JP5425254B2 - 噛合チェーン式進退作動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、各種製造分野の製造設備、運輸分野の移送設備、医療福祉分野の介護設備、芸術分野の舞台設備などに用いて被駆動体を進退自在に駆動させる噛合チェーン式進退作動装置に関する。
従来、被作動体の進退方向に伸縮して被作動体を進退方向にガイドする進退ガイドと、駆動モータの動力を被作動体へ伝達して被作動体を進退させる一対の噛合チェーンとを有する噛合チェーン式進退作動装置が知られている(例えば、特許文献1および特許文献2)。
このような従来の噛合チェーン式進退作動装置として、例えば、図9に示すような噛合チェーン式進退作動装置500がある。
従来の噛合チェーン式進退作動装置500は、ベース510と、進退方向と直交する方向に並設された一対の進退ガイド520、520と、進退方向へ移動する被作動体530と、この被作動体530に動力を伝達する一対の噛合チェーン540とを有していた。
一対の進退ガイド520、520は、それぞれX字状構造を構成する第1揺動アーム521と第2揺動アーム522とを有し、第1揺動アーム521の中間部と第2揺動アーム522の中間部とに支軸523が挿通されることによって第1揺動アーム521と第2揺動アーム522とが互いに揺動自在となり、X字状構造が進退方向に伸縮自在に構成されていた。
さらに、第1揺動アーム521の一端521aは、揺動自在に被作動体530に連結され、第1揺動アーム521の他端521bは、進退方向と直交する方向に延設された第1スライド機構511を介して揺動自在でスライド自在にベース510に連結されていた。
同様に、第2揺動アーム522の一端522aは、揺動自在にベース510に連結され、第2揺動アーム522の他端522bは、進退方向と直交する方向に延設された第2スライド機構531を介して揺動自在でスライド自在に被作動体530に連結されていた。
また、一対の噛合チェーン540が一対のX字状構造の外側に2つ配設され、ベース510に設けられた図示しない駆動モータの動力で駆動する駆動スプロケットの回転により、一対の噛合チェーン540を進退方向へ移動するように構成されていた。
そして、第1揺動アーム521の他端521bが第1スライド機構511によってスライドするとともに、第2揺動アーム522の他端522bが第2スライド機構531によってスライドすることにより、進退ガイド520のX字状構造が進退方向へ伸縮して、被作動体530を進退方向へ略平行に移動させていた。
特開2009−269751号公報 特開2009−280365号公報
しかしながら、上述した従来の噛合チェーン式進退作動装置500は、進退ガイド520のX字状構造が進退方向と直交する方向に延設された第1スライド機構511および第2スライド機構531を介してベース510および被作動体530とそれぞれ連結した構造であったため、スライド機構(511、531)を有する分進退方向と直交する方向の小型化が困難であるという問題や、一対の噛合チェーン540が一対のX字状構造の外側に2つ配設された構造であったため、一対のX字状構造の内側の空間がデッドスペースとなりスペース性が考慮されていないという問題や、X字状構造が単に第1揺動アーム521と第2揺動アーム522とを交差させて支軸523で留めた構造であったため、進退ガイド520の剛性を向上するのが困難であるという問題があった。
そこで、本発明は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、ベースおよび被作動体に設けられた従来のスライド機構を不要とするとともに、スペース性を向上し、さらに、進退ガイドの剛性を向上する噛合チェーン式進退作動装置を提供することである。
本請求項1に係る発明は、被作動体の進退方向に伸縮して被作動体をベースに対して進退方向にガイドする進退ガイドと、駆動モータの動力を被作動体へ伝達して被作動体を進退させる一対の噛合チェーンとを有する噛合チェーン式進退作動装置において、前記進退ガイドが、前記一対の噛合チェーンの剛直化した噛み合った部分の両側に左右一対配設されるとともに、前記進退方向に一または複数連続して配設するX字状構造と、該X字状構造とベースとを接続する揺動自在な一対の第1リンクおよび一対の第2リンクと、前記X字状構造と被作動体とを接続する揺動自在な一対の第3リンクおよび一対の第4リンクとからなり、前記一のX字状構造が、前記左右方向に一対の内リンクプレートと、該一対の内リンクプレートの両外側に配置する一対の外リンクプレートと、前記一対の内リンクプレートの中間部と一対の外リンクプレートの中間部とを揺動自在に係合する支軸とを有し、前記進退方向に複数連続する場合、前記ベース側のX字状構造の内リンクプレートの被作動体側端部が、前記進退方向被作動体側に隣接するX字状構造の外リンクプレートのベース側端部とガイド連結ピンで連結され、前記ベース側のX字状構造の外リンクプレートの被作動体側端部が、前記進退方向被作動体側に隣接するX字状構造の内リンクプレートのベース側端部とガイド連結ピンで連結され、前記一対の第1リンクのベース側端部が前記ベースと連結され、前記一対の第1リンクの被作動体側端部が前記一対の外リンクプレートのベース側端部とガイド連結ピンで連結され、前記一対の第2リンクのベース側端部が前記ベースと連結され、前記一対の第2リンクの被作動体側端部が前記一対の内リンクプレートのベース側端部とガイド連結ピンで連結されているとともに、前記ベース側での第1リンクと第2リンクとの間の間隔が、前記X字状構造側での第1リンクと第2リンクとの間の間隔より狭く設けられ、前記一対の第3リンクの被作動体側端部が前記被作動体と連結され、前記一対の第3リンクのベース側端部が前記一対の内リンクプレートの被作動体側端部とガイド連結ピンで連結され、前記一対の第4リンクの被作動体側端部が前記被作動体と連結され、前記一対の第4リンクのベース側端部が前記一対の外リンクプレートの被作動体側端部とガイド連結ピンで連結されているとともに、前記被作動体側での第3リンクと第4リンクとの間の間隔が、前記X字状構造側での第3リンクと第4リンクとの間の間隔より狭く設けられ、前記一対の噛合チェーンのそれぞれが、該噛合チェーンのチェーン幅方向に沿って一対で離間配置されるフック状内歯プレートに前後一対のチェーンブシュを圧入嵌合してなる内リンクユニットとチェーン幅方向の最も外側に配置されたフック状外歯プレートとを前後一対のチェーン連結ピンによりそれぞれチェーン長手方向に多数連結してなり、前記チェーン連結ピンが、前記フック状外歯プレートからチェーン幅方向外側へ突出しているとともに、前記進退方向に延設した溝部を有してチェーン連結ピンの端部を受け入れる溝状ガイド部材が、前記X字状構造の交差箇所で外リンクプレートに対して揺動自在に前記支軸により取り付けられていることにより、前述した課題を解決するものである。
本請求項2に係る発明は、請求項1に記載された噛合チェーン式進退作動装置の構成に加えて、前記第1リンクのベース側端部に配設した第1ギアが、前記第2リンクのベース側端部に配設した第2ギアと直接的または間接的に噛み合い、前記第1リンクが、前記第2リンクの揺動に対して線対称となる関係で揺動することにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載された噛合チェーン式進退作動装置の構成に加え、前記第3リンクの被作動体側端部に配設した第3ギアが、前記第4リンクの被作動体側端部に配設した第4ギアと直接的または間接的に噛み合い、前記第3リンクが、前記第4リンクの揺動に対して線対称となる関係で揺動することにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項に係る発明は、請求項1乃至請求項のいずれか1つに記載された噛合チェーン式進退作動装置の構成に加え、前記一対の第2リンクのベース側端部間の幅が、前記一対の第2リンクの被作動体側端部間の幅より狭く設けられていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項に係る発明は、請求項に記載された噛合チェーン式進退作動装置の構成に加え、前記一対の内リンクプレートのベース側端部のブシュ孔に圧入されたガイドブシュが、前記一対の内リンクプレートから両外側に突出しているとともに、前記一対の第2リンクの被作動体側端部が、前記ガイドブシュの両側に配設されていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本発明の噛合チェーン式進退作動装置は、被作動体の進退方向に伸縮して被作動体をベースに対して進退方向にガイドする進退ガイドと、一対の噛合チェーンとを有することにより、駆動モータの動力を被作動体へ伝達して被作動体が進退することができるばかりでなく、以下のような特有の効果を奏することができる。
本請求項1に係る発明の噛合チェーン式進退作動装置によれば、進退ガイドが、一対の噛合チェーンの剛直化した噛み合った部分の両側に左右一対配設されるとともに、進退方向に一または複数連続して配設するX字状構造と、このX字状構造とベースとを接続する揺動自在な一対の第1リンクおよび一対の第2リンクと、X字状構造と被作動体とを接続する揺動自在な一対の第3リンクおよび一対の第4リンクとからなり、一のX字状構造が、左右方向に一対の内リンクプレートと、この一対の内リンクプレートの両外側に配置する一対の外リンクプレートと、一対の内リンクプレートの中間部と一対の外リンクプレートの中間部とを揺動自在に係合する支軸とを有し、進退方向に複数連続する場合、ベース側のX字状構造の内リンクプレートの被作動体側端部が、進退方向被作動体側に隣接するX字状構造の外リンクプレートのベース側端部とガイド連結ピンで連結され、ベース側のX字状構造の外リンクプレートの被作動体側端部が、進退方向被作動体側に隣接するX字状構造の内リンクプレートのベース側端部とガイド連結ピンで連結され、一対の第1リンクのベース側端部がベースと連結され、一対の第1リンクの被作動体側端部が一対の外リンクプレートのベース側端部とガイド連結ピンで連結され、一対の第2リンクのベース側端部がベースと連結され、一対の第2リンクの被作動体側端部が一対の内リンクプレートのベース側端部とガイド連結ピンで連結されているとともに、ベース側での第1リンクと第2リンクとの間の間隔が、X字状構造側での第1リンクと第2リンクとの間の間隔より狭く設けられ、一対の第3リンクの被作動体側端部が被作動体と連結され、一対の第3リンクのベース側端部が一対の内リンクプレートの被作動体側端部とガイド連結ピンで連結され、一対の第4リンクの被作動体側端部が被作動体と連結され、一対の第4リンクのベース側端部が一対の外リンクプレートの被作動体側端部とガイド連結ピンで連結されているとともに、被作動体側での第3リンクと第4リンクとの間の間隔が、X字状構造側での第3リンクと第4リンクとの間の間隔より狭く設けられ、一対の噛合チェーンのそれぞれが、この噛合チェーンのチェーン幅方向に沿って一対で離間配置されるフック状内歯プレートに前後一対のチェーンブシュを圧入嵌合してなる内リンクユニットとチェーン幅方向の最も外側に配置されたフック状外歯プレートとを前後一対のチェーン連結ピンによりそれぞれチェーン長手方向に多数連結してなり、チェーン連結ピンが、フック状外歯プレートからチェーン幅方向外側へ突出しているとともに、進退方向に延設した溝部を有してチェーン連結ピンの端部を受け入れる溝状ガイド部材が、X字状構造の交差箇所で外リンクプレートに対して揺動自在に支軸により取り付けられていることにより、X字状構造を有する所謂、パンタグラフ構造の両側端部が第1リンク〜第4リンクによってベースおよび被作動体と接続されてX字状構造と連動して第1リンク〜第4リンクが揺動して進退方向に進退ガイドが伸縮されるため、ベースおよび被作動体に設けられた従来のスライド機構を不要とすることができる。
さらに、一対の進退ガイドの間の空間に一対の噛合チェーンの剛直部分が配設されてデッドスペースがなくなるまたは低減するため、スペース性を向上することができる。
また、進退ガイドが左右一対の内リンクプレート、外リンクプレート、第1〜第4リンクをガイド連結ピンで連結した所謂、チェーン構造となるため、進退ガイドの剛性を向上させることができる。
さらに、一対の噛合チェーンの噛み合った部分におけるチェーン連結ピンと溝状ガイド部材とが進退方向の線を基準とした左右方向の相対的な位置関係を互いに規制するため、溝状ガイド部材が一対の噛合チェーンの噛み合った部分をX字状構造との相対的な位置関係を保ちながら進退方向へ案内することができる。
本請求項2に係る発明の噛合チェーン式進退作動装置によれば、請求項1に係る発明が奏する効果に加えて、第1リンクのベース側端部に配設した第1ギアが、第2リンクのベース側端部に配設した第2ギアと直接的または間接的に噛み合い、第1リンクが、第2リンクの揺動に対して線対称となる関係で揺動することにより、第1リンクの姿勢と第2リンクの姿勢とが線対称の関係で維持されるため、第1リンクと第2リンクとの間の進退方向の線を基準とした第1リンク側および第2リンク側の一方にX字状構造が傾くことを防止できる。
本請求項3に係る発明の噛合チェーン式進退作動装置によれば、請求項1または請求項2に係る発明が奏する効果に加えて、第3リンクの被作動体側端部に配設した第3ギアが、第4リンクの被作動体側端部に配設した第4ギアと直接的または間接的に噛み合い、第3リンクが、第4リンクの揺動に対して線対称となる関係で揺動することにより、第3リンクの姿勢と第4リンクの姿勢とが線対称の関係で維持されるため、第3リンクと第4リンクとの間の進退方向の線を基準とした第3リンク側および第4リンク側の一方に被作動体が傾くことを防止できる。
本請求項に係る発明の噛合チェーン式進退作動装置によれば、請求項1乃至請求項のいずれか1つに係る発明が奏する効果に加えて、一対の第2リンクのベース側端部間の幅が、一対の第2リンクの被作動体側端部間の幅より狭く設けられていることにより、第2リンクが所謂、オフセットリンクとなって一対の第1リンクのベース側端部間の幅と一対の第2リンクのベース側端部間の幅との差が小さくなるまたは無になるため、第2リンクのベース側端部を第1リンクのベース側端部と同様にベースに容易に連結することができる。
本請求項に係る発明の噛合チェーン式進退作動装置によれば、請求項に係る発明が奏する効果に加えて、一対の内リンクプレートのベース側端部のブシュ孔に圧入されたガイドブシュが、一対の内リンクプレートから両外側に突出しているとともに、一対の第2リンクの被作動体側端部が、ガイドブシュの両側に配設されていることにより、内リンクプレートとオフセットリンクである第2リンクとの間の隙間が広くなるため、X字状構造が進退方向に縮んだ際にオフセットリンクである第2リンクが内リンクプレートと干渉する虞を低減できる。
本発明の第1実施例の噛合チェーン式進退作動装置を示す斜視図。 本発明の第1実施例の噛合チェーン式進退作動装置の噛合チェーンの斜視図。 本発明の第1実施例の噛合チェーン式進退作動装置の退避状態を示す正面図。 本発明の第1実施例の噛合チェーン式進退作動装置の進出状態を示す正面図。 本発明の第1実施例の噛合チェーン式進退作動装置の溝状ガイド部材を示す図。 本発明の第1実施例の噛合チェーン式進退作動装置の進退ガイドを示す側面図。 本発明の第2実施例の噛合チェーン式進退作動装置の進出状態を示す正面図。 本発明の第2実施例の第1リンクおよび第2リンクの動作を示す図。 従来技術の噛合チェーン式進退作動装置を示す正面図。
本発明の噛合チェーン式進退作動装置は、進退ガイドが、一対の噛合チェーンの剛直化した噛み合った部分の両側に左右一対配設されるとともに、進退方向に一または複数連続して配設するX字状構造と、このX字状構造とベースとを接続する揺動自在な一対の第1リンクおよび一対の第2リンクと、X字状構造と被作動体とを接続する揺動自在な一対の第3リンクおよび一対の第4リンクとからなり、一のX字状構造が、左右方向に一対の内リンクプレートと、この一対の内リンクプレートの両外側に配置する一対の外リンクプレートと、一対の内リンクプレートの中間部と一対の外リンクプレートの中間部とを揺動自在に係合する支軸とを有し、進退方向に複数連続する場合、ベース側のX字状構造の内リンクプレートの被作動体側端部が、進退方向被作動体側に隣接するX字状構造の外リンクプレートのベース側端部とガイド連結ピンで連結され、ベース側のX字状構造の外リンクプレートの被作動体側端部が、進退方向被作動体側に隣接するX字状構造の内リンクプレートのベース側端部とガイド連結ピンで連結され、一対の第1リンクのベース側端部がベースと連結され、一対の第1リンクの被作動体側端部が一対の外リンクプレートのベース側端部とガイド連結ピンで連結され、一対の第2リンクのベース側端部がベースと連結され、一対の第2リンクの被作動体側端部が一対の内リンクプレートのベース側端部とガイド連結ピンで連結されているとともに、ベース側での第1リンクと第2リンクとの間の間隔が、X字状構造側での第1リンクと第2リンクとの間の間隔より狭く設けられ、一対の第3リンクの被作動体側端部が被作動体と連結され、一対の第3リンクのベース側端部が一対の内リンクプレートの被作動体側端部とガイド連結ピンで連結され、一対の第4リンクの被作動体側端部が被作動体と連結され、一対の第4リンクのベース側端部が一対の外リンクプレートの被作動体側端部とガイド連結ピンで連結されているとともに、被作動体側での第3リンクと第4リンクとの間の間隔が、X字状構造側での第3リンクと第4リンクとの間の間隔より狭く設けられ、一対の噛合チェーンのそれぞれが、この噛合チェーンのチェーン幅方向に沿って一対で離間配置されるフック状内歯プレートに前後一対のチェーンブシュを圧入嵌合してなる内リンクユニットとチェーン幅方向の最も外側に配置されたフック状外歯プレートとを前後一対のチェーン連結ピンによりそれぞれチェーン長手方向に多数連結してなり、チェーン連結ピンが、フック状外歯プレートからチェーン幅方向外側へ突出しているとともに、進退方向に延設した溝部を有してチェーン連結ピンの端部を受け入れる溝状ガイド部材が、X字状構造の交差箇所で外リンクプレートに対して揺動自在に支軸により取り付けられていることによって、ベースおよび被作動体に設けられた従来のスライド機構を不要とし、スペース性を向上するとともに、進退ガイドの剛性を向上するものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
例えば、駆動モータの動力を噛合チェーンに伝達するスプロケット(図示せず)は、一対の噛合チェーンの両側に1つずつ配設してもよいし、片側に1つ配設してもよい。
また、本発明の噛合チェーン式進退作動装置に用いられる噛合チェーンは、チェーン幅方向に沿って離間配置された一対のフック状内歯とチェーン幅方向に沿って一対のフック状内歯プレートの外側に配置された一対のフック状外歯プレートとを前後一対のチェーン連結ピンによってチェーン長手方向に多数連結して構成されていればよく、チェーンブシュを配置しないでチェーン連結ピンのみで内歯プレート及び外歯プレートを多数連結して構成された噛合チェーンでもよいし、チェーンブシュ或いはチェーンブシュに遊嵌されたローラに駆動用スプロケットを係合させて駆動されるものであってもよい。
本発明の噛合チェーン式進退作動装置に用いる噛合チェーンは、左右一対で配置される内歯プレートからなる内リンクユニットをチェーン幅方向に複数列接続した多列構造を有していてもよいし、単列構造を有していてもよい。
また、本発明の噛合チェーン式進退作動装置で用いる噛合チェーンの内歯プレートおよび外歯プレートなどのプレートの具体的な形状については、相互に対向する同種のプレート同士をそれぞれ噛み合せて一体とするとともにそれぞれ噛み外して分岐するものであれば如何なる形状を呈するものであってもよい。
本発明の噛合チェーン式進退作動装置に用いる進退ガイドは、X字状構造および第1〜第4リンクがガイド連結ピンによって揺動自在に連結して構成されていればよく、ガイドブシュを配置しないでガイド連結ピンのみでX字状構造同士やX字状構造と第1〜第4リンクと連結してもよいし、ガイドブシュを配置して連結してもよい。
以下に、本発明の第1実施例である噛合チェーン式進退作動装置100について、図1乃至図6に基づいて説明する。
ここで、図1は、本発明の第1実施例の噛合チェーン式進退作動装置100を示す斜視図であり、図2は、本発明の第1実施例の噛合チェーン式進退作動装置100の一対の噛合チェーン110の斜視図であり、図3は、本発明の第1実施例の噛合チェーン式進退作動装置100の退避状態を示す正面図であり、図4は、本発明の第1実施例の噛合チェーン式進退作動装置100の進出状態を示す正面図であり、図5は、本発明の第1実施例の噛合チェーン式進退作動装置100の溝状ガイド部材150を示す図であり、図6(A)は、本発明の第1実施例の噛合チェーン式進退作動装置100の進退ガイド120を示す側面図であり、図6(B)は、図6(A)に示すB−B’箇所の要部拡大断面図である。
本発明の第1実施例である噛合チェーン式進退作動装置100は、図1乃至図6に示すように、被作動体130の進退方向Yに伸縮して被作動体130をベース140に対して進退方向Yにガイドする進退ガイド120と、駆動モータの動力を被作動体130へ伝達して被作動体130を進退させる一対の噛合チェーン110とを有している。
さらに、進退ガイド120が、一対の噛合チェーン110の剛直化した噛み合った部分110Gの両側に左右一対配設されるとともに、進退方向Yに一または複数連続して配設するX字状構造A、A’と、このX字状構造Aとベース140とを接続する揺動自在な一対の第1リンク126、126および一対の第2リンク127、127と、X字状構造A’と被作動体130とを接続する揺動自在な一対の第3リンク128、128および一対の第4リンク129、129とから構成されている。
つまり、進退ガイド120はZ軸方向に2つ並設されており、一対の噛合チェーン110の剛直化した噛み合った部分110Gが2つの進退ガイド120、120の間に位置するように構成されている。
2つの進退ガイド120、120は、同じ構成であるので、一方の進退ガイド120について説明することとし、他方の進退ガイド(120)の詳しい説明は省略する。
また、一のX字状構造Aが、左右方向Zに一対の内リンクプレート121、121と、この一対の内リンクプレート121、121の両外側に配置する一対の外リンクプレート122、122と、一対の内リンクプレート121、121の中間部121c、121cと一対の外リンクプレート122、122の中間部122c、122cとを揺動自在に係合する支軸123とを有している。
さらに、第1実施例のように、一のX字状構造Aが進退方向Yに複数連続する場合、ベース側のX字状構造Aの一対の内リンクプレート121、121の被作動体側端部121a、121aが、進退方向被作動体側に隣接するX字状構造A’の一対の外リンクプレート122’、122’のベース側端部122b’、122b’と相対的に揺動自在にガイド連結ピン125で連結されている。
同様に、ベース側のX字状構造Aの外リンクプレート122、122の被作動体側端部122a、122aが、進退方向被作動体側に隣接するX字状構造A’の内リンクプレート121’、121’のベース側端部121b’、121b’とガイド連結ピン125で相対的に揺動自在に連結されている。
被作動体側のX字状構造A’はベース側のX字状構造Aと同様であるので、符号に「’」を使用することとし、被作動体側のX字状構造A’の詳しい説明は省略する。
さらに、一対の第1リンク126、126のベース側端部126b、126bが、ベース140に対して揺動自在に連結されており、一対の第1リンク126、126の被作動体側端部126a、126aは、ベース側のX字状構造Aの一対の外リンクプレート122、122のベース側端部122b、122bと相対的に揺動自在にガイド連結ピン125によって連結されている。
同様に、一対の第2リンク127、127のベース側端部127b、127bが、ベース140に対して揺動自在に連結されており、一対の第2リンク127、127の被作動体側端部127a、127aは、ベース側のX字状構造Aの一対の内リンクプレート121、121のベース側端部121b、121bと相対的に揺動自在にガイド連結ピン125によって連結されている。
さらに、ベース140側での第1リンク126と第2リンク127との間の間隔S2が、X字状構造A側での第1リンク126と第2リンク127との間の間隔S1より狭く設けられている。
また、一対の第3リンク128、128のベース側端部128b、128bが、被作動体側のX字状構造A’の一対の内リンクプレート121’、121’の被作動体側端部121a’、121a’と相対的に揺動自在にガイド連結ピン125によって連結されており、一対の第3リンク128、128の被作動体側端部128a、128aは、被作動体130に対して揺動自在に連結されている。
同様に、一対の第4リンク129、129のベース側端部129b、129bは、被作動体側のX字状構造A’の一対の外リンクプレート122’、122’の被作動体側端部122a’、122a’と相対的に揺動自在にガイド連結ピン125によって連結されており、一対の第4リンク129、129の被作動体側端部129a、129aは、被作動体130に対して揺動自在に連結されている。
さらに、被作動体130側での第3リンク128と第4リンク129との間の間隔S4が、X字状構造A’側での第3リンク128と第4リンク129との間の間隔S3より狭く設けられている。
これにより、X字状構造A(A’)を有する所謂、パンタグラフ構造の両側端部が第1リンク126〜第4リンク129によってベース140および被作動体130と接続されてX字状構造A(A’)と連動して第1リンク126〜第4リンク129が揺動して進退方向Yに進退ガイド120、120が伸縮される。
さらに、一対の進退ガイド120、120の間の空間に一対の噛合チェーン110の剛直部分が配設されてデッドスペースがなくなるまたは低減する。
また、進退ガイド120が左右一対の内リンクプレート121、121、外リンクプレート122、122、第1リンク126、126〜第4リンク129、129をガイド連結ピン125で連結した所謂、チェーン構造となる。
そして、チェーン構造となることで、内リンクプレート121、外リンクプレート122、第1リンク126〜第4リンク129の板厚、板幅を小さくして、進退ガイド120を小型化、軽量化することができる。
また、第1リンク126側と第2リンク127側とが同期するため、従来のスライド機構(511、521、図9参照)を有する構造の場合のように噛合チェーン式進退作動装置100の取り付け方向を考慮する必要がない。
なお、ガイド連結ピン125は、Z軸方向に長尺に設けられ、一方の進退ガイド120のガイド連結ピン125と他方の進退ガイド(120)のガイド連結ピン125とを兼ねている。
これにより、一方の進退ガイド120と他方の進退ガイド(120)とがしっかりと連結されるため、2つの進退ガイド120、120の剛性をより向上させることができる。
また、被作動体130は、一対の噛合チェーン110の剛直化した噛み合った部分110Gの先端と接続されている。
他方、ベース140には、一対の噛合チェーン110の噛み外れた部分110Hが収納されるチェーン収納部141、141と、図示しない駆動モータと、図示しない駆動スプロケットとが設けられている。
そして、一対の噛合チェーン110は、駆動モータ(図示せず)によって駆動する駆動スプロケット(図示せず)が一の方向へ回転することによって、図2に示すように、一対の噛合チェーン110の噛み外れた部分110Hが噛み合って剛直化してこの剛直化した噛み合った部分110Gが進退方向進出側へ移動する。
他方で、駆動スプロケット(図示せず)が逆の方向へ回転することによって一対の噛合チェーン110の剛直化した噛み合った部分110Gが進退方向退避側へ移動するとともに噛み外れて、この噛み外れた部分110Hが分岐方向Hに分岐してそれぞれ移動するように構成されている。
ここで、一対の噛合チェーン110の詳細について図2を用いて説明する。
図2に示すように、本実施例の噛合チェーン式進退作動装置100に用いられる一対の噛合チェーン110は、噛合チェーン110Lと噛合チェーン110Rとから構成されている。
噛合チェーン110L、110Rは、チェーン幅方向Wに沿って一対で離間配置されるフック状内歯プレート111、111に前後一対のチェーンブシュ114、114を圧入嵌合してなる内リンクユニットとチェーン幅方向Wの最も外側に配置されたフック状外歯プレート112、112とを前後一対のチェーン連結ピン113、113によりそれぞれチェーン長手方向に多数連結して構成されたものである。
そして、駆動モータ(図示せず)によって駆動する駆動スプロケット(図示せず)が一の方向へ回転することによって、噛み外れた部分110Hであるそれぞれ噛合チェーン110Lのフック状内歯プレート111と、噛合チェーン110Rのフック状内歯プレート111とが互いに噛み合い、同様に噛合チェーン110Lのフック状外歯プレート112と、噛合チェーン110Rのフック状外歯プレート112とが互いに噛み合うことで一対の噛合チェーン110の噛み合った部分110Gが剛直化するとともに進退方向進出側へ移動する。
他方で、駆動スプロケット(図示せず)が逆の方向へ回転することによって、剛直化した噛み合った部分110Gが進退方向退避側へ移動して図示しないガイドによって進退方向退避側から順番に外側へ広げられることにより、噛合チェーン110Lのフック状内歯プレート111と、噛合チェーン110Rのフック状内歯プレート111との噛み合いが外れ、同様に噛合チェーン110Lのフック状外歯プレート112と、噛合チェーン110Rのフック状外歯プレート112との噛み合いが外れて、噛合チェーン110Rの噛み外れた部分110Hが分岐方向一方側へ移動し、噛合チェーン110Lの噛み外れた部分110Hが分岐方向他方側へ移動する。
つまり、図3に示す被作動体130が退避した状態から、駆動スプロケット(図示せず)が一の方向へ回転することによって、一対の噛合チェーン110の噛み合った部分110Gが剛直化するとともに進退方向進出側へ移動するため、2つの進退ガイド120、120が進退方向Yに伸びるとともに、進退ガイド120にガイドされながら被作動体130が進退方向進出側へ移動して図4に示す被作動体130が進出した状態となる。
他方、図4に示す被作動体130が進出した状態から、駆動スプロケット(図示せず)が逆の方向へ回転することによって、剛直化した噛み合った部分110Gが進退方向退避側へ移動するとともに噛み合いが外れて噛み外れた部分110Hがチェーン収納部141に収納されるため、2つの進退ガイド120、120が進退方向Yに縮むとともに、進退ガイド120にガイドされながら被作動体130が進退方向退避側へ移動して図3に示す被作動体130が退避した状態となる。
さらに、図2、図4および図5に示すように、チェーン連結ピン113が、フック状外歯プレート112からチェーン幅方向外側へ突出しているとともに、進退方向Yに延設した溝部151を有してチェーン連結ピン113の端部113aを受け入れる溝状ガイド部材150、150が、X字状構造A、A’に取り付けられている。
これにより、一対の噛合チェーン110の噛み合った部分110Gにおけるチェーン連結ピン113と溝状ガイド部材150とが進退方向Yの線を基準とした左右の方向であるX軸方向の相対的な位置関係を互いに規制する。
具体的に、溝状ガイド部材150は、図4に示すようにベース側のX字状構造Aおよび被作動体側のX字状構造A’における一対の噛合チェーン110側に支軸123によって取り付けられている。
なお、X字状構造Aの内リンクプレート121および外リンクプレート122は、進退ガイド120の伸縮に伴って進退方向Yに対する姿勢が変化するので、溝状ガイド部材150は、外リンクプレート122に対して揺動自在に取り付けられている。
ここで、溝状ガイド部材150の溝部151、151には、進退方向Yに延設された一対の噛合チェーン110の剛直化した噛み合った部分110Gにおける複数のチェーン連結ピン113、113…の端部113a、113a…が入り込んでいるため、溝状ガイド部材150の姿勢が保たれる。
そして、進退ガイド120が伸縮する際に溝状ガイド部材150は姿勢を変えずに進退方向Yへ移動するとともに、溝状ガイド部材150に対して相対的に進退方向Yへ移動する複数のチェーン連結ピン113、113…の端部113a、113a…が溝状ガイド部材150の溝部151、151を順に通過する。
この際、溝部151とチェーン連結ピン113の端部113aとの係合によって、チェーン連結ピン113と溝状ガイド部材150とのX軸方向の相対的な位置関係が規制される。
なお、溝状ガイド部材150の取り付け位置は、チェーン連結ピン113の一方の端部113a側のみでもよいし、両側でもよい。
さらに、図1および図6(A)に示すように、一対の第2リンク127、127のベース側端部127b、127b間の幅W2が、一対の第2リンク127、127の被作動体側端部127a、127a間の幅W1より広く設けられている。
これにより、第2リンク127が所謂、オフセットリンクとなって一対の第1リンク126、126のベース側端部126b、126b間の幅と一対の第2リンク127、127のベース側端部127b、127b間の幅W2との差が小さくなるまたは無になる。
また、図6(B)に示すように、一対の内リンクプレート121、121における第2リンク127と連結するベース側端部121b、121bのブシュ孔121ba、121baに圧入されたガイドブシュ124が、一対の内リンクプレート121、121から両外側に突出しているとともに、一対の第2リンク127、127の被作動体側端部127a、127aが、ガイドブシュ124の両側に配設されている。
これにより、内リンクプレート121とオフセットリンクである第2リンク127との間の隙間が広くなる。
なお、詳しく図示していないが、本実施例では、全ての内リンクプレート121の被作動体側端部121aおよびベース側端部121bにブシュ孔(121ba)が形成されて、このブシュ孔(121ba)にガイドブシュ124が圧入されている。
また、全ての外リンクプレート122の被作動体側端部122aおよびベース側端部122bにピン孔(127aa)が形成されて、ガイド連結ピン125がガイドブシュ124に回動自在に挿通されるとともにピン孔(127aa)に圧入されている。
同様に、第1リンク126の被作動体側端部126aおよびベース側端部126bにブシュ孔が形成されて、このブシュ孔にガイドブシュ124が圧入されている。
また、第2リンク127のベース側端部127bにブシュ孔が形成されて、このブシュ孔にガイドブシュ124が圧入されている。
さらに、第3リンク128は、第2リンク127と同様に所謂、オフセットリンクであり、一対の第3リンク128、128の被作動体側端部128a、128a間の幅が、一対の第3リンク128、128のベース側端部128b、128b間の幅より狭くなっている。
そして、第3リンク128の被作動体側端部128aにブシュ孔が形成されて、このブシュ孔にガイドブシュ124が圧入されており、第3リンク128のベース側端部128bにピン孔が形成されて、ガイド連結ピン125がガイドブシュ124に回動自在に挿通されるとともにピン孔に圧入されている。
また、第4リンク129の被作動体側端部129aおよびベース側端部129bにブシュ孔が形成されて、このブシュ孔にガイドブシュ124が圧入されている。
ガイド連結ピン125は、ピン孔に圧入ではなくて殆ど隙間無く挿通されて所謂、Eリングで留められる構成でもよい。
このようにして得られた第1実施例である噛合チェーン式進退作動装置100は、進退ガイド120が、一対の噛合チェーン110の剛直化した噛み合った部分110Gの両側に左右一対配設されるとともに、進退方向Yに一または複数連続して配設するX字状構造A(A’)と、このX字状構造Aとベース140とを接続する揺動自在な一対の第1リンク126、126および一対の第2リンク127、127と、X字状構造A’(A)と被作動体130とを接続する揺動自在な一対の第3リンク128、128および一対の第4リンク129、129とからなり、一のX字状構造Aが、左右方向Zに一対の内リンクプレート121、121と、この一対の内リンクプレート121、121の両外側に配置する一対の外リンクプレート122、122と、一対の内リンクプレート121、121の中間部121c、121cと一対の外リンクプレート122、122の中間部122c、122cとを揺動自在に係合する支軸123とを有し、進退方向Yに複数連続する場合、ベース側のX字状構造Aの内リンクプレート121、121の被作動体側端部121a、121aが、進退方向被作動体側に隣接するX字状構造A’の外リンクプレート122’、122’のベース側端部122b’、122b’とガイド連結ピン125で連結され、ベース側のX字状構造Aの外リンクプレート122、122の被作動体側端部122a、122aが、進退方向被作動体側に隣接するX字状構造A’の内リンクプレート121’、121’のベース側端部121b’、121b’とガイド連結ピン125で連結され、一対の第1リンク126、126のベース側端部126b、126bがベース140と連結され、一対の第1リンク126、126の被作動体側端部126a、126aが一対の外リンクプレート122、122のベース側端部122b、122bとガイド連結ピン125で連結され、一対の第2リンク127、127のベース側端部127b、127bがベース140と連結され、一対の第2リンク127、127の被作動体側端部127a、127aが一対の内リンクプレート121、121のベース側端部121b、121bとガイド連結ピン125で連結されているとともに、ベース140側での第1リンク126と第2リンク127との間の間隔S2が、X字状構造A側での第1リンク126と第2リンク127との間の間隔S1より狭く設けられ、一対の第3リンク128、128の被作動体側端部128a、128aが被作動体130と連結され、一対の第3リンク128、128のベース側端部128b、128bが一対の内リンクプレート121’、121’の被作動体側端部121a’、121a’とガイド連結ピン125で連結され、一対の第4リンク129、129の被作動体側端部129a、129aが被作動体130と連結され、一対の第4リンク129、129のベース側端部129b、129bが一対の外リンクプレート122’、122’の被作動体側端部122a’、122a’とガイド連結ピン125で連結されているとともに、被作動体130側での第3リンク128と第4リンク129との間の間隔S4が、X字状構造A’側での第3リンク128と第4リンク129との間の間隔S3より狭く設けられ、一対の噛合チェーン110のそれぞれが、この噛合チェーン110L、110Rのチェーン幅方向に沿って一対で離間配置されるフック状内歯プレート111、111に前後一対のチェーンブシュ114、114を圧入嵌合してなる内リンクユニットとチェーン幅方向の最も外側に配置されたフック状外歯プレート112、112とを前後一対のチェーン連結ピン113、113によりそれぞれチェーン長手方向に多数連結してなり、チェーン連結ピン113が、フック状外歯プレート112からチェーン幅方向外側へ突出しているとともに、進退方向Yに延設した溝部151を有してチェーン連結ピン113の端部113aを受け入れる溝状ガイド部材150が、X字状構造A(A’)の交差箇所で外リンクプレート122(122’)に対して揺動自在に支軸123(123’)によりに取り付けられていることにより、ベース140および被作動体130に設けられた従来のスライド機構を不要とすることができるとともに、スペース性を向上することができ、さらに、進退ガイド120の剛性を向上させることができる。
さらに、溝状ガイド部材150が一対の噛合チェーン110の噛み合った部分110GをX字状構造A(A’)との相対的な位置関係を保ちながら進退方向Yへ案内することができる。
また、一対の第2リンク127、127のベース側端部127b、127b間の幅W2が、一対の第2リンク127、127の被作動体側端部127a、127a間の幅W1より狭く設けられていることにより、第2リンク127のベース側端部127bを第1リンク126のベース側端部126bと同様にベース140に容易に連結することができる。
さらに、一対の内リンクプレート121、121のベース側端部121b、121bのブシュ孔121ba、121baに圧入されたガイドブシュ124が、一対の内リンクプレート121、121から両外側に突出しているとともに、一対の第2リンク127、127の被作動体側端部127a、127aが、ガイドブシュ124の両側に配設されていることにより、X字状構造Aが進退方向Yに縮んだ際にオフセットリンクである第2リンク127が内リンクプレート121と干渉する虞を低減できるなど、その効果は甚大である。
続いて、本発明の第2実施例である噛合チェーン式進退作動装置200について、図7および図8に基づいて説明する。
ここで、図7は、本発明の第2実施例の噛合チェーン式進退作動装置200の進出状態を示す正面図であり、図8は、本発明の第2実施例の第1リンク226および第2リンク227の動作を示す図である。
このうち、図8(A)は被作動体230が退避した状態であり、図8(B)は被作動体230が進出した状態である。
第2実施例の噛合チェーン式進退作動装置200は、第1実施例の噛合チェーン式進退作動装置100の第1リンク126と第2リンク127との間で動力が伝達され、同様に第3リンク128と第4リンク129との間で動力が伝達されるように構成したものであり、多くの要素について第1実施例の噛合チェーン式進退作動装置100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略し、下2桁が共通する200番台の符号を付すのみとする。
本発明の第2実施例である噛合チェーン式進退作動装置200は、図7および図8に示すように、第1リンク226のベース側端部226bに配設した第1ギア226bbが、第2リンク227のベース側端部227bに配設した第2ギア227bbと直接的または間接的に噛み合い、第1リンク226が、第2リンク227の揺動に対して線対称となる関係で揺動するように構成されている。
これにより、第1リンク226の姿勢と第2リンク227の姿勢とが線対称の関係で維持される。
具体的には、第1リンク226のベース側端部226bには、第1ギア226bbが第1リンク226と一体に揺動するように配設されている。
同様に、第2リンク227のベース側端部227bには、第2ギア227bbが第2リンク227と一体に揺動するように配設されている。
さらに、ベース240における第1ギア226bbと第2ギア227bbとの間には、第1ギア226bbおよび第2ギア227bbの一方から他方で動力を伝達する第1伝達ギア242および第2伝達ギア243が回動自在に配設されている。
よって、図8(A)に示す退避状態から図8(B)に示す進出状態となる際、第1リンク226の揺動姿勢と、第2リンク227の揺動姿勢とがY軸方向を基準線とした線対称の関係となる。
また、図8(B)に示す進出状態から図8(A)に示す退避状態となる際も、第1リンク226の揺動姿勢と、第2リンク227の揺動姿勢とがY軸方向を基準線とした線対称の関係となる。
さらに、第3リンク228の被作動体側端部228aに配設した第3ギア228abが、第4リンク229の被作動体側端部229aに配設した第4ギア229abと直接的または間接的に噛み合い、第3リンク228が、第4リンク229の揺動に対してY軸方向を基準線とした線対称となる関係で揺動するように構成されている。
これにより、第3リンク228の姿勢と第4リンク229の姿勢とがY軸方向を基準線とした線対称の関係で維持される。
具体的には、第3リンク228の被作動体側端部228aには、第3ギア228abが第3リンク228と一体に揺動するように配設されている。
同様に、第4リンク229の被作動体側端部229aには、第4ギア229abが第4リンク229と一体に揺動するように配設されている。
さらに、被作動体230における第3ギア228abと第4ギア229abとの間には、第3ギア228abおよび第4ギア229abの一方から他方で動力を伝達する第3伝達ギア231および第4伝達ギア232が回動自在に配設されている。
よって、第1リンク226の揺動姿勢と第2リンク227の揺動姿勢との関係と同様、被作動体230の退避状態から進出状態となる際、第3リンク228の揺動姿勢と、第4リンク229の揺動姿勢とが線対称の関係となる。
また、被作動体230の進出状態から退避状態となる際も、第3リンク228の揺動姿勢と、第4リンク229の揺動姿勢とが線対称の関係となる。
このようにして得られた第2実施例である噛合チェーン式進退作動装置200は、第1リンク226のベース側端部226bに配設した第1ギア226bbが、第2リンク227のベース側端部227bに配設した第2ギア227bbと直接的または間接的に噛み合い、第1リンク226が、第2リンク227の揺動に対して線対称となる関係で揺動することにより、第1リンク226と第2リンク227との間の進退方向Yの線を基準とした第1リンク226側および第2リンク227側の一方にX字状構造A(A’)が傾くことを防止できる。
さらに、第3リンク228の被作動体側端部228aに配設した第3ギア228abが、第4リンク229の被作動体側端部229aに配設した第4ギア229abと直接的または間接的に噛み合い、第3リンク228が、第4リンク229の揺動に対して線対称となる関係で揺動することにより、第3リンク228と第4リンク229との間の進退方向Yの線を基準とした第3リンク228側および第4リンク229側の一方に被作動体230が傾くことを防止できるなど、その効果は甚大である。
100、 200 ・・・ 噛合チェーン式進退作動装置
110、 210 ・・・ 一対の噛合チェーン(噛合チェーンユニット)
120、 220 ・・・ 進退ガイド
121、 221 ・・・ 内リンクプレート
121a、221a ・・・ 被作動体側端部
121b、221b ・・・ ベース側端部
121ba ・・・ ブシュ孔
121c、221c ・・・ 中間部
122、 222 ・・・ 外リンクプレート
122a、222a ・・・ 被作動体側端部
122b、222b ・・・ ベース側端部
122c、222c ・・・ 中間部
123、 223 ・・・ 支軸
124 ・・・ ガイドブシュ
125、 225 ・・・ ガイド連結ピン
126、 226 ・・・ 第1リンク
126a、226a ・・・ 被作動体側端部
126b、226b ・・・ ベース側端部
226bb・・・ 第1ギア
127、 227 ・・・ 第2リンク(オフセットリンク)
127a、227a ・・・ 被作動体側端部
127aa ・・・ ピン孔
127b、227b ・・・ ベース側端部
227bb・・・ 第2ギア
128、 228 ・・・ 第3リンク(オフセットリンク)
128a、228a ・・・ 被作動体側端部
228ab・・・ 第3ギア
128b、228b ・・・ ベース側端部
129、 229 ・・・ 第4リンク
129a、229a ・・・ 被作動体側端部
229ab・・・ 第4ギア
129b、229b ・・・ ベース側端部
130、 230 ・・・ 被作動体
231 ・・・ 第3伝達ギア
232 ・・・ 第4伝達ギア
140、 240 ・・・ ベース
141、 241 ・・・ チェーン収納部
242 ・・・ 第1伝達ギア
243 ・・・ 第2伝達ギア
150 ・・・ 溝状ガイド部材
151 ・・・ 溝部
500 ・・・ 噛合チェーン式進退作動装置
510 ・・・ ベース
511 ・・・ 第1スライド機構
520 ・・・ 進退ガイド
521 ・・・ 第1揺動アーム
522 ・・・ 第2揺動アーム
523 ・・・ 支軸
530 ・・・ 被作動体
531 ・・・ 第2スライド機構
540 ・・・ 一対の噛合チェーン
A ・・・ X字状構造
S1 ・・・ X字状構造側での第1リンクと第2リンクとの間隔
S2 ・・・ ベース側での第1リンクと第2リンクとの間隔
S3 ・・・ X字状構造側での第3リンクと第4リンクとの間隔
S4 ・・・ 被作動体側での第3リンクと第4リンクとの間隔
W1 ・・・ 一対の第2リンクの被作動体側端部間の幅
W2 ・・・ 一対の第2リンクのベース側端部間の幅
X ・・・ 第1リンクと第2リンクとの対方向
Y ・・・ 進退方向
Z ・・・ (進退ガイドの対となる)左右方向

Claims (5)

  1. 被作動体の進退方向に伸縮して被作動体をベースに対して進退方向にガイドする進退ガイドと、駆動モータの動力を被作動体へ伝達して被作動体を進退させる一対の噛合チェーンとを有する噛合チェーン式進退作動装置において、
    前記進退ガイドが、前記一対の噛合チェーンの剛直化した噛み合った部分の両側に左右一対配設されるとともに、前記進退方向に一または複数連続して配設するX字状構造と、該X字状構造とベースとを接続する揺動自在な一対の第1リンクおよび一対の第2リンクと、前記X字状構造と被作動体とを接続する揺動自在な一対の第3リンクおよび一対の第4リンクとからなり、
    前記一のX字状構造が、前記左右方向に一対の内リンクプレートと、該一対の内リンクプレートの両外側に配置する一対の外リンクプレートと、前記一対の内リンクプレートの中間部と一対の外リンクプレートの中間部とを揺動自在に係合する支軸とを有し、前記進退方向に複数連続する場合、前記ベース側のX字状構造の内リンクプレートの被作動体側端部が、前記進退方向被作動体側に隣接するX字状構造の外リンクプレートのベース側端部とガイド連結ピンで連結され、前記ベース側のX字状構造の外リンクプレートの被作動体側端部が、前記進退方向被作動体側に隣接するX字状構造の内リンクプレートのベース側端部とガイド連結ピンで連結され、
    前記一対の第1リンクのベース側端部が前記ベースと連結され、前記一対の第1リンクの被作動体側端部が前記一対の外リンクプレートのベース側端部とガイド連結ピンで連結され、前記一対の第2リンクのベース側端部が前記ベースと連結され、前記一対の第2リンクの被作動体側端部が前記一対の内リンクプレートのベース側端部とガイド連結ピンで連結されているとともに、前記ベース側での第1リンクと第2リンクとの間の間隔が、前記X字状構造側での第1リンクと第2リンクとの間の間隔より狭く設けられ、
    前記一対の第3リンクの被作動体側端部が前記被作動体と連結され、前記一対の第3リンクのベース側端部が前記一対の内リンクプレートの被作動体側端部とガイド連結ピンで連結され、前記一対の第4リンクの被作動体側端部が前記被作動体と連結され、前記一対の第4リンクのベース側端部が前記一対の外リンクプレートの被作動体側端部とガイド連結ピンで連結されているとともに、前記被作動体側での第3リンクと第4リンクとの間の間隔が、前記X字状構造側での第3リンクと第4リンクとの間の間隔より狭く設けられ
    前記一対の噛合チェーンのそれぞれが、該噛合チェーンのチェーン幅方向に沿って一対で離間配置されるフック状内歯プレートに前後一対のチェーンブシュを圧入嵌合してなる内リンクユニットとチェーン幅方向の最も外側に配置されたフック状外歯プレートとを前後一対のチェーン連結ピンによりそれぞれチェーン長手方向に多数連結してなり、
    前記チェーン連結ピンが、前記フック状外歯プレートからチェーン幅方向外側へ突出しているとともに、前記進退方向に延設した溝部を有してチェーン連結ピンの端部を受け入れる溝状ガイド部材が、前記X字状構造の交差箇所で外リンクプレートに対して揺動自在に前記支軸により取り付けられていることを特徴とする噛合チェーン式進退作動装置。
  2. 前記第1リンクのベース側端部に配設した第1ギアが、前記第2リンクのベース側端部に配設した第2ギアと直接的または間接的に噛み合い、前記第1リンクが、前記第2リンクの揺動に対して線対称となる関係で揺動することを特徴とする請求項1に記載の噛合チェーン式進退作動装置。
  3. 前記第3リンクの被作動体側端部に配設した第3ギアが、前記第4リンクの被作動体側端部に配設した第4ギアと直接的または間接的に噛み合い、前記第3リンクが、前記第4リンクの揺動に対して線対称となる関係で揺動することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の噛合チェーン式進退作動装置。
  4. 前記一対の第2リンクのベース側端部間の幅が、前記一対の第2リンクの被作動体側端部間の幅より狭く設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1つに記載の噛合チェーン式進退作動装置。
  5. 前記一対の内リンクプレートのベース側端部のブシュ孔に圧入されたガイドブシュが、前記一対の内リンクプレートから両外側に突出しているとともに、前記一対の第2リンクの被作動体側端部が、前記ガイドブシュの両側に配設されていることを特徴とする請求項に記載の噛合チェーン式進退作動装置。
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