JP3848587B2 - 情報処理装置および通信路選択方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置間をつなぐ複数の通信路から最適なデータ転送パスを選択する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
URL http://www.emc2.co.jp/で示されるWWWページには、ストレージとサーバとの間のデータ転送効率を向上させる管理ソフトウエアが記載されている。この管理ソフトウエアは、ストレージとホストとの間で転送されるデータのサイズに応じて、LAN(Local Area Network)およびSAN(Storage Area Network)のうちの一方をデータ転送パスとして選択する機能を有する。具体的には、以下の通りである。管理ソフトウエアは、ホストからLAN(Local Area Network)経由でNFS/CIFSファイル要求を受け付けると、ストレージ内におけるデータ位置を示すメタデータをホストに返す。これにより、ホストは、直接、SAN経由でストレージにデータを要求する。一方、転送データのサイズが小さくて、SAN経由でデータを転送することにメリットがない場合には、管理ソフトウエアは、データ転送パスとしてLANを選択する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の技術では、ストレージとホストとをつなぐ複数の通信路のなかから、必ずしも、最適なデータ転送パスを選択できる訳ではない。例えば、インターネットのような、動的に特性(例えば、トラフィック、通信速度)の変化するネットワークがホストとストレージとの間に存在している状況下において、ユーザが、データ転送効率の向上の観点から最適なデータ転送パスの選択を要求している場合、転送データのサイズだけに基づきデータ転送パスが選択されても、そのような要求を満たすとは限らない。
【0004】
そこで、本発明は、情報処理装置間に存在する複数の通信路が特性の変化するものであっても、それら複数の通信路のなかから最適な通信路を選択することができる情報処理装置を提供することを目的の一つとする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、
ホストに、当該ホストがアクセス可能な共有ストレージを提供する情報処理装置であって、
前記ホストにつながる複数の通信路が接続される接続手段と、
前記ホストのI/O要求に応じて、前記共有ストレージのI/O処理を実行するI/O処理手段と、
前記ホストと前記接続手段との間で行われたデータ転送ごとに、当該データ転送に用いられた通信路の識別子と、当該データ転送に用いられた通信条件と、当該データ転送中に測定された、前記ホストのI/O処理性能を表す性能情報との対応情報を、ログ情報として記憶する記憶手段と、
前記ホストと前記接続手段との間で、前記I/O要求の対象データの転送が行われる場合に、当該転送に用いる通信条件と前記各ログ情報の通信条件とを比較し、当該比較結果に基づき定まる1以上の通信ログのなかから、当該1以上の通信ログの性能情報に基づき選択した通信ログに含まれる識別子が特定する通信路を、前記I/O要求の対象データの転送に用いる通信路として、前記複数の通信路のなかから選択する選択手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照しながら、本発明に係る実施の一形態について説明する。
【0007】
まず、図1により、本実施の形態に係るストレージシステムの構成について説明する。
【0008】
本実施の形態に係るストレージシステムは、共有ストレージを提供する1台以上の情報処理装置(以下、サーバと呼ぶ)10と、複数の通信路30でサーバ10に接続された1台以上の情報処理装置(以下、ホストと呼ぶ)20と、を含んでいる。図1には、一例として、1台のサーバ10と2台のホスト20とを含むストレージシステムの概略構成を示してある。
【0009】
このストレージシステムにおいて、各通信路によるサーバ10とホスト20との接続方式は、どのようなものであってよい。例えば、イーサネット(登録商標)、無線ネットワーク、ATM(Asynchronous Transfer Mode)、ファイバーチャネル等のネットワーク接続方式であってもよい。また、サーバ10とホスト20との接続形態も、どのようなものであってもよいし、いずれかの通信路に、リピータ、ルータ、ゲートウェイ等の中継装置、ファイアウォール等が存在していてもよい。
【0010】
さて、サーバ10には、複数の通信路が接続可能な1または複数のネットワークインタフェースカード(NIC)13、後述の通信ログ生成処理およびデータ転送処理が定義された管理プログラムとOS等(Operating System)とがインストールされたハードディスク12、メモリ(不図示)、ハードディスク12からメモリにロードされたプログラムを実行するCPU11、ディスクコントローラ14、I/O処理を高速化させるためのキャッシュメモリ16、これらの間を相互につないだバス(不図示)が内蔵されている。そして、ディスクコントローラ14には、例えば、共有ストレージ15として提供されるハードディスクが1台以上接続されている。ここでは、共有ストレージ15の具体例としてハードディスクを挙げているが、磁気テープ記憶装置、光ディスク等の、ハードディスク以外の一般的なストレージを共有ストレージとして用いてもよい。ただし、いずれのストレージを用いる場合であっても、そのデータ記憶領域が、ホスト20がアクセス可能な単位(ボリューム、パーティション、ブロックおよびその集合、ファイル等)に区分されている必要がある。
【0011】
このようなハードウエアおよびプログラムによって、サーバ10は、所定サイズ以上のデータ(I/O要求の対象データ)をホスト20との間で送受信する通信制御部111、ホスト20との間のデータ転送パスとして通信制御部111が用いる通信路を複数の通信路30から選択する通信路選択処理部114、ホスト20ごとに予め定められた通信路を介して所定サイズ未満のデータ(I/O要求等)をホスト20との間で送受信する情報送受信部116、共有ストレージ15またはキャッシュメモリ16に対してI/O処理を実行するI/O処理部112、所定サイズ以上のデータの通信条件を収集する情報収集部115、情報収集部115の収集情報等から通信ログを生成する通信ログ生成部113、を実現する。これらの機能構成部には、必要に応じて、他の機能を付加することもできる。例えば、コネクション指向の通信における一般的な通信処理(初期化処理、終了処理、認証処理、暗号化処理等)を通信制御部111に実行させるようにしてもよい。
【0012】
なお、これらの各機能構成を実現するための管理プログラムは、記憶媒体からハードディスク12にインストールされたものであってもよいし、信号伝送媒体を介してハードディスク12にインストールされたものであってもよい。
【0013】
また、サーバ10の内蔵ハードディスク12には、管理プログラム等の他、この管理プログラムによって参照される5種類のデータテーブルがさらに格納されている。具体的には、通信路情報管理テーブル121、通信条件管理テーブル125、通信路選択結果管理テーブル123、I/O処理性能管理テーブル124、I/O処理ログ管理テーブル122が格納されている。これらのデータテーブル121〜125は、それぞれ、以下のデータ構造を有している。
【0014】
通信路情報管理テーブル121には、図2に示すように、ホスト20のI/O要求の対象データ(共有ストレージへの書込みデータ、共有ストレージからの読出しデータ)の転送パスとして選択可能な通信路ごとに、その通信路に関する情報(通信路情報)が登録されている。各通信路情報には、通信路の識別子(通信路識別子)121A、通信路に接続された2つのNIC(サーバ10のNICとホスト20のNIC)の識別子(NIC識別子)121B,121C、一方のNIC識別子121Cにより定まるNICを所有するホスト20の識別子(ホスト識別子)121Dが含まれている。ここで、NIC識別子121B,121Cには、サーバおよびホストが互いのNICを特定することができるものであればどのような情報が設定されていてもよい。例えば、IPアドレス、MACアドレス、IPアドレスとPort番号とを組み合わせた情報、WWN(world wide name)等を設定されていればよい。このようなNIC識別子となり得る情報は、ホスト20およびサーバ10の管理者に入力を要求することによって取得してもよいし、ネームサーバ等から取得してもよい。または、ホスト20のNIC識別子は、ホスト20からサーバ10にパケットが送信された際にそのパケットの送信元アドレスと送信先アドレスの組合せを、1つの通信路識別情報に含まれる2つのNIC識別子121B,121Cとして取得することもできる。
【0015】
通信条件管理テーブル125には、図3に示すように、ホスト20とサーバ10との間で実行されたデータ転送ごとに、ホスト20のホスト識別子125A、データ転送の識別子(通信識別子)125B、データ転送に用いられる通信条件情報125Cが登録される。各通信条件情報には、例えば、I/O要求の対象データのサイズ(データサイズ)125C1、ホスト20上でLVM(Logical Volume Manager)等にI/O要求を発行したアプリケーションがユーザに提供するサービス名125C2、I/O要求の発行時間帯125C3、I/O要求の対象データにユーザが設定した優先度125C4を含めることができる。これらの情報125C1, 125C2,125C3,125C4は、通信条件情報に含まれる情報の一例として挙げたものである。したがって、必ずしも、これらの情報125C1, 125C2,125C3,125C4のすべてが通信条件情報125Cに含まれている必要はない。また、ホストのI/O処理性能に影響を及ぼし得る他の情報が通信条件情報125Cに含まれていてもよい。なお、通信識別子125Bは、ホストごとに一意に定められる情報であるため、通信条件管理テーブル125には、重複する複数の通信識別子が登録されることがある。
【0016】
通信路選択結果管理テーブル123には、図4に示すように、サーバ10とホスト20との間でデータ転送が行われるごとに、そのデータ転送に先立ち行われた通信路選択処理(図11参照)の結果を表す情報(通信路選択結果情報)が登録される。各通信路選択結果情報には、サーバ10にアクセスしたホスト20のホスト識別子123A、データ転送の通信識別子123B、データ転送に使用される通信路の通信路識別子123Cが含まれている。これらの情報123A,123B,123Cは、通信路選択結果情報に含まれる情報の一例として挙げたものである。したがって、これらの情報123A,123B,123C以外の情報を通信路選択結果情報に含ませてもよい。
【0017】
I/O処理性能管理テーブル124には、図5に示すように、ホスト20とサーバ10との間で行われたデータ転送ごとに、ホスト20のホスト識別子124A、データ転送の通信識別子124B、データ転送中に検出されたI/O処理性能に関する情報(I/O処理性能情報)が登録される。各I/O処理性能情報には、例えば、データ転送に要した時間(通信時間)124C、データ転送中のホスト20のCPU使用率124Dを含めることができる。これらの情報124C,124Dは、I/O処理性能情報に含まれる情報の一例として示したものである。したがって、必ずしも、これらの情報124C,124DのすべてがI/O処理性能情報に含まれている必要はない。また、データ転送中に検出されるI/O処理性能に関する他の情報がI/O処理性能情報に含まれていてもよい。
【0018】
通信ログ管理テーブル122には、図6に示すように、ホスト10とサーバ20との間で実行されたデータ転送のログ(通信ログ)が、ホスト10とサーバ20との間で実行される次回のデータ転送に使用する通信路を選択するための指標として登録される。各通信ログには、通信ログの登録日を表す日付情報(不図示)、通信路選択結果管理テーブル123に登録された通信路選択結果情報と同様な通信路選択結果情報(ホスト識別子122A、通信識別子122B、通信路識別子122C)、通信条件管理テーブル125の通信条件情報と同様な通信条件情報(データサイズ122D、サービス名122E、I/O要求の発行時間帯122F、優先度122G)、I/O処理性能管理テーブル124のI/O処理性能情報と同様なI/O処理性能情報(通信時間122H、CPU使用率122I)が含まれている。
【0019】
一方、ホスト20には、複数の通信路30に接続可能な1以上のネットワークインタフェースカード(NIC)23、後述のデータ転送処理が定義された通信プログラムとOS等(Operating System)がインストールされたハードディスク22、メモリ(不図示)、ハードディスク22からメモリにロードされたプログラムを実行するCPU21、これらの間を相互につないだバス(不図示)が内蔵されている。
【0020】
このようなハードウエアおよびプログラムによって、ホスト20は、所定サイズ以上のデータ(I/O要求の対象データ)をサーバ10との間で送受信する通信制御部211、通信制御部211が行うデータ転送の通信条件情報およびI/O処理性能情報を収集する情報収集部212、予め定められた通信路を介して所定サイズ未満のデータ(I/O要求等)をホスト20との間で送受信する情報送受信部213、を実現する。これらの機能構成部には、必要に応じて、他の機能を付加することもできる。例えば、コネクション指向の通信における一般的な通信処理(初期化処理、終了処理、認証処理、暗号化処理等)を通信制御部211に実行させるようにしてもよい。
【0021】
なお、これらの機能構成を実現するための通信プログラムは、記憶媒体からハードディスク22にインストールされたものであってもよいし、信号伝送媒体を介してハードディスク22にインストールされたものであってもよい。
【0022】
また、ホスト20の内蔵ハードディスク22には、通信プログラム等の他、サーバ10が保持する通信路情報管理テーブル121と同様なデータ構造のデータテーブル221がさらに格納されている。ただし、ホスト20が保持する通信路情報管理データベース221には、そのホスト20のホスト識別子を含む通信路情報だけが登録されていてもよい。
【0023】
つぎに、本実施の形態に係るストレージシステムにおいて実行される処理について説明する。
【0024】
(1)サーバ10が実行する通信ログ生成処理
サーバ10においては、通信ログ生成部113によって、定期的に、または、通信ログ管理テーブル122の参照直前等の適当なタイミングで、通信ログ生成処理が実行される。この通信ログ生成処理のフローチャートを図7に示す。
【0025】
通信ログ生成部113は、通信路選択結果管理テーブル123からすべての通信路選択結果情報を取り出す(S40)。
【0026】
このとき、通信路選択結果管理テーブル123から通信路選択結果情報を取り出すことができなければ(S41)、通信ログ生成部113は、通信ログ生成処理を終了する。
【0027】
一方、通信路選択結果管理テーブル123から通信路選択結果情報を取り出すことができれば(S41)、通信ログ生成部113は、通信路選択結果情報ごとにさらに以下の処理を実行する。
【0028】
通信ログ生成部113は、通信路識別結果情報から通信識別子およびホスト識別子を取り出し(S42)、これらと共通の通信識別子およびホスト識別子に対応付けられた通信条件情報を通信条件管理テーブル125から取り出す(S43)。さらに、通信ログ生成部113は、S42で取り出した通信識別子およびホスト識別子と共通の通信識別子およびホスト識別子に対応付けられたI/O処理性能情報をI/O処理性能管理テーブル124から取り出す(S44)。
【0029】
そして、通信ログ生成部113は、S43で取り出した通信条件情報と、S43で取り出したI/O処理性能情報と、通信路選択結果情報とをマージすることによって通信ログを生成し、この通信ログを通信ログ管理テーブルに登録する。このとき、ハードディスク12の空き領域が不足していたら、通信ログ生成部113は、日付情報が示す登録日の古い順に通信ログを通信ログ管理テーブル122から削除し、その後、新たに生成した通信ログを通信ログ管理テーブル122に登録する(S45)。
【0030】
通信ログ生成部113は、通信路選択結果管理テーブル123から取り出されたすべての通信路選択結果情報について以上の処理(S42〜S45)が実行されたか否かを判断する(S46)。その結果、以上の処理(S42〜S45)が実行されていない通信路選択結果情報が存在していた場合には、その通信路選択結果情報について以上の処理(S42〜S45)を実行する。それ以外の場合には、通信ログ生成部113は、通信路選択結果管理テーブル121からすべての通信路選択結果情報を削除するとともに、I/O処理性能管理テーブル124からすべてのI/O処理性能情報を削除してから、通信ログ生成処理を終了する。
【0031】
このような通信ログ生成処理によれば、前回の通信ログ生成処理の実行時以降にホストとサーバとの間で実行されたデータ転送の通信ログが通信ログ管理テーブルに登録される。このような通信ログ生成処理を繰り返し実行することによって、ホストとサーバとの間で実行されるデータ転送に使用される通信路を選択する際の指標とする通信ログを、各通信路の特性を反映した最新のものに更新することができる。
【0032】
なお、以上においては、サーバの内蔵ハードディスクの空き領域が不足したら、古い通信ログを通信ログ管理テーブルから削除しているが、必ずしも、このようにする必要はない。例えば、通信ログの登録数に上限値を定めておき、通信路ログ管理テーブルに登録された通信ログの数がその上限値に達したら、古い通信ログを通信ログ管理テーブルから削除するようにしてもよい。または、通信ログの保存期間を定めておき、登録時から保存期間を経過した通信ログを通信ログ管理テーブル122から定期的に削除するようにしてもよい。
【0033】
また、以上においては、I/O処理性能管理テーブルから取り出したI/O処理性能情報を、通信ログのI/O処理性能情報としてそのまま用いているが、必ずしも、このようにする必要はない。例えば、I/O処理性能管理テーブルから取り出したI/O処理性能情報と、通信条件管理テーブルから取り出した通信条件とから生成される情報を、通信ログのI/O処理性能情報に含めることにしてもよい。具体的には、S45において、属性情報に含まれているデータサイズを、I/O処理性能情報に含まれている通信時間で割ることによって通信速度を算出し、図8に示すように、この通信速度122Jを、通信ログのI/O処理性能情報に含めるようにしてもよい。
【0034】
(2)サーバ10とホスト20との間で実行されるデータ転送処理
いずれかのホスト20がサーバ10の共有ストレージ15にアクセスすると、そのホスト20とサーバ10との間でデータ転送処理が実行される。このデータ転送処理のフローチャートを図9および図10に示す。
【0035】
ホスト20上で、ファイルシステム、LVM等よりも上位層のアプリケーションが、書込みデータを伴うI/O要求を発行すると、図9に示したデータ転送処理が実行される。
【0036】
まず、ホスト20では、情報収集部212が通信条件情報(書込みデータのサイズ、アプリケーションの提供サービス名、I/O要求の発行時間帯、書込みデータの優先度等)を収集する。そして、情報送受信部213が、その通信条件情報を含む通信路選択要求を、所定の通信路を介してサーバ10に送信する(S50)。
【0037】
サーバ10では、ホスト20からの通信路選択要求を情報送受信部116が受信する。情報送受信部116が、その通信路選択要求の発信元ホストのホスト識別子とその通信路選択要求に含まれていた通信条件情報とを通信路選択処理部114に渡すと、通信路選択処理部114は、通信路選択要求の発信元ホストとの間で今回行うデータ転送に通信識別子を割り当てる。その後、通信路選択処理部114は、その通信識別子と、情報送受信部116から渡された情報とを通信条件管理テーブル125に追加登録してから、後述の通信路選択処理(図11参照)を実行する。これにより、I/O要求の送信に用いる通信路の通信路識別子が選択される。さらに、通信路選択処理部114は、このとき選択した通信路識別子と、情報送受信部116から渡されたホスト識別子および通信識別子とを含む通信路選択結果情報を生成し、この通信路選択結果情報を通信路選択結果管理テーブル123に新規登録する。そして、情報送受信部116が、このとき通信路選択処理部114が生成した通信路選択結果情報を、I/O要求発信元ホスト20に対して予め定められた通信路を介して、I/O要求発信元ホスト20に送信する(S51)。
【0038】
ホスト20では、情報送受信部213が、サーバ10からの通信路選択結果情報を受け付ける。情報送受信部213が、その通信路選択結果情報を通信制御部211に渡すと、通信制御部211は、その通信路選択結果情報から通信路識別情報およびホスト識別子を取り出し、これらと共通の通信路識別情報およびホスト識別子に対応付けられた2つのNIC識別子(サーバのNIC識別子、ホストのNIC識別子)を通信路情報管理テーブル221から取り出す。そして、通信制御部211は、これら2つのNIC識別子により定まる通信路を、サーバ10との間のデータ転送パスとして設定し、この通信路を介した、書込みデータを伴うI/O要求の送信を開始する(S52)。このとき、書込みデータが複数のパケットデータに分割される場合には、各パケットデータにシーケンス番号等が付加されるようにしてもよい。
【0039】
サーバ10では、ホスト20からのI/O要求を通信制御部111が受け付けると、そのI/O要求が通信制御部111からI/O処理部112に渡される。このとき、書込みデータが複数のパケットデータに分割され、各パケットデータにシーケンス番号が付されていたら、通信制御部111は、複数のパケットデータを、シーケンス番号の順に並べ換えてからI/O処理部112に渡す。I/O処理部112は、そのI/O要求に応じてI/O処理を実行する。このとき、I/O要求とともに送信されてきた書込みデータが、キャッシュ16に一旦格納されてから共有ストレージ15に書き込まれるようにしてもよい。
【0040】
その後、サーバ10では、I/O処理部112が、I/O結果(終了ステータス等)を情報送受信部116に渡す。情報送受信部116は、そのI/O結果を、I/O要求発信元ホストに対して予め定められた通信路を介して、I/O要求発信元ホストに送信する(S55)。
【0041】
ホスト20では、サーバ10からのI/O結果を通信制御部211が受け付けて、その終了ステータスが通信制御部211からI/O要求発行元アプリケーションに渡される(S56)。その後、ホスト20では、さらに、情報収集部212が、I/O処理性能情報(通信時間、CPU使用率等)を収集し、情報送受信部212が、そのI/O処理性能情報を、所定の通信路を介してサーバ10に送信する(S57)。 サーバ20では、ホスト20からのI/O処理性能情報情報(通信時間、CPU使用率等)を情報送受部116が受け付けると、そのI/O処理性能情報が情報送受部116から情報収集部115に渡される。そして、情報収集部115は、そのI/O処理性能情報をホスト識別子と通信識別子に対応付けて、I/O処理性能管理テーブル124に登録する(S58)。
【0042】
このようにして、書込みデータを伴うI/O要求がホスト20からサーバ10に送信された場合に実行されるデータ転送処理が完了する。
【0043】
一方、ホスト20上で、ファイルシステム、LVM等よりも上位層のアプリケーションが、読出しデータの識別情報(読出しデータ識別子)を含むI/O要求を発行すると、図10に示したデータ転送処理が実行される。
【0044】
まず、ホスト20では、情報収集部212が、ホスト側で収集可能な通信条件情報(アプリケーションの提供サービス名、I/O要求の発行時間帯、読込みデータの優先度等)を収集する。そして、情報送受信部213が、その通信条件情報を、所定の通信路を介してサーバ10に送信する(S60)。さらに、情報送受信部213が、所定の通信路を介してI/O要求をサーバ10に送信する(S61)。
【0045】
サーバ10では、ホスト20からのI/O要求を情報送受信部116が受け付けると、そのI/O要求が通信制御部111からI/O処理部112に渡される。I/O処理部112は、そのI/O要求に応じてI/O処理を実行する。これにより、I/O要求に含まれていた読出しデータ識別子により定まるデータが、キャッシュ16または共有ストレージ15から読み出される(S62)。そして、情報収集部115が、このとき読み出されたデータに関して、サーバ側で収集可能な通信条件情報(データサイズ等)を収集し、その通信条件情報を、ホスト20からの通信条件情報に追加する(S63)。さらに、通信路選択処理部114が、I/O要求発行元ホストとの間で今回行うデータ転送に通信識別子を割り当て、その通信識別子と、情報収集部115等が収集した通信条件情報とを通信条件管理テーブル125に追加登録してから、後述の通信路選択処理(図11参照)を実行する。これにより、I/O結果(読出しデータ等)の送信に用いる通信路の通信路識別子が選択される。さらに、通信路選択処理部114は、このとき選択した通信路識別子と、I/O要求発信元ホストのホスト識別子と、S62で割り当てた通信識別子とを含む通信路選択結果情報を生成し、この通信路選択結果情報を通信路選択結果管理テーブル123に新規登録する(S64)。
【0046】
その後、サーバ10では、通信制御部111が、通信路選択処理部114の選択した通信路識別子と、I/O要求の発行元ホストのホスト識別子とに対応付けられた2つのNIC識別子(サーバのNIC識別子、ホストのNIC識別子)を通信路情報管理テーブル121から取り出し、これら2つのNIC識別子により定まる通信路を、I/O結果(読出しデータ等)の送信に用いるデータ転送パスとして設定し、この通信路を介して、I/O結果を、I/O要求に対する応答情報としてホストに送信する(S65)。このとき、I/O結果が複数のパケットデータに分割される場合には、各パケットデータにシーケンス番号等が付加されるようにしてもよい。
【0047】
ホスト20では、I/O結果を通信制御部211が受信すると、そのI/O結果が通信制御部211からI/O要求の発行元アプリケーションに渡される(S66)。このとき、I/O結果が、シーケンス番号等が付加された複数のパケットデータに分割されている場合には、通信制御部211は、複数のパケットデータを、シーケンス番号の順に並べ換えてからI/O要求の発行元アプリケーションに渡す。また、情報収集部212が、I/O処理性能情報(通信時間およびCPU使用率)を収集し、通信送受信213が、そのI/O処理性能情報を、予め定められた通信路を介してサーバ10に送信する(S67)。
【0048】
サーバ10では、ホスト20からのI/O処理性能情報(通信時間、CPU使用率等)を情報送受部116が受け付けると、そのI/O処理性能情報が、情報送受部116から情報収集部115に渡される。そして、情報収集部115は、そのI/O処理性能情報とホスト識別子と通信識別子とをI/O処理性能管理テーブル124に登録する(S58)。
【0049】
このようにして、読出しデータ識別子を含むI/O要求がホスト20からサーバ10に送信された場合に実行されるデータ転送処理が完了する。
【0050】
なお、以上においては、読出しデータ識別子を含むI/O要求をサーバが受け付けると、そのI/O要求に対する応答情報の送信に使用する通信路をサーバが選択するようにしているが、I/O要求とそれに対する応答とを共通の通信路で通信させることを定めた通信プロトコルがホストとサーバとの間で採用されている場合には、サーバ10は、I/O要求が送信されてきた通信路で応答情報をホストに返信すればよい。
【0051】
(3)サーバ10が実行する通信路選択処理
サーバ10が実行する通信路選択処理のフローチャートを図11に示す。
【0052】
通信路選択処理部114は、通信条件情報とホスト識別子を取得すると(S70)、そのホスト識別子に対応付けられた通信路識別子を通信路情報管理テーブル121からすべて取り出す。そして、このとき取り出した通信路識別子群を構成要素とする通信路識別子リストを生成する(S71)。
【0053】
つぎに、通信路選択処理部114は、通信路識別子リストに含まれている通信路識別子ごとに、それぞれ、その通信路識別子を含む通信ログを通信ログ管理テーブル122から取り出す。そして、この検索により取り出された各通信ログ群を、それらに含まれている通信路識別子によって分類する。通信路選択処理部114は、分類された各グループから、1つずつ、S70で取得した通信条件情報に最も近似した通信条件情報を含む通信ログを類似事例として選択する(S72)。通信ログ群のなかから類似事例を選択するための方法の具体例としては、通信条件情報の各構成情報の重みをユーザにあらかじめ設定させておき、S70で取得した通信条件情報の各構成情報とそれに対応する構成情報との差分に重みをかけた値の総和が最小となる通信条件情報を含む通信ログを類似事例として選択する方法が挙げられる。もちろん、その他の選択方法によって、通信路識別子ごとに取り出した各通信ログ群のなかから類似事例を選択するようにしてもよい。例えば、類似事例の選択方法をユーザが指定している場合等には、その選択方法にしたがって類似事例を選択するようにすればよい。
【0054】
このようにして通信路識別子ごとに選択された類似事例群を、それらに含まれているI/O処理性能情報が表すI/O処理性能の高い順番にソートする(S73)。通信情報で類似事例群をソートするための方法の具体例としては、I/O処理性能情報の各構成情報の重みをユーザに設定させておき、I/O処理性能情報の各構成情報とその構成情報について予め定められた符号を付した重みとの積の和が小さな順に通信ログ群をソートする方法が挙げられる。この方法において、値が小さいほど性能が高いことを表す構成情報の重みに付す符号は負であり、値が大きいほど性能が高いことを表す構成情報の重みに付す符号は正である。もちろん、その他の方法によって類似事例群をソートするようにしてもよい。例えば、類似事例群のソート方法をユーザが指定している場合等には、そのソート方法にしたがって類似事例群をソートするようにすればよい。
【0055】
通信路選択処理部114は、このようなソートにより得られた類似事例列の1番目の類似事例から、ホスト20とのデータ転送パスとして用いる通信路の通信路識別子として通信路識別子を取り出す(S74)。
【0056】
以上の通信路選択処理によれば、通信条件が類似している過去の事例で選択された通信路のなかから、ユーザが重要と考えるI/O処理性能が特に良好な値を示した実績のある通信路をデータ転送パスとして選択することができる。このため、ホストとサーバとをつなぐ複数の通信路の特性が動的に変化する場合であっても、それら複数の通信路のなかから、ユーザの要求に合致した最適なデータ転送パスを選択することができる。
【0057】
なお、以上においては、ホストとサーバとの間のデータ転送パスとして1つの通信路が選択されているが、ホストとサーバとの間のデータ転送パスとして2つ以上の通信路が選択され、それら2つ以上の通信路が仮想的に1つの通信路として機能するようにしてもよい。
【0058】
ところで、以上の通信路選択処理においては、ユーザが重要と考えるI/O処理性能が特に良好な値を示した実績のある通信路をデータ転送パスとして選択されるようにしているが、I/O処理性能以外の要素も考慮して、データ転送パスとする通信路を選択するようにしてもよい。以下、具体例を挙げて説明する。
【0059】
例えば、ユーザが課金方法として従量制を指定している場合には、I/O処理性能とコストとのトレードオフを考慮した通信路選択がなされることを、ユーザが望むことがある。
【0060】
このような場合には、S72で得られた類似事例群から、ユーザの指定値以上のI/O処理性能を示す類似事例だけを取り出し、さらに、それらの類似事例から、ユーザが指定する課金方法による通信コストが低いものを取り出すようにしてもよい。例えば、データ転送中のCPU使用率をユーザの指定値以下に抑制しつつ、通信コストを抑制することが望まれている場合には、S73およびS74において以下の処理が実行されるようにすればよい。まず、S72で得られた類似事例群から、ユーザの指定値以下のCPU使用率を示した類似事例を取り出す。その後、このとき取り出した類似事例群を、通信時間の短い順または優先度の低い順にソートする。最終的に、このようなソートにより得られた類似事例列の1番目の類似事例から、ホスト20とのデータ転送パスとして用いる通信路の通信路識別子として通信路識別子を取り出す。
【0061】
または、S72で得られた類似事例群から、ユーザが指定した金額以下に通信コストが抑制可能な類似事例だけを取り出し、さらに、それらの類似事例から、ユーザが指定したI/O処理性能が優れているものを取り出すようにしてもよい。例えば、通信コストをユーザの指定金額以下に抑制しつつ、データ転送中のCPU使用率を抑制することが望まれている場合には、S73およびS74において以下の処理が実行されるようにすればよい。まず、S72で得られた類似事例群から、ユーザの指定金額以下の通信コストで利用可能な通信時間を含む類似事例を取り出す。その後、このとき取り出した類似事例群を、CPU使用率が低い順にソートする。最終的に、このようなソートにより得られた類似事例列の1番目の類似事例から、ホスト20とのデータ転送パスとして用いる通信路の通信路識別子として通信路識別子を取り出す。
【0062】
このようにすれば、ユーザが要求するI/O処理性能を満たしつつ、コストを最小化する通信路を選択することができる。すなわち、I/O処理性能とコストとのトレードオフを意識した通信路選択を行うことができる。もちろん、同様な手法によって、I/O処理性能とコスト以外の競合条件とのトレードオフを意識した通信路選択を行うことも可能である。
【0063】
以上においては、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)等の、指向性を有する通信路がホストとサーバとの間に存在している場合を考慮していないが、そのような、指向性を有する通信路がホストとサーバとの間に存在している場合には、通信条件情報にデータ送信方向を追加することが望ましい。
【0064】
【発明の効果】
本発明によれば、情報処理装置間に複数の通信路が存在し、それらの特性が変化しても、それら複数の通信路のなかから最適な通信路を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るストレージシステムの概略構成図である。
【図2】本発明の実施の一形態に係る通信路情報管理テーブルのデータ構造を概念的に示した図である。
【図3】本発明の実施の一形態に係る通信条件管理テーブルのデータ構造を概念的に示した図である。
【図4】本発明の実施の一形態に係る通信路選択結果管理テーブルのデータ構造を概念的に示した図である。
【図5】本発明の実施の一形態に係るI/O処理性能管理テーブルのデータ構造を概念的に示した図である。
【図6】本発明の実施の一形態に係る通信ログ管理テーブルのデータ構造を概念的に示した図である。
【図7】本発明の実施の一形態に係る通信ログ生成処理のフローチャートである。
【図8】本発明の実施の一形態に係る通信ログ管理テーブルのデータ構造を概念的に示した図である。
【図9】本発明の実施の一形態に係るデータ転送処理のフローチャートである。
【図10】本発明の実施の一形態に係るデータ転送処理のフローチャートである。
【図11】本発明の実施の一形態に係る通信路選択処理のフローチャートである。
【符号の説明】
10…情報処理装置,11…CPU,12…ハードディスク,13…ネットワークインタフェースカード,14…ディスクコントローラ,15…共有ストレージ,16…キャッシュ,111…通信制御部,112…I/O処理部,113…通信ログ生成部,114…通信路選択処理部,115…情報収集部,116…情報送受信部,121…通信路情報管理テーブル,122…通信ログ管理テーブル,123…通信路選択結果管理テーブル,124…I/O処理性能管理テーブル,125…通信条件管理テーブル
20…情報処理装置,21…CPU,22…ハードディスク,211…通信制御部,212…情報収集部,213…情報送受信部,221…通信路情報管理テーブル
Claims (5)
- ホストに、当該ホストがアクセス可能な共有ストレージを提供する情報処理装置であって、
前記ホストにつながる複数の通信路が接続される接続手段と、
前記ホストのI/O要求に応じて、前記共有ストレージのI/O処理を実行するI/O処理手段と、
前記ホストと前記接続手段との間で行われたデータ転送ごとに、当該データ転送に用いられた通信路の識別子と、当該データ転送に用いられた通信条件と、当該データ転送中に測定された、前記ホストの第1のI/O処理性能を表す第1の性能情報と通信コストに相関する第2のI/O処理性能を表す第2の性能情報と、の対応情報を、ログ情報として記憶する記憶手段と、
前記ホストと前記接続手段との間で、前記I/O要求の対象データの転送が行われる場合に、当該転送に用いる通信条件と前記各ログ情報の通信条件とを比較し、当該比較結果に基づき定まる通信ログ群のなかから、前記通信ログ群の各通信ログの前記第1の処理情報が表すI/O処理性能と、前記通信ログ群の各通信ログの前記第2の性能情報が表すI/O処理性能に相関する通信コストと、に基づき選択した通信ログに含まれる識別子が特定する通信路を、前記I/O要求の対象データの転送に用いる通信路として、前記複数の通信路のなかから選択する通信路選択手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 複数の通信路で接続されたホストに、当該ホストがアクセス可能な共有ストレージを提供する情報処理装置が実行するプログラムであって、
前記ホストとの間で行われたデータ転送ごとに、当該データ転送に用いられた通信路の識別子と、当該データ転送に用いられた通信条件と、当該データ転送中に測定された、前記ホストのI/O処理性能を表す第1の性能情報と通信コストに相関する第2の性能情報と、の対応情報を生成し、当該対応情報をログ情報として保持するログ生成処理と、
前記共有ストレージに対するI/O要求の対象データの転送が前記ホストとの間で行われる場合に、当該転送に用いる通信条件と前記各ログ情報の通信条件とを比較し、当該比較結果に基づき定まる通信ログ群のなかから、前記通信ログ群の各通信ログの前記第1の処理情報が表すI/O処理性能と、前記通信ログ群の各通信ログの前記第2の性能情報が表すI/O処理性能に相関する通信コストと、に基づき選択した通信ログに含まれる識別子が特定する通信路を、前記I/O要求の対象データの転送に用いる通信路として、前記複数の通信路のなかから選択する選択処理と、
を、前記情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。 - 請求項2記載のプログラムであって、
前記選択処理において、前記情報処理装置は、前記第2の性能情報が表すI/O処理性能に相関する通信コストが、外部から与えられた値以下となる1以上の通信ログを前記通信ログ群から選択し、当該1以上の通信ログのうち、前記第1の性能情報が表すI/O処理性能が最も高い通信ログに含まれる識別子が特定する通信路を、前記I/O要求の対象データの転送に用いる通信路として選択することを特徴とするプログラム。 - 請求項2記載のプログラムであって、
前記選択処理において、前記情報処理装置は、前記通信ログ群から、前記第1の性能情報が表すI/O処理性能が、外部から与えられた値以上を示している1以上の通信ログを選択し、当該1以上の通信ログのうち、前記第2の性能情報が表すI/O処理性能に相関する通信コストが最も低い通信ログに含まれる識別子が特定する通信路を、前記I/O要求の対象データの転送に用いる通信路として選択することをことを特徴とするプログラム。 - 請求項2〜4のいずれか一項に記載のプログラムが格納されたことを特徴とする、コンピュータ読取り可能な記憶媒体。
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