JP5425732B2 - 磁気冷凍装置 - Google Patents

磁気冷凍装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5425732B2
JP5425732B2 JP2010189385A JP2010189385A JP5425732B2 JP 5425732 B2 JP5425732 B2 JP 5425732B2 JP 2010189385 A JP2010189385 A JP 2010189385A JP 2010189385 A JP2010189385 A JP 2010189385A JP 5425732 B2 JP5425732 B2 JP 5425732B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
duct
refrigeration apparatus
temperature side
magnetic refrigeration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010189385A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012047385A (ja
Inventor
耕一郎 脇
賢 長嶋
有気 荒井
克俊 水野
孝治 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Railway Technical Research Institute
Original Assignee
Railway Technical Research Institute
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Railway Technical Research Institute filed Critical Railway Technical Research Institute
Priority to JP2010189385A priority Critical patent/JP5425732B2/ja
Publication of JP2012047385A publication Critical patent/JP2012047385A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5425732B2 publication Critical patent/JP5425732B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]

Landscapes

  • Hard Magnetic Materials (AREA)

Description

本発明は、磁気熱量効果に基づく磁気冷凍装置に関するものである。
強磁性体は断熱的に磁場を印加すると発熱し、断熱的に磁場を除去すると吸熱する。これは磁気熱量効果と呼ばれ、強磁性・常磁性間の相転移温度(キュリー温度)の近傍において顕著である。強磁性体の磁気熱量効果と熱交換媒体の流動を組み合わせて低温部と高温部を生成し、低温部を用いて他の物体を冷却できるようにしたものが磁気冷凍装置である。ここで、キュリー温度は強磁性体に固有なので、磁気冷凍装置の使用したい温度領域にキュリー温度を持つような強磁性体の選択が必要である。なお、磁気冷凍装置に使用される強磁性体は磁気作業物質と呼ばれる。
磁気冷凍装置の効率をよくするには、磁気作業物質に対する磁場の印加や除去に合わせて熱交換媒体を流動させ、熱交換の効率を高めて磁気熱量効果を最大限に引き出すとよい。そこで、従来は、熱交換媒体流動用配管が接続されるダクトに磁気作業物質を収め、このダクトを磁場の印加と除去が可能な空間に配置していた。
特開2002−106999号公報 特開2008−304183号公報
従来の磁気冷凍装置(上記特許文献1の図13参照)では、回転する磁場発生部2箇所の周方向にダクトが離散的に4点固定配置されている。この場合、磁場の印加と除去が可能でありながらダクトを配置していない空間が存在するため、磁場空間の利用率がよくない。また、ダクトが離散的に配置されているため、磁気作業物質と磁石の間の磁気吸引力が磁石の回転に伴って変動し、磁石を回転させるモーターにトルク変動が発生するので、モーターの実効率がよくない。さらに、熱交換媒体は配管中を往復流動しているため、ダクトと排熱交換器や冷却器を接続する配管が長すぎると、ダクトにおける磁気作業物質の発熱や吸熱を各々排熱交換器や冷却器まで運びきれないので、熱交換の効率がよくない。
一方、従来の磁気冷凍機(上記特許文献2の図1参照)では、回転する磁場発生部2箇所の周方向にダクトが連続的に12点固定配置されているため、磁場空間の利用率はよく、また、トルク変動が抑制されてモーターの実効率がよい。しかしながら、磁場の印加と除去が可能な空間を半径方向に用意していないため、ダクトは周方向の帯状となり、装置としての半径方向の空間利用率がよくない。また、ダクトと排熱交換器や冷却器を接続する配管が往路用と復路用で別々になるようにロータリー弁を用いているため、各々の流れの向きは一定となり、長い配管でも磁気作業物質の発熱や吸熱を運ぶことは可能である。しかしながら、磁場の印加や除去が同期しているダクト間において、並列接続の仕方が対称的でないため、熱交換媒体は片方のダクトへの偏流となり、熱交換の効率がよくない。また、一度組み上がったダクトの集合体は容易に分解できないため、磁気作業物質の洗浄・補充・交換のようなメンテナンスが不可能である。
本発明は、上記状況に鑑みて、空間利用率を高めるダクトと、熱交換の効率を高めるロータリー弁と、メンテナンスを行いやすいホルダーを用いることにより、効率と利便性の高い磁気冷凍装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、
〔1〕磁気冷凍装置において、高温側の熱交換媒体の流入出口(2)と、半径方向に形成される前記熱交換媒体の流入出流路(3)と、高温側の磁気作業物質収納部(4)と、周方向に形成される前記熱交換媒体の流路(5)と、低温側の磁気作業物質収納部(6)と、半径方向に形成される前記熱交換媒体の流出入流路(7)と、低温側の熱交換媒体の流出入口(8)とを備えるダクト(1)と、スポーク状のホルダー(11)と、このスポーク状のホルダー(11)に前記ダクト(1)を配置して組み立てられ、固定状態に配置されるダクト組み立て体(21)と、このダクト組み立て体(21)を挟むように配置され、磁場空間を生成し、回転可能に配置される磁気回路対(30)と、前記ダクト(1)に接続されるロータリー弁(51〜54)とを備え、前記ロータリー弁(51〜54)の動作を伴う前記ダクト組み立て体(21)への前記磁場空間における磁場の作用により、磁気熱量効果に基づく磁気冷凍を行うことを特徴とする。
〔2〕上記〔1〕記載の磁気冷凍装置において、前記ダクト組み立て体(21)は、内筒(15)と外筒(16)および両側板(17)から構成されるドーナツ状容器に対し、周方向空間を複数の分割板(18)によって複数の扇形室として分割し、さらに各扇形室を外筒から半径方向の内向き途中まで延伸する仕切り板(19)によって、前記高温側の磁気作業物質収納部(4)と前記低温側の磁気作業物質収納部(6)として仕切ったものであることを特徴とする。
〔3〕上記〔1〕記載の磁気冷凍装置において、前記ダクト組み立て体(21)は、開き角度30°の前記ダクト(1)12個を前記スポーク状のホルダー(11)に平面的に配置して分解可能な手段で固定することを特徴とする。
〔4〕上記〔1〕又は〔2〕記載の磁気冷凍装置において、前記高温側の磁気作業物質収納部(4)にキュリー温度の高い磁気作業物質を収めて、前記低温側の磁気作業物質収納部(6)にキュリー温度の低い磁気作業物質を収めることを特徴とする。
〔5〕上記〔1〕又は〔2〕記載の磁気冷凍装置において、前記ダクト組み立て体(21)を2個併設したダクト組み立て体(41,42)を配置し、一方のダクト組み立て体(41)の高温側(又は低温側)と他方のダクト組み立て体(42)の低温側(又は高温側)が重なるようにしたことを特徴とする。
〔6〕上記〔1〕又は〔2〕記載の磁気冷凍装置において、前記ダクト(1)の開き角度よりも前記磁気回路対(30)の励磁や消磁の範囲の開き角度が大きくなるようにしたことを特徴とする。
〔7〕上記〔1〕又は〔2〕記載の磁気冷凍装置において、隣接する前記ダクト(1,1)は高温H側同士と低温L側同士が各々接するようにしたことを特徴とする。
〔8〕上記〔1〕又は〔2〕記載の磁気冷凍装置において、前記ダクト(1)の外周側に配管を接続することを特徴とする。
〔9〕上記〔1〕又は〔2〕記載の磁気冷凍装置において、前記回転可能に配置される磁気回路対(30)が、第1の円環状ハルバッハ配列永久磁石磁気回路(31)と、第2の円環状ハルバッハ配列永久磁石磁気回路(32)とからなることを特徴とする。
〔10〕上記〔1〕から〔9〕の何れか一項記載の磁気冷凍装置において、前記ダクト(1)には、サプライ系の高温側ロータリー弁(51)と、サプライ系の低温側ロータリー弁(53)と、リターン系の高温側ロータリー弁(52)と、リターン系の低温側ロータリー弁(54)がダクト毎のポートによって各々接続され、このロータリー弁(51〜54)は各々、前記回転可能に配置される磁気回路対(30)の共通軸へプーリー接続することにより、前記磁気回路対(30)に同期して回転するように構成することを特徴とする。
〔11〕上記〔10〕記載の磁気冷凍装置において、前記ロータリー弁(51〜54)回転側のサプライ系やリターン系の開口部の、前記磁気回路対(30)の消磁や励磁の範囲との位相差が変更可能であることを特徴とする。
〔12〕上記〔10〕記載の磁気冷凍装置において、前記ロータリー弁(51〜54)固定側の開口部(91)の開き角度が変更可能であることを特徴とする。
本発明によれば、空間利用率を高めるダクトと、熱交換の効率を高めるロータリー弁と、メンテナンスを行いやすいホルダーを用いることにより、効率と利便性の高い磁気冷凍装置を得ることができる。
本発明の実施例を示す磁気冷凍装置のダクト(単体)の構造を示す図である。 本発明の実施例を示す磁気冷凍装置のスポーク状のホルダーの構造を示す図である。 本発明の実施例を示す磁気冷凍装置のダクト組み立て体を示す平面図である。 本発明の実施例を示す磁気冷凍装置の構造を簡素化したダクト組み立て体の構造を示す図である。 本発明の実施例を示す磁気冷凍装置の回転する磁気回路対を示す斜視図である。 本発明の実施例を示す磁気冷凍装置の回転する磁気回路対に挟まれて固定されたダクト組み立て体を示す図である。 本発明の実施例を示す磁気冷凍装置のダクト組み立て体を2組用いる例を示す斜視図である。 本発明の実施例を示す磁気冷凍装置を示す図である。 本発明の実施例を示す磁気冷凍装置のダクト組み立て体における磁気作業物質収納部を示す模式図である。 本発明の実施例を示す磁気冷凍装置の磁場空間における磁場分布を示す模式図である。 図8におけるロータリー弁の固定側を示す模式図である。 図8におけるロータリー弁の回転側を示す模式図である。 図9から図12までの条件における各ダクトの中心磁場の大きさ(細線)と熱交換媒体の流量(太線)の回転に伴う変化を示す図である。
本発明の磁気冷凍装置は、高温側の熱交換媒体の流入出口と、半径方向に形成される前記熱交換媒体の流入出流路と、高温側の磁気作業物質収納部と、周方向に形成される前記熱交換媒体の流路と、低温側の磁気作業物質収納部と、半径方向に形成される前記熱交換媒体の流出入流路と、低温側の熱交換媒体の流出入口とを備えるダクトと、スポーク状のホルダーと、このスポーク状のホルダーに前記ダクトを配置して組み立てられ、固定状態に配置されるダクト組み立て体と、このダクト組み立て体を挟むように配置され、磁場空間を生成し、回転可能に配置される磁気回路対と、前記ダクトに接続されるロータリー弁とを備え、前記ロータリー弁の動作を伴う前記ダクト組み立て体への前記磁場空間における磁場の作用により、磁気熱量効果に基づく磁気冷凍を行う。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明の実施例を示す磁気冷凍装置のダクト(単体)の構造を示す図であり、図1(a)はその平面図、図1(b)は図1(a)のA−A線断面図、図2はその磁気冷凍装置のスポーク状のホルダーの構造を示す図であり、図2(a)はその平面図、図2(b)は図2(a)のB−B線断面図、図3はその磁気冷凍装置のダクト組み立て体を示す平面図、図4はその磁気冷凍装置の構造を簡素化したダクト組み立て体の構造を示す図であり、図4(a)はその平面図、図4(b)は、図4(a)のC−C線断面図、図5はその磁気冷凍装置の回転する磁気回路対を示す斜視図、図6はその磁気冷凍装置の回転する磁気回路対に挟まれて固定されたダクト組み立て体を示す図である。
これらの図において、1はダクト(単体)、2は高温側の熱交換媒体の流入出口、3は半径方向に形成される熱交換媒体の流入出流路、4は高温側の磁気作業物質収納部、4A,4Bは高温側の磁気作業物質収納部4の出入口に挿入されるメッシュ、5は周方向に形成される熱交換媒体の流路、6は低温側の磁気作業物質収納部、6A,6Bは低温側の磁気作業物質収納部6の出入口に挿入されるメッシュ、7は半径方向に形成される熱交換媒体の流出入流路、8は低温側の熱交換媒体の流出入口、9,10はダクト1の取付孔である。
このように、ダクト1は、切り欠きによって半径方向に形成される流路3,7と周方向に形成される流路5とを備え、空間利用率を高めた構造をしている。高温側の磁気作業物質収納部4の出入口に挿入されるメッシュ4A,4Bと、低温側の磁気作業物質収納部6の出入口に挿入されるメッシュ6A,6Bにより、ダクト1に複数種類の磁気作業物質を収めることが可能になるため、高温側の磁気作業物質収納部4にキュリー温度の高い磁気作業物質を収めて、低温側の磁気作業物質収納部6にキュリー温度の低い磁気作業物質を収めれば、ダクト1の両端間温度差を大きくすることが可能になる。なお、本例では磁気作業物質の形状が粒の場合を想定し、複数種類の磁気作業物質の混合防止用にメッシュを挿入しているが、磁気作業物質の種類が一つの場合や磁気作業物質の形状が棒・板の場合のように、磁気作業物質の混合に対する懸念がなければ、メッシュは省略することができる。また、必要に応じて周方向に形成される熱交換媒体の流路5に磁気作業物質を収めることができる。
図1に示すようなダクト1を12個用意し、それらを図2に示すようなスポーク状のホルダー11に敷き詰めて、固定孔12,13にダクト1の取付孔9,10を位置決めして分解可能な手段で固定したダクト組み立て体21を図3に示す。分解可能な手段としてはネジ留め、スナップ錠あるいは点溶接などがある。
隣接ダクト1,1の高温H側同士と低温L側同士が各々接するようにして、ダクト1をホルダー11に敷き詰めることにより、隣接ダクト1,1間の熱伝導による損失を低減することが可能になる。なお、14はスポーク状のホルダー11の取付孔である。変形例として、構造を簡素化したダクト組み立て体21を図4に示す。これは、内筒15と外筒16および両側板17から構成されるドーナツ状容器に対し、周方向空間を複数の分割板18によって複数の扇形室として分割し、さらに各扇形室を外筒から半径方向の内向きに途中まで延伸する仕切り板19によって、高温側の磁気作業物質収納部4と低温側の磁気作業物質収納部6として仕切ったものである。
図3に示すようなダクト組み立て体21を、例えば、図5に示すような回転可能に配置される磁気回路対30の狭間の磁場空間33に、図6に示すように、磁気回路対30と中心軸を共有して固定配置すれば、ダクト1への磁場の印加と除去が可能になる。なお、図5,6の矢印は磁石の磁化の向きを示し、図示しないが、図5の磁気回路対は共通軸に嵌合されている。
ここで、ダクト組み立て体21は敷き詰められた12個のダクト1から組み立てられているため、磁気回路対30を回転させるモーターに発生するトルク変動が抑制され、モーターの実効率がよい。また、ダクト1の外周側に配管(図示なし)を接続するので、回転軸付近における配管の交錯がなく、簡易な構造の磁気冷凍装置を実現することができる。トルク変動の更なる抑制を可能にするには、ダクト1の枠や切り欠きの影響を低減するため、ダクト1の開き角度よりも励磁(磁場の印加)や消磁(磁場の除去)の範囲の開き角度を大きくするとよい。図3の例ではダクト1の開き角度が30°であり、図5の例では励磁や消磁の範囲の開き角度が各々60°である。
ここで、磁気回路対30について詳述する。磁気回路対30は、円環状ハルバッハ配列永久磁石磁気回路対であり、図5に示すように、第1の円環状ハルバッハ配列永久磁石磁気回路31は、第1の磁極31Aと第2の磁極31Bが対角位置にあり、それらの間に磁路を形成する部材31C,31Dが配置されている。また、第2の円環状ハルバッハ配列永久磁石磁気回路32は、第1の磁極32Aと第2の磁極32Bが対角位置にあり、それらの間に磁路を形成する部材32C,32Dが配置されている。このように構成した第1の円環状ハルバッハ配列永久磁石磁気回路31と第2の円環状ハルバッハ配列永久磁石磁気回路32とを磁極が互いに対向するようにして配置することにより、対向する磁極間の磁場空間33に極めて大きな磁場を生成することができる。
このように、2つの円環状ハルバッハ配列の永久磁石磁気回路31,32を、磁極31Aが磁極32Aに、磁極31Bが磁極32Bにそれぞれ対向するようにして配置し、磁気吸引力に対抗して磁場空間33を保つことができるようにして、共通回転軸に嵌合させて磁気回路対30としている。
図7は本発明の実施例を示す磁気冷凍装置のダクト組み立て体を2組用いる例を示す斜視図である。
トルク変動の抑制を可能にするには、ダクト1の高温側と低温側における磁化の差の影響を低減すればよい。このため、図7に示すように、2組のダクト組み立て体41,42を用意し、一方のダクト組み立て体41の高温側(または低温側)と他方のダクト組み立て体42の低温側(または高温側)が重なるようにして、磁気回路対30と中心軸を共有して固定配置するようにするとよい。
図8は本発明の実施例を示す磁気冷凍装置を示す図である。
この図において、51はサプライ系の高温側ロータリー弁、52はリターン系の高温側ロータリー弁、53はサプライ系の低温側ロータリー弁、54はリターン系の低温側ロータリー弁、55は消磁下のために吸熱するダクト、56は消磁下のために吸熱するダクトに接続するサプライ系の高温側ロータリー弁のダクト毎のポート、57は消磁下のために吸熱するダクトに接続するリターン系の高温側ロータリー弁のダクト毎のポート、58は消磁下のために吸熱するダクトに接続するサプライ系の低温側ロータリー弁のダクト毎のポート、59は消磁下のために吸熱するダクトに接続するリターン系の低温側ロータリー弁のダクト毎のポート、61はサプライ系の高温側の配管、62はリターン系の高温側の配管、63はサプライ系の低温側の配管、64はリターン系の低温側の配管、65は励磁下のために発熱するダクト、66は励磁下のために発熱するダクトに接続するサプライ系の高温側ロータリー弁のダクト毎のポート、67は励磁下のために発熱するダクトに接続するリターン系の高温側ロータリー弁のダクト毎のポート、68は励磁下のために発熱するダクトに接続するサプライ系の低温側ロータリー弁のダクト毎のポート、69は励磁下のために発熱するダクトに接続するリターン系の低温側ロータリー弁のダクト毎のポート、71は排熱交換器、72は放熱器、73は貯槽、74はポンプ、81は冷却器、82は低温利用部である。
各ダクト1には、サプライ系の高温側ロータリー弁51とサプライ系の低温側ロータリー弁53とリターン系の高温側ロータリー弁52とリターン系の低温側ロータリー弁54がダクト毎のポートによって各々接続されている。各ロータリー弁51〜54は、図4に示すような回転する磁気回路対30の共通軸へプーリー接続することによって、磁気回路対30に同期して回転する。ただし、サプライ系のロータリー弁51,53が開となるのは、消磁下のために吸熱するダクト55に対してであり、図6に示すように磁気回路対30を配置した場合、消磁の位相が互いに同期している2組4個のダクト1がそれに該当(図8には1個しか示していない。)し、ロータリー弁51,53が回転するのに伴って、該当するダクト1が交替する。また、リターン系のロータリー弁52,54が開となるのは、励磁下のために発熱するダクト65に対してであり、同様に、励磁の位相が互いに同期している2組4個のダクト1がそれに該当(図8には1個しか示していない。)し、ロータリー弁52,54が回転するのに伴って、該当するダクト1が交替する。すなわち、ダクト55,65と排熱交換器71や冷却器81を接続する配管の往路用(サプライ系)と復路用(リターン系)が別々になるようにしてロータリー弁51〜54を用いているため、往路と復路の流れの向きが各々一定となり、配管が長くなってもダクト55,65における磁気作業物質の発熱や吸熱を運び切ることが可能である。
図9は本発明の実施例を示す磁気冷凍装置のダクト組み立て体における磁気作業物質収納部を示す模式図、図10はその磁気冷凍装置の磁場空間における磁場分布を示す模式図、図11は図8におけるロータリー弁の固定側を示す模式図、図12は図8におけるロータリー弁の回転側を示す模式図、図13は図9から図12までの条件における各ダクトの中心磁場の大きさ(細線)と熱交換媒体の流量(太線)の回転に伴う変化を示す図である。
180°離れたダクト1,1同士では消磁又は励磁の位相が同期し、ロータリー弁51〜54のダクト毎のポートによって対称的な並列接続が可能になっていて熱交換の効率を高めていることを、一例として図9〜図13を用いて説明する。
図9は、図3に示すようなダクト組み立て体21のうち、磁気作業物質が収められた磁気作業物質収納部4,6のみを模式的に示したものであり、空間中に固定配置された、開き角度30°のダクト1の12点から構成されている。図10は、図5に示すような磁気回路対30の狭間の磁場空間33における磁場分布を模式的に示したものであり、空間中において回転しており、開き角度60°の消磁範囲2箇所と、開き角度60°の励磁範囲2箇所と、開き角度30°の中間磁場範囲4箇所から構成される。図11は、図8におけるロータリー弁51〜54の固定側を模式的に示したものであり、開口部91はダクト毎のポートを介して各ダクト1に接続し、開き角度12°の開口部91が12箇所と、開き角度9°の閉口部が24箇所から構成される。図12は、図8におけるロータリー弁51〜54の回転側を模式的に示したものであり、サプライ系は、開き角度60°の開口部2箇所(消磁範囲との位相差9°)と開き角度120°の閉口部2箇所から構成される。また、リターン系は、開き角度60°の開口部2箇所(励磁範囲との位相差9°)と開き角度120°の閉口部2箇所から構成される。
図9と図10に示すように、180°離れたダクト1,1同士では消磁や励磁の位相が同期している。また、図11と図12に示すように、180°離れたダクト1,1同士では、ロータリー弁の開閉の位相がサプライ系とリターン系の各々において同期し、ダクト毎のポートによって対称的な並列接続が可能になっている。したがって、180°離れたダクト1,1同士で消磁や励磁の位相が同期し、対称的な並列接続が可能になっている。ただし、ロータリー弁51〜54の回転側について、サプライ系開口部の消磁範囲との位相差や、リターン系開口部の励磁範囲との位相差は、共に9°となっている。この位相差の設定を変更することにより、ダクト1の磁気作業物質収納部4,6に収められた磁気作業物質と流動する熱交換媒体の熱交換の時期を調整することが可能である。また、ロータリー弁51〜54の固定側について、開口部91の開き角度12°の設定を変更することにより、ダクト1における熱交換媒体の流量を調整することが可能である。
図13は、図9から図12までの条件における各ダクト1の中心磁場の大きさ(細線)と熱交換媒体の流量(太線)の回転に伴う変化を示す図である。ここで、流量の符号は、サプライ系のロータリー弁51,53が開となって高温側から低温側へ流れる場合を正とし、リターン系のロータリー弁52,54が開となって低温側から高温側へ流れる場合を負としている。また、中間磁場範囲での磁場変化率やロータリー弁51〜54の開口度変化時の開口度変化率は、一定(直線近似)としている。図13において、隣接ダクト1,1間の位相差は30°であり、180°離れたダクト1,1間で位相は一致している。また、流量正の合計と流量負の合計は、各々常にダクト1の4個分であり、熱交換媒体の一定流量の確保が可能になっている。
ここで、本発明で用いるホルダー11は、既に図2と図3に示したように、ネジ留め、スナップ錠あるいは点溶接などの分解可能な手段によってダクト1を取り付け、その後に取り外すことも可能なスポーク状である。したがって、磁気作業物質の洗浄・補充・交換のようなメンテナンスを容易に行うことができる。また、ダクト1に加わる磁気吸引力を支持し、図5に示すような回転する磁気回路対30の磁場を有効に活用することが可能になっている。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の磁気冷凍装置は、効率と利便性の高い磁気冷凍装置として利用可能である。
1 ダクト
2 高温側の熱交換媒体の流入出口
3 熱交換媒体の流入出流路
4 高温側の磁気作業物質収納部
4A,4B,6A,6B メッシュ
5 熱交換媒体の流路
6 低温側の磁気作業物質収納部
7 熱交換媒体の流出入流路
8 低温側の熱交換媒体の流出入口
9,10 ダクトの取付孔
11 スポーク状のホルダー
12,13 固定孔
14 スポーク状のホルダーの取付孔
15 内筒
16 外筒
17 両側板
18 分割板
19 仕切り板
21,41,42 ダクト組み立て体
30 磁気回路対
31 第1の円環状ハルバッハ配列永久磁石磁気回路
32 第2の円環状ハルバッハ配列永久磁石磁気回路
31A,32A 第1の磁極
31B,32B 第2の磁極
31C,31D,32C,32D 磁路を形成する部材
33 磁場空間
51 サプライ系の高温側ロータリー弁
52 リターン系の高温側ロータリー弁
53 サプライ系の低温側ロータリー弁
54 リターン系の低温側ロータリー弁
55 消磁下のために吸熱するダクト
56 消磁下のために吸熱するダクトに接続するサプライ系の高温側ロータリー弁のダクト毎のポート
57 消磁下のために吸熱するダクトに接続するリターン系の高温側ロータリー弁のダクト毎のポート
58 消磁下のために吸熱するダクトに接続するサプライ系の低温側ロータリー弁のダクト毎のポート
59 消磁下のために吸熱するダクトに接続するリターン系の低温側ロータリー弁のダクト毎のポート
61 サプライ系の高温側の配管
62 リターン系の高温側の配管
63 サプライ系の低温側の配管
64 リターン系の低温側の配管
65 励磁下のために発熱するダクト
66 励磁下のために発熱するダクトに接続するサプライ系の高温側ロータリー弁のダクト毎のポート
67 励磁下のために発熱するダクトに接続するリターン系の高温側ロータリー弁のダクト毎のポート
68 励磁下のために発熱するダクトに接続するサプライ系の低温側ロータリー弁のダクト毎のポート
69 励磁下のために発熱するダクトに接続するリターン系の低温側ロータリー弁のダクト毎のポート
71 排熱交換器
72 放熱器
73 貯槽
74 ポンプ
81 冷却器
82 低温利用部
91 開口部

Claims (12)

  1. (a)高温側の熱交換媒体の流入出口と、半径方向に形成される前記熱交換媒体の流入出流路と、高温側の磁気作業物質収納部と、周方向に形成される前記熱交換媒体の流路と、低温側の磁気作業物質収納部と、半径方向に形成される前記熱交換媒体の流出入流路と、低温側の熱交換媒体の流出入口とを備えるダクトと、
    (b)スポーク状のホルダーと、
    (c)該スポーク状のホルダーに前記ダクトを配置して組み立てられ、固定状態に配置されるダクト組み立て体と、
    (d)該ダクト組み立て体を挟むように配置され、磁場空間を生成し、回転可能に配置される磁気回路対と、
    (e)前記ダクトに接続されるロータリー弁とを備え、
    (f)前記ロータリー弁の動作を伴う前記ダクト組み立て体への前記磁場空間における磁場の作用により、磁気熱量効果に基づく磁気冷凍を行うことを特徴とする磁気冷凍装置。
  2. 請求項1記載の磁気冷凍装置において、前記ダクト組み立て体は、内筒と外筒および両側板から構成されるドーナツ状容器に対し、周方向空間を複数の分割板によって複数の扇形室として分割し、さらに各扇形室を外筒から半径方向の内向き途中まで延伸する仕切り板によって、前記高温側の磁気作業物質収納部と前記低温側の磁気作業物質収納部として仕切ったものであることを特徴とする磁気冷凍装置。
  3. 請求項1記載の磁気冷凍装置において、前記ダクト組み立て体は、開き角度30°の前記ダクト12個を前記スポーク状のホルダーに平面的に配置して分解可能な手段で固定することを特徴とする磁気冷凍装置。
  4. 請求項1又は2記載の磁気冷凍装置において、前記高温側の磁気作業物質収納部にキュリー温度の高い磁気作業物質を収めて、前記低温側の磁気作業物質収納部にキュリー温度の低い磁気作業物質を収めることを特徴とする磁気冷凍装置。
  5. 請求項1又は2記載の磁気冷凍装置において、前記ダクト組み立て体を2個併設したダクト組み立て体を配置し、一方のダクト組み立て体の高温側(又は低温側)と他方のダクト組み立て体の低温側(又は高温側)が重なるようにしたことを特徴とする磁気冷凍装置。
  6. 請求項1又は2記載の磁気冷凍装置において、前記ダクトの開き角度よりも前記磁気回路対の励磁や消磁の範囲の開き角度が大きくなるようにしたことを特徴とする磁気冷凍装置。
  7. 請求項1又は2記載の磁気冷凍装置において、隣接する前記ダクトは高温H側同士と低温L側同士が各々接するようにしたことを特徴とする磁気冷凍装置。
  8. 請求項1又は2記載の磁気冷凍装置において、前記ダクトの外周側に配管を接続することを特徴とする磁気冷凍装置。
  9. 請求項1又は2記載の磁気冷凍装置において、前記回転可能に配置される磁気回路対が、第1の円環状ハルバッハ配列永久磁石磁気回路と、第2の円環状ハルバッハ配列永久磁石磁気回路とからなることを特徴とする磁気冷凍装置。
  10. 請求項1から9の何れか一項記載の磁気冷凍装置において、前記ダクトには、サプライ系の高温側ロータリー弁と、サプライ系の低温側ロータリー弁と、リターン系の高温側ロータリー弁と、リターン系の低温側ロータリー弁がダクト毎のポートによって各々接続され、このロータリー弁は各々、前記回転可能に配置される磁気回路対の共通軸へプーリー接続することにより、前記磁気回路対に同期して回転するように構成することを特徴とする磁気冷凍装置。
  11. 請求項10記載の磁気冷凍装置において、前記ロータリー弁回転側のサプライ系やリターン系の開口部の、前記磁気回路対の消磁や励磁の範囲との位相差が変更可能であることを特徴とする磁気冷凍装置。
  12. 請求項10記載の磁気冷凍装置において、前記ロータリー弁固定側の開口部の開き角度が変更可能であることを特徴とする磁気冷凍装置。
JP2010189385A 2010-08-26 2010-08-26 磁気冷凍装置 Expired - Fee Related JP5425732B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010189385A JP5425732B2 (ja) 2010-08-26 2010-08-26 磁気冷凍装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010189385A JP5425732B2 (ja) 2010-08-26 2010-08-26 磁気冷凍装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012047385A JP2012047385A (ja) 2012-03-08
JP5425732B2 true JP5425732B2 (ja) 2014-02-26

Family

ID=45902473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010189385A Expired - Fee Related JP5425732B2 (ja) 2010-08-26 2010-08-26 磁気冷凍装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5425732B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106595285A (zh) * 2017-01-21 2017-04-26 段钧元 一种球形散热器及热交换加热设备

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103062973B (zh) * 2013-01-31 2014-12-24 东北大学 一种磁制冷的便携冰箱及制冷方法
JP6155840B2 (ja) * 2013-05-20 2017-07-05 日産自動車株式会社 磁気冷暖房装置
JP6212955B2 (ja) * 2013-05-23 2017-10-18 日産自動車株式会社 磁気冷暖房装置
KR102158130B1 (ko) * 2013-07-04 2020-09-21 삼성전자주식회사 자기 냉각 장치
US9995511B2 (en) * 2013-12-17 2018-06-12 Astronautics Corporation Of America Magnetic refrigeration system with improved flow efficiency
JP6191539B2 (ja) * 2014-05-13 2017-09-06 株式会社デンソー 熱磁気サイクル装置
JP6361413B2 (ja) * 2014-09-23 2018-07-25 株式会社デンソー 磁気ヒートポンプ装置
JP6631580B2 (ja) * 2016-05-24 2020-01-15 株式会社デンソー 熱磁気サイクル装置
WO2017203922A1 (ja) * 2016-05-24 2017-11-30 株式会社デンソー 熱磁気サイクル装置
JP2020020549A (ja) * 2018-08-02 2020-02-06 株式会社デンソー 熱磁気サイクル装置
CN113418321B (zh) * 2021-07-01 2022-08-26 山东艾斯伦制冷设备有限公司 一种退磁制冷装置以及退磁制冷机

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4408463A (en) * 1982-01-20 1983-10-11 Barclay John A Wheel-type magnetic refrigerator
KR100797681B1 (ko) * 2000-08-09 2008-01-23 애스트로노틱스 코포레이션 오브 아메리카 회전형 베드 자기 냉장장치
AU2002360563A1 (en) * 2001-12-12 2003-06-23 Astronautics Corporation Of America Rotating magnet magnetic refrigerator
FR2904098B1 (fr) * 2006-07-24 2008-09-19 Cooltech Applic Soc Par Action Generateur thermique magnetocalorique
JP2010043775A (ja) * 2008-08-11 2010-02-25 Shikoku Electric Power Co Inc 磁気熱量効果応用ヒートポンプ
CN101788207B (zh) * 2009-12-29 2011-09-21 华南理工大学 旋转式室温磁制冷机的微通道强化换热系统及其传热方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106595285A (zh) * 2017-01-21 2017-04-26 段钧元 一种球形散热器及热交换加热设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012047385A (ja) 2012-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5425732B2 (ja) 磁気冷凍装置
KR102086373B1 (ko) 자기 냉각 장치 및 그 제어방법
US10254020B2 (en) Regenerator including magneto caloric material with channels for the flow of heat transfer fluid
JP5633642B2 (ja) 磁気冷凍機
CN101809381B (zh) 制冷设备和制冷方法
US8037692B2 (en) Thermal generator having a magneto-caloric material
US20100146989A1 (en) Continuously rotary magnetic refrigerator or heat pump
JP2010112606A (ja) 磁気式温度調整装置
JP2017537291A (ja) 磁気熱量熱機器
US20090019859A1 (en) Magnetic Refrigerator
JP5602482B2 (ja) 磁気冷凍装置
US11402136B2 (en) Drum-type magnetic refrigeration apparatus with multiple bed rings
KR20150125866A (ko) 동심 원통형 자석을 이용한 자기냉동 시스템
KR101954538B1 (ko) 자기 냉각 시스템
KR20160091949A (ko) 자기 열 발생 기기
JP5816491B2 (ja) 磁気冷凍装置
JP6940017B2 (ja) 固体冷媒による冷却モジュール及び固体冷媒による冷却システム
WO2019150819A1 (ja) 磁気ヒートポンプ装置
US9851128B2 (en) Magneto caloric heat pump
US11125477B2 (en) Drum-type magnetic refrigeration apparatus with improved magnetic-field source
JP3230158U (ja) 回転型磁気冷凍式冷凍装置
JP7309052B2 (ja) 磁気冷凍装置および冷凍サイクル装置
WO2019150817A1 (ja) 磁気ヒートポンプ装置
CN211400365U (zh) 磁制冷系统及具有其的磁制冷机
CN110345661B (zh) 一种磁制冷系统和磁制冷装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131030

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131126

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131127

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5425732

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees