JP5422112B2 - 移動体通信装置、アンテナ切替方法及びアンテナ切替プログラム - Google Patents

移動体通信装置、アンテナ切替方法及びアンテナ切替プログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数のアンテナ素子の中から基地局との通信に用いるアンテナ素子を通信品質に応じて切り替える移動体通信装置、アンテナ切替方法及びアンテナ切替プログラムに関する。
従来から、PHS(Personal Handy Phone System)やPDC(Personal Digital Cellular)などの移動体通信装置において、複数のアンテナ素子を備えた移動体通信装置が実在する。複数のアンテナ素子を備えた移動体通信装置では、フェージングによる通信品質の悪化を回避するために、複数のアンテナ素子を切り替えながら基地局との通信に係る通信品質の良いアンテナ素子を選定して基地局と通信を行うダイバーシチ制御が行われている(例えば、特許文献1参照。)。
ダイバーシチ制御では、通信に用いられているアンテナ素子による基地局との通信に係る通信の通信品質レベルが予め定められた固定の基準レベル(以下、「ダイバーシチ基準レベル」と言う。)以下になった場合に、通信に用いるアンテナ素子を切り替え、複数のアンテナ素子の中から基地局との通信に係る通信品質の良いアンテナ素子を選定する方式が採用されることがある。
また、近年、ハンドオーバ期間中に基地局との通信が中断されることによる通信品質の劣化を回避するため、高速ハンドオーバ(「シームレスハンドオーバ」と呼ばれることもある。)が移動体通信装置に採用されるようになってきている(例えば、特許文献2参照。)。
なお、高速ハンドオーバとは、以下のようにして接続先の基地局の切り替えを行うハンドオーバのことである。
移動体通信装置が現在通信を行っている基地局(以下、「旧基地局」と言う。)との通信を維持しながら、移動体通信装置は旧基地局との通信の無通信期間を使用して基地局を探索し、新たな基地局(以下、「新基地局」と言う。)を選定する。そして、移動体通信装置は、上記の無通信期間を用いて新基地局との間でリンクチャネルの確立手順及び接続手順などを実行した後、接続先の基地局を旧基地局から新基地局へと切り替える。
さらに、近年、ダイバーシチ制御と高速ハンドオーバとの双方が採用された移動体通信装置が提案或いは提供されるようになっている。
特開平07―250013号公報 特開2001−128216号公報
しかしながら、上記のようなダイバーシチ基準レベルを用いてアンテナ素子を切り替える方式のダイバーシチ制御と高速ハンドオーバとの双方が採用された移動体通信装置において、通常、ダイバーシチ基準レベルと高速ハンドオーバを実行する通信品質の基準レベル(以下、「高速ハンドオーバ基準レベル」と言う。)とが無関係に設定されている。このため、ダイバーシチ基準レベルより高速ハンドオーバ基準レベルが高いレベルに設定されることがあり、この場合には、ダイバーシチ動作によるアンテナの切り替えが殆ど行われず、移動体通信装置が通信中の基地局と十分な通信品質の通信を他のアンテナ素子を用いて行うことが可能であっても高速ハンドオーバが行われてしまう。
そこで、本発明は、ダイバーシチ制御と高速ハンドオーバなどのハンドオーバとの双方を効果的に行うべく、アンテナ素子の切り替えが殆ど行われない状況を回避することが可能な移動体通信装置、アンテナ切替方法及びアンテナ切替プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の移動体通信装置は、複数のアンテナ素子を有し、アンテナ素子を切り替えて基地局と通信を行うダイバーシチ制御を行うとともに、通信を行う基地局を切り替えるハンドオーバを実行する移動体通信装置であって、前記複数のアンテナ素子の何れかを介して基地局との通信を行う通信処理手段と、通信に用いられている一のアンテナ素子による通信中の一の基地局との通信に係る通信品質レベルがハンドオーバを実行する基準の実行基準レベルになったかを判定する実行レベル判定手段と、前記実行レベル判定手段による判定結果が肯定的である場合に、前記一の基地局との通信に用いるアンテナ素子を切り替え、各前記アンテナ素子による前記一の基地局との通信に係る通信品質レベルに基づいて前記一の基地局との通信に用いるアンテナ素子の選定を行うアンテナ選定手段と、を備える。
本発明のアンテナ切替方法は、複数のアンテナ素子を有し、アンテナ素子を切り替えて基地局と通信を行うダイバーシチ制御を行うとともに、通信を行う基地局を切り替えるハンドオーバを実行する移動体通信装置において行われるアンテナ切替方法であって、前記複数のアンテナ素子の何れかを介して基地局との通信を行う通信処理ステップと、通信に用いられている一のアンテナ素子による通信中の一の基地局との通信に係る通信品質レベルがハンドオーバを実行する基準の実行基準レベルになったかを判定する実行レベル判定ステップと、前記実行レベル判定ステップによる判定結果が肯定的である場合に、前記一の基地局との通信に用いるアンテナ素子を切り替え、各前記アンテナ素子による前記一の基地局との通信に係る通信品質レベルに基づいて前記一の基地局との通信に用いるアンテナ素子の選定を行うアンテナ選定ステップと、を有する。
本発明のアンテナ切替プログラムは、複数のアンテナ素子を有し、アンテナ素子を切り替えて基地局と通信を行うダイバーシチ制御を行うとともに、通信を行う基地局を切り替えるハンドオーバを実行する移動体通信装置において実行されるアンテナ切替プログラムであって、移動体通信装置に、前記複数のアンテナ素子の何れかを介して基地局との通信を行う通信処理ステップと、通信に用いられている一のアンテナ素子による通信中の一の基地局との通信に係る通信品質レベルがハンドオーバを実行する基準の実行基準レベルになったかを判定する実行レベル判定ステップと、前記実行レベル判定ステップによる判定結果が肯定的である場合に、前記一の基地局との通信に用いるアンテナ素子を切り替え、各前記アンテナ素子による前記一の基地局との通信に係る通信品質レベルに基づいて前記一の基地局との通信に用いるアンテナ素子の選定を行うアンテナ選定ステップと、を実行させる。
上記の移動体通信装置、アンテナ切替方法及びアンテナ切替プログラムの夫々によれば、通信に用いられている一のアンテナ素子による通信中の一の基地局との通信に係る通信品質レベルがハンドオーバを実行する基準の実行基準レベルになると、一の基地局との通信に用いるアンテナ素子が切り替えられ、当該一の基地局との通信に用いるアンテナ素子の選定が行われる。これにより、ハンドオーバが行われることによるアンテナ素子の切り替えが殆ど行われない状況を回避することができる。
上記の移動体通信装置において、前記アンテナ選定手段は、前記複数のアンテナ素子のうち前記一の基地局との通信に係る通信品質レベルが最も良いアンテナ素子を、前記一の基地局との通信に用いるアンテナ素子に選定するようにしてもよい。
これによれば、一の基地局との通信は当該一の基地局との通信に係る通信品質レベルが最も良かったアンテナ素子により継続して行われることになる。
上記の移動体通信装置において、前記一のアンテナ素子以外の他のアンテナ素子の各々について、当該他のアンテナ素子による前記一の基地局との通信に係る通信品質レベルが前記実行基準レベルを超えているかを判定する中止レベル判定手段と、前記他のアンテナ素子の全てに関して前記中止レベル判定手段による判定結果が否定的である場合にハンドオーバを実行し、前記他のアンテナ素子の何れかに関して前記中止レベル判定手段による判定結果が肯定的である場合にハンドオーバを実行しないハンドオーバ実行手段と、を更に備えるようにしてもよい。
これによれば、他のアンテナ素子の全てにおいて一の基地局との通信に係る通信品質レベルが実行基準レベルを超えない場合にのみハンドオーバが実行される。このため、無用なハンドオーバの実行による移動体通信装置の負担を軽減することができるとともに、通信品質の劣化を防止することができる。
上記の移動体通信装置において、前記アンテナ選定手段は、前記他のアンテナ素子の全てに関して、前記中止レベル判定手段による判定結果が否定的である場合に、前記一のアンテナ素子を前記一の基地局との通信に用いるアンテナ素子に選定するようにしてもよい。
これによれば、一の基地局との通信は当該一の基地局との通信に係る通信品質レベルが最も良かったアンテナ素子により継続して行われることになる。
上記の移動体通信装置において、前記判定手段は、前記中止レベル判定手段による判定結果が肯定的であったアンテナ素子のうち前記一の基地局との通信に係る通信品質レベルが最も良いアンテナ素子を、前記一の基地局との通信に用いるアンテナ素子に選定するようにしてもよい。
これによれば、一の基地局との通信は当該一の基地局との通信に係る通信品質レベルが最も良かったアンテナ素子により継続して行われることになる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
≪無線通信システムのシステム構成≫
本実施の形態の無線通信システムのシステム構成について図1を参照しつつ説明する。図1は本実施の形態の無線通信システムのシステム構成図である。但し、本実施の形態の無線通信システムは、PHSを対象としたシステムである。
図1に示す無線通信システム1には、複数の基地局(図1には、3基の基地局2a,2b,2cのみ図示)が設けられており、各基地局の通信エリア(以下、「セル」と言う。)は他の基地局のセルと空間的に重複している。
PHSにおける端末機(以下、「PHS端末」と言う。)3は、2本のアンテナを有し、通信に用いるアンテナを2本のアンテナ間で切り替えるダイバーシチ制御を行うとともに、通信を行う基地局を切り替える高速ハンドオーバを行う。
PHS端末3は、通信中の基地局からの、通信に用いられているアンテナによる受信電波の電界強度の値が予め定められた高速ハンドオーバを実行する基準の受信電波の電界強度レベル(以下、単に「閾値」と言う。)になると、通信に用いるアンテナを他方のアンテナに切り替えて、各アンテナによる受信電波の電界強度に基づいて通信に用いるアンテナの選定を行うダイバーシチ制御を行う。
そして、PHS端末3は、他方のアンテナにおいても、他方のアンテナによる受信電波の電界強度の値が閾値を超えていなければ元のアンテナに切り替えて高速ハンドオーバの処理を実行する。一方、PHS端末3は、他方のアンテナにおいて、他方のアンテナによる受信電波の電界強度の値が閾値を越えていれば高速ハンドオーバの処理を行わずに他方のアンテナを用いて通信中の基地局との通信を継続して行う。
以下、上記処理を行うPHS端末3の詳細について図面を参照しつつ説明する。
≪PHS端末の構成≫
図1のPHS端末3の構成について図2を参照しつつ説明する。図2は図1のPHS端末3の装置構成図である。
PHS端末3は、アンテナ11a,11bと、アンテナ切替部12と、RF(Radio Frequency)部13と、モデム部14と、TDMA(Time Division Multiple Access)部15と、通話部16と、マイク17と、スピーカ18と、CPU(Central Processing Unit)19と、メモリ20とを備える。
アンテナ切替部12は、CPU19によりスイッチの切り替えが制御され、アンテナ11aとアンテナ11bとの何れかをRF部13に接続する。
RF部13は、CPU19によって電源のオン、オフなどの各種制御が行われる。
RF部13は、スイッチ部13aと、発振部13bと、送信部13cと、受信部13dと、電界測定部13eとを有する。
スイッチ部13aは、CPU19により制御され、送信動作時には送信部13cをアンテナ切替部12に接続し、受信動作時には受信部13dにアンテナ切替部12を接続する。
発振部13bは、CPU19に制御され、無線チャネル周波数に対応する周波数の局部発振信号を発振し、発振した局部発振信号を送信部13cと受信部13dとへ出力する。
送信部13cは、モデム部14の後述する変調部14aから入力されるIF(Intermediate Frequency)帯又はベースバンド帯の信号を局部発振信号とミキシングして無線周波数帯の信号へアップコンバージョンする。無線周波数帯の信号はスイッチ13a及びアンテナ切替部12を介してアンテナ11a,11bから放射される。
受信部13dは、アンテナ11a,11bによって受信され、アンテナ切替部12及びスイッチ13aを介して入力される無線周波数帯の信号を局部発振信号とミキシングしてIF帯又はベースバンド帯の信号へダウンコンバージョンし、IF帯又はベースバンド帯の信号をモデム部14の後述する復調部14bと電界測定部13eとへ出力する。
電界測定部13eは、受信部13dから入力された信号を基に、アンテナ切替部12によってRF部13に接続されたアンテナ11a,11bによって受信された電波の電界強度を測定し、測定した電界強度の値を示す強度情報をCPU19へ出力する。
モデム部14は、CPU19によって電源のオン、オフなどの各種制御が行われる。
モデム部14は、変調部14aと復調部14bとを有する。
変調部14aは、TDMA部15の後述するTDMAエンコード部15aから入力される信号を例えばπ/4シフトQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)に基づく変調処理などを行い、変調処理などにより得られた信号をRF部13の送信部13cへ出力する。
復調部14bは、RF部13の受信部13dから入力される信号を例えばπ/4シフトQPSKに基づく復調処理などを行い、復調処理などにより得られた信号をTDMA部15の後述するTDMAデコード部15bへ出力する。
TDMA部15は、CPU19によって電源のオン、オフなどの各種制御が行われる。
TDMA部15は、TDMAエンコード部15aとTDMAデコード部15bとを有する。
TDMAエンコード部15aは、音声デジタル信号として通話部16の後述するADPCM(Adaptive Differential Pulse Code Modulation)トランスコーダ部16aから入力される例えば32kbpsのADPCM信号やCPU19から入力される発呼や着呼などに必要な制御信号などの信号を送信タイムスロットに挿入して多重化し、多重化により得られた信号をモデム部14の変調部14aへ出力する。
TDMAデコード部15bは、モデム部14の復調部14bから入力される信号を各受信タイムスロットに分離する。そして、TDMAデコード部15bは、分離した受信タイムスロットのデータが音声デジタル信号であれば当該音声デジタル信号としてのADPCM信号を通話部16のADPCMトランスコーダ部16aへ出力する。一方、分離した受信タイムスロットのデータが制御信号などの信号であれば、TDMAデコード部15bは当該制御信号などの信号をCPU19へ出力する。
通話部16は、CPU19によって電源のオン、オフなどの各種制御が行われる。
通話部16は、ADPCMトランスコーダ部16aとPCM(Pulse Code Modulation)コーデック部16bとを有する。
マイク17は、周辺の音を集め、集めた音を音声信号に変換して通話部16のPCMコーデック部16bへ出力する。PCMコーデック部16bは、マイク17から入力される音声信号を例えば64kbpsのPCM信号に変換する。ADPCMトランスコーダ部16aはPCMコーデック部16bから入力される例えば64kbpsのPCM信号を例えば32kbpsのADPCM信号に変換し、ADPCM信号をTDMA部15のTDMAエンコード部15aへ出力する。
ADPCMトランスコーダ部16aは、TDMA部15のTDMAデコード部15bから入力される例えば32kbpsのADPCM信号を例えば64kbpsのPCM信号に変換する。PCMコーデック部16bはADPCMトランスコーダ部16aから入力される例えば64kbpsのPCM信号を音声信号に変換し、音声信号をスピーカ18へ出力する。スピーカ18は、PCMコーデック部16bから入力される音声信号を音に変換して出力する。
CPU19は、PHS端末3の各種制御や各種演算を行う。例えば、CPU19は、受信電波の電界強度に基づくアンテナ切替部12の制御や高速ハンドオーバの実行を行う。
メモリ20は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの半導体メモリである。
メモリ20には、PHS端末3の制御を行うための各種制御プログラムや各種アプリケーションプログラムが記憶されている。また、メモリ20には、図3に示す動作フロー及び図4に示す動作シーケンスの夫々をPHS端末3に行わせるためのプログラムが記憶されている。
さらに、メモリ20には、上述した、閾値(予め定められた高速ハンドオーバを実行する基準の受信電波の電界強度レベル)が記憶されている。閾値は設計事項であって、例えば、閾値は33dBu或いは31dBuである。
ここで、PHS端末3の送信時の動作の概略について示す。
マイク17で集められた音に基づく音声信号が通話部16に入力される。そして、通話部16において、音声信号はPCMコーデック部16bによってPCM信号に変換され、PCM信号はADPCMトランスコーダ部16aによってADPCM信号に変換され、ADPCM信号はTDMA部15に入力される。また、CPU19から制御信号などがTDMA部15に入力される。
TDMA部15に入力された音声デジタル信号としてのADPCM信号や制御信号などは、TDMAエンコード部15aによって送信タイムスロットに挿入されて多重化される。多重化された信号は、モデム部14に入力され、モデム部14の変調部14aによって変調処理などが施される。変調処理などにより得られた信号は、RF部13に入力され、RF部13の送信部13cによって無線周波数帯の信号にアップコンバージョンされる。無線周波数帯の信号は、スイッチ13a及びアンテナ切替部12を介して、アンテナ切替部12によってRF部13に接続されたアンテナ11a,11bから放射される。
次に、PHS端末3の受信時の動作の概略について示す。
アンテナ切替部12によってRF部13に接続されたアンテナ11a,11bによって受信された電波(無線周波数帯の信号)はRF部13に入力され、無線周波数帯の信号はRF部13の受信部13dによってIF帯又はベースバンド帯の信号にダウンコンバージョンされる。IF帯又はベースバンド帯の信号は、モデム部14に入力され、モデム部14の復調部14bにより復調処理などが行われる。復調処理などにより得られた信号は、TDMA部15に入力され、TDMA部15のTDMAデコード部15bによって各受信タイムスロットに分離される。
分離された受信タイムスロットのデータが音声デジタル信号であれば、当該音声デジタル信号としてのADPCM信号は通話部16に入力される。通話部16において、ADPCM信号はADPCMトランスコーダ部16aによってPCM信号に変換され、PCM信号はPCMコーデック部16bによって音声信号に変換される。この音声信号は音としてスピーカ18から出力される。
一方、分離された受信タイムスロットのデータが制御信号などであれば、当該制御信号などはCPU19に入力され、CPU19により所定の処理が行われる。
≪PHS端末のアンテナ切替動作≫
図2のPHS端末3のアンテナ切替動作について図3を参照しつつ説明する。図3はPHS端末3が行うアンテナ切替動作を示すフローチャートである。
RF部13の電界測定部13eは、信号の受信タイミングで受信電波の電界強度の測定を行い、測定した電界強度の値を示す強度情報をCPU19へ出力する(ステップS1)。
但し、電界測定部13eによって電界強度が測定される受信電波は、アンテナ11a,11bのうち測定時点で基地局との通信に用いられているアンテナによって受信された電波である。
CPU19は、RF部13の電界測定部13eから入力される強度情報が示す電界強度の値が、メモリ20に記憶されている閾値(予め定められた高速ハンドオーバを実行する基準の受信電波の電界強度レベル)になったかを判定する(ステップS2)。
強度情報が示す電界強度の値が閾値になっていなければ(S2:NO)、ステップS1及びステップS2の処理が継続して行われる。
一方、強度情報が示す電界強度の値が閾値になっていれば(S2:YES)、CPU19は、アンテナ切替部12に対して、RF部13に接続するアンテナをステップS1で電界強度が測定された電波を受信したアンテナから他方のアンテナに切り替えるためのアンテナ切替制御を行う。アンテナ切替部12は、CPU19によるアンテナ切替制御を受けて、RF部13に接続するアンテナをステップS1で電界強度が測定された電波を受信したアンテナから他方のアンテナに切り替える(ステップS3)。
例えば、ステップS1で電界強度が測定された電波を受信したアンテナがアンテナ11aであった場合、ステップS3のアンテナ切替処理により、RF部13に接続されるアンテナはアンテナ11aからアンテナ11bに切り替わる。
RF部13の電界測定部13eは、信号の受信タイミングで受信電波の電界強度の測定を行い、測定した電界強度の値を示す強度情報をCPU19へ出力する(ステップS4)。
但し、電界測定部13eによって電界強度が測定される受信電波は、アンテナ11a,11bのうち測定時点で基地局との通信に用いられているアンテナによって受信された電波である。
なお、例えば、ステップS1で電界強度が測定された電波を受信したアンテナがアンテナ11aであったとすると、ステップS4において電界強度を測定する電波を受信したアンテナはアンテナ11bである。
CPU19は、RF部13の電界測定部13eから入力される強度情報が示す電界強度の値が、メモリ20に記憶されている閾値(予め定められた高速ハンドオーバを実行する基準の受信電波の電界強度レベル)を上回るかを判定する(ステップS5)。
強度情報が示す電界強度の値が閾値を上回っていれば(S5:YES)、ステップS6の処理が行われる。
CPU19は、高速ハンドオーバの処理を実行しない。PHS端末3は、ステップS3で切り替えられた後のアンテナを用いて通信中の基地局との通信を継続して行う(ステップS6)。そして、ステップS1以降の処理が行われる。
ステップS5の判定結果において、強度情報が示す電界強度の値が閾値を上回っていなければ(S5:NO)、全てのアンテナにおいて受信電波の電界強度の値が閾値(高速ハンドオーバを実行する電界強度レベル)以下になっているので、高速ハンドオーバの処理を実行すべく、ステップS7以降の処理が行われる。
CPU19は、アンテナ切替部12に対して、RF部13に接続するアンテナをステップS3の切替後のアンテナからステップS3の切替前のアンテナに切り替えるためのアンテナ切替制御を行う。アンテナ切替部12は、CPU19によるアンテナ切替制御を受けて、RF部13に接続するアンテナをステップS3の切替後のアンテナからステップS3の切替前のアンテナに切り替える(ステップS7)。
但し、ステップS2とステップS5との閾値が同じ場合、ステップS1で測定された電界強度の値はステップS4で測定された電界強度の値と等しいかそれより大きいことになる。この点を踏まえて、ステップS7の処理は、PHS端末3が通信中の基地局との通信の継続を判定時において通信中の基地局から受信する電波の電界強度が強い方のアンテナを用いて行うようにしたものである。
CPU19は、高速ハンドオーバの処理を実行し、通信を行う基地局の切り替えを行う(ステップS8)。そして、ステップS1以降の処理が行われる。
《PHS端末の高速ハンドオーバ実行動作》
図3の高速ハンドオーバ処理(ステップS8)について図4を参照しつつ説明する。図4は図3の高速ハンドオーバ処理(ステップS8)時のPHS端末3が行う動作シーケンス例である。但し、図4において、通信中の基地局を基地局2a、切り替えられる基地局を基地局2bとし、ここでは、旧基地局2a、新基地局2bと記載する。なお、高速ハンドオーバの詳細な手順は、「RCRSTD−28」に規定されており、本件明細書では概略を記載するにとどめる。
PHS端末3は、旧基地局2aと通信中に、一のアンテナにおける受信電波の電界強度の値が閾値(高速ハンドオーバを実行する電界強度レベル)になり、他方のアンテナにおける受信電波の電界強度の値が、上記の閾値を上回っていない状況になった。
PHS端末3は、他の基地局から到来するCCH(Control Channel)上の信号をモニタすることによって周辺の基地局を検索する(ステップS51)。なお、ステップS51の周辺の基地局の検索は、アイドルスロット期間を使用して行われる。
PHS端末3は、新基地局2bに対してCCH上でTCH(Traffic Channel)の割当を要求するためのリンクチャネル確立要求信号を送信する(ステップS52)。新基地局2bはリンクチャネル確立要求信号の応答として、PHS端末3に対して新基地局2bと通信を行うTCHを特定するためのリンクチャネル割当信号を送信する(ステップS53)。なお、リンクチャネル割当信号には、搬送波周波数(キャリア番号)やスロット番号などが含まれている。
PHS端末3は、新基地局2bが通信していない期間において新基地局2bから割り当てられたTCH上の信号をモニタし、当該TCHが近隣の他の基地局に使用されていないかを確認する(ステップS54)。なお、図4の動作シーケンス例では、新基地局2bによってPHS端末3に割り当てられたTCHが近隣の他の基地局に使用されていなかったとする。
PHS端末3は、新基地局2bに対して同期バースト信号を連続して送信し(ステップS55)、新基地局2bはPHS端末3に対して同期バースト信号を連続して送信する(ステップS56)。
PHS端末3は、新基地局2bに対してTCHアイドル信号を連続して送信し(ステップS57)、新基地局2bはPHS端末3に対してTCHアイドル信号を連続して送信する(ステップS58)。
PHS端末3と新基地局2bとは呼接続のための各種メッセージの送受信を行う(ステップS59)。
PHS端末3と旧基地局2aとは呼切断のための各種メッセージの送受信を行う(ステップS60)。
≪PHS端末のアンテナ切替及び高速ハンドオーバ実行タイミングの概要≫
図2のPHS端末3のアンテナ切替及び高速ハンドオーバの実行タイミングの概要について図5を参照しつつ説明する。図5はPHS端末3のアンテナ切替タイミング及び高速ハンドオーバの実行タイミングの概要を説明するための図である。但し、図5において、横軸は時間、縦軸は電界強度である。また、図5において、実線はアンテナ11aによる受信電波の電界強度を示し、破線はアンテナ11bによる受信電波の電界強度を示す。なお、PHS端末3は同時刻ではアンテナ11aとアンテナ11bとのうち何れか一方のアンテナによる受信電波の電界強度を測定するが、図5では便宜上同時刻での双方による受信電波の電界強度を示している。
まず、RF部13にアンテナ11aが接続されている状態にあると仮定する。
PHS端末3がアンテナ11aを用いて基地局との通信を行っている時間T1において、アンテナ11aによる受信電波の電界強度の値が閾値(予め定められた高速ハンドオーバの実行を開始する基準の受信電波の電界強度レベル)になると、アンテナ切替部12はCPU19に制御されてRF部13に接続するアンテナをアンテナ11aからアンテナ11bへ切り替える。
アンテナ11bによる受信電波の電界強度の値が閾値を上回っており、PHS端末3は高速ハンドオーバの実行を行わずに、アンテナ11bを用いて通信中の基地局との通信を継続して行う。
PHS端末3がアンテナ11bを用いて基地局との通信を行っている時間T2において、アンテナ11bによる受信電波の電界強度の値が閾値になると、アンテナ切替部12はCPU19によって制御されてRF部13に接続するアンテナをアンテナ11bからアンテナ11aへ切り替える。
アンテナ11aによる受信電波の電界強度の値が閾値を上回っておらず、アンテナ切替部12はCPU19によって制御されてRF部13に接続するアンテナをアンテナ11aからアンテナ11bへ切り替える。
PHS端末3は、アンテナ11bへ切り替えた後、高速ハンドオーバの処理を実行する。
なお、本実施の形態では、高速ハンドオーバを対象として説明したが、各種ハンドオーバに適用することができる。
≪補足≫
本発明は上記の実施の形態で説明した内容に限定されず、本発明の目的とそれに関連又は付随する目的を達成するためのいかなる形態においても実施可能であり、例えば、以下であってもよい。
(1)上記の実施の形態では、無線通信システムがPHSを対象としたシステムであるとしたが、これに限られるものではなく、無線通信システムはPDCなどを対象としたシステムであってもよい。
(2)上記の実施の形態では、移動体通信装置がPHS端末を対象としたが、これに限られるものではなく、移動体通信装置は、ダイバーシチ制御及び高速ハンドオーバの双方を行う移動体通信装置であればよい。
(3)上記の実施の形態では、移動体通信装置が2つのアンテナ11a,11bを有するPHS端末3としているが、これに限られるものではなく、移動体通信装置は3つ以上のアンテナを有するアンテナ素子であってもよい。
この場合、例えば、次のようにして、ダイバーシチ制御と高速ハンドオーバを実行するようにしてもよい。
通信に用いられている一のアンテナによる受信電波の受信強度の値が閾値(高速ハンドオーバを実行する電界強度レベル)になった場合、PHS端末は、RF部13に接続するアンテナを他のアンテナに順次切り替え、他のアンテナの各々による受信電波の電界強度を測定し、測定された電界強度の値が閾値を上回っているかを判定する。そして、PHS端末は、他のアンテナの全てにおいて、受信電波の電界強度の値が閾値を上回っていなければ、受信電波の電界強度の値が最大であるアンテナをRF部13に接続して高速ハンドオーバを実行する。一方、PHS端末は、他のアンテナの何れかにおいて、受信電波の電界強度の値が閾値を上回っていれば、高速ハンドオーバの実行を行わずに、受信電波の電界強度の値が閾値を上回っている他のアンテナうち電界強度の値が最大である他のアンテナをRF部13に接続して、通信中の一の基地局との通信を継続して行う。
或いは、通信に用いられている一のアンテナによる受信電波の受信強度の値が閾値になった場合、RF部13に接続するアンテナを他のアンテナに切り替え、切り替えられた他のアンテナによる受信電波の電界強度を測定し、測定された電界強度の値が閾値を上回っているかを判定する。そして、PHS端末は、測定された電界強度の値が閾値を上回っていれば、その時点でアンテナの切替処理を終了するとともに、高速ハンドオーバの実行を行わずに、電界強度の値が閾値を超えていた他のアンテナをRF部13に接続した状態で、通信中の一の基地局との通信を継続して行う。一方、PHS端末は、他のアンテナの全てにおいて、受信電波の電界強度の値が閾値を上回っていなければ、受信電波の電界強度の値が最大であるアンテナをRF部13に接続して高速ハンドオーバを実行する。
(4)上記の実施の形態では、通信品質が受信電波の電界強度としたが、通信品質はこれに限られるものではなく、例えば、受信電波の電力でもよく、また、SN比(Single to Noise Ratio)やエラーレートなどであっても良い。
(5)上記の実施の形態で説明した、図4の動作フローをPHS端末3に実行させるためのプログラムをリムーバブル記録媒体などに記録するようにしてもよく、図5の動作シーケンス例をPHS端末3に実行させるためのプログラムをリムーバブル記録媒体に記録するようにしてもよい。
本発明は、ダイバーシチ制御及び高速ハンドオーバの双方を行う移動体通信装置に利用することができる。
本発明の実施の形態の無線通信システムのシステム構成図。 図1のPHS端末の装置構成図。 図2のPHS端末が行うアンテナ切替動作を示すフローチャート。 図3の高速ハンドオーバ処理(ステップS8)時のPHS端末が行う動作シーケンス例。 図2のPHS端末のアンテナ切替タイミング及び高速ハンドオーバの実行タイミングの概要を説明するための図。
符号の説明
1 無線通信システム
2a,2b,2c 基地局
3 PHS端末
11a,11b アンテナ
12 アンテナ切替部
13 RF部
13e 電界測定部
14 モデム部
15 TDMA部
16 通話部
17 マイク
18 スピーカ
19 CPU
20 メモリ

Claims (7)

  1. 複数のアンテナ素子を有し、通信に用いられている一のアンテナ素子による通信中の一の基地局との通信に係る通信品質レベルがダイバーシチ基準レベル以下となったときにアンテナ素子を切り替え、基地局と通信を行うダイバーシチ制御を行うとともに、前記通信品質レベルが実行基準レベルになったときに通信を行う基地局を切り替えるハンドオーバを実行し、前記ダイバーシチ基準レベルは前記実行基準レベルよりも低く設定されている移動体通信装置であって、
    前記複数のアンテナ素子の何れかを介して基地局との通信を行う通信処理手段と、
    前記通信品質レベルが前記実行基準レベルになったかを判定する実行レベル判定手段と、
    前記実行レベル判定手段による判定結果が肯定的である場合に、前記一の基地局との通信に用いるアンテナ素子を切り替え、各前記アンテナ素子による前記一の基地局との通信に係る通信品質レベルに基づいて前記一の基地局との通信に用いるアンテナ素子の選定を行うアンテナ選定手段と、
    を備えことを特徴とする移動体通信装置。
  2. 前記アンテナ選定手段は、前記複数のアンテナ素子のうち前記一の基地局との通信に係る通信品質レベルが最も良いアンテナ素子を、前記一の基地局との通信に用いるアンテナ素子に選定する
    ことを特徴とする請求項1記載の移動体通信装置。
  3. 前記一のアンテナ素子以外の他のアンテナ素子の各々について、当該他のアンテナ素子による前記一の基地局との通信に係る通信品質レベルが前記実行基準レベルを超えているかを判定する中止レベル判定手段と、
    前記他のアンテナ素子の全てに関して前記中止レベル判定手段による判定結果が否定的である場合にハンドオーバを実行し、前記他のアンテナ素子の何れかに関して前記中止レベル判定手段による判定結果が肯定的である場合にハンドオーバを実行しないハンドオーバ実行手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1記載の移動体通信装置。
  4. 前記アンテナ選定手段は、前記他のアンテナ素子の全てに関して、前記中止レベル判定手段による判定結果が否定的である場合に、前記一のアンテナ素子を前記一の基地局との通信に用いるアンテナ素子に選定する
    ことを特徴とする請求項3記載の移動体通信装置。
  5. 前記判定手段は、前記中止レベル判定手段による判定結果が肯定的であったアンテナ素子のうち前記一の基地局との通信に係る通信品質レベルが最も良いアンテナ素子を、前記一の基地局との通信に用いるアンテナ素子に選定する
    ことを特徴とする請求項3記載の移動体通信装置。
  6. 複数のアンテナ素子を有し、通信に用いられている一のアンテナ素子による通信中の一の基地局との通信に係る通信品質レベルがダイバーシチ基準レベル以下となったときにアンテナ素子を切り替え、基地局と通信を行うダイバーシチ制御を行うとともに、前記通信品質レベルが実行基準レベルになったときに通信を行う基地局を切り替えるハンドオーバを実行し、前記ダイバーシチ基準レベルは前記実行基準レベルよりも低く設定されている移動体通信装置において行われるアンテナ切替方法であって、
    前記複数のアンテナ素子の何れかを介して基地局との通信を行う通信処理ステップと、
    前記通信品質レベルが前記実行基準レベルになったかを判定する実行レベル判定ステップと、
    前記実行レベル判定ステップによる判定結果が肯定的である場合に、前記一の基地局との通信に用いるアンテナ素子を切り替え、各前記アンテナ素子による前記一の基地局との通信に係る通信品質レベルに基づいて前記一の基地局との通信に用いるアンテナ素子の選定を行うアンテナ選定ステップと、
    を有することを特徴とするアンテナ切替方法。
  7. 複数のアンテナ素子を有し、通信に用いられている一のアンテナ素子による通信中の一の基地局との通信に係る通信品質レベルがダイバーシチ基準レベル以下となったときにアンテナ素子を切り替え、基地局と通信を行うダイバーシチ制御を行うとともに、前記通信品質レベルが実行基準レベルになったときに通信を行う基地局を切り替えるハンドオーバを実行し、前記ダイバーシチ基準レベルは前記実行基準レベルよりも低く設定されている移動体通信装置において実行されるアンテナ切替プログラムであって、
    移動体通信装置に、
    前記複数のアンテナ素子の何れかを介して基地局との通信を行う通信処理ステップと、
    前記通信品質レベルが前記実行基準レベルになったかを判定する実行レベル判定ステップと、
    前記実行レベル判定ステップによる判定結果が肯定的である場合に、前記一の基地局との通信に用いるアンテナ素子を切り替え、各前記アンテナ素子による前記一の基地局との通信に係る通信品質レベルに基づいて前記一の基地局との通信に用いるアンテナ素子の選定を行うアンテナ選定ステップと、
    を実行させことを特徴とするアンテナ切替プログラム。
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