JP3498704B2 - 無線回線制御装置、その受信特性改善方法及び受信特性改善プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

無線回線制御装置、その受信特性改善方法及び受信特性改善プログラムを記録した記録媒体

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JP3498704B2
JP3498704B2 JP2000377681A JP2000377681A JP3498704B2 JP 3498704 B2 JP3498704 B2 JP 3498704B2 JP 2000377681 A JP2000377681 A JP 2000377681A JP 2000377681 A JP2000377681 A JP 2000377681A JP 3498704 B2 JP3498704 B2 JP 3498704B2
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    • H04B7/0837Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station using pre-detection combining
    • H04B7/0842Weighted combining
    • H04B7/0848Joint weighting
    • H04B7/0857Joint weighting using maximum ratio combining techniques, e.g. signal-to- interference ratio [SIR], received signal strenght indication [RSS]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線回線制御装
置、その受信特性改善方法、受信特性改善プログラムを
記録した記録媒体に関し、特に、CDMA移動通信シス
テム用の無線回線制御装置、その受信特性改善方法、受
信特性改善プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CDMA移動通信システムにおい
ては、良好な無線通信品質を実現するために、基地局か
ら離れている場所で、受信信号レベルが小さい場所で
は、移動体端末が同時に複数の基地局あるいはセクタア
ンテナと通信を行うダイバーシティハンドオーバ(マク
ロダイバーシティとも言う)を行っている。また、ダイ
バーシティハンドオーバを行っている移動体端末とネッ
トワーク間の複数の無線通信経路をダイバーシティブラ
ンチと呼んでいる。
【0003】ある呼が生起すると、最初はダイバーシテ
ィブランチが1つの状態から始まる。そして、一旦通信
品質が劣化すると、移動体端末から周辺セルまたはセク
タアンテナとの通信状態に関する報告と共に新規ダイバ
ーシティブランチ追加の要求がなされる。
【0004】移動体通信システムにおける無線回線制御
装置は、移動体端末からの新規ブランチ追加要求を受け
て、このような移動体端末からの周辺セル通信状態報告
から、追加すべき新規ダイバーシティブランチ(あるい
は、そのブランチを構成する基地局またはセクタ)を決
定する役割をシステムにおいて担っている。
【0005】ここで、従来の無線回線制御装置が採用し
ている新規ブランチ決定のアルゴリズムについて説明す
る。
【0006】従来の無線回線制御装置は、定期的に移動
体端末から周辺セルからのパイロット信号の受信レベル
を報告させ、現在使用している通信路の通信品質が所要
の品質以下となった時に、報告された受信レベルの大き
い順に新規ブランチとして追加するという方式である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の新規ブランチ決定方法には、以下に述べる理由から
上り信号の受信品質を最適なものとする最適なブランチ
を選択することができるとは限らない。
【0008】マクロダイバーシティによるハンドオフ方
式には、基地局間のマクロダイバーシティと同一基地局
間のマクロダイバーシティの2種類が存在する。マクロ
ダイバーシティ通信を行う場合、複数のダイバーシティ
ブランチを通って通信される信号は合成される。
【0009】上り信号の場合、同一基地局内のセクタ間
マクロダイバーシティの場合には、基地局において最大
比合成され、基地局間のマクロダイバーシティの場合に
は、無線回線制御装置により無線フレーム単位の選択合
成が行われる。
【0010】一般に、無線通信の場合、ダイバーシティ
受信を行うには最大比合成が最も優れた特性を示すこと
が良く知られている。受信検波後の選択合成が最も特性
が劣り、その選択合成の単位ブロックが大きくなるほど
特性が劣化することも良く知られた事実である。
【0011】例えば、2つのダイバーシティブランチを
経由して網に到着した信号レベルがほとんど同じ場合、
最大比合成による受信品質改善の利得は、約3dBある
のに対して、無線フレーム単位の選択合成の場合には、
1dB前後となるケースもあり、その差は無視できな
い。従って、上り信号の受信品質を考慮した場合、無線
回線制御装置における新規ダイバーシティブランチ追加
のアルゴリズムとして、従来の方式のように移動体端末
におけるパイロット信号受信レベルが最も大きいセルが
受信品質を向上させる最適のセルであるとは限らない。
【0012】例えば、最も通信品質がよいとされるセル
からのパイロット信号の受信レベルと、次の品質のセル
からのパイロット信号の受信レベルとの差が1dBであ
る場合、第2品質のセルが同一基地局内マクロダイバー
シティを構成するセクタであった場合には、第2品質の
セル(この場合はセクタ)を選択したほうが上り信号の
受信品質がより改善されることになる。
【0013】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、受信品質において最適なダイバーシティブラン
チを選択することができる無線回線制御装置、その受信
特性改善方法、受信特性改善プログラムを記録した記録
媒体を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】係る目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、移動体端末から報告された周
辺セルからのパイロット信号の受信レベルを、既設ブラ
ンチセルと同一基地局内ダイバーシティブランチを構成
することになるセルからのものと、既設ブランチセルと
基地局間ダイバーシティブランチを構成することになる
セルからのものとに分類する分類手段と、既設ブランチ
セルからのパイロット信号の受信レベルをパラメータと
して、既設ブランチセルとの最大比合成により得られる
受信特性の改善効果値を記憶した第1の記憶手段と、既
設ブランチセルからのパイロット信号の受信レベルをパ
ラメータとして、既設ブランチセルとの選択合成により
得られる受信特性の改善効果値を記憶した第2の記憶手
段と、既設ブランチセルと同一基地局内ダイバーシティ
ブランチを構成することになるセルからの受信レベル
に、第1の記憶手段に記憶された最大比合成による受信
特性の改善効果値を加算する第1の加算手段と、既設ブ
ランチセルと基地局間ダイバーシティブランチを構成す
ることになるセルからの受信レベルに、第2の記憶手段
に記憶された選択合成による受信特性の改善効果値を加
算する第2の加算手段と、既設ブランチセルと同一基地
局内ダイバーシティブランチを構成することになるセル
からの信号の、最大比合成による受信特性の改善効果値
を考慮した受信レベルのリストと、既設ブランチセルと
基地局間ダイバーシティブランチを構成することになる
セルからの信号の、選択合成による受信特性の改善効果
値を考慮した受信レベルのリストとを比較し、受信レベ
ルの最も大きなセルを選択する比較選択手段と、を有す
ることを特徴とする。
【0015】 請求項2記載の発明は、移動体端末から
報告された周辺セルからのパイロット信号の受信レベル
を、既設ブランチセルと同一基地局内ダイバーシティブ
ランチを構成することになるセルからのものと、既設ブ
ランチセルと基地局間ダイバーシティブランチを構成す
ることになるセルからのものとに分類する分類手段と、
既設ブランチセルからのパイロット信号の受信レベルを
パラメータとして、既設ブランチセルとの最大比合成に
より得られる受信特性の改善効果値から既設ブランチセ
ルとの選択合成により得られる受信特性の改善効果値を
減算した値を記憶した記憶手段と、分類手段により分類
された、既設ブランチセルと同一基地局間ブランチを構
成することになるセルからの受信レベルに、記憶手段に
記憶した受信特性の改善効果値を加算する加算手段と、
加算手段により受信特性の改善効果値を加算された既設
ブランチセルと同一基地局ブランチセルを構成すること
になるセルからの受信レベルのリストと、分類手段によ
分類された既設ブランチセルと基地局間ダイバーシテ
ィブランチを構成することになるセルからの受信レベル
のリストとを比較し、受信レベルの最も大きな値を示す
セルを選択する比較選択手段と、を有することを特徴と
する。
【0016】請求項3記載の発明は、移動体端末から報
告された周辺セルからのパイロット信号の受信レベル
を、既設ブランチセルと同一基地局内ダイバーシティブ
ランチを構成することになるセルからのものと、既設ブ
ランチセルと基地局間ダイバーシティブランチを構成す
ることになるセルからのものとに分類する分類工程と、
既設ブランチセルと同一基地局内ダイバーシティブラン
チを構成することになるセルからの受信レベルに、既設
ブランチセルとの最大比合成による受信特性の改善値を
加算する第1の加算工程と、既設ブランチセルと基地局
間ダイバーシティブランチを構成することになるセルか
らの受信レベルに、既設ブランチセルとの選択合成によ
る受信特性の改善値を加算する第2の加算工程と、既設
ブランチセルと同一基地局内ダイバーシティブランチを
構成することになるセルからの信号の、最大比合成によ
る受信特性の改善効果値を考慮した受信レベルのリスト
と、既設ブランチセルと基地局間ダイバーシティブラン
チを構成することになるセルからの信号の、選択合成に
よる受信特性の改善効果値を考慮した受信レベルのリス
トとを比較し、受信レベルの最も大きなセルを選択する
比較選択工程と、を有することを特徴とする。
【0017】 請求項4記載の発明は、移動体端末から
報告された周辺セルからのパイロット信号の受信レベル
を、既設ブランチセルと同一基地局内ダイバーシティブ
ランチを構成することになるセルからのものと、既設ブ
ランチセルと基地局間ダイバーシティブランチを構成す
ることになるセルからのものとに分類する分類工程と、
分類工程により分類された、既設ブランチセルと同一基
地局間ブランチを構成することになるセルからの受信レ
ベルに、既設ブランチセルとの最大比合成により得られ
る受信特性の改善値から既設ブランチセルとの選択合成
により得られる受信特性の改善値を減算した値を加算す
る加算工程と、加算工程により受信特性の改善効果値を
加算された既設ブランチセルと同一基地局ブランチセル
を構成することになるセルからの受信レベルのリスト
と、分類工程により分類された既設ブランチセルと基地
局間ダイバーシティブランチを構成することになるセル
からの受信レベルのリストとを比較し、受信レベルの最
も大きな値を示すセルを選択する比較選択工程と、を有
することを特徴とする。
【0018】請求項5記載の発明は、移動体端末から報
告された周辺セルからのパイロット信号の受信レベル
を、既設ブランチセルと同一基地局内ダイバーシティブ
ランチを構成することになるセルからのものと、既設ブ
ランチセルと基地局間ダイバーシティブランチを構成す
ることになるセルからのものとに分類する分類処理と、
既設ブランチセルと同一基地局内ダイバーシティブラン
チを構成することになるセルからの受信レベルに、既設
ブランチセルとの最大比合成による受信特性の改善値を
加算する第1の加算処理と、既設ブランチセルと基地局
間ダイバーシティブランチを構成することになるセルか
らの受信レベルに、既設ブランチセルとの選択合成によ
る受信特性の改善値を加算する第2の加算処理と、既設
ブランチセルと同一基地局内ダイバーシティブランチを
構成することになるセルからの信号の、最大比合成によ
る受信特性の改善効果値を考慮した受信レベルのリスト
と、既設ブランチセルと基地局間ダイバーシティブラン
チを構成することになるセルからの信号の、選択合成に
よる受信特性の改善効果値を考慮した受信レベルのリス
トとを比較し、受信レベルの最も大きなセルを選択する
比較選択処理と、を実行するためのプログラムを記録し
たことを特徴とする。
【0019】 請求項6記載の発明は、移動体端末から
報告された周辺セルからのパイロット信号の受信レベル
を、既設ブランチセルと同一基地局内ダイバーシティブ
ランチを構成することになるセルからのものと、既設ブ
ランチセルと基地局間ダイバーシティブランチを構成す
ることになるセルからのものとに分類する分類処理と、
分類処理により分類された、既設ブランチセルと同一基
地局間ブランチを構成することになるセルからの受信レ
ベルに、既設ブランチセルとの最大比合成により得られ
る受信特性の改善値から既設ブランチセルとの選択合成
により得られる受信特性の改善値を減算した値を加算す
る加算処理と、加算処理により受信特性の改善効果値を
加算された既設ブランチセルと同一基地局ブランチセル
を構成することになるセルからの受信レベルのリスト
と、分類処理により分類された既設ブランチセルと基地
局間ダイバーシティブランチを構成することになるセル
からの受信レベルのリストとを比較し、受信レベルの最
も大きな値を示すセルを選択する比較選択処理と、を実
行するためのプログラムを記録したことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照しながら本発
明の無線回線制御装置、その受信特性改善方法、受信特
性改善プログラムを記録した記録媒体に係る実施の形態
を詳細に説明する。図1〜図6を参照すると本発明の無
線回線制御装置、その受信特性改善方法、受信特性改善
プログラムを記録した記録媒体に係る実施の形態が示さ
れている。なお、本発明の受信特性改善プログラムを記
録した記録媒体に係る実施形態は、図1及び4に示す各
装置に、受信特性改善プログラムを記録した記録媒体を
格納することで可能となる。この記録媒体においては、
半導体メモリ、光ディスク、磁気記録媒体等を用いるこ
とができる。
【0021】図1に示されるように本発明に係る実施形
態は、移動体端末1と信号の送受信を行う信号送受信部
10と、新規に追加するダイバーシティブランチを決定
する際に使用する受信品質改善効果テーブルを記憶した
品質情報テーブル記憶部20と、移動体端末1から報告
された周辺セルからのパイロット信号の受信レベルを基
に、新規に追加するダイバーシティブランチを決定する
ダイバーシティブランチハンドオーバ処理部(以下、D
HO処理部という)30と、を有して構成される。
【0022】信号送受信部10は、移動体端末1から
の、周辺セルまたはセクタとの通信状態に関する報告、
新規ダイバーシティブランチ追加要求などのメッセージ
情報を受信するメッセージ受信部11と、DHO処理部
30により作成されたメッセージ情報を移動体端末1に
送信するメッセージ送信部12とを有して構成される。
【0023】品質情報テーブル記憶部20には、ダイバ
ーシティブランチの追加によって得られる受信品質改善
効果のテーブルが用意されている。これは、「既設ブラ
ンチセルからのパイロット信号の受信レベル」と「追加
候補セルからのパイロット信号の受信レベル」との差を
横軸に、新規ブランチの追加による受信特性の品質改善
値を縦軸にした、図2のようなテーブル(以下では、受
信品質改善値テーブルという)になる。このような受信
品質改善値テーブルを、選択合成用と最大比合成用の2
種類(以下、選択合成用受信品質改善値テーブル21、
最大比合成用受信品質改善値テーブル22という)用意
する。用意する関係は、1ブランチ状態から2ブランチ
状態になる時の改善効果で代表しても特に問題はない。
但し、既設ブランチセルからのパイロット信号の受信レ
ベルをパラメータとして複数の関係情報を持っている必
要がある。
【0024】DHO処理部30は、図1に示されるよう
にメッセージ処理及び追加ブランチ種別判断部31と、
基地局間DHO品質改善値計算部32と、基地局内DH
O品質改善値計算部33と、品質比較及び追加ブランチ
決定部34と、メッセージ生成部35とを有して構成さ
れる。
【0025】メッセージ処理及び追加ブランチ決定部3
1は、移動体端末1から送信されたメッセージ情報が、
周辺セルからのパイロット信号の受信レベルリストであ
った場合には、それら周辺セルからのパイロット信号の
受信レベルを、既設ブランチセルと同一基地局内ダイバ
ーシティブランチを構成することになるセル(以下、基
地局内セルという)からのものと、既設ブランチセルと
基地局間ダイバーシティブランチを構成することになる
セル(以下、基地局間セルという)からのものとに分類
する。
【0026】基地局間DHO品質改善値計算部32は、
基地局間セルからのパイロット信号の受信レベルと、品
質情報テーブル記憶部20の選択合成用受信品質改善値
テーブル21とを参照して、基地局間セルに関する、選
択合成を考慮した受信品質の新規情報(以下、基地局間
セルに関する改善受信品質情報リスト)を作成する。
【0027】基地局内DHO品質改善値計算部33は、
基地局内セルからのパイロット信号の受信レベルと、品
質情報テーブル記憶部20の最大比合成用受信品質改善
値テーブル22とを用いて、基地局内セルに関する、最
大比合成を考慮した受信品質の新規情報(以下、基地局
内セルに関する改善受信品質情報リスト)を作成する。
【0028】品質比較及び追加ブランチ決定部34は、
基地局間DHO品質改善値計算部32にて算出された基
地局間セルに関する改善受信品質情報リストと、基地局
内DHO品質改善値計算部33にて算出された基地局内
セルに関する改善受信品質情報リストとを比較して、受
信品質の最もよいセルを新規ブランチセルとして採用す
る。
【0029】上記構成からなる本実施形態は、無線回線
制御装置におけるマクロダイバーシティブランチの追加
において、ソフトハンドオフブランチ(既設ブランチセ
ルと基地局間ダイバーシティブランチを構成することに
なるセル)による選択合成と、ソフターハンドオフブラ
ンチ(既設ブランチセルと基地局間ダイバーシティブラ
ンチを構成することになるセル)による最大比合成のそ
れぞれの合成性能の違いを考慮して追加ブランチを決定
することを特徴としている。
【0030】この目的を達成するために本実施形態の移
動体通信用無線回線制御装置は、移動体端末から新規ダ
イバーシティブランチの追加要求と、周辺セルまたはセ
クタからのパイロット信号の受信レベルリストとが送ら
れると、この周辺セルからのパイロット信号の受信レベ
ルリストを、既設ブランチセルとの関係で、基地局内セ
ルからのものと、基地局間セルからのものとに分類す
る。
【0031】そして、既設ブランチセルと基地局間セル
を構成することになるセルからのパイロット信号の受信
レベルに関しては、基地局間DHO品質改善値計算部3
2において、「移動体端末から報告されたパイロット信
号の受信レベル」と「選択合成用受信品質改善値テーブ
ル21から得られた値」とを加算し、基地局間セルに関
する改善受信品質情報リストを作成する。また、既設ブ
ランチセルと基地局内セルを構成することになるセルか
らのパイロット信号の受信レベルに関しては、基地局内
DHO品質改善値計算部33において、「移動体端末か
ら報告されたパイロット信号の受信レベル」と「最大比
合成用受信品質改善値テーブル22から得られた値」と
を加算し、基地局内セルに関する改善受信品質情報リス
トを作成する。なお、これらの受信品質改善値テーブル
は、「既設ブランチセルからのパイロット信号の受信レ
ベル」と「追加候補セルのパイロット信号の受信レベ
ル」との差を横軸に、ブランチ追加による受信品質改善
値を縦軸にした図2のようなテーブルとなる。
【0032】そして、これらの改善受信品質情報リスト
の値を品質比較及び追加ブランチ決定部34で比較し
て、最も大きな値を示すセルを新規ブランチセルとして
採用する。
【0033】このように本実施形態は、ソフトハンドオ
フブランチによる選択合成と、ソフターハンドオフブラ
ンチにおける最大比合成のそれぞれの合成性能の違いを
考慮して追加ブランチセルを決定することにより、最も
優れたブランチ合成性能を実現することができる。
【0034】次に、図3に示されたフローチャートを参
照しながら上記実施形態による一連の処理動作を説明す
る。
【0035】移動体端末1において通信品質が劣化する
と、新規のダイバーシティブランチ追加の要求と共に、
周辺セルからのパイロット信号の受信レベルリストが送
信される。
【0036】無線回線制御装置は、移動体端末1からの
これらのメッセージ情報をメッセージ受信部11で受信
し(ステップ1/YES)、メッセージ処理及び追加ブ
ランチ種別判断部31に送信する。
【0037】メッセージ処理及び追加ブランチ種別判断
部31は、メッセージ情報の内容を検出し、周辺セルか
らのパイロット信号の受信レベルリストであった場合に
は、この受信レベルリストを、基地局内セルからの受信
レベルと、基地局間セルからの受信レベルとに分類する
(ステップS2)。基地局内セルからの受信レベルは基
地局内DHO品質改善値計算部33に転送され、基地局
間セルからの受信レベルは基地局間DHO品質改善値計
算部32に転送される。
【0038】既設ブランチセルと異なる基地局からの情
報に関しては(ステップS3/NO)、基地局間DHO
品質改善値計算部32において、「基地局間セルからの
パイロット信号の受信レベル」に「選択合成用品質改善
値テーブルの品質改善値」を加算して、基地局間セルに
関する改善受信品質情報リストを作成する(ステップS
4)。
【0039】また、既設ブランチセルと同一の基地局か
らの情報に関しては(ステップS3/YES)、基地局
内DHO品質改善値計算部33において、「基地局内セ
ルからのパイロット信号の受信レベル」に「最大比合成
用品質改善値テーブルの品質改善値」を加算して、基地
局内セルに関する改善受信品質情報リストを作成する
(ステップS5)。
【0040】品質比較及び追加ブランチ決定部34は、
基地局内DHO品質改善値計算部33により作成された
基地局内セルに関する改善受信品質情報リストと、基地
局間DHO品質改善値計算部32により作成された基地
局間セルに関する改善受信品質情報リストとを比較し
て、最も大きな値を示すセルを新規ブランチセルとして
採用する(ステップS6)。
【0041】メッセージ生成部35は、品質比較及び追
加ブランチ決定部34により採用された新規ブランチセ
ルに関する情報をメッセージ情報にしてメッセージ送信
部12に転送する。メッセージ送信部12は、メッセー
ジ生成部35により生成されたメッセージ情報を移動体
端末1に送信する。
【0042】次に、添付図面を参照しながら本発明に係
る第2の実施形態について説明する。
【0043】本発明に係る第2の実施形態は、図4に示
されるように品質情報テーブル記憶部40に記憶した受
信品質改善効果テーブルの構成、及び基地局間DHO品
質改善値計算部の処理動作が上述した第1の実施形態と
は異なる。
【0044】本実施形態の品質情報テーブル記憶部40
には、「既設ブランチセルからのパイロット信号の受信
レベル」と「追加候補セルからのパイロット信号の受信
レベル」との差を横軸に、「最大比合成での品質改善
値」から「選択合成での品質改善値」を減算した値を縦
軸にした、図5に示す品質改善効果差分情報テーブル4
1だけが記憶されている。
【0045】この品質改善効果差分情報テーブル41を
基地局内DHO品質改善値計算部33だけが参照して、
既設ブランチセルと同一基地局内ダイバーシティブラン
チを構成することになるセルの新規情報テーブルを作成
する。即ち、基地局間DHO品質改善値計算部32は、
品質情報テーブル記憶部40からの受信品質改善効果テ
ーブルの参照は行わず、転送されたパイロット信号の受
信レベルリストをそのまま品質比較及び追加ブランチ決
定部34に転送する。
【0046】品質改善効果差分情報テーブル41を用い
て基地局内DHO品質改善値計算部33で作成される基
地局内セルに関する新規情報テーブルは、「基地局内セ
ルからのパイロット信号の受信レベル」と「最大比合成
による品質改善値」との和から「選択合成による品質改
善値」を減算したものとなる。従って、既設ブランチセ
ルと基地局間ダイバーシティブランチを構成することに
なるセルに関しては、「移動体端末からのパイロット信
号の受信レベル」をそのまま基地局間セルに関する新規
情報として利用することができる。
【0047】このように本実施形態は、品質情報テーブ
ル記憶部40に記憶する受信品質改善効果テーブルを1
つとすることができ、品質情報テーブル記憶部40の記
憶容量を低減させることができる。また、DHO処理部
30の構成を簡略化することができる。
【0048】次に、図6に示されたフローチャートを参
照しながら本実施形態による一連の動作を説明する。
【0049】移動体端末1において通信品質が劣化する
と、新規のダイバーシティブランチ追加の要求と共に、
周辺セルからのパイロット信号の受信レベルリストが送
信される。
【0050】無線回線制御装置は、移動体端末からのこ
れらのメッセージ情報をメッセージ受信部11で受信し
(ステップS10/YES)、メッセージ処理及び追加
ブランチ種別判断部31に送信する。
【0051】メッセージ処理及び追加ブランチ種別判断
部31は、メッセージ情報の内容を検出し、周辺セルか
らのパイロット信号の受信レベルリストであった場合に
は、この受信レベルリストを、基地局内セルからの受信
レベルと、基地局間セルからの受信レベルとに分類する
(ステップS11)。基地局内セルからの受信レベルは
基地局内DHO品質改善値計算部33に転送され、基地
局間セルからの受信レベルは基地局間DHO品質改善値
計算部32に転送される。
【0052】既設ブランチセルと同一の基地局からの情
報に関しては(ステップS12/YES)、基地局内D
HO品質改善値計算部33において、品質情報テーブル
記憶部40から品質改善効果差分情報テーブル41の値
を読み出し、「基地局内セルからのパイロット信号の受
信レベル」と「品質改善効果差分情報テーブル」の値と
を加算して、基地局間セルに関する改善受信品質情報リ
ストを作成する(ステップS13)。このリストは、
「基地局内セルからのパイロット信号の受信レベル」と
「最大比合成による受信品質改善効果の値」との和から
「選択合成による受信品質改善効果の値」を減算したも
のとなる。作成した新規情報テーブルは品質比較及び追
加ブランチ決定部34に送信される。
【0053】基地局間DHO品質改善値計算部32は、
メッセージ処理及び追加ブランチ種別判断部31により
分離された基地局間セルのパイロット信号の受信レベル
をそのまま、基地局間セルに関する新規情報テーブルと
して品質比較及び追加ブランチ決定部34に送信する。
【0054】品質比較及び追加ブランチ決定部34は、
基地局内DHO品質改善値計算部33により作成された
基地局内セルに関する改善受信品質情報リストと、基地
局間DHO品質改善値計算部32から転送された基地局
間セルのパイロット信号の受信レベルとを比較し、最も
大きな値を示すセルを新規ブランチセルとして採用する
(ステップ14)。
【0055】メッセージ生成部35は、品質比較及び追
加ブランチ決定部34により選択された新規ブランチセ
ルに関する情報を作成し、メッセージ送信部12に転送
する。メッセージ送信部12は、メッセージ生成部35
により生成されたメッセージ情報を移動体端末1に送信
する。
【0056】なお、上述した実施形態は本発明の好適な
実施の形態である。但し、これに限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形
実施が可能である。
【0057】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように本発明
は、既設ブランチセルと同一基地局内ダイバーシティブ
ランチを構成することになるセルからの受信レベルに、
既設ブランチセルとの最大比合成による受信特性の改善
値を加算し、既設ブランチセルと基地局間ダイバーシテ
ィブランチを構成することになるセルからの受信レベル
に、既設ブランチセルとの選択合成による受信特性の改
善値を加算し、既設ブランチセルと同一基地局内ダイバ
ーシティブランチを構成することになるセルからの信号
の、最大比合成による受信特性の改善効果値を考慮した
受信レベルのリストと、既設ブランチセルと基地局間ダ
イバーシティブランチを構成することになるセルからの
信号の、選択合成による受信特性の改善効果値を考慮し
た受信レベルのリストとを比較し、受信レベルの最も大
きなセルを選択することにより最も優れたブランチ合成
性能を実現することができる。
【0058】また、既設ブランチセルと同一基地局間ブ
ランチを構成することになるセルからの受信レベルに、
既設ブランチセルとの最大比合成により得られる受信特
性の改善値から既設ブランチセルとの選択合成により得
られる受信特性の改善値を減算した値を加算し、受信特
性の改善効果値を加算された既設ブランチセルと同一基
地局ブランチセルを構成することになるセルからの受信
レベルのリストと、既設ブランチセルと基地局間ダイバ
ーシティブランチを構成することになるセルからの受信
レベルのリストとを比較し、受信レベルの最も大きな値
を示すセルを選択することにより、最も優れたブランチ
合成性能を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態の構成を表すブロ
ック図である。
【図2】品質情報テーブル記憶部に記憶された受信品質
改善値テーブルの一例を示す図である。
【図3】第1の実施形態の動作例を表すフローチャート
である。
【図4】本発明に係る第2の実施形態の構成を表すブロ
ック図である。
【図5】品質情報テーブル記憶部に記憶された品質改善
効果差分情報テーブルの一例を示す図である。
【図6】第2の実施形態の動作例を表すフローチャート
である。
【符号の説明】
10 信号送受信部 11 メッセージ受信部 12 メッセージ送信部 20、40 品質情報テーブル記憶部 21 最大比合成用受信品質改善値テーブル 22 選択合成用受信品質改善値テーブル 30 DHO処理部 31 メッセージ処理及び追加ブランチ種別判断部 32 基地局間DHO品質改善値計算部 33 基地局内DHO品質改善値計算部 34 品質比較及び追加ブランチ決定部 35 メッセージ生成部 41 品質改善効果差分情報テーブル

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体端末から報告された周辺セルから
    のパイロット信号の受信レベルを、既設ブランチセルと
    同一基地局内ダイバーシティブランチを構成することに
    なるセルからのものと、前記既設ブランチセルと基地局
    間ダイバーシティブランチを構成することになるセルか
    らのものとに分類する分類手段と、 前記既設ブランチセルからのパイロット信号の受信レベ
    ルをパラメータとして、既設ブランチセルとの最大比合
    成により得られる受信特性の改善効果値を記憶した第1
    の記憶手段と、 前記既設ブランチセルからのパイロット信号の受信レベ
    ルをパラメータとして、既設ブランチセルとの選択合成
    により得られる受信特性の改善効果値を記憶した第2の
    記憶手段と、 前記既設ブランチセルと同一基地局内ダイバーシティブ
    ランチを構成することになるセルからの受信レベルに、
    前記第1の記憶手段に記憶された最大比合成による受信
    特性の改善効果値を加算する第1の加算手段と、 前記既設ブランチセルと基地局間ダイバーシティブラン
    チを構成することになるセルからの受信レベルに、前記
    第2の記憶手段に記憶された選択合成による受信特性の
    改善効果値を加算する第2の加算手段と、 前記既設ブランチセルと同一基地局内ダイバーシティブ
    ランチを構成することになるセルからの信号の、最大比
    合成による受信特性の改善効果値を考慮した受信レベル
    のリストと、前記既設ブランチセルと基地局間ダイバー
    シティブランチを構成することになるセルからの信号
    の、選択合成による受信特性の改善効果値を考慮した受
    信レベルのリストとを比較し、受信レベルの最も大きな
    セルを選択する比較選択手段と、 を有することを特徴とする無線回線制御装置。
  2. 【請求項2】 移動体端末から報告された周辺セルから
    のパイロット信号の受信レベルを、既設ブランチセルと
    同一基地局内ダイバーシティブランチを構成することに
    なるセルからのものと、前記既設ブランチセルと基地局
    間ダイバーシティブランチを構成することになるセルか
    らのものとに分類する分類手段と、 前記既設ブランチセルからのパイロット信号の受信レベ
    ルをパラメータとして、既設ブランチセルとの最大比合
    成により得られる受信特性の改善効果値から前記既設ブ
    ランチセルとの選択合成により得られる受信特性の改善
    効果値を減算した値を記憶した記憶手段と、 前記分類手段により分類された、前記既設ブランチセル
    と同一基地局間ブランチを構成することになるセルから
    の受信レベルに、前記記憶手段に記憶した受信特性の改
    善効果値を加算する加算手段と、 前記加算手段により受信特性の改善効果値を加算された
    前記既設ブランチセルと同一基地局ブランチセルを構成
    することになるセルからの受信レベルのリストと、前記
    分類手段により分類された前記既設ブランチセルと基地
    局間ダイバーシティブランチを構成することになるセル
    からの受信レベルのリストとを比較し、受信レベルの最
    も大きな値を示すセルを選択する比較選択手段と、 を有することを特徴とする無線回線制御装置。
  3. 【請求項3】 移動体端末から報告された周辺セルから
    のパイロット信号の受信レベルを、既設ブランチセルと
    同一基地局内ダイバーシティブランチを構成することに
    なるセルからのものと、前記既設ブランチセルと基地局
    間ダイバーシティブランチを構成することになるセルか
    らのものとに分類する分類工程と、 前記既設ブランチセルと同一基地局内ダイバーシティブ
    ランチを構成することになるセルからの受信レベルに、
    前記既設ブランチセルとの最大比合成による受信特性の
    改善値を加算する第1の加算工程と、 前記既設ブランチセルと基地局間ダイバーシティブラン
    チを構成することになるセルからの受信レベルに、前記
    既設ブランチセルとの選択合成による受信特性の改善値
    を加算する第2の加算工程と、 前記既設ブランチセルと同一基地局内ダイバーシティブ
    ランチを構成することになるセルからの信号の、最大比
    合成による受信特性の改善効果値を考慮した受信レベル
    のリストと、前記既設ブランチセルと基地局間ダイバー
    シティブランチを構成することになるセルからの信号
    の、選択合成による受信特性の改善効果値を考慮した受
    信レベルのリストとを比較し、受信レベルの最も大きな
    セルを選択する比較選択工程と、 を有することを特徴とする無線回線制御装置における受
    信特性改善方法。
  4. 【請求項4】 移動体端末から報告された周辺セルから
    のパイロット信号の受信レベルを、既設ブランチセルと
    同一基地局内ダイバーシティブランチを構成することに
    なるセルからのものと、前記既設ブランチセルと基地局
    間ダイバーシティブランチを構成することになるセルか
    らのものとに分類する分類工程と、 前記分類工程により分類された、前記既設ブランチセル
    と同一基地局間ブランチを構成することになるセルから
    の受信レベルに、前記既設ブランチセルとの最大比合成
    により得られる受信特性の改善値から前記既設ブランチ
    セルとの選択合成により得られる受信特性の改善値を減
    算した値を加算する加算工程と、 前記加算工程により受信特性の改善効果値を加算された
    前記既設ブランチセルと同一基地局ブランチセルを構成
    することになるセルからの受信レベルのリストと、前記
    分類工程により分類された前記既設ブランチセルと基地
    局間ダイバーシティブランチを構成することになるセル
    からの受信レベルのリストとを比較し、受信レベルの最
    も大きな値を示すセルを選択する比較選択工程と、 を有することを特徴とする無線回線制御装置における受
    信特性改善方法。
  5. 【請求項5】 移動体端末から報告された周辺セルから
    のパイロット信号の受信レベルを、既設ブランチセルと
    同一基地局内ダイバーシティブランチを構成することに
    なるセルからのものと、前記既設ブランチセルと基地局
    間ダイバーシティブランチを構成することになるセルか
    らのものとに分類する分類処理と、 前記既設ブランチセルと同一基地局内ダイバーシティブ
    ランチを構成することになるセルからの受信レベルに、
    前記既設ブランチセルとの最大比合成による受信特性の
    改善値を加算する第1の加算処理と、 前記既設ブランチセルと基地局間ダイバーシティブラン
    チを構成することになるセルからの受信レベルに、前記
    既設ブランチセルとの選択合成による受信特性の改善値
    を加算する第2の加算処理と、 前記既設ブランチセルと同一基地局内ダイバーシティブ
    ランチを構成することになるセルからの信号の、最大比
    合成による受信特性の改善効果値を考慮した受信レベル
    のリストと、前記既設ブランチセルと基地局間ダイバー
    シティブランチを構成することになるセルからの信号
    の、選択合成による受信特性の改善効果値を考慮した受
    信レベルのリストとを比較し、受信レベルの最も大きな
    セルを選択する比較選択処理と、 を実行するためのプログラムを記録したことを特徴とす
    る無線回線制御装置における受信特性改善プログラムを
    記録した記録媒体。
  6. 【請求項6】 移動体端末から報告された周辺セルから
    のパイロット信号の受信レベルを、既設ブランチセルと
    同一基地局内ダイバーシティブランチを構成することに
    なるセルからのものと、前記既設ブランチセルと基地局
    間ダイバーシティブランチを構成することになるセルか
    らのものとに分類する分類処理と、 前記分類処理により分類された、前記既設ブランチセル
    と同一基地局間ブランチを構成することになるセルから
    の受信レベルに、前記既設ブランチセルとの最大比合成
    により得られる受信特性の改善値から前記既設ブランチ
    セルとの選択合成により得られる受信特性の改善値を減
    算した値を加算する加算処理と、 前記加算処理により受信特性の改善効果値を加算された
    前記既設ブランチセルと同一基地局ブランチセルを構成
    することになるセルからの受信レベルのリストと、前記
    分類処理により分類された前記既設ブランチセルと基地
    局間ダイバーシティブランチを構成することになるセル
    からの受信レベルのリストとを比較し、受信レベルの最
    も大きな値を示すセルを選択する比較選択処理と、 を実行するためのプログラムを記録したことを特徴とす
    る無線回線制御装置における受信特性改善プログラムを
    記録した記録媒体。
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