JP5428762B2 - 撮影装置、および、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、撮影装置、および、プログラムに関する。
マイクから得られた音声信号に、ノイズ情報格納手段に格納されているノイズ信号を演算させて、音声信号からノイズを低減する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−228400号公報
このノイズ情報格納手段に格納されているノイズ信号とは、マイクによって得られる音に含まれるノイズ音に相当する信号であり、予め定められている特定のノイズ情報である。
ところで、動画撮影時の録音信号にオートフォーカス駆動部から発生する駆動音が混入し、音声品質を損なうことがあるため、このオートフォーカスの駆動時に発生する駆動ノイズを低減することがある。この場合、上述した特許文献1の技術にあっては、そのレンズで発生したAF駆動ノイズに対して予め定められているノイズ信号を用いてノイズ低減処理を行うことになる。
しかしながら、レンズ交換式の撮像装置においては、撮像装置に取り付けられるレンズ毎に、発生するノイズが異なる可能性がある。そのため、撮像装置のレンズが交換された場合に、上述した特許文献1の技術では、撮像装置に取り付けられたレンズ機種に対応するノイズ情報を持っていないため、ノイズを適切に低減にできないという問題がある。
本発明の課題は、音信号のノイズを適切に低減することができる撮影装置、および、プログラムを提供することである。
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、レンズ鏡筒が取付けられる取付け部と、音波を電気信号に変換するマイクと、前記取付け部に取付けられた前記レンズ鏡筒の種類を検出する検出部と、複数種類のレンズ鏡筒のそれぞれに対応したノイズ情報が記憶された記憶部と、前記記憶部に記憶された前記ノイズ情報のうち、前記検出部で検出された前記レンズ鏡筒の種類に対応するノイズ情報を用いて前記電気信号低減する処理を行うノイズ処理部とを含み、前記ノイズ処理部は、前記取付け部に取付けられた前記レンズ鏡筒の種類を前記検出部が検出できないとき、又は、前記検出部で検出された前記レンズ鏡筒の種類に対応するノイズ情報が前記記憶部に記憶されていないとき、前記記憶部に記憶された少なくとも二つの前記ノイズ情報を用いて生成された、前記取付け部に取付けられた前記レンズ鏡筒によるノイズを除去するための合成ノイズ情報を用いて前記電気信号を低減する処理を行うことを特徴とする撮影装置である。
また、この発明は、コンピュータに、撮影時に取得された音響信号、撮影時に使用されたレンズ鏡筒の種類に関する情報、及び、複数種類のレンズ鏡筒のそれぞれに対応した複数のノイズ情報を受け取る入力手順と、前記撮影時に使用されたレンズ鏡筒の種類に関する情報を用いて、前記複数のノイズ情報から、前記撮影時に使用されたレンズ鏡筒の種類に対応するノイズ情報を選択する選択手順と、前記選択手順において前記撮影時に使用されたレンズ鏡筒の種類に対応するノイズ情報を前記複数のノイズ情報から選択できる場合には、前記選択されたノイズ情報を用いて前記音響信号を低減する処理を行い、前記入力手順において前記撮影時に使用されたレンズ鏡筒の種類を受け取らなかった場合、又は、前記選択手順において前記撮影時に使用されたレンズ鏡筒の種類に対応するノイズ情報を前記複数のノイズ情報から選択できない場合には、前記複数のノイズ情報から選択された少なくとも二つの前記ノイズ情報を用いて生成された、前記撮影時に使用されたレンズ鏡筒によるノイズを除去するための合成ノイズ情報を用いて前記音響信号を低減する処理を行うノイズ低減手順とを実行させるためのプログラムである。
この発明によれば、レンズが交換される撮像装置で音が録音される場合であっても、当該録音される音から、ノイズを適切に低減することができる。
この発明の一実施形態による録音装置を備える撮像装置の構成を示すブロック図である。 特定ノイズ情報記憶部161に記憶されている一例としての第1の特定ノイズ情報を示す説明図である。 特定ノイズ情報記憶部161に記憶されている一例としての第2の特定ノイズ情報を示す説明図である。 特定ノイズ情報記憶部161に記憶されている一例としての第3の特定ノイズ情報を示す説明図である。 汎用ノイズ情報記憶部162に記憶されている一例としての汎用ノイズ情報を示す説明図である。 動作部の動作する時刻、音信号にノイズが生じる時刻との関係を説明する説明図である。 音信号を区間にわけて処理する一例を示す説明図である。 減算係数を説明する第1の説明図である。 減算係数を説明する第2の説明図である。 減算係数を説明する第3の説明図である。 区間毎の減算係数を説明する説明図である。 本実施形態による録音装置が、ノイズ低減処理を実行する場合の動作を示すフローチャートである。 収音された音信号のスペクトルの一例を示す説明図である。 収音された音信号に対してノイズ低減処理した後のスペクトルの一例を示す説明図である。 収音された音信号の波形の一例を示す説明図である。 収音された音信号に対してノイズ低減処理した後の波形の一例を示す説明図である。
<第1実施形態>
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、この発明の一実施形態による録音装置を備える撮像装置100、および、この撮像装置100に取り付けられるレンズ鏡筒400の構成を示す概略ブロック図である。
本実施形態に係る撮像装置100は、レンズ鏡筒400が交換可能に取り付けられる。たとえば、撮像装置100が、レンズ鏡筒400が取り付けられる取り付け部を備えている。また、この取り付け部は、撮像装置100とレンズ鏡筒400とを電気的に接続する電気接続部を備えている。この電気接続部を介して、撮像装置100とレンズ鏡筒400とは、電気的な情報および信号を送受信することができる。
次に、レンズ鏡筒400の構成について説明する。一例としてのレンズ鏡筒400は、ズームレンズ114と、手振れ防止用レンズ(以下、VR(Vibration Reduction)レンズという)113と、焦点調整レンズ(以下、AF(Auto Focus)レンズという)112と、ズームエンコーダ115と、レンズ駆動部116と、AFエンコーダ117と、手振れ防止部118と、レンズ情報記憶部111と、を備える。
このレンズ鏡筒400は、ズームレンズ114、VRレンズ113、および、AFレンズ112を通過した光学像を、撮像装置100が備える後述する撮像素子119の受光面に導く。
レンズ駆動部116は、撮像装置100から入力される駆動制御信号に基づいて、ズームレンズ114またはAFエンコーダ117の位置を制御する。
手振れ防止部118は、撮像装置100から入力される駆動制御信号に基づいて、VRレンズ113の位置を制御する。この手振れ防止部118は、VRレンズ113の位置を検出していてもよい。
たとえば、手振れ防止部118は、撮影状態として、光学系111による像のぶれを検出し、センサ信号として撮像装置100に出力する。そして、手振れ防止部118は、撮像装置100から入力される制御信号に基づいて、当該ぶれを打ち消す方向にVRレンズ113を駆動する。なお、手振れ防止部118は、VRレンズ113の位置を検出し、センサ信号として撮像装置100に出力してもよい。
ズームエンコーダ115は、ズームレンズ114の位置を表わすズームポジションを検出し、検出したズームポジションを、撮像装置100に出力する。
たとえば、ズームエンコーダ115は、撮影状態として、ズームレンズ114の駆動方向を検出し、ズームレンズ114の駆動方向に応じた信号を、センサ信号として撮像装置100に出力する。ここで、ズームレンズ114の駆動方向に応じた信号とは、ズームレンズ114が、光学系111内において停止されている状態、無限端方向に駆動されている状態(ズームレンズ114を駆動するためのモータ、カム等が、例えば、時計回り(CW)に回転)、又は至近端方向に駆動されている状態(ズームレンズ114を駆動するためのモータ、カム等が、例えば、反時計回り(CCW)に回転)のいずれかの状態にあることを示す信号であってもよい。すなわち、ズームレンズ114の駆動方向の検出とは、ズームレンズ114を駆動するためのモータ、カム等の回転方向の検出であってもよい。なお、このズームレンズ114を駆動するためのモータ、カム等は、レンズ駆動部116に備えられてもよい。また、ズームエンコーダ115は、検出したズームレンズ114の駆動方向及び駆動量に基づいて、ズームレンズ114の位置を表わすズームポジションを検出し、センサ信号として撮像装置100に出力する。
AFエンコーダ117は、AFレンズ112の位置を表わすフォーカスポジションを検出し、検出したフォーカスポジションを、撮像装置100に出力する。
たとえば、AFエンコーダ117は、撮影状態として、AFレンズ112の駆動方向を検出し、AFレンズ112の駆動方向に応じた信号を、センサ信号として撮像装置100に出力する。ここで、AFレンズ112の駆動方向に応じた信号とは、AFレンズ112が、光学系111内において停止されている状態、無限端方向に駆動されている状態(AFレンズ112を駆動するためのモータ、カム等が、例えば、時計回り(CW)に回転)、又は至近端方向に駆動されている状態(AFレンズ112を駆動するためのモータ、カム等が、例えば、反時計回り(CCW)に回転)のいずれかの状態にあることを示す信号であってもよい。すなわち、AFレンズ112の駆動方向の検出とは、AFレンズ112を駆動するためのモータ、カム等の回転方向の検出であってもよい。なお、このAFレンズ112を駆動するためのモータ、カム等は、レンズ駆動部116に備えられてもよい。また、AFエンコーダ117は、検出したAFレンズ112の駆動方向及び駆動量に基づいて、AFレンズ112の位置を表わすフォーカスポジションを検出し、センサ信号として撮像装置100に出力する。
レンズ情報記憶部111には、レンズ鏡筒400の製品番号に関する情報、焦点距離に関する情報、開放F値に関する情報、などのレンズ鏡筒400に関する情報が予め記憶されている。
次に、撮像装置100の構成について説明する。撮像装置100は、撮像部110と、CPU(Central processing unit)190と、操作部180、画像処理部140と、表示部150と、記憶部160と、バッファメモリ部130と、通信部170と、マイク230と、A/D(Analog/Digital)変換部240と、音信号処理部250と、バス300と、を備えている。この撮像装置100が備える構成のうち、たとえば、マイク230と、A/D変換部240と、音信号処理部250とが、録音装置に対応する。
撮像部110は、撮像素子119と、A/D変換部120とを含み、設定された撮像条件(例えば絞り値、露出値等)に従ってCPU190により制御され、レンズ鏡筒400が備える光学系による光学像を撮像素子119に結像させて、A/D変換部120によってデジタル信号に変換された当該光学像に基づく画像データを生成する。ここで、レンズ鏡筒400が備える光学系とは、ズームレンズ114、VRレンズ113、および、AFレンズ112などの複数のレンズである。
撮像素子119は、例えば、受光面に結像した光学像を電気信号に変換して、A/D変換部120に出力する。
また、撮像素子119は、操作部180を介して撮影指示を受け付けた際に得られる画像データを、撮影された静止画の撮影画像データとして、A/D変換部120や画像処理部140を介して、記憶媒体200に記憶させる。
一方、撮像素子119は、たとえば、操作部180を介して撮像指示を受け付けていない状態において、連続的に得られる画像データをスルー画データとして、A/D変換部120や画像処理部140を介して、CPU190および表示部150に出力する。
A/D変換部120は、撮像素子119によって変換された電子信号をアナログ/デジタル変換し、この変換したデジタル信号である画像データを出力する。
操作部180は、例えば、電源スイッチやシャッターボタン、その他の操作キーを含み、ユーザによって操作されることでユーザの操作入力を受け付け、CPU190に出力する。
画像処理部140は、記憶部160に記憶されている画像処理条件を参照して、バッファメモリ130、または、記憶媒体200に記録されている画像データに対して画像処理をする。
表示部150は、例えば液晶ディスプレイであって、撮像部110によって得られた画像データや、操作画面等を表示する。
記憶部160は、CPU190によってシーン判定の際に参照される判定条件や、撮像条件等を記憶する。また、この記憶部160は、特定ノイズ情報記憶部161と、汎用ノイズ情報記憶部162と、を備えている。これらの記憶部については、後述する。
マイク230は、音を収音し、収音した音に応じた音信号を出力する。この音信号は、アナログ信号である。
A/D変換部240は、マイク230から入力されたアナログ信号である音信号を、デジタル信号である音信号に、アナログデジタル変換する。
このマイク230とA/D変換部240とにより、収音された音がデジタル信号である音信号に、すなわち、音波が電気信号に変換される。
音信号処理部250は、A/D変換部240によりデジタル信号に変換された音信号に対して、たとえば、ノイズを低減するなどの音信号処理を実行し、この音信号処理した音信号を記憶媒体200に記憶させる。この音信号処理部250の詳細については、後述する。
なお、音信号処理部250により音信号処理された音信号が記憶媒体200に記憶される場合、撮像素子119により撮像された画像データと、時間的に関係付けられて記憶されてもよいし、音信号を含む動画として記憶されてもよい。
バッファメモリ部130は、撮像部110によって撮像された画像データや、音信号処理部250により変換された音信号等を、一時的に記憶する。
通信部170は、カードメモリ等の取り外しが可能な記憶媒体200と接続され、この記憶媒体200への情報の書込み、読み出し、あるいは消去を行う。
記憶媒体200は、撮像装置100に対して着脱可能に接続される記憶部であって、例えば、撮像部110によって生成された(撮影された)画像データや、音信号処理部250により音信号処理された音信号を記憶する。
CPU190は、撮像装置全体を制御するが、一例としては、ズームエンコーダ115から入力されるズームポジション、および、AFエンコーダ117から入力されるフォーカスポジションと、操作部180から入力される操作入力に基づいて、ズームエンコーダ115およびAFエンコーダ117の位置を制御する駆動制御信号を生成する。CPU190は、この駆動制御信号に基づいて、レンズ駆動部116を介してズームエンコーダ115およびAFエンコーダ117の位置を制御する。
また、このCPU190は、タイミング検出部191を備えている。このタイミング検出部191は、撮像装置100が備えている動作部が動作するタイミングを検出する。
ここでいう動作部とは、一例としては、上述したズームレンズ114、VRレンズ113、AFレンズ112、または、操作部180のことであり、撮像装置100が備えている構成のうち、動作することにより、または、動作されることにより、音が生じる(または、音が生じる可能性がある)構成である。
また、この動作部とは、撮像装置100が備えている構成のうち、動作することにより生じた音、または、動作されることにより生じた音が、マイク230により収音される(または、収音される可能性のある)構成である。
このタイミング検出部191は、動作部を動作させる制御信号に基づいて、動作部が動作するタイミングを検出してもよい。この制御信号とは、動作部を動作させる駆動部に対して、動作部を動作させるようにする制御信号、または、この駆動部を駆動させる制御信号である。
たとえば、タイミング検出部191は、ズームレンズ114、VRレンズ113、または、AFレンズ112を駆動させるためにレンズ駆動部116または手振れ防止部118に入力される駆動制御信号に基づいて、または、CPU190で生成される駆動制御信号に基づいて、動作部が動作するタイミングを検出してもよい。
また、CPU190が駆動制御信号を生成する場合に、タイミング検出部191は、CPU190内部で実行される処理やコマンドに基づいて、動作部が動作するタイミングを検出してもよい。
また、タイミング検出部191は、操作部180から入力されるズームレンズ114、または、AFレンズ112を駆動させることを示す信号に基づいて、動作部が動作するタイミングを検出してもよい。
また、このタイミング検出部191は、動作部が動作されたことを示す信号に基づいて、動作部が動作するタイミングを検出してもよい。
たとえば、タイミング検出部191は、ズームエンコーダ115またはAFエンコーダ117の出力に基づいて、ズームレンズ114またはAFレンズ112が駆動されたことを検出することにより、動作部が動作するタイミングを検出してもよい。
また、タイミング検出部191は、手振れ防止部118からの出力に基づいて、VRレンズ113が駆動されたことを検出することにより、動作部が動作するタイミングを検出してもよい。
また、このタイミング検出部191は、操作部180からの入力に基づいて、操作部180が操作されたことを検出することにより、動作部が動作するタイミングを検出してもよい。
そして、タイミング検出部191は、撮像装置100が備えている動作部が動作するタイミングを検出し、この検出したタイミングを示す信号を、音信号処理部250に出力する。
バス300は、撮像部110と、CPU190と、操作部180と、画像処理部140と、表示部150と、記憶部160と、バッファメモリ部130と、通信部170と、音信号処理部250とに接続され、各部から出力されたデータ等を転送する。また、このバス300には、取り付け部の電気接点部を介して、レンズ鏡筒400が備える各部が接続されている。
<特定ノイズ情報記憶部161と汎用ノイズ情報記憶部162>
次に、図2から図5を参照して、記憶部160が備える特定ノイズ情報記憶部161と、汎用ノイズ情報記憶部162との構成について説明する。
特定ノイズ情報記憶部161には、複数種類のレンズ鏡筒のそれぞれに対応したノイズ情報である特定ノイズ情報が予め記憶されている。たとえば、この特定ノイズ情報記憶部161には、複数種類のレンズ鏡筒のそれぞれに対応した特定ノイズ情報として、図2から図4に示す特定ノイズ情報が、予め記憶されている。
この特定ノイズ情報は、レンズ鏡筒が駆動されることにより生じるノイズの情報を含んでいる。たとえば、特定ノイズ情報は、実験により、静かな環境において、レンズ鏡筒が駆動されることにより生じるノイズを含んでいてもよいし、シミュレーションにより、レンズ鏡筒が駆動されることにより生じるノイズを含んでいてもよい。
図2は、レンズ鏡筒Aの特定ノイズ情報(特定ノイズ情報スペクトル)を示しており、この図2の横軸は周波数であり、縦軸は振幅である。この振幅とは、たとえば、周波数に対応するスペクトルに相当する。この図2と同様に、図3および図4は、レンズ鏡筒Bの特定ノイズ情報、および、レンズ鏡筒Cの特定ノイズ情報が示されている。
汎用ノイズ情報記憶部162には、汎用的なノイズ情報である汎用ノイズ情報が予め記憶されている。この汎用ノイズ情報とは、レンズ鏡筒の種類に関わらない汎用的なノイズ情報であり、一例として、上述した複数の特定ノイズ情報を周波数毎に平均したノイズ情報である。図5は、汎用ノイズ情報を示しており、この図5の縦軸と横軸とは、図2から図4と同様に周波数と振幅である。
なお、本実施形態においては、特定ノイズ情報および汎用ノイズ情報は、図2から図5に示したように周波数毎の振幅の情報、すなわち、周波数領域で定義されているものとして説明する。
<音信号処理部250の詳細な構成>
次に、音信号処理部250の詳細について説明する。音信号処理部250は、検出部251と、ノイズ処理部252と、汎用ノイズ情報生成部253と、を備えている。
汎用ノイズ情報生成部253は、特定ノイズ情報記憶部161に記憶された特定ノイズ情報を用いて汎用ノイズ情報を生成し、生成した汎用ノイズ情報を、汎用ノイズ情報記憶部162に記憶させる。
たとえば、汎用ノイズ情報生成部253は、特定ノイズ情報記憶部161に記憶された複数の特定ノイズ情報(図2から図4を参照)を周波数毎に平均して、汎用ノイズ情報(図5を参照)を生成し、生成した汎用ノイズ情報を、汎用ノイズ情報記憶部162に記憶させる。
検出部251は、取付け部に取付けられたレンズ鏡筒400の種類を検出する。たとえば、検出部251は、取付け部に取付けられたレンズ鏡筒400が備えるレンズ情報記憶部111から、レンズ鏡筒400の製品番号に関する情報を読み出すことにより、取付け部に取付けられたレンズ鏡筒400の種類を検出する。
ノイズ処理部252は、検出部251がレンズ鏡筒の種類を検出でき、かつ、検出部251で検出したレンズ鏡筒の種類に対応する特定ノイズ情報が特定ノイズ情報記憶部161に記憶されているときは、特定ノイズ情報記憶部161に記憶された特定ノイズ情報のうち、検出部251で検出したレンズ鏡筒400の種類に対応する特定ノイズ情報を用いて音信号のノイズを低減させる。
また、ノイズ処理部252は、検出部251がレンズ鏡筒の種類を検出できないとき、又は、検出部251で検出したレンズ鏡筒の種類に対応する特定ノイズ情報が特定ノイズ情報記憶部161に記憶されていないときは、汎用ノイズ情報記憶部162に記憶されている汎用ノイズ情報を用いて音信号のノイズを低減させる。
具体的には、ノイズ処理部252は、特定ノイズ情報または汎用ノイズ情報に基づいて、音信号にスペクトル減算(Spectral Subtraction)処理することにより、音信号のノイズを低減させる。
このスペクトル減算(Spectral Subtraction)処理とは、まず、音信号をフーリエ変換により周波数領域に変換し、周波数領域で特定ノイズ情報または汎用ノイズ情報を減じた後、逆フーリエ変換することにより、音信号のノイズを低減させる方法である。
なお、音信号をフーリエ変換により周波数領域に変換する場合、まず、音信号を予め定められている区間で切り出し、この区間に対して予め定められている窓関数を重畳させ、窓関数を重畳された音信号に対して、フーリエ変換することにより、音信号を周波数領域に変換する。この窓関数は、例えば、ハニング窓(ハニングウィンドウ)関数である。なお、この区間と窓関数との関係については、後に図6から図11を用いて、詳細に説明する。
また、ノイズ処理部252は、フーリエ変換または逆フーリエ変換する場合に、高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)、または、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)により、フーリエ変換または逆フーリエ変換してもよい。
上述したように、スペクトル減算処理では、周波数領域で音信号から特定ノイズ情報または汎用ノイズ情報を減じる処理が実行されるため、汎用ノイズ情報生成部253に記憶されている特定ノイズ情報および特定ノイズ情報記憶部161に記憶されている汎用ノイズ情報は、周波数領域での情報である方が望ましい。
なお、汎用ノイズ情報生成部253に記憶されている特定ノイズ情報および特定ノイズ情報記憶部161に記憶されている汎用ノイズ情報が時間領域での情報である場合であっても、スペクトル減算処理する場合に、ノイズ処理部252が、汎用ノイズ情報生成部253に記憶されている特定ノイズ情報または特定ノイズ情報記憶部161に記憶されている汎用ノイズ情報を、フーリエ変換により周波数領域に変換すればよい。
また、ノイズ処理部252は、上記のようにして特定ノイズ情報を用いて音信号のノイズを低減させる場合、または、汎用ノイズ情報を用いて音信号のノイズを低減させる場合に、さらに、タイミング検出部191により検出された動作部が動作するタイミングに基づいて、音信号のノイズを低減させる。
このノイズ処理部252が、タイミング検出部191により検出された動作部が動作するタイミングに基づいて、音信号のノイズを低減させることについて、次に、図6から図11を用いて、詳細に説明する。
まず、動作部が動作するタイミングの一例として、AFレンズ112が動作するタイミングと、音信号に発生するノイズとの関係について、図6を用いて説明する。ここでは、AFエンコーダ117からの出力に基づいて、タイミング検出部191が、動作部が動作するタイミングを検出する場合について説明する。
図6には、AFエンコーダ117からの出力の一例と、音信号に発生するノイズの一例が示されている。図6(A)及び図6(B)の横軸は、時刻を示している。図6(A)の縦軸は、AFエンコーダの出力として、AFレンズ112を駆動する駆動部(たとえば、レンズ駆動部116が備えるモータ、カム等)の回転方向(駆動方向)を示している。たとえば、図6(A)の縦軸は、動作部としてのAFレンズ112を駆動する駆動部が、光学系111内において停止、時計回り(CW)に回転、又は反時計回り(CCW)に回転のいずれかの状態にあることを示している。また、図6(B)の縦軸は、マイク230が出力した音信号において、ノイズが生じていることを示している。ここでは、音信号のうち、ノイズ成分のみを図示している。
この図6(A)に示すように、例えば、AFレンズ112を駆動する駆動部が、停止しており、時刻t1から時計回りの回転し、時刻t2で回転を停止し、時刻t3から時計回りの回転に回転し、時刻t4で時計回りから反時計周りの回転に回転方向を変更し、時刻t5で回転を停止したとする。
この場合、図6(B)に示すように、AFレンズ112を駆動する駆動部の回転に応じて、音信号には、時刻t1から時刻t2までの期間、および、時刻t3から時刻t5までの期間に、ノイズが生じる。なお、図6(C)は、図6(B)の時刻t1で生じたノイズを拡大した図である。
このように、AFレンズ112が動作したことにより発生する動作音は、AFレンズ112が動作するタイミングに同期して発生している。そのため、タイミング検出部191によって検出されるタイミング信号を用いることで、ノイズ処理部252は、音信号に動作音が重畳している部分、又は動作音が重畳している可能性のある部分を判定することができる。
そして、ノイズ処理部252は、タイミング検出部191により検出された動作部が動作するタイミングに基づいて、音信号に動作音が重畳している部分、又は動作音が重畳している可能性のある部分と判定された音信号に対して、上述したように、特定ノイズ情報または汎用ノイズ情報を用いて音信号のノイズを低減させる。
すなわち、ノイズ処理部252は、入力信号及び制御信号の少なくとも一方に同期させて、音信号のノイズを低減させる。ここでいう入力信号とは、上述した、動作部が動作されたことを示す信号のことであり、制御信号とは、上述した、動作部を動作させる制御信号のことである。
次に、図7を用いて、音信号処理部250が音信号を処理する区間について説明する。ここでは、図6(B)に示した時刻t1から時刻t2の期間に生じるノイズを例にして、説明する。
音信号処理部250のノイズ処理部252は、予め定められた区間毎に、順にスペクトル減算処理を実行する。この予め定められた区間とは、信号処理の単位(フレーム)であって、一定の間隔で繰り返される区間であってもよい。また、この区間は、隣接する区間と半分ずつ順にオーバーラップされていてもよい。たとえば、図7に示すように、区間T1と区間T2とが、区間の半分だけオーバーラップされており、次に、区間T2と区間T3とが、区間の半分だけオーバーラップされている。
そして、ノイズ処理部252は、スペクトル減算処理を実行する場合に、A/D変換部240から出力された音情報を予め決められた区間ごとに窓関数で重み付けし、この区間毎の音情報を周波数領域に変換する。さらに、ノイズ処理部252は、窓関数で重み付けされ周波数領域に変換された音信号から、特定ノイズ情報または汎用ノイズ情報を周波数領域で減算することで、音信号に発生したノイズを低減させる。
ここで、区間の一部のみにノイズが発生している場合、その区間に対して、特定ノイズ情報または汎用ノイズ情報をそのまま減算してしまうと、ノイズを低減し過ぎてしまう場合がある。そこで、ノイズ処理部252は、特定ノイズ情報または汎用ノイズ情報を、区間に対応する減算係数で重み付けし、この重み付けされた特定ノイズ情報または汎用ノイズ情報を、窓関数で重み付けされ周波数領域に変換された音信号から、周波数領域で減算してもよい。
この区間に対応する減算係数は、信号処理する区間のうちノイズが発生している区間(期間)に対応する窓関数の部分に基づいて、算出される。
以下、窓関数は、一例として、ハニング窓(ハニングウィンドウ)関数であるとして説明する。図8〜図10には、図7を用いて説明した時刻t1、すなわち、ノイズが発生し始める時刻t1と、区間に対応する複数の窓関数との位置関係の一例が示されている。そして、図8〜図10において、図7において説明した区間T1〜T4に対応する窓関数を、それぞれ窓関数W1〜W4とする。
例えば、図7に示された時刻t1と区間T1〜T4との場合であれば、区間T1が時刻t1を含まず、かつ、時刻t1より前に位置する場合、区間T1に対応する減算係数は、この相対位置に応じて、定められてもよい。また、区間T2が時刻t1を含む場合、区間T2に対応する減算係数は、区間T2における、窓関数W2の全体の面積と、時刻t1以降の窓関数W2の面積(図8の斜線部分)との比に基づいて、定められてもよい。区間T3に対応する減算係数も、同様である(図9を参照)。また、図10において、区間T4が時刻t1を含まず、かつ、時刻t1より後に位置する場合、区間T4に対応する減算係数は、この相対位置に応じて、定められてもよい。
なお、減算係数は、タイミング検出部191が動作部の動作開始タイミングを検出した場合と同様に、タイミング検出部191が動作部の動作終了タイミングを検出した場合については、窓関数と時刻t1との相対位置に応じて、定められてもよい。
図11には、このようにして定められた減算係数の一例が示されている。図8〜10に示された例であれば、例えば、区間T1に対応する減算係数は、値「0」と、区間T2に対応する減算係数は、値「0.3」と、区間T3に対応する減算係数は、値「0.9」と、区間T4に対応する減算係数は、値「1」になる。なお、これらの値は、一例である。
このように、ノイズ処理部252は、音信号のノイズ低減処理が施される期間を分割して得られた分割期間毎に窓関数を設定し、分割期間のうちノイズが発生している期間に対応する窓関数の部分(図8から図10の斜線部を参照)に応じた減算係数を用いて音信号のノイズを低減させる。
次に、図12のフローチャートを用いて、音信号処理部250が、区間に区切られた音信号に対して、ノイズを低減する処理を実行する場合の動作について説明する。
まず、音信号処理部250の検出部251は、取付け部に取付けられたレンズ鏡筒400の種類を検出する(ステップS01)。
次に、音信号処理部250のノイズ処理部252は、検出部251がレンズ鏡筒の種類を検出でき、かつ、検出部251で検出したレンズ鏡筒の種類に対応する特定ノイズ情報が特定ノイズ情報記憶部161に記憶されているか否かを判定する(ステップS02)。
このステップS02の判定により、検出部251がレンズ鏡筒の種類を検出でき、かつ、検出部251で検出したレンズ鏡筒の種類に対応する特定ノイズ情報が特定ノイズ情報記憶部161に記憶されていると判定された場合は、音信号処理部250のノイズ処理部252は、特定ノイズ情報記憶部161に記憶された特定ノイズ情報のうち、検出部251で検出したレンズ鏡筒400の種類に対応する特定ノイズ情報を読み出す(ステップS03)。
一方、ステップS02の判定により、検出部251がレンズ鏡筒の種類を検出でき、かつ、検出部251で検出したレンズ鏡筒の種類に対応する特定ノイズ情報が特定ノイズ情報記憶部161に記憶されていると判定されなかった場合、すなわち、検出部251がレンズ鏡筒の種類を検出できない場合、又は、検出部251で検出したレンズ鏡筒の種類に対応する特定ノイズ情報が特定ノイズ情報記憶部161に記憶されていない場合は、音信号処理部250のノイズ処理部252は、汎用ノイズ情報記憶部162に記憶されている汎用ノイズ情報を読み出す(ステップS04)。
ステップS03またはステップS04に続いて、音信号処理部250のノイズ処理部252は、当該信号処理する区間のうちノイズが発生している区間(期間)に対応する窓関数の部分に基づいて、減算係数を算出する(ステップS05)。
次に、音信号処理部250のノイズ処理部252は、ステップS03で読み出した特定ノイズ情報またはステップS04読み出した汎用ノイズ情報と、ステップS05で算出した減算係数とに基づいて、当該区間の音信号に対して、スペクトル減算処理を実行する(ステップS06)。
具体的には、このステップS06において、音信号処理部250のノイズ処理部252は、まず、当該区間の音信号に対して、フーリエ変換により周波数領域に変換する(図13参照)。このように周波数領域に変換された音信号は、目的音の成分とノイズの成分とを含んでいる。次に、音信号処理部250のノイズ処理部252は、ステップS03で読み出した特定ノイズ情報またはステップS04読み出した汎用ノイズ情報に、ステップS06で算出した減算係数を乗じたノイズ情報を、周波数領域に変換した当該区間の音信号から減算した後(図14参照)、逆フーリエ変換する。
このような処理を、音信号処理部250は、図7で説明したように、区間毎に順に実行していく。その後、ノイズ処理部252は、スペクトル減算処理された区間の音信号を、順に接続し、記憶媒体200に記憶させる。なお、この場合、図7で説明したように、互いに前後する区間は、互いに区間の半分がオーバーラップされているため、ノイズ処理部252は、窓関数の係数に基づいて互いに前後する区間の音信号を合成して、この互いに前後する区間の音信号を接続する。
ここで、たとえば、特定ノイズ情報記憶部161に図2から図4を用いて説明したようなレンズ鏡筒A、BとCとの特定ノイズ情報が記憶されているとする。この場合、上述した動作により、撮影時にレンズ鏡筒Aが取り付けられた場合、撮像装置100が備える音信号処理部250は、レンズ鏡筒400から送られるレンズ機種情報によって、取り付けられたレンズの機種がレンズ鏡筒Aであることを判別し、特定ノイズ情報記憶部161からレンズ鏡筒Aの特定ノイズ情報を読み出し、ノイズ低減処理に使用する。レンズ鏡筒Bまたはレンズ鏡筒Cが取り付けられた場合も、レンズ鏡筒Aが取り付けられた場合と、同様である。
一方、レンズ鏡筒A、B、Cとは異なるレンズ鏡筒Dが取り付けられた場合は、撮像装置100が備える音信号処理部250は、特定ノイズ情報記憶部161にレンズ鏡筒Dの特定ノイズ情報が記憶されていないため、汎用ノイズ情報記憶部162から汎用ノイズ情報を読み出し、ノイズ低減処理に使用する。
また、取り付けられたレンズ鏡筒のレンズ機種情報が不明の場合、撮像装置100が備える音信号処理部250は、汎用ノイズ情報記憶部162から汎用ノイズ情報を読み出し、ノイズ低減処理に使用する。
これにより、たとえば、図15に示されるように、音信号にレンズ鏡筒400により生じるノイズが重畳している場合であっても、このレンズ鏡筒400の種類に対応する特定ノイズ情報記憶部161から読み出した特定ノイズ情報に基づいて、ノイズを減じる処理ができる。そして、図16に示されるように、レンズ鏡筒400の種類にかかわらず、適切に、音信号からノイズを減じることができる。
また、取り付けられたレンズ鏡筒が特定ノイズ情報記憶部161に記憶されていない場合であっても、また、取り付けられたレンズ鏡筒のレンズ機種情報が不明の場合であっても、汎用ノイズ情報記憶部162から読み出した汎用ノイズ情報に基づいて、音信号からノイズを減じることができる。このように、本実施形態によれば、いずれの場合であっても、適切なノイズ情報に基づいて、音信号からノイズを減じることができる。
なお、特定ノイズ情報記憶部161に記憶されている特定ノイズ情報は、レンズ鏡筒の製品番号に関する情報、焦点距離に関する情報、開放F値に関する情報のうち少なくとも1つに関連付けられていてもよい。
そして、検出部251は、取付け部に取付けられたレンズ鏡筒の製品番号に関する情報、焦点距離に関する情報、開放F値に関する情報のうち少なくとも1つに基づいて、取付け部に取付けられたレンズ鏡筒の種類を検出してもよい。
このようにすることにより、レンズ鏡筒400のレンズ情報記憶部111に、レンズ鏡筒の製品番号に関する情報が記憶されていないため、取付け部に取付けられたレンズ鏡筒の種類を検出できない場合でも、検出部251は、焦点距離に関する情報または開放F値に関する情報に基づいて、取付け部に取付けられたレンズ鏡筒の種類を検出することができる。
また、レンズ鏡筒の製品番号に関する情報は記憶されているものの、この製品番号だけでは、取付け部に取付けられたレンズ鏡筒の種類を検出できない場合であっても、検出部251は、焦点距離に関する情報または開放F値に関する情報に基づいて、取付け部に取付けられたレンズ鏡筒の種類を検出することができる。
なお、レンズ鏡筒の製品番号に関する情報は記憶されているものの、この製品番号だけでは、取付け部に取付けられたレンズ鏡筒の種類を検出できない場合とは、レンズ鏡筒が発売された直後などの場合がある。
なお、汎用ノイズ情報生成部253は、検出部251がレンズ鏡筒の種類を検出できないとき、又は、検出部251で検出したレンズ鏡筒の種類に対応する特定ノイズ情報が特定ノイズ情報記憶部161に記憶されていないとき、特定ノイズ情報記憶部161に記憶された特定ノイズ情報を用いて汎用ノイズ情報を生成してもよい。そして、この場合、ノイズ処理部252は、汎用ノイズ情報生成部253により生成された汎用ノイズ情報を用いて、音信号のノイズを低減してもよい。
このようにすることにより、汎用ノイズ情報を用いて音信号のノイズを低減する場合に、汎用ノイズ情報記憶部162に予め汎用ノイズ情報が記憶されている必要がなく、また、汎用ノイズ情報記憶部162が不要となる。
なお、汎用ノイズ情報として、複数のレベルを設定しても良い。例えば、ノイズ低減効果の程度に応じて「高」、「中」、「低」の3段階の汎用ノイズ情報を持つ場合、「中」は上記図2から図5に示した3種類の周波数スペクトルの平均とし、「高」は3種類の周波数スペクトルの最大値、「低」は最小値とする。
そして、撮影前に予め汎用ノイズ情報を使用する場合のレベルを設定しておき、取り付けられたレンズ機種の特定レンズ情報がない場合は、設定されたレベルの汎用ノイズ情報を使用する。
このように、汎用ノイズ情報生成部253は、特定ノイズ情報記憶部161に記録されている複数の特定ノイズ情報を、レベルに応じて、平均、最大または最小などのように統計処理して、汎用ノイズ情報を生成してもよい。
そして、撮影前に予め汎用ノイズ情報を使用する場合のレベルを設定しておき、取り付けられたレンズ機種の特定レンズ情報がない場合は、音信号処理部250は、設定されたレベルの汎用ノイズ情報を使用する。
または、目的音の品質より、音信号処理部250は、ノイズ低減効果を重視する場合はレベル「高」を、ノイズ低減効果より目的音の品質を重視する場合はレベル「低」を選択する。この目的音の品質とは、たとえば、S/N比であってもよい。このS/N比は、たとえば、音信号処理部250が検出してもよい。
また、汎用ノイズ情報生成部253が生成する汎用レンズ情報として、特定ノイズ情報記憶部161に記録されている複数機種のレンズの特定ノイズ情報から生成する例を示したが、これ以外の方法で、汎用レンズ情報を生成しても良い。例えば、特定ノイズ情報記憶部161に記録されていない特定ノイズ情報から汎用レンズ情報を生成してもよく、特定ノイズ情報を用いずに汎用レンズ情報を作成しても良い。
なお、特定ノイズ情報記憶部161には、複数のノイズ情報を記憶可能であればよい。たとえば、特定ノイズ情報記憶部161には、工場出荷時には特定ノイズ情報が記憶されておらず、ユーザが、自身が持っているレンズ鏡筒に対応する特定ノイズ情報を、CPU190などを介して、特定ノイズ情報記憶部161に記憶させる場合に好適である。
また、新しいレンズ鏡筒Nの特定ノイズ情報が、特定ノイズ情報記憶部161に追加されても良い。例えば、レンズ鏡筒Nを販売する会社が、レンズ鏡筒NのAF駆動音に関する特定ノイズ情報をインターネット上に公開する。そして、ユーザが、公開された特定ノイズ情報をダウンロードし、CFカードやSDカード等のメモリーカードを介して、撮像装置100の特定ノイズ情報記憶部161に、特定ノイズ情報を追加する。これにより、新しいレンズ鏡筒Nが発売された場合であっても、この新しいレンズ鏡筒Nに対しても、新しいレンズ鏡筒Nの特定ノイズ情報に基づいて、適切に、ノイズを低減することができる。
また、汎用ノイズ情報生成部253は、追加された特定ノイズ情報に基づいて、汎用ノイズ情報を生成してもよい。また、汎用ノイズ情報生成部253は、例えば、レンズ鏡筒Nの特定ノイズ情報が特定ノイズ情報記憶部161に追加されたことに応じて、レンズ鏡筒A、B、C、Nの4種類の汎用ノイズ情報に基づいて、汎用ノイズ情報を生成するようにしてもよい。これにより、ユーザが用いるレンズ鏡筒に応じて、汎用ノイズ情報を生成することができる。
また、特定ノイズ情報記憶部161には、レンズ鏡筒の製品番号に関する情報、焦点距離に関する情報、開放F値に関する情報のうち少なくとも1つに関連付けられているとともに、レンズ鏡筒の動作の種類を示す情報と関連付けられて、当該動作の場合の特定ノイズ情報が記憶されていてもよい。
この場合、タイミング検出部191は、動作部を動作させる制御信号に基づいて、動作部が動作するタイミングを検出するとともに、動作部による動作の種類を検出する。
音信号処理部250のノイズ処理部252は、検出部251がレンズ鏡筒の種類を検出でき、かつ、検出部251で検出したレンズ鏡筒の種類に対応する特定ノイズ情報が特定ノイズ情報記憶部161に記憶されているときは、特定ノイズ情報記憶部161に記憶された特定ノイズ情報のうち、検出部251で検出したレンズ鏡筒400の種類に対応するとともに、タイミング検出部191により検出された動作部による動作の種類に対応する特定ノイズ情報を用いて、音信号のノイズを低減させる
これにより、たとえば、AF駆動、VR駆動、ズーム操作などのレンズ鏡筒の動作の種類毎に、レンズ鏡筒から生じる駆動音(ノイズ)は異なるような場合であっても、音信号処理部250は、いずれの場合にも、その動作に適した特定ノイズ情報に基づいて、適切に、音信号からノイズを減じることができる。
なお、上記の説明においては、音信号処理部250が、マイク230により収音された音信号に対して信号処理する場合について説明したが、本実施形態による上述した音信号処理部250の処理は、このようにリアルタイムに収音された音信号に対してのみ適用されるものではない。
たとえば、既に録音されている音信号に対しても、この音信号と関連付けて、この音信号を録音した装置が備えている動作部が動作することを示すタイミングが、たとえば、記憶媒体200などの記憶部に記録されている場合にも、本実施形態による音信号処理部250は、上述した信号処理を同様に、実行することができる。
なお、特定ノイズ情報記憶部161を、レンズ鏡筒400が備えていてもよい。また、マイク230、A/D変換部240、または、音信号処理部250を、レンズ鏡筒400が備えていてもよい。
なお、図1における音信号処理部250、または、この音信号処理部250が備える各部は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、メモリおよびマイクロプロセッサにより実現させるものであってもよい。
なお、この音信号処理部250、または、この音信号処理部250が備える各部は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、この音信号処理部250、または、この音信号処理部250が備える各部はメモリおよびCPU(中央演算装置)により構成され、音信号処理部250、または、この音信号処理部250が備える各部の機能を実現するためのプログラムをメモリにロードして実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。
また、図1における音信号処理部250、または、この音信号処理部250が備える各部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、音信号処理部250、または、この音信号処理部250が備える各部による処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
110…撮像部、191…タイミング検出部、161…特定ノイズ情報記憶部、162…汎用ノイズ情報記憶部、251…検出部、252…ノイズ処理部、253…汎用ノイズ情報生成部

Claims (10)

  1. レンズ鏡筒が取付けられる取付け部と、
    音波を電気信号に変換するマイクと、
    前記取付け部に取付けられた前記レンズ鏡筒の種類を検出する検出部と、
    複数種類のレンズ鏡筒のそれぞれに対応したノイズ情報が記憶された記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記ノイズ情報のうち、前記検出部で検出された前記レンズ鏡筒の種類に対応するノイズ情報を用いて前記電気信号低減する処理を行うノイズ処理部とを含み、
    前記ノイズ処理部は、前記取付け部に取付けられた前記レンズ鏡筒の種類を前記検出部が検出できないとき、又は、前記検出部で検出された前記レンズ鏡筒の種類に対応するノイズ情報が前記記憶部に記憶されていないとき、前記記憶部に記憶された少なくとも二つの前記ノイズ情報を用いて生成された、前記取付け部に取付けられた前記レンズ鏡筒によるノイズを除去するための合成ノイズ情報を用いて前記電気信号を低減する処理を行う
    とを特徴とする撮影装置。
  2. 請求項1に記載された撮影装置であって、
    前記レンズ鏡筒を制御するための制御信号を出力する制御部とを備え、
    前記ノイズ処理部は、前記制御信号に同期させて前記電気信号低減する処理を行う
    とを特徴とする撮影装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載された撮影装置であって、
    前記レンズ鏡筒からレンズの駆動状態に対応した入力信号が入力される入力部とを備え、
    前記ノイズ処理部は、前記入力信号に同期させて前記電気信号低減する処理を行う
    とを特徴とする撮影装置。
  4. 請求項1から請求項3までの何れか1項に記載された撮影装置であって、
    前記検出部は、前記取付け部に取付けられた前記レンズ鏡筒の製品番号に関する情報、焦点距離に関する情報、開放F値に関する情報のうち少なくとも1つを検出す
    とを特徴とする撮影装置。
  5. 請求項1から請求項4までの何れか1項に記載された撮影装置であって、
    前記記憶部に記憶された前記ノイズ情報は、前記レンズ鏡筒が駆動されることにより生じるノイズの情報を含
    とを特徴とする撮影装置。
  6. 請求項5に記載された撮影装置であって、
    前記記憶部に記憶された前記ノイズ情報は、前記レンズ鏡筒の製品番号に関する情報、焦点距離に関する情報、開放F値に関する情報のうち少なくとも1つに関連付けられてい
    とを特徴とする撮影装置。
  7. 請求項1から請求項までの何れか1項に記載された撮影装置であって、
    前記ノイズ処理部は、前記電気信号のノイズ低減処理が施される期間を分割して得られた分割期間毎に窓関数を設定し、前記分割期間のうちノイズが発生している期間に対応する前記窓関数の部分に応じた係数を用いて前記電気信号低減する処理を行う
    とを特徴とする撮影装置。
  8. 請求項1から請求項7までの何れか1項に記載された撮影装置であって、
    外部の記憶媒体と接続可能な接続部と、
    前記接続部と接続された前記記憶媒体から前記記憶部には記憶されていないノイズ情報を取得し、前記記憶部に前記取得したノイズ情報を記憶させる制御部とを備える
    ことを特徴とする撮影装置。
  9. レンズ鏡筒が取付けられる取付け部と、
    音波を電気信号に変換するマイクと、
    前記取付け部に取付けられた前記レンズ鏡筒の種類を検出する検出部と、
    複数のノイズ情報を記憶可能な記憶部と、
    前記複数のノイズ情報から、前記検出部で検出された前記レンズ鏡筒の種類に対応するノイズ情報を選択し、前記選択されたノイズ情報を用いて前記電気信号低減する処理を行うノイズ処理部とを含み、
    前記ノイズ処理部は、前記取付け部に取付けられた前記レンズ鏡筒の種類を前記検出部が検出できないとき、又は、前記検出部で検出された前記レンズ鏡筒の種類に対応するノイズ情報が前記記憶部に記憶されていないとき、前記記憶部に記憶された少なくとも二つの前記ノイズ情報を用いて生成された、前記取付け部に取付けられた前記レンズ鏡筒によるノイズを除去するための合成ノイズ情報を用いて前記電気信号を低減する処理を行う
    ことを特徴とする撮影装置。
  10. コンピュータに、
    撮影時に取得された音響信号、撮影時に使用されたレンズ鏡筒の種類に関する情報、及び、複数種類のレンズ鏡筒のそれぞれに対応した複数のノイズ情報を受け取る入力手順と、
    前記撮影時に使用されたレンズ鏡筒の種類に関する情報を用いて、前記複数のノイズ情報から、前記撮影時に使用されたレンズ鏡筒の種類に対応するノイズ情報を選択する選択手順と、
    前記選択手順において前記撮影時に使用されたレンズ鏡筒の種類に対応するノイズ情報を前記複数のノイズ情報から選択できる場合には、前記選択されたノイズ情報を用いて前記音響信号を低減する処理を行い、前記入力手順において前記撮影時に使用されたレンズ鏡筒の種類を受け取らなかった場合、又は、前記選択手順において前記撮影時に使用されたレンズ鏡筒の種類に対応するノイズ情報を前記複数のノイズ情報から選択できない場合には、前記複数のノイズ情報から選択された少なくとも二つの前記ノイズ情報を用いて生成された、前記撮影時に使用されたレンズ鏡筒によるノイズを除去するための合成ノイズ情報を用いて前記音響信号を低減する処理を行うノイズ低減手順とを実行させるためのプログラム。
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