JP5428767B2 - 放射線画像生成システム - Google Patents

放射線画像生成システム Download PDF

Info

Publication number
JP5428767B2
JP5428767B2 JP2009253811A JP2009253811A JP5428767B2 JP 5428767 B2 JP5428767 B2 JP 5428767B2 JP 2009253811 A JP2009253811 A JP 2009253811A JP 2009253811 A JP2009253811 A JP 2009253811A JP 5428767 B2 JP5428767 B2 JP 5428767B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
unit
radiation image
image data
radiation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009253811A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011098025A (ja
Inventor
和弘 有田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2009253811A priority Critical patent/JP5428767B2/ja
Publication of JP2011098025A publication Critical patent/JP2011098025A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5428767B2 publication Critical patent/JP5428767B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は放射線画像生成システムに関し、特に無線通信を行う可搬型の放射線画像生成装置を用いる放射線画像生成システムに関する。
医療診断の場においては、CRカセッテに内蔵された蛍光体プレートを励起光で走査することにより放射線画像データを読み取る読取装置と、当該読取装置で読み取られた放射線画像データを取得する制御装置(コンソール)とを用いたCR(Computed Radiography)システムが実用化されている(特許文献1参照)。
更に、上述したCRカセッテに代わり、基板上に2次元的に配列された放射線検出素子を内蔵し、当該放射線検出素子に照射された放射線量に応じた電気信号を出力することが可能な、放射線画像生成装置としてのFPD(Flat Panel Detector)装置が提案されている。このFPDを用いれば、励起光を照射して放射線画像を読み取る読取装置を必要とせず、直接的に放射線画像のデータを得ることができるので、CRカセッテを用いた場合よりもシステム自体を小型化することが可能となり、また、撮影作業も円滑となる。
このようなメリットからCRカセッテで構築された既存のCRシステムに対してFPDへの置き換えを行いたいという要望がある。特に半導体技術の向上により小サイズで軽量化が可能となりCRカセッテと同等のサイズの可搬型で無線通信部を備えたFPDを用いることにより置き換えが可能である。
置き換えを行う場合にはCRシステムで用いていた放射線を照射する放射線照射部、CRカセットを取り付ける撮影台(いわゆるブッキー装置)等の設備をそのまま流用できるために、導入コストを抑えることができるというメリットがある。
そして、より迅速且つ広範囲な部位の撮影を可能とするため、バッテリを内蔵し、可搬型で無線通信を可能とするカセッテタイプのFPDが考案されている(特許文献2参照)。
撮影により得られた放射線画像データは、正常に撮影が行われたか否かをコンソールで確認している。また近年は半導体技術の向上によりFPDは小型化、軽量化が図られており、このようなFPDの特徴を生かすためには、FPDからコンソールへの放射線画像データの移動を無線通信方式で行うことが求められている。
複数の撮影室が設けられ、複数のFPDを同時に使うような比較的大規模な病院においては、複数の撮影室で同時に無線通信が行われたような場合には、隣接する撮影室間で通信電波が干渉し、その結果安定して通信が行えないことになる。
このような問題に対して特許文献3に開示された医用画像処理システムでは、ネットワーク監視手段が、テスト用のデータを通信手段により送受信することにより通信ネットワークにおける通信速度を常時検出し、その通信負荷を常時監視している。そしてその監視結果により通信負荷が大きいと判断した場合には、優先順位の低いデータの送信を直ぐに行わずに設定した時間の後に送信するように制御している。
特開2002−158820号公報 特開2002−248095号公報 特開2004−222982号公報
放射線技師等による正常に行われたか否かの確認は、FPDで撮影した放射線画像データを無線によりコンソールに送信させ、コンソールで表示した表示画面により行っている。複数枚の撮影を連続して行う場合には、撮影した放射線画像データを転送しその都度確認する必要があり、このような場合には転送速度の低下は、連続する撮影を迅速に行えないという問題となる。
特許文献3の医用画像処理システムでは、通信負荷を常時監視するためにテスト用のデータを常時送受信する必要があり、可搬形のFPDのように内蔵するバッテリにより電源の供給を行っている場合には、バッテリ消費の観点から、好ましくないという問題と、監視のためのテスト用のデータと放射線画像データとではデータサイズが大きく異なるために、テスト用のデータによる通信負荷の監視では、実際の通信速度が反映されていない虞がある。
本願発明は上記問題に鑑み、通信状態を監視するとともにFPDの省電力化を図ること及び通信速度の低下による問題を未然に回避することが可能となる放射線画像生成システムを提供することを目的とする。
上記の目的は、下記に記載する発明により達成される。
1.放射線照射装置からの放射線に基づいて放射線画像データを生成する放射線画像データ生成部と、無線通信方式により通信する通信部と、装置の各部に電力を供給する電源部と、を備えた放射線画像生成装置と、
前記通信部により直接的又は間接的に無線通信する通信部と、タイマーとを備えた制御装置と、を有し、
前記制御装置は、前記放射線画像生成装置から放射線画像データを受信する際に、データ転送時間と受信した放射線画像データのサイズから通信速度を算出し、算出した通信速度と受信した時刻と、放射線画像データを受信した際に前記放射線画像生成装置が存在した位置情報とを関連づけて通信環境情報として記憶させることを特徴とする放射線画像生成システム。
2.前記制御装置は、記憶させた前記通信環境情報の経時変化又は周期特性に基づいて、前記放射線画像生成装置が前記制御装置への無線通信を行う際に用いる通信チャネル又は無線通信の規格の変更を行わせることを特徴とする前記1に記載の放射線画像生成システム。
3.放射線照射装置からの放射線に基づいて放射線画像データを生成する放射線画像データ生成部と、無線通信方式により通信する通信部と、装置の各部に電力を供給する電源部と、を備えた放射線画像生成装置と、
前記通信部により直接的又は間接的に無線通信する通信部と、タイマーとを備えた制御装置と、を有し、
前記制御装置は、
前記放射線画像生成装置から放射線画像データを受信する際に、データ転送時間と受信した放射線画像データのサイズから通信速度を算出し、算出した通信速度と受信した時刻を関連づけて通信環境情報として記憶させ、
記憶させた前記通信環境情報の経時変化又は周期特性に基づいて、前記放射線画像生成装置が前記制御装置への無線通信を行う際に用いる通信チャネル又は無線通信の規格の変更を行わせることを特徴とする放射線画像生成システム。
4.表示部を備え、
前記制御装置は前記表示部に、前記通信環境情報を表示させることを特徴とする前記1から3の何れか一項に記載の放射線画像生成システム。
放射線画像生成装置から放射線画像データを受信する際に、通信速度を算出し、算出した通信速度と受信した時刻を関連づけて通信環境情報として記憶させることにより、通信状態を監視するとともにFPDの省電力化を図ること及び通信速度の低下による問題を未然に回避することが可能となる。
本実施形態における放射線画像生成システム1の概略構成を示す図である。 コンソール7の要部構成を示すブロック図である。 FPD6の要部構成を示すブロック図である。 本実施形態における放射線画像生成システムのコンソール7が行う制御フローの説明図である。 通信速度の経時変化をグラフ表示したものである。 複数の撮影室を備える病院における放射線画像生成システム1の概略構成を示す図である。 他の実施形態におけるコンソール7が行う制御フローの説明図である。
本発明を実施の形態に基づいて説明するが、一例であり、本発明は該実施の形態に限られない。
本実施形態における放射線画像生成システムについて図1から図5に基づいて説明する。図1は、本実施形態における放射線画像生成システム1の概略構成を示す図である。
放射線画像生成システム1は、図1に示すように、放射線撮影に関する操作を行う撮影操作装置4と、例えば無線LAN(Local Area Network)により無線通信を行うための無線アクセスポイント5と、放射線画像生成装置6(以下、単にFPD6と称す)により生成された放射線画像データに画像処理を行うコンソール7とがネットワークNを通じて接続されて構成されている。なお、ここでは図示してないが、放射線画像生成システム1は、患者診断情報や会計情報を一元管理するHIS(Hospital Information System)や放射線診療の情報を管理するRIS(Radiology Information System)とネットワークNを介して接続されている。ネットワークNは、当該システム専用の通信回線であってもよいが、システム構成の自由度が低くなってしまう等の理由のため、イーサネット(登録商標)等の既存の回線である方が好ましい。
100は撮影室である。撮影室100は放射線照射装置3、撮影操作装置4、無線通信を行う無線アクセスポイント5、これらを接続するHUB9を備えている。ブッキ撮影台11aは臥位用、ブッキ撮影台11bは立位用の撮影台である。両者は撮影時の患者Pの体位以外は同様の構成であり、以下これらを総称してブッキ撮影台11として説明する。
放射線照射装置3は、放射線技師の指示の基でブッキ撮影台11に横たわっている患者Pに対して放射線を照射するようになっており、ブッキ撮影台11の下方には、FPD6を装着する装着部110が設けられている。放射線照射装置3は、撮影操作装置4により制御されて所定の撮影条件で放射線撮影を行うようになっている。装着部110の開口は、規格化サイズのCRやFPDのカセッテを挿脱できる寸法になっている。
また放射線照射装置3と装着部110に装填したFPD6との撮影タイミングの同期は、両者間で無線アクセスポイント5を経由した無線通信により行うようにしてもよい。
無線アクセスポイント5は、放射線照射装置3を備えた撮影室の所定領域内でFPD6とコンソール7とが無線通信する際に、これらの通信を中継する機能をもつ。無線アクセスポイント5を経由することによりFPD6とコンソール7とは間接的に無線通信を行っている。なお、図1に示す実施形態においては、無線通信方式としては汎用的な無線LAN(例えば、IEEE802.11a/b/n準拠の通信方式)により行っている。無線LAN以外の実施例としては、UWB(Ultra Wide Band)を用いて、FPD6とコンソール7とが直接的に通信するようにしてもよい。またこれらに限られず、電波(空間波)を用いるものの他に、赤外線や可視光線等(レーザー等)を用いた光無線通信(例えば、IrDA)、音波又は超音波を用いた音響通信により無線通信するようにしてもよい。
[コンソール7]
図2は、「制御端末」として機能するコンソール7の要部構成を示すブロック図である。コンソール7は、図2に示すように、制御部74、通信部75、表示部77、入力操作部78、記憶部70等を備えて構成されており、各部はバス71により接続されている。
表示部77は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等を備えて構成され、制御部74から送られる表示信号の指示に従って、前記患者リスト、各種のメッセージや画像等、各種画面を表示するものである。
入力操作部78は、例えば、キーボードやマウス等から構成されており、キーボードで押下操作されたキー入力信号やマウスによる操作信号を入力信号として制御部74に対して出力するものである。なお、入力操作部78は、表示部77の表示画面を覆う透明なシートパネルに、指又は専用のスタイラスペンで触れることにより入力される位置情報を入力信号として制御部74に出力する、いわゆる、タッチパネルにより構成されていてもよい。
記憶部70は、通信環境情報、あるいはネットワークNに接続されている院内の受付端末等で入力された撮影オーダ(後述の表2)を記憶することができる。
通信部75は、ネットワークNに接続され、各装置と通信する。そしてネットワークNに接続されている無線アクセスポイント5を介して無線LAN等の無線通信方式によりFPD6との間で各種情報の通信を行う。
制御部74は、CPU(Central Processing Unit)等から構成され、ROMに格納される所定のプログラムを読み出してRAMの作業領域に展開し、当該プログラムに従って各種処理を実行するように構成されている。また内部には時刻を出力するタイマー741及び、通信速度を演算する速度演算部742を備える。
放射線画像生成システムでは個々のFPD6に固有の識別IDを付与している。記憶部70には各々のFPD6が備える通信部で使用可能な通信方式がリスト化されている。
[FPD6]
図3に基づいて放射線画像生成装置としてのFPD6について説明する。図3は、FPD6の要部構成を示すブロック図である。図3に示すように、FPD6の制御系は、制御部64、撮像パネル62、記憶部60、電源部68、無線通信部65、等を備え、各部はバス61により接続されている。
制御部64は、例えば、CPU等から構成され、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出してRAM内に形成されたワークエリアに展開し、当該制御プログラムに従ってFPD6の各部を制御する。ROMは、不揮発性の半導体メモリ等により構成され、制御部64で実行される制御プログラム、各種プログラム及び、FPD6の識別ID等を記憶する。
記憶部60は、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性メモリやRAMから構成され、放射線画像生成部として機能する撮像パネル62に蓄積された電気信号が読み取られることにより取得された、放射線画像データを記憶可能となっている。なお容量に応じて複数撮影回分の放射線画像データを記憶させるようにしてもよい。
バッテリとしての電源部68は、FPD6を構成する複数の駆動部(制御部64、撮像パネル62、記憶部60など)に電力を供給する。この電源部68は、例えば予備電池と充電自在な充電池とで構成されており、不図示のコネクタを外部のクレードルに接続することにより、充電池を充電させることが可能である。FPD6は、カセッテ型として可搬可能に構成されている。可搬可能とし、かつ、規格に合わせてサイズを適正化とすることにより既存のCRシステム(CR:Computed Radiography)で構築したブッキ撮影台11等の撮影装置に装填するようにもできる。このようなことによりCRシステムに対して置き換えが徐々に行えるというメリットがある。
撮像パネル62の放射線照射側には発光層が設けられている。発光層は一般にシンチレータ層と呼ばれるものであり、例えば、蛍光体を主たる成分とし、入射した放射線に基づいて、波長が300nmから800nmの電磁波、すなわち、可視光線を中心に紫外光から赤外光にわたる電磁波(光)を出力する。撮像パネル62では当該発光層から出力された電磁波(光)を電気エネルギーに変換して蓄積し、蓄積された電気エネルギーに基づく画像信号の出力を行う光電変換部がマトリクス状に配列された撮像パネル62が形成されている。なお、1つの光電変換部から出力される信号が、放射線画像データを構成する最小単位となる1画素に相当する信号となる。
[制御フロー]
図4は、本実施形態における放射線画像生成システムのコンソール7が行う制御フローの説明図である。まず図4のフローで放射線画像データをFPD6から受信した場合(ステップS11:Yes)には通信速度の算出を行う。通信速度の算出は速度演算部742により、データ転送時間で放射線画像データのサイズを除することにより通信速度の計測を行う。データ転送時間は、例えば、タイマー741を用いて放射線画像データの1Lineを受信した時刻と、最終Lineを受信した時刻とから算出する(ステップS12)。
通信速度と、受信時刻を関連づけ、これらを通信環境情報のデータとして記録する(ステップS13)。記録は、コンソール7の記憶部70に記憶してもよく、あるいはネットワークNに接続されているサーバ等に記録するようにしてもよい。通信環境情報は、FPD6から放射線画像データが送信される毎に、データに蓄積してゆく。
ステップS14では蓄積した通信環境情報を表示部77に一覧表示する。表1は表示部77に日付、時刻、通信速度とFPDの識別IDを一覧表示した例を示している。
Figure 0005428767
また表示部77に図5のように横軸を時間、縦軸を通信速度としてグラフ表示させてもよい。時刻t0は初期状態、このときの通信状態は正常であり所定の通信速度を示している。これに対して時刻t1では一時的に通信速度が低下したことを示している。時刻t2から時刻t3では、通信速度の低下が継続していることを示している。
インフラ整備担当者等のシステム管理者は表1に示す一覧表示や図5を参照することにより、通信状態の変化を知ることが可能となる。システム管理者としては例えば以下のように判断することができる。
(A1)通信速度の低下が、図5の時刻t1のように一過性の問題であれば、通信環境に影響する事象が発生したことが推定できるが、直ぐに対応する必要はないと判断し、経過を見守る対応を取る。
(A2)但し、時刻t1のような低下が毎日の特定の時間帯に生じるなど周期性がある場合には、周辺で電波干渉源となる機器が動作しており、その特定の時間帯のみ無線通信に利用する通信チャネルあるいは通信規格を変更することにより周波数を変更する。周波数を変更することにより混信を避け、通信環境の維持を図ることが可能となる。例えば通信規格がIEEE802.11b/gであれば2.4GHz帯を5MHz間隔で1chから14chまでの14の通信チャネルがあるので、周波数が重複しない通信チャネルへ変更する。また通信規格をIEEE802.11bからIEEE802.11aに変更することにより2.4GHz帯から5.0GHz帯に変更することができる。
(A3)時刻t2からt3のように継続した通信速度の低下が生じた場合には、周辺で電波干渉源となる機器が動作していることが考えられ、無線通信に利用する周波数を変更する。
(A4)周波数の変更を複数回行っても通信速度の低下が改善しない場合には、中継装置等の機器の不調が疑われるので機器の交換を行う。
本実施形態によれば、FPDからコンソールに放射線画像データを送信する際の通信速度を監視することにより、放射線画像データ以外の不要なデータの通信による電力の消費をせずに済むので省電力化を図ることができ、また実際の送信データそのもので通信速度を監視するので実際の通信速度を知ることができる。
更に、通信環境情報を表示部に一覧表示することにより、システム管理者は通信状態の変化を知ることが容易となり、より適切な対応をとることが可能となる。
[他の実施形態]
図6は、複数の撮影室を備える病院における放射線画像生成システム1の概略構成を示す図である。100a、100b、100cは撮影室であり、各撮影室の内部構成は図1に示した撮影室100と同様の構成である。撮影室100a、100b、100cの内部には、それぞれ無線アクセスポイント5が設けられている。
FPDがいずれの撮影室100に存在するかは、例えば、FPD6にRFIDを設け、RFIDを検出するRFID検出センサを撮影室100の出入口に設け、RFID検出センサがFPD6のRFIDを検出することによりその存在を把握することができる。
更に、図1に示すように、一の撮影室100に複数のブッキ撮影台11が存在する場合には、使用したブッキ撮影台11を特定することにより、FPD6の存在する位置をより詳細に特定することができる。使用したブッキ撮影台11の特定は放射線技師が撮影操作装置4に入力する情報により行ってもよく、装着部110にFPDが装着されたことにより自動に検知するようにしてもよい。
Figure 0005428767
表2は、記憶部70に記憶させた通信環境情報の例である。表2においては放射線画像データを受信した際に前記放射線画像生成装置が存在した位置情報として、撮影室及び撮影台(ブッキ撮影台)を、受信時刻及び通信速度と関連づけて記憶させている。またその際の通信条件として通信規格及び通信チャネルも合わせて記憶させている。
本実施形態のように、FPDからコンソールに放射線画像データを送信する際の通信速度を監視する際に、FPD6が存在した位置情報から無線通信時の通信エリアを監視することにより、より詳細に通信状態を監視することができる。
図7は、コンソール7が行う制御フローの説明図である。ステップS21では、コンソール7は記憶部70に記憶した通信環境情報を読み出す。通信環境情報の例としては、表1、表2に示したものがある。
ステップS22では、読み出した通信環境情報から、通信環境の解析を行う。通信環境の解析として、放射線画像データ受信時の個々の通信速度が許容可能な最低値を下回っていないかを判断したり、経時的なトレンドとして漸減傾向で前記最低値を下回る予兆が見られるかを判断したり、あるいは合わせて前述の(A1)から(A3)のように、通信速度の経時変化又は周期特性も解析したりしてもよい。また(A4)の状況であれば、表示部77に警告を行い、システム管理者への対応を促すようにしてもよい。
ステップS23では、ステップS22の解析の結果、通信状態に問題がある、あるいは問題となる予兆が見られる場合(ステップS23:Yes)にはステップS24で問題となった周波数帯域を避けるように通信チャネルの変更あるいは通信規格の変更(例えばIEEE802.11bからIEEE802.11aに変更)をFPD6に指示する。そしてFPD6では、以降においては指示された通信チャネル(あるいは通信規格)で通信を行う。なおコンソール7は、通信に問題のあった通信エリアに他のFPD6が移動してきた場合には、当該FPD6に対しても問題となった通信チャネル及び通信規格は避けるように指示を行うようにしてもよい。
本実施形態によれば、通信環境情報の経時変化又は周期特性に基づいて通信チャネル又は無線通信の規格の変更を行なわせることにより、通信速度の低下による問題を未然に回避することが可能となる。
1 放射線画像生成システム
3 放射線照射装置
4 撮影操作装置
5 無線アクセスポイント
6 FPD
60 記憶部
62 撮像パネル
64 制御部
67 電源部
65 無線通信部
11a、11b 撮影台
7 コンソール
70 記憶部
74 制御部
75 通信部
77 表示部
78 入力操作部
100 撮影室
100a 撮影室
110 装着部
741 タイマー
742 速度演算部

Claims (4)

  1. 放射線照射装置からの放射線に基づいて放射線画像データを生成する放射線画像データ生成部と、無線通信方式により通信する通信部と、装置の各部に電力を供給する電源部と、を備えた放射線画像生成装置と、
    前記通信部により直接的又は間接的に無線通信する通信部と、タイマーとを備えた制御装置と、を有し、
    前記制御装置は、前記放射線画像生成装置から放射線画像データを受信する際に、データ転送時間と受信した放射線画像データのサイズから通信速度を算出し、算出した通信速度と受信した時刻と、放射線画像データを受信した際に前記放射線画像生成装置が存在した位置情報とを関連づけて通信環境情報として記憶させることを特徴とする放射線画像生成システム。
  2. 前記制御装置は、記憶させた前記通信環境情報の経時変化又は周期特性に基づいて、前記放射線画像生成装置が前記制御装置への無線通信を行う際に用いる通信チャネル又は無線通信の規格の変更を行わせることを特徴とする請求項1に記載の放射線画像生成システム。
  3. 放射線照射装置からの放射線に基づいて放射線画像データを生成する放射線画像データ生成部と、無線通信方式により通信する通信部と、装置の各部に電力を供給する電源部と、を備えた放射線画像生成装置と、
    前記通信部により直接的又は間接的に無線通信する通信部と、タイマーとを備えた制御装置と、を有し、
    前記制御装置は、
    前記放射線画像生成装置から放射線画像データを受信する際に、データ転送時間と受信した放射線画像データのサイズから通信速度を算出し、算出した通信速度と受信した時刻を関連づけて通信環境情報として記憶させ、
    記憶させた前記通信環境情報の経時変化又は周期特性に基づいて、前記放射線画像生成装置が前記制御装置への無線通信を行う際に用いる通信チャネル又は無線通信の規格の変更を行わせることを特徴とする放射線画像生成システム。
  4. 表示部を備え、
    前記制御装置は前記表示部に、前記通信環境情報を表示させることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の放射線画像生成システム。
JP2009253811A 2009-11-05 2009-11-05 放射線画像生成システム Expired - Fee Related JP5428767B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009253811A JP5428767B2 (ja) 2009-11-05 2009-11-05 放射線画像生成システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009253811A JP5428767B2 (ja) 2009-11-05 2009-11-05 放射線画像生成システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011098025A JP2011098025A (ja) 2011-05-19
JP5428767B2 true JP5428767B2 (ja) 2014-02-26

Family

ID=44189703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009253811A Expired - Fee Related JP5428767B2 (ja) 2009-11-05 2009-11-05 放射線画像生成システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5428767B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104684462B (zh) * 2012-09-26 2016-08-24 富士胶片株式会社 医用图像管理系统以及医用图像管理方法
JP6113093B2 (ja) 2013-09-17 2017-04-12 富士フイルム株式会社 可搬型放射線撮影装置及び可搬型放射線撮影システム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3848587B2 (ja) * 2002-03-15 2006-11-22 株式会社日立製作所 情報処理装置および通信路選択方法
JP2004222982A (ja) * 2003-01-23 2004-08-12 Konica Minolta Holdings Inc 医用画像処理システム及び医用画像処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011098025A (ja) 2011-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8866096B2 (en) Radiographic image photographing system and control device
EP2564783B1 (en) Radiographing system, method of controlling automatic exposure in radiographing system, and radiological image detection device
US9301725B2 (en) Radiation image capturing system
JP5884630B2 (ja) 放射線画像撮影システム
EP2564784B1 (en) Radiographing system, method of controlling automatic exposure in radiographing system, and radiological image detection device
EP2977010B1 (en) Radiation image capturing system for avoiding interference when using wireless signals between image capturing device, console and hospital information system
WO2005096944A1 (ja) 放射線画像撮影システム及び放射線画像撮影プログラム
US20110227750A1 (en) Radiation imaging system having radiation imaging cassette and console device, and radiation imaging program
JP2010075677A (ja) 放射線画像撮影装置、及び画像処理装置
JP5630250B2 (ja) 放射線画像撮影システム
JP5901973B2 (ja) X線診断装置
JP5428767B2 (ja) 放射線画像生成システム
JP2010057707A (ja) 放射線画像撮影システム
JP5298865B2 (ja) 放射線画像生成システム
JP2011172603A (ja) 放射線画像撮影システム
JP2013176407A (ja) 放射線画像撮影システム
JP2012101003A (ja) 放射線画像撮影システム
US11832985B2 (en) Radiography system, radiography apparatus used in the radiography system, and control apparatus used in the radiography system
JP2010249572A (ja) 放射線画像生成システム及び放射線画像生成装置
JP5773048B2 (ja) 放射線画像撮影装置の補正データ生成方法及び放射線画像撮影システム
JP2009291338A (ja) 放射線画像撮影システム
JP2010187734A (ja) 放射線画像撮像装置及び放射線画像撮像システム
JP2010197679A (ja) 放射線画像取得システム及び放射線画像検出カセッテ
JP2006116205A (ja) 放射線撮影システム
JP2009204671A (ja) 放射線画像撮影システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121003

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20130219

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20130416

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130903

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131009

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5428767

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees