワイヤーロープ位置を指定することで、該ワイヤーロープ位置に対応する前記ワイヤーロープの撮影画像を表示する
ことを特徴とする請求項4に記載のワイヤーロープの検査装置。 - 前記ワイヤーロープの素線切れを検出するセンサと、
前記センサにおいて素線切れの反応があったワイヤーロープ位置を記録する素線切れ検出手段と
を備え、
前記検査有無表示手段は、撮影画像による目視検査を実施する際に前記ワイヤーロープの検査区間における素線切れ反応有無を表示する
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のワイヤーロープの検査装置。
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