JP5426847B2 - ニッケル水素電池積層体の充電方法およびその充電制御システム - Google Patents
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Description
OH− → 1/4O2 + 1/2H2O + e− (1)
正極で発生した酸素ガスは、下記(2)の反応により負極の水素吸蔵合金(M)中の水素と反応してH2Oとなるので、電池内部の圧力上昇が抑えられ、電池を密閉構造とすることができる。
MH + 1/4O2 → M + 1/2H2O (2)
しかしながら、急速な過充電反応が起こった場合には、内部圧力の上昇を抑えきれずに、電池の安全弁が作動することがある。また、過充電状態が頻繁に起これば、電池を構成する材料が劣化し、電池性能、特に充放電サイクル寿命特性が低下する。したがって、過充電を効果的に抑制することができる充電制御方法を採用する必要がある。
S1:電流:28A
電圧:11V
設定内部圧力(上限値):5kgf/cm2
S2:電流:0A(休止)
設定内部圧力(下限値):0.15kgf/cm2
S3:電流:28A
電圧:11V
設定内部圧力(上限値):4.4kgf/cm2
S1:電流:28A
電圧:11V
設定内部圧力(上限値):5kgf/cm2
Sn(n≧2):電流:28A
電圧:11V
設定内部圧力(上限値):Pun kgf/cm2
(Pun<Pu(n−1))
ここでPunはn番目のステップSnにおける内部圧力の上限値である。
S1:電流:28A
設定内部圧力(上限値):6kgf/cm2
S2:電流:0A(休止)
設定内部圧力(下限値):5.6kgf/cm2
S3:電流:14A
設定内部圧力(上限値):6kgf/cm2
(1)定電流制御充電において、充電休止後の充電再開時の充電電流を順次低い値に設定するとともに、充電休止の内部圧力の上限値を順次低い値に設定する。
(2)定電流−定電圧制御充電において、充電休止後の充電再開時の充電電流を順次低い値に設定するとともに、充電休止の内部圧力の上限値を順次低い値に設定する。
(3)定電流制御充電において、内部圧力が所定値A1に達した時に定電流設定値を下げる。その後も内部圧力が上昇し続け、内部圧力が所定値A2(A1<A2)に達した場合に、定電流設定値をさらに下げる。
(4)定電流制御充電において、内部圧力が所定値A3に達した時に充電を休止する。その後内部圧力が所定値A4(A3>A4)まで下がった時に充電を再開する。
(5)定電流制御充電において、内部圧力が所定値A5に達した時に充電を休止する。その後内部圧力が所定値A6(A5>A6)まで下がった時に充電を再開し、内部圧力が所定値A7(A5>A7>A6)まで上昇した時に充電を停止する。
(6)定電流制御充電において、内部圧力が所定値A8に達した時に充電を休止する。その後内部圧力が所定値A9(A8>A9)まで下がった時に、定電流設定値を下げて充電を再開し、内部圧力が所定値A10(A8>A10>A9)まで上昇した時に充電を停止する。
(7)定電流−定電圧制御充電において、定電流充電の途中に内部圧力が所定値に達した場合に、上記(1)〜(4)のいずれかの方法で充電制御を行う。
(8)定電流−定電圧制御充電において、定電圧充電の途中に内部圧力が所定値A11に達した時に、充電を休止する。その後、内部圧力が所定値A12(A11>A12)まで下がった時に、定電圧設定値を下げて充電を再開する。
(9)定電流−定電圧制御充電において、定電圧充電の途中に内部圧力が所定値A13に達した時に、定電圧設定値を下げる。その後、いったん下がった内部圧力が所定値A14(A13>A14)まで上昇した時に、さらに定電圧設定値を下げる。
(10)フローティング充電において、上記(6)または(7)の方法で充電制御を行う。
(11)電池温度の変化によって電流値または内部圧力が変化した場合に、定電流設定値、定電圧設定値、またはフローティング充電の設定電圧値のいずれかを下げて、内部圧力の上昇を抑える。
3 連通部材
5 圧力測定装置
27 連通口
51 連結チューブ(連結部材)
52 導出チューブ(連結部材)
80 充電制御システム
87 比較判定手段
89 制御手段
C 単位電池
B 電池モジュール
PM 圧力測定通路
Sn 充電ステップ
Claims (8)
- ニッケル水素二次電池として構成された複数の単位電池が、互いに電気的に接続され、かつ、その内部が、連通部材を介して互いに連通しているニッケル水素電池積層体を充電する方法であって、
前記電池積層体の内部圧力を測定する工程と、
前記内部圧力が第1の圧力値に達しているか否かに基づいて、充電の可否を判定する第1の比較判定工程と、
充電可と判定したときに、所定の電圧値で連続的な定電圧充電を行う工程と、
充電否と判定したときに、前記定電圧充電を停止する工程と、
を含む第1の単位充電ステップを、時系列に複数並べて構成し、
時系列に並ぶ複数の第1の単位充電ステップの前記所定の電圧値および前記第1の圧力値を、それぞれ順次低い値に設定する、
ニッケル水素電池積層体の充電方法。 - ニッケル水素二次電池として構成された複数の単位電池が、互いに電気的に接続され、かつ、その内部が、連通部材を介して互いに連通しているニッケル水素電池積層体を充電する方法であって、
前記電池積層体の内部圧力を測定する工程と、
前記内部圧力が第2の圧力値に達しているか否かに基づいて、充電の可否を判定する第2の比較判定工程と、
充電可と判定したときに、所定の電流値で連続的な定電流充電を行う工程と、
充電否と判定したときに、前記定電流充電を停止する工程と、
を含む第2の単位充電ステップを、時系列に複数並べて構成し、
時系列に並ぶ複数の第2の単位充電ステップの前記所定の電流値および前記第2の圧力値を、それぞれ順次低い値に設定する、
ニッケル水素電池積層体の充電方法。 - 請求項1において、前記第1の比較判定工程は、前記内部圧力の測定値が前記第1の圧力値に達しているか否かと、前記内部圧力の測定値を利用して算出した内部圧力の変化率と、に基づいて充電の可否を判定する工程を含む、ニッケル水素電池積層体の充電方法。
- 請求項2において、前記第2の比較判定工程は、前記内部圧力の測定値が前記第2の圧力値に達しているか否かと、前記内部圧力の測定値を利用して算出した内部圧力の変化率と、に基づいて充電の可否を判定する工程を含む、ニッケル水素電池積層体の充電方法。
- 請求項1または3において、前記第1の単位充電ステップは、前記電池積層体の温度を測定する工程をさらに備え、
前記第1の比較判定工程は、前記電池積層体の温度に基づいて前記第1の圧力値を求め、前記内部圧力が該第1の圧力値に達しているか否かに基づいて充電の可否を判定する工程をさらに含む、ニッケル水素電池積層体の充電方法。 - 請求項2または4において、前記第2の単位充電ステップは、前記電池積層体の温度を測定する工程をさらに備え、
前記第2の比較判定工程は、前記電池積層体の温度に基づいて前記第2の圧力値を求め、前記内部圧力が該第2の圧力値に達しているか否かに基づいて充電の可否を判定する工程をさらに含む、ニッケル水素電池積層体の充電方法。 - ニッケル水素二次電池として構成された複数の単位電池が、互いに電気的に接続され、かつ、その内部が連通部材を介して互いに連通しているニッケル水素電池積層体の充電を制御するシステムであって、
前記電池積層体の内部圧力を測定する圧力測定装置と、
前記内部圧力が第1の圧力値に達しているか否かに基づいて、充電の可否を判定し、かつ充電制御に関する指令信号を出力する第1の比較判定手段と、
充電可と判定されたときは、前記指令信号に基づく電圧値で連続的な定電圧充電を行う定電圧充電手段と、
充電否と判定されたときは、前記定電圧充電を停止する定電圧充電停止手段と、
を備え、
前記第1の比較判定手段は、定電圧充電が行われる毎に第1の圧力値を順次低い値に設定して充電の可否を判定し、かつ、定電圧充電が行われる毎に電圧値を順次低い値に設定して前記指令信号を出力する、
ニッケル水素電池積層体の充電制御システム。 - ニッケル水素二次電池として構成された複数の単位電池が、互いに電気的に接続され、かつ、その内部が連通部材を介して互いに連通しているニッケル水素電池積層体の充電を制御するシステムであって、
前記電池積層体の内部圧力を測定する圧力測定装置と、
前記内部圧力が第2の圧力値に達しているか否かに基づいて、充電の可否を判定し、かつ充電制御に関する指令信号を出力する第2の比較判定手段と、
充電可と判定されたときは、前記指令信号に基づく電流値で連続的な定電流充電を行う定電流充電手段と、
充電否と判定されたときは、前記定電流充電を停止する定電流充電停止手段と、
を備え、
前記第2の比較判定手段は、定電流充電が行われる毎に第2の圧力値を順次低い値に設定して充電の可否を判定し、かつ、定電流充電が行われる毎に電流値を順次低い値に設定して前記指令信号を出力する、
ニッケル水素電池積層体の充電制御システム。
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