JP2012063422A - 制御装置及びレンズ鏡筒 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動機構がレンズを駆動した場合に、駆動機構から発生する音を低減させる制御装置及びレンズ鏡筒を提供する。
【解決手段】制御装置が、第1加速度でAFレンズ112を駆動させ、撮像対象に合焦させた後に、第1加速度より小さい第2加速度でAFレンズ112を駆動させる制御部118を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、レンズを駆動して合焦を調節する制御装置及びレンズ鏡筒に関する。
動画撮影モードと静止画撮影モードとを選択可能な光学機器が動画撮影をする場合、動画撮影用の起動周波数を振動波モータ(超音波モータ)に印加して、レンズを駆動させる制御装置を備えた光学機器が開示されている(特許文献1参照)。
特開2009−153286号公報
ところで、動画撮影では、動画を撮像するとともに、音を収音して録音する場合がある。そして、動画撮影においてレンズが駆動され、例えば、レンズを駆動する駆動機構にあった隙間(ガタ)が無くなることで、駆動機構から音が発生することがある。このような場合、特許文献1に開示された光学機器では、駆動機構から発生した音がノイズとして録音されてしまうという問題があった。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、駆動機構がレンズを駆動した場合に、駆動機構から発生する音を低減させる制御装置及びレンズ鏡筒を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、第1加速度でレンズを駆動させ、撮像対象に合焦させた後に、前記第1加速度より小さい第2加速度で前記レンズを駆動させる制御部を備えることを特徴とする制御装置である。
また、本発明は、予め定められた閾値より小さい第3加速度でレンズを駆動させ、さらに、前記第3加速度より大きい第4加速度で前記レンズを駆動させる制御部を備えることを特徴とする制御装置である。
また、本発明は、制御装置と、当該制御装置の制御に応じて、前記レンズを駆動する駆動機構と、を備える特徴とするレンズ鏡筒である。
本発明によれば、制御装置は、駆動機構がレンズを駆動した場合に、駆動機構から発生する音を低減させることができる。
本発明の第1実施形態におけるレンズ鏡筒111及び撮像装置100の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態における制御部118の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態におけるAFレンズ112を駆動するモータの駆動速度及び加速度の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態におけるAFレンズ112を駆動するモータの駆動速度及び加速度の一例を示す図である。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1には、レンズ鏡筒111及び撮像装置100の構成が示されている。撮像装置100は、レンズ鏡筒111(光学系)による光学像を撮像し、得られた画像データを記憶媒体200に記憶させる。また、撮像装置100は、収音した音に応じた音信号を記憶媒体200に記憶させる。
次に、レンズ鏡筒111の構成を説明する。
レンズ鏡筒111は、焦点調整レンズ(以下、「AF(Auto Focus)レンズ」という)112と、レンズ駆動部116と、AFエンコーダ117と、制御部(制御装置)118を備える。なお、制御部118は、撮像装置100に備えられてもよい。また、レンズ鏡筒111は、撮像装置100に着脱可能に接続されてもよいし、撮像装置100と一体であってもよい。
AFレンズ112は、レンズ駆動部116により駆動され、後述する撮像部110の撮像素子119の受光面に、光学像を導く。
AFエンコーダ117は、AFレンズ112の駆動(移動)を検出し、AFレンズ112の駆動に応じた信号を、制御部118に出力する。ここで、AFレンズ112の駆動に応じた信号とは、例えば、AFレンズ112の駆動量(移動量)に応じて、周期的に変化する信号であってもよい。
制御部118は、撮像装置100の後述するCPU190から入力される駆動制御信号に応じて、レンズ駆動部116を制御する。ここで、駆動制御信号とは、AFレンズ112を光軸方向に駆動(移動)させる制御信号である。制御部118は、駆動制御信号に応じて、例えば、レンズ駆動部116に出力する電圧の電圧値を変更してもよい。
また、制御部118は、AFレンズ112の駆動に応じた信号に基づいて、レンズ鏡筒111におけるAFレンズ112の位置(フォーカスポジション)を、CPU190に出力する。ここで、制御部118は、例えば、AFレンズ112の駆動に応じた信号を、駆動方向に応じて積算することで、レンズ鏡筒111におけるAFレンズ112の位置を算出してもよい。
制御部118は、撮像装置100が光学像を静止画として撮像するか、又は動画として撮像するかを示す撮像モード信号を、CPU190から取得する。そして、制御部118は、撮像モード信号に基づいて、撮像装置100が光学像を静止画として撮像するか、又は動画として撮像するかを判定する。この判定については、図2を用いて後述する。
撮像装置100が光学像を静止画として撮像することを撮像モード信号が示す場合、制御部118は、駆動制御信号に基づいて、後述する第1加速度で、AFレンズ112を駆動させる(静止画撮影用処理)。
一方、撮像装置100が光学像を動画として撮像することを撮像モード信号が示す場合、制御部118は、駆動制御信号に基づいて、後述する第1加速度で、AFレンズ112を駆動させる。さらに、制御部118は、駆動制御信号に基づいて、後述する第1加速度より小さい第2加速度でAFレンズ112を駆動させる(動画撮影用処理)。制御部118の動作の詳細については、図3を用いて後述する。なお、撮像装置100が光学像を動画として撮像する場合、制御部118は、AFレンズ112を光軸方向の前後に振動(ウォブリング)させてもよい。
また、例えば、第1加速度は、撮像対象に短時間で合焦させることができるように、その値が定められてもよい。また、第2加速度は、駆動機構が衝突することにより発生する衝突音、及びモータから発生する駆動音(例えば、摺動音、摩擦音)が、マイク230に収音されないように、その値が定められてもよい。
レンズ駆動部116は、AFレンズ112を駆動する駆動機構(不図示)を備える。駆動機構は、例えば、モータ、ギア、及びカム等を有してもよい。そして、駆動機構は、モータのトルクで、AFレンズ112を駆動し、レンズ鏡筒111内でAFレンズ112を光軸方向に駆動(移動)させる。なお、モータは、超音波モータなどの振動波モータでもよい。また、モータは、撮像装置100に備えられてもよい。
次に、撮像装置100の構成を説明する。
撮像装置100は、撮像部110と、画像処理部140と、表示部150と、バッファメモリ部130と、操作部180と、記憶部160と、CPU190と、マイク230と、音信号処理部240と、通信部170を備える。
撮像部110は、撮像素子119と、A/D(Analog/Digital)変換部120とを備え、設定された撮像条件(例えば絞り値、露出値等)に従って、CPU190により制御される。
撮像素子119は、光電変換面を備え、レンズ鏡筒111(光学系)によりその受光面に結像した光学像を電気信号に変換して、A/D変換部120に出力する。
また、撮像素子119は、操作部180を介して撮影指示を受け付けた際に得られる画像データを、静止画又は動画の画像データとして、A/D変換部120を介して記憶媒体200に記憶させる。一方、撮像素子119は、操作部180を介して撮像指示を受け付けていない状態において、連続的に得られる画像データをスルー画データとして、A/D変換部120を介してCPU190及び表示部150に出力する。
A/D変換部120は、撮像素子119によって変換された電気信号をデジタル化して、デジタル信号である画像データをバッファメモリ部130に出力する。
操作部180は、例えば、電源スイッチ、シャッタボタン、マルチセレクタ(十字キー)、又はその他の操作キーを備え、ユーザによって操作されることでユーザの操作入力を受け付け、操作入力に応じた信号をCPU190に出力する。
画像処理部140は、記憶部160に記憶されている画像処理条件を参照して、バッファメモリ部130に一時的に記憶されている画像データに対して、画像処理をする。画像処理された画像データは、通信部170を介して記憶媒体200に記憶される。なお、画像処理部140は、記憶媒体200に記憶されている画像データに対して、画像処理をしてもよい。
表示部150は、例えば液晶ディスプレイであって、撮像部110によって得られた画像データ、及び操作画面等を表示する。
バッファメモリ部130は、撮像部110によって撮像された画像データを、一時的に記憶する。また、バッファメモリ部130は、マイク230が収音した音に応じた音信号を、一時的に記憶する。
マイク230は、音を収音し、その音に応じた音信号を、バッファメモリ部130に音信号処理部240を介して出力する。そして、音に応じた音信号は、音信号処理部240によってデジタル化されて、バッファメモリ部130に記憶される。
記憶部160は、CPU190によってシーン判定の際に参照される判定条件や、シーン判定によって判断されたシーン毎に対応付けられた撮像条件等を記憶する。
CPU190は、設定された撮像条件(例えば絞り値、露出値等)に従って撮像部110を制御する。
また、CPU190は、光学像を静止画として撮像するか又は動画として撮像するかを判定し、光学像を静止画として撮像するか、又は動画として撮像するかを示す撮像モード信号を、レンズ鏡筒111の制御部118に出力する。ここで、CPU190は、例えば、操作部180から入力された操作入力に応じた信号に基づいて、光学像を静止画として撮像するか、又は動画として撮像するかを判定する。
CPU190は、撮像素子119が出力した電気信号からデフォーカス量(焦点ずれ量)を算出し、このデフォーカス量に基づいて、撮像対象に合焦させるように駆動制御信号を生成して、生成した駆動制御信号をレンズ鏡筒111の制御部118に出力する。
ここで、CPU190は、制御部118を介してAFレンズ112を駆動させ、撮像対象に合焦させたことでAFレンズ112の駆動が終了した後に、録音を開始させてもよい。また、CPU190は、制御部118から入力されるフォーカスポジションが変化しなくなった場合に、AFレンズ112の駆動が終了したと判定して、その後に録音を開始してもよい。録音開始タイミングについては、図3を用いて後述する。
音信号処理部240は、マイク230が収音した音に応じた音信号をデジタル化し、バッファメモリ部130に記憶させる。なお、音信号処理部240は、定常的に発生する音ノイズを低減させるノイズ低減処理(例えば、スペクトル減算法によるノイズ低減処理)を、マイク230が収音した音に応じた音信号に施してもよい。
通信部170は、カードメモリ等の取り外しが可能な記憶媒体200と接続され、この記憶媒体200への情報(画像データ及び音データ等)の書込み、読み出し、あるいは消去を行う。
記憶媒体200は、撮像装置100に対して着脱可能に接続される記憶部であって、例えば、撮像部100によって生成された画像データ及び音データ等を記憶する。なお、記憶媒体200は、撮像装置100と一体であってもよい。
次に、制御部118の動作の詳細を説明する。
図2には、制御部118の動作がフローチャートで示されている。制御部118は、CPU190から撮像モード信号を取得し、撮像装置100が光学像を静止画として撮像するか、又は動画として撮像するかを判定する(ステップS1)。ここで、制御部118は、取得した撮像モード信号に基づいて、撮像装置100が光学像を動画として撮像する、と判定したとする(ステップS1−NO)。これにより、制御部118は、動画撮影用処理を実行する(ステップS2)。
一方、ステップS1において、取得した撮像モード信号に基づいて、撮像装置100が光学像を静止画として撮像する、と制御部118が判定した場合(ステップS1−YES)、制御部118は、静止画撮影用処理を実行する(ステップS3)。
次に、動画撮影用処理について説明する。
図3の上段には、動画撮影用処理において、AFレンズ112を駆動するモータの駆動速度の一例が示されている。また、図3の下段には、図3の上段に示された駆動速度に対応する加速度が示されている。
まず、時刻t0(駆動開始時刻)において、モータは、AFレンズ112の駆動を停止している。また、撮像装置100は、マイク230が収音した音に応じた音信号を録音していない。なお、時刻t0において、AFレンズ112を駆動する駆動機構には、隙間(ガタ)があってもよい。
制御部118は、時刻t0からt1まで、第1加速度でAFレンズ112を駆動(加速)させる。ここで、第1加速度は、後述する第2加速度より大きい加速度である。 続いて、制御部118は、時刻t1からt2まで、加速度「0」でAFレンズ112を駆動させてもよい。さらに、制御部118は、時刻t2からt3まで、第1加速度とは正負の異なる加速度で、AFレンズ112を駆動(減速)させる。そして、制御部118は、時刻t3において撮像対象に合焦させ、AFレンズ112を停止させたとする。ここまで、撮像装置100が音信号を録音していないので、モータ及び駆動機構から発生した音は、ノイズとして録音されていない。
時刻t3以降、CPU190は、録音を開始する。また、制御部118は、駆動制御信号に応じて、AFレンズ112を光軸方向の前後に振動(ウォブリング)させてもよい。そして、CPU190は、デフォーカス量(焦点ずれ量)を算出し、このデフォーカス量に基づいて、定常的に撮像対象に合焦させるように、時刻t3以降も駆動制御信号を生成する。制御部118は、駆動制御信号に基づいて、第1加速度より小さい第2加速度で、AFレンズ112を駆動させる。例えば、図3に示された例では、時刻t3からt4まで、制御部118がAFレンズ112を第2加速度でゆっくり駆動させるので、モータ及び駆動機構から発生する音は低減される。
静止画撮影用処理において駆動機構から音が発生しても、上述したように、静止画撮影では収音された音が録音されないので、制御部118は、例えば、図3に示した時刻t0からt3までに実行する処理と同じ処理を、静止画撮影用処理においても実行してもよい。
このようにして、制御部118は、CPU190から入力された駆動制御信号に基づいて、第1加速度でAFレンズ112を駆動させ、撮像対象に合焦させた後に、第1加速度より小さい第2加速度でAFレンズ112を駆動させる。これにより、CPU190及び制御部118は、撮像対象に高速に合焦させた後、駆動機構から発生する音を低減させることができる。
また、制御部118は、CPU190から入力された駆動制御信号に基づいて、第1加速度でAFレンズ112を駆動させ、撮像対象に合焦させた後、撮像装置100(CPU190)に録音を開始させる。これにより、制御部118は、駆動機構から発生する音を撮像装置100が録音しないようにすることができる。また、レンズ鏡筒111は、撮像装置100が録音を開始するまで、制御部118の制御に応じてAFレンズ112を高速に駆動させ、短時間で合焦させることができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態について図面を参照して詳細に説明する。第2実施形態では、動画撮影用処理において、AFレンズ112を駆動する駆動機構にあった隙間(ガタ)が少なくとも無くなるまで、ゆっくりAFレンズ112を駆動させる点が、第1実施形態と異なる。以下、第1実施形態との相違点のみ説明する。
動画撮影用処理について説明する。
図4の上段には、動画撮影用処理において、AFレンズ112を駆動するモータの駆動速度の一例が示されている。ここで、駆動速度を時刻で積分した値は、AFレンズ112の駆動量(移動量)を示す。また、図4の下段には、図4の上段に示された駆動速度に対応する加速度が示されている。また、時刻t5(駆動開始時刻)において、撮像装置100は、マイク230が収音した音に応じた音信号を、録音していてもよい。なお、時刻t5において、AFレンズ112を駆動する駆動機構には、隙間(ガタ)があってもよい。
まず、制御部118は、時刻t5からt6まで、予め定められた閾値より小さい第3加速度でAFレンズ112を駆動させる。ここで、予め定められた閾値は、AFレンズ112を駆動する駆動機構から発生したノイズが収音されないように、駆動機構をゆっくり駆動させるよう定められた閾値である。また、時刻t5からt6までの時間は、駆動機構が駆動されることで駆動機構にあった隙間(ガタ)が無くなるまでの時間以上であって、駆動機構の構造に応じて定められてもよい。
なお、制御部118は、AFレンズ112の駆動に応じた信号に基づいて、AFレンズ112が駆動(移動)したことを検出してもよい。例えば、制御部118は、AFレンズ112が駆動(移動)を開始したことを検出した場合に、駆動機構にあった隙間(ガタ)が無くなった、と判定してもよい。
続いて、制御部118は、時刻t6からt7まで、第3加速度より大きい第4加速度でAFレンズ112を駆動(加速)させる。図4に示された例では、駆動機構にあった隙間(ガタ)が、時刻t6までに無くなっているので、時刻t6からt7までの間、駆動機構から発生する音は低減されている。
また、制御部118は、時刻t7からt8まで、加速度「0」でAFレンズ112を駆動させてもよい。さらに、制御部118は、時刻t8からt9まで、第3及び4加速度とは正負の異なる加速度で、AFレンズ112を駆動(減速)させる。駆動機構にあった隙間(ガタ)が、時刻t6までに無くなっているので、時刻t7からt9までも同様に、駆動機構から発生する音は低減されている。
続いて、制御部118は、第4加速度より小さい加速度で、AFレンズ112をゆっくり駆動(減速)させて、時刻t10において、AFレンズ112を停止させる。図4に示された例では、時刻t9からt10までに、例えば、慣性等により減速しきれずに駆動機構どうしが接触したとしても、駆動機構は、ゆっくり駆動しているので、駆動機構から発生する音は低減される。なお、制御部118は、時刻t10以降に、時刻t5からt10まで処理を繰り返し実行してもよい。
このようにして、制御部118は、CPU190から入力された駆動制御信号に基づいて、第3加速度でAFレンズ112をゆっくり駆動させる。そして、隙間(ガタ)が無くなった後、制御部118は、第3加速度より大きい第4加速度でAFレンズ112を駆動させる。これにより、制御部118は、駆動機構がAFレンズ112を駆動した場合に、駆動機構から発生する音を低減させることができる。また、撮像装置100は、第1実施形態と対比して、モータの駆動速度に関わらず、録音をすることができる。
また、制御部118は、AFレンズ112を駆動する駆動機構にあった隙間(ガタ)が少なくとも無くなるまで、第3加速度でAFレンズ112を駆動させる。これにより、制御部118は、音を低減させるために必要な時間だけ第3加速度で駆動機構を駆動させて、駆動機構から発生する音を低減させることができる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
例えば、第1実施形態の図3、及び第2実施形態の図4を用いて示された処理は、それぞれ組み合わされてもよい。例えば、制御部118は、第2実施形態の図4における時刻t10以降に、第1実施形態の図3に示された時刻t3以降の処理を実行してもよい。これにより、制御部118は、駆動機構がAFレンズ112を駆動した場合に、駆動機構から発生する音を低減させることができる。また、撮像装置100は、撮像対象に高速に合焦させることができる。また、撮像装置100は、モータの駆動速度に関わらず、録音をすることができる。
また、図2に示す各ステップを実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、実行処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。
さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
111…レンズ鏡筒、112…AFレンズ、116…レンズ駆動部、118…制御部、190…CPU、170…通信部、200…記憶媒体、230…マイク、240…音信号処理部

Claims (5)

  1. 第1加速度でレンズを駆動させ、撮像対象に合焦させた後に、前記第1加速度より小さい第2加速度で前記レンズを駆動させる制御部
    を備えることを特徴とする制御装置。
  2. 前記制御部は、撮像対象に合焦させた後に、収音された音を録音する録音装置に録音を開始させることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 予め定められた閾値より小さい第3加速度でレンズを駆動させ、さらに、前記第3加速度より大きい第4加速度で前記レンズを駆動させる制御部
    を備えることを特徴とする制御装置。
  4. 前記制御部は、前記レンズを駆動する駆動機構にあった隙間が少なくとも無くなるまで、前記第3加速度で前記レンズを駆動させることを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の制御装置と、
    当該制御装置の制御に応じて、前記レンズを駆動する駆動機構と、
    を備えることを特徴とするレンズ鏡筒。
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